JP2502293Y2 - ラミネ―ト機用押圧装置 - Google Patents

ラミネ―ト機用押圧装置

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JP2502293Y2
JP2502293Y2 JP1990071614U JP7161490U JP2502293Y2 JP 2502293 Y2 JP2502293 Y2 JP 2502293Y2 JP 1990071614 U JP1990071614 U JP 1990071614U JP 7161490 U JP7161490 U JP 7161490U JP 2502293 Y2 JP2502293 Y2 JP 2502293Y2
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JP
Japan
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rod
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laminating machine
pinch roller
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JP1990071614U
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JPH0430935U (ja
Inventor
通男 望月
力利 中野
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丸仲化工機株式会社
力利 中野
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、パネル,天井等の基材において曲面を有す
る端面に、化粧用の表面材を貼着するラミネート機にお
いて用いる押圧装置に関するもので、詳しくは、表面材
を基材へ圧貼させるピンチローラを、添着された該表面
材面へ基材の曲面形状に合わせて、その向き,角度,押
圧力等の微妙な調整を、簡単かつ迅速に行なうことがで
きるラミネート機用押圧装置に関する。
(従来の技術) 従来、パネル,天板等の基材50において曲面を有する
端面に、化粧用の縁材や表面材等の化粧材51を貼着する
縁貼機やラミネート機等の加工機は多種類のものが市場
提供されている。
例えば、実公昭61-44843号公報や、実開平1-58568号
公報所載のものがあげられる。
これらの縁貼機は、基材の移送手段と、この基材に対
して縁材を送る縁材送り手段と、送られる縁材へ糊付け
する手段と、糊付けされた縁材を基材へ圧貼する手段と
より構成されているもので、基材端面が平面はもちろん
のこと、曲面であっても、糊付けされた縁材が確実に該
基材へ貼着されるものである。
そして、前記縁貼機において用いられる縁材の圧貼手
段52は、第8図に示すように、機体に設けた支持杆53に
クランプ54機構を有するブラケット55により基杆56を吊
持させ、この基杆56へ前記同様のクランプ機構を有する
二組のブラケット57,58により取付杆59を支承させて、
該取付杆59の先端部にピンチローラ60を軸61支させ、前
記基杆56へのブラケット55の取付位置と、ブラケット5
7,58および取付杆59の取付位置やその角度,方向等を、
基材50の曲面形状に合わせて適宜調整することにより、
縁材51を徐々に基材50へ押し付けて貼着していたもの
で、この圧貼手段52は基材51の曲面に沿って多数組配設
してある。
(考案が解決しようとする課題) したがって、前記した圧貼手段のピンチローラは、そ
れぞれ一組づつ取付位置やその角度,方向等を調整しな
ければならないが、この作業は作業者の目見当で不規則
的な調整であって、取付杆や複数組のブラケットを移動
させるたびに、先に調整して設定されたピンチローラの
位置が変化してしまうので、該圧貼手段の取り付け作業
が面倒な上、この準備のために多くの時間が掛かって実
際の縁貼りの能率が低下すると共に、高精度な基材への
ピンチローラの当接が行ない難くく、縁貼りむらが発生
することがあって後日縁材の剥離の原因となる。
また、基材の端面形状が変わるたびに前記した微妙な
操作を行なう必要があるが、その調整作業に手間取るた
めに、縁貼機の有効稼動時間が減縮されて短時間に大量
の縁貼り処理が行なえない。
等の様々な問題点を有するものであった。
本考案は、前記した問題点を解決するためになされた
もので、表面材を基材へ圧貼させるピンチローラを、添
着された表面材面へ基材の曲面形状に合わせて、その向
き,角度,押圧力等の微妙な調整を、簡単かつ迅速に行
なうことができるラミネート機用押圧装置を提供するこ
とを目的としている。
(課題を解決するための手段) 前記した目的を達成するための本考案の手段は、 移送される基材に対して表面材を供給して、該表面材
を基材へ圧貼するラミネート機において、前記表面材の
圧貼位置において、 機体に設けた支持杆へ基材移送の前後方向に対して所
定ピッチにより複数組支承させた取付杆と、これら取付
杆の下部に進退手段を介してそれぞれ進退自在に連係さ
せた移動框と、該移動框内に前記取付杆と所定の角度を
設けて調整手段により進退自在に挿嵌させた移動杆と、
この移動杆の先端に付設させてピンチローラの保持体を
回動自在に軸支させた支持部材と、前記保持体の位置決
めを行なう固定手段とを備えさせ、 前記各ピンチローラは、基材移送の前後方向にあって
基材の巾方向に対して下流から上流において、順次表面
材への当接位置を異ならせて配列させた、 ラミネート機用押圧装置の構成にある。
(作用) 前記のように構成される本考案は以下に述べる作用を
奏する。
基材端面、例えば、第1図に示すような、曲面を有す
る基材に表面材を貼着するときは、表面材の圧貼位置に
おいて、機体に設けた支持杆へ取付杆を所定高さ(およ
その高さ)に支承させると、移動框が基材端面に対して
所定の角度をなして対抗する。
そして、進退手段を操作して前記移動框を昇降させた
後、この移動框に挿嵌された移動杆を調整手段により進
退させて、該移動杆の先端に設けた支持部材のピンチロ
ーラを、基材の端面に近接させた状態において、このピ
ンチローラの保持体を回動させ基材曲面に対して有効的
(曲面に対して求心状)に当接するように調整して固定
手段により固着し、更に、前記調整手段を操作して移動
杆を繰り出し、先端のピンチローラを所定圧で基材に当
接するように微調整すると該ピンチローラが基材面に位
置合わせされる。
なお、進退手段および調整手段の作動順序は適宜現場
での位置合わせにおいて前後するもので、前記作動の順
序に限定されない。
このように、一組づつ基材曲面に合わせて第4図に示
すように、複数個のピンチローラを個々に調整した後、
移送される基材に対して糊付けされた表面材を供給する
と、表面材の圧貼位置において、基材に添着した表面材
は、最前のピンチローラから順次少しづつ押圧されて所
定の貼着が行なわれる。
(実施例) 次に本考案に関するラミネート機用押圧装置の一実施
例を図面に基づいて説明する。
本考案の実施例装置を採用したラミネート機において
貼着される基材1は、その端面が平面のものはもちろん
のこと、第5〜6図に示すように、様々な曲面を有する
ものが利用されるものであり、この曲面に天然材や合成
樹脂製の表面材2を貼着するもので、更に、この表面材
2は所定寸法の短冊状に形成したものを並べ設けて使用
するか、ロール状に巻いたテープを所定寸法に切断して
用いるものである。
なお、この表面材2は基材1へ貼着できるものであれ
ば、任意のものを選択し得るもので、ラミネート機にお
いては短冊状以外にもフィルムやシートが用いられ、基
材1は建具等のパネルや、家具等の平板部材が用いられ
る。
第3図においてAは本考案の実施例装置を採用したラ
ミネート機(あるいは縁貼機)で、機体3の中央部上側
に設けた表面材2の送り手段4と、この送り手段4に沿
わせた表面材2への糊付手段5と、基材1を移送する無
限軌道等の移送手段6と、糊付けられた表面材2を前記
基材1へ圧貼する押圧手段7とにより基本的に構成され
る。
そして、前記機体3の背部には、間隔的に多数の押え
ローラ8を取付部材9により間隔調整自在に設けて、前
記移送手段6による基材1の移送時に、該押えローラ8
により前記基材1を押し付けて移送を確実にする。
10,11は加圧ローラおよび貼着ローラで、基材1へ表
面材2が重なる位置より先に配置してあり、表面材2へ
適当な圧力で圧接して初期貼着を行なう。
前記した押圧手段7は、前記した加圧および貼着ロー
ラ10,11の下流側に設けて、基材1への表面材2の曲面
貼りの場合に、その各部を区分的に押えさせて全面を確
実に接着するものである。
そして、その構成は、機体3へ基材1の移送方向に平
行させて設けた支持杆12へ、クランプ13により弛締自在
のブラケット14を介して取付杆15を高さ調整ができるよ
うに支承させてあるもので、この取付杆の下端には進退
手段16を介して移動框17を進退自在に連係してある。
なお、前記取付杆15は本実施例においては垂直に支承
させたものを示してあるが、所定の角度を設けて取付杆
15を支承させても良いものである。
この進退手段16は、前記取付杆15の下部に設けたおね
じ18に螺合する鍔19付きの第一めねじ駒20により構成さ
れるもので、移動框17の一側に付設した鈎形で、当接部
が前記第一めねじ駒20の外形に見合う円弧状の係止片21
を前記鍔19へ係合させることにより、取付杆15と移動框
17とが一体的に形成されるものであり、前記第一めねじ
駒20を正逆に回転することにより、移動框17が前記取付
杆15のおねじ18に案内されて規則的に進退される。
