JPH0432472B2 - - Google Patents

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JPH0432472B2
JPH0432472B2 JP1070841A JP7084189A JPH0432472B2 JP H0432472 B2 JPH0432472 B2 JP H0432472B2 JP 1070841 A JP1070841 A JP 1070841A JP 7084189 A JP7084189 A JP 7084189A JP H0432472 B2 JPH0432472 B2 JP H0432472B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光源より発生した光ビームを記録担
体上に収束して照射し、所望するトラツクを検索
して記録担体上に記録されている信号を再生する
情報トラツクの検索装置に関するものである。
従来の技術 従来の光学式記録再生装置について第4図及び
第5図を参照して説明する。
第4図は光学式記録再生装置のブロツク図であ
る。図中半導体レーザ等の光源1より発生した光
ビーム2はカツプリングレンズ3、ビームスプリ
ツター4を通過し、反射鏡5により反射され、収
束レンズ6により円盤状の記録担体7上に収束さ
れている。記録担体7はモータ8の回転軸に取り
付けられて所定の回転数で回転している。記録担
体7は基材上に同心円状あるいはスパイラル状の
凹凸の溝(以下トラツクと呼ぶ。)を有し、その
上に設けられた記録材料層及び保護層より構成さ
れており、各トラツクには内周から外周に向つて
順次番地信号が設けてある。記録担体7上より反
射された光ビーム2の反射光は、再び収束レンズ
6を通過し、反射鏡5及びビームスプリツター4
により反射され、2分割構造の光検出器9上に照
射されている。収束レンズ6はトラツキング素子
10に取り付けられており、トラツキング素子1
0は、収束レンズ6を記録担体7の半径方向すな
わち記録担体7上のトラツクの方向と略々垂直な
方向に移動出来るように構成されている。光源
1、カツプリングレンズ3、ビームスプリツター
4、反射鏡5、光検出器9、トラツキング素子1
0及び速度検出器11の移動部は移送台12に取
り付けられており、リニアモータ13によつて記
録担体7の半径方向に一体となつて移動するよう
に構成されている。速度検出器11は棒状の移動
台12に固定されたマグネツトから成る移動部
と、コイルから成る固定部より構成されており、
移送台12の移動速度に応じた信号を出力する。
記録担体7上に収束された光ビーム2がトラツ
ク上に常に位置するように制御するトラツキング
制御について説明する。光検出器9のそれぞれの
信号は差動増幅器14に入力されており、差動増
幅器14は光検出器9のそれぞれの信号の差信号
を出力する。光検出器9の分割線の方向は光検出
器9上の反射光に含まれるトラツクパターンのト
ラツク方向であり、差動増幅器14の信号が記録
担体7上の光ビーム2とトラツクの位置関係を表
わす信号、すなわちトラツキング制御信号となる
ことは既知であり詳述するのを避ける。差動増幅
器14の信号はスイツチ15、トラツキング制御
系の位相を補償する為の位相補償回路16及びト
ラツキング素子10を駆動する為の駆動回路17
を介してトラツキング素子10に伝達されてい
る。従つてトラツキング素子10は差動増幅器1
4の信号に応じて収束レンズ6を移動させ、記録
担体7上の光ビーム2がトラツク上に位置するよ
うに制御される。
トラツキング素子10の移動出来る範囲は
500μm程度であり、移送台12が大きく移動す
るとトラツキング制御がはずれる。これを防止す
る為にトラツキング素子10が自然の状態を中心
に移動するように、すなわち駆動回路17の信号
が平均的に零レベルになるようにリニアモータ1
3を駆動し、移送台12の移動を制御している。
この移送制御について説明すると、差動増幅器1
4の信号はスイツチ15、移送制御系の位相を補
償する為の位相補償回路18、リニアモータ13
