JPH0622838U - クリーンルーム用間仕切 - Google Patents
クリーンルーム用間仕切Info
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- JPH0622838U JPH0622838U JP3015192U JP3015192U JPH0622838U JP H0622838 U JPH0622838 U JP H0622838U JP 3015192 U JP3015192 U JP 3015192U JP 3015192 U JP3015192 U JP 3015192U JP H0622838 U JPH0622838 U JP H0622838U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、クリーンルームに配置されるクリ
ーンルーム用間仕切に関し、装置の廻りに人間の移動空
間を充分に確保しながら、装置を高清浄空間から容易,
迅速に隔離することを目的とする。 【構成】 間仕切本体の一側に高清浄空間を形成すると
ともに、この間仕切本体に開口部を形成し、この開口部
に、前記間仕切本体の他側の空間に配置される装置の一
端を位置させてなるクリーンルーム用間仕切において、
前記間仕切本体の開口部の両側を水平方向に開閉自在と
される扉状開閉部とするとともに、これ等の扉状開閉部
の開口部側に、これ等の扉状開閉部を高清浄空間側に開
いた時に、これ等の扉状開閉部の間を遮蔽するカーテン
を配置して構成する。
ーンルーム用間仕切に関し、装置の廻りに人間の移動空
間を充分に確保しながら、装置を高清浄空間から容易,
迅速に隔離することを目的とする。 【構成】 間仕切本体の一側に高清浄空間を形成すると
ともに、この間仕切本体に開口部を形成し、この開口部
に、前記間仕切本体の他側の空間に配置される装置の一
端を位置させてなるクリーンルーム用間仕切において、
前記間仕切本体の開口部の両側を水平方向に開閉自在と
される扉状開閉部とするとともに、これ等の扉状開閉部
の開口部側に、これ等の扉状開閉部を高清浄空間側に開
いた時に、これ等の扉状開閉部の間を遮蔽するカーテン
を配置して構成する。
Description
【0001】
本考案は、クリーンルームに配置されるクリーンルーム用間仕切に関する。
【0002】
一般に、クリーンルーム内に設置される各種生産装置には、装置の運転時にお ける高清浄度が要求されており、生産装置には、一定の基準を満たしたものが使 用される。
【0003】 しかしながら、生産装置のメンテナンス時には、生産装置が塵埃等の発生源に なるため、例えば、図5に示すように、クリーンルーム11内に配置される生産 装置13の一端の両側にパネル板からなる間仕切15を常時設置しておき、メン テナンス時には、高清浄空間17側に、カーテン19を張り出し、カーテン19 と間仕切15との間に作業員21が入って、生産装置13のメンテナンスを行う 方法が採用されている。
【0004】
しかしながら、このような従来の方法では、生産装置13の両側に間仕切15 が配置されているため、カーテン19と間仕切15との間にいる作業員21は、 生産装置13の他側に簡単に移動することができず、メンテナンスを効率的に行 うためには、複数の作業員21が必要になるという問題があった。
【0005】 そこで、生産装置13の近傍に配置される間仕切15の一部を、例えば、図の 二点鎖線の位置で取り去り、作業員21の移動を確保することが行われているが 、この方法では、メンテナンスの度に間仕切15の一部の取り外し、取り付けを 行う必要があり、作業能率が低下するという問題がある。
【0006】 本考案は、かかる従来の問題点を解決するためになされたもので、装置の廻り に人間の移動空間を充分に確保しながら、装置を高清浄空間から容易,迅速に隔 離することができるクリーンルーム用間仕切を提供することを目的とする。
【0007】
本考案のクリーンルーム用間仕切は、間仕切本体の一側に高清浄空間を形成す るとともに、この間仕切本体に開口部を形成し、この開口部に、前記間仕切本体 の他側の空間に配置される装置の一端を位置させてなるクリーンルーム用間仕切 において、前記間仕切本体の開口部の両側を水平方向に開閉自在とされる扉状開 閉部とするとともに、これ等の扉状開閉部の開口部側に、これ等の扉状開閉部を 高清浄空間側に開いた時に、これ等の扉状開閉部の間を遮蔽するカーテンを配置 してなるものである。
【0008】
本考案のクリーンルーム用間仕切では、装置の使用時には、扉状開閉部が閉じ られ、扉状開閉部が装置の一端の両側に隣接して位置される。
【0009】 一方、装置のメンテナンス時等には、扉状開閉部が高清浄空間側に開かれ、こ れ等の扉状開閉部の間がカーテンにより遮蔽される。
【0010】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1および図2は、本考案のクリーンルーム用間仕切の一実施例を示しており 、これ等の図において符号31は、例えば、パネル板からなる間仕切本体を示し ている。
【0011】 そして、この間仕切本体31により、間仕切本体31の一側に高清浄空間33 が形成されている。 間仕切本体31には、開口部35が形成され、この開口部35に、間仕切本体 31の他側の空間に配置される、例えば、生産装置,搬送装置等の装置37の一 端が位置されている。
【0012】 しかして、この実施例では、間仕切本体31は、パネル板からなる固定間仕切 部39と扉状開閉部41とから構成されている。 すなわち、間仕切本体31の開口部35の両側には、扉状開閉部41が配置さ れ、これ等の扉状開閉部41は、固定間仕切部39に、蝶番43により水平方向 に開閉自在に固定されている。
【0013】 そして、これ等の扉状開閉部41の開口部35側には、カーテン45の一端が 固定部47を介して固定されている。 カーテン45は、例えば、帯電防止ビニールからなり、蛇腹状に折曲され、開 放端側には、例えば、磁石からなる係止部49が固定されている。
【0014】 なお、この実施例では、開口部35の上方には、図2に示すように、パネル板 からなる仕切板51が配置され、仕切板51の上端が図示しない天井に固定され ている。
【0015】 上述したクリーンルーム用間仕切では、装置37の使用時には、図1および図 2に示したように、扉状開閉部41が閉じられ、扉状開閉部41が装置37の一 端の両側に隣接して位置され、また、カーテン45が畳まれ装置37の両側に位 置される。
【0016】 一方、装置37のメンテナンス時等には、図3および図4に示すように、扉状 開閉部41が高清浄空間33側に開かれるとともに、カーテン45が開かれ、一 方のカーテン45の係止部49と他方のカーテン45の係止部49とが連結され 、扉状開閉部41の間がカーテン45により遮蔽される。
【0017】 なお、この実施例では、カーテン45を開く位置の図示しない天井には、予め カーテンレールが固定してあり、このカーテンレールの移動子にカーテン45の 上端を取り付け、カーテンレールに沿ってカーテン45を引くことによりカーテ ン45が開かれる。
【0018】 しかして、以上のように構成されたクリーンルーム用間仕切では、間仕切本体 31の開口部35の両側を水平方向に開閉自在とされる扉状開閉部41とすると ともに、これ等の扉状開閉部41の開口部35側に、これ等の扉状開閉部41を 高清浄空間33側に開いた時に、これ等の扉状開閉部41の間を遮蔽するカーテ ン45を配置したので、装置37の廻りに作業員の移動空間を充分に確保しなが ら、装置37を高清浄空間33から容易,迅速に隔離することができる。
【0019】 すなわち、上述したクリーンルーム用間仕切では、装置37のメンテナンス時 等には、図3および図4に示したように、扉状開閉部41が高清浄空間33側に 開かれ、これ等の扉状開閉部41の間がカーテン45により遮蔽されるため、装 置37の廻りに、充分な作業員の移動空間を確保することが可能になり、メンテ ナンスを効率的に行うことが可能となる。
【0020】 また、扉状開閉部41を高清浄空間33側に開き、これ等の扉状開閉部41の 間にカーテン45を引くだけで装置37を高清浄空間33から容易,迅速に隔離 することが可能になるため、メンテナンス等の作業能率を向上することができる 。
【0021】 さらに、この実施例では、カーテン45を使用しない時には、カーテン45が 装置37の両側に小さく畳まれて配置されるため、高清浄空間33の気流が乱さ れるのを防止することができる。
【0022】
以上述べたように、本考案のクリーンルーム用間仕切では、間仕切本体の開口 部の両側を水平方向に開閉自在とされる扉状開閉部とするとともに、これ等の扉 状開閉部の開口部側に、これ等の扉状開閉部を高清浄空間側に開いた時に、これ 等の扉状開閉部の間を遮蔽するカーテンを配置したので、装置の廻りに人間の移 動空間を充分に確保しながら、装置を高清浄空間から容易,迅速に隔離すること ができるという利点がある。
【図1】本考案の一実施例に係るクリーンルーム用間仕
切を示す上面図である。
切を示す上面図である。
【図2】図1のクリーンルーム用間仕切を示す斜視図で
ある。
ある。
【図3】図1のクリーンルーム用間仕切を開いた状態を
示す上面図である。
示す上面図である。
【図4】図3の状態のクリーンルーム用間仕切を示す斜
視図である。
視図である。
【図5】従来のクリーンルーム用間仕切を示す上面図で
ある。
ある。
31 間仕切本体 33 高清浄空間 35 開口部 37 装置 41 扉状開閉部 45 カーテン
Claims (1)
- 【請求項1】 間仕切本体の一側に高清浄空間を形成す
るとともに、この間仕切本体に開口部を形成し、この開
口部に、前記間仕切本体の他側の空間に配置される装置
の一端を位置させてなるクリーンルーム用間仕切におい
て、前記間仕切本体の開口部の両側を水平方向に開閉自
在とされる扉状開閉部とするとともに、これ等の扉状開
閉部の開口部側に、これ等の扉状開閉部を高清浄空間側
に開いた時に、これ等の扉状開閉部の間を遮蔽するカー
テンを配置してなることを特徴とするクリーンルーム用
間仕切。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3015192U JP2500373Y2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | クリ―ンル―ム用間仕切 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3015192U JP2500373Y2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | クリ―ンル―ム用間仕切 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0622838U true JPH0622838U (ja) | 1994-03-25 |
JP2500373Y2 JP2500373Y2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=12295762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3015192U Expired - Lifetime JP2500373Y2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | クリ―ンル―ム用間仕切 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2500373Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013135036A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Mitsubishi Electric Corp | 電気機器の現地組立ハウス |
CN107975327A (zh) * | 2017-11-13 | 2018-05-01 | 京华建设科技有限公司 | 一种气密型互锁式传递窗 |
WO2024157617A1 (ja) * | 2023-01-24 | 2024-08-02 | 日揮株式会社 | 作業空間形成設備、作業方法及び管理空間施設 |
-
1992
- 1992-05-08 JP JP3015192U patent/JP2500373Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013135036A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Mitsubishi Electric Corp | 電気機器の現地組立ハウス |
CN107975327A (zh) * | 2017-11-13 | 2018-05-01 | 京华建设科技有限公司 | 一种气密型互锁式传递窗 |
WO2024157617A1 (ja) * | 2023-01-24 | 2024-08-02 | 日揮株式会社 | 作業空間形成設備、作業方法及び管理空間施設 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2500373Y2 (ja) | 1996-06-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |