JPS6122479A - デイスク状記録担体のトラツクアクセス装置 - Google Patents

デイスク状記録担体のトラツクアクセス装置

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JPS6122479A
JPS6122479A JP14182384A JP14182384A JPS6122479A JP S6122479 A JPS6122479 A JP S6122479A JP 14182384 A JP14182384 A JP 14182384A JP 14182384 A JP14182384 A JP 14182384A JP S6122479 A JPS6122479 A JP S6122479A
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JP14182384A
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Shigeru Shimoo
茂 下生
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NEC Corp
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NEC Corp
Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はディスク状記録担体のトラックアクセス装置に
関し、特に光デイスク装置の如く、記録担体上に形成さ
れた多数の概略同心円状の情報トラックに対し、光ヘッ
ド(正確には光スポット)等のトランスデユーサを移動
位置決めさせるディスク状記録担体のトラックアクセス
装置に関する。
〔従来技術〕
一般に光デイスク装置においては、ディスク状の記録担
体上に、概略同心円となる多数の情報トラックが形成さ
れ、情報トランスデユーサ(光スポット)が、このトラ
ックをなぞることによって、情報の記録、読み取りが行
なわれている。このような装置においては、情報を所望
のトラックに記録しあるいは所望のトラックから読み出
すために、情報トランスデューサを目標とするトラック
に移動させることが要求されている。このトラック間の
移動を正確に行うには、トラックに対する情報トランス
デューサの位置、および相対速度を検出し、これをフィ
ードバックして移動の制御を行うことが好lしく、例え
ば磁気ディスク装置においては、多数のトラック間をヘ
ッドが移動する際には、トラック位置情報が記録された
サーボ面から得られるトラック位置誤差信号をもとに、
移動速度及び移動距離を検出して、速度制御あるいは位
置制御を行って、ヘッドを正確に目標トラックに到達さ
せている。しかし、光デイスク装置においては情報トラ
ックの@(あるいはト2ツiピッチ)に比して、ディス
クの偏心等に起因するトラック位置変動量が大きく、情
報トランスデユーサ(光スポット)の実際の移動とは無
関係にトラック位置誤差信号が変動するため、光スポツ
ト移動中の移動速度、および移動距離を正確に検出する
ことが困難であった。
このため多数のトラックにわたる光スポットの移動の際
には光へッ1゛フレームの外に付けられた位置トランス
テー−サによる粗い位置情報をもとに、光ヘツドフレー
ム全体を移動させる粗い位置位置決め動作を行う必要が
あった。この精密位置決め動作は、例えば特公昭57−
1051号公報「ディスク状記録担体の読取装置」に示
されるような、トラックジャンプと呼ばれる、1トラッ
ク間の移動(ジャンプ)動作をくシ返し行うものであっ
た。このような方式では、粗な位置決めと精密な位置決
めを別個の構成の制御係を切りかえて行うため、構成及
び動作が複雑になる上に、精密位置決めのためにトラッ
クジャンプで移動する距離が比較的長くなり、目標到達
まで時間がかがるという欠点があった。一方、トラック
と光スポットの位置ずれを示すトラック位置誤差信号を
もとにした、トラック間移動の制御を行えば、−回の移
動動作で目標トラックあるいは、その極めて近傍に到達
することが可能であシ、制御系の構成が簡単になるばか
