JP2501612Y2 - ボディサイドとアンダ―フロア―の結合構造 - Google Patents

ボディサイドとアンダ―フロア―の結合構造

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JP2501612Y2
JP2501612Y2 JP10027190U JP10027190U JP2501612Y2 JP 2501612 Y2 JP2501612 Y2 JP 2501612Y2 JP 10027190 U JP10027190 U JP 10027190U JP 10027190 U JP10027190 U JP 10027190U JP 2501612 Y2 JP2501612 Y2 JP 2501612Y2
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depletion
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俊哉 加納
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ボディサイドとアンダーフロアー結合、
すなわちボルスターとリアピラレインフォースとの結合
構造の改良に関する。
(従来の技術) 従来、アンダーフロアーとボルスターとを一体に接合
したアンダーフロアーアッシーとリアピラーレインフォ
ースを内設したボディサイドアッシーの結合構造は、ア
ンダーフロアーアッシーの側面に一体に形成されたフラ
ンジ部と同様に一体となるラゲージフロアサイドパネル
のフランジ部を、ボディサイドアッシーを構成するホイ
ルインナーパネルのフランジ部にスポット溶接によって
一体に接合している。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のものにおいて、アンダーフ
ロアーアッシーとボディサイドアッシーを一体にスポッ
ト溶接する際には、上記アンダーフロアーアッシーの側
面に一体に形成されたフランジ部と同様に一体となるラ
ゲージフロアサイドパネルのフランジ部をボディサイド
アッシーを構成するホイルインナーパネルのフランジ部
をスポット溶接をする電極により挟持する必要があるこ
とから、ボディサイドアッシーを構成するクオーターイ
ンナーパネルにスポット溶接をする電極を挿入する作業
穴を穿設しているもの(特開昭56-124565号等)である
が、ボディの剛性、特にボディサイドにおける剛性は、
上記作業穴の穿設により低下してしまうものである。
また、今日、車室内における静粛性や走行耐久性の向
上からより高い剛性が望まれており、そのため直接ボル
スターとリアピラーレインホースとを接合することが試
みられたが、クオーターアウターパネルの位置関係から
困難であった。
そこで、この考案は上記従来のものの持つ欠点を改善
するものであり、ボディ剛性の向上のために、直接ボル
スターとリアピラーレインホースとを接合しようとする
ものである。
(課題を解決するための手段) そのために、エクステンションエンドボルスター間を
結合するフランジ部とクオーターインナーパネルに接合
するリアピラーレインフォース周縁に配設するフランジ
部の位置を合致させると共に、上記クオーターインナー
パネルの外側に配置されるクオーターアウターパネルの
デプレッションビードに穿設されたデプレッションホー
ルにより、リアピラーレインフォース周縁に配設するフ
ランジ部、エクステンションエンドボルスターサイドの
フランジ部、及びこれらの間の配置されるラゲージフロ
アーサイドパネルを一体に接合してなるものである。
(作用) 上記構成を具えるので、エクステンションエンドボル
スター間を結合するフランジ部とクオーターインナーパ
ネルに接合するリアピラーレインフォース周縁に配設す
るフランジ部の位置を合致させることで、クオーターア
ウターパネルのデプレッションビードに穿設されたデプ
レッションホールからスポット溶接により、ラゲージフ
ロアパネルを支持するエクステンションエンドボルスタ
ーとこの側端に配置されるラゲージフロアサイドパネ
ル、及びエクステンションエンドボルシターサイドが一
体に接合することができるので、その結合が容易とな
り、剛性を向上させることができる。
なお、上記デプレッションビードは、周囲を一段落し
込むことにより、デプレッションホール穿孔に伴うボデ
ィ剛性の低下を防止できるものである。
(実施例) この考案を図に示す実施例により更に説明する。
(1)は、この考案の実施例であるボディサイド
(2)とアンダーフロアー(3)の結合部であり、この
ボディサイド(2)とアンダーフロアー(3)の結合部
(1)を構成するアンダーフロアー(3)は、車体方向
に対して直角に配設され、エクステンションエンドボル
スターサイド(8)と共に、一体に形成されるフランジ
部(9)を介して、エンドボルスター(4)及びボルス
ター(5)によって支持され、その側方においてラゲー
ジフロアサイドパネル(6)を一体に接合するラゲージ
フロアパネル(7)からなり、一方ボディサイド(2)
は、外側に設けるリアバンパーの逃げとなり、内側に貫
通するデプレッションホール(10)を穿設するデプレッ
ションビート(11)を有するクオーターアウターパネル
(12)と、このクオーターアウターパネル(12)と一体
になり、一方の端縁にリアピラーレインホース(13)を
そのフランジ部(14)を介して一体に接合し、他方をホ
イルハウスインナーパネル(16)に接合するクオーター
インナーパネル(15)から構成されるものである。
そして、この結合部(1)を構成するボディサイド
(2)とアンダーフロアー(3)は、エクステンション
エンドボルスター(4)及びボルスター(5)間を結合
し、エクステンションエンドボルスターサイド(8)と
共に一体成形されるフランジ部(9)とクオーターイン
ナーパネル(15)に接合するリアピラーレインフォース
(13)の周縁に配設するフランジ部(14)の位置を合致
させると共に、上記クオーターインナーパネル(15)の
外側に配置されるクオーターアウターパネル(12)のデ
プレッションビード(11)に穿設されたデプレッション
ホール(10)からなり、リアピラーレインフォース(1
3)周縁に配設するフランジ部(14)、エクステンショ
ンエンドボルスターサイド(8)のフランジ部(9)、
及びこれらの間の配置されるラゲージフロアーサイドパ
ネル(6)をスポット溶接により一体に接合してなるも
のである。
この考案は以上の構成を具えるので、クオーターイン
ナパネル(15)に他の溶接箇所のために作業穴(16)を
穿設し、その剛性が低下しても、リアピラーレインフォ
ース(13)周縁に配設するフランジ部(14)、エクステ
ンションエンドボルスターサイド(8)のフランジ部
(9)、及びこれらの間の配置されるラゲージフロアー
サイドパネル(6)が、クオーターアウターパネル(1
2)のデプレッションビード(11)に穿設されるデプレ
ッションホール(10)から容易に接合することができ、
これらが一体となってスポット溶接により接合されるか
ら、この結合部(1)自体の剛性を著しく向上させるこ
とができ、走行耐久性の向上と共に、ボディ振動を低下
させることができるものである。
また、クオーターアウターパネル(12)のデプレッシ
ョンビード(11)に穿設されるデプレッションホール
(10)は、車両完成時には、バンパーにより隠弊される
ものであり、グロメット等を嵌着することで、雨水等の
浸入を防止し、従来の品質を落とすことなく維持し、更
に、このデプレッションホール(10)の穿設により、電
着塗装時の電着液の着き回り性も向上し、防錆ワックス
を塗布する作業も上記デプレッションホール(10)から
行えることができるので、容易に、しかも確実に防錆ワ
ックスを塗布することができる。
なお、(17)はスポット溶接時に使用する電極部材で
ある。
(考案の効果) 以上のとおり、リアピラーレインフォース周縁に配設
するフランジ部、エクステンションエンドボルスターサ
イドのフランジ部、及びこれらの間の配置されるラゲー
ジフロアーサイドパネルをスポット溶接により一体に接
合することで、ディの剛性を向上させると共に、電着塗
装時の電着液の着き回りを改善し、更にそのスポット溶
接による溶接作業等を軽減することができる優れた効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の実施例である結合部の分解斜視図、
第2図は第1図の結合部を溶接する際の状態を示す断面
図である。 1……結合部、2……ボディサイド 3……アンダーフロアー、4……エンドボルスター 5……ボルスター 6……ラゲージフロアサイドパネル 7……ラゲージフロアパネル 8……エクステンションエンドボルスターサイド 9……フランジ部、10……テプレッションホール 11……デプレッションビード 12……クオーターアウターパネル 13……リアピラーレインフォース 14……フランジ部 15……クオーターインナーパネル 16……作業穴、17……電極部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンダフロアーを支持するエクステンショ
    ンエンドボルスター及びボルスター間を結合するフラン
    ジ部とボディサイドを構成するクオーターインナーパネ
    ルに接合するリアピラーレインフォース周縁に配設する
    フランジ部の位置を合致させ、上記クオーターインナー
    パネルの外側に配置されるクオーターアウターパネルの
    デプレッションビードに穿設されたデプレッションホー
    ルにより、リアピラーレインフォース周縁に配設するフ
    ランジ部、エクステンションエンドボルスターサイドの
    フランジ部、及びこれらの間のラゲージフロアーサイド
    パネルを一体に接合してなるボディサイドとアンダーフ
    ロアーの結合構造。
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