JP2501390Y2 - テ―プレコ―ダのピンチロ―ラ装置 - Google Patents
テ―プレコ―ダのピンチロ―ラ装置Info
- Publication number
- JP2501390Y2 JP2501390Y2 JP1992074723U JP7472392U JP2501390Y2 JP 2501390 Y2 JP2501390 Y2 JP 2501390Y2 JP 1992074723 U JP1992074723 U JP 1992074723U JP 7472392 U JP7472392 U JP 7472392U JP 2501390 Y2 JP2501390 Y2 JP 2501390Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pinch roller
- roller
- shaft
- tape
- capstan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 24
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- MYWUZJCMWCOHBA-VIFPVBQESA-N methamphetamine Chemical compound CN[C@@H](C)CC1=CC=CC=C1 MYWUZJCMWCOHBA-VIFPVBQESA-N 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/26—Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon
- G11B15/28—Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon through rollers driving by frictional contact with the record carrier, e.g. capstan; Multiple arrangements of capstans or drums coupled to means for controlling the speed of the drive; Multiple capstan systems alternately engageable with record carrier to provide reversal
- G11B15/29—Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon through rollers driving by frictional contact with the record carrier, e.g. capstan; Multiple arrangements of capstans or drums coupled to means for controlling the speed of the drive; Multiple capstan systems alternately engageable with record carrier to provide reversal through pinch-rollers or tape rolls
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/50—Reconditioning of record carriers; Cleaning of record carriers ; Carrying-off electrostatic charges
- G11B23/502—Reconditioning of record carriers; Cleaning of record carriers ; Carrying-off electrostatic charges of tape carriers
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/41—Cleaning of heads
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、マグネチックテープの
ごとき記録媒体に信号(画像,音声,文字など)を記録
して再生するテープレコーダに関し、特に記録媒体を移
送するピンチローラに連動しながら、ピンチローラの外
周面に付着された異物を除去するクリーニング手段を提
供し、テープの汚れを防止することによって、ヘッドへ
の異物の付着による画質低下を防止するようにしたテー
プレコーダのピンチローラ装置に関するものである。
ごとき記録媒体に信号(画像,音声,文字など)を記録
して再生するテープレコーダに関し、特に記録媒体を移
送するピンチローラに連動しながら、ピンチローラの外
周面に付着された異物を除去するクリーニング手段を提
供し、テープの汚れを防止することによって、ヘッドへ
の異物の付着による画質低下を防止するようにしたテー
プレコーダのピンチローラ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のテープ駆動装置は、図1のごと
く、ヘッドドラム10の前方に装着されるカセット10
0の供給側リール20から引出されたテープ200が、
供給側ガイド手段であるテンションシャフト30aとテ
ンションボール30b、及びガイドローラ30cとスラ
ントガイド30dによりガイドされつつ、ローラ35と
消去ヘッド40をへてヘッドドラム10の外周面に一定
傾斜角で接した後、多数であるガイド手段のスラントガ
イド40aとガイドローラ40b、及びテープガイド4
0cとリブユアーム40dによりガイドされながら、オ
ーディオ・コントロールヘッド50をへてテークアップ
リール60に巻かれるようになっており、特に、オーデ
ィオ・コントロールヘッド50とテークアップリール6
0の間には、テープ200に移送力を加えるキャプスタ
ン70とピンチローラ80とが具備されている。
く、ヘッドドラム10の前方に装着されるカセット10
0の供給側リール20から引出されたテープ200が、
供給側ガイド手段であるテンションシャフト30aとテ
ンションボール30b、及びガイドローラ30cとスラ
ントガイド30dによりガイドされつつ、ローラ35と
消去ヘッド40をへてヘッドドラム10の外周面に一定
傾斜角で接した後、多数であるガイド手段のスラントガ
イド40aとガイドローラ40b、及びテープガイド4
0cとリブユアーム40dによりガイドされながら、オ
ーディオ・コントロールヘッド50をへてテークアップ
リール60に巻かれるようになっており、特に、オーデ
ィオ・コントロールヘッド50とテークアップリール6
0の間には、テープ200に移送力を加えるキャプスタ
ン70とピンチローラ80とが具備されている。
【0003】上記構成のテープ駆動装置は、図示のない
カセットローディング装置によりカセット100が装着
されてつ、ガイド手段などによりテープ200がヘッド
リール10に密着される。つまり、カセット100の供
給側リール20からガイドされるテープ200は、多数
の供給側ガイド手段30a,30b,30c,30dに
よりガイドされつつ、消去ヘッド40をへて、ヘッドド
ラム10の外周面に一定傾斜角で接触し、ガイド手段に
よりオーディオ・コントロールヘッド50をへてカセッ
ト100のテークアップリール60に巻取られる。
カセットローディング装置によりカセット100が装着
されてつ、ガイド手段などによりテープ200がヘッド
リール10に密着される。つまり、カセット100の供
給側リール20からガイドされるテープ200は、多数
の供給側ガイド手段30a,30b,30c,30dに
よりガイドされつつ、消去ヘッド40をへて、ヘッドド
ラム10の外周面に一定傾斜角で接触し、ガイド手段に
よりオーディオ・コントロールヘッド50をへてカセッ
ト100のテークアップリール60に巻取られる。
【0004】このとき、オーディオ・コントロールヘッ
ド50とテークアップリール60との間には、図2に示
すキャプスタンモータ72により回転されるキャプスタ
ン70と、レバー90により移動され、キャプスタンの
外周面に当接されて、テープに圧着力を加えるピンチロ
ーラ80とが見られ、供給側リール20からテークアッ
プリール60に巻回されるテープ200に移送力を加え
ることになる。
ド50とテークアップリール60との間には、図2に示
すキャプスタンモータ72により回転されるキャプスタ
ン70と、レバー90により移動され、キャプスタンの
外周面に当接されて、テープに圧着力を加えるピンチロ
ーラ80とが見られ、供給側リール20からテークアッ
プリール60に巻回されるテープ200に移送力を加え
ることになる。
【0005】しかし、上記従来のテープ駆動装置では、
テープに付着していた多くの異物が、再生時にピンチロ
ーラに付着するが、この異物は、逆再生モード時に再び
テープに付着されるため、ヘッドが汚れ画面にノイズが
生じる。一方、実開平2−101309号の回転ヘッド
クリーニング装置には、回転ヘッドの回転中に掃除部材
を回転ドラムに圧接させて、回転ヘッドを掃除する技術
が紹介されている。また、実開平3−5212号の磁気
記録再生装置の磁気ヘッドクリーナ器具には、磁気ヘッ
ド掃除部材がフルベース台に載置された技術が紹介され
ている。しかし、上記技術などでは、ピンチローラをク
リーニングする技術が皆無であるため、ピンチローラに
よるヘッド汚れによって生じる画面ノイズの発生は必然
であった。
テープに付着していた多くの異物が、再生時にピンチロ
ーラに付着するが、この異物は、逆再生モード時に再び
テープに付着されるため、ヘッドが汚れ画面にノイズが
生じる。一方、実開平2−101309号の回転ヘッド
クリーニング装置には、回転ヘッドの回転中に掃除部材
を回転ドラムに圧接させて、回転ヘッドを掃除する技術
が紹介されている。また、実開平3−5212号の磁気
記録再生装置の磁気ヘッドクリーナ器具には、磁気ヘッ
ド掃除部材がフルベース台に載置された技術が紹介され
ている。しかし、上記技術などでは、ピンチローラをク
リーニングする技術が皆無であるため、ピンチローラに
よるヘッド汚れによって生じる画面ノイズの発生は必然
であった。
【0006】そこで、米国特許第4,580,185号
“VIDEO PLAYER/RECORDER CLEANINGAPPARATUS AND METH
OD ”と、同第4,498,115号“MAGNETIC-TAPE C
ASSETTE HAVING A CAPSTAN CLEANING DEVICE ”とに
は、これの防止のための技術が紹介されている。前者に
は、クリーニングカセットにキャプスタンが常に当接さ
れ、そのキャプスタンにピンチローラが圧着されるとき
にピンチローラも同じく当接されるパッドを備え、リボ
ンはヘッドドラムとオーディオヘッドとに当接され、キ
ャプスタンとピンチローラとヘッドドラムとオーディオ
ヘッドとをクリーニングする技術が紹介されている。
“VIDEO PLAYER/RECORDER CLEANINGAPPARATUS AND METH
OD ”と、同第4,498,115号“MAGNETIC-TAPE C
ASSETTE HAVING A CAPSTAN CLEANING DEVICE ”とに
は、これの防止のための技術が紹介されている。前者に
は、クリーニングカセットにキャプスタンが常に当接さ
れ、そのキャプスタンにピンチローラが圧着されるとき
にピンチローラも同じく当接されるパッドを備え、リボ
ンはヘッドドラムとオーディオヘッドとに当接され、キ
ャプスタンとピンチローラとヘッドドラムとオーディオ
ヘッドとをクリーニングする技術が紹介されている。
【0007】後者には、カセットハウジングのキャプス
タンを収容するリセス壁にフェルトパッドが装着されて
おり、そのフェルトパッドのワイピングエッジがキャプ
スタンに接して、キャプスタンをクリーニングする技術
が紹介されている。しかし、上記の技術などは、全てク
リーニング専用カセットを使用する技術であるため、随
時クリーニング専用カセットを装着して作動させなけれ
ばならない問題点があった。この問題点を解決する技術
として、実開昭48−13030号及び実開昭57−8
44号には、ピンチローラに常時接触させるクリーナを
設けた技術が開示されている。しかしながら、これら開
示技術ではクリーナの位置が固定であるため、クリーナ
の摩耗等による条件の変化に対応できず常に最良のクリ
ーニングができるとは限らなかった。
タンを収容するリセス壁にフェルトパッドが装着されて
おり、そのフェルトパッドのワイピングエッジがキャプ
スタンに接して、キャプスタンをクリーニングする技術
が紹介されている。しかし、上記の技術などは、全てク
リーニング専用カセットを使用する技術であるため、随
時クリーニング専用カセットを装着して作動させなけれ
ばならない問題点があった。この問題点を解決する技術
として、実開昭48−13030号及び実開昭57−8
44号には、ピンチローラに常時接触させるクリーナを
設けた技術が開示されている。しかしながら、これら開
示技術ではクリーナの位置が固定であるため、クリーナ
の摩耗等による条件の変化に対応できず常に最良のクリ
ーニングができるとは限らなかった。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】したがって、本考案
は、クリーニング専用カセットを使用せずに、常時ピン
チローラに付着する異物を除去するクリーナを設け、画
面にノイズが生じるのを防止するようにすると共に、ク
リーナとピンチローラとの接触の調整及び取り替えを可
能とするテープレコーダのピンチローラ装置を提供する
ことにその目的がある。
は、クリーニング専用カセットを使用せずに、常時ピン
チローラに付着する異物を除去するクリーナを設け、画
面にノイズが生じるのを防止するようにすると共に、ク
リーナとピンチローラとの接触の調整及び取り替えを可
能とするテープレコーダのピンチローラ装置を提供する
ことにその目的がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のための本
考案は、キャプスタンモータにより回転されるキャプス
タンと、レバーにより移動され、前記キャプスタンの外
周面に位置するテープに圧力を加え、キャプスタンによ
り回転されながらテープを移送するピンチローラと、前
記ピンチローラのレバーに設けられ、ピンチローラに付
着した異物を除去するクリーニング手段とを備え、前記
クリーニング手段は、前記ピンチローラを移動させるレ
バーに形成された孔に挿入後、ナットにより固定される
軸と、前記軸を中心に回転しながら、ピンチローラに付
着した異物を吸着するクリーニングローラとを備え、前
記軸の挿入されるレバーの孔は、前記軸を移動可能に形
成されていることを特徴とする。ここで、前記クリーニ
ングローラを前記ピンチローラに接触させるよう設ける
ことにより、前記ピンチローラの回転に連動されるよう
にする。また、前記軸の挿入されるレバー孔は、所定長
をもつ長方形に形成されて前記軸を移動可能にし、クリ
ーニングローラとピンチローラとの接触力を調整可能に
する。
考案は、キャプスタンモータにより回転されるキャプス
タンと、レバーにより移動され、前記キャプスタンの外
周面に位置するテープに圧力を加え、キャプスタンによ
り回転されながらテープを移送するピンチローラと、前
記ピンチローラのレバーに設けられ、ピンチローラに付
着した異物を除去するクリーニング手段とを備え、前記
クリーニング手段は、前記ピンチローラを移動させるレ
バーに形成された孔に挿入後、ナットにより固定される
軸と、前記軸を中心に回転しながら、ピンチローラに付
着した異物を吸着するクリーニングローラとを備え、前
記軸の挿入されるレバーの孔は、前記軸を移動可能に形
成されていることを特徴とする。ここで、前記クリーニ
ングローラを前記ピンチローラに接触させるよう設ける
ことにより、前記ピンチローラの回転に連動されるよう
にする。また、前記軸の挿入されるレバー孔は、所定長
をもつ長方形に形成されて前記軸を移動可能にし、クリ
ーニングローラとピンチローラとの接触力を調整可能に
する。
【0010】
【実施例】図3Aは実施例のピンチローラ装置の構成を
示す正面図であり、図3Bは本実施例のピンチローラ装
置の構成を示す平面図である。図3A,図3Bによれ
ば、本実施例の装置は、キャプスタンモータ1aにより
回転されるキャプスタン1と、レバー3により移動さ
れ、上記キャプスタン1の外周面に位置するテープ20
0に圧着力を加え、キャプスタン1により回転されなが
らテープ200を移送するピンチローラ2と、上記ピン
チローラ2のレバー3に設けられてピンチローラ2に付
着した異物を除去するクリーニング手段とから構成され
る。
示す正面図であり、図3Bは本実施例のピンチローラ装
置の構成を示す平面図である。図3A,図3Bによれ
ば、本実施例の装置は、キャプスタンモータ1aにより
回転されるキャプスタン1と、レバー3により移動さ
れ、上記キャプスタン1の外周面に位置するテープ20
0に圧着力を加え、キャプスタン1により回転されなが
らテープ200を移送するピンチローラ2と、上記ピン
チローラ2のレバー3に設けられてピンチローラ2に付
着した異物を除去するクリーニング手段とから構成され
る。
【0011】クリーニング手段は、ピンチローラ2を移
動させるレバー3に形成された孔3aに挿入後、ナット
4により固定される軸6と、上記軸6を中心に回転しな
がら、ピンチローラ2に付着した異物を吸着するクリー
ニングローラ5とから構成される。かかる構成によっ
て、キャプスタン1は、キャプスタンモータ1aによっ
て回転し、ピンチローラ2は、レバー3により移動し
て、キャプスタン1の外周面に位置されたテープ200
に圧着力を加え、キャプスタン1により回転され乍らテ
ープ200を移送する。クリーニングローラ5はピンチ
ローラ2のレバー3に設けられて、ピンチローラ2に付
着した異物を除去する。ここで、ピンチローラ2の軸2
aとレバー3との接触面にはベアリングが設けられてお
り、キャプスタン1の回転によりピンチローラ2が回転
されるようになっている。
動させるレバー3に形成された孔3aに挿入後、ナット
4により固定される軸6と、上記軸6を中心に回転しな
がら、ピンチローラ2に付着した異物を吸着するクリー
ニングローラ5とから構成される。かかる構成によっ
て、キャプスタン1は、キャプスタンモータ1aによっ
て回転し、ピンチローラ2は、レバー3により移動し
て、キャプスタン1の外周面に位置されたテープ200
に圧着力を加え、キャプスタン1により回転され乍らテ
ープ200を移送する。クリーニングローラ5はピンチ
ローラ2のレバー3に設けられて、ピンチローラ2に付
着した異物を除去する。ここで、ピンチローラ2の軸2
aとレバー3との接触面にはベアリングが設けられてお
り、キャプスタン1の回転によりピンチローラ2が回転
されるようになっている。
【0012】また、レバー3には所定長さをもつ長方形
の孔3aが形成されている。この孔3aにはクリーナロ
ーラ5の軸6が挿入され、ナット4によりレバー3に固
定される。固定されたクリーナローラ5は、ナット4を
ゆるめると移動可能となりピンチローラ2との接触力が
調整できるようになる。ナット4により固定されるクリ
ーナローラ5の軸6の両側には固定面6aが形成され、
軸6が孔3aに挿入された後回転するのを防止する。ク
リーナローラ5と軸6との接触面にはベアリングが設け
られ、ピンチローラ2の回転によりクリーナローラ5が
回転するようになっている。
の孔3aが形成されている。この孔3aにはクリーナロ
ーラ5の軸6が挿入され、ナット4によりレバー3に固
定される。固定されたクリーナローラ5は、ナット4を
ゆるめると移動可能となりピンチローラ2との接触力が
調整できるようになる。ナット4により固定されるクリ
ーナローラ5の軸6の両側には固定面6aが形成され、
軸6が孔3aに挿入された後回転するのを防止する。ク
リーナローラ5と軸6との接触面にはベアリングが設け
られ、ピンチローラ2の回転によりクリーナローラ5が
回転するようになっている。
【0013】図4はクリーナローラ軸の一部の詳細な斜
視図である。図4によれば、円状のクリーナローラ5の
軸6の両側には固定面6aが形成され、軸6の終端には
ナットが締付けられるようにねじ6bが形成されてい
る。固定面6aは、軸6が長方形状孔3aに挿入できる
よう孔3aの幅より少し小さい幅をもつように、軸6の
両側を切削形成したものである。
視図である。図4によれば、円状のクリーナローラ5の
軸6の両側には固定面6aが形成され、軸6の終端には
ナットが締付けられるようにねじ6bが形成されてい
る。固定面6aは、軸6が長方形状孔3aに挿入できる
よう孔3aの幅より少し小さい幅をもつように、軸6の
両側を切削形成したものである。
【0014】このようにすれば、再生又は逆再生時に
は、テープ200はキャプスタン1とピンチローラ2と
の間を通過し、ヘッドドラム10に接触し、テークアッ
プリール60又は供給側リール20に巻回されるように
なる。この際、テープ200に付着した異物は、キャプ
スタン軸1とピンチローラ2間を通過し、ピンチローラ
2に付着される。さらに、クリーナローラ5が、ピンチ
ローラ2の回転力により相対的に駆動されて回転する。
これにより、クリーナローラ5はこれと接するピンチロ
ーラ2の表面に付着した異物を除去する。
は、テープ200はキャプスタン1とピンチローラ2と
の間を通過し、ヘッドドラム10に接触し、テークアッ
プリール60又は供給側リール20に巻回されるように
なる。この際、テープ200に付着した異物は、キャプ
スタン軸1とピンチローラ2間を通過し、ピンチローラ
2に付着される。さらに、クリーナローラ5が、ピンチ
ローラ2の回転力により相対的に駆動されて回転する。
これにより、クリーナローラ5はこれと接するピンチロ
ーラ2の表面に付着した異物を除去する。
【0015】従って、テープ200には逆再生時に再び
異物が付着されることがなく、テープ200に接するヘ
ッドドラム10にも異物が付着されないため、きれいな
画面を得ることができる。尚、クリーナローラ5の材質
は、ピンチローラ2の材質と同一か、帯電率又は吸着力
の大きい材質を用いることが望ましい。また、テープの
異物除去中、ピンチローラ2とクリーナローラ5との相
互圧着程度が弱くなると、ナットを少しゆるめた状態で
クリーナローラ5を孔3aに沿ってピンチローラ5の方
向に移動させた後、ナットを再び締め付けて使用すれば
よい。また、クリーナローラ5の汚れがはなはだしい時
は、ナット4を完全にはずしてクリーナローラ5を新し
いものと替えて使用すればよい。
異物が付着されることがなく、テープ200に接するヘ
ッドドラム10にも異物が付着されないため、きれいな
画面を得ることができる。尚、クリーナローラ5の材質
は、ピンチローラ2の材質と同一か、帯電率又は吸着力
の大きい材質を用いることが望ましい。また、テープの
異物除去中、ピンチローラ2とクリーナローラ5との相
互圧着程度が弱くなると、ナットを少しゆるめた状態で
クリーナローラ5を孔3aに沿ってピンチローラ5の方
向に移動させた後、ナットを再び締め付けて使用すれば
よい。また、クリーナローラ5の汚れがはなはだしい時
は、ナット4を完全にはずしてクリーナローラ5を新し
いものと替えて使用すればよい。
【0016】更に、本考案の範囲から逸脱することな
く、種々変形を実施することができる。特に、上述にお
いては、クリーナローラとピンチローラとの接触力の調
整のため、長方形状孔でクリーナローラ軸を移動可能に
したが、クリーナローラ軸をレバーに固定後、軸の弾性
力により接触力を維持するようにしても、本考案の目的
が達成され得る。このときのクリーナローラ軸は弾性の
ある材質を用いる。また、本考案では、レバーがピンチ
ローラの上部に設けられた場合について述べたが、下部
に設けた場合についても容易に実施できる。
く、種々変形を実施することができる。特に、上述にお
いては、クリーナローラとピンチローラとの接触力の調
整のため、長方形状孔でクリーナローラ軸を移動可能に
したが、クリーナローラ軸をレバーに固定後、軸の弾性
力により接触力を維持するようにしても、本考案の目的
が達成され得る。このときのクリーナローラ軸は弾性の
ある材質を用いる。また、本考案では、レバーがピンチ
ローラの上部に設けられた場合について述べたが、下部
に設けた場合についても容易に実施できる。
【0017】
【考案の効果】上述のごとく、本考案は、別のクリーナ
専用カセットを用いずに、ピンチローラに連動されるク
リーナローラによりテープからピンチローラに付着した
異物を除去することによって、使用の利便が良く且つノ
イズのない清浄な画面を視聴できる効果があると共に、
クリーナローラとピンチローラとの接触の調整及び取り
替えを可能として常に最良のクリーニング状態を維持す
ることを可能とした。
専用カセットを用いずに、ピンチローラに連動されるク
リーナローラによりテープからピンチローラに付着した
異物を除去することによって、使用の利便が良く且つノ
イズのない清浄な画面を視聴できる効果があると共に、
クリーナローラとピンチローラとの接触の調整及び取り
替えを可能として常に最良のクリーニング状態を維持す
ることを可能とした。
【図1】従来のテープレコーダの駆動装置の概略の構成
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図2】従来のテープレコーダのピンチローラ装置の概
略の構成を示す正面図である。
略の構成を示す正面図である。
【図3A】本考案のテープレコーダのピンチローラ装置
の構成を示す正面図である。
の構成を示す正面図である。
【図3B】本考案のテープレコーダのピンチローラ装置
の構成を示す平面図である。
の構成を示す平面図である。
【図4】クリーナローラ軸の一部の詳細な斜視図であ
る。
る。
【符号の説明】 1…キャプスタン、1a…キャプスタンモータ、2…ピ
ンチローラ、3…レバー、3a…孔、4…ナット、5…
クリーニングローラ、6…軸、6a…固定面、6b…ね
じ、200…テープ
ンチローラ、3…レバー、3a…孔、4…ナット、5…
クリーニングローラ、6…軸、6a…固定面、6b…ね
じ、200…テープ
Claims (3)
- 【請求項1】 キャプスタンモータにより回転されるキ
ャプスタンと、 レバーにより移動され、前記キャプスタンの外周面に位
置するテープに圧力を加え、キャプスタンにより回転さ
れながらテープを移送するピンチローラと、 前記ピンチローラのレバーに設けられ、ピンチローラに
付着した異物を除去するクリーニング手段とを備え、 前記クリーニング手段は、 前記ピンチローラを移動させるレバーに形成された孔に
挿入後、ナットにより固定される軸と、 前記軸を中心に回転しながら、ピンチローラに付着した
異物を吸着するクリーニングローラとを備え、 前記軸の挿入されるレバーの孔は、前記軸を移動可能に
形成されてい ることを特徴とするテープレコーダのピン
チローラ装置。 - 【請求項2】 前記クリーニングローラを前記ピンチロ
ーラに接触させるよう設けることにより、前記ピンチロ
ーラの回転に連動されるようにすることを特徴とする請
求項1記載のテープレコーダのピンチローラ装置。 - 【請求項3】 前記軸の挿入されるレバー孔は、所定長
をもつ長方形に形成されて前記軸を移動可能にし、クリ
ーニングローラとピンチローラとの接触力を調整可能に
することを特徴とする請求項1記載のテープレコーダの
ピンチローラ装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR91-18141 | 1991-10-29 | ||
KR2019910018141U KR940001209Y1 (ko) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 테이프레코더의 핀치롤러장치 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0543331U JPH0543331U (ja) | 1993-06-11 |
JP2501390Y2 true JP2501390Y2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=19321286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992074723U Expired - Lifetime JP2501390Y2 (ja) | 1991-10-29 | 1992-10-27 | テ―プレコ―ダのピンチロ―ラ装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5446614A (ja) |
JP (1) | JP2501390Y2 (ja) |
KR (1) | KR940001209Y1 (ja) |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4813030U (ja) * | 1971-06-25 | 1973-02-14 | ||
JPS54103335A (en) * | 1978-01-31 | 1979-08-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Cleaning device of magnetic recording media |
GB2066999B (en) * | 1980-01-04 | 1984-01-04 | Allsop Inc | Video player/recorder cleaning apparatus and method |
JPS57844U (ja) * | 1980-05-30 | 1982-01-05 | ||
US4498115A (en) * | 1981-08-03 | 1985-02-05 | U.S. Philips Corporation | Magnetic-tape cassette having a capstan cleaning device |
IE840599L (en) * | 1984-03-09 | 1985-09-09 | Ryan Plastics Ireland | Cleaning apparatus for video player/recorder |
JPS61192017A (ja) * | 1985-02-20 | 1986-08-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気ヘツドクリ−ニングテ−プ |
JPS632112A (ja) * | 1986-06-20 | 1988-01-07 | Nippon Seiki Houseki Kogyo Kk | ヘツドクリ−ナ |
US5021912A (en) * | 1989-05-10 | 1991-06-04 | Shao Yung Lu | Apparatus for cleaning the recording/playing head, capstan and pinch roller of a cassette type audio recorder/player |
JPH035212A (ja) * | 1989-05-30 | 1991-01-11 | Okura Ind Co Ltd | 二輪車用チューブ |
JPH03134815A (ja) * | 1989-10-20 | 1991-06-07 | Hitachi Ltd | 磁気記録再生装置の磁気ヘッドクリーニング方法及び装置 |
JPH04186512A (ja) * | 1990-11-21 | 1992-07-03 | Hitachi Ltd | 回転磁気ヘッド装置のごみ除去装置 |
-
1991
- 1991-10-29 KR KR2019910018141U patent/KR940001209Y1/ko not_active IP Right Cessation
-
1992
- 1992-09-30 US US07/953,227 patent/US5446614A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-10-27 JP JP1992074723U patent/JP2501390Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR930009527U (ko) | 1993-05-26 |
KR940001209Y1 (ko) | 1994-03-07 |
US5446614A (en) | 1995-08-29 |
JPH0543331U (ja) | 1993-06-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2501390Y2 (ja) | テ―プレコ―ダのピンチロ―ラ装置 | |
US5461529A (en) | Video player/recorder head drum cleaning device | |
JPH06195823A (ja) | 磁気記録再生装置のガイドローラ高さ調整機構 | |
US4071863A (en) | Stationary magnetic tape transducing system with means for controlling the air bearing support | |
JPH0244329Y2 (ja) | ||
JP2581108Y2 (ja) | 回転ヘッドのヘッドクリーナ | |
JPS5850554Y2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPS6334092Y2 (ja) | ||
JPH07153039A (ja) | テープレコーダーのヘッドクリーニング装置 | |
JP2603025Y2 (ja) | 回転ヘッドのヘッドクリーナ | |
JP2962998B2 (ja) | 磁気ヘッドクリーニング装置 | |
JPH03241512A (ja) | 回転磁気ヘッドの清掃装置 | |
JP2563813Y2 (ja) | オートヘッドクリーニング装置 | |
KR0136473Y1 (ko) | 테이프 레코더의 텐션조절장치 | |
KR0133734Y1 (ko) | 테이프 레코더의 리일 역회전 제동장치 | |
JPH04186512A (ja) | 回転磁気ヘッド装置のごみ除去装置 | |
JP3368652B2 (ja) | テープクリーナー | |
KR0136295B1 (ko) | 브이씨알의 테이프 클리닝 장치(a tape cleaning device of video cassette recorder) | |
JPH06187705A (ja) | テープガイド | |
JPS60138718A (ja) | 回転ヘツドクリ−ニング装置 | |
JPH06274841A (ja) | クリーニング機構を備えた磁気ヘッド装置 | |
JPH03245313A (ja) | 磁気ヘッドクリーニング機構 | |
JPH08329402A (ja) | ビデオカセットレコーダ用全幅消去装置 | |
JPH06251557A (ja) | 記録再生装置 | |
JPH0652563B2 (ja) | 回転ヘツドドラム装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960130 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |