JP2501936Y2 - 画像情報入力装置 - Google Patents

画像情報入力装置

Info

Publication number
JP2501936Y2
JP2501936Y2 JP2576593U JP2576593U JP2501936Y2 JP 2501936 Y2 JP2501936 Y2 JP 2501936Y2 JP 2576593 U JP2576593 U JP 2576593U JP 2576593 U JP2576593 U JP 2576593U JP 2501936 Y2 JP2501936 Y2 JP 2501936Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
housing
input device
signal
image information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2576593U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0597169U (ja
Inventor
豊 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP2576593U priority Critical patent/JP2501936Y2/ja
Publication of JPH0597169U publication Critical patent/JPH0597169U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2501936Y2 publication Critical patent/JP2501936Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は画像情報入力装置に係
り、特に入力しようとする原稿上を手動走査することに
より画像情報を入力する画像情報入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に画像情報を光学的手段により入力
し、これをパーソナルコンピュータ,ワードプロセッサ
等に供給する画像情報入力装置として、所謂イメージス
キャナ,バーコードリーダ等が知られている。
【0003】しかるに上記画像情報入力装置では、イメ
ージスキャナの場合は据置型であり、その構造上、入力
しようとする画像情報を一枚の紙面に表わしてこれをイ
メージスキャナに挿入する必要があるため、本等の厚み
のある物に対しては直接入力処理を行なうことができな
い。一方、バーコードリーダの場合、限られた範囲で一
行分しか情報を入力できないため、入力される情報量が
小であり、かつバーコードが記載される表面の凹凸が大
であると入力処理を行なうことができず、表面形状にも
制約を受けるという問題点がある。
【0004】そこで、画像情報入力装置自体をハンディ
タイプとし、これを情報入力したい部分に載置して移動
させることにより順次画像情報を入力し得るよう構成す
ることが考えられる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】画像情報入力装置に
は、一般に入力される画像を適正状態に補正するため、
濃度コントロールボリューム,コントラストボリュー
ム,解像度切換スイッチ,画質切換スイッチ等が設けら
れる。これらのスイッチ類は据置型の画像情報入力装置
の場合、その配設位置に自由度があるが、上記のように
画像情報入力装置自体をハンディタイプとし、これを移
動させる構成のものでは、各スイッチ類が操作の邪魔に
ならない位置に配設することが重要となる。
【0006】本考案は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、画像入力時における操作性の向上を図った画像情
報入力装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本考案では、上部ハウジング半体と下部ハウジング
半体とにより構成されるハウジングと、このハウジング
を構成する上部ハウジング半体或いは下部ハウジング半
体の内、一方のハウジング半体に配設された基板と、上
記ハウジングに形成された開口を介して入射する画像情
報を含む反射光より画像データ信号を生成する画像読み
取り手段と、この画像情報読み取り手段が生成する画像
データ信号をハウジング外部から操作部を操作すること
により調整処理する画像調整手段と、情報媒体に圧接さ
れ、ハウジングの走査による情報媒体との相対的変位速
度に対応して回転する回転部材と、この回転部材の回転
を検出する回転検出手段とを設けてなり、上記画像調整
手段を、上記基板の四側辺の内、走査方向前方向を除く
三辺の少なくとも一辺に配設すると共に、上記基板が配
設されたハウジング半体と異なるハウジング半体に、上
記操作部を外部に露出させる凹部を形成することによ
り、画像入力処理時における操作性の向上を図ったもの
である。
【0008】
【実施例】次に本考案になる画像情報入力装置の一実施
例について図面と共に説明する。図1は本考案になる画
像情報入力装置1(以下単に入力装置という)の分解斜
視図である。同図に示す入力装置1は大略してハウジン
グ2、基板3、回転検出手段4、発光部5、ローラ6、
レンズ7、一次元イメージセンサ8等より構成されてい
る。
【0009】ハウジング2は上部ハーフ2aと下部ハー
フ2bとよりなり、下部ハーフ2bの前方底部には開口
9が形成されている。この開口9の長手方向の両側縁に
は軸受部10a,10bが下部ハーフ2bと一体的に形
成されており、この軸受部10a,10bに形成された
孔11a,11bには後述するローラ6の支軸12が回
転自在に嵌入される。また下部ハーフ2bの後方中央位
置にはレンズ7が載置取付けされる取付け部13が一体
的に形成されている。
【0010】基板3は、その上部に後述する電子回路を
構成する電子部品14及び濃淡調整ボリューム35(回
路図中の配設位置を図6に示す)が取付けられており、
またレンズ7の取付け位置に対応する部分は切欠かれて
略コ字状の形状とされている。基板3は図示しない下部
ハーフ2bに形成されたボブに螺着されることにより下
部ハーフ2bにこの下部ハーフ2bの底部と略平行とな
るように取付け固定される。
【0011】上記のように濃淡調整ボリューム35は基
板3に配設されており、また基板3は下部ハーフ2bに
その底部と略平行となるよう取付け固定されている。従
って、濃淡調整ボリューム35をハウジング2の外部か
ら操作し得るようにするために、濃淡調整ボリューム3
5の配設位置は下部ハーフ2bの側縁近傍位置に選定さ
れて配設されている。また、濃淡調整操作を行なうため
濃淡調整ボリューム35のノブをハウジング2の外部へ
露出させる必要があるが、下部ハーフ2bは高さ寸法が
小さいため、ノブを露出させるための凹部2a-1は上部
ハーフ2aに形成されている。よって、上部ハーフ2a
と下部ハーフ2bを組み合せた状態で、この凹部2a-1
より濃淡調整ボリューム35のノブはハウジング外部へ
露出しハウジング外部より調整操作を行ない得る。更に
基板3の前方左側位置には、ローラ6の回転検出を行な
う回転検出手段4が設けられている。
【0012】ここで濃淡調整ボリューム35の配設位置
に注目し、説明する。図1,図2,図4に示されるよう
に濃淡調整ボリューム35は、入力装置1を走査方向
(図4に矢印で示す方向)と対向する方向より見て右側
面2cに配設されている。
【0013】この濃淡調整ボリューム35は、入力装置
1の操作時に指で操作し易い位置に配設するのが望まし
く、かつ入力処理時に情報媒体32の入力位置を確認す
るのに邪魔にならない位置に配設するのが望ましい。
【0014】入力装置1は、操作時においては、上部よ
りハウジング2を手で覆うようにして把持して用いるも
のであり、把持した状態で指はハウジング2の側面に位
置することになる。また、入力時において入力装置1は
図4に矢印で示す方向に走査されるため、走査方向前方
の側面2fに濃淡調整ボリューム35を配設すると、情
報媒体32の画像入力装置が見にくくなり望ましくな
い。よって、濃淡調整ボリューム35は走査方向前方の
側面2fを除くハウジング2の三側面2c〜2eのいず
れか、即ち濃淡調整ボリューム35は基板3の四側辺の
内走査方向前方向を除く三辺の少なくとも一辺に配設す
るのが望ましく、これにより入力処理時における操作性
を向上させることができる。また、下部ハーフ2bに固
定される基板3に濃淡調整ボリューム35を直接配設
し、上部ハーフ2aにノブを露出させるための凹部2a
-1を形成したため、濃淡調整ボリューム35の配設構造
の簡単化を図ることができ、また組立作業も容易とな
る。
【0015】上記のように画像調整手段の一例として濃
淡調整ボリュームについて述べてきたが、濃淡調整ボリ
ューム35に加え、入力装置1の多機能化を図るためコ
ントラストボリューム、解像度切換スイッチ、画質切換
スイッチ等を設けることが考えられる。これらの各スイ
ッチ類は濃淡調整ボリューム35と同種の性質を有した
ものであるため、配設する場合にはハウジング2の側面
2c〜2eに配設するのが望ましい。この時、いずれか
一側面に2個以上のスイッチ類を配設してもよい。
【0016】尚、画像調整手段を上部ハーフ2aに取付
けることも考えられるが、この場合、基板3より上部ハ
ーフ2aへ多くの配線を施さなければならず構造が複雑
となるため、下部ハーフ2bに固定された基板3に配設
する上記構成の方が利益が大であると考える。
【0017】回転検出手段4はホルダ部15、アイドラ
ー16、ロータリエンコーダ17、押えばね18等より
構成されている。ホルダ部15は合成樹脂を一体成形し
てなり、アイドラー16の支軸19及びロータリエンコ
ーダ17の支軸20を軸承する軸承部21a,21b,
22a,22bが形成されている。円板状のロータリエ
ンコーダ17には半径方向に延びるスリット17aが等
角度間隔で複数穿設されている。また取付け状態にある
ロータリエンコーダ17のスリット17aと対向する位
置には発光ダイオード23及びフォトトランジスタ24
が配設されている。押えばね18はねじ25によりホル
ダ部15へ螺着され、その両アーム部18a,18bは
アイドラー16の支軸19を下方へ付勢する。また、ロ
ータリエンコーダ17の支軸20の一部は径寸法が大と
されておりローラ部17bが形成されている。
【0018】ここで図2を用いて、組立てられた回転検
出手段4について説明する。図2は組立てられた入力装
置1の部分切截平面図である。同図に示されるように、
ローラ6は軸受部10a,10bにまたロータリエンコ
ーダ17は軸承部22a,22bに軸承されており、ア
イドラー16は上部よりローラ6及びロータリエンコー
ダ17のローラ部17bに当接するよう構成されてい
る。また前記したように押えばね18はアイドラー16
の支軸19を下方向へ付勢しているため、アイドラー1
6は常に適宜な押圧力をもってローラ6及びローラ部1
7bと当接する。更にアイドラー16のローラ6及びロ
ーラ部17bと当接する外周部分には滑り止め用ゴム1
6aが配設されている。よってローラ6の回転は確実に
アイドラー16を介してロータリエンコーダ17に伝達
され、ロータリエンコーダ17の回転は高精度にローラ
6の回転に対応し、これにより発光素子23及びフォト
インタラプタ24により生成される検出信号(これにつ
いては後述する)はローラ6の回転に高精度に対応した
信号となる。
【0019】次に入力装置1に設けられる光学系につい
て図1〜図3を用いて説明する。図3は入力装置1の縦
断面を示す概略構成図である。発光部5は列設された複
数の発光ダイオードよりなり、これが取付けられるホル
ダ26にはミラー27が設けられている。このミラー2
7は下部ハーフ2bの底部面に対し45°傾けて配設さ
れている。またホルダ26の両側下部には取付け片26
a,26bが形成されている。この発光部5はローラ6
を下部ハーフ2bの下方より開口9へ挿入し支軸12を
軸受部10a,10bに嵌入させた後、支軸12の両端
部と下部ハーフ2bとの間隙部分に取付け片26,26
bを挿入することにより下部ハーフ2bに取付けられる
(図2に示す)。これによりローラ6が下方へ離脱する
ことはなく、また発光部5及びミラー27は取付具を必
要とすることなく下部ハーフ2bに取付けられる。
【0020】レンズ7は筒状のケース内に収納されてお
り、ブラケット28をねじ29a,29bで螺着するこ
とにより取付け部13上に固定される。30は樹脂性の
センサホルダで、後部にイメージセンサ8が取付けられ
ると共に、前方部分はレンズ7と対応した半筒状の形状
となっており、一部がレンズ7の筒状のケースと重畳す
るよう構成されている。このセンサホルダ30にはV字
状のねじ孔30a,30bが形成されており、ねじ31
a,31bにより下部ハーフ2b上に取付け部13に取
付けられる。ねじ孔30a,30bはV字状形状とされ
ているため、ねじ31a,31bを若干緩めることによ
りセンサホルダ30はレンズ7に対して摺動変位するこ
とができ、これによりイメージセンサ8に対しレンズ7
の焦点調整を行なうことができる。またイメージセンサ
8は入来する光を対応して光電変換を行ない画像データ
信号を生成する。
【0021】上記構成の入力装置1は図4に示す如く、
入力しようとする文字、図形等の画像情報が記載された
情報媒体32(例えば本)上に載置され、図中矢印方向
へ手動により変位させることにより画像情報が入力され
る。この際、ローラ6は情報媒体32に圧接しており、
上記変位に対応して回転される。
【0022】続いて入力装置1が画像入力処理する際の
各構成の機能について、主に図3を用いて説明する。画
像入力時にあっては発光部5の発光ダイオードは発光し
ており、その光は開口9を介して情報媒体32に照射さ
れている。この照射光の情報媒体32による反射光(図
中、一点鎖線の矢印で示す)は、ミラー27により90
°方向を変換され、レンズ7により集光されてイメージ
センサ8へ入射される。イメージセンサ8は入射される
光に対応して画像データ信号を生成する。
【0023】続いて入力装置1の回路図を図6に示す。
同図中、発振回路40の出力する周波数の略3.58M
Hzの発振周波信号はフリップフロップ41で1/2分
周されてタイミング信号発生回路42に供給される。
【0024】タイミング信号発生回路42内のフリップ
フロップ43はフリップフロップ41の出力信号を1/
2分周し、そのQ出力端子、
【0025】
【数1】
【0026】端子出力夫々はナンド回路44,45夫々
においてフリップフロップ41の出力信号と演算されて
図7(B),(C)夫々に示す如きアドレスアップ信号
AU、ライト信号WGが生成され、端子46,47より
夫々出力される。フリップフロップ48はアドレスアッ
プ信号AUを1/2分周してそのQ端子、
【0027】
【数2】
【0028】端子夫々よりクロック信号φ1,φ2夫々
を出力する。カウンタ49はクロック信号φ1を102
4分周して出力する。カウンタ49の出力信号は直接及
びフリップフロップ50で遅延かつ反転されてナンド回
路51に供給され、ナンド回路51は図7(A)に示す
如きアドレスリセット信号ARを生成し、端子52より
出力する。
【0029】イメージセンサ8は一次元のCCD(チャ
ージ・カップルド・ディバイス)センサであり、例えば
TCD107Cが用いられる。イメージセンサ8はタイ
ミング信号発生回路42で生成されたアドレスアップ信
号AU、クロック信号φ1,φ2、アドレスリセット信
号AR夫々を反転されて、16番,8番及び18番,4
番及び13番,10番夫々の端子に供給されており、ア
ドレスリセット信号ARの1周期毎に、光電変換によっ
て得られた1ライン1024画素分のアナログの画像信
号を1番端子より出力する。なお、アドレスアップ信号
AUが各画素の区切りを指示し、クロック信号φ1,φ
2は転送クロックとして用いられる。イメージセンサ8
より出力される画像信号はトランジスタQ1 を介してコ
ンパレータ61の非反転入力端子に供給され、ここで反
転入力端子の基準レベルと比較されて図7(D)に示す
如きディジタルの画像データVDとされ、端子62より
出力される。なお、図8(A)に示すアドレスリセット
信号ARの立上がり後、図8(B)に示すタイミングで
画像データVDが出力される。
【0030】また、発光ダイオード23とフォトトラン
ジスタ24との間には前述の如くロータリーエンコーダ
17が配設されており、フォトトランジスタ24はスリ
ット17aを通して発光ダイオード23の光が入来する
と導通して、例えば入力装置1が1mm移動する間に8
回導通する。フォトトランジスタ24の出力信号はコン
パレータ63の非反転入力端子に供給され、ここで反転
入力端子の基準レベルと比較されてパルス信号に整形さ
れ、図8(C)に示す如きステップパルスとして端子6
4より出力される。
【0031】また、端子71に入来するアドレスリセッ
ト信号ARはインバータ81、アンド回路87を介して
カウンタ78〜80夫々のリセット端子CLに供給さ
れ、アドレスリセット信号のARの立上がり時にカウン
タ回路77はゼロリセットされる。
【0032】図5はインタフェース回路の一実施例の回
路図を示す。このインターフェース回路はパーソナルコ
ンピュータの本体(図示せず)に付設されている。
【0033】図5中、端子70,71,72,73,7
4夫々には入力装置1よりアドレスアップ信号AU、ア
ドレスリセット信号AR、画像データVD、ライト信号
WG、ステップパルスST夫々が入来する。アドレスア
ップ信号AUはアンド回路75,76を介してカウンタ
回路77に供給される。カウンタ回路77は縦接続され
た各4ビットのカウンタ78,79,80より構成され
ており、上記アドレスアップ信号AUをカウントする。
カウンタ回路77は全12ビットのカウント値のうち第
4〜第10ビットの計7ビットをアドレスとして取り出
し、RAM82に供給する。このアドレスつまりカウン
タ回路77の第4〜第10ビットは、アドレスアップ信
号AUの8パルス毎にカウントアップする。また、カウ
ンタ回路77のカウント値の第11ビットはインバータ
83を介してアンド回路75と供給されており、カウン
ト値が1024以上となったときカウントアップ信号A
Uのカウンタ77への供給が停止される。
【0034】画像データVDはシフトレジスタ85の入
力端子SLに供給され、ライト信号WGはナンド回路8
6を介して、RAM82の制御端子R/W及びシフトレ
ジスタ85のクロック入力端子に供給される。シフトレ
ジスタ85は8ビット構成であり、ライト信号WGによ
って入来する画像データをシフトし、8ビットパラレル
に出力する。
【0035】この8ビットパラレルの画像データはRA
M82の端子D0〜D7に供給されてライト信号WGの
立下がり時にRAM82に書き込まれる。これによって
RAM82の各アドレスにはカウンタ回路77の出力ア
ドレスがカウントアップする毎に8ビットの画像データ
VDが順次書き込まれ、1ライン分1024ビットの画
像データVDがRAM82に記憶される。
【0036】ステップパルスSTはI/Oポート88の
端子PC7に供給され、このI/Oポート88からデー
タバス89を介してコンピュータ本体に供給される。コ
ンピュータ本体はステップパルスSTが立上がると、デ
ータバス89を介してI/Oポート88に制御データ及
びアドレスを供給する。なお、90はアドレスバスであ
り、コンピュータ本体の出力するアドレスは、デコーダ
91でデコードされてI/Oポート88を指定するチッ
プセレクト信号が生成され、I/Oポート88の端子C
Sに供給される。
【0037】上記の制御データによりI/Oポート88
の端子PC3はRAM82の書き込み時にLレベルであ
ったのに対してHレベルとなる。これによってアンド回
路76,87夫々はアドレスアップ信号AU、アドレス
リセット信号ARのカウンタ回路77への供給を停止さ
せ、シフトレジスタ85のシフト動作を停止させる。ナ
ンド回路93の出力がLレベルとなってカウンタ78〜
80夫々がプリセット可能状態となり、ナンド回路86
の出力がHレベルとなってRAM82は読み出し可能状
態となる。
【0038】この後、コンピュータ本体よりデータバス
89を介して供給される7ビットのアドレスは、I/O
ポート88の端子PA0〜PA6よりカウンタ回路77
の第4〜第10ビットに供給される。上記アドレスはカ
ウンタ回路77にプリセットされてRAM82に供給さ
れ、RAM82の端子D0〜D7より8ビットの画像デ
ータVDが読み出され、この画像データはI/Oポート
88の端子PB0〜PB7,D0〜D7を通り、データ
バス89を介してコンピュータ本体に供給される。
【0039】コンピュータ本体はI/Oポート88に順
次値をインクリメントしたアドレスを供給し、これによ
ってRAM82より1ライン分1024ビットの画像デ
ータVDが読み出されてコンピュータ本体に供給され
る。画像データVDの読み出しが終了すると、コンピュ
ータ本体はI/Oポート88に制御データを供給し、端
子PC3をLレベルとし、再びRAM82を書き込み可
能状態とする。
【0040】なお、入力装置1の動作電源はコンピュー
タ本体より供給されており、I/Oポート88の端子P
C0,PC1夫々がHレベルであるとトランジスタQ2
〜Q5 夫々が導通し、端子95,96より入力装置1に
電源が供給される。
【0041】このように読取装置の摺動走査に拘らずイ
メージセンサ8の出力画像データは所定周期で繰り返し
RAM82に書き込まれ、摺動走査が行なわれたときロ
ータリーエンコーダ17等が検出信号を生成したときコ
ンピュータ本体がRAM82をアクセスしてRAM82
より読み出された1ライン分の画像データがコンピュー
タ本体に入力される。従って画像データを適正なタイミ
ングでコンピュータ本体に入力することができる。
【0042】また、コンピュータ本体は検出信号生成時
にのみRAM82をアクセスすれば良く、それ以外のと
きは他のジョブを実行でき、コンピュータ本体の処理効
率が向上する。
【0043】なお、上記実施例においては画像データは
モノクロームの情報であるが、イメージセンサがカラー
の画像信号を出力するものであれば、上記実施例と同様
にしてカラーの画像データをコンピュータ本体に入力す
ることができることは勿論である。
【0044】
【考案の効果】上述の如く本考案によれば、画像調整手
段がハウジングの走査方向前方の側面を除く三側面の少
なくとも一面に配設されているため、入力処理時におい
て画像調整手段を走査し易く、かつ情報媒体の入力位置
を確認するのに邪魔となるようなことはなく入力操作性
の向上を図ることができ、更に基板が配設されたハウジ
ング半体と異なるハウジング半体に、操作部を外部に露
出させる凹部を形成することにより、画像調整手段の配
設構造の簡単化を図ることができると共に組立作業も容
易となる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案になる画像情報入力装置の一実施例の分
解斜視図である。
【図2】本考案装置の部分切截平面図である。
【図3】本考案装置の縦断面図である。
【図4】本考案装置による入力処理を説明するめの斜視
図である。
【図5】本考案装置に適用される回路を示す図である。
【図6】図1の装置の回路部分の一実施例の回路図であ
る。
【図7】図6の回路各部の波形図である。
【図8】図6の回路各部の波形図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 ハウジング 2c〜2f 側面 3 基板 4 回転検出手段 5 発光部 6 ローラ 7 レンズ 8 イメージセンサ 9 開口 15 ホルダ部 16 アイドラー 17 ロータリエンコーダ 18 押えばね 26 ホルダ 26a,26b 取付け片 30 センサホルダ 32 情報媒体 35 濃淡調整ボリューム

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部ハウジング半体と下部ハウジング半
    体とにより構成されるハウジングと、 該ハウジングを構成する上部ハウジング半体或いは下部
    ハウジング半体の内、一方のハウジング半体に配設され
    た基板と、 該ハウジングに形成された開口を介して入射する画像情
    報を含む反射光より画像データ信号を生成する画像読み
    取り手段と、 該画像情報読み取り手段が生成する画像データ信号を該
    ハウジング外部から操作部を操作することにより調整処
    理する画像調整手段と、 情報媒体に圧接され、該ハウジングの走査による該情報
    媒体との相対的変位速度に対応して回転する回転部材
    と、 該回転部材の回転を検出する回転検出手段とを設けてな
    り、 該画像調整手段を、該基板の四側辺の内、走査方向前方
    向を除く三辺の少なくとも一辺に配設すると共に、 該基板が配設されたハウジング半体と異なるハウジング
    半体に、該操作部を外部に露出させる凹部を形成してな
    る構成の画像情報入力装置。
JP2576593U 1993-05-18 1993-05-18 画像情報入力装置 Expired - Lifetime JP2501936Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2576593U JP2501936Y2 (ja) 1993-05-18 1993-05-18 画像情報入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2576593U JP2501936Y2 (ja) 1993-05-18 1993-05-18 画像情報入力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0597169U JPH0597169U (ja) 1993-12-27
JP2501936Y2 true JP2501936Y2 (ja) 1996-06-19

Family

ID=12174940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2576593U Expired - Lifetime JP2501936Y2 (ja) 1993-05-18 1993-05-18 画像情報入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2501936Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0597169U (ja) 1993-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4866535A (en) Method and device for interfacing an image scanner with an image processing device
TW420922B (en) Converter for optical scanner
US5079639A (en) Hand-held, manually sweepable image data processing apparatus
JP2501936Y2 (ja) 画像情報入力装置
JPH11331520A (ja) 回転画像ヘッドと回転式ミラ―とを備えた携帯型スキャナ
US6234396B1 (en) Optical pattern reading apparatus
US6985267B2 (en) Dual-carriage scanning apparatus
US7175091B2 (en) Insert-type barcode reader
JPS6333057A (ja) 画像情報入力装置
JPH052029B2 (ja)
JPH0284872A (ja) 画像情報入力装置
JP2864516B2 (ja) 文書画像データ読み取り装置
JPH0284868A (ja) 画像情報入力装置
JPH0284871A (ja) 画像情報入力装置
JPH0284870A (ja) 画像情報入力装置
JPH0284873A (ja) 画像情報入力装置
JPH0713316Y2 (ja) 画像情報入力装置
JPH02146860A (ja) 画像情報読取装置
JPH0284869A (ja) 画像情報入力装置
JPH0284874A (ja) 画像情報入力装置
JP2501496Y2 (ja) 画像情報入力装置
JPH02146859A (ja) 画像情報読取装置
JP2550249Y2 (ja) ハンディスキャナ
JPH0533098Y2 (ja)
JPH02146858A (ja) 画像情報読取装置