JP2501904Y2 - ファウンテンコ―タ装置 - Google Patents

ファウンテンコ―タ装置

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JP2501904Y2
JP2501904Y2 JP1990073283U JP7328390U JP2501904Y2 JP 2501904 Y2 JP2501904 Y2 JP 2501904Y2 JP 1990073283 U JP1990073283 U JP 1990073283U JP 7328390 U JP7328390 U JP 7328390U JP 2501904 Y2 JP2501904 Y2 JP 2501904Y2
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JP
Japan
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fountain
bracket
coating agent
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JP1990073283U
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JPH0433967U (ja
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武雄 中沢
博文 森田
威 人見
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石川島播磨重工業株式会社
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Priority to CA002044449A priority patent/CA2044449C/en
Priority to DE69109556T priority patent/DE69109556T2/de
Priority to EP91306138A priority patent/EP0466420B1/en
Priority to ES91306138T priority patent/ES2071923T3/es
Priority to KR1019910011582A priority patent/KR970004366B1/ko
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ウェブに塗布剤を塗布するためのファウン
テンコータ装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のファウンテンコータ装置は、第4図に
示されるように、本体フレーム1に外周面にゴム等の弾
性体(図示せず)を巻付けてなるバッキングロール2を
軸心Oを中心として回転自在に支承せしめ該バッキング
ロール2の外周にウェブ3を掛けて走行させるように
し、前記軸心Oと平行に延びる吹出口9からウェブ3の
下面に向けて塗布剤4を噴射させることにより付着させ
るようにしたファウンテン5を、前記本体フレーム1に
固定された支持フレーム10に軸心Aを中心として揺動自
在に取り付けると共に、前記本体フレーム1に枢着した
シリンダ等の駆動装置11のロッド12先端を前記ファウン
テン5と一体のブラケット13に連結し、更に前記ウェブ
3のファウンテン5下流側位置に余剰の塗布剤4を除去
してウェブ3の表面に一定の塗布剤層6を形成するよう
にしたブレードやロッド等の計量装置7を設けて構成さ
れている。尚、図中、8は計量装置7のホルダー、18は
ファウンテン5に対し塗布剤4を供給するためのヘッダ
を示している。
ウェブ3に対し塗布剤4を塗布する際には、駆動装置
11を伸縮させ、ファウンテン5を軸心Aを中心に揺動さ
せてその傾斜角度を所望の状態とすることにより、ウェ
ブ3の材質、塗布剤4の種類、ウェブ3の送り速度Vと
いった条件からほぼ決定されある一定の値に設定すべき
塗布剤4の吹付角の調整を行い、塗布剤4をウェブ3に
全量、均一に吹付けている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、前述の如き従来のファウンテンコータ
装置では、吹付角の調整を、ファウンテン5の軸心Aを
中心とした揺動によって行うようにしているため、吹付
角を変更した場合、吹出口9とウェブ3表面との間隔が
一定に保持できなくなるという不具合があった。
本考案は、斯かる実情に鑑み、ファウンテンの吹出口
とウェブ表面との間隔を変化させることなく吹付角の調
整を行い得るファウンテンコータ装置を提供しようとす
るものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、バッキングロールに巻掛けられて移送され
るウェブの表面に塗布剤を吹き付けるファウンテンと、
前記バッキングロール外周部のファウンテン下流側位置
に設置され該ファウンテンによって吹き付けられた塗布
剤の余剰分を除去してウェブ表面に一定の塗布剤層を形
成する計量装置とを備えたファウンテンコータ装置にお
いて、 前記ファウンテンをその先端吹出口を中心に角度調整
可能に吹付調整機構を介して支持し、 該吹付調整機構を、 前記バッキングロールの軸心と平行な軸心を中心とし
て揺動可能な間隔調整ブラケットと、 前記間隔調整ブラケットを揺動せしめる駆動装置と、 前記間隔調整ブラケットの前記バッキングロール外周
部へ張り出す作動腕部に前記間隔調整ブラケットの揺動
軸心と平行な軸心を中心として揺動可能に取り付けられ
且つ該揺動軸心にファウンテンの吹出口がほぼ一致する
ようファウンテンを支持する吹付角調整ブラケットと、 前記間隔調整ブラケットと前記吹付角調整ブラケット
との間に配設され前記吹付角調整ブラケットを揺動せし
める駆動装置と から構成したことを特徴とするファウンテンコータ装
置にかかるものである。
[作用] 従って、ファウンテンがその先端吹出口を中心に角度
調整可能となっているため、吹付角を変化させても、フ
ァウンテンの吹出口とウェブ表面との間隔は変化しない
で保持される。
又、間隔調整ブラケットをその駆動装置により揺動さ
せると、ファウンテンの吹出口とウェブ表面との間隔を
所要寸法に設定し得る一方、前記間隔調整ブラケットに
対し吹付角調整ブラケットをその駆動装置により作動腕
部における軸心を中心として揺動させると、前記所要寸
法に設定した間隔を変化させてしまうことなく、ファウ
ンテンによる塗布剤の吹付角を所望の値に設定し得る。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図〜第3図は本考案の一実施例であり、図中第4
図と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
本体フレーム1に、間隔調整ブラケット15をバッキン
グロール2軸線方向に延びるピン16により枢着すると共
に、前記本体フレーム1に取り付けたシリンダ等の駆動
装置17のロッド18先端を、前記間隔調整ブラケット15の
駆動腕部15aに枢着し、更に前記本体フレーム1から水
平に張り出す支持台19上に位置決めジャッキ20を立設
し、該位置決めジャッキ20のロッド21先端を前記間隔調
整ブラケット15の基腕部15b下面に当接せしめて間隔調
整機構27を構成し、前記駆動装置17及び位置決めジャッ
キ20の互いに連動する伸縮動作により間隔調整ブラケッ
ト15を前記ピン16の軸心Cを中心に揺動せしめ得るよう
構成する。
前記間隔調整ブラケット15の前記バッキングロール2
外周部へ張り出す作動腕部15c先端に、吹付角調整ブラ
ケット22を前記ピン16と平行なピン23により枢着すると
共に、前記間隔調整ブラケット15にピン24により取り付
けた位置決め精度の高いベアロック付シリンダ等の駆動
装置25のロッド26先端を、前記吹付角調整ブラケット22
の駆動腕部22aに枢着し、前記駆動装置25の伸縮動作に
より吹付角調整ブラケット22を前記ピン23の軸心Bを中
心に揺動せしめ得るよう構成し、更に、前記吹付角調整
ブラケット22にファウンテン5を、その吹出口9が前記
軸心Bとほぼ一致するよう配設して吹付角調整機構28を
構成し、該吹付角調整機構28と前記間隔調整機構27とか
ら前記本体フレーム1に配設される吹付調整機構29を構
成する。
次に、上記実施例の作動を説明する。
駆動装置17のロッド18を伸長或いは収縮させ且つ位置
決めジャッキ20を収縮或いは伸長させると、間隔調整ブ
ラケット15及び吹付角調整ブラケット22は一体にピン16
の軸心Cを中心として回動し、軸心O,B間の距離が変化
するため、ファウンテン5の吹出口9とウェブ3表面と
の間隔t(第3図参照)を所要寸法に設定し得る。
又、第1図に示す状態から駆動装置25を伸縮させる
と、前記間隔調整ブラケット15に対し吹付角調整ブラケ
ット22がピン23の軸心Bを中心として揺動するため、前
記所要寸法に設定した間隔tを変化させてしまうことな
く、ファウンテン5による塗布剤4の吹付角θ(第3図
参照)を所望の値に設定し得る。
こうして、ファウンテン5の吹出口9とウェブ3表面
との間隔tを所要寸法に保持した状態で、ウェブ3の材
質、塗布剤4の種類、ウェブ3の送り速度V等の条件か
ら選定する必要のある吹付角θの調整を行うことがで
き、塗布剤4の乱れや飛散等を防止しウェブ3への塗布
剤4の塗布を良好に行える。
尚、本考案のファウンテンコータ装置は、上述の実施
例にのみ限定されるものではなく、駆動装置17として位
置決め精度の高いベアロック付シリンダ等を用いれば、
位置決めジャッキ20は省略できること、等その他本考案
の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得る
ことは勿論である。
[考案の効果] 以上説明したように本考案のファウンテンコータ装置
によれば、間隔調整ブラケットと、その駆動装置と、吹
付角調整ブラケットと、その駆動装置とから構成した吹
付調整機構により、ファウンテンの吹出口とウェブ表面
との間隔を変化させることなく、吹付角の調整を行うこ
とができ、ウェブへの塗布剤の塗布を良好に行えるとい
う優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の側面図、第2図は第1図の
II-II矢視図、第3図は本考案の一実施例の要部拡大
図、第4図は従来例の側面図である。 1は本体フレーム、2はバッキングロール、3はウェ
ブ、4は塗布剤、5はファウンテン、6は塗布剤層、7
は計量装置、9は吹出口、15は間隔調整ブラケット、15
cは作動腕部、17は駆動装置(間隔調整ブラケット駆動
用)、22は吹付角調整ブラケット、25は駆動装置(吹付
角調整ブラケット用)、29は吹付調整機構、O,B,Cは軸
心、tは間隔、θは吹付角を示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッキングロールに巻掛けられて移送され
    るウェブの表面に塗布剤を吹き付けるファウンテンと、
    前記バッキングロール外周部のファウンテン下流側位置
    に設置され該ファウンテンによって吹き付けられた塗布
    剤の余剰分を除去してウェブ表面に一定の塗布剤層を形
    成する計量装置とを備えたファウンテンコータ装置にお
    いて、 前記ファウンテンをその先端吹出口を中心に角度調整可
    能に吹付調整機構を介して支持し、 該吹付調整機構を、 前記バッキングロールの軸心と平行な軸心を中心として
    揺動可能な間隔調整ブラケットと、 前記間隔調整ブラケットを揺動せしめる駆動装置と、 前記間隔調整ブラケットの前記バッキングロール外周部
    へ張り出す作動腕部に前記間隔調整ブラケットの揺動軸
    心と平行な軸心を中心として揺動可能に取り付けられ且
    つ該揺動軸心にファウンテンの吹出口がほぼ一致するよ
    うファウンテンを支持する吹付角調整ブラケットと、 前記間隔調整ブラケットと前記吹付角調整ブラケットと
    の間に配設され前記吹付角調整ブラケットを揺動せしめ
    る駆動装置と から構成したことを特徴とするファウンテンコータ装
    置。
JP1990073283U 1990-07-10 1990-07-10 ファウンテンコ―タ装置 Expired - Lifetime JP2501904Y2 (ja)

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US07/711,065 US5186753A (en) 1990-07-10 1991-06-06 Fountain coater
CA002044449A CA2044449C (en) 1990-07-10 1991-06-12 Fountain coater
EP91306138A EP0466420B1 (en) 1990-07-10 1991-07-05 Fountain coater
DE69109556T DE69109556T2 (de) 1990-07-10 1991-07-05 Beschichtungsvorrichtung.
ES91306138T ES2071923T3 (es) 1990-07-10 1991-07-05 Revestidor del tipo de fuente.
KR1019910011582A KR970004366B1 (ko) 1990-07-10 1991-07-09 파운틴 코터

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JPH0433967U JPH0433967U (ja) 1992-03-19
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03106572A (ja) * 1989-03-20 1991-05-07 Nippon Steel Weld Prod & Eng Co Ltd アーク起動方法およびプラズマトーチ

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