を駆動し制御する為の駆動制御回路19を介して
リニアモータ13に伝達されており、リニアモー
タ13はトラツキング素子10が自然の状態を中
心に移動するように移送台12を移動させる。ス
イツチ15はトラツキング制御及び移送制御を不
動作にさせる為のものである。
速度検出器11の信号は駆動制御回路19に入
力されており、速度信号をフイードバツクするこ
とによつてリニアモータの駆動制御をより安定に
させている。
信号の記録再生について説明する。記録担体7
上のトラツク上に信号を記録する場合、トラツキ
ング制御及び移送制御を動作させた状態で光源1
から発生する光ビーム2を記録する信号に応じて
強弱に変調する。強い光ビーム2が照射された所
の記録材料が状態変化あるいは形状変化し、記録
担体7上のトラツク上に信号がが記録される。記
録担体7上のトラツク上に記録されている信号を
再生する場合、トラツキング制御及び移送制御を
動作させた状態で、光源1から発生する光ビーム
2を弱い一定の光量にし、トラツク上からの反射
光を光検出器9で受光し、光検出器9のそれぞれ
の信号の合成信号を得て行なつている。
なお、光学式記録再生装置においては、記録担
体7上に照射されている光ビーム2のビーム径が
常に一定になるようにフオーカシング制御されて
いるが、本発明と直接関係しないので、詳述する
のを避ける。
以上光学式記録再生装置の基本構成について説
明したが、この装置は所望するトラツクを高速か
つ安定に検索することが1つの重要な機能となつ
ており、以下この検索について説明する。
検索のシステムはマイクロコンピユータを含ん
だ情報処理制御装置20で構成されている。番地
入力装置21に所望するトラツクの番地A0が入
力されると、情報処理制御装置20は現在光ビー
ム2が位置しているトラツクの番地A1を読み取
り、(A1−A0)を計算する。|A1−A0|≧N(|
A1−A0|は(A1−A0)の絶対値を表わし、また
Nは正の整数である。)ならば情報処理制御装置
20は|A1−A0|の値及び方向信号を駆動制御
回路19に送り駆動制御回路19に含まれている
計数回路に|A1−A0|の値をプリセツトし、同
時にスイツチ15を開放にさせ、トラツキング制
御及び移送制御を不動作にさせる。駆動制御回路
19はリニアモータ13を駆動し、移送台12を
所望するトラツクが存在する方向に移動させる。
差動増幅器14の信号はトラツク横切り検出回路
22に入力されており、トラツク横切り検出回路
22の信号は駆動制御回路19に入力されてい
る。移送台12が記録担体7の半径方向に移動す
ると、差動増幅器14の出力には記録担体7上の
光ビーム2がトラツクを横切つた信号が出力さ
れ、トラツク横切り検出回路22は差動増幅器1
4の信号を波形整形し、この信号を駆動制御回路
19に伝達する。駆動制御回路19に含まれる計
数回路はトラツク横切り検出回路22の信号を計
数し、記録担体7上の光ビーム2が|A1−A0
本目のトラツク上に来たことを検出し、駆動制御
回路19は情報処理制御装置20に一致信号を送
る。情報処理制御装置20はリニアモータ13を
停止させる為の信号を駆動制御回路19に伝達す
ると共にスイツチ15を短絡させてトラツキング
制御及び移動制御を動作させ、記録担体7上の光
ビーム2が位置しているトラツクの番地A2を読
み取る。(以下この検索を粗検索と呼ぶ。)A0
A2であれば検索は終了するが|A2−A0|≧Nで
あれば再度上述した粗検索を行なわせる。また|
A2−A0|<Nであれば、情報処理制御装置20
はスイツチ15を開放にすると共に駆動回路17
に信号を送りトラツキング素子10を駆動し再び
スイツチ15を短絡させることによつて1本のト
ラツク飛び越し走査(以下この走査をジヤンピン
グと呼ぶ。)を行なわせ、このジヤンピングを|
A2−A0|回繰り返した後に光ビーム2が位置し
ているトラツクの番地A3を読み取る(以下この
検索を密検索と呼ぶ。)。A0=A3であれば検索は
終了であるが、A0≠A3(A0≠A3はA0とA3が等し
くないことを表わす。)であれば上述した粗検索
と密検索を繰り返し所望するトラツクを検索す
る。
トラツキング素子10の簡単な構造を第5図と
共に説明する。尚、第4図と同じものについて
は、同一番号を用いる。円筒31の先端には収束
レンズ6が取り付けてあり、さらに同筒31には
コイル32及び33が取り付けてある。シヤーシ
ー34と円筒31はゴム35及び36で連結され
ている。シヤーシ34には、磁気回路を構成する
ヨーク37,42が取り付けられている。ヨーク
37とヨーク38の間にはマグネツト40が、ヨ
ーク38とヨーク39の間にはマグネツト41
が、ヨーク42とヨーク43の間にはマグネツト
45が、ヨーク43とヨーク44の間にはマグネ
ツト46がそれぞれ挿入されており、磁気回路を
構成している。コイル32及び33に電流が流れ
ると、円筒31はコイル32及び33が受ける電
磁力により移動するように構成されている。円筒
31の中を光ビーム2が通過するように構成され
ており、円筒31が移動すると収束レンズ6が移
動し、記録担体7上に収束されている光ビーム2
がトラツク方向と略々垂直な方向に移動する。
発明が解決しようとする課題 上述したように、従来の装置は移送台12の移
動速度を速度検出器11で検出して検索を行つて
いた。従つて、速度検出器11の棒状のマグネツ
トが移送台12に取り付けられているために移送
台12の質量が大きく、高速な検索ができなかつ
た。
本発明の目的は、上記従来の欠点を除去し、移
送台の小型軽量化が容易にでき、高速な検索を行
うことのできる装置を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、記録担体上に収束して照射されてい
る光ビームがトラツクを横切るように移動する第
1の移動手段と、記録担体上の光ビームがトラツ
クを横切るように第1の移動手段を移動する第2
の移動手段と、記録担体上の光ビームとトラツク
の位置ずれを検出するトラツクずれ検出手段と、
記録担体上の光ビームがトラツク上に位置するよ
うに第1及び第2の移動手段を駆動して制御する
第1の制御手段と、トラツクずれ検出手段の信号
より記録担体上の光ビームがトラツクを横切る速
度を検出する速度検出手段と、第1の制御手段を
不動作にして所望するトラツクを検索する際に速
度検出手段の信号を第2の移動手段にフイードバ
ツクして第1の移動手段の移動速度を制御する第
2の制御手段と、所望するトラツクを検索する際
に移動によつて生じる第1の移動手段の可動部の
変動を低減するように第1の移動手段を駆動して
制御する第3の制御手段とで構成したものであ
る。
作 用 本発明は上記構成により、所望するトラツクを
検索する際に、移動によつて生じる第1の移動手
段の可動部の変動が低減するように第1の移動手
段を駆動しているので、トラツクずれ検出手段の
信号より記録担体上の光ビームがトラツクを横切
る速度を高精度かつ信頼性良く検出でき、速度セ
ンサー等を除去できるので第2の移動手段による
移動部を小型かつ軽量にすることができ、高速か
つ安定な検索を行うことができる。
実施例 以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例を説明するための
情報トラツクの検索装置のブロツク図である。第
1図を説明するにあたつて、第4図と同じものに
ついては同一番号を用い、その説明を省略する。
差動増幅器14の信号、すなわちトラツクずれ
信号は、スイツチ15、位相補償回路16、合成
回路51、駆動回路17を介してトラツキング素
子10に加えられている。また、差動増幅器14
の信号は、スイツチ15、位相補償回路18、合
成回路52、電力増幅するための駆動回路53を
介してリニアモータ13に加えられている。従つ
て、情報処理制御装置20によりスイツチ15が
短絡されると、記録担体7上の光ビーム2はトラ
ツク上に位置するようにトラツキング制御され
る。
以下、所望するトラツクの検索について説明す
る。
光検出器9の2つの信号は、合成回路54に入
力されている。合成回路54は、光検出器9のそ
れぞれの信号を合成し、この合成信号を情報処理
制御装置20に送る。番地入力装置21に所望す
るトラツクの番地A0が入力されると、情報処理
制御装置20は合成回路54の信号より記録担体
7上の光ビーム2が位置しているトラツクの番地
A1を読み取り、(A1−A0)を算出する。
|A1−A0|≧Nであれば、情報処理制御装置
20は計数回路55に|A1−A0|の値をプリセ
ツトし、信号発生回路56及び速度検出回路57
に方向信号を送る。方向信号とは、移送台12を
記録担体7の外周から内周方向に移動させるの
か、あるいは内周から外周方向に移動させるのか
を指令する信号である。信号発生回路56は、情
報処理制御装置20の方向信号に応じた極性をも
ち、かつ計数回路55の計数出力に対応した信号
を出力する。
その後に、情報処理制御装置20はスイツチ1
5を開放にさせ、トラツキング制御及び移送制御
を不動作にさせると共に、スイツチ58、速度検
出回路57及び速度変化検出回路59に信号を送
り、スイツチ58を短絡させ、速度検出回路57
及び速度変化検出回路59を動作させる。従つ
て、信号発生回路56の信号が、スイツチ58、
合成回路52及び駆動回路53を介してリニアモ
ータ13に加えられるので、移送台12に所望す
るトラツクに向けて移動する。移送台12が所望
するトラツクに向けて移動すると、トラツク横切
り検出回路22には記録担体7上の光ビーム2が
トラツクを横断した信号が出力される。計数回路
55にはトラツク横切り検出回路22の信号が入
力されており、計数回路55はトラツク横切り検
出回路22の信号を計数し、信号発生回路56は
計数回路55の計数値に応じた信号を出力する。
速度検出回路57にもトラツク横切り検出回路
22の信号が入力されている。速度検出回路57
は、トラツク横切り検出回路22より送られてく
るトラツク横断信号より記録担体7上の光ビーム
2の移動速度を検出し、後に詳述するが、情報処
理制御装置20の方向信号に応じた極性の速度信
号を合成回路52に送る。
合成回路52は、位相補償回路18、速度検出
回路57及びスイツチ58のそれぞれの信号を含
成するものである。従つて検索時において、移送
台12は信号発生回路56の信号に従つて記録担
体7上の光ビーム2が移動するように速度制御さ
れる。
速度検出回路57の信号は速度変化検出回路5
9にも入力されている。速度変化検出回路59
は、速度検出回路57の信号より記録担体1上の
光ビーム2の移動速度の時間に対する変化を検出
し、この検出した信号を合成回路51に送る。従
つて速度変化検出回路59の信号は、合成回路5
1及び駆動回路17を介してトラツキング素子1
0に伝達され、トラツキング素子10は振動しな
いように駆動される。
計数回路55は、トラツク横断信号を計数する
ことによつて|A1−A0|本目のトラツク上に光
ビームが来たことを検出し、一致信号を情報処理
制御装置20に送る。情報処理制御装置20は、
スイツチ58を開放してリニアモータ13の駆動
を停止すると共に、速度検出回路57及び速度変
化検出回路59を不動作にする。また、情報処理
制御装置20はスイツチ15を短絡させ、トラツ
キング制御及び移送制御を動作させる。その後情
報処理制御装置20は、記録担体7上の光ビーム
2が位置しているトラツクの番地A2を読み取り、
A2=A0であれば検索を終了する。情報処理制御
装置20は、|A1−A0|≧Nであれば上述した粗
検索を行なわせ、|A1−A0|<Nであれば前述し
た密検索を行わせ、所望するトラツクを検索す
る。
速度検出回路57の構成について第2図と共に
説明する。第2図と第1図の関係を説明すると、
情報処理制御装置20より出力される検索の方向
信号は入力端子aに、速度検出回路57を動作さ
せる指令信号は入力端子bにそれぞれ入力され
る。
トラツク横切り検出回路22の信号は周波数を
電圧に変換するF−V変換器61に、F−V変換
器61の信号は入力信号の極性を反転する為の反
転回路62及びスイツチ63に、反転回路62の
信号はスイツチ64に、スイツチ63及び64の
出力信号は合成回路65に、合成回路65の信号
は合成回路52及び速度変化検出回路59にそれ
ぞれ入力されている。入力端bの信号はAND回
路66及び67に、入力端子aの信号は入力信号
を反転させる反転回路68及びAND回路67に、
反転回路68の信号はAND回路66に、AND回
路66の信号はスイツチ63の開閉を動作させる
為の入力端子に、AND回路67の信号はスイツ
チ64の開閉を動作させる為の入力端子にそれぞ
れ入力されている。
粗検索時リニアモータ13が駆動されると、ト
ラツク横切り検出回路22に記録担体7上の光ビ
ーム2がトラツクを横切つた信号が出力され、F
−V変換器61はトラツク横切り検出回路22の
信号の周波数に応じた電圧を出力する。すなわち
F−V変換器61は記録担体57上の光ビームが
トラツクを横切る速度に対応した信号を出力す
る。しかし、移送台12の移動速度信号は移送台
12が記録担体7の内周から外周に向つて移動し
ている場合と、外周から内周に向つて移動してい
る場合とで極性が反対である必要がある。この為
に反転回路62、スイツチ63,64及び合成回
路65が設けられている。入力端a及びbが
HIGH状態の場合には、AND回路67がHIGH
状態、AND回路66がLOW状態となり、スイツ
チ64が短絡、スイツチ63が開放状態となる。
従つてF−V変換器61の信号は反転回路62で
反転され、スイツチ64を介して合成回路65に
伝達される。また入力端bがHIGH状態、入力端
aがLOW状態の場合には、スイツチ63が短絡、
スイツチ64が開放状態となり、F−V変換器6
1の信号はスイツチ63を介して合成回路65に
伝達される。合成回路65はスイツチ63及び6
4の信号を合成した信号を出力するが、スイツチ
63及び64が同時に短絡状態となることはない
ので、入力端bの信号がHIGH状態の時、入力端
aの信号に応じて、F−V変換器61の信号ある
いはF−V変換器61の信号と反対の極性の信号
のどちらかを出力する。
F−V変換器61の信号はトラツキング制御及
び移送制御が動作している状態においては何ら信
号が出力されていないはずであるが、ノイズ等に
より動作し、信号が出力されることがあるので、
粗検索時リニアモータ13が駆動されている期間
のみ合成回路65に伝達されるように構成してい
る。
速度変化検出手段59について第3図と共に説
明する。速度変化検出手段59は、第3図に示す
ようにコンデンサーC1と抵抗R1で構成し、近似
的に速度の時間に対する変化を検出するようにし
ている。
第3図と第1図の関係を説明すると、入力端子
CすなわちコンデンサーC1の一端には速度検出
回路57の信号が入力され、入力端dすなわちス
イツチ71の開閉を動作させる入力端には、情報
処理制御装置20の信号が入力され、出力端eす
なわちスイツチ71の出力の信号は合成回路51
に入力されている。コンデンサーC1の他の一端、
抵抗器R1の一端及びスイツチ71の入力端は共
に接続されており、抵抗器R1の他の一端は零レ
ベルにされている。
検索時に生じるトラツキング素子10の振動
は、移送台12の速度の時間に対する変化が生じ
た場合に慣性によつて生じるものであり、従つて
移送台12の速度の時間に対する変化を速度変化
検出回路59で検出し、この信号を合成回路5
1、駆動回路17を介してトラツキング素子10
に加え、トラツキング素子10に加わる力を打ち
消すようにすれば、トラツキング素子10の振動
を減少させることが出来る。
スイツチ71は粗検索時におけるリニアモータ
13の駆動期間のみ、速度の時間に対する変化信
号を合成回路51に伝達する為に設けたものであ
り、トラツキング制御及び移送制御が動作してい
る場合にはスイツチ71は開放状態となり、両制
御に何ら悪い影響を与えないようにしている。
以上本発明を詳細に説明したが、本発明は何ら
実施例に限定されることはなく、磁気式記録再生
装置、容量式再生装置、光磁気式記録再生装置等
にも適応することが出来る。
発明の効果 以上のように本発明によれば、従来必要とした
速度検出器が不要となり、機構を簡単にすること
ができると共に、移送台を小型かつ軽量化するこ
とができ、装置を安価にすることができる。
