JP2527156Y2 - イメ−ジスキヤナ - Google Patents
イメ−ジスキヤナInfo
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- JP2527156Y2 JP2527156Y2 JP1987033100U JP3310087U JP2527156Y2 JP 2527156 Y2 JP2527156 Y2 JP 2527156Y2 JP 1987033100 U JP1987033100 U JP 1987033100U JP 3310087 U JP3310087 U JP 3310087U JP 2527156 Y2 JP2527156 Y2 JP 2527156Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はイメージスキヤナに係り、特にハンデイータ
イプの装置における情報入力を正確に行うことができる
ように構成したイメージスキヤナに関するものである。
イプの装置における情報入力を正確に行うことができる
ように構成したイメージスキヤナに関するものである。
[従来の技術] 文字,図形等の情報を表示した情報源(原稿)の情報
をCRT画像やハードコピーとして表示するために、情報
の入力源としてイメージスキヤナが用いられる。このイ
メージスキヤナは操作方法により、原稿自体を移動させ
て入力するように構成したものと、原稿は固定してお
き、イメージスキヤナを移動させて入力するように構成
したものとに大別することができる。
をCRT画像やハードコピーとして表示するために、情報
の入力源としてイメージスキヤナが用いられる。このイ
メージスキヤナは操作方法により、原稿自体を移動させ
て入力するように構成したものと、原稿は固定してお
き、イメージスキヤナを移動させて入力するように構成
したものとに大別することができる。
そして、イメージスキヤナを移動させて入力する構成
においては、従来、スキヤナ本体と、このスキヤナ本体
から入力された情報を処理するデータ処理手段とを一体
的な装置として構成していたが、近年、イメージスキヤ
ナのスキヤナ本体をデータ処理手段と分離し、スキヤナ
本体を入力操作を行う者が手に持つて移動させるハンデ
イータイプのものが提案されている。かかるハンデイー
タイプのイメージスキヤナは、取扱いが簡便であるこ
と、原稿のうちで必要な一部のみの情報入力が可能であ
ることなどの利点があるために、今後増々利用範囲が広
がるものと考えられる。
においては、従来、スキヤナ本体と、このスキヤナ本体
から入力された情報を処理するデータ処理手段とを一体
的な装置として構成していたが、近年、イメージスキヤ
ナのスキヤナ本体をデータ処理手段と分離し、スキヤナ
本体を入力操作を行う者が手に持つて移動させるハンデ
イータイプのものが提案されている。かかるハンデイー
タイプのイメージスキヤナは、取扱いが簡便であるこ
と、原稿のうちで必要な一部のみの情報入力が可能であ
ることなどの利点があるために、今後増々利用範囲が広
がるものと考えられる。
ここで、イメージスキヤナにより情報の入力を行う際
には、目的とする情報の記載箇所が読み込み可能範囲か
ら逸脱しないように原稿とスキヤナ本体との相対位置を
確認する必要があるが、特にハンデイータイプのイメー
ジスキヤナでは、入力する情報が原稿の一部である場合
が多く、しかも人手により原稿をスキヤン(走査)する
ので走査方向が不安定になりがちなため、情報入力時に
操作者に過度の注意力が要求されたり、目的の情報が正
しく入力されない等の不都合を生じ易い欠点がある。
には、目的とする情報の記載箇所が読み込み可能範囲か
ら逸脱しないように原稿とスキヤナ本体との相対位置を
確認する必要があるが、特にハンデイータイプのイメー
ジスキヤナでは、入力する情報が原稿の一部である場合
が多く、しかも人手により原稿をスキヤン(走査)する
ので走査方向が不安定になりがちなため、情報入力時に
操作者に過度の注意力が要求されたり、目的の情報が正
しく入力されない等の不都合を生じ易い欠点がある。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、原稿のうち目的となる情報の記載箇所がス
キヤナ本体における読み込みが可能な範囲内にあること
をリアルタイムに、かつ容易に確認することができれ
ば、特にハンデイータイプのイメージスキヤナの操作性
及び信頼性が大幅に向上することになる。
キヤナ本体における読み込みが可能な範囲内にあること
をリアルタイムに、かつ容易に確認することができれ
ば、特にハンデイータイプのイメージスキヤナの操作性
及び信頼性が大幅に向上することになる。
前述した如く、原稿の読み込みを行う情報の記載箇所
を容易に確認することができるようにするために、本出
願人は、原稿に光を照射する光源を利用し、この原稿か
らの反射光の一部をスキヤナ本体に形成した導光路を介
して外部に導くようになすようにしたものを提案した。
を容易に確認することができるようにするために、本出
願人は、原稿に光を照射する光源を利用し、この原稿か
らの反射光の一部をスキヤナ本体に形成した導光路を介
して外部に導くようになすようにしたものを提案した。
このように構成することにより、操作者が外部からこ
の導光路を介して光源によつて照明されている原稿を目
視すれば、原稿の読み込み位置の確認を極めて容易に行
うことができるようになり、ハンデイータイプのイメー
ジスキヤナの操作性が著しく向上するものの、なお問題
点がないわけではない。即ち、データ処理手段へのデー
タの読み込みは、スキヤナ本体の原稿上における移動を
検出することにより行われるようになつており、従つ
て、スキヤナ本体を移動させることによつて原稿の読み
込み位置の確認を行うと、その間にデータ処理手段によ
つて不要な情報の読み込みが行われてしまうことになる
という不都合があり、この点において、さらに改善の余
地があるのが現状である。
の導光路を介して光源によつて照明されている原稿を目
視すれば、原稿の読み込み位置の確認を極めて容易に行
うことができるようになり、ハンデイータイプのイメー
ジスキヤナの操作性が著しく向上するものの、なお問題
点がないわけではない。即ち、データ処理手段へのデー
タの読み込みは、スキヤナ本体の原稿上における移動を
検出することにより行われるようになつており、従つ
て、スキヤナ本体を移動させることによつて原稿の読み
込み位置の確認を行うと、その間にデータ処理手段によ
つて不要な情報の読み込みが行われてしまうことになる
という不都合があり、この点において、さらに改善の余
地があるのが現状である。
本考案は叙上の点に鑑みてなされたものであつて、そ
の目的とするところは、光源からの光で原稿に照明する
ことによつて原稿の読み込み位置を確認する間は、デー
タ処理手段により不要な情報の読み込みが行われること
がないようにしたイメージスキヤナを提供することにあ
る。
の目的とするところは、光源からの光で原稿に照明する
ことによつて原稿の読み込み位置を確認する間は、デー
タ処理手段により不要な情報の読み込みが行われること
がないようにしたイメージスキヤナを提供することにあ
る。
[問題点を解決するための手段] 前述した目的を達成するために、本考案は、底面に開
口を有し、外殻を成すスキヤナ本体と、前記開口を介し
て原稿に光を照射するための光源と、前記原稿からの反
射光を受光して主走査方向の情報をデータ処理手段側に
送出するイメージセンサと、前記スキヤナ本体の移動量
を検出して前記データ処理手段側に副走査方向の情報を
送出する移動量検出手段とを備え、前記スキャナ本体を
固定した原稿に対して移動させることにより、前記主走
査方向の情報と前記副走査方向の情報のそれぞれを前記
データ処理手段側に送出して移動方向に沿った所定幅内
の画像情報の読み込みを行うイメージスキャナにおい
て、前記スキャナ本体の底面と対向するスキャナ本体の
上面に透孔を開設し、この透孔内に前記光源の点灯によ
って前記開口内に臨む原稿の読み込み位置を光学部品を
介さずに直接目視可能とする有色透明板を装着すると共
に、前記主走査方向の情報と前記副走査方向の情報のう
ち少なくとも一方が前記データ処理手段側に送出される
のを選択的に禁止するモード切換えスイッチを前記スキ
ャナ本体に設けたことを特徴とするものである。
口を有し、外殻を成すスキヤナ本体と、前記開口を介し
て原稿に光を照射するための光源と、前記原稿からの反
射光を受光して主走査方向の情報をデータ処理手段側に
送出するイメージセンサと、前記スキヤナ本体の移動量
を検出して前記データ処理手段側に副走査方向の情報を
送出する移動量検出手段とを備え、前記スキャナ本体を
固定した原稿に対して移動させることにより、前記主走
査方向の情報と前記副走査方向の情報のそれぞれを前記
データ処理手段側に送出して移動方向に沿った所定幅内
の画像情報の読み込みを行うイメージスキャナにおい
て、前記スキャナ本体の底面と対向するスキャナ本体の
上面に透孔を開設し、この透孔内に前記光源の点灯によ
って前記開口内に臨む原稿の読み込み位置を光学部品を
介さずに直接目視可能とする有色透明板を装着すると共
に、前記主走査方向の情報と前記副走査方向の情報のう
ち少なくとも一方が前記データ処理手段側に送出される
のを選択的に禁止するモード切換えスイッチを前記スキ
ャナ本体に設けたことを特徴とするものである。
[作用] 光源の点灯を行わせると共に、モード切換えスイッチ
によつてデータ処理手段にデータを入力させないデータ
読み込み禁止モードとなるように保持し、スキヤナ本体
を原稿上に移動させながら、光源からの光で原稿を照明
することによつて、有色透明板を通して外部から原稿の
読み込み位置を確認する。この時においては、スキヤナ
本体を移動させても、データ読み込み禁止モードの作用
によつて、データ処理手段が不要な情報の読み込みを行
うことはない。
によつてデータ処理手段にデータを入力させないデータ
読み込み禁止モードとなるように保持し、スキヤナ本体
を原稿上に移動させながら、光源からの光で原稿を照明
することによつて、有色透明板を通して外部から原稿の
読み込み位置を確認する。この時においては、スキヤナ
本体を移動させても、データ読み込み禁止モードの作用
によつて、データ処理手段が不要な情報の読み込みを行
うことはない。
そして、スキヤナ本体における原稿の読み込み用の開
口が読み込みを行うべき箇所に置かれたときに、モード
切換えスイッチによってデータ入力手段にデータを入力
可能なデータ読み込みモードとすることにより、イメー
ジスキヤナによつてこの原稿における情報の読み込みを
行うことができる。
口が読み込みを行うべき箇所に置かれたときに、モード
切換えスイッチによってデータ入力手段にデータを入力
可能なデータ読み込みモードとすることにより、イメー
ジスキヤナによつてこの原稿における情報の読み込みを
行うことができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
まず、第1図に示したように、スキヤナ本体1はCRT
を備えたパーソナルコンピユータ等からなるデータ処理
手段2に接続されて、該スキヤナ本体1を原稿3の所定
の位置に当接させて、所定の範囲にわたつて走査するこ
とにより、該原稿3の範囲を限定して、選択的に情報の
読み込みを行うことができるようになつている。
を備えたパーソナルコンピユータ等からなるデータ処理
手段2に接続されて、該スキヤナ本体1を原稿3の所定
の位置に当接させて、所定の範囲にわたつて走査するこ
とにより、該原稿3の範囲を限定して、選択的に情報の
読み込みを行うことができるようになつている。
スキヤナ本体1は、第2図に示した如く、上ケース10
と下ケース11とを有し、下ケース11には原稿3の情報の
読み込みを行うための開口12が開設されている。そし
て、この開口12を介して原稿3に光を照射するために、
スキヤナ本体1の内部には発行ダイオード(LED)等の
光源13が設けられており、該光源13から原稿3に照射さ
れた光の反射光は、ミラー14によりスキヤナ本体の軸線
方向に光路が変えられて、レンズ15を介して固体撮像素
子等を備えたイメージセンサ16上に結像させることがで
きるようになつている。
と下ケース11とを有し、下ケース11には原稿3の情報の
読み込みを行うための開口12が開設されている。そし
て、この開口12を介して原稿3に光を照射するために、
スキヤナ本体1の内部には発行ダイオード(LED)等の
光源13が設けられており、該光源13から原稿3に照射さ
れた光の反射光は、ミラー14によりスキヤナ本体の軸線
方向に光路が変えられて、レンズ15を介して固体撮像素
子等を備えたイメージセンサ16上に結像させることがで
きるようになつている。
また、下ケース11には、スキヤナ本体1の移動距離を
検出するローラ17が設けられており、該ローラ17にはそ
の移動量の検出を可能ならしめるために、後述するエン
コーダが接続されており、このエンコーダによりローラ
17の回転角度を検出して、該ローラ17の移動量の検出を
行うようになつている。
検出するローラ17が設けられており、該ローラ17にはそ
の移動量の検出を可能ならしめるために、後述するエン
コーダが接続されており、このエンコーダによりローラ
17の回転角度を検出して、該ローラ17の移動量の検出を
行うようになつている。
さらに、上ケース10には、下ケース11に形成した開口
12の上部位置に原稿3の読み取り位置を確認するための
導光路を構成する透孔18が開設されており、該透孔18に
はそれを介して外部の光がスキヤナ本体1内に入り込む
のを可及的に少なくして、外乱光によつてイメージセン
サ16のSN比が低下したりすることがないようにするため
に、該透孔18には有色透明板19が装着されている。そし
て、この透孔18から開口12を介して原稿3を確認するこ
とができるようにするために、光源13が利用されるよう
になつており、該光源13を点灯させることによつて、原
稿3に照明光を照射して、その反射光の一部を該透孔18
を介して外部に漏出させることができるようになつてい
る。これによつて、開口12が原稿3のどの位置に対面し
ているかを目視することができるようになつて、原稿3
の読み込み位置の確認を行うことができることになる。
12の上部位置に原稿3の読み取り位置を確認するための
導光路を構成する透孔18が開設されており、該透孔18に
はそれを介して外部の光がスキヤナ本体1内に入り込む
のを可及的に少なくして、外乱光によつてイメージセン
サ16のSN比が低下したりすることがないようにするため
に、該透孔18には有色透明板19が装着されている。そし
て、この透孔18から開口12を介して原稿3を確認するこ
とができるようにするために、光源13が利用されるよう
になつており、該光源13を点灯させることによつて、原
稿3に照明光を照射して、その反射光の一部を該透孔18
を介して外部に漏出させることができるようになつてい
る。これによつて、開口12が原稿3のどの位置に対面し
ているかを目視することができるようになつて、原稿3
の読み込み位置の確認を行うことができることになる。
そして、この原稿3における読み込み位置確認操作時
に、イメージセンサ16からの受光信号がデータ処理手段
2に入力されるのを防止するために、上ケース10には入
力禁止手段を構成するスイツチ20が設けられており、該
スイツチ20をON,OFFさせることによつて、イメージセン
サ16における受光信号をデータ処理手段2に入力するデ
ータ読み込みモードと、データの取り込みを禁止するデ
ータ読み込み禁止モードとの間に切換えを行うことがで
きるようになつている。
に、イメージセンサ16からの受光信号がデータ処理手段
2に入力されるのを防止するために、上ケース10には入
力禁止手段を構成するスイツチ20が設けられており、該
スイツチ20をON,OFFさせることによつて、イメージセン
サ16における受光信号をデータ処理手段2に入力するデ
ータ読み込みモードと、データの取り込みを禁止するデ
ータ読み込み禁止モードとの間に切換えを行うことがで
きるようになつている。
次に、第3図及び第4図を参照して、前述したモード
の切換え及び原稿3の情報の読み込み機構について説明
する。
の切換え及び原稿3の情報の読み込み機構について説明
する。
まず、第3図に示したように、イメージセンサ16は、
固体撮像素子16aと、該固体撮像素子16aの作動を制御す
る制御回路16bと、固体撮像素子16aからの出力信号を二
値化する二値化回路16cとを備えている。そして、光源1
3から原稿3に照射された光の反射光は固体撮像素子16a
に受光されて、その受光量に応じた電気信号に変換せし
められるようになつている。そして、第4図(a)及び
この第4図(a)の信号を拡大して示す第4図(b)か
ら明らかなように、この固体撮像素子16aにおける各画
素のデータは、制御回路16bからの制御信号に基づいて
順次二値化回路16cに転送されて、該二値化回路16cにお
いて所定の二値化処理を行うことによつて、各画素にお
けるデータを得ることができるようになる。また、制御
回路16bからは、主走査開始信号と、クロック信号とが
データ処理手段2に入力されるようになつており、デー
タ処理手段2は、これら主走査開始信号とクロック信号
に基づいて、主走査方向における上述した各画素データ
を順次取り込むようになっている。すなわち、イメージ
センサ16は、主走査開始信号とクロック信号及び各画素
のデータを主走査方向の情報としてデータ処理手段2に
送出し、データ処理手段2は主走査開始信号とクロック
信号を用いて各画素のデータを順序良く取り込むように
なっている。
固体撮像素子16aと、該固体撮像素子16aの作動を制御す
る制御回路16bと、固体撮像素子16aからの出力信号を二
値化する二値化回路16cとを備えている。そして、光源1
3から原稿3に照射された光の反射光は固体撮像素子16a
に受光されて、その受光量に応じた電気信号に変換せし
められるようになつている。そして、第4図(a)及び
この第4図(a)の信号を拡大して示す第4図(b)か
ら明らかなように、この固体撮像素子16aにおける各画
素のデータは、制御回路16bからの制御信号に基づいて
順次二値化回路16cに転送されて、該二値化回路16cにお
いて所定の二値化処理を行うことによつて、各画素にお
けるデータを得ることができるようになる。また、制御
回路16bからは、主走査開始信号と、クロック信号とが
データ処理手段2に入力されるようになつており、デー
タ処理手段2は、これら主走査開始信号とクロック信号
に基づいて、主走査方向における上述した各画素データ
を順次取り込むようになっている。すなわち、イメージ
センサ16は、主走査開始信号とクロック信号及び各画素
のデータを主走査方向の情報としてデータ処理手段2に
送出し、データ処理手段2は主走査開始信号とクロック
信号を用いて各画素のデータを順序良く取り込むように
なっている。
一方、主走査ラインと直交する副走査はスキヤナ本体
1を持つて移動させることにより行われるもので、この
スキヤナ本体1の移動量は、ローラ17の転動量をエンコ
ーダ21で検出し、このエンコーダ21の出力信号を副走査
方向の情報としてデータ処理手段2に入力し、第4図
(a)に矢印で示したように、該エンコーダ21の信号の
パルスの立ち下がりがあつたときに、これを副走査移行
信号として、この副走査移行信号があつた後に主走査開
始信号が入力されたときにデータの読み込みを行うよう
になすことによつて、スキヤナ本体1の移動量が少ない
場合における重複したデータの読み込みを排除するよう
にしている。
1を持つて移動させることにより行われるもので、この
スキヤナ本体1の移動量は、ローラ17の転動量をエンコ
ーダ21で検出し、このエンコーダ21の出力信号を副走査
方向の情報としてデータ処理手段2に入力し、第4図
(a)に矢印で示したように、該エンコーダ21の信号の
パルスの立ち下がりがあつたときに、これを副走査移行
信号として、この副走査移行信号があつた後に主走査開
始信号が入力されたときにデータの読み込みを行うよう
になすことによつて、スキヤナ本体1の移動量が少ない
場合における重複したデータの読み込みを排除するよう
にしている。
而して、このエンコーダ21からの信号は、スイツチ20
からの信号と共にOR回路22を介してデータ処理手段2に
入力されるようになつており、該スイツチ20がOFFの状
態にあるときには、エンコーダ21からの信号が立ち下が
つても、該OR回路22から立ち下りの信号が出力しないよ
うに保持し、スイツチ20がON状態となつて、該スイツチ
20からOR回路22に入力される信号がローレベルとなつた
ときに、初めてエンコーダ21からの信号の立ち下がりの
出力をデータ処理手段2に送ることができるようにな
り、また、主走査開始信号も、スイツチ20からの信号と
共にOR回路23に入力されるようになつて、スイツチ20が
OFFの状態にあるときには、主走査開始信号もデータ処
理手段2に出力されないようになつている。この結果、
このスイツチ20がOFF状態にあるときには、データの読
み込みが行われないデータ読み込み禁止モードとなり、
またスイツチ20がONされると、データ処理手段2によつ
てデータの読み込みが可能となるデータ読み込み可能モ
ードとなるように切換制御を行うことができるようにな
つている。
からの信号と共にOR回路22を介してデータ処理手段2に
入力されるようになつており、該スイツチ20がOFFの状
態にあるときには、エンコーダ21からの信号が立ち下が
つても、該OR回路22から立ち下りの信号が出力しないよ
うに保持し、スイツチ20がON状態となつて、該スイツチ
20からOR回路22に入力される信号がローレベルとなつた
ときに、初めてエンコーダ21からの信号の立ち下がりの
出力をデータ処理手段2に送ることができるようにな
り、また、主走査開始信号も、スイツチ20からの信号と
共にOR回路23に入力されるようになつて、スイツチ20が
OFFの状態にあるときには、主走査開始信号もデータ処
理手段2に出力されないようになつている。この結果、
このスイツチ20がOFF状態にあるときには、データの読
み込みが行われないデータ読み込み禁止モードとなり、
またスイツチ20がONされると、データ処理手段2によつ
てデータの読み込みが可能となるデータ読み込み可能モ
ードとなるように切換制御を行うことができるようにな
つている。
前述のように構成されるイメージスキヤナを使用し
て、原稿3から情報を読み込むには、まず、スキヤナ本
体1に設けたスイツチ20をOFFの状態にして、該スキヤ
ナ本体1を原稿3の読み込みを行う位置の上に載置す
る。ここで、原稿の読み込みを正確に行うためには、該
スキヤナ本体1における開口12が正確に読み込み位置に
配置されていなければならない。而して、イメージスキ
ヤナの操作を開始するために、電源を投入したときに、
スキヤナ本体1内に設けた光源13が点灯状態となり、該
光源13から原稿に向けて光が照射されることになる。こ
のために、該原稿3からの反射光は、ミラー14を介して
レンズ15からイメージセンサ16に入射されると共に、そ
の一部の漏光が原稿に対する照射光として透孔18に装着
した有色透明板19を介して外部に照射されることにな
り、これを操作者が目視すれば、原稿3の読み込み位置
を正確に確認することができるようになる。
て、原稿3から情報を読み込むには、まず、スキヤナ本
体1に設けたスイツチ20をOFFの状態にして、該スキヤ
ナ本体1を原稿3の読み込みを行う位置の上に載置す
る。ここで、原稿の読み込みを正確に行うためには、該
スキヤナ本体1における開口12が正確に読み込み位置に
配置されていなければならない。而して、イメージスキ
ヤナの操作を開始するために、電源を投入したときに、
スキヤナ本体1内に設けた光源13が点灯状態となり、該
光源13から原稿に向けて光が照射されることになる。こ
のために、該原稿3からの反射光は、ミラー14を介して
レンズ15からイメージセンサ16に入射されると共に、そ
の一部の漏光が原稿に対する照射光として透孔18に装着
した有色透明板19を介して外部に照射されることにな
り、これを操作者が目視すれば、原稿3の読み込み位置
を正確に確認することができるようになる。
ここで、スキヤナ本体1に設けたスイツチ20がOFF状
態となつているときには、データの読み込み禁止モード
となつており、このために、該データ処理手段2ではデ
ータの読み込みが行われることはない。
態となつているときには、データの読み込み禁止モード
となつており、このために、該データ処理手段2ではデ
ータの読み込みが行われることはない。
一方、前述のようにして原稿3の読み込み位置が確認
されたときに、スイツチ20をON状態にすれば、制御回路
16bからの主走査開始信号がデータ処理手段に入力され
ると共に、エンコーダ21からの副走査移行信号も入力さ
れるようになるので、これらの信号に基づいてイメージ
センサ16からデータ処理手段2にデータの取り込みが行
われるようになり、原稿3の情報の読み込みを行うこと
ができることになる。このように、光源13を点灯させた
状態において、スキヤナ本体1が正確に原稿3における
情報の読み込み位置に向けられるまでの間はデータ処理
手段2による原稿の読み込みを行わないようにすること
により、不要なデータがデータ処理手段2によつて読み
込まれることを確実に防止することができるようにな
る。
されたときに、スイツチ20をON状態にすれば、制御回路
16bからの主走査開始信号がデータ処理手段に入力され
ると共に、エンコーダ21からの副走査移行信号も入力さ
れるようになるので、これらの信号に基づいてイメージ
センサ16からデータ処理手段2にデータの取り込みが行
われるようになり、原稿3の情報の読み込みを行うこと
ができることになる。このように、光源13を点灯させた
状態において、スキヤナ本体1が正確に原稿3における
情報の読み込み位置に向けられるまでの間はデータ処理
手段2による原稿の読み込みを行わないようにすること
により、不要なデータがデータ処理手段2によつて読み
込まれることを確実に防止することができるようにな
る。
なお、前述した実施例においては、スキヤナ本体1に
設けスイツチ20によつてデータ処理手段へのデータの入
力を禁止する入力禁止手段を構成するものとしたが、こ
のデータの入力を禁止するためのものとしては、これ以
外にも例えば、イメージスキヤナの作動用のスイツチ
と、光源のみを点灯させて、原稿の読み込み位置を確認
するためのスイツチとを別個、またはこれら2つのスイ
ツチをダブルアクシヨンスイツチとして一体的に構成す
るようにしてもよい。また、主走査開始信号及び副走査
移行信号を、スイツチのON,OFF信号と共にOR回路を介し
てデータ処理手段に入力するようにしたが、該各走査開
始信号のいずれか一方をスイツチからの信号とOR回路を
介してデータ処理手段に入力するように構成してもよ
い。
設けスイツチ20によつてデータ処理手段へのデータの入
力を禁止する入力禁止手段を構成するものとしたが、こ
のデータの入力を禁止するためのものとしては、これ以
外にも例えば、イメージスキヤナの作動用のスイツチ
と、光源のみを点灯させて、原稿の読み込み位置を確認
するためのスイツチとを別個、またはこれら2つのスイ
ツチをダブルアクシヨンスイツチとして一体的に構成す
るようにしてもよい。また、主走査開始信号及び副走査
移行信号を、スイツチのON,OFF信号と共にOR回路を介し
てデータ処理手段に入力するようにしたが、該各走査開
始信号のいずれか一方をスイツチからの信号とOR回路を
介してデータ処理手段に入力するように構成してもよ
い。
[考案の効果] 以上詳述したように、本考案によれば、原稿の読み込
み位置を確認する際、光源により照射されている原稿を
スキャナ本体の上面に装着した有色透明板を通して直接
目視するようにしたため、原稿における読み取り位置を
リアルタイムにかつ容易に確認することができると共
に、スキャナ本体内に外部光が侵入するのを少なくし
て、外部光に起因する読み取り画像の画質低下を防止す
ることができる。また、スキャナ本体に主走査方向の情
報と副走査方向の情報のうち少なくとも一方がデータ処
理手段側に送出されるのを選択的に禁止するモード切換
えスイッチを設けたため、原稿の読み込み位置の確認を
行っている間は、不要なデータがデータ処理手段側へ送
出されるのを防止できると共に、原稿の読み込みを行う
際に、モード切換えスイッチを適宜切換え操作すること
により、原稿のうちの不要な部分をとばして必要な部分
のみを読み込むことができる。
み位置を確認する際、光源により照射されている原稿を
スキャナ本体の上面に装着した有色透明板を通して直接
目視するようにしたため、原稿における読み取り位置を
リアルタイムにかつ容易に確認することができると共
に、スキャナ本体内に外部光が侵入するのを少なくし
て、外部光に起因する読み取り画像の画質低下を防止す
ることができる。また、スキャナ本体に主走査方向の情
報と副走査方向の情報のうち少なくとも一方がデータ処
理手段側に送出されるのを選択的に禁止するモード切換
えスイッチを設けたため、原稿の読み込み位置の確認を
行っている間は、不要なデータがデータ処理手段側へ送
出されるのを防止できると共に、原稿の読み込みを行う
際に、モード切換えスイッチを適宜切換え操作すること
により、原稿のうちの不要な部分をとばして必要な部分
のみを読み込むことができる。
第1図は本考案の一実施例を示すイメージスキヤナの全
体構成を示す説明図、第2図はスキヤナ本体の断面図、
第3図はデータの読み込みを行う機構を示す回路図、第
4図(a)は処理手段に入力される信号のタイミングチ
ャート図、第4図(b)は第4図(a)の部分拡大図で
ある。 1:スキヤナ本体、2:データ処理手段、3:原稿、12:開
口、13:光源、16:イメージセンサ、18:透孔、19:有色透
明板、20:スイツチ。
体構成を示す説明図、第2図はスキヤナ本体の断面図、
第3図はデータの読み込みを行う機構を示す回路図、第
4図(a)は処理手段に入力される信号のタイミングチ
ャート図、第4図(b)は第4図(a)の部分拡大図で
ある。 1:スキヤナ本体、2:データ処理手段、3:原稿、12:開
口、13:光源、16:イメージセンサ、18:透孔、19:有色透
明板、20:スイツチ。
Claims (1)
- 【請求項1】底面に開口を有し、外殻を成すスキャナ本
体と、前記開口を介して原稿に光を照射するための光源
と、前記原稿からの反射光を受光して主走査方向の情報
をデータ処理手段側に送出するイメージセンサと、前記
スキャナ本体の移動量を検出して前記データ処理手段側
に副走査方向の情報を送出する移動量検出手段とを備
え、前記スキャナ本体を固定した原稿に対して移動させ
ることにより、前記主走査方向の情報と前記副走査方向
の情報のそれぞれを前記データ処理手段側に送出して移
動方向に沿った所定幅内の画像情報の読み込みを行うイ
メージスキャナにおいて、 前記スキャナ本体の底面と対向するスキャナ本体の上面
に透孔を開設し、この透孔内に前記光源の点灯によって
前記開口内に臨む原稿の読み込み位置を光学部品を介さ
ずに直接目視可能とする有色透明板を装着すると共に、
前記主走査方向の情報と前記副走査方向の情報のうち少
なくとも一方が前記データ処理手段側に送出されるのを
選択的に禁止するモード切換えスイッチを前記スキャナ
本体に設けたことを特徴とするイメージスキャナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987033100U JP2527156Y2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | イメ−ジスキヤナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987033100U JP2527156Y2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | イメ−ジスキヤナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63140764U JPS63140764U (ja) | 1988-09-16 |
JP2527156Y2 true JP2527156Y2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=30840393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987033100U Expired - Lifetime JP2527156Y2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | イメ−ジスキヤナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2527156Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0669204B2 (ja) * | 1983-12-28 | 1994-08-31 | キヤノン株式会社 | 画像読取装置 |
JPS61176858U (ja) * | 1985-04-23 | 1986-11-05 |
-
1987
- 1987-03-09 JP JP1987033100U patent/JP2527156Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63140764U (ja) | 1988-09-16 |
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