りでなくトラック間の移動時間も大幅に短縮することが
可能となる。
前記のように、トラック位置誤差信号をもとにしたトラ
ック間移動の制御手法は、構成の簡単化アクセス時間の
短縮の可能性を有しているが、光デイスク装置において
はトラック位置の変動量がトラック幅に比して大きいた
め、磁気ディスク装置のように単にトラック位置誤差信
号を取出すだけではヘッドの移動速度および移動距離を
正確にとらえることは出来ず、従って移動の制御が不正
確不安定なものとなるため、装置に実際に使用すること
は困難であった。
このような難点を解決するための手法としては、例えば
昭和57年度電子通信学会全国大会予稿集169番「光
ディスクのビーム制御方式の設計」に示されている方法
がある。これは、ディ221回転分のトラック位置の変
動情報をメモリに蓄えておき、トラック追従動作および
トラックアクセス(トラック間移動)動作の際に、光ヘ
ッド(光スポット)移動のための補正信号として、メモ
リの出力である変動情報を光ヘツド駆動信号に加えると
いうものである。
このような方法によれば、メモリからの出力であるトラ
ック位置変動情報によシ、光ヘッド(光スポット)は、
ある程度トラック位置変動に追従して動くから、相対的
に光スポットに対するトラツク位置変動は小さくなるか
ら、トラック位置変動によるトラック位置誤差信号のず
れを少くすることができる。しかし、トラック位置変動
情報を、光ヘツド駆動信号に加えるのみでは、光スポッ
トは完全にはトラック位置変動には追従せず、従ってト
ラック位置誤差信号の変動はメモリを使わない場合に比
べれば少さくなるものの、まだかなりの誤差が残り、ト
ラックアクセスはメモリを使わない場合よりやや安定に
なるが、十分正確なアクセスは実現できなかった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は従来のディスク状記録担体のトラックア
クセス装置におけるかかる問題点を除去しトラック位置
変動がトラック幅に比して大きな光デイスク装置等のト
ラックアクセス動作を安定かつ正確、高速に行うことが
可能なディスク状記録担体のトラックアクセス装置を提
供することにある。
〔発明の構成〕
本発明によれば、中心軸のまわりに回転するディスク状
記録担体上に、概略同心円状に形成された情報トラック
に対し、情報の記録および読み取りを行う情報トランス
デューサを位置決めし、かつトラック間の移動を行なわ
せるトラックアクセス装置において、前記情報トランス
デューサが目標トラックに到達するために横断すべきト
ラック数を示す移動ストローク信号を発生する手段と、
情報トランスデューサの移動の際に、前記移動ストロー
ク信号を初期セットし、情報トランスデユーサがトラ、
りを横断する毎に、前記初期セットされた移動ストロー
ク信号をカウントダウンして移動中の情報トランスデュ
ーサと目標トラックとの間の距離を示す移動誤差信号を
発生する手段と、前記移動誤差信号に応じて、前記情報
トランスデューサの速度を制御する手段と、前記情報ト
ランスデューサのトラック追従動作時におけるトラック
とトランスデューサとの相対位置ずれを示すトラック位
置誤差信号を、ディスクの回転に同期して積算蓄積する
積算メモリ手段とを有し、トラック追従時には前記トラ
ック位置誤差信号に前記積算メモリ手段の出力を加えて
、トラック追従のための情報トランスデユーサドライブ
信号とするとともに、トラック間を情報トランスデュー
サが移動する際には、前記積算メモリ手段のトラック位
置誤差信号の積算動作を停止させるとともに、前記速度
制御手段によるトランスデユーサドライブ信号に、前記
積算メモリの出方を加えて、情報トランスデユーサを動
かすことにょシ、情報トランスデユーサのトラック間の
移動を行なわせるようにした、ディスク状記録担体のト
ラックアクセス装置が得られる。
〔作 用〕
本発明のトラックアクセス装置では、トラック追従動作
時のトラック位置誤差信号をディスクの回転に同期して
積算蓄積する、積算メモリ手段の出力信号をトラック追
従動作時、およびトラック ゛間移動動作時のいずれの
場合にも情報トランスデューサ(光スポット)のドライ