また、移送台が小型かつ軽量となれば、リニア
モータによる移動加速度が大きくなり、高速な検
索を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の情報トラツクの検索装置の一
実施例を示すブロツク図、第2図は速度検出回路
57の構成を示すブロツク図、第3図は速度変化
検出回路59の構成を示すブロツク図、第4図は
従来の光学式記録再生装置の一例を示すブロツク
図、第5図はトラツキング素子10の断面図であ
る。 1……光源、6……収速レンズ、7……記録担
体、9……光検出器、10……トラツキング素
子、12……移送台、13……リニアモータ、1
4……差動増幅器、20……情報処理制御装置、
22……トラツク横断検出回路、55……計数回
路、56……信号発生回路、57……速度検出回
路、59……速度変化検出回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 記録担体上に収束して照射されている光ビー
    ムがトラツクを横切るように移動する第1の移動
    手段と、記録担体上の光ビームがトラツクを横切
    るように前記第1の移動手段を移動する第2の移
    動手段と、記録担体上の光ビームとトラツクの位
    置ずれを検出するトラツクずれ検出手段と、記録
    担体上の光ビームがトラツク上に位置するように
    前記第1及び第2の移動手段を駆動して制御する
    第1の制御手段と、前記トラツクずれ検出手段の
    信号より記録担体上の光ビームがトラツクを横切
    る速度を検出する速度検出手段と、前記第1の制
    御手段を不動作にして所望するトラツクを検索す
    る際に前記速度検出手段の信号を前記第2の移動
    手段にフイードバツクして前記第1の移動手段の
    移動速度を制御する第2の制御手段と、所望する
    トラツクを検索する際に移動によつて生じる前記
    第1の移動手段の可動部の変動を低減するように
    前記第1の移動手段を駆動して制御する第3の制
    御手段とを備えたことを特徴とする情報トラツク
    の検索装置。 2 光ビームを記録担体上に収束するための収束
    レンズを移動するように第1の移動手段を構成し
    たことを特徴とする請求項1に記載の情報トラツ
    クの検索装置。 3 第1の移動手段の移動加速度に対応した信号
    を検出し、この信号を前記第1の移動手段に加え
    て収束手段の変動を停止するように第3の制御手
    段を構成したことを特徴とする請求項2に記載の
    情報トラツクの検索装置。 4 速度検出手段の信号より第1の移動手段の移
    動加速度に対応した信号を検出し、この信号を前
    記第1の移動手段に加えて収束手段の変動を停止
    するように第3の制御手段を構成したことを特徴
    とする請求項3に記載の情報トラツクの検索装
    置。 5 トラツクずれ信号より記録担体上の光ビーム
    がトラツクを横切つたことを検出し、この信号の
    周波数をF−V変換器で電圧に変換することによ
    つて記録担体上の光ビームがトラツクを横切る速
    度を検出するように速度検出手段を構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の情報トラツクの検索
    装置。 6 速度検出手段の信号を微分することによつて
    第1の移動手段の移動加速度を検出し、この信号
    を前記第1の移動手段に加えて収束手段の変動を
    低減するように第3の制御手段を構成したことを
    特徴とする請求項5に記載の情報トラツクの検索
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58137168A (ja) * 1982-02-10 1983-08-15 Hitachi Ltd ディスク装置

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