JP2500373Y2 - クリ―ンル―ム用間仕切 - Google Patents

クリ―ンル―ム用間仕切

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JP2500373Y2
JP2500373Y2 JP3015192U JP3015192U JP2500373Y2 JP 2500373 Y2 JP2500373 Y2 JP 2500373Y2 JP 3015192 U JP3015192 U JP 3015192U JP 3015192 U JP3015192 U JP 3015192U JP 2500373 Y2 JP2500373 Y2 JP 2500373Y2
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JP
Japan
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partition
opening
door
closing
curtain
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JP3015192U
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満 本木
博俊 福井
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Sanki Engineering Co Ltd
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Sanki Engineering Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、クリーンルームに配置
されるクリーンルーム用間仕切に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、クリーンルーム内に設置される
各種生産装置には、装置の運転時における高清浄度が要
求されており、生産装置には、一定の基準を満たしたも
のが使用される。
【0003】しかしながら、生産装置のメンテナンス時
には、生産装置が塵埃等の発生源になるため、例えば、
図5に示すように、クリーンルーム11内に配置される
生産装置13の一端の両側にパネル板からなる間仕切1
5を常時設置しておき、メンテナンス時には、高清浄空
間17側に、カーテン19を張り出し、カーテン19と
間仕切15との間に作業員21が入って、生産装置13
のメンテナンスを行う方法が採用されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方法では、生産装置13の両側に間仕切15
が配置されているため、カーテン19と間仕切15との
間にいる作業員21は、生産装置13の他側に簡単に移
動することができず、メンテナンスを効率的に行うため
には、複数の作業員21が必要になるという問題があっ
た。
【0005】そこで、生産装置13の近傍に配置される
間仕切15の一部を、例えば、図の二点鎖線の位置で取
り去り、作業員21の移動を確保することが行われてい
るが、この方法では、メンテナンスの度に間仕切15の
一部の取り外し、取り付けを行う必要があり、作業能率
が低下するという問題がある。
【0006】本考案は、かかる従来の問題点を解決する
ためになされたもので、装置の廻りに人間の移動空間を
充分に確保しながら、装置を高清浄空間から容易,迅速
に隔離することができるクリーンルーム用間仕切を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案のクリーンルーム
用間仕切は、間仕切本体の一側に高清浄空間を形成する
とともに、この間仕切本体に開口部を形成し、この開口
部に、前記間仕切本体の他側の空間に配置される装置の
一端を位置させてなるクリーンルーム用間仕切におい
て、前記間仕切本体の開口部の両側を水平方向に開閉自
在とされる扉状開閉部とするとともに、これ等の扉状開
閉部の開口部側に、これ等の扉状開閉部を高清浄空間側
に開いた時に、これ等の扉状開閉部の間を遮蔽するカー
テンを配置してなるものである。
【0008】
【作用】本考案のクリーンルーム用間仕切では、装置の
使用時には、扉状開閉部が閉じられ、扉状開閉部が装置
の一端の両側に隣接して位置される。
【0009】一方、装置のメンテナンス時等には、扉状
開閉部が高清浄空間側に開かれ、これ等の扉状開閉部の
間がカーテンにより遮蔽される。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1および図2は、本考案のクリーンルーム用間
仕切の一実施例を示しており、これ等の図において符号
31は、例えば、パネル板からなる間仕切本体を示して
いる。
【0011】そして、この間仕切本体31により、間仕
切本体31の一側に高清浄空間33が形成されている。
間仕切本体31には、開口部35が形成され、この開口
部35に、間仕切本体31の他側の空間に配置される、
例えば、生産装置,搬送装置等の装置37の一端が位置
されている。
【0012】しかして、この実施例では、間仕切本体3
1は、パネル板からなる固定間仕切部39と扉状開閉部
41とから構成されている。すなわち、間仕切本体31
の開口部35の両側には、扉状開閉部41が配置され、
これ等の扉状開閉部41は、固定間仕切部39に、蝶番
43により水平方向に開閉自在に固定されている。
【0013】そして、これ等の扉状開閉部41の開口部
35側には、カーテン45の一端が固定部47を介して
固定されている。カーテン45は、例えば、帯電防止ビ
ニールからなり、蛇腹状に折曲され、開放端側には、例
えば、磁石からなる係止部49が固定されている。
【0014】なお、この実施例では、開口部35の上方
には、図2に示すように、パネル板からなる仕切板51
が配置され、仕切板51の上端が図示しない天井に固定
されている。
【0015】上述したクリーンルーム用間仕切では、装
置37の使用時には、図1および図2に示したように、
扉状開閉部41が閉じられ、扉状開閉部41が装置37
の一端の両側に隣接して位置され、また、カーテン45
が畳まれ装置37の両側に位置される。
【0016】一方、装置37のメンテナンス時等には、
図3および図4に示すように、扉状開閉部41が高清浄
空間33側に開かれるとともに、カーテン45が開か
れ、一方のカーテン45の係止部49と他方のカーテン
45の係止部49とが連結され、扉状開閉部41の間が
カーテン45により遮蔽される。
【0017】なお、この実施例では、カーテン45を開
く位置の図示しない天井には、予めカーテンレールが固
定してあり、このカーテンレールの移動子にカーテン4
5の上端を取り付け、カーテンレールに沿ってカーテン
45を引くことによりカーテン45が開かれる。
【0018】しかして、以上のように構成されたクリー
ンルーム用間仕切では、間仕切本体31の開口部35の
両側を水平方向に開閉自在とされる扉状開閉部41とす
るとともに、これ等の扉状開閉部41の開口部35側
に、これ等の扉状開閉部41を高清浄空間33側に開い
た時に、これ等の扉状開閉部41の間を遮蔽するカーテ
ン45を配置したので、装置37の廻りに作業員の移動
空間を充分に確保しながら、装置37を高清浄空間33
から容易,迅速に隔離することができる。
【0019】すなわち、上述したクリーンルーム用間仕
切では、装置37のメンテナンス時等には、図3および
図4に示したように、扉状開閉部41が高清浄空間33
側に開かれ、これ等の扉状開閉部41の間がカーテン4
5により遮蔽されるため、装置37の廻りに、充分な作
業員の移動空間を確保することが可能になり、メンテナ
ンスを効率的に行うことが可能となる。
【0020】また、扉状開閉部41を高清浄空間33側
に開き、これ等の扉状開閉部41の間にカーテン45を
引くだけで装置37を高清浄空間33から容易,迅速に
隔離することが可能になるため、メンテナンス等の作業
能率を向上することができる。
【0021】さらに、この実施例では、カーテン45を
使用しない時には、カーテン45が装置37の両側に小
さく畳まれて配置されるため、高清浄空間33の気流が
乱されるのを防止することができる。
【0022】
【考案の効果】以上述べたように、本考案のクリーンル
ーム用間仕切では、間仕切本体の開口部の両側を水平方
向に開閉自在とされる扉状開閉部とするとともに、これ
等の扉状開閉部の開口部側に、これ等の扉状開閉部を高
清浄空間側に開いた時に、これ等の扉状開閉部の間を遮
蔽するカーテンを配置したので、装置の廻りに人間の移
動空間を充分に確保しながら、装置を高清浄空間から容
易,迅速に隔離することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るクリーンルーム用間仕
切を示す上面図である。
【図2】図1のクリーンルーム用間仕切を示す斜視図で
ある。
【図3】図1のクリーンルーム用間仕切を開いた状態を
示す上面図である。
【図4】図3の状態のクリーンルーム用間仕切を示す斜
視図である。
【図5】従来のクリーンルーム用間仕切を示す上面図で
ある。
【符号の説明】
31 間仕切本体 33 高清浄空間 35 開口部 37 装置 41 扉状開閉部 45 カーテン

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間仕切本体の一側に高清浄空間を形成す
    るとともに、この間仕切本体に開口部を形成し、この開
    口部に、前記間仕切本体の他側の空間に配置される装置
    の一端を位置させてなるクリーンルーム用間仕切におい
    て、前記間仕切本体の開口部の両側を水平方向に開閉自
    在とされる扉状開閉部とするとともに、これ等の扉状開
    閉部の開口部側に、これ等の扉状開閉部を高清浄空間側
    に開いた時に、これ等の扉状開閉部の間を遮蔽するカー
    テンを配置してなることを特徴とするクリーンルーム用
    間仕切。
JP3015192U 1992-05-08 1992-05-08 クリ―ンル―ム用間仕切 Expired - Lifetime JP2500373Y2 (ja)

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JP3015192U JP2500373Y2 (ja) 1992-05-08 1992-05-08 クリ―ンル―ム用間仕切

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JP3015192U JP2500373Y2 (ja) 1992-05-08 1992-05-08 クリ―ンル―ム用間仕切

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JPH0622838U JPH0622838U (ja) 1994-03-25
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JP5777505B2 (ja) * 2011-12-26 2015-09-09 三菱電機株式会社 電気機器の現地組立ハウス
CN107975327A (zh) * 2017-11-13 2018-05-01 京华建设科技有限公司 一种气密型互锁式传递窗
JP2024104361A (ja) * 2023-01-24 2024-08-05 日揮株式会社 作業空間形成設備、作業方法及び管理空間施設

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