JPH02102765A - コーティング装置 - Google Patents
コーティング装置Info
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- JPH02102765A JPH02102765A JP25461788A JP25461788A JPH02102765A JP H02102765 A JPH02102765 A JP H02102765A JP 25461788 A JP25461788 A JP 25461788A JP 25461788 A JP25461788 A JP 25461788A JP H02102765 A JPH02102765 A JP H02102765A
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、所定方向に走行するシート状物に均一な厚さ
で塗布液を塗布するコーティング装置の改良に関する。
で塗布液を塗布するコーティング装置の改良に関する。
(従来の技術とその課題)
従来の1ツドコータ、キス]−夕等の]−ティング装置
において、シート状物表面に塗布された塗液の厚みを調
整する手段としては、例えば特開昭57−156066
号、特公昭58−4589号や、特公昭62−9 、:
381月等がある。これらにおいては、塗布厚さ調整の
方法として、(1) 塗布厚さに応じで、メタリング
ロールを取り換える方法、 (2) シート状物のメタリングロールへの巻き付は
角を増減する方法、 (3) シート状物の張力を増減する方法、(4)
メタリングロールの周速を調整するh法笠が挙げられ
ている。
において、シート状物表面に塗布された塗液の厚みを調
整する手段としては、例えば特開昭57−156066
号、特公昭58−4589号や、特公昭62−9 、:
381月等がある。これらにおいては、塗布厚さ調整の
方法として、(1) 塗布厚さに応じで、メタリング
ロールを取り換える方法、 (2) シート状物のメタリングロールへの巻き付は
角を増減する方法、 (3) シート状物の張力を増減する方法、(4)
メタリングロールの周速を調整するh法笠が挙げられ
ている。
これらの方法(1)〜(4)のうち、実際にコーティン
グを行っCいる最中にt#!布厚みの調整が可能な方法
は、上記の方法(2)、 (3)、 (4)である。
グを行っCいる最中にt#!布厚みの調整が可能な方法
は、上記の方法(2)、 (3)、 (4)である。
しかしながら、シート状物の走行安定性等からシート状
物に与えられる張力を一定にすることが望ましいので、
上記シート状物の張力を増減づる方法(方法(3))は
、実用上好ましくない。また、メタリングロールの周速
をかえる方法(方法(4))ににり塗布厚みの調整を行
った場合、メタリング[]−ルの周速変化にともなって
メタリング1]−ルとシート状物との相対速度差が太き
(イ【す、シート状物にすり傷が入るという問題が生じ
る場合がある。したがって、実質上ロッドコータ。1ス
コータ等のコーティング装置の稼動中に塗布厚みを人為
的に調整できる方法は、方法(2)のシート状物のメタ
リングロールへの巻き付は角の増減のみであった。
物に与えられる張力を一定にすることが望ましいので、
上記シート状物の張力を増減づる方法(方法(3))は
、実用上好ましくない。また、メタリングロールの周速
をかえる方法(方法(4))ににり塗布厚みの調整を行
った場合、メタリング[]−ルの周速変化にともなって
メタリング1]−ルとシート状物との相対速度差が太き
(イ【す、シート状物にすり傷が入るという問題が生じ
る場合がある。したがって、実質上ロッドコータ。1ス
コータ等のコーティング装置の稼動中に塗布厚みを人為
的に調整できる方法は、方法(2)のシート状物のメタ
リングロールへの巻き付は角の増減のみであった。
しかしながら、シート状物のメタリングロールへの巻き
付は角のwJ減を行うために、従来ではメタリングロー
ルを機械的に所定方向に移動させていたので、その巻き
付は角に応じて複雑なメタリングロールの位置調整機構
が必要となり、コーティング装置かに1雑化し、高価な
ものとなる。また、特に塗布厚みの微調整が要求される
場合には、さらに−段と複雑な位置調整機構が必要とな
る。
付は角のwJ減を行うために、従来ではメタリングロー
ルを機械的に所定方向に移動させていたので、その巻き
付は角に応じて複雑なメタリングロールの位置調整機構
が必要となり、コーティング装置かに1雑化し、高価な
ものとなる。また、特に塗布厚みの微調整が要求される
場合には、さらに−段と複雑な位置調整機構が必要とな
る。
また、通常シート状物の幅方向の厚みには厚みムラが存
在Jる。この厚みムラはメタリングロール精度、シート
状物の厚みムラ、コーディング速度などに依存するので
、甲にメタリング「l−ルの巻き付は角を増減したのみ
で、この厚みムラを修正することは不可能である。
在Jる。この厚みムラはメタリングロール精度、シート
状物の厚みムラ、コーディング速度などに依存するので
、甲にメタリング「l−ルの巻き付は角を増減したのみ
で、この厚みムラを修正することは不可能である。
(発明の目的)
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたも
のであり、第1の目的はシート状物の走行中に塗布厚み
を容易に、かつ微細に調整できる−1−ティング装置を
促供することである。また、第2の目的はシート状物の
幅方向の1ダみムラを容易にri正できる=1−ティン
グ装置を提供することである。
のであり、第1の目的はシート状物の走行中に塗布厚み
を容易に、かつ微細に調整できる−1−ティング装置を
促供することである。また、第2の目的はシート状物の
幅方向の1ダみムラを容易にri正できる=1−ティン
グ装置を提供することである。
(課題を解決するための手段)
請求項1の発明は、所定方向に走行するシート状物表面
に均一な1ツさで塗液を塗布するコーティング装置にお
いて、上記第1の目的を達成するために、前記シート状
物表面に少なくとも前記厚さ以上塗液を塗布する塗布手
段と、前記塗布手段により塗布された塗布液の厚みを調
整するために、前記シート状物表面に接触するようにし
て前記シート状物の幅方向に設けられたメタリングロー
ルと、前記メタリング[1−ルの近傍であって、かつ前
記メタリングロールとほぼ平行に配置され、前記シート
状物裏面へのエアの吹ぎ付け、あるいは前記シート状物
表面の吸引を行うエアノズルとを備えている。
に均一な1ツさで塗液を塗布するコーティング装置にお
いて、上記第1の目的を達成するために、前記シート状
物表面に少なくとも前記厚さ以上塗液を塗布する塗布手
段と、前記塗布手段により塗布された塗布液の厚みを調
整するために、前記シート状物表面に接触するようにし
て前記シート状物の幅方向に設けられたメタリングロー
ルと、前記メタリング[1−ルの近傍であって、かつ前
記メタリングロールとほぼ平行に配置され、前記シート
状物裏面へのエアの吹ぎ付け、あるいは前記シート状物
表面の吸引を行うエアノズルとを備えている。
また、請求項2の発明は、上記第2の目的を達成するた
めに、請求項1の発明にさらに、前記シート状物裏面へ
のエアの吹き付け、あるいは前記シート状物裏面の吸引
を行うための前記エアノズルの先端部のうち幅方向に沿
って所定領域に取り付けられたカバーを備え、前記先端
部のうち前記カバーが取り付けられた領域を除く領域を
介して前記シート状物裏面へのエアの吹き付け、あるい
は前記シート状物裏面の吸引を行う。
めに、請求項1の発明にさらに、前記シート状物裏面へ
のエアの吹き付け、あるいは前記シート状物裏面の吸引
を行うための前記エアノズルの先端部のうち幅方向に沿
って所定領域に取り付けられたカバーを備え、前記先端
部のうち前記カバーが取り付けられた領域を除く領域を
介して前記シート状物裏面へのエアの吹き付け、あるい
は前記シート状物裏面の吸引を行う。
(実施例)
A、第1実施例
第1図はこの発明にかかるコーティング装置の一実施例
を示す概略構成図であり、第2図は第1図のA−A線矢
視図である。第1図に示すように、シート状物1が図示
を省略づる搬送手段により走行方向Xにほぼ等速度で送
られるように構成されている。そして、走行方向Xに走
行するシート状物1に沿って、ガイドローラ2.ファウ
ンテン3゜メタリングロール4.エアノズル5.塗布1
9み測定手段6およびガイドローラ7が上流側から下流
側にこの順で配置されている。
を示す概略構成図であり、第2図は第1図のA−A線矢
視図である。第1図に示すように、シート状物1が図示
を省略づる搬送手段により走行方向Xにほぼ等速度で送
られるように構成されている。そして、走行方向Xに走
行するシート状物1に沿って、ガイドローラ2.ファウ
ンテン3゜メタリングロール4.エアノズル5.塗布1
9み測定手段6およびガイドローラ7が上流側から下流
側にこの順で配置されている。
メタリング「1−ル4は、第2図に示すように、軸受8
を介1ノでベース9に回転自在に支持され、ロール駆動
手段(図示省略)によって走行方向Xに対応する方向Y
(第1図)に回転されるとともに、図示を省略するロー
ル昇降手段により上下方向にf/降可能となるように構
成されている。
を介1ノでベース9に回転自在に支持され、ロール駆動
手段(図示省略)によって走行方向Xに対応する方向Y
(第1図)に回転されるとともに、図示を省略するロー
ル昇降手段により上下方向にf/降可能となるように構
成されている。
エアノズル5は、第2図に示すように、その両端部が支
持ブラケット10で装置本体に支持されるとともに、図
示を省略するノズル移動手段により上下方向および前後
方向(第2図の紙面に対して垂直な方向)に移動可能と
なるように構成されている。また、エアノズル5の両端
にはダクト11が接続されており、ダクト11を介して
ブロア(図示省略)からエアノズル5にエアが供給され
、さらにエアノズル5の先端flJ 5 Bからエアが
シート状物1の裏面に吹き付けられるように構成されて
いる。なお、エアノズル5には調整ボルト12が設けら
れており、この調整ボルト12を操作することによりエ
アノズル5の先端部5aの開閉度合が1ント0−ルされ
る。
持ブラケット10で装置本体に支持されるとともに、図
示を省略するノズル移動手段により上下方向および前後
方向(第2図の紙面に対して垂直な方向)に移動可能と
なるように構成されている。また、エアノズル5の両端
にはダクト11が接続されており、ダクト11を介して
ブロア(図示省略)からエアノズル5にエアが供給され
、さらにエアノズル5の先端flJ 5 Bからエアが
シート状物1の裏面に吹き付けられるように構成されて
いる。なお、エアノズル5には調整ボルト12が設けら
れており、この調整ボルト12を操作することによりエ
アノズル5の先端部5aの開閉度合が1ント0−ルされ
る。
塗布厚み測定手段6は赤外線水分計68と反射板6bと
で構成されている。なお、13はパンであり、侵述する
ようにしてメタリングロール4によりシート状物1の表
面から排除された余分の塗液14を回収するものである
。
で構成されている。なお、13はパンであり、侵述する
ようにしてメタリングロール4によりシート状物1の表
面から排除された余分の塗液14を回収するものである
。
次に、上記のように構成された−1−フイング装置の動
作について説明する。まず、搬送手段によりシート状物
1を走行方向Xにほぼ等速度で搬送するとともに、ファ
ウンテン3によりシート状物1の表面に塗液15を少な
くとら最終塗布厚み以−[の厚みでシート状物1の幅方
向(第1図の紙面に対して垂直方向)に塗布1′る。そ
して、メタリングロール4を走行方向Xに対応する方向
Yに回転させるとと5に、エアをエアノズル5からシー
ト状物1の裏面に向けて吹き付iノる。これにより、シ
ート状物1がメタリングロール4側に押し付けられ、塗
液15をシート状物1の表面から排除しようとする力(
以下「排除力」という)がシート状物1の表面に塗布さ
れた塗液15に働き、その排除力に応じた聞の塗液14
がメタリング「]−ル4によりかき取られて、所定厚さ
(最終塗布厚み)の塗膜がシート状物1の表面上に形成
される。なお、かき取られた塗液14はパン13により
回収された後、循環手段(図示省略)よりファウンテン
3に供給されて、再利用される。
作について説明する。まず、搬送手段によりシート状物
1を走行方向Xにほぼ等速度で搬送するとともに、ファ
ウンテン3によりシート状物1の表面に塗液15を少な
くとら最終塗布厚み以−[の厚みでシート状物1の幅方
向(第1図の紙面に対して垂直方向)に塗布1′る。そ
して、メタリングロール4を走行方向Xに対応する方向
Yに回転させるとと5に、エアをエアノズル5からシー
ト状物1の裏面に向けて吹き付iノる。これにより、シ
ート状物1がメタリングロール4側に押し付けられ、塗
液15をシート状物1の表面から排除しようとする力(
以下「排除力」という)がシート状物1の表面に塗布さ
れた塗液15に働き、その排除力に応じた聞の塗液14
がメタリング「]−ル4によりかき取られて、所定厚さ
(最終塗布厚み)の塗膜がシート状物1の表面上に形成
される。なお、かき取られた塗液14はパン13により
回収された後、循環手段(図示省略)よりファウンテン
3に供給されて、再利用される。
ところで、上記のことから容易に理解できるように、排
除力はメタリングロール4の位置のみならずエアノズル
5からシート状物1の裏面に吹き付けられるエアの速度
(以下「エア速度]という)とも人きく関係している。
除力はメタリングロール4の位置のみならずエアノズル
5からシート状物1の裏面に吹き付けられるエアの速度
(以下「エア速度]という)とも人きく関係している。
換言すれば、メタリングロール4の位置が一定であると
仮定すれば、エア速度の変化に対応して、排除力が変化
する。したがって、メタリングロール4の位置を変化さ
せずとも、エア速度をコントロールするだけで排除力を
制御することができ、シート状物1の表面に塗布される
塗布液の厚みを調整することができる。
仮定すれば、エア速度の変化に対応して、排除力が変化
する。したがって、メタリングロール4の位置を変化さ
せずとも、エア速度をコントロールするだけで排除力を
制御することができ、シート状物1の表面に塗布される
塗布液の厚みを調整することができる。
また、従来より周知の技術的理論より、メタリングロー
ル4の位置が一定であるとすれば塗布厚みはエア速度の
2乗に比例して変化するので、エア速度を適切に制御す
ることによって塗布厚みを微妙に調整することができる
。なお、エア速度の制御は、ブロアを電気的に制御して
ダクト11を介してエアノズル5に供給されるエア吊を
調整したり、調整ボルト12を操作してエアノズル5の
先端部5aの開閉度合を調整1−る等により筒中に実行
できる。
ル4の位置が一定であるとすれば塗布厚みはエア速度の
2乗に比例して変化するので、エア速度を適切に制御す
ることによって塗布厚みを微妙に調整することができる
。なお、エア速度の制御は、ブロアを電気的に制御して
ダクト11を介してエアノズル5に供給されるエア吊を
調整したり、調整ボルト12を操作してエアノズル5の
先端部5aの開閉度合を調整1−る等により筒中に実行
できる。
そこで、−例として、シート状物1として幅500mの
PETフィルムを、また直径20 m 、ワイヤ径0.
1#l#Iのメタリングロール4を用意し、低融点ポリ
エステルの水溶性液からなる塗′a15をシート状物1
の表面に塗布した後、エアをエアノズル5からシート状
物1の裏面に種々のエア速度で吹き付け、塗布厚みを赤
外線水分計68(CHINO株式会社製、7に−310
0)と反射板6bを用いて測定した。その測定結果から
、(1)エアを吹き付けない場合の塗布厚みが7μmで
あったものが、エア速度を80m/ll1nに設定して
エアを吹き付けると、その塗布Jりみが約3%減少する
ことと、(2)塗布厚みはエフ速度の2東に比例して変
化することが得られた。
PETフィルムを、また直径20 m 、ワイヤ径0.
1#l#Iのメタリングロール4を用意し、低融点ポリ
エステルの水溶性液からなる塗′a15をシート状物1
の表面に塗布した後、エアをエアノズル5からシート状
物1の裏面に種々のエア速度で吹き付け、塗布厚みを赤
外線水分計68(CHINO株式会社製、7に−310
0)と反射板6bを用いて測定した。その測定結果から
、(1)エアを吹き付けない場合の塗布厚みが7μmで
あったものが、エア速度を80m/ll1nに設定して
エアを吹き付けると、その塗布Jりみが約3%減少する
ことと、(2)塗布厚みはエフ速度の2東に比例して変
化することが得られた。
以上のことかられかるように、本実施例によれば、エア
速度をコントロールすることのみにより、随時シート状
物1の表面に塗布される塗液の厚みを調節できるので、
シート状物1の走行中に塗布厚みを容易に調整すること
ができる。しかも、塗布厚みはエア速度の2乗に比例し
て変化することから、エア速度を定量的にコントロール
することにより塗布厚みを微妙に調整することができる
。
速度をコントロールすることのみにより、随時シート状
物1の表面に塗布される塗液の厚みを調節できるので、
シート状物1の走行中に塗布厚みを容易に調整すること
ができる。しかも、塗布厚みはエア速度の2乗に比例し
て変化することから、エア速度を定量的にコントロール
することにより塗布厚みを微妙に調整することができる
。
−11m
上記第1実施例では、エアがシート状物1の褒面のうち
一方端から他方端まで幅方向全域にわたり吹き付けられ
て、塗布厚みを調整していたが、第3図(a)に示すよ
うに、エアノズル5の先端部5aの一部、例えば両端部
にテープ等のカバー16を幅方向に沿って取り付け、エ
アノズル5の先端部5aのうら領域1<部分からのみエ
アが吹き出るようにしてもよい。なお、その他の構成は
第1実施例と同様とする。この場合、シート状物1の表
面に塗布された塗液15のうちその領域Rに対応する2
tD厚みのみがエア速度の2乗に比例して変化するので
、シート状物の幅方向の厚みムラを容易に修正できる。
一方端から他方端まで幅方向全域にわたり吹き付けられ
て、塗布厚みを調整していたが、第3図(a)に示すよ
うに、エアノズル5の先端部5aの一部、例えば両端部
にテープ等のカバー16を幅方向に沿って取り付け、エ
アノズル5の先端部5aのうら領域1<部分からのみエ
アが吹き出るようにしてもよい。なお、その他の構成は
第1実施例と同様とする。この場合、シート状物1の表
面に塗布された塗液15のうちその領域Rに対応する2
tD厚みのみがエア速度の2乗に比例して変化するので
、シート状物の幅方向の厚みムラを容易に修正できる。
例えば、第1実施例で説明した測定と同一条件で、第3
図(a)に示すように、エアノズル5の先端部5aの一
部にカバー16を取り付け、エアを吹き付けた場合とエ
アを吹き付けない場合の塗布厚みをそれぞれ測定すると
、第3図(b)に示すような測定結果が得られた。第3
図(b)はシート状物1の幅方向に対する塗布厚みを示
す図である。
図(a)に示すように、エアノズル5の先端部5aの一
部にカバー16を取り付け、エアを吹き付けた場合とエ
アを吹き付けない場合の塗布厚みをそれぞれ測定すると
、第3図(b)に示すような測定結果が得られた。第3
図(b)はシート状物1の幅方向に対する塗布厚みを示
す図である。
同図において、実線で示すものはエアノズル5によるエ
アの吹き付けがない場合のシート状物1の幅方向に対す
る塗布厚みtであり、1点tA線はエアノズル5からシ
ート状物1の裏面のうち範囲Rに対応するW4域にエア
をほぼ垂直に約807FL/1llinの速度で吹き付
けた場合のシート状物1の幅方向に対する塗布厚みtで
ある。
アの吹き付けがない場合のシート状物1の幅方向に対す
る塗布厚みtであり、1点tA線はエアノズル5からシ
ート状物1の裏面のうち範囲Rに対応するW4域にエア
をほぼ垂直に約807FL/1llinの速度で吹き付
けた場合のシート状物1の幅方向に対する塗布厚みtで
ある。
同図かられかるように、−Lアの吹き付けがない場合に
は、シート状物1の幅方向の厚みムラが顕著であり、シ
ート状物10幅方向のうちその中央部の塗布厚みtが最
大であって、その塗布厚みtと塗布厚みtの中心値(=
7μm)との差が約8.6%あるのに対して、エアの吹
き付けが行われた場合には、中央部の塗布厚みtが第1
実施例と1111様に、3%程度減少され、上記差が5
.7%となってシート状物1の幅方向にJ3ける厚みム
ラがかなり改善されている。なお、上記測定以外に、エ
フをエアノズル5からシート状物1の裏面に種々のエア
速度で吹き句け、塗布jlみを測定したが、第1実施例
と同様に、塗布9みはエア速度の2乗に比例して変化し
た。
は、シート状物1の幅方向の厚みムラが顕著であり、シ
ート状物10幅方向のうちその中央部の塗布厚みtが最
大であって、その塗布厚みtと塗布厚みtの中心値(=
7μm)との差が約8.6%あるのに対して、エアの吹
き付けが行われた場合には、中央部の塗布厚みtが第1
実施例と1111様に、3%程度減少され、上記差が5
.7%となってシート状物1の幅方向にJ3ける厚みム
ラがかなり改善されている。なお、上記測定以外に、エ
フをエアノズル5からシート状物1の裏面に種々のエア
速度で吹き句け、塗布jlみを測定したが、第1実施例
と同様に、塗布9みはエア速度の2乗に比例して変化し
た。
以上のことかられかるように、第2実施例によれば、第
3図(a)に示すように、エアノズル5の先端部5aの
一部にカバー16を取り付け、シート状物1の裏面のう
ちその領1ii!Hに対応する領域のみにエアを吹ぎ付
けるので、シート状物の幅方向の厚みムラを容易に修正
できる。
3図(a)に示すように、エアノズル5の先端部5aの
一部にカバー16を取り付け、シート状物1の裏面のう
ちその領1ii!Hに対応する領域のみにエアを吹ぎ付
けるので、シート状物の幅方向の厚みムラを容易に修正
できる。
C1そのbの“?施例
なお、上記実施例では第1図に示すように、エアノズル
5を走行方向Xに対してメタリングロール4よりも下流
側に1個段けたが、これに限らず、エアノズル5も走行
方向Xに対してメタリングロール4と同一位置あるいは
上流側に設けてもよく、またエアノズル5の数を2個以
上設けてもよい。
5を走行方向Xに対してメタリングロール4よりも下流
側に1個段けたが、これに限らず、エアノズル5も走行
方向Xに対してメタリングロール4と同一位置あるいは
上流側に設けてもよく、またエアノズル5の数を2個以
上設けてもよい。
また、」−記実施例にエアノズル5から吹き出すエアが
均一となるような構成を付加してもよく、この場合塗布
厚みをより精度よく制御できるという効果がさらに加わ
る。上記構成としては、例えばエアノズル5の内部に多
孔板等の整流板を設けたり、マニホールド17が十分大
きなノズルを設計したり、あるいは第4図に示すように
静圧室18を設けたものが挙げられる。
均一となるような構成を付加してもよく、この場合塗布
厚みをより精度よく制御できるという効果がさらに加わ
る。上記構成としては、例えばエアノズル5の内部に多
孔板等の整流板を設けたり、マニホールド17が十分大
きなノズルを設計したり、あるいは第4図に示すように
静圧室18を設けたものが挙げられる。
また、上記第1および第2実施例ではエアをエアノズル
5からシート状物1の裏面に吹き付け、排除力を変化さ
せて、塗布厚みを調節しているが、シート状物1裏面に
エアを吹き付ける代わりにシート状物1裏面を吸引し、
シート状物1のメタリングロール4への巻き付は角を変
化させることにより、排除力を変化させて、塗布厚みを
調節してもよい。なお、この場合には、塗布厚みは吸引
力の関数となるため、吸引力をコントロールすることに
より塗布厚みを調整することができる。
5からシート状物1の裏面に吹き付け、排除力を変化さ
せて、塗布厚みを調節しているが、シート状物1裏面に
エアを吹き付ける代わりにシート状物1裏面を吸引し、
シート状物1のメタリングロール4への巻き付は角を変
化させることにより、排除力を変化させて、塗布厚みを
調節してもよい。なお、この場合には、塗布厚みは吸引
力の関数となるため、吸引力をコントロールすることに
より塗布厚みを調整することができる。
また、メタリングロール4の形状等については特に限定
されるものではなく、最終塗布厚みに対応してメタリン
グロールの外周に所定の溝を幅方向に設けたものであっ
ても、あるいはメタリング【1−ルの外周に所定径のワ
イヤーを螺旋状に巻いたものであってもよいし、更に溝
のない単なる丸棒でもよい。
されるものではなく、最終塗布厚みに対応してメタリン
グロールの外周に所定の溝を幅方向に設けたものであっ
ても、あるいはメタリング【1−ルの外周に所定径のワ
イヤーを螺旋状に巻いたものであってもよいし、更に溝
のない単なる丸棒でもよい。
また、メタリングロールの同転方向もシート状物の走行
方向と同方向だけでなく、逆方向でもよいし、更に静止
していてもよい。
方向と同方向だけでなく、逆方向でもよいし、更に静止
していてもよい。
また、上記実流例ではシート状物1表面への塗液15の
塗布手段としてファウンテン3を用いた場合について説
明したが、これに限定されるらのではなく、例えばアプ
リケータロール等であってもよい。
塗布手段としてファウンテン3を用いた場合について説
明したが、これに限定されるらのではなく、例えばアプ
リケータロール等であってもよい。
また、カバー16の取付位置が異なるノズルを数本用意
し、赤外線水分計6aにより塗布厚みを検出し、塗布厚
みの厚いところにエアを吹付け、厚みの薄いところはシ
ート状物1を吸引してメタリング「]−ル4への巻付角
度を変え、厚みむらの修正を行ってもよい。
し、赤外線水分計6aにより塗布厚みを検出し、塗布厚
みの厚いところにエアを吹付け、厚みの薄いところはシ
ート状物1を吸引してメタリング「]−ル4への巻付角
度を変え、厚みむらの修正を行ってもよい。
(発明の効果)
以上のように、請求項1の発明によれば、シート状物を
挟んでメタリングロールの近傍位置に前記メタリングロ
ールとほぼ平行に配置さ□れたエアノズルを設け、前記
エアノズルによりシート状物裏面へのエアの吹きイ4け
、あるいは前記シート状物裏面の吸引を行うように構成
しているので、前記エアの吹き付は速度あるいは吸引力
をコントロールすることのみにより、随時前記シート状
物表面に塗布される塗液の厚みを調節でき、前記シート
状物の走行中に塗布厚みを容易にしかt)微妙に調整す
ることができる効果がある。
挟んでメタリングロールの近傍位置に前記メタリングロ
ールとほぼ平行に配置さ□れたエアノズルを設け、前記
エアノズルによりシート状物裏面へのエアの吹きイ4け
、あるいは前記シート状物裏面の吸引を行うように構成
しているので、前記エアの吹き付は速度あるいは吸引力
をコントロールすることのみにより、随時前記シート状
物表面に塗布される塗液の厚みを調節でき、前記シート
状物の走行中に塗布厚みを容易にしかt)微妙に調整す
ることができる効果がある。
また、請求項2の発明によれば、請求項1の発明に加え
、さらに前記エアノズルの先端部のうち幅方向に沿って
所定領域にカバーを取り付け、前記先端部のうち前記カ
バーが取り付けられた領域を除く領域を介して前記シー
ト状物裏面へのエアの吹き付け、あるいは前記シート状
物裏面の吸引を行うように構成することにより、上記効
果に加え、前記シート状物の幅方向の厚みムラを容易に
修正できる効果がある。
、さらに前記エアノズルの先端部のうち幅方向に沿って
所定領域にカバーを取り付け、前記先端部のうち前記カ
バーが取り付けられた領域を除く領域を介して前記シー
ト状物裏面へのエアの吹き付け、あるいは前記シート状
物裏面の吸引を行うように構成することにより、上記効
果に加え、前記シート状物の幅方向の厚みムラを容易に
修正できる効果がある。
第1図はこの発明にかかるコーティング装置の一実施例
を示す概略構成図であり、 第2図は第1図のA−A線矢祝図であり、第3図(a)
はこの発明にかかるコーティング装置の他の実施例を示
す概略構成図であり、第3図(b)はシート状物の幅方
向に対する塗布厚みを示す図であり、 第4図はエアノズルの概略構成図である。 1・・・シート状物、 3・・・ファウンテン、
4・・・メタリングロール、 5・・・エアノズル、5
a・・・先端部、 15・・・塗液、X・・・
走行方向、 Y・・・U転方向、16・・・カ
バー 第1図 X−−−一走4〒方勾 y −−−−TEJh乃閤 第2図
を示す概略構成図であり、 第2図は第1図のA−A線矢祝図であり、第3図(a)
はこの発明にかかるコーティング装置の他の実施例を示
す概略構成図であり、第3図(b)はシート状物の幅方
向に対する塗布厚みを示す図であり、 第4図はエアノズルの概略構成図である。 1・・・シート状物、 3・・・ファウンテン、
4・・・メタリングロール、 5・・・エアノズル、5
a・・・先端部、 15・・・塗液、X・・・
走行方向、 Y・・・U転方向、16・・・カ
バー 第1図 X−−−一走4〒方勾 y −−−−TEJh乃閤 第2図
Claims (2)
- (1)所定方向に走行するシート状物表面に均一な厚さ
で塗液を塗布するコーティング装置において、 前記シート状物表面に少なくとも前記厚さ以上塗液を塗
布する塗布手段と、 前記塗布手段により塗布された塗布液の厚みを調整する
ために、前記シート状物表面に接触するようにして前記
シート状物の幅方向に設けられたメタリングロールと、 前記メタリングロールの近傍であって、かつ前記メタリ
ングロールとほぼ平行に配置され、前記シート状物裏面
へのエアの吹き付け、あるいは前記シート状物裏面の吸
引を行うエアノズルとを備えたコーティング装置。 - (2)前記シート状物裏面へのエアの吹き付け、あるい
は前記シート状物裏面の吸引を行うための前記エアノズ
ルの先端部のうち幅方向に沿つて所定領域に取り付けら
れたカバーをさらに備え、前記先端部のうち前記カバー
が取り付けられた領域を除く領域を介して前記シート状
物裏面へのエアの吹き付け、あるいは前記シート状物裏
面の吸引を行う請求項1記載のコーティング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25461788A JPH02102765A (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | コーティング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25461788A JPH02102765A (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | コーティング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02102765A true JPH02102765A (ja) | 1990-04-16 |
Family
ID=17267523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25461788A Pending JPH02102765A (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | コーティング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02102765A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115003420A (zh) * | 2020-05-27 | 2022-09-02 | 日东电工株式会社 | 涂敷装置、薄膜的制造系统和薄膜的制造方法 |
-
1988
- 1988-10-07 JP JP25461788A patent/JPH02102765A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115003420A (zh) * | 2020-05-27 | 2022-09-02 | 日东电工株式会社 | 涂敷装置、薄膜的制造系统和薄膜的制造方法 |
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