ブ信号に加えることによシ、トラック追従時のトラック
追従誤差を極めて小さくするとともに、トラック間移動
動作時の光スポットに対するトラック位置変動が相対的
に0になるように補正することにより、トラック位置誤
差信号から光スポットのトラックに対する相対的移動速
度、および移動距離が正確に取り出せる。
〔発明の実施例〕
以下に本発明の実施例について、図面を参照して詳しく
説明する。
第1図は本発明のトラックアクセス装置の一実施例を示
すブロック図である。第1図において、本実施例は表面
に、多数の情報トラックが、微小な間隔で同心円状に形
成されたディスク1をスピンドルモータ2によって高速
に回転させ、光ヘツドフレーム3の中に配置された半導
体レーザ1゜によりレーザ光を出射する。この実施例に
おいては半導体レーザ1oの発光するレーザ光の光量を
変化させることにより、情報の記録あるいはディスク1
の表面に記録された情報をディスク1からの反射光量の
変化により読み取シを行う。半導体レーザ10よシ出射
されるレーザ光は、コリメータレンズ11によって平行
光に通され、偏光ビームスプリッタ12 、1/4波長
板13を通って、反射鏡14に入射する。反射鏡14に
よって反射され光路を曲げられたレーザ光は対物レンズ
15によって集束され、ディスクlの表面に微小な光ス
ボ、ト4を形成する。対物レンズ15と反射鏡14は共
通のアーム16に取りつけられ、アクチュエータ17に
よって、−緒に動かされ、光スポット4の位置をディス
ク1の半径方向に移動させる。
実際に情報トラック位置に追従し、あるいはトラック間
の移動を行うのは光スポット4であるが、光スポット4
を動かすためには、対物レンズ15゜または反射鏡14
、あるいはその両者を動かさなくてはならず、アクチー
エータ17によって動かされる。
ディスクlによって反射されたレーザ光は、再び対物レ
ンズ159反射鏡14を通り、1/4波長板13によっ
て偏光角を回転させられ、偏光ビームスプリッタ12に
よって光路が曲けられて、トラック位置誤差光検出器1
8に入射する。光ヘツドフレーム3内にはこの光検出器
18の他に光スポット4の焦点位置ずれを検出するため
の光検出器、反射光の強度変化を検出することによ少記
録された情報を読み出すだめの光検出器等が含まれるが
、第1図ではこれらは省略する。
トラック位置誤差光検出器18は2つあるいはそれ以上
に分割された光検出器より構成され、ディスク1の表面
に形成されたトラック位置情報によって、光強度分布が
変化した反射光ビームの強度分布変化に対応する電流を
出力する。差動増幅器20は、トラック位置誤差光検出
器18の出力電流を受けて、光スポット4の情報トラッ
クに対する位置誤差を示すトラック位置誤差信号101
を出力する。半導体レーザ10からトラック位置誤差光
検出器18までの光学系は1つの光ヘツドフレーム3の
中に組み込まれており、これをまとめて、光ヘッドと呼
ぶ。
この実施例では、光ヘツド全体をディスク1の半径方向
に動かす機構も備えられてお夛、そのような機構によっ
ても光スポット4の位置を動かすことが可能であるが、
簡単のためにアクチュエータ17により光スポット4の
位置を動かす機構を説明するが、光ヘツド全体を動かす
機構については説明を省略する。
位相補償フィルタ21は位置追従サーボループの安定動
作のために、トラック位置誤差信号101の位相補償を
行うもので、通常は位相進み(Lead−Lag)フィ
ルタが使用される。位相補償フィルタ21の出力の位相
補償位置誤差信号102は、スイッチ40及びモードス
イッチ41に入力する。
トラック追従動作時はスイッチ40がオンとなって位相
補償位置誤差信号102が積算メモリ22に入力すると
ともに、モードスイッチ41が上側41aに倒れて、位
相補償位置誤差信号102を選択してパワーアンプ23
に入力させる。パワーアンプ23が、この入力に比例し
た電流をアクチーエータ17に供給することによシ、光
スポット4をオントラック状態に保つための、位置追従
サーボループが構成される。
積算メモリ22は、モータ2に取りつけられた回転パル
ス発生器5よりの回転パルス信号110を受けて、ディ
スク1の回転に同期したタイミングで、位相補償位置誤
差信号102をとり込み、ディスク1の1回転前の時点
でメモリに蓄えられた値と加算して、その値を再びメモ
リに蓄える。
従って、積算メモリ22には、位相補償位相誤差信号1
02のディスク1の1回転にわたる値が1回転ごとに積
算されて蓄えられることになる。
この積算メモリ22の出力のメモリ出力信号103を位
相補償位置誤差信号102に加えてパワーアンプ23に
入力すると、光スポット4を情報トラックに追従させる
ためにアクチュエータ17に供給すべきドライブ電流の
大部分は、メモリ出力信号103によって与えられるよ
うになり、位相補償位置誤差信号102、即ちトラック
位置諸差信号101の値は殆んどOに近くなる。即ち、
積算メモリ22の働きにより、ディスクの回転に同期し
た光スポット4とトラックの間の位置ずれ、位置変動は
極めて小さく抑えられるようになる。
トラック追従動作時に、トラック位置誤差を極めて小さ
く圧縮する。積算メモリ22のこのような働きについて
は、同一出願人による、特願昭52−134494r位
置決め制御装置」に詳しく述べられている。
トラック追従のために、パワーアンプ23に入力する信
号の大部分が積算メモリ22よりのメモリ出力信号10
3によりて与えられるようになり、位相補償位置誤差信
号102の値が極めて小さくなると、積算メモリ22は
位相補償位置誤差信号102をメモリ内に保持した値に
加えなくても、光スポット4をトラックにほぼ正確に追
従させるようなメモリ出力信号103を出力する。光ス
ポット4のトラック間のアクセスが必要になると、トラ
ックアクセス指令装置30は現在光スポットが存在して
いるトラックのアドレスと目標トラックアドレスを比較
し、光スポット4が移動すべき距離を、横断するトラッ
ク数としてトラック数カウンタ31にセットするととも
に、スイッチ40をオフにし、モードスイッチ41を下
側に倒して、アクセスドライブ信号104がパワーアン
プ23に入力するように切り換える。トラック数カウン
タ31はトラック横断検出回路34からのトラック横断
パルス信号105を受けて、光スポット4がトラックを
横切るごとにその初期セットされた値をカウントダウン
して、光スポット4が目標トラックまでどれだけ近づい
たか、即ち目標トラックまでどれだけの距離があるかを
示す移動誤差信号106を出力する。移動誤差信号10
6はたとえばディジタル信号で、複数ビットの信号線に
より速度制御信号発生回路32に伝えられる。トラック
横断検出回路34はトラック位置誤差信号101を受け
て、それが、0レベルをクロスする点、あるいは、一定
の規定レベルを超えた点を検出してトラック横断パルス
信号105を出力するもので、簡単なレベルコンパレー
タにより構成される。
速度制御信号発生回路32は移動誤差信号106に応じ
て、光スポット4がトラック間を移動する速度を規定す
る速度制御信号107を発生するもので、情報トランス
デューサを安定かつ高速に移動させ目標位置に停止させ
るための速度制御信号107を発生させる各種の構成9
手法が即に磁気ディスク装置等に対して使用、提案され
ている。
速度検出回路35はトラック位置誤差信号101を受け
て、光スポット4のトラックに対する相対移動速度を示
す速度フィードバック信号108を発生する。トラック
位置誤差信号101より速度フィードバック信号108
を作シ出す方法は、即に、磁気ディスク装置等において
多くの手法が知られているが、例えばトラック位置誤差
信号101のリニアな領域を微分し、それをサンプルホ
ールドする電子タコメータ方式により速度フィードバッ
ク信号108を作り出すことができる。
差動増幅器33は速度制御信号107と速度フィードバ
ック信号108を比較し、その差に相当するレベルのア
クセスドライブ信号104を出力する。パワーアンプが
このアクセスドライブ信号104に対応した電流をアク
チュエータ17に供給することにより、光スポット4が
速度制御信号107によって指定される相対速度でトラ
ック間を移動するようなトラックアクセス制御ループ(
速度制御ループ)が構成さ・れる。
光スポット4がトラック間を移動する際にはスイッチ4
0がオフとなシ、積算メモリ22には位相補償位置誤差
信号102が入力しなくなるが、前記したように、積算
メモリ22はディスク1′の1回転の時間程度−の間1
位相補償位置誤差信号102が入力しなくとも、光スポ
ット4をトラ。
り位置の変動に追従させるようなメモリ出力信号103
を出力し続ける。このメモリ出力信号103はトラック
アクセス動作を行う間も、パワーアンプ23の入力に加
えられているから、光スポット4はアクセスドライブ信
号104によってトラックとの相対速度が制御されると
ともに、メモリ出力信号103によってトラック位置の
変動に追従するようにドライブされる。即ち、メモリ出
力信号103の働きにより光スポット4はトラック位置
変動に追従するように動き、アクセスドライブ信号10
4が無い状態で、光スポットとトラックとの相対位置変
動あるいは相対速度は殆んどOとなる。
従って、トラックアクセス動作中に現われる、トラ、ツ
ク位置誤差信号101は殆んどすべてが、アクセスドラ
イブ信号によって光スポット4が動いたことに起因する
ものとなり、光スポット4のトラックに対する相対位置
および相対速度は、トラック位置変動が全く無い場合と
同様に検出できることになる。メモリ出力信号103が
パワーアンプ23に加えられない場合はトラック位置変
動によって、光スポット4の動きとは無関係にトラック
位置誤差信号101が変動し、これと光スポット4が動
くことによる位置の変化がトラック位置誤差信号101
に重なるため、トラック位置誤差信号101から光スポ
ットの移動量(距離)あるいは移動速度を正確に求める
ことは極めて困難である。メモリ出力信号103をパワ
ーアンプ23の入力に加えた場合、光スボ、ト4は光ヘ
ツドフレーム3、あるいは光ヘッドが置かれた基板に対
して静止しているわけではないが、ディスク1上のトラ
ックに対しては相対的に停止しているのと同様になり、
アクセスドライブ信号104によって、トラック位置変
動が全く無い場合と同様のトラック間移動動作が実現さ
れることになる。
第2図は第1図の実施例に用いられる積算メモリ22の
詳細を示す。第2図において、積算メモリ22はスイッ
チ40を介して入力する位相補償位置誤差信号102と
メモリ出力信号103とを加算する加算器50と、該加
算器50の出力信号を入力する低域フィルタ51と、低
域フィルタ出力を受け、回転パルス信号110に同期し
て、入力をディジタル信号120に変換するアナログデ
ィジタル変換器52と、回転パルス信号110により、
カウントア□ツブ、又はカウントダウン動作を行い、回
転パルス信号110の1パルス毎に値の変化するメモリ
アドレス信号111を出力し、データを蓄積および読み
出すメモリのアドレスを変化させる。アドレスカウンタ
54と、メモリアドレス信号121により指定された番
地のメモリから、回転パルス信号110に同期して、蓄
えられたデータ読み出し、読いて、当該番地にディジタ
ル信号120を入力するメモリ回路53と、メモリから
の読み出しデータ信号122を回転パルス信号110に
同期してラッチし、回転パルス信号110の1周期分の
間、その値を保持するデータラッチ回路55と、該デー
タラッチ回路55に保持されたディジタルデータ123
をアナログ信号に変換し、メモリ出力信号103として
出力するディジタルアナログ変換器56とを含む。アド
レスカウンタ54はディスク101回転分の回転パルス
信号110を計数すると初期値に変るようになっておシ
、ディスク1の一回転毎にメモリ回路53の同じ番地の
内容が読み出され、かつ、その番地にディジタル信号1
20の入力が行なわれる。
即ち、アナログディジタル変換器52から、ディジタル
アナログ変換器56に到る部分は、入力するアナログ信
号を、ディスク−回転分の時間だけ遅延させる働きをす
る。このような機能は、ディジタルメモリを使用せずに
アナログ遅延素子、例えば電荷結合素子等を使って実現
することも可能であるが、ディジタルメモリを使用する
ことにより、リークあるいはドリフト等のレベル変動の
無い遅延回路が実現できる。
メモリ出力信号103は位相補償位置誤差信号102と
加算されて再びメモリに蓄えられるから、メモリ回路5
3には、位相補償位置誤差信号102が、ディスク−回
転毎に積算されて蓄えられることになる。トラック追従
動作時に積算メモリ22の積算動作をディスク士数回転
分行うと、トラック位置誤差信号101のレベルは殆ん
どOとなシ、それ以後積算動作を続けてもメモリ出力信
号103は殆んど変化しなくなる。この状態でスイッチ
40がオフとなると、メそり出力信号103のみが、再
びメモリ回路53に書き込まれることKなり。
メモリ出力信号103としては、ディスク1の回転に同
期した同じ波形がくシ返し現われる。このメモリ出力信
号103をパワーアンプ23の入力に加えることにより
光スポット4はトラック位置の変動に追従して動き、光
スポット4とトラックの相対位置誤差、あるいは相対速
度は殆んど0に保たれる。
第3図は本発明の一実施例に使用される速度制御信号発
生回路32を示す。第3図において、速度制御信号発生
回路32は入力する移動誤差信号106に応じて、光ス
ポット4がトラック間を移動する速度を規定する値をデ
ィジタル値で出力する17−ドオンリメモリー60と、
該リードオンリメモリー60の出力をアナログ信号に変
更するディジタルアナログ変換器61とを含む。リード
オンリーメモリ60の中には、移動誤差信号106に対
応した速度規定値がテーブルとして蓄えられている。移
動誤差信号106に対する速度規定値は任意に設定でき
るが、例えば速度規定値を移動誤差信号106の値の平
方根に比例するように設定すると光スポット4は一定の
減速度で減速され目標位置で停止するように制御される
。リードオンリーメモリ60の出力はディジタル信号で
あるのでこれをディジタルアナログ変換器61によりア
ナログ信号に変換し、速度制御信号107として出力す
る。
第4図は本実施例に使用されるトラック横断検出回路3
4を示す。第4図において、トラック横断検出回路34
はトラック位置誤差信号101の0クロス点を検出する
ためトラック位置誤差信号101を基準値Ovと比較し
て、位置誤差信号101のレベルが0より大きくなった
ところで高レベルとなる信号を出力するコンパレータ7
0と、該コンパレータ70の出力により作動し、一定時
間幅のパルスを発生する単安定マルチバイブレータ71
とを含む。トラック位置誤差信号101がOv付近で変
動しやすい場合には、誤ったトラック横断パルス信号1
05が出力されることを防ぐため、基準値10vより高
い値に譚定しても良い。
単安定マルチバイブレータ71はコンパレータ70の出
力が高レベルになった瞬間をとらえて、一定時間幅のト
ラック横断パルス信号105を出する。
第5図は本実施例における各部の信号波形を示す。第5
図において、波形(a>はトラックアクセスの際の光ス
ポットのトラックに対する相対速度を示し、その信号を
速度フィードバック信号108として、速度検出回路3
1から出力される。トラック間アクセスの際は光スポッ
ト4が概ね一定の加速度で加速され、あらかじめ規定さ
れた速度vHに達すると加速が停止されて一定速度で走
行し、目標トラック位置に近づくと、概ね一定の減速度
で減速されて目標トラック位置に停止する。
波形(b)は波形(a)に示すような速度でトラック間
アクセスを行う際のトラック位置誤差信号101の波形
を示す。メモリ出力信号103により光スポット4はト
ラックの位置変動に追従゛するように駆動されてい石か
ら、トラック位置変動に起因するトラック信号誤差信号
101の変動は現われず、光スポット4のトラックに対
する相対的な移動を示す信号のみがトラック位置誤差信
号101として現われる。
波形(C)はトラック位置誤差信号101をもとにトラ
ック横断検出回路34よシ発生されるトラック横断パル
ス信号105の波形を示す。このトラック位置誤差信号
101は元スポット4のトラックに対する相対的な移動
のみを示すが、トラック横断パルス信号105は、光ス
ポット4がトラックを横切ったことを正確に示す信号と
なる3、このトラック横断パルス信号105をカウント
することによシ、光スポットが半径方向に何トラック分
移動したかを知ることができ、トラック数カウンタ31
の初期セットされた値を、トラック横断パルス信号に応
じてカウントダウンすることによシ、目標トラックまで
の距離を示す移動誤差信号106が正確に得られる。
波形(d)は光スポット4が静止している場合、トラッ
ク位置の変動によって現われるトラック位置誤差信号1
01aの波形を示し、トラック位置追従動作時、あるい
はメモリ出力信号103がパワーアンプ23の入力に加
えられている状態では光スポット4とトラックの相対位
置ずれは極めて小さく抑えられ、この波形(d)のよう
な位置誤差信号101aの波形は現われないが、トラッ
ク位置追従サーボループをオフとし、メモリ出力信号1
03もパワーアンプ23に加えないと、このような疲形
が現われることになる。トラックアクセス動作時にはト
ラック位置追従サーボループはオフとなっているため、
メモリ出力信号103をパワーアンプ23の入力に加え
ないと、光スポット4はトラック位置変動に追従せず、
トラック位置誤差信号101の波形は光スポット4の移
動と、トラック位置の変動による影響が重なったものと
なる。
波形(e)はメモリ出力信号103をパワーアンプ23
に加えずに波形(a)に示すような速度で光スポットを
移動させた際にトラック位置誤差信号101bとして現
われる波形を示したものである。光スポット4の移動速
度が小さいところでは、トラック位置変動の速度の方が
大きく、光スポット4はトラックに対し、相対的に進行
方向とは逆方向に進んだようになり、トラック位置誤差
信号101は光スポット4が逆方向に進んだ場合め波形
となる。
光スポット4の速度が大きくなると、光スポット4はト
ラックに対して前方向に進むようになり、トラック位置
誤差信号101は光スポット4がトラックを前方向に進
んだ場合の波形を示すが、トラックの位置も変動してい
るため光スポット4のトラックに対する相対速度はメモ
リ出力信号103をパワーアンプに加えた場合より小さ
くなり、位置誤差信号101め変化の周期は波形(b)
に示すものより長くなる。
波形(f)は波形(e)に示す位置誤差信号101bを
もとに発生されるトラック横断パルス信号105bの波
形を示す。光スポット4の速度が小さいところではトラ
ック位置変動によって光スポット4がトラックに対して
相対的に逆方向に移動し、これによるトラック位置誤差
信号101の変動が生じるため、誤ったトラック横断パ
ルスPK、P2が出力されることになる。
波形(b) 、 (C)と波形(e) 、 (f)を比
較すると容易に分るように、メモリ出力信号103をパ
ワーアンプ23の入力に加えないでトラックアクセス動
作を行うと、光スポット4の移動距離および移動速度を
トラック位置誤差信号101から検出することは極めて
困難であり、トラック位置誤差信号101を基準にした
トラックアクセス動作は正確に行うことができないのに
対し、メモリ出力信号103をパワーアンプ23に加え
てトラックアクセス動作を行なえば、トラック位置誤差
信号101から光スポット4のトラックに対する相対移
動の距離。
相対速度を正確に検出することができ、安定かつ正確な
トラックアクセス動作が実現できる。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明したようにディスクの偏心などによシ
、トラック位置変動がトラック幅に比して極めて大きな
、光デイスク装着等におけるトラックアクセス動作を、
トラック位置変動の影響を受けずにトラック位置誤差信
号を基準にして、安定かつ正確に制御することが可能と
なり、構成が簡単で高速かつ高精度のトラックアクセス
を行う等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるトラックアクセス装置
を示すブロック図、第2図は本発明の一実施例に使用さ
れる積算メモリを示すブロック図、第3図は本発明の一
実施例に使用される速度制御信号発生回路を示すブロッ
ク図、第4図は本発明の一実施例に使用されるトラック
横断検出回路を示すブロック図、第5図は本発明の一実
施例における各部の信号波形を示す図である。 1・・・・・・ディスク状記録担体、2・・・・・・ス
ピンドルモータ、3・・・・・・光ヘツドフレーム、4
・・°°°°光スポット、5・・・・パ回転パルス発生
器、15・・・・・・対物レンズ、17・°°°゛°7
クチユエータ、18・・・・・・トラック位置誤差光検
出器、20・・・・・・差動増幅器、21・・・・・・
位相補償フィルタ、22・・・・・°積算メモリ、23
・・・・・・パワーアンプ、30=−°・・・トラック
アクセス指令装置、31・・・・・・トラック数カウン
タ、32・・・・・・速度制御信号発生回路、33・・
・・・・差動増幅器、34・・・・・・トラ、り横断検
出回路、35・・・・・・速度検出回路O $ 3 図 算 4 回 竿5TEJ 7+)l、q17uz。 (lb 波形C) (mン 瀘躬詞) (lOl

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  中心軸のまわりに回転するディスク状記録担体上に、
    概略同心円状に形成された情報トラックに対し、情報の
    記録および読み取りを行う情報トランスデューサを位置
    決めし、かつトラック間の移動を行なわせるトラックア
    クセス装置において、前記情報トランスデューサが目標
    トラックに到達するために横断すべきトラック数を示す
    移動ストローク信号を発生する手段と、情報トランスデ
    ューサの移動の際に、前記移動ストローク信号を初期セ
    ットし、情報トランスデューサがトラックを横断する毎
    に、前記初期セットされた移動ストローク信号をカウン
    トダウンして、移動中の情報トランスデューサと目標ト
    ラックとの間の距離を示す移動誤差信号を発生する手段
    と、前記移動誤差信号に応じて、前記情報トランスデュ
    ーサの速度を制御する手段と、前記情報トランスデュー
    サのトラック追従動作時におけるトラックとトランスデ
    ューサとの相対位置ずれを示すトラック位置誤差信号を
    、ディスクの回転に同期して積算蓄積する積算メモリ手
    段とを有し、トラック追従時には、前記トラック位置誤
    差信号に前記積算メモリ手段の出力を加えて、トラック
    追従のための情報トランスデューサドライブ信号とする
    とともに、トラック間を情報トランスデューサが移動す
    る際には、前記積算メモリ手段のトラック位置誤差信号
    の積算動作を停止させるとともに、前記速度制御手段に
    よるトランスデューサドライブ信号に、前記積算メモリ
    の出力を加えて、情報トランスデューサを動かすことに
    より、情報トランスデューサのトラック間の移動を行な
    わせるようにした、ディスク状記録担体のトラックアク
    セス装置。
JP14182384A 1984-07-09 1984-07-09 デイスク状記録担体のトラツクアクセス装置 Pending JPS6122479A (ja)

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JP (1) JPS6122479A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0290024A2 (en) * 1987-05-07 1988-11-09 Fujitsu Limited An access method of an optical disk drive by means of multi-track jump and a circuit therefor
JPH0388184A (ja) * 1989-08-30 1991-04-12 Canon Electron Inc ディスク装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0290024A2 (en) * 1987-05-07 1988-11-09 Fujitsu Limited An access method of an optical disk drive by means of multi-track jump and a circuit therefor
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