JP3466013B2 - ラベル貼付装置 - Google Patents

ラベル貼付装置

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JP3466013B2
JP3466013B2 JP32787695A JP32787695A JP3466013B2 JP 3466013 B2 JP3466013 B2 JP 3466013B2 JP 32787695 A JP32787695 A JP 32787695A JP 32787695 A JP32787695 A JP 32787695A JP 3466013 B2 JP3466013 B2 JP 3466013B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は位置決めされた被貼
付体の所定位置に、台紙上に多連状に仮付されたラベル
群の1枚を剥離して自動的に貼付するラベル貼付装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図12に示すように、ロール状に
巻かれた台紙に多数枚のラベルaが多連状に仮付けされ
たラベル群cよりラベルaを1枚ずつ剥離して被貼付体
の所定位置に貼付する場合、図13に示すようなラベル
剥離機Aを使用している。
【0003】従来のラベル剥離機Aは、ラベル群cを装
着するボビンdを有していて、このボビンdより繰り出
された台紙bは、ラベル仮付け面を上側にして台紙押さ
えeによりラベル剥離機Aの台板f上面に押さえ付けら
れるようになっている。台板fの前記ボビンd側と反対
側の端部には、鋭角なエッジ部gが形成されていて、台
紙bがこのエッジ部gを迂回して下方へ折り曲げられる
際に、台紙b上面に仮付けされたラベルaが台紙bより
剥離されるようになっており、エッジ部g下方には、台
紙bを一定の速度で送る送りローラhと、この送りロー
ラhに台紙bを圧接する補助ローラiが設けられてい
る。
【0004】すなわち、図示しない駆動源により送りロ
ーラhが矢印方向へ回転されると、ボビンdに装着され
たロール状の台紙bがボビンd側よりエッジ部g側へ移
動され、台紙bがエッジ部gを迂回して下方へ折り曲げ
る際に、台紙bに仮付けされたラベルaが一端側より剥
離される。
【0005】ラベルaが一定量剥離されて、エッジ部g
の右方へ突き出されたのを図示しない検出手段が検出す
ると、送りローラhが停止されて台紙bの移動が中断さ
れるので、作業者は台紙bの突き出し部分を把握して台
紙bより残りの部分を剥離し、被貼付体(図示せず)の
所定位置に貼付する。以下、上記の動作を繰り返して、
次々と台紙bより剥離されるラベルaを被貼付体の所定
位置へ貼付する作業を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のラベル
剥離機Aでは、台紙bに多連状に仮付けされたラベルa
の一部を剥離した後は、作業者が手作業で台紙bよりラ
ベルaの残り部分を剥離して、被貼付体の所定位置に貼
付するようになっている。このために、作業能率が悪い
と共に、ラベルの貼付位置が一定しないため、貼付位置
精度が悪いという問題点があった。
【0007】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、台紙より剥
離されたラベルを人手を介することなく自動的に被貼付
体の所定の位置に正確に貼付できるようにしたラベル貼
付装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係わるラベル貼付装置は、多数
枚のラベルがロール状の台紙上に多連状に仮付けされた
ラベル群より1枚づつラベルを吸着して台紙より剥離
し、かつ台紙の送り速度に同期させてラベル受け渡し位
置まで移動させるラベル剥離側吸着手段を有するラベル
剥離ユニットと、前記ラベル剥離ユニットにより剥離さ
れてラベル受け渡し位置へ移動されたラベルを吸着保持
するラベル貼付側吸着手段を有し且つこのラベル貼付側
吸着手段が保持したラベルを被貼付体の所定位置へ貼付
するラベル貼付ヘッドを有するラベル貼付ユニットと、
前記ラベル貼付ユニットのラベル貼付ヘッドを移動させ
て、ラベル貼付ユニットをラベル貼付位置へ位置決めす
る駆動ユニットと、前記駆動ユニットを制御する制御手
段とを備えたことを特徴とするものである。
【0009】かかる構成により、ラベル剥離ユニットに
セットされたラベル群のラベルはラベル剥離側吸着手段
により1枚づつ台紙より剥離されて、ラベル受け渡し位
置まで移動され、ラベル受け渡し位置に待機するラベル
貼付ユニットのラベル貼付ヘッドに設けられたラベル貼
付側吸着手段へ受け渡される。その後、駆動ユニットに
よりラベル貼付ヘッドがラベル貼付位置まで移動され
て、ラベル貼付位置に位置決めされている被貼付体の所
定位置へ正確に貼付される。
【0010】また、上記した目的を達成するために、請
求項2の発明に係わるラベル貼付装置は、請求項1記載
のラベル貼付装置において、前記ラベル貼付ユニットの
ラベル貼付ヘッドを昇降する昇降シリンダのヘッド側に
圧力センサを設けて、この圧力センサが検出した信号に
より次工程の動作を制御するようにしたものである。
【0011】かかる構成により、請求項1の発明の作用
と同様な作用を奏し得るばかりか、ラベルが被貼付体へ
貼付されたのを圧力センサで検出して、圧力センサから
の信号により次工程の動作へ移行することにより、ラベ
ル貼付時の動作がロスタイムを生じることなく行えると
共に、被貼付体の貼付位置の高さが種々変わっても、何
等高さ調整を必要とせずに、ラベルの貼付が可能とな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳述する。
【0013】図1は本発明の実施の形態を示すラベル貼
付装置の概略構成図を示すものであり、この図におい
て、1はラベル剥離ユニット、2はラベル貼付ユニッ
ト、3は駆動ユニット、4はラベルaを貼付する被貼付
体を示す。
【0014】前記ラベル貼付装置に使用するラベル群c
は、従来技術と同様に図12に示すようにロール状に巻
かれた台紙bに多数枚のラベルaが接着剤により多連状
に仮付けされたものを使用し、ラベルaには被貼付体4
の品名等の任意な情報が予め印字されている。
【0015】前記ラベル剥離ユニット1は図2乃至図4
に示すように幅方向に離間してユニットベース7に立設
された一対のサイドフレーム8を有しており、これらサ
イドフレーム8の下部間は底板9により、中間部間は台
板10により、そして上部間は上板11によりそれぞれ
互いに連結されている。
【0016】前記サイドフレーム8の下部側端には、ボ
ビンホルダ12が固着されていて、これらボビンホルダ
12に斜めに形成された切欠12aにラベル群cの装着
されたボビン13の軸13aが着脱自在に掛合されてい
る。
【0017】また、前記サイドフレーム8の下部間に
は、送り機構15が設けられている。この送り機構15
は図4に示すように台板10上に設けられた台紙押さえ
ローラ16と、ローラ17と、前記台板10の端部に形
成された鋭角なエッジ部10aの下方に設けられた送り
ローラ18とを有している。
【0018】前記台紙押さえローラ16は、一端側が軸
19によりサイドフレーム8に回動自在に枢支された揺
動アーム20の他端側に軸16aが支承されていて、自
重により台紙bの上面に上方より当接することにより、
台紙bにたわみが発生するのを防止するようになってい
る。
【0019】前記ローラ17は摩擦係数の比較的大きい
弾性材料より形成されていて、台板8上の台紙b上面に
当接しない位置に設けられており、軸17aの両端はサ
イドフレーム8に回転自在に支承されている。
【0020】前記送りローラ18は台紙bと接触して台
紙bを送ることから、摩擦係数の比較的大きい弾性材料
より形成されていて、軸18aの両端がサイドフレーム
8に回転自在に支承されていると共に、送りローラ18
の外周面には補助ローラ23が圧接されている。
【0021】この補助ローラ23は一端側がピン24に
よりサイドフレーム8に枢支されたレバー25の他端側
に回転自在に支承されていて、レバー25を上方へ付勢
するばねなどの付勢手段26により前記送りローラ18
に圧接されている。
【0022】前記ローラ17及び送りローラ18の軸1
7a、18aの一端側は、一方のサイドフレーム8より
外方へ突出されていて、ローラ17の軸17aにはワン
ウエイクラッチ27を介してプーリ28が、送りローラ
18の軸18aにはプーリ29が取り付けられている。
【0023】そして、これらプーリ28、29と、モー
タよりなる回転駆動源30の回転軸30aに取り付けら
れた駆動プーリ31との間にタイミングベルトよりなる
無端ベルト32が捲装されている。
【0024】前記回転駆動源30は、サイドフレーム8
の下部間に設置されていて、駆動プーリ31を回転する
ことにより、無端ベルト32を介して各プーリ28、2
9を図2に示す矢印方向へ回転するようになっており、
これによって送りローラ18とローラ17が同じ周速で
同じ方向へ回転されるようになっている。
【0025】なお、送りローラ18とローラ17を同じ
周速で回転させるため、送りローラ18の外径をD
プーリ29の歯数をZ、ローラ17の外径をDとし
た場合、π×D×Z=π×D×Zが成立するよ
う各部の値が設定されている。
【0026】一方、サイドフレーム8の上部に設けられ
た上板11には、垂直方向に2本のガイドロッド35が
上下摺動自在に支承されており、これらガイドロッド3
5の下端間に台紙bの移動方向に平行するようガイドレ
ール36が横架されている。また、前記上板11には昇
降シリンダ37が取り付けてあり、この昇降シリンダ3
7のピストン杆37aの先端がジョイント38を介して
前記ガイドレール36の中間部に接続されていて、この
昇降シリンダ37によりガイドレール36が昇降できる
ようになっている。
【0027】そして、前記ガイドレール36の下側に
は、このガイドレール36に沿って移動自在にスライド
ブロック39が取り付けられている。そして、このスラ
イドブロック39の下面に平板40が水平に固着されて
いる。
【0028】この平板40はローラ17の上方に位置し
ていて、昇降シリンダ37によりガイドレール36を昇
降させることにより、ローラ17の外周面に上方より圧
接できるようになっていると共に、平板40の一端側か
らはブラケット41が突設されている。このブラケット
41はクランク上に屈曲されていて、先端部にバキュー
ムパッドよりなる一対の負圧吸着器(ラベル剥離側吸着
手段)42が台紙bの幅方向に離間して設けられてい
る。
【0029】これら負圧吸着器42はブラケット41に
上下動自在に支承された支持杆42aの下端に取り付け
られていると共に、支持杆42aの下端側に嵌挿された
圧縮ばね43により下方へ付勢されている。また、前記
平板40のほぼ中間部の両側に軸44が突設されてい
る。これら軸44の先端はサイドフレーム8に水平方向
に形成された角穴8aよりサイドフレーム8の外方へ突
出され、先端部にベアリング45が回転自在に支承され
ている。
【0030】そして、これらベアリング45に、一方の
サイドフレーム8の上部に設けられたロッドレスシリン
ダ46より突設されたリターンプレート47が前方より
当接されている。前記ロッドレスシリンダ46は台紙b
の移動方向に往復動自在なスライド46aを有してい
て、このスライド46aに前記ターンプレート47が固
着具48により固着されている。
【0031】また、他方のサイドフレーム8の上部にも
同様なロッドレスシリンダ49が設けられていて、この
ロッドレスシリンダ49のスライド49aに固着具48
により取り付けられたフィードプレート50は後方より
ベアリング45に当接されていて、これらロッドレスシ
リンダ46、49によりスライド46a、49aを前後
動させることにより、ベアリング45を介して平板40
を前後方向へ往復動できるようになっている。なお図2
中51はストッパである。
【0032】一方、前記ラベル貼付ユニット2は、図5
及び図6に示すように後述する駆動ユニット3の支持ア
ーム64に取り付けられたほぼL字形のブラケット52
を有していて、このブラケット52に台紙bの幅方向に
離間して一対のガイドロッド53がリニアブッシュ52
aを介して昇降自在に支承されている。
【0033】前記ガイドロッド53の下端間にはラベル
貼付ヘッド54が取り付けられている。前記ラベル貼付
ヘッド54は逆L字形をなしていて、下端部にラベルa
の上面を押し付ける稜線状の押圧部54aが形成されて
いる。前記ブラケット52には昇降シリンダ55が取り
付けられていて、この昇降シリンダ55のピストン杆5
5aの先端にラベル貼付ヘッド54の上面が固着されて
いて、この昇降シリンダ55によりラベル貼付ヘッド5
4が昇降できるようになっている。そして、前記ラベル
貼付ヘッド54の前面には、ほぼ逆L字形のホルダ56
を介してバキュームパッドよりなる負圧吸着器(ラベル
貼付側吸着手段)57が取り付けられている。
【0034】前記昇降シリンダ55はヘッド側とロッド
側に2系統のエア供給口55b、55cを有していて、
ヘッド側のエア供給口55bに接続されたエア供給管6
0には圧力センサ61が設けられていると共に、ロッド
側のエア供給口55cより供給されるエアによりラベル
貼付ヘッド54が常時昇降位置に保持されるようになっ
ている。
【0035】また、前記ラベル貼付ユニット2を駆動す
る駆動ユニット3は直交型のロボットにより構成されて
いて、X軸方向(水平方向)及びこれと直交するY軸方
向(垂直方向)へ移動自在な支持アーム64を有してお
り、この支持アーム64は予めティーチング操作により
入力された座標位置に基づいて図示しないシーケンサ等
の制御手段により動作が制御されると共に、数種の制御
データにより任意な位置に移動できるようになってい
る。
【0036】次に、上記のように構成されたラベル貼付
装置の動作を説明する。
【0037】ラベル貼付装置は、図1に示すようにラベ
ルaを貼付すべき被貼付体4を搬送するコンベヤなどの
搬送手段66を挟んで対向するようにラベル剥離ユニッ
ト1と駆動ユニット3を設置して使用する。
【0038】ラベルaの貼付に当たっては、まずロール
状に台紙bが巻かれたラベル群cをボビン13に取り付
けた状態でラベル剥離ユニット1のボビンホルダ12に
装着し、ラベル群cより繰り出した台紙bの先端を、台
紙押さえローラ16及びローラ17の下を通過させて台
板10のエッジ部10aまで手で送り、さらにエッジ部
10aより下方へ折り曲げて送りローラ18と補助ロー
ラ23の間を通過させて、図4に示すようにラベル貼着
面を上側にして台紙bをラベル剥離ユニット1にセット
する。このとき、台紙bにたわみが生じないようにする
と同時に、先頭のラベルaが所定の位置となるようにセ
ットする。
【0039】この状態でラベル貼付装置の運転を開始す
ると、まずラベル剥離ユニット1の昇降シリンダ37が
平板40を下降させて平板40の下面を図7に示すよう
にローラ17に当接させ、これによって平板40にブラ
ケット41を介して取り付けられた負圧吸着器42が先
頭のラベルaを吸着する。
【0040】次に、この状態でロッドレスシリンダ46
によりリターンプレート47が前進されるため、いまま
でリターンプレート47により前進が阻止されていたベ
アリング45のロック状態が開放される。
【0041】次に、この状態で送り機構15の回転駆動
源30が回転されて、ローラ17及び送りローラ18が
同じ周速で回転されるため、ローラ17により平板41
が図8に示すように右方へ前進され、同時に送りローラ
18により台紙bが下方へ送られる。
【0042】これによって、負圧吸着器42に吸着され
たラベルaは、台紙bがエッジ部10aを迂回する際に
台紙bより剥離されると共に、送りローラ18と同じ周
速で回転するローラ17により平板41が前進されるた
め、負圧吸着器42により吸着され、かつ台紙bより剥
離されたラベルaと、負圧吸着器42がはじめにラベル
aを吸着したときの相対位置は変わることなく移動され
る。
【0043】その後、ラベル1枚分の送り量を検出する
センサ(図示せず)からの信号により回転駆動源30が
停止されるため、台紙bの送り動作が停止されると共
に、平板40はロッドレスシリンダ49によりフィード
プレート50及びベアリング45を介してさらに前進さ
れて、ラベルaを吸着した負圧吸着器42は、図9に示
すようにラベル受け渡し位置に待機するラベル貼付ユニ
ット2のラベル貼付ヘッド54に達する。
【0044】そして、この位置で昇降シリンダ37によ
り図10に示すように平板40が上昇されるため、平板
40はローラ17より離間すると共に、負圧吸着器42
に吸着されているラベルaは、ラベル貼付ヘッド54に
設けられた負圧吸着器57に吸着される。
【0045】なお、ロッドレスシリンダ49により平板
40が前進される際、平板40の下面に当接されたロー
ラ17も回転されるが、ローラ17と軸17aとの間に
介在されたワンウエイクラッチ27が空転するため、送
り機構15が停止されていても、何等支障は生じない。
【0046】ラベル貼付ヘッド54の負圧吸着器57へ
ラベルaが受け渡されると、ラベル剥離ユニット1側の
負圧吸着器52はラベルaを開放した後、ロッドレスシ
リンダ46によりリターンプレート47及びフィードプ
レート50が復帰するに伴い平板40とともに原点位置
まで後退され、元の位置に復帰されたリターンプレート
47及びフィードプレート50間でベアリング45が挟
着されることにより原点位置にロックされる。
【0047】一方、ラベル貼付ヘッド54の負圧吸着器
57に受け渡されたラベルaは図11の(イ)に示すよ
うに一端側の上面がラベル貼付ヘッド54の押圧部54
aに当接された状態で駆動ユニット3によりX軸方向へ
移動されて、ラベル貼付位置に位置決めされた被貼付体
4の上方へ移動される。
【0048】そして、この位置で図示しない電磁弁が開
放されて昇降シリンダ55のヘッド側エア供給口55b
へエアが供給されるため、昇降シリンダ55によりラベ
ル貼付ヘッド54が下降されて、ラベルaは被貼付体4
の所定の位置に正確に貼付されると共に、このときラベ
ルの一端側は、ラベル貼付ヘッド54の稜線状の押圧部
54aで被貼付体4へ押付けられる。
【0049】また、ラベル貼付ヘッド54が下降する
際、ラベル貼付ヘッド54や負圧吸着器57の自重が昇
降シリンダ55に作用するため、ヘッド側のエア圧は1
次圧(供給圧)に達することなく下降する。
【0050】そして、ラベル貼付ヘッド54の押圧部5
4aが被貼付体4に当接したところで1次圧に達する
が、予めヘッド側エア供給口55bに接続した圧力セン
サ61を1次圧と同じか、これより僅かに低く設定して
おくことにより、被貼付体4の高さが種々変わっても、
ラベルaが被貼付体4に貼付されたのを前記センサ61
で検出して次の動作へ移行できるため、ロスタイムをほ
とんど生じない。
【0051】すなわち、被貼付体4へラベルaが貼付さ
れたのを前記圧力センサ61が検出すると、負圧吸着器
57がラベルaを解放し、次にラベル貼付ヘッド54が
図11の(ハ)に示す方向へ移動されるため、稜線状の
押圧部54aがラベルaの上面を他端側まで撫で付け
て、ラベルaを被貼付体4へ確実に貼付する。
【0052】そして、ラベルaの貼付が完了すると、昇
降シリンダ55によりラベル貼付ヘッド54が上昇され
た後駆動ユニット3により支持アーム64が移動され
て、元のラベル受け位置へ復帰される。
【0053】以下、前記動作を繰り返すことにより、搬
送手段66により連続的に搬送されてきた被貼付体4の
所定位置に、自動的かつ正確にラベルaを貼付すること
ができるようになる。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
係わるラベル貼付装置によれば、多数枚のラベルがロー
ル状の台紙上に多連状に仮付けされたラベル群より1枚
づつラベルを吸着して台紙より剥離し、かつ台紙の送り
速度に同期させてラベル受け渡し位置まで移動させるラ
ベル剥離側吸着手段を有するラベル剥離ユニットと、前
記ラベル剥離ユニットにより剥離されてラベル受け渡し
位置へ移動されたラベルを吸着保持するラベル貼付側吸
着手段を有し且つこのラベル貼付側吸着手段が保持した
ラベルを被貼付体の所定位置へ貼付するラベル貼付ヘッ
ドを有するラベル貼付ユニットと、前記ラベル貼付ユニ
ットのラベル貼付ヘッドを移動させて、ラベル貼付ユニ
ットをラベル貼付位置へ位置決めする駆動ユニットと、
前記駆動ユニットを制御する制御手段とより構成したこ
とから、ラベル剥離ユニットにセットされたラベル群の
ラベルはラベル剥離側吸着手段により1枚づつ台紙より
剥離されて、ラベル受け渡し位置まで移動され、ラベル
受け渡し位置に待機するラベル貼付ユニットのラベル貼
付ヘッドに設けられたラベル貼付側吸着手段へ受け渡さ
れる。その後、駆動ユニットによりラベル貼付ヘッドが
ラベル貼付位置まで移動されて、ラベル貼付位置に位置
決めされている被貼付体の所定位置へ正確に貼付され
る。
【0055】これによって、従来の手作業で被貼付体に
ラベル貼付していたときに比べて作業能率が格段に向
上すると共に、台紙より剥離したラベルを台紙の送り速
度に同期させてラベル受け渡し位置まで移動させ、被貼
付体へ貼付するようにしたことから、台紙に仮付けされ
たラベルの位置精度でラベルを被貼付体へ貼付すること
ができるため、精度の高い貼付作業が可能になる。
【0056】また、請求項2の発明に係わるラベル貼付
装置によれば、請求項1記載のラベル貼付装置におい
て、前記ラベル貼付ユニットのラベル貼付ヘッドを昇降
する昇降シリンダのヘッド側に圧力センサを設けて、こ
の圧力センサが検出した信号により次工程の動作を制御
するようにしたことから、上記した請求項1の発明の効
果と同様な効果を奏し得るばかりか、ラベル貼付時の動
作にロスタイムが生じることがないと共に、被貼付体の
貼付位置の高さが変わっても、何等高さを調整せずにラ
ベルの貼付が可能となるため、被貼付体が変更になって
も段取り替えを必要とせずに貼付作業を開始することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すラベル貼付装置の概
略構成図である。
【図2】同ラベル貼付装置におけるラベル剥離ユニット
の側面図である。
【図3】図のP方向からの矢視図である。
【図4】同ラベル貼付装置の内部構造の構成説明図であ
る。
【図5】同ラベル貼付装置におけるラベル貼付ユニット
の正面図である。
【図6】同ラベル貼付装置におけるラベル貼付ユニット
の側面図である。
【図7】同ラベル貼付装置における初期工程のラベル剥
離の作用説明図である。
【図8】同ラベル貼付装置における次工程のラベル剥離
の作用説明図である。
【図9】同ラベル貼付装置における次工程のラベル剥離
の作用説明図である。
【図10】同ラベル貼付装置における最終工程のラベル
剥離の作用説明図である。
【図11】(イ)ないし(ハ)は本発明の実施の態様を
示すラベル貼付装置を構成するラベル貼付ユニットの作
用説明図である。
【図12】ラベル貼付装置で貼付するラベル群の斜視図
である。
【図13】従来のラベル剥離機の説明図である。
【符号の説明】 1 ラベル剥離ユニット 2 ラベル貼付ユニット 3 駆動ユニット 52 負圧吸着器(ラベル剥離側吸着手段) 54 ラベル貼付ヘッド 57 負圧吸着器(ラベル貼付側吸着手段) a ラベル b 台紙 c ラベル群
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65C 9/18 B65C 9/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数枚のラベルがロール状の台紙上に多
    連状に仮付けされたラベル群より1枚づつラベルを吸着
    して台紙より剥離し、かつ台紙の送り速度に同期させて
    ラベル受け渡し位置まで移動させるラベル剥離側吸着手
    段を有するラベル剥離ユニットと、 前記ラベル剥離ユニットにより剥離されてラベル受け渡
    し位置へ移動されたラベルを吸着保持するラベル貼付側
    吸着手段を有し且つこのラベル貼付側吸着手段が保持し
    たラベルを被貼付体の所定位置へ貼付するラベル貼付ヘ
    ッドを有するラベル貼付ユニットと、 前記ラベル貼付ユニットのラベル貼付ヘッドを移動させ
    て、ラベル貼付ユニットをラベル貼付位置へ位置決めす
    る駆動ユニットと、 前記駆動ユニットを制御する制御手段とを備えたことを
    特徴とするラベル貼付装置。
  2. 【請求項2】 前記ラベル貼付ユニットのラベル貼付ヘ
    ッドを昇降する昇降シリンダのヘッド側に圧力センサを
    設けて、この圧力センサが検出した信号により次工程の
    動作を制御するようにした請求項1記載のラベル貼付装
    置。
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