JPH0597169U - 画像情報入力装置 - Google Patents

画像情報入力装置

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JPH0597169U
JPH0597169U JP2576593U JP2576593U JPH0597169U JP H0597169 U JPH0597169 U JP H0597169U JP 2576593 U JP2576593 U JP 2576593U JP 2576593 U JP2576593 U JP 2576593U JP H0597169 U JPH0597169 U JP H0597169U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は入力しようとする原稿上を手動走査す
ることにより画像情報を入力する画像情報入力装置に関
し、画像入力時における操作性の向上を図ることを目的
とする。 【構成】少なくとも、上部ハーフ2aと下部ハーフ2bとに
より構成されるハウジング2 と、下部ハーフ2bに配設さ
れた基板3 と、画像データ信号を生成するイメージセン
サ8 と、画像データ信号をハウジング外部から操作部を
操作することにより調整処理する画像調整ボリューム35
とを設けてなり、上記画像調整ボリューム35を上記基板
3 の四側辺の内走査方向前方向を除く三辺の少なくとも
一辺に配設すると共に、上記基板3 が配設された下部ハ
ーフ2bと異なるハウジング半体である上部ハーフ2aに上
記操作部を外部に露出させる凹部2a-1を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は画像情報入力装置に係り、特に入力しようとする原稿上を手動走査す ることにより画像情報を入力する画像情報入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に画像情報を光学的手段により入力し、これをパーソナルコンピュータ, ワードプロセッサ等に供給する画像情報入力装置として、所謂イメージスキャナ ,バーコードリーダ等が知られている。
【0003】 しかるに上記画像情報入力装置では、イメージスキャナの場合は据置型であり 、その構造上、入力しようとする画像情報を一枚の紙面に表わしてこれをイメー ジスキャナに挿入する必要があるため、本等の厚みのある物に対しては直接入力 処理を行なうことができない。一方、バーコードリーダの場合、限られた範囲で 一行分しか情報を入力できないため、入力される情報量が小であり、かつバーコ ードが記載される表面の凹凸が大であると入力処理を行なうことができず、表面 形状にも制約を受けるという問題点がある。
【0004】 そこで、画像情報入力装置自体をハンディタイプとし、これを情報入力したい 部分に載置して移動させることにより順次画像情報を入力し得るよう構成するこ とが考えられる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
画像情報入力装置には、一般に入力される画像を適正状態に補正するため、濃 度コントロールボリューム,コントラストボリューム,解像度切換スイッチ,画 質切換スイッチ等が設けられる。これらのスイッチ類は据置型の画像情報入力装 置の場合、その配設位置に自由度があるが、上記のように画像情報入力装置自体 をハンディタイプとし、これを移動させる構成のものでは、各スイッチ類が操作 の邪魔にならない位置に配設することが重要となる。
【0006】 本考案は上記の点に鑑みてなされたものであり、画像入力時における操作性の 向上を図った画像情報入力装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案では、 上部ハウジング半体と下部ハウジング半体とにより構成されるハウジングと、 このハウジングを構成する上部ハウジング半体或いは下部ハウジング半体の内 、一方のハウジング半体に配設された基板と、 上記ハウジングに形成された開口を介して入射する画像情報を含む反射光より 画像データ信号を生成する画像読み取り手段と、 この画像情報読み取り手段が生成する画像データ信号をハウジング外部から操 作部を操作することにより調整処理する画像調整手段と、 情報媒体に圧接され、ハウジングの走査による情報媒体との相対的変位速度に 対応して回転する回転部材と、 この回転部材の回転を検出する回転検出手段とを設けてなり、 上記画像調整手段を、上記基板の四側辺の内、走査方向前方向を除く三辺の少 なくとも一辺に配設すると共に、 上記基板が配設されたハウジング半体と異なるハウジング半体に、上記操作部 を外部に露出させる凹部を形成することにより、画像入力処理時における操作性 の向上を図ったものである。
【0008】
【実施例】
次に本考案になる画像情報入力装置の一実施例について図面と共に説明する。 図1は本考案になる画像情報入力装置1(以下単に入力装置という)の分解斜視 図である。同図に示す入力装置1は大略してハウジング2、基板3、回転検出手 段4、発光部5、ローラ6、レンズ7、一次元イメージセンサ8等より構成され ている。
【0009】 ハウジング2は上部ハーフ2aと下部ハーフ2bとよりなり、下部ハーフ2b の前方底部には開口9が形成されている。この開口9の長手方向の両側縁には軸 受部10a,10bが下部ハーフ2bと一体的に形成されており、この軸受部1 0a,10bに形成された孔11a,11bには後述するローラ6の支軸12が 回転自在に嵌入される。また下部ハーフ2bの後方中央位置にはレンズ7が載置 取付けされる取付け部13が一体的に形成されている。
【0010】 基板3は、その上部に後述する電子回路を構成する電子部品14及び濃淡調整 ボリューム35(回路図中の配設位置を図6に示す)が取付けられており、また レンズ7の取付け位置に対応する部分は切欠かれて略コ字状の形状とされている 。基板3は図示しない下部ハーフ2bに形成されたボブに螺着されることにより 下部ハーフ2bにこの下部ハーフ2bの底部と略平行となるように取付け固定さ れる。
【0011】 上記のように濃淡調整ボリューム35は基板3に配設されており、また基板3 は下部ハーフ2bにその底部と略平行となるよう取付け固定されている。従って 、濃淡調整ボリューム35をハウジング2の外部から操作し得るようにするため に、濃淡調整ボリューム35の配設位置は下部ハーフ2bの側縁近傍位置に選定 されて配設されている。また、濃淡調整操作を行なうため濃淡調整ボリューム3 5のノブをハウジング2の外部へ露出させる必要があるが、下部ハーフ2bは高 さ寸法が小さいため、ノブを露出させるための凹部2a-1は上部ハーフ2aに形 成されている。よって、上部ハーフ2aと下部ハーフ2bを組み合せた状態で、 この凹部2a-1より濃淡調整ボリューム35のノブはハウジング外部へ露出しハ ウジング外部より調整操作を行ない得る。更に基板3の前方左側位置には、ロー ラ6の回転検出を行なう回転検出手段4が設けられている。
【0012】 ここで濃淡調整ボリューム35の配設位置に注目し、説明する。図1,図2, 図4に示されるように濃淡調整ボリューム35は、入力装置1を走査方向(図4 に矢印で示す方向)と対向する方向より見て右側面2cに配設されている。
【0013】 この濃淡調整ボリューム35は、入力装置1の操作時に指で操作し易い位置に 配設するのが望ましく、かつ入力処理時に情報媒体32の入力位置を確認するの に邪魔にならない位置に配設するのが望ましい。
【0014】 入力装置1は、操作時においては、上部よりハウジング2を手で覆うようにし て把持して用いるものであり、把持した状態で指はハウジング2の側面に位置す ることになる。また、入力時において入力装置1は図4に矢印で示す方向に走査 されるため、走査方向前方の側面2fに濃淡調整ボリューム35を配設すると、 情報媒体32の画像入力装置が見にくくなり望ましくない。よって、濃淡調整ボ リューム35は走査方向前方の側面2fを除くハウジング2の三側面2c〜2e のいずれか、即ち濃淡調整ボリューム35は基板3の四側辺の内走査方向前方向 を除く三辺の少なくとも一辺に配設するのが望ましく、これにより入力処理時に おける操作性を向上させることができる。また、下部ハーフ2bに固定される基 板3に濃淡調整ボリューム35を直接配設し、上部ハーフ2aにノブを露出させ るための凹部2a-1を形成したため、濃淡調整ボリューム35の配設構造の簡単 化を図ることができ、また組立作業も容易となる。
【0015】 上記のように画像調整手段の一例として濃淡調整ボリュームについて述べてき たが、濃淡調整ボリューム35に加え、入力装置1の多機能化を図るためコント ラストボリューム、解像度切換スイッチ、画質切換スイッチ等を設けることが考 えられる。これらの各スイッチ類は濃淡調整ボリューム35と同種の性質を有し たものであるため、配設する場合にはハウジング2の側面2c〜2eに配設する のが望ましい。この時、いずれか一側面に2個以上のスイッチ類を配設してもよ い。
【0016】 尚、画像調整手段を上部ハーフ2aに取付けることも考えられるが、この場合 、基板3より上部ハーフ2aへ多くの配線を施さなければならず構造が複雑とな るため、下部ハーフ2bに固定された基板3に配設する上記構成の方が利益が大 であると考える。
【0017】 回転検出手段4はホルダ部15、アイドラー16、ロータリエンコーダ17、 押えばね18等より構成されている。ホルダ部15は合成樹脂を一体成形してな り、アイドラー16の支軸19及びロータリエンコーダ17の支軸20を軸承す る軸承部21a,21b,22a,22bが形成されている。円板状のロータリ エンコーダ17には半径方向に延びるスリット17aが等角度間隔で複数穿設さ れている。また取付け状態にあるロータリエンコーダ17のスリット17aと対 向する位置には発光ダイオード23及びフォトトランジスタ24が配設されてい る。押えばね18はねじ25によりホルダ部15へ螺着され、その両アーム部1 8a,18bはアイドラー16の支軸19を下方へ付勢する。また、ロータリエ ンコーダ17の支軸20の一部は径寸法が大とされておりローラ部17bが形成 されている。
【0018】 ここで図2を用いて、組立てられた回転検出手段4について説明する。図2は 組立てられた入力装置1の部分切截平面図である。同図に示されるように、ロー ラ6は軸受部10a,10bにまたロータリエンコーダ17は軸承部22a,2 2bに軸承されており、アイドラー16は上部よりローラ6及びロータリエンコ ーダ17のローラ部17bに当接するよう構成されている。また前記したように 押えばね18はアイドラー16の支軸19を下方向へ付勢しているため、アイド ラー16は常に適宜な押圧力をもってローラ6及びローラ部17bと当接する。 更にアイドラー16のローラ6及びローラ部17bと当接する外周部分には滑り 止め用ゴム16aが配設されている。よってローラ6の回転は確実にアイドラー 16を介してロータリエンコーダ17に伝達され、ロータリエンコーダ17の回 転は高精度にローラ6の回転に対応し、これにより発光素子23及びフォトイン タラプタ24により生成される検出信号(これについては後述する)はローラ6 の回転に高精度に対応した信号となる。
【0019】 次に入力装置1に設けられる光学系について図1〜図3を用いて説明する。図 3は入力装置1の縦断面を示す概略構成図である。発光部5は列設された複数の 発光ダイオードよりなり、これが取付けられるホルダ26にはミラー27が設け られている。このミラー27は下部ハーフ2bの底部面に対し45°傾けて配設 されている。またホルダ26の両側下部には取付け片26a,26bが形成され ている。この発光部5はローラ6を下部ハーフ2bの下方より開口9へ挿入し支 軸12を軸受部10a,10bに嵌入させた後、支軸12の両端部と下部ハーフ 2bとの間隙部分に取付け片26,26bを挿入することにより下部ハーフ2b に取付けられる(図2に示す)。これによりローラ6が下方へ離脱することはな く、また発光部5及びミラー27は取付具を必要とすることなく下部ハーフ2b に取付けられる。
【0020】 レンズ7は筒状のケース内に収納されており、ブラケット28をねじ29a, 29bで螺着することにより取付け部13上に固定される。30は樹脂性のセン サホルダで、後部にイメージセンサ8が取付けられると共に、前方部分はレンズ 7と対応した半筒状の形状となっており、一部がレンズ7の筒状のケースと重畳 するよう構成されている。このセンサホルダ30にはV字状のねじ孔30a,3 0bが形成されており、ねじ31a,31bにより下部ハーフ2b上に取付け部 13に取付けられる。ねじ孔30a,30bはV字状形状とされているため、ね じ31a,31bを若干緩めることによりセンサホルダ30はレンズ7に対して 摺動変位することができ、これによりイメージセンサ8に対しレンズ7の焦点調 整を行なうことができる。またイメージセンサ8は入来する光を対応して光電変 換を行ない画像データ信号を生成する。
【0021】 上記構成の入力装置1は図4に示す如く、入力しようとする文字、図形等の画 像情報が記載された情報媒体32(例えば本)上に載置され、図中矢印方向へ手 動により変位させることにより画像情報が入力される。この際、ローラ6は情報 媒体32に圧接しており、上記変位に対応して回転される。
【0022】 続いて入力装置1が画像入力処理する際の各構成の機能について、主に図3を 用いて説明する。画像入力時にあっては発光部5の発光ダイオードは発光してお り、その光は開口9を介して情報媒体32に照射されている。この照射光の情報 媒体32による反射光(図中、一点鎖線の矢印で示す)は、ミラー27により9 0°方向を変換され、レンズ7により集光されてイメージセンサ8へ入射される 。イメージセンサ8は入射される光に対応して画像データ信号を生成する。
【0023】 続いて入力装置1の回路図を図6に示す。同図中、発振回路40の出力する周 波数の略3.58MHzの発振周波信号はフリップフロップ41で1/2分周さ れてタイミング信号発生回路42に供給される。
【0024】 タイミング信号発生回路42内のフリップフロップ43はフリップフロップ4 1の出力信号を1/2分周し、そのQ出力端子、
【0025】
【数1】
【0026】 端子出力夫々はナンド回路44,45夫々においてフリップフロップ41の出力 信号と演算されて図7(B),(C)夫々に示す如きアドレスアップ信号AU、 ライト信号WGが生成され、端子46,47より夫々出力される。フリップフロ ップ48はアドレスアップ信号AUを1/2分周してそのQ端子、
【0027】
【数2】
【0028】 端子夫々よりクロック信号φ1,φ2夫々を出力する。カウンタ49はクロック 信号φ1を1024分周して出力する。カウンタ49の出力信号は直接及びフリ ップフロップ50で遅延かつ反転されてナンド回路51に供給され、ナンド回路 51は図7(A)に示す如きアドレスリセット信号ARを生成し、端子52より 出力する。
【0029】 イメージセンサ8は一次元のCCD(チャージ・カップルド・ディバイス)セ ンサであり、例えばTCD107Cが用いられる。イメージセンサ8はタイミン グ信号発生回路42で生成されたアドレスアップ信号AU、クロック信号φ1, φ2、アドレスリセット信号AR夫々を反転されて、16番,8番及び18番, 4番及び13番,10番夫々の端子に供給されており、アドレスリセット信号A Rの1周期毎に、光電変換によって得られた1ライン1024画素分のアナログ の画像信号を1番端子より出力する。なお、アドレスアップ信号AUが各画素の 区切りを指示し、クロック信号φ1,φ2は転送クロックとして用いられる。 イメージセンサ8より出力される画像信号はトランジスタQ1 を介してコンパ レータ61の非反転入力端子に供給され、ここで反転入力端子の基準レベルと比 較されて図7(D)に示す如きディジタルの画像データVDとされ、端子62よ り出力される。なお、図8(A)に示すアドレスリセット信号ARの立上がり後 、図8(B)に示すタイミングで画像データVDが出力される。
【0030】 また、発光ダイオード23とフォトトランジスタ24との間には前述の如くロ ータリーエンコーダ17が配設されており、フォトトランジスタ24はスリット 17aを通して発光ダイオード23の光が入来すると導通して、例えば入力装置 1が1mm移動する間に8回導通する。フォトトランジスタ24の出力信号はコ ンパレータ63の非反転入力端子に供給され、ここで反転入力端子の基準レベル と比較されてパルス信号に整形され、図8(C)に示す如きステップパルスとし て端子64より出力される。
【0031】 また、端子71に入来するアドレスリセット信号ARはインバータ81、アン ド回路87を介してカウンタ78〜80夫々のリセット端子CLに供給され、ア ドレスリセット信号のARの立上がり時にカウンタ回路77はゼロリセットされ る。
【0032】 図5はインタフェース回路の一実施例の回路図を示す。このインターフェース 回路はパーソナルコンピュータの本体(図示せず)に付設されている。
【0033】 図5中、端子70,71,72,73,74夫々には入力装置1よりアドレス アップ信号AU、アドレスリセット信号AR、画像データVD、ライト信号WG 、ステップパルスST夫々が入来する。アドレスアップ信号AUはアンド回路7 5,76を介してカウンタ回路77に供給される。カウンタ回路77は縦接続さ れた各4ビットのカウンタ78,79,80より構成されており、上記アドレス アップ信号AUをカウントする。カウンタ回路77は全12ビットのカウント値 のうち第4〜第10ビットの計7ビットをアドレスとして取り出し、RAM82 に供給する。このアドレスつまりカウンタ回路77の第4〜第10ビットは、ア ドレスアップ信号AUの8パルス毎にカウントアップする。また、カウンタ回路 77のカウント値の第11ビットはインバータ83を介してアンド回路75と供 給されており、カウント値が1024以上となったときカウントアップ信号AU のカウンタ77への供給が停止される。
【0034】 画像データVDはシフトレジスタ85の入力端子SLに供給され、ライト信号 WGはナンド回路86を介して、RAM82の制御端子R/W及びシフトレジス タ85のクロック入力端子に供給される。シフトレジスタ85は8ビット構成で あり、ライト信号WGによって入来する画像データをシフトし、8ビットパラレ ルに出力する。
【0035】 この8ビットパラレルの画像データはRAM82の端子D0〜D7に供給され てライト信号WGの立下がり時にRAM82に書き込まれる。これによってRA M82の各アドレスにはカウンタ回路77の出力アドレスがカウントアップする 毎に8ビットの画像データVDが順次書き込まれ、1ライン分1024ビットの 画像データVDがRAM82に記憶される。
【0036】 ステップパルスSTはI/Oポート88の端子PC7に供給され、このI/O ポート88からデータバス89を介してコンピュータ本体に供給される。コンピ ュータ本体はステップパルスSTが立上がると、データバス89を介してI/O ポート88に制御データ及びアドレスを供給する。なお、90はアドレスバスで あり、コンピュータ本体の出力するアドレスは、デコーダ91でデコードされて I/Oポート88を指定するチップセレクト信号が生成され、I/Oポート88 の端子CSに供給される。
【0037】 上記の制御データによりI/Oポート88の端子PC3はRAM82の書き込 み時にLレベルであったのに対してHレベルとなる。これによってアンド回路7 6,87夫々はアドレスアップ信号AU、アドレスリセット信号ARのカウンタ 回路77への供給を停止させ、シフトレジスタ85のシフト動作を停止させる。 ナンド回路93の出力がLレベルとなってカウンタ78〜80夫々がプリセット 可能状態となり、ナンド回路86の出力がHレベルとなってRAM82は読み出 し可能状態となる。
【0038】 この後、コンピュータ本体よりデータバス89を介して供給される7ビットの アドレスは、I/Oポート88の端子PA0〜PA6よりカウンタ回路77の第 4〜第10ビットに供給される。上記アドレスはカウンタ回路77にプリセット されてRAM82に供給され、RAM82の端子D0〜D7より8ビットの画像 データVDが読み出され、この画像データはI/Oポート88の端子PB0〜P B7,D0〜D7を通り、データバス89を介してコンピュータ本体に供給され る。
【0039】 コンピュータ本体はI/Oポート88に順次値をインクリメントしたアドレス を供給し、これによってRAM82より1ライン分1024ビットの画像データ VDが読み出されてコンピュータ本体に供給される。画像データVDの読み出し が終了すると、コンピュータ本体はI/Oポート88に制御データを供給し、端 子PC3をLレベルとし、再びRAM82を書き込み可能状態とする。
【0040】 なお、入力装置1の動作電源はコンピュータ本体より供給されており、I/O ポート88の端子PC0,PC1夫々がHレベルであるとトランジスタQ2 〜Q 5 夫々が導通し、端子95,96より入力装置1に電源が供給される。
【0041】 このように読取装置の摺動走査に拘らずイメージセンサ8の出力画像データは 所定周期で繰り返しRAM82に書き込まれ、摺動走査が行なわれたときロータ リーエンコーダ17等が検出信号を生成したときコンピュータ本体がRAM82 をアクセスしてRAM82より読み出された1ライン分の画像データがコンピュ ータ本体に入力される。従って画像データを適正なタイミングでコンピュータ本 体に入力することができる。
【0042】 また、コンピュータ本体は検出信号生成時にのみRAM82をアクセスすれば 良く、それ以外のときは他のジョブを実行でき、コンピュータ本体の処理効率が 向上する。
【0043】 なお、上記実施例においては画像データはモノクロームの情報であるが、イメ ージセンサがカラーの画像信号を出力するものであれば、上記実施例と同様にし てカラーの画像データをコンピュータ本体に入力することができることは勿論で ある。
【0044】
【考案の効果】
上述の如く本考案によれば、画像調整手段がハウジングの走査方向前方の側面 を除く三側面の少なくとも一面に配設されているため、入力処理時において画像 調整手段を走査し易く、かつ情報媒体の入力位置を確認するのに邪魔となるよう なことはなく入力操作性の向上を図ることができ、更に基板が配設されたハウジ ング半体と異なるハウジング半体に、操作部を外部に露出させる凹部を形成する ことにより、画像調整手段の配設構造の簡単化を図ることができると共に組立作 業も容易となる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案になる画像情報入力装置の一実施例の分
解斜視図である。
【図2】本考案装置の部分切截平面図である。
【図3】本考案装置の縦断面図である。
【図4】本考案装置による入力処理を説明するめの斜視
図である。
【図5】本考案装置に適用される回路を示す図である。
【図6】図1の装置の回路部分の一実施例の回路図であ
る。
【図7】図6の回路各部の波形図である。
【図8】図6の回路各部の波形図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 ハウジング 2c〜2f 側面 3 基板 4 回転検出手段 5 発光部 6 ローラ 7 レンズ 8 イメージセンサ 9 開口 15 ホルダ部 16 アイドラー 17 ロータリエンコーダ 18 押えばね 26 ホルダ 26a,26b 取付け片 30 センサホルダ 32 情報媒体 35 濃淡調整ボリューム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部ハウジング半体と下部ハウジング半
    体とにより構成されるハウジングと、 該ハウジングを構成する上部ハウジング半体或いは下部
    ハウジング半体の内、一方のハウジング半体に配設され
    た基板と、 該ハウジングに形成された開口を介して入射する画像情
    報を含む反射光より画像データ信号を生成する画像読み
    取り手段と、 該画像情報読み取り手段が生成する画像データ信号を該
    ハウジング外部から操作部を操作することにより調整処
    理する画像調整手段と、 情報媒体に圧接され、該ハウジングの走査による該情報
    媒体との相対的変位速度に対応して回転する回転部材
    と、 該回転部材の回転を検出する回転検出手段とを設けてな
    り、 該画像調整手段を、該基板の四側辺の内、走査方向前方
    向を除く三辺の少なくとも一辺に配設すると共に、 該基板が配設されたハウジング半体と異なるハウジング
    半体に、該操作部を外部に露出させる凹部を形成してな
    る構成の画像情報入力装置。
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