JP2502276B2 - 学習用テ−プレコ−ダ - Google Patents
学習用テ−プレコ−ダInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば語学学習等において教材等の記録内
容を再生しながら生徒側の応答内容等を記録可能な学習
用テープレコーダ等の記録再生装置に関する。
容を再生しながら生徒側の応答内容等を記録可能な学習
用テープレコーダ等の記録再生装置に関する。
記録再生装置の一例として、学習用テープレコーダ
は、例えばLL(語学教習)システムの生徒側子機等とし
て用いられるものであり、一般のテープレコーダと同様
な再生モード、記録モード、早送りモード、巻戻しモー
ド等の動作モードを選択し得るのみならず、テープ定速
走行状態においてテープ上の一方の(教師用あるいは教
材用の)チャンネルを再生しながら他方の(生徒用の)
チャンネルに記録するような練習モード(あるいはドリ
ルモード、LLモード等とも称す)が選択可能になってい
る。
は、例えばLL(語学教習)システムの生徒側子機等とし
て用いられるものであり、一般のテープレコーダと同様
な再生モード、記録モード、早送りモード、巻戻しモー
ド等の動作モードを選択し得るのみならず、テープ定速
走行状態においてテープ上の一方の(教師用あるいは教
材用の)チャンネルを再生しながら他方の(生徒用の)
チャンネルに記録するような練習モード(あるいはドリ
ルモード、LLモード等とも称す)が選択可能になってい
る。
さらに、近年の学習用テープレコーダにおいては、い
わゆるセンテンスリピート機能として、現在再生中ある
いは再生終了した文書の先頭に戻って再び再生を開始す
るという一連の動作を一操作で行えるようにしたものも
広く知られている。
わゆるセンテンスリピート機能として、現在再生中ある
いは再生終了した文書の先頭に戻って再び再生を開始す
るという一連の動作を一操作で行えるようにしたものも
広く知られている。
ところで、上記練習モード中に上記センテンス・リピ
ート操作を行った場合には、文章の先頭まで巻戻しが行
われた後、常に再生モードに自動的に切り換えられてし
まうため、再び練習モードにするためには手動により再
生モードから練習モードへの切換選択操作を行わなけれ
ばならず、手間がかかって面倒である。
ート操作を行った場合には、文章の先頭まで巻戻しが行
われた後、常に再生モードに自動的に切り換えられてし
まうため、再び練習モードにするためには手動により再
生モードから練習モードへの切換選択操作を行わなけれ
ばならず、手間がかかって面倒である。
例えば、練習モードによる学習を1文章ずつ繰り返し
ながら行う場合には、練習モードで教師用チャンネルを
再生しながら生徒用チャンネルに録音し、次にリピート
操作して巻戻しを行った後教師用および生徒用のチャン
ネルを再生し、次にリピート操作位置に達した時点で練
習モードに切り換えて次の文章を練習することの繰り返
しが必要となるため、操作が繁雑化する。これは特に、
リピート操作後の再生動作中に、次の未だ練習していな
い文章が再生された時点で練習モードに切り換える操作
が面倒であり、学習に集中することの妨げとなるのみな
らず、切換操作を忘れることも生じ易く、学習能率の低
下や学習効果の低下等の原因ともなる。
ながら行う場合には、練習モードで教師用チャンネルを
再生しながら生徒用チャンネルに録音し、次にリピート
操作して巻戻しを行った後教師用および生徒用のチャン
ネルを再生し、次にリピート操作位置に達した時点で練
習モードに切り換えて次の文章を練習することの繰り返
しが必要となるため、操作が繁雑化する。これは特に、
リピート操作後の再生動作中に、次の未だ練習していな
い文章が再生された時点で練習モードに切り換える操作
が面倒であり、学習に集中することの妨げとなるのみな
らず、切換操作を忘れることも生じ易く、学習能率の低
下や学習効果の低下等の原因ともなる。
また、練習を繰り返したい場合には、リピート操作に
より文章の先頭に戻った後に、直ちに練習モードに切り
換えるられる方が便利である。
より文章の先頭に戻った後に、直ちに練習モードに切り
換えるられる方が便利である。
そこで、本発明は、練習モード中にリピート操作を行
った場合には、文章先頭位置にテープが巻き戻されて再
生モードに自動切換された後、テープが上記リピート操
作位置に達した時点で自動的に練習モードに切り換わ
り、また練習を繰り返したい場合には、モード切換によ
って、リピート操作後文章先頭位置にテープが巻き戻さ
れたときに直ちに練習モードに切り換わるような学習用
テープレコーダ等の記録再生装置の提供を目的とする。
った場合には、文章先頭位置にテープが巻き戻されて再
生モードに自動切換された後、テープが上記リピート操
作位置に達した時点で自動的に練習モードに切り換わ
り、また練習を繰り返したい場合には、モード切換によ
って、リピート操作後文章先頭位置にテープが巻き戻さ
れたときに直ちに練習モードに切り換わるような学習用
テープレコーダ等の記録再生装置の提供を目的とする。
すなわち、本発明に係る記録再生装置の特徴は、テー
プ定速走行動作中に少なくとも一方のチャンネルを再生
状態とし他方チャンネルを記録状態とするような練習モ
ードを選択可能な記録再生装置において、テープ走行に
応じて計数動作し現在のテープ走行位置データを出力す
るカウンタと、文章先頭に対応するテープ位置データを
記憶する第1のメモリと、リピート操作ボタンと、この
リピート操作ボタンの操作時の上記カウンタからのテー
プ走行位置データを記憶する第2のメモリと、練習リピ
ートモード選択ボタンとを有し、上記練習リピートモー
ド選択ボタンによる練習リピートモードが設定されてお
らず、上記練習モードが選択されている状態で、上記リ
ピート操作ボタンを操作することに応じて、テープレコ
ーダの動作状態を巻戻しモードに切換制御して上記カウ
ンタからの現在位置データが上記第1のメモリに記憶さ
れた文章先頭位置データに一致するまで上記巻戻し動作
を持続させ、これらのデータが一致したときに再生モー
ドに切換制御して上記カウンタからの現在位置データが
上記第2のメモリに記憶されたリピート操作位置データ
に一致するまで上記再生動作を持続させ、これらのデー
タが一致したときに上記練習モードに切換制御し、ま
た、上記練習リピートモード選択ボタンの操作により練
習リピートモードに設定され、上記練習モードが選択さ
れている状態で、上記リピート操作ボタンを操作するこ
とに応じて、テープレコーダの動作状態を巻戻しモード
に切換制御して上記カウンタからの現在位置データが上
記第1のメモリに記憶された文章先頭位置データに一致
するまで上記巻戻し動作を持続させ、これらのデータが
一致したときに上記練習モードに切換制御するような制
御回路を備えて成ることである。
プ定速走行動作中に少なくとも一方のチャンネルを再生
状態とし他方チャンネルを記録状態とするような練習モ
ードを選択可能な記録再生装置において、テープ走行に
応じて計数動作し現在のテープ走行位置データを出力す
るカウンタと、文章先頭に対応するテープ位置データを
記憶する第1のメモリと、リピート操作ボタンと、この
リピート操作ボタンの操作時の上記カウンタからのテー
プ走行位置データを記憶する第2のメモリと、練習リピ
ートモード選択ボタンとを有し、上記練習リピートモー
ド選択ボタンによる練習リピートモードが設定されてお
らず、上記練習モードが選択されている状態で、上記リ
ピート操作ボタンを操作することに応じて、テープレコ
ーダの動作状態を巻戻しモードに切換制御して上記カウ
ンタからの現在位置データが上記第1のメモリに記憶さ
れた文章先頭位置データに一致するまで上記巻戻し動作
を持続させ、これらのデータが一致したときに再生モー
ドに切換制御して上記カウンタからの現在位置データが
上記第2のメモリに記憶されたリピート操作位置データ
に一致するまで上記再生動作を持続させ、これらのデー
タが一致したときに上記練習モードに切換制御し、ま
た、上記練習リピートモード選択ボタンの操作により練
習リピートモードに設定され、上記練習モードが選択さ
れている状態で、上記リピート操作ボタンを操作するこ
とに応じて、テープレコーダの動作状態を巻戻しモード
に切換制御して上記カウンタからの現在位置データが上
記第1のメモリに記憶された文章先頭位置データに一致
するまで上記巻戻し動作を持続させ、これらのデータが
一致したときに上記練習モードに切換制御するような制
御回路を備えて成ることである。
したがって、このような記録再生装置によれば、練習
リピートモードに設定された状態での練習モード中にリ
ピート操作を行った場合には、上記制御回路は、文章先
頭位置までテープを巻き戻した後に練習モードに自動切
換するから、同じ箇所の練習を直ちに繰り返すことがで
き、学習能率や学習効果の向上に貢献し得る。
リピートモードに設定された状態での練習モード中にリ
ピート操作を行った場合には、上記制御回路は、文章先
頭位置までテープを巻き戻した後に練習モードに自動切
換するから、同じ箇所の練習を直ちに繰り返すことがで
き、学習能率や学習効果の向上に貢献し得る。
また、練習モード中(ただし練習リピートモードに設
定されていないとき)にリピート操作を行った場合に
は、上記制御回路は、文章先頭位置までテープを巻き戻
した後に再生モードに自動切換し、次にテープが上記リ
ピート操作位置に達したときに自動的に練習モードに自
動切換するから、自分の練習結果を耳で確認してから次
の練習を続行することができ、学習能率や学習効果の向
上に貢献し得る。
定されていないとき)にリピート操作を行った場合に
は、上記制御回路は、文章先頭位置までテープを巻き戻
した後に再生モードに自動切換し、次にテープが上記リ
ピート操作位置に達したときに自動的に練習モードに自
動切換するから、自分の練習結果を耳で確認してから次
の練習を続行することができ、学習能率や学習効果の向
上に貢献し得る。
さらに、練習モード時のリピート操作に応じた一連の
動作は、練習リピートモードに設定されているか否かに
応じて異なり、練習リピートモードに設定されていると
きには文章先頭位置に戻った直後から練習モードに切り
換わるのに対し、練習リピートモードに設定されていな
いときには、文章先頭位置に戻った直後は再生モードに
切り換わり、リピート操作位置に達したときに練習モー
ドに切り換わる。
動作は、練習リピートモードに設定されているか否かに
応じて異なり、練習リピートモードに設定されていると
きには文章先頭位置に戻った直後から練習モードに切り
換わるのに対し、練習リピートモードに設定されていな
いときには、文章先頭位置に戻った直後は再生モードに
切り換わり、リピート操作位置に達したときに練習モー
ドに切り換わる。
第1図は、本発明に係る記録再生装置の一実施例とな
る学習用テープレコーダの回路構成を示すブロック回路
図である。
る学習用テープレコーダの回路構成を示すブロック回路
図である。
この第1図において、例えばカセットテープ等のテー
プ1を走行駆動するための機構部2は、その動作状態が
システムコントローラ3によって切換制御されるように
なっており、このシステムコントローラ3は制御回路4
からの指令信号に応じて動作制御される。次に、テープ
1の走行方向に沿った絶対位置を検出するために、例え
ばテープリールあるいはキャプスタン、ピンチローラ等
の回転を検出してパルスを発生するパルス発生器5から
の回転検出パルスをカウンタ6に送って計数しており、
この計数値出力がテープ走行方向の絶対位置データとし
て制御回路4に送られている。カウンタ6は、いわゆる
アップ/ダウン・カウンタであり、アップ/ダウンの切
換制御信号は、制御回路4から送られている。また、カ
ウンタ6のリセット端子Rにはスイッチ7が接続されて
いる。
プ1を走行駆動するための機構部2は、その動作状態が
システムコントローラ3によって切換制御されるように
なっており、このシステムコントローラ3は制御回路4
からの指令信号に応じて動作制御される。次に、テープ
1の走行方向に沿った絶対位置を検出するために、例え
ばテープリールあるいはキャプスタン、ピンチローラ等
の回転を検出してパルスを発生するパルス発生器5から
の回転検出パルスをカウンタ6に送って計数しており、
この計数値出力がテープ走行方向の絶対位置データとし
て制御回路4に送られている。カウンタ6は、いわゆる
アップ/ダウン・カウンタであり、アップ/ダウンの切
換制御信号は、制御回路4から送られている。また、カ
ウンタ6のリセット端子Rにはスイッチ7が接続されて
いる。
ここで、学習用テープレコーダは、テープ1に対して
少なくとも2チャンネル、すなわち教師用(あるいは教
材記録用)のチャンネル及び生徒用のチャンネルの信号
を同時に記録、再生可能に構成されているとともに、学
習用テープレコーダに特有の動作モードとして、教師用
チャンネルの信号を再生しながら生徒用チャンネルの信
号を記録するいわゆる練習モード(あるいはドリルモー
ド、LLモードともいう。)が選択可能に構成されてい
る。これらの教師用及び生徒用チャンネルのうち、後術
するセンテンスリピート動作は教師用チャンネルの記録
内容に対して行われるものであることにより、教師用チ
ャンネルの再生信号が音声の有無を検出するための音声
検出回路8に送られ、この音声検出回路8からの出力が
制御回路4に送られている。
少なくとも2チャンネル、すなわち教師用(あるいは教
材記録用)のチャンネル及び生徒用のチャンネルの信号
を同時に記録、再生可能に構成されているとともに、学
習用テープレコーダに特有の動作モードとして、教師用
チャンネルの信号を再生しながら生徒用チャンネルの信
号を記録するいわゆる練習モード(あるいはドリルモー
ド、LLモードともいう。)が選択可能に構成されてい
る。これらの教師用及び生徒用チャンネルのうち、後術
するセンテンスリピート動作は教師用チャンネルの記録
内容に対して行われるものであることにより、教師用チ
ャンネルの再生信号が音声の有無を検出するための音声
検出回路8に送られ、この音声検出回路8からの出力が
制御回路4に送られている。
制御回路4には、再生、記録、早送り、巻戻し、停止
および練習の各動作モード選択ボタン(図示せず)から
の選択信号が供給されるとともに、さらに、リピート操
作ボタン11および練習リピートモード選択ボタン12から
の信号が供給されている。また制御回路4には、少なく
とも上記練習モード選択ボタンが操作されたことを記憶
するための練習モードメモリ13、練習リピートモード選
択ボタン12が操作されたことを記憶するための練習リピ
ートモードメモリ14、リピートボタン11が操作されたと
きのテープ位置データを記憶するためのリピート操作位
置メモリ15および文章先頭に対応するテープ位置データ
を記憶するための文章先頭位置メモリ16が接続されてお
り、さらに、上記テープ位置データ用のメモリ15,16に
記憶されたデータとカウンタ6からの現在のテープ位置
データとを比較するための比較器9および音声検出回路
8からの出力位置に基づく文章先頭位置の判断に用いら
れるタイマ回路10が制御回路4に接続されている。
および練習の各動作モード選択ボタン(図示せず)から
の選択信号が供給されるとともに、さらに、リピート操
作ボタン11および練習リピートモード選択ボタン12から
の信号が供給されている。また制御回路4には、少なく
とも上記練習モード選択ボタンが操作されたことを記憶
するための練習モードメモリ13、練習リピートモード選
択ボタン12が操作されたことを記憶するための練習リピ
ートモードメモリ14、リピートボタン11が操作されたと
きのテープ位置データを記憶するためのリピート操作位
置メモリ15および文章先頭に対応するテープ位置データ
を記憶するための文章先頭位置メモリ16が接続されてお
り、さらに、上記テープ位置データ用のメモリ15,16に
記憶されたデータとカウンタ6からの現在のテープ位置
データとを比較するための比較器9および音声検出回路
8からの出力位置に基づく文章先頭位置の判断に用いら
れるタイマ回路10が制御回路4に接続されている。
以上のような回路構成を有する学習用テープレコーダ
において、先ず上述した各動作モードすなわち再生、記
録、早送り、巻戻し、停止および練習モードについて
は、それぞれのモード選択ボタン(図示せず)を操作す
ることに応じて制御回路4から各動作モードに対応する
指令信号がシステムコントローラ3の送られ、このシス
テムコントローラ3により音声回路系(図示せず)やテ
ープ走行駆動用の機構部2の動作が切換制御される。こ
こで、上記練習モードが選択されたときには、練習モー
ドメモリ13に例えば“1"が記憶されるが、他の動作モー
ド、すなわち、再生、記録、早送り、巻戻しおよび停止
モードのうちのいずれかが選択されたときには、練習モ
ードメモリ13の内容はクリア(例えば“0"リセット)さ
れる。これに対して、リピート操作ボタン11が操作され
たときには、文章先頭位置までの巻戻し動作を含む一連
の動作モードが順次選択されるわけであるが、このとき
には上記練習モードメモリ13の内容はクリアされず、記
憶を保持している。
において、先ず上述した各動作モードすなわち再生、記
録、早送り、巻戻し、停止および練習モードについて
は、それぞれのモード選択ボタン(図示せず)を操作す
ることに応じて制御回路4から各動作モードに対応する
指令信号がシステムコントローラ3の送られ、このシス
テムコントローラ3により音声回路系(図示せず)やテ
ープ走行駆動用の機構部2の動作が切換制御される。こ
こで、上記練習モードが選択されたときには、練習モー
ドメモリ13に例えば“1"が記憶されるが、他の動作モー
ド、すなわち、再生、記録、早送り、巻戻しおよび停止
モードのうちのいずれかが選択されたときには、練習モ
ードメモリ13の内容はクリア(例えば“0"リセット)さ
れる。これに対して、リピート操作ボタン11が操作され
たときには、文章先頭位置までの巻戻し動作を含む一連
の動作モードが順次選択されるわけであるが、このとき
には上記練習モードメモリ13の内容はクリアされず、記
憶を保持している。
次に、練習リピートモード選択ボタンは12は、例えば
練習リピートモードメモリ14を交互にセット、リセット
するものであり、この練習リピートモードメモリ14がセ
ット(例えば“1"が記憶)されているときには練習リピ
ートモードが選択されているものとする。この場合、テ
ープレコーダの操作パネル面等の練習リピートモード選
択ボタン12の近傍に発光ダイオード等の表示素子を設
け、練習リピートモードが選択されているときこの発光
ダイオードを点灯させることが望ましい。
練習リピートモードメモリ14を交互にセット、リセット
するものであり、この練習リピートモードメモリ14がセ
ット(例えば“1"が記憶)されているときには練習リピ
ートモードが選択されているものとする。この場合、テ
ープレコーダの操作パネル面等の練習リピートモード選
択ボタン12の近傍に発光ダイオード等の表示素子を設
け、練習リピートモードが選択されているときこの発光
ダイオードを点灯させることが望ましい。
以下、上記リピート操作に関連した各種動作について
説明する。
説明する。
先ず、リピート操作に応じて教師用トラックに記録さ
れた教材の文章(あるいは単語等)の先頭位置までテー
プの巻戻しが行われるわけであるが、この文章先頭位置
については、音声検出回路8からの出力によって無記録
状態(無音状態)が一定時間、例えば750msec以上持続
したときに、これを文章の間の空白部分いわゆる文間と
判断し、次に音声が検出された時点におけるカウンタ6
からのテープ位置データを文章先頭位置データとしてメ
モリ16に記憶させている。
れた教材の文章(あるいは単語等)の先頭位置までテー
プの巻戻しが行われるわけであるが、この文章先頭位置
については、音声検出回路8からの出力によって無記録
状態(無音状態)が一定時間、例えば750msec以上持続
したときに、これを文章の間の空白部分いわゆる文間と
判断し、次に音声が検出された時点におけるカウンタ6
からのテープ位置データを文章先頭位置データとしてメ
モリ16に記憶させている。
この文章先頭位置の検出および記憶動作の一具体例を
第2図フローチャートに従って説明すると、先ず、ステ
ップ101において音声検出回路8からの出力により音声
の有無を判別し、YES(音声有)のときにはステップ102
に進んで文間タイマがオーバしているか否かを判別す
る。この文間タイマには第1図のタイマ回路10を用いれ
ばよく、文間と判断可能な一定時間To(例えば750mse
c)以上タイマ動作が持続したときに上記オーバ状態と
なる。なお、オーバ状態とは、例えばタイマカウンタ等
が予め設定された一定値をカウントしてキャリーパルス
等を出力した状態を示す。ここで、上記文間タイマは、
通常の場合リセット状態にあるから、ステップ102にお
いてNOと判断され、ステップ105に進んで文間タイマの
リセットが行われる。次にステップ106に進んで、文章
タイマがオーバしているか否かを判別する。この文章タ
イマは、例えば無音検出状態においてパルス雑音等によ
り文章先頭と誤認することを防止するためのものであ
り、必要に応じて設ければよい。この文章タイマも通常
はリセットされているため、ステップ106ではNOと判別
され、リターンすなわちメインルーチンに戻る。
第2図フローチャートに従って説明すると、先ず、ステ
ップ101において音声検出回路8からの出力により音声
の有無を判別し、YES(音声有)のときにはステップ102
に進んで文間タイマがオーバしているか否かを判別す
る。この文間タイマには第1図のタイマ回路10を用いれ
ばよく、文間と判断可能な一定時間To(例えば750mse
c)以上タイマ動作が持続したときに上記オーバ状態と
なる。なお、オーバ状態とは、例えばタイマカウンタ等
が予め設定された一定値をカウントしてキャリーパルス
等を出力した状態を示す。ここで、上記文間タイマは、
通常の場合リセット状態にあるから、ステップ102にお
いてNOと判断され、ステップ105に進んで文間タイマの
リセットが行われる。次にステップ106に進んで、文章
タイマがオーバしているか否かを判別する。この文章タ
イマは、例えば無音検出状態においてパルス雑音等によ
り文章先頭と誤認することを防止するためのものであ
り、必要に応じて設ければよい。この文章タイマも通常
はリセットされているため、ステップ106ではNOと判別
され、リターンすなわちメインルーチンに戻る。
次に、一つの文章が終わって文間の無音状態になる、
ステップ101でNO(音声無)と判別され、ステップ108に
進んで上記文間タイマがリセットされているか否かを判
別する。上記無音状態の検出開始時点では、YESと判別
されて次のステップ109で文間タイマのタイマ動作が開
始されて上記ステップ106に進み無音状態が持続してい
る間は文間タイマが動作中あるいは上記オーバ状態とな
って、ステップ108にてNOと判別されてステップ106に進
む。上記文章タイマはリセット状態にあるから、ステッ
プ106ではNOと判断されてリターンする。
ステップ101でNO(音声無)と判別され、ステップ108に
進んで上記文間タイマがリセットされているか否かを判
別する。上記無音状態の検出開始時点では、YESと判別
されて次のステップ109で文間タイマのタイマ動作が開
始されて上記ステップ106に進み無音状態が持続してい
る間は文間タイマが動作中あるいは上記オーバ状態とな
って、ステップ108にてNOと判別されてステップ106に進
む。上記文章タイマはリセット状態にあるから、ステッ
プ106ではNOと判断されてリターンする。
次に、上記無音状態検出後に次の文章に対応する音声
が検出されると、ステップ101でYES(音声有)と判別さ
れてステップ102に進む。このとき、上記無音状態が文
間であって上記一定時間To(750msec)以上持続されて
いた場合には、上記文間タイマはオーバ状態になってい
るから、ステップ102においてYESと判別され、ステップ
103に進んで、このときの上記カウンタ6からのテープ
位置データが一時記憶用メモリいわゆるレジスタに送ら
れて保持される。次に、ステップ104に進み、上記文章
タイマのタイマ動作が開始された後、ステップ105に進
んで上記文間タイマがリセットされる。次のステップ10
6においては、上記文章タイマのタイマ動作中であればN
Oと判別されてリターンし、次にこの第2図のサブルー
チンを実行する際には、上記文間タイマがリセットされ
ているためステップ102でNOと判別されてステップ105を
介して再びステップ106に進む。このようにして、上記
文章タイマが一定時間Ts(例えば500msec程度)以上タ
イマ動作を持続することによって、文章タイマは上記オ
ーバ状態となり、ステップ106にてYESと判別されてステ
ップ107に進んで、上記レジスタに保持されていたテー
プ位置データが文章先頭位置データとしてメモリ16に記
憶される。すなわち、パルス雑音等のように有音状態の
持続時間が上記文章タイマの設定時間Ts(例えば500mse
c)よりも短い場合には、上記レジスタに保持されてい
たテープ位置データがメモリ16に記憶されることはな
く、誤認を防止できる。なお、文章タイマの設定時間Ts
は、上記雑音等の持続時間や後述する文章リピート操作
の余裕時間を考慮して定めればよいが、複数文にわたる
リピートが可能な場合には、例えば10msec程度と短くし
て、雑音等による誤認を防止する点のみ考慮して定めて
もよい。
が検出されると、ステップ101でYES(音声有)と判別さ
れてステップ102に進む。このとき、上記無音状態が文
間であって上記一定時間To(750msec)以上持続されて
いた場合には、上記文間タイマはオーバ状態になってい
るから、ステップ102においてYESと判別され、ステップ
103に進んで、このときの上記カウンタ6からのテープ
位置データが一時記憶用メモリいわゆるレジスタに送ら
れて保持される。次に、ステップ104に進み、上記文章
タイマのタイマ動作が開始された後、ステップ105に進
んで上記文間タイマがリセットされる。次のステップ10
6においては、上記文章タイマのタイマ動作中であればN
Oと判別されてリターンし、次にこの第2図のサブルー
チンを実行する際には、上記文間タイマがリセットされ
ているためステップ102でNOと判別されてステップ105を
介して再びステップ106に進む。このようにして、上記
文章タイマが一定時間Ts(例えば500msec程度)以上タ
イマ動作を持続することによって、文章タイマは上記オ
ーバ状態となり、ステップ106にてYESと判別されてステ
ップ107に進んで、上記レジスタに保持されていたテー
プ位置データが文章先頭位置データとしてメモリ16に記
憶される。すなわち、パルス雑音等のように有音状態の
持続時間が上記文章タイマの設定時間Ts(例えば500mse
c)よりも短い場合には、上記レジスタに保持されてい
たテープ位置データがメモリ16に記憶されることはな
く、誤認を防止できる。なお、文章タイマの設定時間Ts
は、上記雑音等の持続時間や後述する文章リピート操作
の余裕時間を考慮して定めればよいが、複数文にわたる
リピートが可能な場合には、例えば10msec程度と短くし
て、雑音等による誤認を防止する点のみ考慮して定めて
もよい。
以上のようにして、少なくとも再生モード中および練
習モード中には最近の文章先頭位置データがメモリ16に
記憶され、リピート操作ボタン11の操作に応じて上記文
章先頭位置までの巻戻し動作が先ず行われる。そいて、
文章先頭位置に到達したときには、リピート操作ボタン
11を操作したときのモードに応じていくつかの動作が選
択される。
習モード中には最近の文章先頭位置データがメモリ16に
記憶され、リピート操作ボタン11の操作に応じて上記文
章先頭位置までの巻戻し動作が先ず行われる。そいて、
文章先頭位置に到達したときには、リピート操作ボタン
11を操作したときのモードに応じていくつかの動作が選
択される。
すなわち、第3図に示すように、再生(PLAY)動作モ
ードが選択されている間にリピート(REPEAT)操作を行
った場合には、文章先頭位置S1まで巻戻し(REW)動作
した後、再生(PLAY)モードに自動切換され、そのまま
他の動作モード選択ボタンを操作するまで再生モードを
持続する。
ードが選択されている間にリピート(REPEAT)操作を行
った場合には、文章先頭位置S1まで巻戻し(REW)動作
した後、再生(PLAY)モードに自動切換され、そのまま
他の動作モード選択ボタンを操作するまで再生モードを
持続する。
このとき、次の文章の先頭位置S0から上記文章タイマ
によって決定される一定時間Ts(例えば500msec)を経
過するまでの範囲内でリピート操作を行った場合には、
先の文章の先頭位置S1まで巻戻し動作が行われるが、上
記時間Tsを越えた時点でリピート操作を行った場合に
は、第4図に示すように現在の文章の先頭位置S0までの
巻戻しが行われる。これは、上述した第2図のフローチ
ャートの動作からも明らかなように、文章先頭位置から
文章タイマ設定時間Tsを経過するまではメモリ16には先
の文章先頭位置データが記憶されたままであり、上記時
間Ts経過後に始めて現在の文章の先頭位置データが上記
レジスタよりメモリ16に送られて記憶されるからであ
る。これは、後述する練習モード中にリピート操作を行
う場合も同様である。
によって決定される一定時間Ts(例えば500msec)を経
過するまでの範囲内でリピート操作を行った場合には、
先の文章の先頭位置S1まで巻戻し動作が行われるが、上
記時間Tsを越えた時点でリピート操作を行った場合に
は、第4図に示すように現在の文章の先頭位置S0までの
巻戻しが行われる。これは、上述した第2図のフローチ
ャートの動作からも明らかなように、文章先頭位置から
文章タイマ設定時間Tsを経過するまではメモリ16には先
の文章先頭位置データが記憶されたままであり、上記時
間Ts経過後に始めて現在の文章の先頭位置データが上記
レジスタよりメモリ16に送られて記憶されるからであ
る。これは、後述する練習モード中にリピート操作を行
う場合も同様である。
次に、練習モード中にリピート操作ボタンを操作した
場合には、このときの練習リピートモードメモリ14の内
容に応じて互いに異なる動作が行われる。
場合には、このときの練習リピートモードメモリ14の内
容に応じて互いに異なる動作が行われる。
先ず、練習リピートモードメモリ14がリセット(例え
ば“0"が記憶)されて練習リピートモードにない場合
(発光ダイオード等が点灯していない場合)において、
第5図に示すように、練習(DRILL)モード中にリピー
ト(REPEAT)操作を行うと、文章先頭位置S1まで巻戻し
(REW)動作した後、再生(PLAY)モードに自動切換さ
れ、再生動作が行われて上記リピート(REPEAT)操作位
置にまで達すると、練習(DRILL)モードに自動切換さ
れて、これ以降は他の動作モード選択ボタンを操作する
まで練習モードが持続される。
ば“0"が記憶)されて練習リピートモードにない場合
(発光ダイオード等が点灯していない場合)において、
第5図に示すように、練習(DRILL)モード中にリピー
ト(REPEAT)操作を行うと、文章先頭位置S1まで巻戻し
(REW)動作した後、再生(PLAY)モードに自動切換さ
れ、再生動作が行われて上記リピート(REPEAT)操作位
置にまで達すると、練習(DRILL)モードに自動切換さ
れて、これ以降は他の動作モード選択ボタンを操作する
まで練習モードが持続される。
次に、練習リピートモード選択ボタン12を操作してメ
モリ14をセット(例えば“1"を記憶)し練習リピートモ
ードとした(発光ダイオード等が点灯している)場合に
おいて、第6図に示すように、練習(DRILL)モード中
にリピート(REPEAT)操作を行うと、文章先頭位置S1ま
で巻戻し(REW)動作した後、練習(DRILL)モードに自
動切換されて、そのまま他の動作モード選択ボタンを操
作するまで練習モードが持続される。
モリ14をセット(例えば“1"を記憶)し練習リピートモ
ードとした(発光ダイオード等が点灯している)場合に
おいて、第6図に示すように、練習(DRILL)モード中
にリピート(REPEAT)操作を行うと、文章先頭位置S1ま
で巻戻し(REW)動作した後、練習(DRILL)モードに自
動切換されて、そのまま他の動作モード選択ボタンを操
作するまで練習モードが持続される。
従って、リピート操作ボタン選択時のモードに応じ
て、それぞれ最適な一連の動作が行われる。すなわち、
再生モード時にリピート操作を行うと、第3図あるいは
第4図に示すように、文章先頭位置まで巻戻した後、自
動的に再生モードに切り換わるのに対し、練習モード時
にリピート操作を行うと、このときの練習リピートモー
ドの状態に応じて動作が異なり、練習リピートモードに
ないときには、第5図に示すように、文章先頭位置まで
巻戻して再生モードに切り換わった後にリピート操作位
置で練習モードに自動的に切り換わり、練習リピートモ
ードにあるときには、第6図に示すように、文章先頭位
置まで巻戻した後に直ちに練習モードに自動的に切り換
わる。
て、それぞれ最適な一連の動作が行われる。すなわち、
再生モード時にリピート操作を行うと、第3図あるいは
第4図に示すように、文章先頭位置まで巻戻した後、自
動的に再生モードに切り換わるのに対し、練習モード時
にリピート操作を行うと、このときの練習リピートモー
ドの状態に応じて動作が異なり、練習リピートモードに
ないときには、第5図に示すように、文章先頭位置まで
巻戻して再生モードに切り換わった後にリピート操作位
置で練習モードに自動的に切り換わり、練習リピートモ
ードにあるときには、第6図に示すように、文章先頭位
置まで巻戻した後に直ちに練習モードに自動的に切り換
わる。
以上のような3種のリピート動作を第7図のフローチ
ャートとともに説明する。
ャートとともに説明する。
先ず、第1図のリピート操作ボタン11が操作される
と、制御回路4における制御が第7図のステップ201に
移り、カウンタ6からの現在のテープ位置データをリピ
ート操作位置メモリ15に記憶させた後、ステップ202に
進んで巻戻しモード指令信号をシステムコントローラ3
に送る。このシステムコントローラ3により、機構部2
はテープ巻戻し状態に駆動制御される。制御回路4は巻
戻し指令を出すとともにカウンタ6をダウンカウント状
態に制御するから、機構部2のリール台等の回転を検出
して得られたパルス発生部5からのパルスは、カウンタ
6においてダウンカウントされ、このカウント値が現在
のテープ位置データとして制御回路4に送られる。
と、制御回路4における制御が第7図のステップ201に
移り、カウンタ6からの現在のテープ位置データをリピ
ート操作位置メモリ15に記憶させた後、ステップ202に
進んで巻戻しモード指令信号をシステムコントローラ3
に送る。このシステムコントローラ3により、機構部2
はテープ巻戻し状態に駆動制御される。制御回路4は巻
戻し指令を出すとともにカウンタ6をダウンカウント状
態に制御するから、機構部2のリール台等の回転を検出
して得られたパルス発生部5からのパルスは、カウンタ
6においてダウンカウントされ、このカウント値が現在
のテープ位置データとして制御回路4に送られる。
次のステップ203において制御回路4は、カウンタ6
からの上記現在のテープ位置(現在位置)データおよび
文章先頭位置メモリ16からの文章先頭位置データを比較
器9に送って比較させ、現在位置が文章先頭位置に一致
するまで、すなわち現在位置は上記ダウンカウントによ
り減少しているから、現在位置≦文章先頭位置となるま
で、ステップ203に戻るループを繰り返し実行する。な
お、このループの途中に他のルーチンを挿入することは
可能である。
からの上記現在のテープ位置(現在位置)データおよび
文章先頭位置メモリ16からの文章先頭位置データを比較
器9に送って比較させ、現在位置が文章先頭位置に一致
するまで、すなわち現在位置は上記ダウンカウントによ
り減少しているから、現在位置≦文章先頭位置となるま
で、ステップ203に戻るループを繰り返し実行する。な
お、このループの途中に他のルーチンを挿入することは
可能である。
次に、上記現在位置が文章先頭位置に一致する(ある
いはより小さくなる)と、ステップ203でYESと判別され
て次のステップ204に進む。このステップ204において
は、練習モードメモリ13がセット(例えば“1"が記憶)
されているか否かを判別することにより、上記リピート
操作時の動作モードが練習モードであったか再生モード
であったかを判別する。再生モードであった場合には、
NOと判別されてステップ209に進み、制御回路4は再生
モード指令信号をシステムコントローラ3に送る。
いはより小さくなる)と、ステップ203でYESと判別され
て次のステップ204に進む。このステップ204において
は、練習モードメモリ13がセット(例えば“1"が記憶)
されているか否かを判別することにより、上記リピート
操作時の動作モードが練習モードであったか再生モード
であったかを判別する。再生モードであった場合には、
NOと判別されてステップ209に進み、制御回路4は再生
モード指令信号をシステムコントローラ3に送る。
したがって、再生モード中にリピート操作が行われた
場合には、第3図(や第4図)のような動作が行われ
る。
場合には、第3図(や第4図)のような動作が行われ
る。
次に、リピート操作時のモードが練習モードであった
場合には、ステップ204でYESと判別されてステップ205
に進み、このステップ205において練習リピートモード
メモリ14がセットされているか否かを判別する。練習リ
ピートモードメモリ13がリセットされていて練習リピー
トモードにない場合には、NOと判別されてステップ206
に進み、制御回路4は再生モード指令信号をシステムコ
ントローラ3に送った後、ステップ207に進む。このス
テップ207において制御回路4は、カウンタ6からの現
在位置データおよびリピート操作位置メモリ15からのリ
ピート操作位置データを比較器9に送り、現在位置がリ
ピート操作位置に一致するまでステップ207に戻るルー
プを繰り返し実行する。このステップ207においては、
制御回路4は再生モード指令後でありカウンタ6をアッ
プカウント状態に制御していることから、現在位置がリ
ピート操作位置以上となる(現在位置≧リピート操作位
置)か否かを判別条件とすればよい。テープの現在位置
が上記リピート操作位置に達すると、ステップ207にてY
ESと判別され、次のステップ208に進んで、制御回路4
は練習モード指令信号をシステムコントローラ3に送
る。したがって、練習リピートモードを選択していない
とき、練習モード中にリピート操作が行われた場合に
は、第5図のような一連の動作が順次実行される。
場合には、ステップ204でYESと判別されてステップ205
に進み、このステップ205において練習リピートモード
メモリ14がセットされているか否かを判別する。練習リ
ピートモードメモリ13がリセットされていて練習リピー
トモードにない場合には、NOと判別されてステップ206
に進み、制御回路4は再生モード指令信号をシステムコ
ントローラ3に送った後、ステップ207に進む。このス
テップ207において制御回路4は、カウンタ6からの現
在位置データおよびリピート操作位置メモリ15からのリ
ピート操作位置データを比較器9に送り、現在位置がリ
ピート操作位置に一致するまでステップ207に戻るルー
プを繰り返し実行する。このステップ207においては、
制御回路4は再生モード指令後でありカウンタ6をアッ
プカウント状態に制御していることから、現在位置がリ
ピート操作位置以上となる(現在位置≧リピート操作位
置)か否かを判別条件とすればよい。テープの現在位置
が上記リピート操作位置に達すると、ステップ207にてY
ESと判別され、次のステップ208に進んで、制御回路4
は練習モード指令信号をシステムコントローラ3に送
る。したがって、練習リピートモードを選択していない
とき、練習モード中にリピート操作が行われた場合に
は、第5図のような一連の動作が順次実行される。
また、練習リピートモードメモリ13がセットされてい
て練習リピートモードにある場合には、ステップ205に
おいてYESと判別され、ステップ208にすすむことによっ
て、制御回路4は練習モード指令信号システムコントロ
ーラ3に送るから、上記巻戻しにより文章先頭位置に達
した直後より練習モードに切換制御される。したがっ
て、練習リピートモードにあるとき、練習モード中にリ
ピート操作が行われると、第6図のような一連の動作が
順次実行される。
て練習リピートモードにある場合には、ステップ205に
おいてYESと判別され、ステップ208にすすむことによっ
て、制御回路4は練習モード指令信号システムコントロ
ーラ3に送るから、上記巻戻しにより文章先頭位置に達
した直後より練習モードに切換制御される。したがっ
て、練習リピートモードにあるとき、練習モード中にリ
ピート操作が行われると、第6図のような一連の動作が
順次実行される。
ここで、第7図フローチャートについては種々の変更
が可能であり、例えば制御回路4による制御動作の時間
遅れが比較的大きい場合等には、リピート操作直後であ
るステップ201の直前や、巻戻し終了直後であるステッ
プを挿入し、制御回路4によりシステムコントローラ3
を停止モードに切換制御してテープを停止させた状態で
ステップ201の制御動作やステップ204の制御動作等を実
行するようにしてもよい。これらは、第3図ないし第6
図においてテープ走行方向が反転する位置に括弧付きで
記したSTOP(停止)状態に対応するもとである。さら
に、リピート操作直後にモード判別(再生モード、練習
モードの判別や練習モードのみか練習リピートモードか
の判別)を行って、練習モードのみのときだけステップ
201の記憶動作を行わせてもよい。
が可能であり、例えば制御回路4による制御動作の時間
遅れが比較的大きい場合等には、リピート操作直後であ
るステップ201の直前や、巻戻し終了直後であるステッ
プを挿入し、制御回路4によりシステムコントローラ3
を停止モードに切換制御してテープを停止させた状態で
ステップ201の制御動作やステップ204の制御動作等を実
行するようにしてもよい。これらは、第3図ないし第6
図においてテープ走行方向が反転する位置に括弧付きで
記したSTOP(停止)状態に対応するもとである。さら
に、リピート操作直後にモード判別(再生モード、練習
モードの判別や練習モードのみか練習リピートモードか
の判別)を行って、練習モードのみのときだけステップ
201の記憶動作を行わせてもよい。
なお、本発明は上記実施例のみに限定されるものでは
なく、例えば、文章先頭位置メモリ16を複数設け、複数
文章にわたるリピート動作を可能としてもよい。この場
合には、1文章リピート操作ボタン、2文章リピート操
作ボタン・・・のようにリピートする文章数のリピート
操作ボタンを設けてもよく、また、リピート操作ボタン
とリピートする文章数を選択するための例えばテンキー
等を設けるようにしてもよい。
なく、例えば、文章先頭位置メモリ16を複数設け、複数
文章にわたるリピート動作を可能としてもよい。この場
合には、1文章リピート操作ボタン、2文章リピート操
作ボタン・・・のようにリピートする文章数のリピート
操作ボタンを設けてもよく、また、リピート操作ボタン
とリピートする文章数を選択するための例えばテンキー
等を設けるようにしてもよい。
また、練習リピートモード選択ボタン12を操作するの
みでリピート動作自体が開始され、文章先頭位置までテ
ープ巻戻しが行われた後、自動的に練習モードに切換制
御されるようにしてもよい。
みでリピート動作自体が開始され、文章先頭位置までテ
ープ巻戻しが行われた後、自動的に練習モードに切換制
御されるようにしてもよい。
本発明に係る記録再生装置によれば、練習リピートモ
ードが選択されているときの練習モード中にリピート操
作を行うことにより、文章先頭位置までテープを巻戻し
た後、練習モードに自動切換するような一連の動作が行
われるため、練習モードを1つの文章に対して何度も繰
り返すようなセンテンスリピートを行わせることがで
き、例えば記録した信号に納得がいかない場合等に特に
有効であり、現実の学習形態に適合した使用が可能とな
って、学習効果の大幅な向上が期待できる。
ードが選択されているときの練習モード中にリピート操
作を行うことにより、文章先頭位置までテープを巻戻し
た後、練習モードに自動切換するような一連の動作が行
われるため、練習モードを1つの文章に対して何度も繰
り返すようなセンテンスリピートを行わせることがで
き、例えば記録した信号に納得がいかない場合等に特に
有効であり、現実の学習形態に適合した使用が可能とな
って、学習効果の大幅な向上が期待できる。
また、練習モード時のリピート操作と、練習モード時
でかつ練習リピートモード時のリピート操作とを選択的
に行うことができるようになされているため、このモー
ド選択の方法によって、リピート操作が行われたときの
学習形態を変えることができ、すなわち、上述した巻戻
し後に再生モードから練習モードに自動切換されるよう
なリピート動作と、巻戻し後に直ちに練習モードに自動
切換されるようなリピート動作とを任意に組み合わせる
ことができ、現実の学習形態に適合した使用が可能とな
って、学習効果の向上が期待できる。
でかつ練習リピートモード時のリピート操作とを選択的
に行うことができるようになされているため、このモー
ド選択の方法によって、リピート操作が行われたときの
学習形態を変えることができ、すなわち、上述した巻戻
し後に再生モードから練習モードに自動切換されるよう
なリピート動作と、巻戻し後に直ちに練習モードに自動
切換されるようなリピート動作とを任意に組み合わせる
ことができ、現実の学習形態に適合した使用が可能とな
って、学習効果の向上が期待できる。
第1図は本発明に係る記録再生装置の一実施例となる学
習用テープレコーダの回路構成を示すブロック回路図、
第2図は文章先頭位置を検出して記憶する動作を説明す
るためのフローチャート、第3図ないし第6図は各種リ
ピート動作をテープ上に記録された文章との対応関係の
下に示す動作モード説明線図、第7図は上記各種リピー
ト動作を実現するための制御動作の一例を示すフローチ
ャートである。 1……テープ 3……システムコントローラ 4……制御回路 5……パルス発生器 6……カウンタ 8……音声検出回路 9……比較器 11……リピート操作ボタン 12……練習リピートモード選択ボタン 15……リピート操作位置メモリ 16……文章先頭位置メモリ
習用テープレコーダの回路構成を示すブロック回路図、
第2図は文章先頭位置を検出して記憶する動作を説明す
るためのフローチャート、第3図ないし第6図は各種リ
ピート動作をテープ上に記録された文章との対応関係の
下に示す動作モード説明線図、第7図は上記各種リピー
ト動作を実現するための制御動作の一例を示すフローチ
ャートである。 1……テープ 3……システムコントローラ 4……制御回路 5……パルス発生器 6……カウンタ 8……音声検出回路 9……比較器 11……リピート操作ボタン 12……練習リピートモード選択ボタン 15……リピート操作位置メモリ 16……文章先頭位置メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−90351(JP,A) 特開 昭61−90352(JP,A) 特開 昭59−55476(JP,A) 特開 昭58−32245(JP,A) 特開 昭56−124177(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】テープ定速走行動作中に少なくとも一方の
チャンネルを再生状態とし他方のチャンネルを記録状態
とするような練習モードを選択可能な記録再生装置にお
いて、 テープ走行に応じて計数動作し現在のテープ走行位置デ
ータを出力するカウンタと、 文章先頭に対応するテープ位置データを記憶する第1の
メモリと、 リピート操作ボタンと、 このリピート操作ボタンの操作時の上記カウンタからの
テープ走行位置データを記憶する第2のメモリと、 練習リピートモード選択ボタンとを有し、 上記練習リピートモード選択ボタンによる練習リピート
モードが設定されておらず、上記練習モードが選択され
ている状態で、上記リピート操作ボタンを操作すること
に応じて、テープレコーダの動作状態を巻戻しモードに
切換制御して上記カウンタからの現在位置データが上記
第1のメモリに記憶された文章先頭位置データに一致す
るまで上記巻戻し動作を持続させ、これらのデータが一
致したときに再生モードに切換制御して上記カウンタか
らの現在位置データが上記第2のメモリに記憶されたリ
ピート操作位置データに一致するまで上記再生動作を持
続させ、これらのデータが一致したときに上記練習モー
ドに切換制御し、また、上記練習リピートモード選択ボ
タンの操作により練習リピートモードに設定され、上記
練習モードが選択されている状態で、上記リピート操作
ボタンを操作することに応じて、テープレコーダの動作
状態を巻戻しモードに切換制御して上記カウンタからの
現在位置データが上記第1のメモリに記憶された文章先
頭位置データに一致するまで上記巻戻し動作を持続さ
せ、これらのデータが一致したときに上記練習モードに
切換制御するような制御回路を備えて成ること を特徴とする記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59210079A JP2502276B2 (ja) | 1984-10-06 | 1984-10-06 | 学習用テ−プレコ−ダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59210079A JP2502276B2 (ja) | 1984-10-06 | 1984-10-06 | 学習用テ−プレコ−ダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6190350A JPS6190350A (ja) | 1986-05-08 |
JP2502276B2 true JP2502276B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=16583467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59210079A Expired - Fee Related JP2502276B2 (ja) | 1984-10-06 | 1984-10-06 | 学習用テ−プレコ−ダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2502276B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56124177A (en) * | 1980-02-29 | 1981-09-29 | Sony Corp | Tape counter device |
JPS5832245A (ja) * | 1981-08-18 | 1983-02-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 語学練習用磁気記録再生装置 |
-
1984
- 1984-10-06 JP JP59210079A patent/JP2502276B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6190350A (ja) | 1986-05-08 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |