JP2501749B2 - 階段の上下歩行で人を援助する装置 - Google Patents

階段の上下歩行で人を援助する装置

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JP2501749B2 JP5066502A JP6650293A JP2501749B2 JP 2501749 B2 JP2501749 B2 JP 2501749B2 JP 5066502 A JP5066502 A JP 5066502A JP 6650293 A JP6650293 A JP 6650293A JP 2501749 B2 JP2501749 B2 JP 2501749B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は階段の上昇、下降で身体
的な障害をもつ人を助けるためのシステムに関するもの
である。更に詳細には、本発明はコストを最小にするた
めに実際上無制限の数の異なった階段で移送可能に使用
できしかも極めて安全で信頼性のある電動化可搬式シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来開発されたシステムの大部分は永久
的設備である。かかるシステムでは、電動化移動ハンド
グリップ又は電動化支持プラットフォーム又は椅子が特
定の階段と共に永久的に据え付けられて、人が該装置の
助けをかりて階段を歩行して又はそれに乗って上下する
ことができるようになされる。永久的設備の主な欠点
は、別個の電動化システムが各階段について必要とな
り、従って各階段あたりの投資コストが最大になり、か
くしてシステムを使用出来る階段の数と場所が大きく制
限されることにある。この一般的システムは下記の文献
に例示されている: 米国特許第4,602,567 号 米国特許第4,904,916 号 米国特許第4,913,264 号 米国特許第5,050,708 号 米国特許第5,052,521 号 ドイツ国特許公報第 DE 3934431A1 号 ドイツ国実用新案第 G8710943.3 号 ドイツ国実用新案第 G8217206.4 号 フランス国特許公報第 2517287号 実公昭60-43678号 実公平1-58584 号 特公平3-61278 号 ドイツ国 CologneのLIFTA GmbH 発行のLIFTA Treppenl
ifte brouchure(日付無し) ドイツ国 Bielefeldの Hillenkotter & Ronsieck GmbH
発行の HIRO LIFT brouchure(日付無し)
【0003】従来のシステムの他の一般的種類のものは
自由起立式階段−登り用車両からなる。これらのユニッ
トは各階段上に機材を取付けることを必要とせず、従っ
て永久的設備をもたない種々の階段に使用することがで
きる。しかし、これらのシステムは、米国特許第3,573,
877 号と米国特許第3,592,282 号に例示されるように、
適切な牽引力のための適切な階段面の状態と摩擦と安定
性のための適切な重量分布とに依存する。これらはいず
れも安全性の観点から信頼性がない。別法として、かか
るシステムは米国特許第4,564,086 号に示す如く、それ
ら自身の可搬式軌道を含むが、これは階段の種々の長さ
と傾斜に使用できるという融通性を甚だしく制限する。
【0004】数個のシステムが過去に知られているが、
それらは、援助装置が階段に据え付けられた軌道に着脱
自在に掛合でき、階段との信頼性のある牽引用の安全な
相互連結を行うようになっており、他の同様の軌道付き
階段に移転可能に使用することもできる。米国特許第4,
253,287 号は非電動化式のハンドグリップを示し、これ
は階段の両側で軌道に着脱自在に掛合し、従って異なっ
た階段の軌道間で可搬式に移転させることができる。し
かし、軌道からの着脱自在性と矛盾しない手法でかかる
ハンドグリップを電動化することには極めて大きな困難
がある。実公昭58-20271号公報は階段の軌道組立体に着
脱自在に連結可能な車椅子を示す。車椅子は異なった階
段の各軌道間で移転可能であることは明らかであるが、
この車椅子は車椅子の水平姿勢に影響を与えずに、種々
の傾斜の軌道と階段に対して調節する機構をもたない。
また、夫々の階段の異なった側面に配置された軌道に掛
合させることは軌道掛合ピニオンを取り外して再据え付
けすることによってのみ可能である。更に、車椅子に対
するピニオンの最前端位置は、軌道から離脱する前に車
椅子を安定状態に配置させるために軌道が階段の最上部
又は最下部をかなり越えて延びることを要求する。かか
る軌道延長部は廊下が階段の最上部と最下部を横切る場
合の一般的状態では不可能である。更に、車椅子の軌道
掛合ピニオンは車輪から外方に永久的に突出するため、
車椅子が狭いスペースを通過する能力を妨害することに
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主目的は、実
際上無限数の異なった階段に移転可能に使用でき、永久
的設備に関連する高価な資本コストを回避できて、しか
も永久的設備の安全性と信頼性の特性をすべてもつよう
な、階段の通行の際に人を援助するための電動化システ
ム及び、階段の歩行のみならず、例えば水平の廊下に沿
った表面又は起立位置と着座位置間の表面のような他の
種類に表面に沿って移動する人をも援助する電動化シス
テムを提供するによって上記従来システムの欠点を解消
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明によ
り、あらゆる階段に関連して永久的に設置された単純
な、比較的安価な軌道に着脱自在に掛合できる可搬式電
動化上体支持組立体又は(使用者の身体的障害の程度に
応じた)電動化車両を提供することによって達成され
る。好適には一体の駆動モータをもつ可搬式上体支持組
立体又は車両は1つの軌道装着された階段から他の階段
へ運ぶか他の手法で運搬することができ、かくして大き
な融通性をもって相互交換可能に使用できる。該システ
ムはコスト上極めて有利である。というのは、該システ
ムを使用する階段の数は多数であるにも拘らず、各使用
者には唯1つの可搬式の移転可能なユニットを必要とす
るに過ぎないからである。しかし資本コストが低いにも
拘らず、該システムは災難の発生を防止するためには、
可搬式ユニットを永久的に据え付けた軌道と駆動掛合さ
せることによって安全性と信頼性を最大にする。
【0007】該システムの融通性は各階段の長さ、その
傾斜、その他の可変量の特性の差異によっては制限され
ない。例えば、電動化上体支持組立体(ハンドグリップ
又はエルボウ又は前腕支持体等からなる)の垂直調節性
は異なった傾斜にそれを適合させ、また階段の上昇又は
下降の何れかに適合させることができる。電動化車両ユ
ニットは、軌道の傾斜に応答して自動的に車両に対して
可変の位置をとる車両上の軌道掛合装置によって、ユニ
ットの水平姿勢を維持している間に、異なった傾斜をも
つ軌道に掛合させることができる。更に、各電動化ユニ
ットは階段の右側又は左側に据え付けられた軌道と容易
に掛合できる。これらの融通性のある能力にも拘らず、
車両ユニットの幅は拡大されない。というのは、軌道掛
合装置は選択的に引っ込むことができ、そのため車両の
必要スペースを最少にするからである。該システムは階
段の最上部又は最下部で廊下と交差する階段にさえ適用
可能である。というのは、該システムは階段の最上部又
は最下部を越えて延びることを要求される軌道の長さを
最小にするからである。横切る廊下領域に延び入る軌道
の最小延長部分は、軌道の延長部分が引っ込むため、単
に一時的なものにすぎない。
【0008】本発明の他の細部、利点は図示の実施例に
基づく以下の説明から明らかになるであろう。
【0009】
【実施例】可搬式電動化上体支持システム 本発明の可搬式電動化上体支持システムの好適実施例は
図1に示され、これは10で示す軌道組立体と、軌道組
立体に着脱自在に駆動掛合するための12で示す可搬式
電動化ハンドグリップを含む。他の実施例としての上体
支持システムはハンドグリップの代わりにエルボウ、前
腕又は他の適当な支持体をもつことができる。
【0010】図1、3、4に示す軌道組立体10は上部
と下部の端部16と18をもつ細長い金属軌道14を含
む。軌道はねじ20によってスペーサ22に締着され
(図4)、前記スペーサは階段28に沿って壁26に2
4の如きねじによって締着される。端部16、18が夫
々階段の最上部と最下部で30で示す如き夫々の踊り場
の上方の領域で徐々に水平姿勢に湾曲する場所を除い
て、軌道14は階段28と同じ傾斜で長手方向に延びる
ように締着される。軌道14は図4に示す如くほぼE形
横断面をもつ。この横断面の頂部脚部と底部脚部32と
34はお互いの方に向かって開きかつ軌道の長さに沿っ
て連続して延びる対向するV形溝をもつ。中間脚部36
はスロット38をもつ方形のハウジングを含み、前記ス
ロットは軌道の長さに沿って連続的に形成され、ローラ
40からなる細長いローラチエーンがハウジング内で長
手方向に延び、ローラチエーンがピン42によってはハ
ウジングにピン止めされる。図4に1つの端部について
示す如く、軌道の横断面は完全に開きそして各端部1
6、18で露出する。
【0011】軌道は好適には、14a、14bの如き真
っ直ぐなセクションと14cの如き湾曲したセクション
からなる。ローラチエーンの湾曲セクションは通常の
“円形チエーン”リンクからなり、リンクピンに垂直な
軸線の回りに湾曲できる。所望に応じて、軌道は、軌道
を180°の角度にわたって水平に湾曲しそして階段の
隣接したフライト(flight)を上下し続けることを可能
ならしめるセクションを含むことができる。
【0012】可搬式ハンドグリップ組立体12はハンド
グリップ44と、4つのローラ48をもつハンドグリッ
プ支持体46を含み、前記ローラは図3、4に示す如く
軌道14の脚部32、34に形成された対向するV形溝
に支持嵌合状に掛合する。ハンドグリップ支持体46は
更に、二方向性電気モータ50を含み、これはハウジン
グ53に着脱自在に支持された再充電可能のバッテリー
52によって電力供給される。モータ50は通常のウオ
ーム齒車駆動組立体54をもち、これはモータによって
駆動されるだけであり、モータを駆動できないという大
きな機械的利点をもつ。駆動組立体54は上部と下部の
支持体58と60に軸支されたシャフト56を駆動す
る。前記シャフトはこれに固定されたスプロケット62
を駆動する。スプロケット62の歯は図4に示す細長い
スロット38を通してローラチエーンのローラ40と噛
み合う。
【0013】ハンドグリップ支持体46はスライダ組立
体72に摺動掛合してスライダ組立体の垂直往復動を可
能ならしめるための反対向きのチャンネル68、70を
もつ1対の垂直案内64、66を含む。軌道14の長手
方向を横切る方向に摺動組立体72によって片持式に支
持されているのはハンドグリップ44である。また、摺
動組立体72によって担持されているのは取手76をも
つばね附勢されたピン74である。前記取手は案内64
に形成された夫々の開口78からピンを手動で引っ込ま
せることを可能ならしめ、かくして、ハンドグリップ支
持体と軌道が互いに掛合するとき、摺動組立体72はハ
ンドグリップ44と共にハンドグリップ支持体46に対
して、従って軌道14に対して異なった固定位置に垂直
に調節することができる。この垂直調節の可能性は使用
者の高さに適応させるのみならず、階段下降対階段上昇
の使用法にも適応させるようにハンドグリップ44を調
節することを可能ならしめる。後者の事態が要求される
が、それは、使用者が階段を上るときよりも階段を下り
るときにハンドグリップ44を軌道に対してより高い高
さに置くことを必要とするからである。
【0014】ハンドグリップ44のための片持式支持体
は、中心に位置して延び出たUリンク82をもつ摺動組
立体72上にある丸い、管状の短いシャフト80からな
る。Uリンク82はハンドグリップ44に固定された他
のUリンク84の脚部間に挟まれる。このUリンク84
はピン86によってUリンク82に枢着される。スリー
ブ88はハンドグリップ44を摺動可能にかつ関連可能
に包囲し、スリーブが図5に示す位置にあるとき、ハン
ドグリップ44が下方に旋回して、それをその通常の片
持位置から引っ込ませて、たとえハンドグリップ組立体
が軌道と掛合していても、階段を自由に上下に通過でき
るようになす。ハンドグリップを図4に示す通常の片持
位置に戻すためには、ハンドグリップはシャフト80と
同軸になるまでピン86の回りに上方に旋回させられる
だけであり、スリーブ88は、シャフト80上のピン8
0がスリーブ上のロックスロット92に掛合するまで、
旋回ピン86を通過してUリンク82と84上を摺動さ
せられる。次いで、スリーブは図2に示すロック位置に
回され、これによりハンドグリップ44をその片持位置
にしっかり支持する。
【0015】慣例の3位置型の電気トッグルスイッチ9
4はモータ50の運転の高速又は低速を使用者に選択さ
せるが、ハンドグリップ44上の1対のばね附勢式の押
しボタンスイッチ96、98は可逆式モータ50の適当
な回転方向を選択しそして使用者に最も近いボタンを押
すことによって前記モータを駆動させることを操作者に
可能ならしめる。また、トッグルスイッチ94はオフ位
置をもつが、この位置は、例えばハンドグリップ組立体
が使用者によって運ばれるときに、ボタンスイッチ96
又は98が偶発的に押されても、モータの作動が阻止さ
れる位置である。スイッチ96、98から延びる電気導
管100はハンドグリップ44の中心を通過し、図5に
示すピン86上をわたってUリンク82の中心スペース
を通り、それ故管状シャフト80の中空の中心を通って
スライダ組立体72の背後のスペース102に入り、そ
こから導管は開口40を通ってモータ50に行く。この
導管100の経路は、導管100の存在と両立する手法
で、ハンドグリップ44をピン86の回りに下方に旋回
運動させることと、摺動組立体72の運動によるハンド
グリップ44の垂直調節の両方を可能ならしめる。モー
タ制御回路の残余部分は慣例のものである。
【0016】ハンドグリップ支持体46に連結されたア
イボルト106と、ハンドグリップ44の外端に連結さ
れた他のアイボルト108は、使用者による組立体の手
による掴みとは無関係にハンドグリップ組立体を使用者
に連結する目的で、ストラップ110を通常のばねクリ
ップ112によって着脱自在に可搬式取手組立体に締着
できるようになす。このことは2つの目的を果たす:第
1に、もし使用者が階段の上昇又は下降中に何らかの理
由で組立体に対する掴みをゆるめれば、ストラップは使
用者が階段で倒れるのを防止する。第2に、組立体を他
の場所に容易に運べるようになすため、使用者が軌道1
4からハンドグリップ組立体12を外した後、ストラッ
プは使用者の肩上に負わされることができる。
【0017】軌道のスロット付きハウジング36内に入
れられたローラチエーンは図3に例示するように軌道の
両端部まで完全に延びておらず、ハンドグリップ組立体
12を異なった階段に関連する異なった軌道に移転可能
として使用し易くなす。簡単に持ち運び可能であるた
め、ハンドグリップ組立体12は軌道14の両端部まで
運ぶことができ、ローラ48は図3に示すような位置ま
で軌道端部を通してハンドグリップ組立体を摺動させる
ことによって脚部32、34の対向するV形溝内に着脱
自在に支持掛合される。このことは駆動スプロケット6
2をローラチエーンと掛合させ、同時にモータを駆動さ
せることを必要とせずに行うことができる。前記掛合と
駆動を整合させることは困難である。その代わりに、V
形溝は組立体と軌道との初期の掛合、支持及び整列を行
わせることができる。これが行われた後に、使用者はハ
ンドグリップ組立体を軌道に沿って僅かに押して、駆動
スプロケット62をローラチエーンの凹んだ端部と自動
的に整列掛合させることを必要とするに過ぎない。
【0018】図1に示すように、ストラップ110を人
の腰の回りに連結した後、使用者は適当なボタンスイッ
チ96、98を押し、ハンドグリップ組立体を掴んてい
る間に階段を上下し始めることができる。階段を通り抜
ける途中に、使用者は、使用者が次の階段の準備をする
間ハンドグリップの前進を止めるためにボタンスイッチ
を間欠的に釈放することによって軌道に沿ってハンドグ
リップ組立体を漸進的に移動させることができる。ボタ
ンスイッチを釈放したときは何時でも、ハンドグリップ
組立体は前述のウオーム齒車駆動組立体54(又はモー
タが附勢解除されたときハンドグリップ組立体が軌道に
沿って移動しないようになす他の均等な駆動構造物)に
よって軌道に有効にロックされる。また、例えば使用者
がハンドグリップを不注意に動かし過ぎたとき、人の次
の歩行のためにそれを適切な位置に置くためハンドグリ
ップ組立体の方向を逆転するために、他のボタンスイッ
チを間欠的に押すことは有用であることを使用者は見出
すことができる。
【0019】軌道の反対端部で、ローラ48が軌道上に
ハンドグリップ組立体を支持する前に、駆動スプロケッ
ト62はローラチエーンから自動的に離脱する。これ
は、ローラチエーンの端部に比してローラチエーンの端
部の位置が引っ込んだ内方の場所にあるからである。か
くして、駆動スプロケット62が、使用者がそれを取り
外してそれを運び去る準備ができる前に、ハンドグリッ
プ組立体を軌道の端部から偶発的に押し離すことは不可
能である。むしろ、使用者はストラップ110を停止さ
せ、彼の腰からストラップ110を取り外し、そしても
し彼が望めば、彼が軌道からハンドグリップ組立体を開
口端部の外に摺動させることによってそれを離脱させる
前に、彼の肩上でストラップを置き直す時間をもつこと
が保証される。次いで、彼はそれを同様の軌道をもつ他
の階段に運び、前述の動作を繰り返すことができる。
【0020】或る使用例では、特定の階段の最下部と最
上部は廊下と交差しているため、壁26は図1、3に示
すように突然終端する。このため、軌道14は踊り場3
0の上方で壁26を越えて永続的に延びることは不可能
である。しかし、かかる使用例では、軌道14は図3に
示すようなヒンジ連結された延長部14aを含み、使用
者は必要に応じて、前記延長部を一時的に廊下内に延長
させ、次いで、使用しない時には、ヒンジ114の回り
に上方かつ後方に引っ込み式に旋回させることができ
る。ローラチエーンは2セクション型チエーンを使用す
ることによってヒンジ連結継手を介して延びることがで
き、前記チエーンは、前記継手を横切る正規のローラ間
隔を維持する位置で、継手の両側にピン42をもつ。
【0021】好適には、経済的理由から、駆動モータ5
0は可搬式ハンドグリップ組立体12上に、又は図示の
如き他の上体支持組立体上に据え付けられる。しかし、
軌道の夫々の端部近くで夫々モータ駆動スプロケットと
遊転スプロケットの回りに掛けられ、かつ可搬式上体支
持組立体上の固定歯に着脱自在に掛合・離脱可能のモー
タ駆動式連続ローラチエーンを軌道組立体10上に設け
ることは、少なくとも若干の使用例には好適であり、そ
れ故本発明の範囲に包含されるものである。かかる使用
例では、駆動される連続ローラチエーンは図示の方位か
ら軸線に対して90°回され、図示の如く水平よりはむ
しろローラチエーンの上方又は下方から可搬式組立体上
の固定歯に掛合させられる。別法として、ハンドグリッ
プ44又はこれに匹敵する上体支持部材は軌道に沿って
駆動されかつ軌道の常設部品をなす電動化トロリーに着
脱自在に掛合することができる。
【0022】可搬式上体支持システムのすべての型式の
ものの電力は図示の如く、可搬式組立体上又は内に支持
されるか又はチョッキ又は他の便利なホルダー中に入れ
て使用者によって別個に持ち運ばれる単数又は複数のバ
ッテリーによって供給される。別法として、所望に応じ
て、軌道組立体は軌道の長さに沿う導体をもつAC又は
変成されたDC電力源を含むことができ、前記導体は可
搬式ユニット上の接点に摺動状に又は他の手法で着脱自
在に掛合して、可搬式ユニットによって持ち運ばれる制
御スイッチ及び/又はモータを経て回路を完成する。後
者の実施例は可搬式ユニットからバッテリーの重量を減
じて、消耗した電力源の可能性を無効にするが、元の設
備にコストを追加することになる。
【0023】ハンドグリップ44は図示の横バー以外の
形状をとることができる。例えば、両端にハンドグリッ
プをもつ自転車ハンドルバーに似たハンドグリップが軌
道を横断するか又は軌道と平行な方位(後者は横へ一歩
寄ることによって階段を通り抜けるのが好ましい人のた
めのもの)にハンドグリップ支持体46によって支持さ
れることができる。ハンドグリップ組立体は必要に応じ
て、軌道から外したとき組立体を使用者のためのステッ
キとして役立たせることができる垂下シャフト又は組立
体を歩行器として役立たせることができる複数の垂下シ
ャフトの如き、地面掛合素子を含むことができる。
【0024】車両システム 人の身体的障害が、車輪付き歩行器、車椅子,又は三輪
又は四輪スクータを水平面上の移動に必要とするような
状況である場合、前の実施例の上体支持組立体は異なっ
た階段に沿って設けられた異なった軌道組立体と着脱自
在、交換可能に掛合、離脱可能の電動化軌道掛合装置を
備えた車両と置き換えられる。後述する実施例では、好
適な軌道組立体は可搬式上体支持組立体と共に使用する
よう前述したものとは異なった形状をなす。しかし、上
体支持組立体と車両の両者は互換性のある軌道掛合装置
を備え、従って単一の軌道構成をもち、相互交換可能に
使用される。これは社会的又は公共的な用途にとって望
ましい。
【0025】図6は、2部分構成型の軌道組立体120
と、軌道組立体に着脱自在に駆動掛合するための特別に
変更された車椅子122を含む車両を備えた本発明の車
両システムの実施例を示す。
【0026】軌道組立体120は1対の細長い金属の軌
道124を備え、各軌道は上下の端部をもち、各々スペ
ーサ128(図8)にねじ126によって締着される。
前記スペーサは階段134に沿って壁132に130の
如きねじによって締着される。階段の最上部と最下部で
136の如き端部が夫々の138の如き踊り場上で水平
姿勢をとる場所を除き、両軌道124は階段134と同
じ傾斜で長手方向に延びるように締着される。各軌道1
24は図8に示すようなほぼC形横断面をもち、横断面
の頂部と底部の脚部140と142は対向したV形溝を
含む。これらの溝はお互いの方に向かって開口し、軌道
の長さに沿って連続的に延びる。各軌道の脚部142の
下にある方形のハウジング144は軌道の長さに沿って
延びる底部に形成されたスロット146をもつ。細長い
ローラチエーン148はハウジング内に長手方向に延
び、ローラチエーンはチエーン端部に150の如きピン
によってハウジングに締着される。軌道の横断面は車椅
子122によって着脱自在に掛合、離脱するように各端
部で完全に開口し、露出する。
【0027】好適には、可搬式ハンドグリップシステム
につき前述したように軌道は直線と曲線の部分に区分さ
れる。もし階段の隣接した登り区間(flight)を上り又
は下り続けるために軌道を180°の角度にわたって水
平に湾曲させたいならば、このことは“円形チエーン”
リンクを用いて、又はほぼ湾曲した鋳造軌道セクション
と共同して、チエーンと駆動スプロケットを可搬式ハン
ドグリップシステムに関して示した方位と同様な方位に
向けることによって行うことができる。
【0028】車椅子122は前部キャスタ154及び後
部駆動車輪156によって通常の手法で支持されるフレ
ーム152からなる。前記フレーム152は通常は、座
部158、背もたれ160、肘掛け162、足載せ台1
64を含む。1対の水平フレーム部材166の各々から
吊り下げられているのは夫々の対をなす管状スライダ案
内168であり、この案内は車椅子の進行方向を横切る
方向に沿って往復摺動するように据え付けられた前部と
後部の横断スライダ170と172をもつ。スライダ1
70と172の対向端部には夫々プレート174が取付
けられている。各プレート174から外方に突出するの
は夫々の対のシャフト176であり、各シャフト上に軸
支されているのは夫々の回転可能のスリーブ178と夫
々のローラ180であり、前記ローラは軌道124の脚
部140と142のV形溝と適合する。各回転可能のス
リーブ178は夫々のウエブ182を取付けられてお
り、このウエブには必要に応じて、夫々ローラ180と
同形である他のローラ181と、夫々のスプロケットシ
ャフト184又は186が軸支される。ローラ181の
軸と、スプロケットシャフト184と186の軸は従っ
て、夫々のシャフト176の回りに旋回し、前記シャフ
ト上には夫々のスリーブ178とウエブ182が例えば
図7に矢印188で示すように取付けられる。スプロケ
ット186は車椅子の両側で夫々の下部ウエブ182間
を横切り、一方、夫々のスプロケットシャフト184は
図8に示すように上部ウエブ182に別個に回転可能に
取付けられる。スプロケットシャフト184と186の
外端に固定されているのは軌道組立体のローラチエーン
148とスロット146を通して掛合する駆動スプロケ
ット190である。夫々のスプロケットシャフト184
と186に取付けられた内部取付けスプロケット192
は夫々のチエーン194を介して下部スプロケットシャ
フト186と上部スプロケットシャフト184を相互連
結し、シャフト186が上部と下部の駆動スプロケット
190のすべてを一緒に駆動できるようになす。シャフ
ト186はスプロケット198によってスプロケット1
96とチエーン200を介して駆動され、前記スプロケ
ット198は下部ウエブ182を枢着したシャフト17
6と同軸配列をなす。従って、たとえスプロケットシャ
フト186が下部シャフト176の回りに旋回しても、
スプロケット196と198の間の距離は一定に保たれ
る。スプロケット198は可搬式ハンドグリップ組立体
に関して前述したものと同様なウオーム齒車組立体20
4を介して可逆式多速度電気モータ202によって駆動
される。モータ202、ウオーム齒車組立体204及び
スプロケット198はすべてブラケット206によって
後部スライダ部材172から吊り下げられる。モータ2
02は車椅子上に据え付けられた制御スイッチ(図示せ
ず)を介してバッテリー208によって電力供給され
る。前記スイッチは可搬式ハンドグリップ組立体に関し
て前述したものと同様に機能する。
【0029】夫々のシャフト176の軸の回りにおける
駆動スプロケット190とローラ181の軸の旋回可能
性は、軌道組立体の傾斜に拘りなく、軌道組立体に沿っ
て移動する間車椅子が水平に対して一定の姿勢を維持す
るようになす。例えば、もし軌道組立体の傾斜が増す
と、夫々のウエブ182は夫々のシャフト176の回り
に時計回りに旋回すると共に、チエーン194は上部と
下部の駆動スプロケット190が一緒に回転し、従って
軌道124上でそれらを垂直整列関係に維持することを
保証する。これは、シャフト176が同様にそれらの垂
直関係を維持し、従って軌道組立体の傾斜が変化してい
るときに、車椅子をその水平姿勢に保つことを保証す
る。この構成は軌道掛合プロセス中に軌道組立体とロー
ラ間のあらゆる高さの差に対してローラ181を旋回調
節させることを可能ならしめる利点を有する。かかる高
さの差は車輪154、156の磨耗又は踊り場領域にお
ける床の磨耗の如き変量に起因して生じるものである。
【0030】駆動スプロケットとローラの種々の均等な
構成は種々の軌道形状と実質上同じ結果をもたらす。基
本的に、水平姿勢をとっている間に種々の軌道傾斜に対
する自動的適合性を得るために必要なことは、軌道の傾
斜の応答して自動的に車両上の何れか他の軌道掛合部材
に対して種々の垂直位置に移動できる軸をもつ可変位置
ローラ又は可変位置駆動スプロケットである。かかる自
動的自己調節性の構成はすべて該システムのこの特定の
発明的特徴の範囲内に含まれるべきであると考えられ
る。
【0031】慣例の複動式電気動力ボールスクリュウ型
線形アクチュエータ210のハウジングは後部スライダ
案内168にブラケット212によって固定され、その
シャフト214は他のブラケット216によって後部ス
ライダ部材172に連結される。アクチュエータ210
は可逆式電気モータ211をもち、このモータは選択し
た方向に応じて、アクチュエータが附勢されたときシャ
フトを中心の中立位置から選択的に引っ込ませるか又は
伸出させるためにシャフト214を駆動する。かくし
て、シャフト214を引っ込ませることによって、後部
スライダ部材172は車輪156の外方を横切ってプレ
ート174を車椅子の一側で伸出させて、図8に示す如
く軌道組立体に掛合するようになす。これとは逆に、シ
ャフト214の伸出によって、車椅子の反対側でプレー
ト174は軌道掛合するために伸出させ、その間反対側
のプレート174を引っ込ませる。アクチュエータ21
0の中心の中立位置で、車椅子の両側の軌道掛合装置
は、水平面上の車椅子の正規の運転中、その輪郭を広げ
ないように、車輪156の外部輪郭内にある。従って、
車椅子は、あたかも軌道掛合装置を備えていないかのよ
うに、狭いスペースを通過するのと同じ能力をもつ。モ
ータ202とウオーム齒車組立体204は後部スライダ
部材172上に取付けるので、それらは軌道掛合装置と
一緒に同様に横切って行く。
【0032】車輪156は別個のモータ(図示せず)に
よって駆動することができる。別法として、スプロケッ
ト198は他の駆動スプロケットに摺動可能に連結され
る。この駆動スプロケットは別個のチエーンとスプロケ
ット装置を介して車輪156を駆動し、モータ202も
また車輪156を駆動するようになす。モータ202と
車輪156間のかかる駆動連結はオーバーランニングク
ラッチを含み、車椅子はモータ202が附勢解除された
とき、惰走させる。というのは、ウオーム齒車組立体2
04は、可搬式ハンドグリップ組立体におけるように、
車輪156がモータを駆動しないようになす大きな機械
的利点をもつからである。
【0033】可搬式ハンドグリップシステムとして、ロ
ーラチエーン148は図7に示すように軌道124の端
部136に対して凹まされていて、車椅子と軌道組立体
が掛合したとき、先ず車両はローラ180と181での
み軌道と掛合し、その後モータ駆動されるスプロケット
190にローラチエーン148で着脱自在に掛合する。
これによって、可搬式ハンドグリップ組立体について前
述した実質的に同じ自動的なスプロケットの整列と離脱
の利点が得られる。駆動スプロケット190とチエーン
148が掛合したとき、モータ202は使用者によって
附勢され、車椅子はローラ180、181によって水平
姿勢に支持された軌道124上を駆動される。ローラ1
80、181が軌道から離脱する前に、軌道の反対端で
駆動スプロケット190はローラチエーン148から掛
合解除され、その時車輪156は踊り場と接触してお
り、かつ軌道の端部から離れて車椅子を前進させるため
回転させられることができる。
【0034】以前のハンドグリップにおける如く、横切
る廊下が階段の最下部又は最上部と交差する場合には、
軌道の端部は図6に124aで示すように選択的に伸長
と引っ込みができるようにヒンジ連結することができ
る。必要に応じて、旋回リンク218がヒンジ連結した
軌道部分124の裏面を相互連結して、それらを一緒に
伸長と引っ込みをさせることが容易にできるようにな
す。慣例の衝撃吸収ばね組立体(図示せず)は軌道部分
124aの関節運動を容易にするために使用できる。
【0035】軌道124からの掛合解除の後、車両は通
常の手法でもう1つの階段へ進行し、同等の軌道組立体
に、たとえ軌道組立体と階段が前の階段と軌道組立体の
傾斜と異なった傾斜をもっていても、掛合する。軌道掛
合と軌道掛合の間に、車両の軌道掛合装置は車輪156
の輪郭内に引っ込められ、次いで、軌道組立体に掛合す
る準備として階段に接近するときのみにアクチュエータ
210によって1側又は他側に伸長させられる。
【0036】図9、10は車両の他の実施例を示し、こ
れは同じ軌道組立体120を備えた同じ階段134を通
るための現在のシステムに使用できるものである。各車
両は図6〜8に示すものと同じ軌道掛合装置を含み、軌
道掛合ローラ180、181と、モータ202によって
駆動される駆動スプロケット190をもつ。図9の車両
は上昇位置と下降位置の間を旋回する取手220をもつ
車輪付き歩行器である。上昇位置は水平面上と階段を下
降するための位置であり、下降位置は階段を上昇するた
めの位置である。図10の車両は下方へ旋回するプラッ
トフォーム220をもつ他の車輪付き歩行器であり、階
段を上昇又は下降する時に前記プラットフォーム上に使
用者が立つ。
【0037】1つの踊り場上にある間に車両を軌道に掛
合させ、軌道から掛合解除する前にもう1つの踊り場上
に載せるために、軌道の端部は階段の両端で踊り場上に
水平に延びなければならないので、少なくとも水平軌道
セクションに掛合するとき駆動スプロケット190は軸
線を車両の前輪が地面に掛合する場所の後方に置くのが
望ましい。このことは踊り場上に必要とされる軌道の延
在量を減少させる傾向がある。好適には、踊り場上に必
要とされる軌道の延在量を最小にするために、水平軌道
セクションに掛合するとき、駆動スプロケット190の
軸線228(図10)は前輪と後輪の前方と後方の地面
掛合点を分離する距離226の中間点224に水平にで
きるだけ近くに配置しなければならない。かかる中間配
置は図6に示すように車椅子で得るのは困難である。と
いうのは、後輪の直径が大きじため、駆動スプロケット
をずっと前方に配置しなければならないからである。し
かし図9又は10に示す如き他の型式の車両では、又は
3輪付き又は4輪付きスクータでは、後輪の直径がずっ
と小さいので、車輪の前方又は後方の地面掛合点までよ
りもかかる中間点までの方が水平方向で近くなるような
位置に駆動スプロケット190を配置することができ
る。
【0038】可搬式の上体支持システムと同様に、上記
車両の何れの軌道掛合装置も車両によって担持される単
数又は複数のバッテリーから電力を供給することができ
る。別法として、それらは軌道の長さに沿う導体をもつ
軌道組立体上のAC電力源又は変成されたDC電力源か
ら電力を得ることができる。上記導体は車両上の接点に
着脱自在に摺動掛合し、制御スイッチと車両によって担
持されたモータとを経た回路を完成する。明らかな如
く、電気動力式車椅子又はスクータの如き駆動車輪をも
つ車両はそれ自身のバッテリーをもつ。しかし、かかる
車両でさえ、電気動力式軌道は、階段を通行するとき電
力源が消耗するという可能性が排除される利点をもつ。
【0039】上記説明で使用した用語や表現は単なる説
明のためのものであり、本発明は上述した処に限定され
ることなく,本発明の範囲内で種々の変更を加えること
ができるのは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハンドグリップを含む電動化可搬式上
体支持システムの1実施例の側面図である。
【図2】図1のシステムの拡大部分上面図である。
【図3】図1のシステムの拡大部分側面図である。
【図4】図1のシステムの拡大部分断面図である。
【図5】部分的に引っ込んだ取手を示す図1のシステム
の拡大部分端面図である。
【図6】本発明の電動化車両システムの1実施例の側面
図である。
【図7】図6のシステムの拡大部分側面図である。
【図8】図6のシステムの拡大部分断面図である。
【図9】電動化車両システムの他の実施例の側面図であ
る。
【図10】電動化車両システムの更に他の実施例の側面
図である。
【符号の説明】
10 軌道組立体 12 ハンドグリップ 14 軌道 28 階段 30 踊り場 44 ハンドグリップ 46 ハンドグリップ支持体 48 ローラ 50 駆動モータ 52 バッテリー 54 駆動組立体 62 駆動スプロケット 72 摺動組立体 76 取手 94 スイッチ 110 ストラップ 120 軌道組立体 122 車椅子 124 軌道 134 階段 148 ローラチエーン 156 後部駆動車輪 170、172 横断スライダ 190 駆動スプロケット 202 モータ 204 ウオーム齒車組立体 208 バッテリー 210 アクチュエータ 218 旋回リンク
フロントページの続き (72)発明者 スタンレイ イー ファーマー アメリカ合衆国 ワシントン州 98604 バトル グラウンド ノースイースト エヌイー リバティー ドライブ 24500 (72)発明者 グレン イー ヘルツ アメリカ合衆国 オレゴン州 97236 ポートランド エスイー ワンハンドレ ッドサーティセブンス アベニュー 9050 (56)参考文献 特開 昭58−152784(JP,A)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可搬式上体支持組立体(12)の助けに
    より階段(28)の上下歩行で人を援助する装置におい
    て、 (a)階段(28)に沿って長手方向に傾斜させられ
    る、2つの端部(16、18)をもつ細長い軌道(1
    0)を備え、 (b)上体支持部材(44)を含む可搬式上体支持組立
    体(12)を備え、前記支持部材は前記人によって担持
    されることができかつ前記軌道から延びる或る位置で前
    記軌道(10)上に前記支持部材(44)を支持するた
    めの手段(46)をもち、 (c)前記支持組立体(12)を前記軌道に沿って駆動
    するためのモータ手段(50)を備え、前記モータ手段
    は前記可搬式上体支持組立体上に設けたモータ(50)
    を含み、 (d)前記軌道に対して前記支持組立体(12)を選択
    的に着脱自在に掛合させるための、及び前記支持組立体
    (12)を前記軌道に近づけたり遠ざけたりして搬送可
    能ならしめるよう、前記軌道と支持組立体のうちの一方
    に対して駆動的に前記モータ手段(50)を選択的に着
    脱自在に掛合、離脱させるための、前記軌道(10)上
    の掛合手段(32、34、40)を備え、前記掛合手段
    (32、34、40)は前記軌道に対して駆動的に前記
    モータ手段(50)に選択的に着脱自在に掛合、離脱さ
    せるための手段(40)を含むことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記掛合手段(32、34、40)は、
    前記軌道に対して駆動的に前記モータ手段(50)に着
    脱自在に掛合する前に、前記可搬式上体支持組立体(1
    2)を前記軌道(10)と着脱自在に掛合させるための
    手段を含むことを特徴とする請求項に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記人による支持組立体の手動掴み作用
    とは無関係に前記支持組立体を前記人に着脱自在に連結
    するための前記可搬式上体支持組立体(12)上の手段
    (110)を含むことを特徴とする請求項1に記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 前記支持部材が前記軌道上に支持される
    とき、前記軌道(10)に対して垂直に前記上体支持部
    材(44)を調節自在に配置するための手段(72)を
    含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記可搬式上体支持組立体(12)は前
    記支持部材が前記軌道上に支持されるとき、前記軌道
    (12)から延び出る前記位置から前記支持部材(4
    4)を選択的に引っ込ませるための手段(88)を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記軌道(10)は、前記軌道を長手方
    向に選択的に伸長させたり引っ込ませたりするために少
    なくとも前記軌道上の一端に配置した手段(14a)を
    もつことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】 車両(122)の助けにより階段(2
    8)の上下移動で人を援助する装置において、 (a)前記階段に沿って長手方向に傾斜させられる、2
    つの端部を持つ細長い軌道(120)を備え、 (b)進行方向に沿って移動するための、可動の地面掛
    合部材(154、156)をもつ車両(122)を備
    え、 (c)前記軌道に沿って前記車両(122)を駆動する
    ために前記軌道(120)に駆動的に掛合する前記車両
    上のモータ手段(202)を備え、 (d)前記モータ手段(202)を前記軌道に対して駆
    動的に選択的に着脱自在に掛合、離脱させるための前記
    軌道の各端部にある手段(148)を備え、 (e)前記軌道に沿って前記傾斜の予定範囲内で前記軌
    道の傾斜に拘らずに前記軌道に沿って移動する間、前記
    車両を水平に対して一定の姿勢で維持するための手段
    (182)を備え、この手段(182)は前記軌道の傾
    斜に応答して自動的に前記車両に対する可変位置で前記
    軌道に掛合するための前記車両上の可変位置掛合手段
    (182)を含みかつ前記モータ手段(202)を前記
    可変位置で前記軌道と掛合させるための手段(190)
    を含むことを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 前記可変位置掛合手段(182)は前記
    車両を前記可変位置で前記軌道上に支持するための手段
    (180、181)を含むことを特徴とする請求項7に
    記載の装置。
  9. 【請求項9】 車両(122)の助けにより階段(2
    8)の上下移動で人を援助する装置において、 (a)前記階段に沿って長手方向に傾斜させられる、2
    つの端部を持つ細長い軌道(20)を備え、 (b)進行方向に沿って移動する車両(122)を備
    え、前記車両はその進行方向に沿って延びる或る距離
    (226)だけ水平に離間した前方位置と後方位置で地
    面に掛合するための可動の地面掛合部材(154、15
    6)をもち、 (c)前記軌道に沿って前記車両を駆動するために前記
    軌道(120)に駆動的に掛合する前記車両上のモータ
    手段(202)を備え、 (d)前記モータ手段(202)を前記軌道に対して駆
    動的に選択的に着脱自在に掛合、離脱させるための前記
    軌道の各端部にある手段(148)を備え、 (e)前記モータ手段(202)を前記軌道と駆動的に
    掛合させるための前記車両上の掛合部材(190)を備
    え、前記掛合部材(190)は前記進行方向に沿う前記
    前方位置の実質的後方に配置され、前記前方位置又は後
    方位置よりも、前記進行方向に沿って、前記距離(22
    6)の中間点(224)に近い位置に配置されることを
    特徴とする装置。
  10. 【請求項10】 上体支持組立体(12)の助けにより
    移動において人を援助する装置において、 (a)長手方向に延在させられる、2つの端部(16、
    18)をもつ細長い軌道(10)を備え、 (b)上体支持部材(44)を含む可搬式上体支持組立
    体(12)を備え、前記支持部材は前記人によって簡単
    に担持されることができ前記軌道から延びる或る位置で
    前記軌道(10)上に前記支持部材(44)を支持する
    ための手段(46)をもち、 (c)前記支持組立体を前記軌道に沿って駆動するため
    のモータ手段(50、62)を備え、 (d)前記軌道(10)に対して前記支持組立体(1
    2)を選択的に着脱自在に掛合させるための、及び前記
    支持組立体(12)を前記軌道(10)に近づけたり遠
    ざけたりして搬送可能ならしめるよう、前記軌道(1
    0)と支持組立体(12)のうちの一方に対して駆動的
    に前記モータ手段(50、62)を選択的に着脱自在に
    掛合、離脱させるための、前記軌道(10)上の掛合手
    段(32、34、40)を備え、前記掛合手段(32、
    34、40)は開放端をもつ前記軌道の少なくとも一端
    (16、18)に置かれた前記軌道(10)の1セクシ
    ョンを備え、前記支持組立体の一部を前記開放端を通し
    て選択的に挿入、取り出しすることによって、前記支持
    組立体(12)を前記開放端上に簡単に着脱自在に移動
    させたり又は前記開放端から離脱させたりすることがで
    きるようになしたことを特徴とする装置。
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