JP3023500U - 階段昇降装置 - Google Patents
階段昇降装置Info
- Publication number
- JP3023500U JP3023500U JP1995011513U JP1151395U JP3023500U JP 3023500 U JP3023500 U JP 3023500U JP 1995011513 U JP1995011513 U JP 1995011513U JP 1151395 U JP1151395 U JP 1151395U JP 3023500 U JP3023500 U JP 3023500U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- stair climbing
- climbing device
- rack
- guide rollers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の階段昇降装置においてはレールとして
複雑な断面形状のものを用いているため3次元的に湾曲
する用途には実施できない欠点があった。本考案の目的
は上記の欠点を除去した階段昇降装置を得るにある。 【解決手段】 本考案の階段昇降装置においては、レー
ルを縦長の板状体とし、このレールの上下面の何れか一
方にラックを形成し、このラックに噛合するピニオンと
上記レールの上,下,左,右両側面に対接したガイドロ
ーラとを昇降体に連結し、昇降体に設けた駆動手段によ
って上記ピニオンを駆動し、上記昇降体を上記レールに
沿って移動自在ならしめる。
複雑な断面形状のものを用いているため3次元的に湾曲
する用途には実施できない欠点があった。本考案の目的
は上記の欠点を除去した階段昇降装置を得るにある。 【解決手段】 本考案の階段昇降装置においては、レー
ルを縦長の板状体とし、このレールの上下面の何れか一
方にラックを形成し、このラックに噛合するピニオンと
上記レールの上,下,左,右両側面に対接したガイドロ
ーラとを昇降体に連結し、昇降体に設けた駆動手段によ
って上記ピニオンを駆動し、上記昇降体を上記レールに
沿って移動自在ならしめる。
Description
【0001】
本考案は階段昇降装置、特に、湾曲通路に沿って容易に昇降できる階段昇降装 置に関するものである。
【0002】
従来、階段の長手に沿うレールに移動可能に係合した昇降体と、この昇降体に 設けられた、ピニオンを有する駆動機と、上記レールの下向き面に固定された、 上記ピニオンと係合するラックとを備えた階段昇降装置は、例えば実開昭56− 128363号公報に示されている。
【0003】
然しながら、従来既知の階段昇降装置は何れもレールの形状がチャンネル状等 複雑な断面形状であり、3次元的な湾曲を実現できなく、また、これに対するガ イド手段もその構造が複雑で、従って曲がり階段や螺旋階段並びにおどり場にお いて180°反転するような階段等に沿って設置することはできない欠点があっ た。
【0004】 本考案は上記の欠点を除くようにしたものである。
【0005】
本考案の階段昇降装置は、階段に沿って延びる縦長の板状レールと、このレー ルの上下面の何れか一方に設けたラックと、このラックに噛合するピニオンと、 上記レールの上,下面及び両側面に接して転動するガイドローラと、上記ガイド ローラによって支持される昇降体と、この昇降体に設けた上記ピニオンの駆動手 段とより成り、上記駆動手段を駆動することによって上記昇降体が上記レールに 沿って移動されるようにした。
【0006】 上記各ガイドローラは、上記レールの長手方向に互いに離間している複数のも のより成る。
【0007】 上記レールの両側面に接して転動するガイドローラは、上記レールの側面の上 下に配置された複数のものより成る。
【0008】
以下図面によって本考案の実施例を説明する。
【0009】 図1は本考案において用いる昇降体1を示し、この昇降体1は、駆動機構を組 み込んだベース2に折り畳み可能な肘掛け3,3、座体4、足置き板5を装備し た椅子の形態をしている。
【0010】 本考案においては図2,図3に示すように上記昇降体1をガイドする固定レー ル6を一本の縦長の板状体とし、このレール6の上下面の何れか一方、例えば下 面にラック7を形成すると共に、このラック7に噛合するピニオン8を変速機9 、ベルト10を介して上記昇降体1のベース2内に配置したモータ11によって 駆動せしめるようにする。
【0011】 なお、上記ラック7はレール6に直接形成しても良く、また、別体のものを被 着するようにしても良い。また上記固定レール6は支え16によって床上に支持 せしめる。
【0012】 また、本考案においては上記レール6の夫々上,下面に接して転動する、レー ル6の長手方向に互いに離間する複数の上,下面ガイドローラ12a,12bと 、上記レール6の一側面上下部に接して転動する、レール6の長手方向に互いに 離間する複数の一側面ガイドローラ13a,13bと、上記レール6の他側面中 間部に接して転動する他側面ガイドローラ14とを夫々上記ベース2の外匣15 に回転自在に支持せしめる。
【0013】 本考案の階段昇降装置は上記のような構成であるから、これを使用する場合に は、昇降体1に乗り、座体4に腰掛けて肘掛け3に設けたコントロールスイッチ 17を操作すればモータ11が駆動され、ベルト10、変速機9を介してピニオ ン8が回転し、その結果昇降体1がレール6に沿って移動するようになる。
【0014】
本考案の階段昇降装置においては上記のように、レール6を縦長の板状体とし たので曲がり階段や螺旋階段に沿って3次元的に配置することが極めて容易であ り、また、各ガイドローラ12〜14は何れもレール6の外面に接する構成であ るためその構成が簡単であり、且つレール6がどのように湾曲していてもレール の上,下面、左,右面に沿っているためレール6を確実にキャッチし、レール6 に沿って昇降体1を確実にガイドできるようになる大きな利益がある。
【0015】 なお、本考案の階段昇降装置においては従来既知の安全装置を種々設けること は勿論である。
【図1】本考案の階段昇降装置において用いる昇降体の
斜視図である。
斜視図である。
【図2】本考案の階段昇降装置の要部の縦断正面図であ
る。
る。
【図3】本考案の階段昇降装置の要部の側面図である。
1 昇降体 2 ベース 3 肘掛け 4 座体 5 足置き板 6 レール 7 ラック 8 ピニオン 9 変速機 10 ベルト 11 モータ 12a 上面ガイドローラ 12b 下面ガイドローラ 13a 一側面ガイドローラ 13b 一側面ガイドローラ 14 他側面ガイドローラ 15 外匣 16 支え 17 コントロールスイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 階段に沿って延びる縦長の板状レール
と、このレールの上下面の何れか一方に設けたラック
と、このラックに噛合するピニオンと、上記レールの
上,下面及び両側面に接して転動するガイドローラと、
上記ガイドローラによって支持される昇降体と、この昇
降体に設けた上記ピニオンの駆動手段とより成り、上記
駆動手段を駆動することによって上記昇降体が上記レー
ルに沿って移動されるようにしたことを特徴とする階段
昇降装置。 - 【請求項2】 上記各ガイドローラが、上記レールの長
手方向に互いに離間している複数のものより成ることを
特徴とする請求項1記載の階段昇降装置。 - 【請求項3】 上記レールの両側面に接して転動するガ
イドローラが、上記レールの側面の上下に配置された複
数のものより成ることを特徴とする請求項1または2記
載の階段昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995011513U JP3023500U (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 階段昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995011513U JP3023500U (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 階段昇降装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3023500U true JP3023500U (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=43158769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995011513U Expired - Lifetime JP3023500U (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 階段昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3023500U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0674394U (ja) * | 1993-04-02 | 1994-10-21 | 弘進化工株式会社 | 店飾用部材 |
JP2014129171A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Kuma Lift Gijutsu Kenkyusho:Kk | 傾斜路昇降設備 |
KR102037880B1 (ko) * | 2018-05-04 | 2019-10-30 | 한국철도기술연구원 | 교통약자용 계단 이송 장치 |
-
1995
- 1995-10-05 JP JP1995011513U patent/JP3023500U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0674394U (ja) * | 1993-04-02 | 1994-10-21 | 弘進化工株式会社 | 店飾用部材 |
JP2014129171A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Kuma Lift Gijutsu Kenkyusho:Kk | 傾斜路昇降設備 |
KR102037880B1 (ko) * | 2018-05-04 | 2019-10-30 | 한국철도기술연구원 | 교통약자용 계단 이송 장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
IL266405A (en) | Stair lifting device | |
JP3023500U (ja) | 階段昇降装置 | |
JP5230319B2 (ja) | 椅子式階段昇降機とその運転システム | |
US8104600B2 (en) | Escalator | |
JP4689102B2 (ja) | 階段昇降機 | |
JP3450832B2 (ja) | 階段昇降装置 | |
JP2001226057A (ja) | いす式階段昇降装置のスライドレール | |
JP2683428B2 (ja) | 階段昇降装置 | |
JPS5918313B2 (ja) | 階段昇降装置 | |
JPH0630778Y2 (ja) | 階段昇降装置 | |
JPS597630B2 (ja) | 階段昇降装置 | |
JPH0615398B2 (ja) | 階段昇降装置 | |
JP4097976B2 (ja) | 階段昇降機 | |
CN216676156U (zh) | 一种老年人专用安全稳定楼梯升降机 | |
JPH0735465U (ja) | 椅子付きエレベータ乗かご | |
JP2577975Y2 (ja) | エレベータかごの案内手摺装置 | |
JP3721225B2 (ja) | 中間乗降口付きエスカレータ | |
JP2001199656A (ja) | 階段昇降機 | |
JP2000063059A (ja) | 階段昇降装置 | |
JP3084038U (ja) | 階段昇降機 | |
JPH0664868A (ja) | 階段昇降体の姿勢安定装置 | |
JP3003854U (ja) | 階段用の昇降装置 | |
JPH02100989A (ja) | エスカレータ | |
JPH07187547A (ja) | 階段昇降機 | |
JP2591267Y2 (ja) | ベッドの昇降機構 |