JPH0615398B2 - 階段昇降装置 - Google Patents

階段昇降装置

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JPH0615398B2
JPH0615398B2 JP15588890A JP15588890A JPH0615398B2 JP H0615398 B2 JPH0615398 B2 JP H0615398B2 JP 15588890 A JP15588890 A JP 15588890A JP 15588890 A JP15588890 A JP 15588890A JP H0615398 B2 JPH0615398 B2 JP H0615398B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は階段に沿って設けた昇降装置に関するもの
で、高齢者や身体障害者のように階段の昇降が著しく困
難な状況にある人々を助けて階段を昇降させるものであ
る。
〔従来の技術〕
従来の階段昇降装置としては跨座型モノレール方式のも
のが主に輸入され、これに類似した製品が国産されたり
している。
また、実開昭60-64967号公報に記載されたものもある。
この装置は、階段に沿って設けたモノレールにラックギ
ヤを固定し、ガイドレールに沿って昇降する椅子形の搬
器に設けたピニオンギヤを上記ラックギヤに噛合させ、
このピニオンギヤを搬器に設けた駆動手段により駆動し
て搬器を昇降させるものである。
その他に、階段側壁に固定したレールに懸垂して昇降す
る型式のものもある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の何れの階段昇降装置も、その搬器は昇降専用であ
り、平坦部では別の車椅子に乗り移らなければならない
ので、きわめて面倒である。
この発明の課題は上記のような従来技術の問題点を解決
して、車椅子をそのまま搬器に装着して階段を昇降でき
るようにした階段昇降装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この発明は階段に沿って
設けたガイドレールに搬器を装着し、この搬器を適宜の
駆動手段によりガイドレールに沿って昇降せしめるよう
にした装置において、上記搬器には車椅子の一方の肘掛
けを受ける受部と、他方の肘掛けを吊下げるブラケット
を設け、このブラケットはその基部を上記搬器に対し
て、水平方向に回転可能に連結し、同ブラケットの外端
には上記車椅子の他方の肘掛けに着脱自在に連結する連
結具を設けた階段昇降装置を提供する。
〔作用〕
この発明は上記の構成であるから、平坦部を使用者を載
せて移動してきた車椅子は、階段の上端部または下端部
までくると、介護者などの援助により、車椅子の一方の
肘掛けを搬器の受部に載せる。
つぎに、搬器に沿わせてあったブラケットを車椅子上に
回し、その外端の連結具で他方の肘掛けを吊下げる。
上記のように車椅子を搬器に装着したのち、この搬器を
適宜の駆動手段により上昇または下降させ、平坦部まで
くると、上記の逆の操作で車椅子を搬器から分離して平
坦部を移動する。
〔実施例〕
図面に示す実施例において、1は階段で、その片側に沿
って手摺2が設けてある。
上記手摺2は階段1の片側に適当な間隔で固定した複数
の支柱3の上端に固定されている。
上記の各支柱3の下端には薄板立面状の水平脚4を強固
に固定する。
上記水平脚4は強靭な材料で、その下縁を階段1の水平
面aに密着させると共に、階段1の垂直面bにも密着さ
せる。
5は上部のガイドレールで手摺2の下側に設け、下部の
ガイドレール6は各支柱3の下部寄りに固定してある。
7は搬器で樋形の受部9の側部に垂直のメインバー10
を固定してその上下の溝付き車輪11を上下のガイドレ
ール5、6に係合させる。
また上記メインバー10の後部に上下のガイド12を設
け、この両ガイド12に昇降自在に装着したサイドバー
13の上下の溝付き車輪14も上下のガイドレール5、
6に係合させる。
15は前記メインバー12の側面に垂直の軸16により
水平方向に回転するように取付けたブラケットで、この
ブラケット15の外端に連結具17を取付ける。
上記連結具17は実施例ではベルトであり、その先端の
雄金具20をブラケット15端の雌金具21に着脱自在
に結合するものである。
ただし、上記連結具17は任意の形式のものを利用でき
る。
25は車椅子であり、その下部の前後両側に4個の車輪
26を取付ける。
上記車椅子25は座板27と左右の肘掛け29と背受け
30からなっている。
31は搬器7を駆動するワイヤロープで、第4図に示す
最下部の支柱3内の上下に設けた溝付ガイドローラ32
にかけて反転させ、このロープ31の一部をメインバー
10の下端に固定し、さらに最上段の上下の溝付ガイド
ローラ33を経て上下のドラム34、35に巻取らせる
ようになっている。
上記ガイドローラ33およびドラム34、35は第5図
のように最上段の支柱3に固定した機箱36内に設け、
ドラム34、35は上記機箱36内に設けた垂直の回転
軸37の上下に固定し、同回転軸37はモータMにより
ギヤを介して正逆転させることにより搬器7を昇降させ
る。
ただし、搬器7の駆動手段は実施例以外の公知の各種の
駆動手段を利用できる。
上記の実施例において、平坦部を使用者を載せて移動し
てきた車椅子25は階段1の上端部または下端部までく
ると、介護者などの援助により、この車椅子25の一方
の肘掛け29を第3図のように搬器7の受部9に載せ
る。
つぎに、メインバー10およびサイドバー13に沿わせ
てあったブラケット15を車椅子25上に回し、その外
端の連結具17を他方の肘掛け9の下側に回し、雄金具
20を雌金具21に結合することによりこの肘掛け9を
吊下げる。
上記のように車椅子25を搬器7に装着したのち、ロー
プ31を駆動して上昇または下降させ、平坦部までくる
と、上記の逆の操作で車椅子25を搬器7から分離して
平坦部を移動する。
上記の作用において、搬器7はガイドレール5、6に沿
って上昇または下降するが、レール5、6が傾斜した部
分ではサイドバー13はメインバー10に対して上方に
ずれている。
また、このとき車椅子25の車輪26は階段1上に浮い
ているから階段1には接触しない。
また、搬器7が平坦面にくると、車椅子25の車輪26
が平坦面に接地して車椅子25に加わる荷重を車輪26
で支える状態となる。
同時にサイドバー13はメインバー10と同じ高さとな
り、車椅子25を常に水平に支持する。
〔発明の効果〕
この発明は上記のように階段に沿って昇降する搬器に車
椅子を着脱自在に装着するもので、上記搬器には車椅子
の一方の肘掛けを浮ける受部と、他方の肘掛けを吊下げ
るブラケットを設け、このブラケットはその基部を上記
搬器に対して、水平方向に回転可能に連結し、同ブラケ
ットの外端には上記車椅子の他方の肘掛けに着脱自在に
連結する連結具を設けたものであるから、搬器を使用し
ないときはブラケットを搬器に沿わせておくことにより
階段上に不要な突出物が出ないので、健常者の階段の使
用の邪魔になるおそれはない。
また、車椅子は一方の肘掛けを搬器の受部に載せること
と、他方の肘掛けを車椅子上に回したブラケットの端部
の連結具で吊下げることにより搬器に装着するようにな
っているので、搬器の装着は容易であり、車椅子の前後
方向には受部による肘掛けの支承で水平に保持され、左
右方向には、受部と連結具により水平に保持されるので
使用者は安定した状態で車椅子とともに階段を昇降でき
るなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を実施した階段の一部を示す斜視図、
第2図は不使用時の搬器の斜視図、第3図は搬器に車椅
子を装着した状態の斜視図、第4図、第5図は階段の最
下端部と最上端部の拡大縦断側面図である。 1……階段、5、6……ガイドレール、 7……搬器、15……ブラケット、 16……軸、17……連結具、 20……雄金具、21……雌金具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】階段に沿って設けたガイドレールに搬器を
    装着し、この搬器を適宜の駆動手段によりガイドレール
    に沿って昇降せしめるようにした装置において、上記搬
    器には車椅子の一方の肘掛けを受ける受部と、他方の肘
    掛けを吊下げるブラケットを設け、このブラケットはそ
    の基部を上記搬器に対して、水平方向に回転可能に連結
    し、同ブラケットの外端には上記車椅子の他方の肘掛け
    に着脱自在に連結する連結具を設けたことを特徴とする
    階段昇降装置。
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