JP2500996Y2 - 傾斜面作業車のサポ―ト機械 - Google Patents

傾斜面作業車のサポ―ト機械

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JP2500996Y2
JP2500996Y2 JP7866590U JP7866590U JP2500996Y2 JP 2500996 Y2 JP2500996 Y2 JP 2500996Y2 JP 7866590 U JP7866590 U JP 7866590U JP 7866590 U JP7866590 U JP 7866590U JP 2500996 Y2 JP2500996 Y2 JP 2500996Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は例えば、テストコース等の傾斜面を作業す
る際に作業車を下から支持するサポート機械に関する。
(従来の技術) 従来、例えばテストコース等の傾斜面を作業する作業
車にあっては、下方へずり落ちないように下から支持す
る必要があり、このために、例えば、特公昭48-7296号
公報記載の如く傾斜面用舗設機械の支持装置が知られて
いる。
この支持装置の概要は、トラクタの側方に伸縮制御可
能なピストンロッドを設け、このピストンロッドにより
傾斜面用舗設機械の支持杆を支承した構造となってい
る。
(考案が解決しようとする課題) 前記した如く従来の支持手段にあっては、支持杆の伸
縮量に限界があり傾斜面が長い場合では距離が足りず支
持は困難となる。この場合、支持杆の伸縮量を大きく確
保できるように長大構造にすることが考えられるが、重
量増加につながる等大型化を招来する。また、傾斜面の
上方で機体を支持する場合と、下方で機体を支持する場
合とでは傾斜面に対する支持杆の支持角度が大きく変化
し安定した支持が得られなくなる。即ち、支持杆は傾斜
面とほぼ平行な状態になることで機体の重心を正しくサ
ポートすることが可能になるが支持角度が大きくなる
と、このバランスが崩れて機体を傾斜面側へ押し付ける
等の作用が働き、仕上作業等に悪影響を及ぼすようにな
る。
そこで、この考案にあっては、大きな伸縮量が得られ
ると共に、しかも傾斜面に対応して常に重心の支持がで
きるようにした傾斜面作業車のサポート機械を提供する
ことを目的としている。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、この考案にあっては、走
行可能な機体に枢支され第1の駆動手段により上下に回
動可能な第1アームと、第1アームに枢支され回動端側
となる下端部が第2の駆動手段により機体に対して進退
するよう回動可能な第2アームと、一端が前記第2アー
ムの下端部に、他端が傾斜面作業車の機体にそれぞれ上
下左右回転自在に結合された伸縮可能な支持ロッドとを
備えている。
(作用) かかるサポート機械によれば、第1アーム及び第2ア
ームを、第1,第2の駆動手段により回動し、さらに支持
ロッドを大きく延長すれば、傾斜面の上方から下方の全
領域にわたって支障なく傾斜面作業車の支持が行なえる
ようになる。このサポート時において第1の駆動手段に
より第1アームを上下動させ支持ロッドを傾斜面に対し
てほぼ平行な状態に制御すれば、傾斜面の角度に対応し
て傾斜面作業車のほぼ重心を常に支持できるようにな
る。
(実施例) 以下、第1図乃至第3図の図面を参照しながらこの考
案の一実施例を詳細に説明する。
図中1はサポート機械3の機体を示しており、駆動部
(図示していない)からの動力が伝達される左右の走行
輪5,5によって走行可能となっている。走行輪5はキャ
タピラタイプとなっていて、その履帯5aは、作業モード
と走行モードに対応してゴム製または金属製に交換でき
るようになっている。
機体1はロック機構を内蔵した360度回転可能なター
ンテーブル7上に搭載されると共にウインチ9と、第1,
第2アーム10,11と、支持ロッド13とがそれぞれ設けら
れている。
第1アーム10は枢支軸15によって機体1に枢支され、
ピストン17及びシリンダ19とから成る第1の駆動手段21
により前記枢支軸15を支点として上下動可能(矢印イ)
となっている。第1の駆動手段21を構成するピストン17
の先端部は第1アーム10に、シリンダ19の基部は機体1
にそれぞれ枢着され、ピストン17が伸長することで第1
アーム10は上昇する。また、ピストン17が縮小すること
で下降するようになり、シリンダ19はピストン17が伸縮
した位置でその動きを拘束できるロック機構内蔵タイプ
となっている。
第2アーム11は前記第1アーム10の先端部に枢支軸23
によって回動自在に枢支され、下方へ向けて延長されて
いてピストン25及びシリンダ27とから成る第2の駆動手
段29により回動自在に制御されるようになっている。
即ち、ピストン25の先端部は第1アーム10に、シリン
ダ27の基部は第2アーム11にそれぞれ枢着され、ピスト
ン25が伸長することで第2アーム11の自由端側となる下
端部11aは枢支軸23を支点として機体1から離れるよう
