JP2563813Y2 - オートヘッドクリーニング装置 - Google Patents
オートヘッドクリーニング装置Info
- Publication number
- JP2563813Y2 JP2563813Y2 JP1991003921U JP392191U JP2563813Y2 JP 2563813 Y2 JP2563813 Y2 JP 2563813Y2 JP 1991003921 U JP1991003921 U JP 1991003921U JP 392191 U JP392191 U JP 392191U JP 2563813 Y2 JP2563813 Y2 JP 2563813Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- pinch roller
- capstan
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、VTR等の磁気記録再
生装置における回転磁気ヘッドのクリーニング装置に関
するものである。
生装置における回転磁気ヘッドのクリーニング装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種回転磁気ヘッドのクリーニング装
置としては、公開公報 特開平1-282716号 G11B 5/41
があり、該当公報では、一端にクリーニングローラ6を
備えバネ7で付勢された回動レバー5の他端を、テープ
引き出しガイド3に当接させることにより、クリーニン
グローラ6を回転シリンダ1に接触させ、磁気ヘッドの
クリーニングを行っている(図3参照)。
置としては、公開公報 特開平1-282716号 G11B 5/41
があり、該当公報では、一端にクリーニングローラ6を
備えバネ7で付勢された回動レバー5の他端を、テープ
引き出しガイド3に当接させることにより、クリーニン
グローラ6を回転シリンダ1に接触させ、磁気ヘッドの
クリーニングを行っている(図3参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述の構成によるテー
プローディング時とテープアンローディング時における
短時間の回転ヘッドクリーニング作用では、回転ヘッド
の汚れが充分落ちきらず、特にテープを回転シリンダに
巻回した状態でテープ早送り・巻戻しを行う所謂フルロ
ーディング方式のVTRでは、粗悪テープを使用した場
合その可能性が大である。
プローディング時とテープアンローディング時における
短時間の回転ヘッドクリーニング作用では、回転ヘッド
の汚れが充分落ちきらず、特にテープを回転シリンダに
巻回した状態でテープ早送り・巻戻しを行う所謂フルロ
ーディング方式のVTRでは、粗悪テープを使用した場
合その可能性が大である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案では、複数の磁気
ヘッドを備えた回転シリンダに磁気テープを所定角巻回
し、該磁気テープをキャプスタンとピンチローラによっ
て挟持した状態で一定のテープ速度で走行させる定速走
行モードと、磁気テープをキャプスタンとピンチローラ
によって挟持せずに該定速走行モードよりも高速で磁気
テープを走行させる早送り・巻戻しモードを行う磁気記
録再生装置のオートヘッドクリーニング装置において、
一端にクリーニングローラを回転可能に載置した回動レ
バーと、該回動レバーを付勢して前記クリーニングロー
ラを前記回転シリンダに当接せしめる付勢バネと、カム
溝を有し駆動源の駆動力により前記定速走行モードまた
は早送り・巻戻しモードに応じて所定角度回転するカム
ギアと、前記カム溝に追随して回動する中継レバーと、
該中継レバーに連動して前記定速走行モード時ピンチロ
ーラをキャプスタンに圧着せしめ、前記早送り・巻戻し
モード時ピンチローラをキャプスタンから離間せしめる
ピンチローラ圧着手段とからなり、前記回動レバーの他
端または前記中継レバーのいずれか一方に係合手段を設
け、前記定速走行モード時前記中継レバーによってピン
チローラをキャプスタンに圧着せしめるとともに、前記
回動レバーの他端に係合して前記付勢バネの付勢力に抗
して前記クリーニングローラを前記回転シリンダから離
間させるも、前記早送り・巻戻しモード時、前記中継レ
バーによってピンチローラをキャプスタンから離間せし
めるとともに前記回動レバーと前記中継レバーとの係合
を解除し、前記クリーニングローラが前記回転シリンダ
に当接して前記磁気ヘッドをクリーニングするようにす
る。
ヘッドを備えた回転シリンダに磁気テープを所定角巻回
し、該磁気テープをキャプスタンとピンチローラによっ
て挟持した状態で一定のテープ速度で走行させる定速走
行モードと、磁気テープをキャプスタンとピンチローラ
によって挟持せずに該定速走行モードよりも高速で磁気
テープを走行させる早送り・巻戻しモードを行う磁気記
録再生装置のオートヘッドクリーニング装置において、
一端にクリーニングローラを回転可能に載置した回動レ
バーと、該回動レバーを付勢して前記クリーニングロー
ラを前記回転シリンダに当接せしめる付勢バネと、カム
溝を有し駆動源の駆動力により前記定速走行モードまた
は早送り・巻戻しモードに応じて所定角度回転するカム
ギアと、前記カム溝に追随して回動する中継レバーと、
該中継レバーに連動して前記定速走行モード時ピンチロ
ーラをキャプスタンに圧着せしめ、前記早送り・巻戻し
モード時ピンチローラをキャプスタンから離間せしめる
ピンチローラ圧着手段とからなり、前記回動レバーの他
端または前記中継レバーのいずれか一方に係合手段を設
け、前記定速走行モード時前記中継レバーによってピン
チローラをキャプスタンに圧着せしめるとともに、前記
回動レバーの他端に係合して前記付勢バネの付勢力に抗
