JPH0533098Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は画像情報入力装置に係り、特に入力し
ようとする情報媒体上を手動走査することにより
画像情報を入力する画像情報入力装置に関する。

従来の技術 一般に画像情報を光学的手段により入力し、こ
れをパーソナルコンピユータ、ワードプロセツサ
等に供給する画像情報入力装置として、所謂イメ
ージスキヤナ、バーコードリーダ等が知られてい
る。

しかるに上記画像情報入力装置では、イメージ
スキヤナの場合は据置型であり、その構造上、入
力しようとする画像情報を一枚の紙面に表わして
これをイメージスキヤナに挿入する必要があるた
め、本等の厚みのある物に対しては直接入力処理
を行なうことができない等の問題点があつた。

そこで本出願人は前記問題点を解決すべく、先
に特願昭61−176299号「画像情報入力装置」を提
案した。

上記「画像情報入力装置」によれば、画像情報
入力装置自体をハンデイタイプとし、これを情報
入力したい部分に載置して移動（走査）させるこ
とにより順次画像情報を入力することができる。

考案が解決しようとする問題点 上記「画像情報入力装置」では、情報媒体上に
おける画像情報入力装置の走査スピードに拘らず
適正な画像入力を行なうため、画像読み取り手段
の生成する画像データ信号を走査スピードに同期
させている。また、走査スピードを検出するため
には、走査に伴い回転する回転部材を装置本体に
取付け、この回転部材の回転速度を回転検出手段
により検出することにより行なつている。

しかるに、従来においてはこの回転部材を装置
本体に取付けるため、また装置本体からの離脱を
防止するためにＥリングを用いていた。周知のよ
うにＥリングを装着するにはＥリング取付用治具
を用いねばならず、回転部材の装置本体への取付
け作業が面倒となるという問題点があつた 本考案は上記の点に鑑みて創作されたものであ
り、回転部材の装置本体への取付性を向上させた
画像情報入力装置を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段及び作用 上記問題点を解決するために、本考案では、入
力しようとする画像情報が記録された情報媒体に
圧接されこの情報媒体との相対的変位速度に対応
して回転する回転部材と、この回転部材に設けら
れている支軸をケースに回転自在に軸承する軸承
機構と、上記情報媒体からの画像情報を含む反射
光が入射され画像データ信号を生成する画像読み
取り手段と、上記回転部材の回転を検出し画像デ
ータ信号を回転部材の回転速度に同期させる同期
信号を生成する回転検出手段とを設けてなる画像
情報入力装置において、 上記軸承機構を、 鍔部が形成されると共に、この鍔部を内側に位
置するようにして上記回転部材の支軸両端に挿入
される筒状軸受部材と、 この支軸の上部からの挿入を許容する切欠部
と、上記筒状軸受部材が支軸に沿つて内側より外
側に向けスライドすることにより嵌入される嵌入
部と、上記回転部材が装着された状態において回
転部材の支軸両端と対向し回転部材の軸方向への
変位を規制する側壁部とをケースに一体的に形成
してなる構成の軸受支持部とにより構成したこと
を特徴とするものである。

画像情報入力装置を上記構成とすることによ
り、筒状軸受部材は装着された状態において、形
成されている鍔部は軸受支持部の内側にあり、鍔
部と軸受支持部が当接することにより筒状軸受部
材が軸承機構より離脱するのを防止する。

また、回転部材の支軸はその両端が側壁部と対
向しており回転部材が軸方向への変位しようとし
た場合、支軸両端と側壁部とが当接することによ
りこの変位は規制される。従つて、回転部材を常
に一定の位置で回転することができ、ガタツキの
発生を防止できる。

また、軸受支持部はケースに一体的に形成され
るため、容易に形成することができると共に、部
品点数の削減を図ることができる。

更に、回転部材はその支軸を軸受支持部内へ切
欠部より挿入し、筒状軸受部材を支軸に沿つてス
ライドさせて嵌入部に嵌入するだけでケースに取
り付けることができ、組立て作業性を向上させる
ことができる。

実施例 次に本考案になる画像情報入力装置の一実施例
について図面と共に説明する。第１図は本考案に
なる画像情報入力装置１（以下単に入力装置とい
う）の分解斜視図である。同図に示す入力装置１
は大略してケース２、基板３、回転検出手段４、
発光部５、ローラ６、レンズ７、一次元イメージ
センサ８等により構成されている。

ケース２は上部ケース２ａと下部ケース２ｂと
よりなり、下部ケース２ｂの前方底部には開口９
が形成されている。この開口９の長手方向の両側
縁には軸受支持部１０ａ，１０ｂが下部ケース２
ｂと一体的に形成されており、この軸受支持部１
０ａ，１０ｂに形成された嵌入孔１１ａ，１１ｂ
にはローラ６を軸承する軸受部材１２ａ，１２ｂ
が嵌入される。この開口９はローラ６が取付けら
れた状態にあつて、更に細長の開口部９ａ（第２
図に詳しい）を形成する。この開口部９ａは、発
光部５で発光された光及び、情報媒体からの反射
光が通過する所である。この開口部９ａには透明
のアクリル樹脂よりなる防塵カバー１３が取付け
られる。防塵カバー１３は鍔部１３ａと取付け爪
１３ｂを有しており、鍔部１３ａが開口部１３ａ
の長辺の周縁と係合し、取付け爪１３ｂが軸受支
持部１０ａ，１０ｂと係合することにより下部ケ
ース２ｂに取付けられる。取付け状態にあつて、
防塵カバー１３は下部ケースの下面２ｂ−₁より
若干凹んだ位置にあるよう構成されている。よつ
てケース２が情報媒体上を変位する時、防塵カバ
ー１３と情報媒体が係合するようなことはなく、
円滑な入力操作を行なうことができる。

また下部ケース２ｂの後方中央位置にはレンズ
７が載置取付けされるＶ字溝１４ａを形成してな
る取付け台１４が一体的に形成されている。

基板３は、その上部に電子部品１５が取付けら
れており、またレンズ７の取付け位置に対応する
部分は切欠かれて略Ｖ字状の形状とされている。
この基板３の前方一隅位置には、ローラ６の回転
検出を行なう回転検出手段４が設けられている。

回転検出手段４は軸受部１６、歯車１７、ロー
タリエンコーダ１８、ホトインタラプタ１９等よ
り構成されている。軸受部１６は樹脂成形された
下部ケース２ｂに一体的に形成されており、歯車
１７及びロータリエンコーダ１８を軸承するもの
である。

軸受部１６を第３図に拡大して示す。軸受部１
６は下部ケース２ｂ上に歯車用軸受部１６ａ、エ
ンコーダ用軸受部１６ｂ及び共通用軸受部１６ｃ
が立設された極めて簡単な構成である。また、こ
の軸受部１６の形成は下部ケース２ｂの成形時に
一括成形されるため容易であり、かつ別部品を必
要としないためコスト低減を図ることができる。
加えて、別部品を用いた場合生ずる取付誤差もな
くなり、歯車１７及びロータリエンコーダ１８を
高精度に位置決めして軸承することができる。

上記各軸受部１６ａ〜１６ｃは樹脂成形された
ものであり第３図中矢印で示す方向へ可撓し得
る。歯車１７及びロータリエンコーダ１８を軸受
部１６に取付ける際、各軸受部１６ａ〜１６ｃを
矢印方向に可撓させた状態で取付ける（この様子
を第４図に示す。尚、同図はロータリエンコーダ
１８の取付けを示している）。

この際、歯車１７の支軸２０（第１図に示す）
及びロータリエンコーダ１８の支軸２１は各軸受
部１６ａ〜１６ｃに形成された案内溝１６ａ−₁
〜１６ｃ−₁（第３図に詳しい）に案内されて取
付けられるため、その作業は容易である。そし
て、支軸２０，２１が孔２２ａ〜２２ｄに嵌入す
ると各軸受部１６ａ〜１６ｃは弾性復元し、歯車
１７及びロータリエンコーダ１８は軸受部１６に
軸承される。よつて、歯車１７及びロータリエン
コーダ１８は軸受部１６に確実に軸承される。歯
車１７及びロータリエンコーダ１８の軸承構造を
上記の構成とすることにより、取付け作業は容易
となり取付け作業を向上させることができる。

ロータリエンコーダ１８のエンコーダ板１８ａ
には半径方向に延びるスリツト１８ａ−₁が等角
度間隔で複数穿設されている。また取付け状態に
あるロータリエンコーダ１８のスリツト１８ａと
対向する位置には、ホトインタラプタ１９が設け
られている。基板３にホトインタラプタ１９が取
付けられた状態を第５図に示す。同図に示される
ように、ホトインタラプタ１９は所謂縦型構造を
呈しており、側方にエンコーダ板１８ａが介入さ
れる検出部１９ａが設けられている。

ここで第６図を用いて、組立てられた回転検出
手段４について説明する。第８図は組立てられた
入力装置１の部分切截平面図である。同図に示さ
れるように、ローラ６にはギヤ部６ａが形成され
ており、また歯車１７は上部よりローラ６のギヤ
部６ａ及びロータリエンコーダ１８のギヤ部１８
ｂに噛合するよう構成されている。よつてローラ
６の回転は確実に歯車１７を介してロータリエン
コーダ１８に伝達され、ロータリエンコーダ１８
の回転は高精度にローラ６の回転に対応し、これ
によりホトインタラプタ１９により生成される検
出信号はローラ６の回転に高精度に対応した信号
となる。また、これに加えて回転伝達手段として
歯車伝達を用い、更に縦型のホトインタラプタを
使用したため、回転検出手段４の小型化を図るこ
とができた。

ここで本考案の要部となるローラ６の下部ケー
ス２ｂへの取付け構造に注目して、第１図及び第
６図乃至第９図を用いて説明する。ローラ６は前
記した軸受部材１２ａ，１２ｂを用いて、下部ケ
ース２ｂに形成された軸受支持部１０ａ，１０ｂ
に取付けられる。

軸受部材１２ａ，１２ｂは滑性を有する樹脂よ
りなる筒状の部材であり、一側縁には鍔部１２ａ
−₁，１２ｂ−₁が形成された簡単な構造とされて
いる。一方、軸受部材１２ａ，１２ｂが嵌入され
る軸受支持部１０ａ，１０ｂは下部ケース２ｂに
一体的に形成されており、上部にローラ６の支軸
６ｂの挿入が許容される切欠部１０ａ−₁，１０
ｂ−₁が形成されると共に、嵌入孔１１ａ，１１
ｂが形成されている。この軸受支持部１０ａ，１
０ｂも簡単な構造であり、下部ケース２ｂの型成
形を徒に複雑とすることはなく、また前記のよう
に軸受支持部１０ａ，１０ｂは下部ケース２ｂの
形成時に一体的に形成されるため、容易に形成す
ることができると共に部品点数の削減を図ること
ができ、製品コストの低減を図ることができる。

次に、ローラ６を下部ケース２ｂに取付ける手
順について第７図乃至第９図を用いて説明する。
まず、第７図に示すように、各軸受部材１２ａ，
１２ｂをローラ６の支軸６ｂに挿通する。この
際、鍔部１２ａ−₁，１２ｂ−₁は内側に位置する
ように挿入する。続いて各軸受部材１２ａ，１２
ｂを内側に寄せた状態で、支軸６ｂを切欠部１０
ａ−₁，１０ｂ−₁より軸受支持部１０ａ，１０ｂ
内に挿入する。この状態を第８図に示す。次に、
各軸受部材１２ａ，１２ｂを第８図Ａ中、矢印方
向へ支軸６ｂに沿つてスライドさせて嵌入孔１１
ａ，１１ｂ内に嵌入し、よつて第９図に示すよう
にローラ６は下部ケース２ｂに取付けられる。

上記のように、ローラ６の下部ケース２ｂへの
取付け作業は極めて簡単なものであり、取付け作
業の効率化を図ることができる。また、取付け状
態においてローラ６は軸受支持部１０ａ，１０ｂ
に保持された軸受部材１２ａ，１２ｂに軸承され
ており、かつ左右方向の変位は下部ケース２ｂの
側部壁２ｂ−₁により規制されている。このため、
ガタツキ等が生じることなくローラ６は円滑な回
転を行なうことができる。更に、軸受部材１２
ａ，１２ｂは、軸受支持部１０ａ，１０ｂに装着
された状態において、鍔部１２ａ−₁，１２ａ−₂
が軸受支持部１０ａ，１０ｂの内側、更に詳細に
言えばローラ６と軸受支持部１０ａ，１０ｂとの
間に位置した構成となる。このため、軸受部材１
２ａ，１２ｂは支軸６ｂの軸方向に対し内側方向
への変位はローラ６と鍔部１２ａ−₁，１２ａ−₂
が当接することにより、また外側方向への変位は
軸受支持部１０ａ，１０ｂと鍔部１２ａ−₁，１
２ａ−₂が当接することにより規制される。よつ
て、軸受部材１２ａ，１２ｂの軸受支持部１０
ａ，１０ｂからの離脱も確実に防止される。

次に入力装置１に設けられる光学系について第
１図、第６図及び第１０図を用いて説明する。光
学系は発光部５、レンズ７及びイメージセンサ
８、ミラー２３、により構成されており、発光部
５より発した光を情報媒体が反射し、この反射光
がイメージセンサ８にて結像するよう、所定の光
路を形成するよう構成されたものである。第１０
図は入力装置１の縦断面を示す概略構成図であ
る。発光部５は杆状に列設された複数の発光ダイ
オードよりなり、これが取付けられるホルダ２４
にはミラー２３が設けられている。このミラー２
３は下部ケース２ｂの下面に対し略45°傾けて配
設されている。

ホルダ２４は金属板材をプレス加工により一体
成形してなり、取付面部２４ａ、位置決め鍔部２
４ｂ及び固定部２４ｃ−₁，２４ｃ−₂（第６図に
示す）を形成してなる細長板状部材である。取付
面部２４ａには上記発光部５及びミラー２３が同
一面上に取付けられる。杆状をなす発光部５及び
ミラー２３はその背面部の全体を取付面部２４ａ
に接着等により固定されるため、その取付強度は
大である。特にミラー２３は後述するように光学
系が所定の光路を形成するよう取付ける必要があ
るが、取付強度が大であるため外部衝撃等によつ
ても位置ずれが生ずるようなことはない。更にミ
ラー２３は取付面部２４ａの側縁に形成された位
置決め鍔部２４ｂに側縁を当接させることにより
一義的に位置決めが行なわれるよう構成されてい
る。

上記ホルダ２４は、その固定部２４ｃ−₁，２
４ｃ−₂を下部ケース２ｂに螺着固定されるが、
この固定状態にあつて発光部５及びミラー２３は
光学系の所定光路を形成する位置に位置決めされ
るよう構成されている。従つて、ミラー２３のホ
ルダ２４に対する位置決めは位置決め鍔部２４ｂ
により容易に行なえ、かつ発光部５及びミラー２
３の下部ケース２ｂに対する位置決めと取付けは
ホルダ２４により容易に行なうことができる。こ
れにより、発光部５及びミラー２３の光軸合せを
容易に行なえると共に組立作業性をも向上させる
ことができる。

レンズ７は筒状のレンズケース２５内に収納さ
れており、ブラケツト２６をねじ２６ａ，２６ｂ
で螺着することにより取付け台１４のＶ字溝１４
ａ上に固定される。２７は樹脂性のセンサホルダ
で、後部にセンサ基板２８に固定されたイメージ
センサ８が取付けられると共に、前方部分はレン
ズ７と対応した半筒状の形状となつており、一部
がレンズ７の筒状のレンズケース２５と重畳する
よう構成されている。このセンサホルダ２７には
Ｕ字状のねじ孔２８ａ，２８ｂ（第６図に示す）
が形成されている。また、ねじ２６ａ，２６ｂを
若干緩めることによりレンズケース２５はイメー
ジセンサ８に対して摺動変位することができる。
上記のレンズ７、レンズケース２５、ブラケツト
２６、センサホルダ２７等より構成される焦点調
整機構により、イメージセンサ８に対しレンズ７
の焦点調整を行なうことができる。

一方、イメージセンサ８が設けられたセンサ基
板２８をセンサホルダ２７に取付ける際にも、光
学系の光軸を所定光路と一致させるため、高精度
の位置決めを行なう必要がある。そこで本実施例
では、第１図、第１１図及び第１２図に示すよう
に取付け位置にあるセンサ基板２８の背面位置に
位置するよう下部ケース２ｂにリブ２９ａ，２９
ｂを一体的に立設形成し、その上部にねじ３０
ａ，３０ｂが係合するＶ字溝２９ａ−₁，２９ｂ
−₁を形成した。これにより、第１１図Ａ，Ｂに
示されるようにセンサ基板２８とねじ３０ａ，３
０ｂの間に固定されたリブ２９ａ，２９ｂが介在
するため、ねじ３０ａ，３０ｂの締め付けによつ
てもセンサ基板２８がずれるようなことはなく、
光軸合せを容易に、かつ高精度に行なうことがで
きる。また、第１３図に示されるように、ねじ３
０ａ，３０ｂとセンサ基板２８との間に板ばね部
材３１を介装し、この板ばね部材３１の弾性力に
よりセンサ基板２８を押圧してその変位を規制し
つつねじ３０ａ，３０ｂを締め付けることによ
り、センサ基板２８のずれを防止する構成として
もよい。上記の如く所定位置に取付けられたイメ
ージセンサ８は入来する光に対応して光電変換を
行ない画像データ信号を生成する。

