JP2503006Y2 - 木製ガレ―ジ - Google Patents

木製ガレ―ジ

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JP2503006Y2
JP2503006Y2 JP4360890U JP4360890U JP2503006Y2 JP 2503006 Y2 JP2503006 Y2 JP 2503006Y2 JP 4360890 U JP4360890 U JP 4360890U JP 4360890 U JP4360890 U JP 4360890U JP 2503006 Y2 JP2503006 Y2 JP 2503006Y2
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JP
Japan
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rafter
wooden
receiver
nose plate
rain gutter
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JP4360890U
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English (en)
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JPH042859U (ja
Inventor
督司 木村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車を収納するのに用いるガレージに関
し、詳しくは主に木製部材を用いて形成される木製ガレ
ージに関するものである。
[従来の技術] 近年、ガレージはアルミニウムのような金属にて形成
した柱、桁、垂木、合成樹脂板で形成した屋根材を組み
立てて形成されている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、住宅用ガレージにあっては、自動車の出庫
後、子供に遊び場や洗濯物干し場に使われているが、金
属を主体として形成されたガレージは冷たい感じを与え
て他の用途には感じよいものでなかった。
本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本
考案の目的とするところは木の持つ暖か味を与えること
ができ、しかも植物をはわせたりして豪華な外観にで
き、さらに鼻板に垂木の端部を簡単且つ確実に連結で
き、さらにまた垂木を鼻板に取り付ける金具にて雨樋も
支持できる木製ガレージを提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本考案木製ガレージは、左右
両側に立設した木製の柱1の上端部に水平な木製の鼻板
3を夫々設け、断面略U字状の取り付け金具2の一端か
ら側方に連出した固定片10を鼻板3の内面に固定し、断
面略U字状の取り付け金具2の他端側を断面略U字状の
垂木受け11として左右の鼻板3間に架設した木製の垂木
5の端部を垂木受け11に嵌合して固定し、断面略U字状
の取り付け金具2の両側片の上部を切り欠いて固定片10
と垂木受け11との間に形成した雨樋受け12に鼻板3と平
行に配設した雨樋19を嵌合して支持し、垂木5上に屋根
材6を貼った。
[作用] 木製の柱1、木製の鼻板3、木製の垂木5を用いて主
体が木製のガレージを形成できる。鼻板3に固定した取
り付け金具の断面略U字状の垂木受け11の端部に垂木5
の端部を嵌合して垂木5の端部を鼻板3に簡単且つ確実
に連結できて屋根材6や垂木5からの垂直荷重を十分受
けることができる。さらに取り付け金具2の雨樋受け12
に嵌合して雨樋19を取り付けることができて垂木5を取
り付ける取り付け金具2を兼用して雨樋19を取り付ける
ことができる。
[実施例] 柱1は木製であって、第1図に示すように左右両側の
前後に夫々立設してある。つまり左右に2本づつ合計4
本の柱1を立設してある。この柱1の下端には銅板を巻
いたくつ部7を設けてあり、くつ部7を地中に埋設して
ある。第2図に示すように柱1の上端部の外側には鼻板
嵌合切欠8を設けてあり、木製の鼻板3は柱1の外側で
水平に配置され、鼻板3を鼻板嵌合切欠8に嵌合してあ
る。鼻板3の外面側から柱1の上端部の内面に至るよう
にボルト4が挿通され、ボルト4の先端にナット9が螺
合されて柱1と鼻板3が締結されている。かかるボルト
4は各柱1毎に2本づつ挿通して締結されている。取り
付け金具2は第3図に示すように金属板を断面略U字状
に折曲して形成され、取り付け金具2の一端より側方に
固定片10を連出してある。取り付け金具2の他端がわが
断面略U字状の垂木受け11となっており、取り付け金具
2の垂木受け11と固定片10との間で両側片の上部が略U
字状に切り欠かれて雨樋受け12を設けてある。この取り
付け金具2は鼻板3の内面がわに配置され、固定片10が
釘やビスのような固着具にて鼻板3に取り付けられてい
る。この取り付け金具2は垂木5を取り付ける間隔で鼻
板5の長手方向に複数個装着してある。木製の垂木5は
左右の鼻板3間に複数本架設され、垂木5の両端が取り
付け金具2の垂木受け11に嵌合して釘やビス等の固着具
にて固定される。また鼻板3に沿って雨樋19が配置さ
れ、雨樋19を雨樋受け12に嵌合して雨樋19が固定され
る。適宜の柱1には竪樋20を沿わせて配置してあり、竪
樋20の上端を雨樋19に連通させてある。垂木5の上面は
長手方向の中央部が高く両側が低くなる勾配面21として
ある。この垂木5の上にはアクリル板等にて形成せる屋
根材6が複数枚張り並べられる。この複数枚の屋根材6
の端部同士は第4図に示すように垂木5のある部分で接
続されるが、この部分でアルミニウム製の垂木カバー13
とアルミニウム製の屋根押さえ材14にて挟持されて接続
される。つまり、垂木カバー13は垂木5の上半分の部分
に被嵌して取り付けられ、屋根材6の端部がパッキン15
を介して垂木カバー13の両側に夫々載置され、その上か
らパッキン16を介して屋根押さえ材14が重ねられ、屋根
押さえ材14から垂木カバー13に取り付けビス17を螺合し
て屋根材6を挟持して接続してある。上記のようにガレ
ージが構成され、自動車の収納に用いられるが、柱1、
鼻板3、垂木5等の主要な部材が木製であるため柔らか
な外観となると共に住宅の建物の外観にマッチする。ま
た木製のため自動車が出庫した後、ガレージを子供の遊
び場や洗濯物干し場等の用途に利用しても違和感がな
い。さらに木製のため植物をはわせて育てることができ
て(アルミニウムのような金属にて形成されていると夏
に温度が上昇して植物が育ちにくい)パーゴラの用途に
も用いることができて一層外観をよくできる。屋根材6
は垂木5の勾配面21にて流れ勾配があるので雨水をスム
ーズに流すことができる。
なお本考案の構造は木製ガレージ以外に、単なるパー
ゴラ等にも実施することができる。
[考案の効果] 本考案は叙述如く柱、鼻板、垂木等の主要な部材を木
製にしているので、木製の外観となって暖か味のある外
観となり、自動車の出庫後に子供の遊び場や洗濯物干し
場として用いても違和感のないものであり、また木製の
ため植物をはわせて育てることができると共に周囲を木
製の鼻板にて囲んでりるため垂木の木口等が見えず外観
が一層向上するものであり、しかも断面略U字状の取り
付け金具の一端から側方に連出した固定片を鼻板の内面
に固定し、断面略U字状の取り付け金具の他端側を断面
略U字状の垂木受けとして左右の鼻板間に架設した木製
の垂木の端部を垂木受けに嵌合して固定しているので、
垂木の端部を垂木受けに嵌合して簡単に取り付けること
ができると共に屋根材や垂木からかかる垂直荷重を十分
に受けて強固に取り付けることができるものであり、さ
らに断面略U字状の取り付け金具の両側片の上部を切り
欠いて固定片と垂木受けとの間に形成した雨樋受けに鼻
板と平行に配設した雨樋を嵌合して支持しているので、
垂木を取り付ける取り付け金具を兼用して簡単に鼻板に
沿って雨樋を取り付けることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)(c)は本考案の一実施例の平面
図、側面図及び正面図、第2図は第1図(a)のA−A
線断面図、第3図は同上の要部の分解斜視図、第4図は
同上の屋根材の接続部分の拡大断面図であって、1は
柱、2は取り付け金具、3は鼻板、5は垂木、6は屋根
材、10は固定片、11は垂木受け、12は雨樋受け、19は雨
樋である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右両側に立設した木製の柱の上端部に水
    平な木製の鼻板を夫々設け、断面略U字状の取り付け金
    具の一端から側方に連出した固定片を鼻板の内面に固定
    し、断面略U字状の取り付け金具の他端側を断面略U字
    状の垂木受けとして左右の鼻板間に架設した木製の垂木
    の端部を垂木受けに嵌合して固定し、断面略U字状の取
    り付け金具の両側片の上部を切り欠いて固定片と垂木受
    けとの間に形成した雨樋受けに鼻板と平行に配設した雨
    樋を嵌合して支持し、垂木上に屋根材を貼って成る木製
    ガレージ。
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