回動(矢印ロ)する。また、ピストン25が縮小すること
で折畳まれるよう機体1に対して接近する方向に回動
(矢印ハ)するようになり、シリンダ27は、ピストン25
が伸縮した位置で動きを拘束できるロック機構内蔵タイ
プとなっている。
支持ロッド13はピストンロッド28と外筒スリーブ31と
から成り、外筒スリーブ31内への油量を制御することで
ピストンロッド28の伸縮が可能となっている。また、外
筒スリーブ31の基部はボールジョイント33を介して前記
第2アーム11の下端部11aと結合し、上下左右方向へ動
きが可能となっている。また、ピストンロッド28の先端
部は上下左右方向の動きが可能なボールジョイント35を
介して取付ブラケット37と結合し、取付ブラケット37は
傾斜面作業車39の機体41にボルト等により着脱自在に取
着されている。
ウインチ9は巻取りドラム43と巻取りドラム43から繰
出されたワイヤ45とを有し、巻取りドラム43から繰出さ
れたワイヤ45は中間ローラ47,47を介して前記支持ロッ
ド13のシリンダ31に連結され、支持ロッド13のほぼ中間
部位を支持している。
この場合、支持ロッド13の支持は必ずしもワイヤ45に
固守する必要はなく、例えばワイヤ45にかえて鎖線で示
すように伸縮可能なテンションシリンダ装置49により支
持ロッド13を支持するようにしてもよい。
一方、支持ロッド13は振れ止め装置51により前後方向
(第2図矢印ニ)の動きが規制されている。
振れ止め装置51は前記内筒スリーブ31に先端部が枢着
されたピストン53と、第2アーム11の下端部11aに固着
されたベースプレート55に基部が枢着されたシリンダ57
とを有し、シリンダ57内のオイル抵抗によって前後(矢
印ニ)の動きが規制されるようになっている。なお、振
れ止め装置51に、支持ロッド13の前後方向の動き量を監
視する監視機能を備えるようにすることが望ましい。
その具体的な例としては、例えば、サポート機械3
と、傾斜面作業車39がほぼ平行な第3図bの正規サポー
ト状態から、傾斜面作業車39が先行c又は後退aした際
のピストン53の伸縮量を検知センサ(図示していない)
によって検知するようにし、その検知信号に基づいて作
動する表示部(図示していない)により各機体1,41の位
置ずれを各オペレータに知らせるようにするものであ
る。
なお、振れ止め装置51は第4図に示す支持ロッド13が
嵌挿された長孔状の規制部材59を前記ベースプレート55
に取付けられた左右の支持部材61,61により固定支持
し、規制部材59遊びの範囲内において前後の動き量を規
制するようにすることも可能である。
このように構成されたサポート機械において、使用し
ない時には、第1,第2アーム10,11を折畳み、ボールジ
ョイント33を支点として支持ロッド13を上方へ回動させ
た起立姿勢とすることで機体1の側方へ大きく突出する
ことのない収納状態が得られるようになる。
一方、第1,第2の駆動手段21,29により第1アーム1
0、第2アーム11をそれぞれ回動させると共に支持ロッ
ド13の伸縮制御を行なえば、傾斜面Pの上方から下方の
全領域にわたり傾斜面作業車39の支持が支障なく行なえ
るようになる。この場合、第1の駆動手段21により第1
アーム10の上下方向の動きを制御することで、第1図斜
線で示す如く傾斜面Pの傾斜角度が変化しても、その傾
斜各に対応して支持ロッド13を常に傾斜面Pとほぼ平行
な状態に維持できるようになる。この結果、傾斜用作業
車39の機体41の重心支持ができるようになる。
[考案の効果] 以上、説明したように、この考案のサポート機械によ
れば、傾斜面の上方から下方の全領域にわたって支障な
く支持ができるようになると共に、支持ロッドを常に傾
斜面に対してほぼ水平に維持できる。この結果、機体に
悪影響を与えることなく傾斜面に対応して常に正しく重
心の支持状態が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のサポート機械の全体の概要説明図、
第2図は振れ止め装置の拡大斜視図、第3図は説明図、
第4図は振れ止め装置の変形例を示した第2図と同様の
斜視図である。 1……機体 10……第1アーム 11……第2アーム 13……支持ロッド 21……第1の駆動手段 29……第2の駆動手段 39……傾斜面作業車 41……機体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行可能な機体に枢支され第1の駆動手段
    により上下に回動可能な第1アームと、第1アームに枢
    支され回動端側となる下端部が第2の駆動手段により機
    体に対して進退するよう回動可能な第2アームと、一端
    が前記第2アームの下端部に、他端が傾斜面作業車の機
    体にそれぞれ上下左右回転自在に結合された伸縮可能な
    支持ロッドとを備えていることを特徴とする傾斜面作業
    車のサポート機械。
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