上記構成の入力装置１は第１４図に示す如く、
入力しようとする文字、図形等の画像情報が記載
された情報媒体３２（例えば本）上に載置され、
図中矢印方向へ手動により変位させることにより
画像情報が入力される。この際、ローラ６は情報
媒体３２に圧接しており、上記変位に対応して回
転される。この画像入力時にあつては発光部５の
発光ダイオードは発光しており、その光は開口部
９ａを介して情報媒体３２に照射されている。こ
の照射光の情報媒体３２による反射光（図中、一
点鎖線の矢印で示す）は、ミラー２３により90°
方向を変換され、レンズ７により集光されてイメ
ージセンサ８へ入射される。イメージセンサ８は
入射される光に対応して画像データ信号を生成す
る。

考案の効果 上述の如く本考案になる画像情報入力装置によ
れば、筒状軸受部材は装着された状態において、
形成されている鍔部は軸受支持部の内側にあり、
鍔部と軸受支持部が当接することにより筒状軸受
部材が軸承機構より離脱するのを防止するため画
像情報入力装置の信頼性を向上させることがで
き、また回転部材の支軸はその両端が側壁部と対
向しており回転部材が軸方向への変位しようとし
た場合、支軸両端と側壁部とが当接することによ
りこの変位は規制されるため、回転部材を常に一
定の位置で回転することができ、ガタツキの発生
を防止でき、また軸受支持部はケースに一体的に
形成されるため、容易に形成することができると
共に部品点数の削減を図ることができ、更には、
ローラの下部ケースへの取付けは、ローラを切欠
部より軸受支持部内に挿し、軸受部材を嵌入孔内
に嵌入するだけの簡単な作業で取付けることがで
きるため作業性の向上を図ることができ、また従
来のＥリングを用いた取付けに必要とされた取付
治具を用いることなく取付けができ、これによつ
ても作業性の向上を図ることができる等の特長を
有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案になる画像情報入力装置の一実
施例の分解斜視図、第２図は装置の下面を示す斜
視図、第３図は軸受部を拡大して示す斜視図、第
４図はロータリエンコーダのホルダ部への取付構
造を説明するための図、第５図はホトインタラプ
タを拡大して示す斜視図、第６図は装置の部分切
截平面図、第７図乃至第９図はローラの下部ケー
スへの取付構造を説明するための図、第１０図は
装置の縦断面図、第１１図及び第１２図は下部ケ
ースに形成されたリブを説明するための図、第１
３図はセンサ基板のずれを防止するため板ばね部
材を用いた態様を示す図、第１４図は装置の使用
態様を説明するための図である。 １……入力装置、２……ケース、３……基板、
４……回転検出手段、６……ローラ、８……イメ
ージセンサ、１０ａ，１０ｂ……軸受支持部、１
０ａ−₁，１０ｂ−₁……切欠部、１１ａ，１１ｂ
……嵌入孔、１２ａ，１２ｂ……軸受部材、１２
ａ−₁，１２ｂ−₁……鍔部、１６……軸受部、１
６ａ……歯車用軸受部、１６ｂ……エンコーダ用
軸受部、１６ｃ……共通用軸受部、１６ａ−₁〜
１６ｃ−₁……案内溝、１７……歯車、１８……
ロータリエンコーダ、２８……センサ基板、２９
ａ，２９ｂ……リブ、２９ａ−₁，２９ｂ−₁……
Ｖ字溝、３１……板ばね部材、３２……情報媒
体。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 入力しようとする画像情報が記録された情報媒
   体に圧接され該情報媒体との相対的変位速度に対
   応して回転する回転部材と、該回転部材に設けら
   れている支軸をケースに回転自在に軸承する軸承
   機構と、該情報媒体からの該画像情報を含む反射
   光が入射され画像データ信号を生成する画像読み
   取り手段と、該回転部材の回転を検出し該画像デ
   ータ信号を該回転部材の回転速度に同期させる同
   期信号を生成する回転検出手段とを設けてなる画
   像情報入力装置において、 該軸承機構を、 鍔部が形成されると共に、該鍔部を内側に位置
   するようにして上記回転部材の支軸両端に挿入さ
   れる筒状軸受部材と、 該支軸の上部からの挿入を許容する切欠部と、
   該筒状軸受部材が該支軸に沿つて内側より外側に
   向けスライドすることにより嵌入される嵌入部
   と、該回転部材が装着された状態において該回転
   部材の支軸両端と対向し該回転部材の軸方向への
   変位を規制する側壁部とを該ケースに一体的に形
   成してなる構成の軸受支持部と により構成してなる画像情報入力装置。