また、移動框17の内部には、前記取付杆15と所定の角
度(例えば約45°)をなす嵌合孔22を設けて、この嵌合
孔22へ調整手段23により移動杆24を進退自在に挿嵌して
ある。
前記調整手段23は、前記移動杆24の上部に設けたおね
じ25に螺合する鍔26付きの第二めねじ駒27により構成さ
れるもので、移動框17に付設した当接部が、前記第二め
ねじ駒27の外形に見合う円弧状の係止片28を前記鍔26へ
係合させることにより、移動杆24と移動框17とが一体的
に形成されるものであり、前記第二めねじ駒27を正逆に
回転することにより、移動杆24が前記移動框17の嵌合孔
22に案内されて直線状で規則的に進退される。
また、移動杆24の先端には、該部分の設けたおねじ29
に螺合する二股状の支持部材30を止めねじ31により固定
して取り付けてあり、この支持部材30の二股部には、ピ
ンチローラ32の保持体33が首振りできるように回動自在
に軸34支してあるもので、前記ピンチローラ32は二股ブ
ラケット35へ軸着して、上部の取付ねじ36を前記保持体
33の取付部へ螺合してロックナット37により固着してあ
る。
そして、ピンチローラ32を支持した保持体33は、固定
手段38により任意の位置に固定されその方向と角度が位
置決めされるもので、前記移動杆24を中空に形成して挿
嵌孔39を設け、この挿嵌孔39に前記支持部材30の二股部
へ、その一端が臨む押え杆40を挿嵌して先端のおねじ41
を移動杆24のめねじ42へ螺合し、該押え杆40の他端を移
動杆24の上部に突出させて、この突出部に付設した回動
ハンドル43の操作により該押え杆40を進退させて、前記
保持体33の外周へその先端を当接させ、該保持体33を希
望位置において固定,位置決めさせるものである。
なお、本実施例装置はラミネーチ機以外にも、縁材を
縁貼りする公知の縁貼機等の加工機にも採用することが
できることはもちろんである。
(考案の効果) 前述のように構成される本考案のラミネート機用押圧
装置は、表面材に当接するピンチローラが、移動框の取
付杆に対しての進退と、移動杆の移動框に対しての進退
と、ピンチローラの首振りとが規則的で一連的な動作が
行なわれるので、複雑な基材曲面であってもピンチロー
ラの当接面を正しくかつ迅速に対応させることができ
て、高精度の表面材の貼着が行なえる。
また、作業工程において、端面形状が変化した基材を
移送するときでも、その調整作業に簡単に行なうことが
できるため、ラミネート機の有効稼動時間が減縮させる
ことなく、短時間に大量の縁貼り処理を行なうことがで
きる。
等の格別な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す装置の縦断正面図。第
2図は同上の側面図。第3図は本考案に係る実施例装置
を採用したラミネート機の平面図。第4図はピンチロー
ラの表面材への当接状態を示す説明図。第5〜7図は表
面材を貼着した基材の端面形状を示す一部の断面図。第
8図は従来の表面材の圧貼手段を示す正面図である。 図において1は基材.2は表面材.Aはラミネート機.3は機
体.12は支持杆.15は取付杆.16は進退手段.17は移動框.2
3は調整手段.24は移動杆.32はピンチローラ.33は保持
体.34は軸.30は支持部材.38は固定手段である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】移送される基材に対して表面材を供給し
    て、該表面材を基材へ圧貼するラミネート機において、 前記表面材の圧貼位置において、機体に設けた支持杆へ
    基材移送の前後方向に対して所定ピッチにより複数組支
    承させた取付杆と、これら取付杆の下部に進退手段を介
    してそれぞれ進退自在に連係させた移動框と、該移動框
    内に前記取付杆と所定の角度を設けて調整手段により進
    退自在に挿嵌させた移動杆と、この移動杆の先端に付設
    させてピンチローラの保持体を回動自在に軸支させた支
    持部材と、前記保持体の位置決めを行なう固定手段とを
    備えさせ、前記各ピンチローラは、基材移送の前後方向
    にあって基材の巾方向に対して下流から上流において、
    順次表面材への当接位置を異ならせて配列させたことを
    特徴とするラミネート機用押圧装置。
JP1990071614U 1990-07-05 1990-07-05 ラミネ―ト機用押圧装置 Expired - Lifetime JP2502293Y2 (ja)

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JPH0430935U JPH0430935U (ja) 1992-03-12
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