して前記クリーニングローラを前記回転シリンダから離
間させるも、前記早送り・巻戻しモード時、前記中継レ
バーによってピンチローラをキャプスタンから離間せし
めるとともに前記回動レバーと前記中継レバーとの係合
を解除し、前記クリーニングローラが前記回転シリンダ
に当接して前記磁気ヘッドをクリーニングするようにす
る。
【0005】
【作用】本考案の構成により、テープ高速走行時即ち、
テープ早送り・巻戻し時、クリーニングローラが回転シ
リンダに接触して回転磁気ヘッドをクリーニングする。
テープ早送り・巻戻し時、クリーニングローラが回転シ
リンダに接触して回転磁気ヘッドをクリーニングする。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照しなが
ら詳細に説明する。図1は本考案の回転磁気ヘッドクリ
ーニング時の平面図、図2はピンチローラ圧着時即ち、
クリーニングローラが回転シリンダから離間した状態を
示す平面図である。図において、1は回転シリンダ、
2,3はシャーシ4に削切された案内溝4a,4bを摺動す
るテープ引き出しブロック、5はクリーニングローラ6
を回転自在に保持し、バネ7により反時計方向へ付勢さ
れた回動自在のクリーナーレバー、8はカム溝8aを有し
シャーシ4の裏面に配設されたカムギヤで、該ギヤ8は
モータ(図示せず)等の駆動源により所定角回転する。
ら詳細に説明する。図1は本考案の回転磁気ヘッドクリ
ーニング時の平面図、図2はピンチローラ圧着時即ち、
クリーニングローラが回転シリンダから離間した状態を
示す平面図である。図において、1は回転シリンダ、
2,3はシャーシ4に削切された案内溝4a,4bを摺動す
るテープ引き出しブロック、5はクリーニングローラ6
を回転自在に保持し、バネ7により反時計方向へ付勢さ
れた回動自在のクリーナーレバー、8はカム溝8aを有し
シャーシ4の裏面に配設されたカムギヤで、該ギヤ8は
モータ(図示せず)等の駆動源により所定角回転する。
【0007】9は前記カム溝8aに嵌入する追従ピン10を
備え支軸4dにより回動自在の中継レバー、11は該レバー
9に連結されピン4c,4cをガイドとして矢印方向へ摺動
自在のスライド、12はピンチローラ13を回転自在に保持
したピンチローラレバーで、該レバー12は支軸4eにより
回動自在で一端12aとスライド11の突片11a間にバネ14が
掛けられスライド11に連動する。15はキャプスタン、16
はテンションピン16aを有するテンションレバー、17,18
はガイドピン、19は消去ヘッド、20はインピーダンスロ
ーラ、21はオーディオ・コントルロールヘッドである。
尚、Cはカセット、Tはテープを示す。
備え支軸4dにより回動自在の中継レバー、11は該レバー
9に連結されピン4c,4cをガイドとして矢印方向へ摺動
自在のスライド、12はピンチローラ13を回転自在に保持
したピンチローラレバーで、該レバー12は支軸4eにより
回動自在で一端12aとスライド11の突片11a間にバネ14が
掛けられスライド11に連動する。15はキャプスタン、16
はテンションピン16aを有するテンションレバー、17,18
はガイドピン、19は消去ヘッド、20はインピーダンスロ
ーラ、21はオーディオ・コントルロールヘッドである。
尚、Cはカセット、Tはテープを示す。
【0008】次に本考案の動作を説明する。図1は、ピ
ンチローラ13の圧着解除状態、即ち所謂フルローディン
グ方式におけるテープ早送り・巻戻し・停止・カセット
装着・カセット取り出し時等の各モードにおけるテープ
Tと各部品との関係を示すもので、カセットCを装着す
るとテープ引き出しブロック2,3がテープTを引き出し
ながら案内溝4a,4bを摺動してテープTを回転シリンダ
1に所定角巻き付けた図1のテープパスを形成する。
ンチローラ13の圧着解除状態、即ち所謂フルローディン
グ方式におけるテープ早送り・巻戻し・停止・カセット
装着・カセット取り出し時等の各モードにおけるテープ
Tと各部品との関係を示すもので、カセットCを装着す
るとテープ引き出しブロック2,3がテープTを引き出し
ながら案内溝4a,4bを摺動してテープTを回転シリンダ
1に所定角巻き付けた図1のテープパスを形成する。
【0009】今図1がテープ巻戻しモードであるとすれ
ば、レバー5の一端5aが中継レバー9の一端9aと離間し
ているので、該レバー5はバネ7により反時計方向へ付
勢され、クリーニングローラ6が回転シリンダ1に接触
しているので、テープ巻戻し中回転磁気ヘッド(図示せ
ず)をクリーニングする。
ば、レバー5の一端5aが中継レバー9の一端9aと離間し
ているので、該レバー5はバネ7により反時計方向へ付
勢され、クリーニングローラ6が回転シリンダ1に接触
しているので、テープ巻戻し中回転磁気ヘッド(図示せ
ず)をクリーニングする。
【0010】次に、例えば再生操作を行うと、カムギヤ
8が反時計方向へ回転し、追従ピン9aがカム溝8aを追従
することにより、中継レバー9が反時計方向へ回動し、
スライド11を図面上方へ摺動させる。バネ14で連結され
たピンチローラレバー12が反時計方向へ回動し、テープ
Tを挟んでピンチローラ13がキャプスタン15に圧接する
と共にテンションレバー16が所定位置へ回動してテープ
パスを形成し、テープTを定速走行させる図2の状態に
なる。中継レバー9の回動により、該レバー9の一端9a
がレバー5の一端5aに当接し、該レバー5をバネ7の付
勢に抗して時計方向へ回動させるので、クリーニングロ
ーラ6は回転シリンダ1から離間する。図2は記録・再
生・早送りサーチ・巻戻しサーチ・静止画等のモードを
示す。
8が反時計方向へ回転し、追従ピン9aがカム溝8aを追従
することにより、中継レバー9が反時計方向へ回動し、
スライド11を図面上方へ摺動させる。バネ14で連結され
たピンチローラレバー12が反時計方向へ回動し、テープ
Tを挟んでピンチローラ13がキャプスタン15に圧接する
と共にテンションレバー16が所定位置へ回動してテープ
パスを形成し、テープTを定速走行させる図2の状態に
なる。中継レバー9の回動により、該レバー9の一端9a
がレバー5の一端5aに当接し、該レバー5をバネ7の付
勢に抗して時計方向へ回動させるので、クリーニングロ
ーラ6は回転シリンダ1から離間する。図2は記録・再
生・早送りサーチ・巻戻しサーチ・静止画等のモードを
示す。
【0011】
【考案の効果】フルローディング方式のVTR等の磁気
記録再生装置において、テープ早送り・巻戻し時に回転
磁気ヘッドをクリーニングするので、磁気ヘッドのクリ
ーニングが充分なされ、常に鮮明な再生画像を見ること
ができる。
記録再生装置において、テープ早送り・巻戻し時に回転
磁気ヘッドをクリーニングするので、磁気ヘッドのクリ
ーニングが充分なされ、常に鮮明な再生画像を見ること
ができる。
【図1】本考案のピンチローラ圧着解除モードを示す平
面図である。
面図である。
【図2】本考案のピンチローラ圧着モードを示す平面図
である。
である。
【図3】従来例を示す平面図である。
1 回転シリンダ 6 クリーニングローラ 9 中継レバー 11 スライド 12 ピンチローラレバー 13 ピンチローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の磁気ヘッドを備えた回転シリンダ
に磁気テープを所定角巻回し、該磁気テープをキャプス
タンとピンチローラによって挟持した状態で一定のテー
プ速度で走行させる定速走行モードと、磁気テープをキ
ャプスタンとピンチローラによって挟持せずに該定速走
行モードよりも高速で磁気テープを走行させる早送り・
巻戻しモードを行う磁気記録再生装置のオートヘッドク
リーニング装置において、 一端にクリーニングローラを回転可能に載置した回動レ
バーと、 該回動レバーを付勢して前記クリーニングローラを前記
回転シリンダに当接せしめる付勢バネと、 カム溝を有し駆動源の駆動力により前記定速走行モード
または早送り・巻戻しモードに応じて所定角度回転する
カムギアと、 前記カム溝に追随して回動する中継レバーと、 該中継レバーに連動して前記定速走行モード時ピンチロ
ーラをキャプスタンに圧着せしめ、前記早送り・巻戻し
モード時ピンチローラをキャプスタンから離間せしめる
ピンチローラ圧着手段とからなり、 前記回動レバーの他端または前記中継レバーのいずれか
一方に係合手段を設け、前記定速走行モード時前記中継
レバーによってピンチローラをキャプスタンに圧着せし
めるとともに、前記回動レバーの他端に係合して前記付
勢バネの付勢力に抗して前記クリーニングローラを前記
回転シリンダから離間させるも、 前記早送り・巻戻しモード時、前記中継レバーによって
ピンチローラをキャプスタンから離間せしめるとともに
前記回動レバーと前記中継レバーとの係合を解除し、前
記クリーニングローラが前記回転シリンダに当接して前
記磁気ヘッドをクリーニングすることを特徴とするオー
トヘッドクリーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991003921U JP2563813Y2 (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | オートヘッドクリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991003921U JP2563813Y2 (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | オートヘッドクリーニング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04101910U JPH04101910U (ja) | 1992-09-02 |
JP2563813Y2 true JP2563813Y2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=31733275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991003921U Expired - Fee Related JP2563813Y2 (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | オートヘッドクリーニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2563813Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0366016A (ja) * | 1989-08-04 | 1991-03-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 信号記録再生装置 |
-
1991
- 1991-02-05 JP JP1991003921U patent/JP2563813Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0366016A (ja) * | 1989-08-04 | 1991-03-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 信号記録再生装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04101910U (ja) | 1992-09-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |