JP2550249Y2 - ハンディスキャナ - Google Patents

ハンディスキャナ

Info

Publication number
JP2550249Y2
JP2550249Y2 JP8533989U JP8533989U JP2550249Y2 JP 2550249 Y2 JP2550249 Y2 JP 2550249Y2 JP 8533989 U JP8533989 U JP 8533989U JP 8533989 U JP8533989 U JP 8533989U JP 2550249 Y2 JP2550249 Y2 JP 2550249Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
reading
housing
encoder
document
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8533989U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0324762U (ja
Inventor
敦 鷺坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP8533989U priority Critical patent/JP2550249Y2/ja
Publication of JPH0324762U publication Critical patent/JPH0324762U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2550249Y2 publication Critical patent/JP2550249Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、手動走査により原稿上の画像情報を読取る
ハンディスキャナに関する。
[従来技術とその問題点] 一般に、パーソナルコンピュータやワードプロセッサ
には、画像イメージ入力用の機器としてハンディスキャ
ナが利用される。このハンディスキャナには、画像イメ
ージの読取りを開始させる読取り動作キーを押すことに
より被読取り面を照明する光源を点灯させるものがあ
る。
しかしながら、読取り動作キーを押すと同時に光源を
点灯させると、原稿上における読取り開始位置の位置決
め中にも該光源を点灯させたままとなるので、無駄な電
力が消費されることになる。
また、ハンディスキャナには、読取り動作キーの操作
後、原稿上でのスキャナの移動を検知するエンコーダの
パルス信号出力に同期して、光源を点灯させると同時に
画像イメージの読取りを開始させるものがある。
しかしながら、光源点灯と同時に読取り動作を開始さ
せると、読取り開始位置に相当する被読取り面の照明が
不充分となることによるセンサの残像特性により、その
位置の原稿が黒っぽく読取られてしまう。
[考案の目的] 本考案は上記のような問題点に鑑みなされたもので、
無駄な光源点灯による電力消費が行なわれることなく、
読取り開始位置に相当する原稿面が黒っぽく読取られる
のを防止することが可能になるハンディスキャナを提供
することを目的とする。
[考案の要点] すなわち本考案に係わるハンディスキャナは、原稿上
で手動走査されるハウジングと、このハウジング内に設
けられ原稿面を照射する光源と、上記ハウジング内に設
けられ上記光源からの照射光による原稿面からの反射光
を受けて該原稿面上の画像情報を読取る読取り手段と、
上記ハウジングが所定距離移動する毎にパルス信号を発
生するエンコーダと、上記読取り手段の動作開始を指示
するキーと、このキーが操作された後の上記エンコーダ
から発生されるパルス信号の出力に応じて上記光源を点
灯させる光源点灯手段と、この光源点灯手段により光源
を点灯させた後の上記エンコーダから発生されるパルス
信号の出力に応じて上記読取り手段の動作を開始させる
読取り開始手段とを備えて構成したものである。
[考案の実施例] 以下図面により本考案の一実施例を説明する。
第1図はハンディスキャナの電子回路の構成を示すも
ので、このハンディスキャナは、ユーザの手で充分に把
持できる程度の大きさの縦長のハウジングを筐体として
成り、その画像イメージ読取り部には、その読取り窓に
配設されるレンズ11を始め、このレンズ11を通して入射
される光学像を結像するイメージセンサ12、原稿A面の
被読取り面を照明する光源13がそれぞれ設けられる。ま
た、ハウジングの上記読取り部の隣接位置には、画像イ
メージの読取りに際し、原稿Aに対するハウジングの移
動量を検出するエンコーダ14が設けられる。そして、上
記イメージセンサ12は、制御及びデータ処理部15により
駆動され、また、イメージセンサ12に結像され電気信号
に変換された画像データは、該制御及びデータ処理部15
に送られる。
上記エンコーダ14は、ハウジング移動の際に原稿Aに
当接して回転するローラ16と、このローラ16の回転に伴
い回転するエンコーダディスク17とを備え、このエンコ
ーダディスク17には、複数のスリット17a,17b,…が一定
間隔を保って放射状に設けられる。そして、エンコーダ
ディスク17を間に介して相対向するように、LED及びフ
ォトセンサを配置した送受光部18が設けられる。この場
合、送受光部18におけるLEDからの投射光がエンコーダ
ディスク17のスリット17a,17b,…を通ってフォトセンサ
に入射する。つまり、この送受光部18からのパルス信号
出力が、ハウジングの所定距離移動毎にエンコーダパル
スとして出力される。
上記エンコーダ17により発生されるパルス信号は、上
記制御部15に読取り制御信号として与えられると共に、
カウンタ19のクロック端子CKに与えられる。このカウン
タ19は、4ビットカウンタであり、初期セットの状態で
「1,1,1,1,」にセットされ、エンコーダ14からのクロッ
クパルスに応じてダウンカウント動作するもので、この
カウンタ19の4ビットデータD0〜D3は、何れもゲートG1
及びG2に与えられる。ゲートG1はカウンタ19におけるカ
ウントデータD0〜D3が「0,0,1,1,」になった際に、ま
た、ゲートG2は「0,0,0,0,」になった際に、それぞれ対
応するフリップフロップFF1、FF2をリセットさせるもの
で、このフリップフロップFF1、FF2の各セット端子Sに
は、上記カウンタ19をセットさせる読取り動作キー20か
らのキー操作に伴なうワンショット信号が与えられる。
ここで、フリップフロップFF1、FF2のリセット出力信号
は、何れもセット状態で“0"、リセット状態で“1"とな
る。そして、フリップフロップFF1の出力信号は、光源1
3に対しそのON/OFF信号として与えられ、また、フリッ
プフロップFF2の出力信号は、制御及びデータ処理部15
に対しイメージセンサ12への読取り動作スタート信号と
して与えられる。
つまり、読取り動作キー20の操作後、ハウジングの移
動によりエンコーダパルスが発生し、カウンタ19が「0,
0,1,1,」までダウンカウントされると、まず、フリップ
フロップFF1が光源13に対しON信号を出力し、この後さ
らに、カウンタ19が「0,0,0,0,」までダウンカウントさ
れると、フリップフロップFF2が制御及びデータ処理部1
5に対し読取り動作スタート信号を出力することにな
る。
ここで、例えばイメージセンサ12による画像イメージ
読取りの分解能が8dots/mmであり、ハウジングが1mm移
動する毎に8パルスのエンコーダパルスが得られるとす
ると、カウンタ19におけるダウンカウント「1,1,1,1,」
→「0,0,0,0,」(16パルス)に相当するハウジングの移
動距離はわずか2mmであるので、読取り開始位置に対す
るハウジングの位置決めに何等影響は及ぼさない。
次に、上記構成のハンディスキャナの動作について説
明する。
ユーザが、ハンディスキャナの読取り動作キー20を操
作して、そのハウジングを原稿A上に置き、読取り開始
位置を定めた後、該ハウジングを画像読取り方向に向か
って移動させると、ローラ16の回転によりエンコーダ14
からエンコーダパルスが発生される。
ここで、ハウジングが1.5mm進むことでエンコーダパ
ルスが12パルス発生され、カウンタ19のカウントデータ
D0〜D3が「0,0,1,1,」までダウンカウントされると、ゲ
ートG1を通してフリップフロップFF1がリセットされ
る。すると、光源13が点灯駆動され、原稿Aの被読取り
面に対する照明が開始される。
この後、さらにハウジングが3/8mm進むことでエンコ
ーダパルスが3パルス発生され、カウンタ19のカウント
データD0〜D3が「0,0,0,0,」までダウンカウントされる
と、ゲートG2を通してフリップフロップFF2がリセット
される。すると、制御及びデータ処理部15に読取り動作
スタート信号が与えられ、イメージセンサ12による原稿
Aからの反射光に応じた光学画像の読取り処理が開始さ
れる。
したがって、上記構成をハンディスキャナによれば、
読取り動作キー20の操作の後、原稿A上にてハウジング
を移動させた際に、まず、光源13による被読取り面の照
明、これに続いてイメージセンサ12の駆動による画像イ
メージの読取り処理を開始させるので、光源13の無駄な
点灯時間を存在させること無く、読取り開始位置に相当
する原稿A面を充分照明することができ、電力消費の削
減と共に、読取り開始部分に黒っぽさを生じさせるとい
う、従来の読取り品質の低下を防止することが可能にな
る。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、原稿上で手動走査され
るハウジングと、このハウジング内に設けられ原稿面を
照射する光源と、上記ハウジング内に設けられ上記光源
からの照射光による原稿面からの反射光を受けて該原稿
面上の画像情報を読取る読取り手段と、上記ハウジング
が所定距離移動する毎にパルス信号を発生するエンコー
ダと、上記読取り手段の動作開始を指示するキーと、こ
のキーが操作された後の上記エンコーダから発生される
パルス信号の出力に応じて上記光源を点灯させる光源点
灯手段と、この光源点灯手段により光源を点灯させた後
の上記エンコーダから発生されるパルス信号の出力に応
じて上記読取り手段の動作を開始させる読取り開始手段
とを備えて構成したので、無駄な光源点灯による電力消
費が行なわれることなく、読取り開始位置に相当する原
稿面が黒っぽく読取られるのを防止することが可能にな
るハンディスキャナを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係わるハンディスキャナの
電子回路の構成を示すブロック図である。 11……レンズ、12……イメージセンサ、13……光源、14
……エンコーダ、15……制御及びデータ処理部、16……
ローラ、17……エンコーダディスク、17a,17b,……スリ
ット、18……送受光部、19……カウンタ、20……読取り
動作キー、G1、G2……ゲート、FF1、FF2……フリップフ
ロップ、A……原稿。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿上で手動走査されるハウジングと、 このハウジング内に設けられ原稿面を照射する光源と、 上記ハウジング内に設けられ上記光源からの照射光によ
    る原稿面からの反射光を受けて該原稿面上の画像情報を
    読取る読取り手段と、 上記ハウジングが所定距離移動する毎にパルス信号を発
    生するエンコーダと、 上記読取り手段の動作開始を指示するキーと、 このキーが操作された後の上記エンコーダから発生され
    るパルス信号の出力に応じて上記光源を点灯させる光源
    点灯手段と、 この光源点灯手段により光源を点灯させた後の上記エン
    コーダから発生されるパルス信号の出力に応じて上記読
    取り手段の動作を開始させる読取り開始手段と、 を具備したことを特徴とするハンディスキャナ。
JP8533989U 1989-07-20 1989-07-20 ハンディスキャナ Expired - Fee Related JP2550249Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8533989U JP2550249Y2 (ja) 1989-07-20 1989-07-20 ハンディスキャナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8533989U JP2550249Y2 (ja) 1989-07-20 1989-07-20 ハンディスキャナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0324762U JPH0324762U (ja) 1991-03-14
JP2550249Y2 true JP2550249Y2 (ja) 1997-10-08

Family

ID=31634431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8533989U Expired - Fee Related JP2550249Y2 (ja) 1989-07-20 1989-07-20 ハンディスキャナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2550249Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0324762U (ja) 1991-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4684998A (en) Image reader suitable for manual scanning
EP0238067A2 (en) Optical information reading apparatus
US6906830B1 (en) Compact image scanner capable of reading both a light-reflecting article and a light-transmitting article
JP3168666B2 (ja) 画像読み取り装置
JP2550249Y2 (ja) ハンディスキャナ
JP2003075944A (ja) 画像読み取り装置
JPH0336351B2 (ja)
JPS642263B2 (ja)
JP2540818B2 (ja) イメ−ジセンサ出力の2値化回路
JP2734597B2 (ja) 手動走査式プリンタ
JPS6232762A (ja) 画像読取装置
JPH0744129Y2 (ja) イメージデータ読取り装置
JP2822420B2 (ja) 手動走査読取り装置
JP2003037712A (ja) 画像読取装置
JPS61109367A (ja) 画像入力装置
JP2501936Y2 (ja) 画像情報入力装置
JPH11146150A (ja) ハンディスキャナ
JPS5931082Y2 (ja) 画像伝送装置
JPH10337910A (ja) 走査式印字装置
JPS6319965A (ja) 原稿読取り装置の走行体位置検出装置
JP2527156Y2 (ja) イメ−ジスキヤナ
JPS60142666A (ja) カラ−読取装置
JP2006166335A (ja) 画像読取装置
JP2003087512A (ja) 画像読み取り装置
JPH0522515A (ja) 画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees