JP2500254B2 - 車両安全ベルトシステムのためのバックル - Google Patents

車両安全ベルトシステムのためのバックル

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JP2500254B2
JP2500254B2 JP5109003A JP10900393A JP2500254B2 JP 2500254 B2 JP2500254 B2 JP 2500254B2 JP 5109003 A JP5109003 A JP 5109003A JP 10900393 A JP10900393 A JP 10900393A JP 2500254 B2 JP2500254 B2 JP 2500254B2
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    • A44B11/25Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts
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    • A44B11/2507Safety buckles actuated by a push-button
    • A44B11/2523Safety buckles actuated by a push-button acting parallel to the main plane of the buckle and in the same direction as the fastening action
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバックルと係合する予緊
張装置を設けられた車両安全ベルトシステムのためのバ
ックルに関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】安全
ベルトシステムのためのバックルは極めて多くの異なる
様式を以て知られている。広く普及した一構成において
は、バックルの荷重支えベースはベルトの舌片のための
差込通路と、舌片のもどり止め開口と相互に作用するよ
うに差込通路に対し横断方向にベース上を摺動自在に案
内されるまたは回動自在に取付けられるラッチとを有す
る。ベースの差込通路に平行して摺動自在に案内される
鎖錠部材が、やはりベースの差込通路に平行して摺動自
在に案内される釈放ボタンがその休止位置に在るかぎ
り、ラッチをそのラッチ掛けされた位置に確保する。こ
の釈放ボタンは、作動されるとき、ラッチが舌片のもど
り止め開口から釈放される釈放位置へ鎖錠部材を動かす
ために、鎖錠部材に結合されている。
【0003】予緊張装置を有する安全ベルトシステムに
そのような鎖錠機構を採用することは、予緊張力が、例
えば、ベルト引込器に加えられるときは、問題を生じな
い。また、バックルと車両の車体または座席上のその固
着点との間において有効に働く予緊張装置も提案され
た。この種の予緊張装置はバックルの固着点とバックル
自体との間の距離を数cm、例えば10cm、短くす
る。
【0004】予緊張のために必要とされる力は強力な寸
法を選ばれたばねによって機械的にまたは火工的手段に
よって発生され得る。特に火工的予緊張駆動手段が使用
されるとき、もし予緊張力が十分に大きいならば、その
ような場合、バックルは予緊張行程の初めにおいてまた
は終わりにおいて自動的に開くという事態が起こり得
る。
【0005】予緊張行程の結果としてのバックルの自動
的開放は、釈放ボタンまたはそれに作用する何らかの構
成要素の質量慣性に因るものとされる。例えば、その予
緊張行程の終わりにおいて、釈放ボタンはその作動方向
に一致する予緊張方向へその運動を続行する傾向を有す
る。
【0006】慣性の力の作用下の釈放ボタンの続行運動
を打ち消す一方法は、その質量慣性の影響下で予緊張方
向に対して横断方向に運動し得る鎖錠つめであって、バ
ックルが急減速される予緊張行程の終わりにおいて、そ
れが釈放ボタンのその釈放位置への更なる運動を阻止す
る位置を取るものを設けることである。この原理に基づ
いて設計されたバックルが、例えば、米国特許第509
7571号によって開示される。鎖錠つめの運動は釈放
位置の方向への釈放ボタンの運動を引き起こす。従っ
て、釈放ボタンは若干の遊び行程を遂行しなくてはなら
ない。鎖錠つめは釈放ボタンが釈放位置へ移転されるの
を防止する。鎖錠つめは釈放ボタンが鎖錠つめによる鎖
錠がもはや可能でない点を通過する前にその鎖錠位置に
達することが保証されなくてはならない。この要求はバ
ックルのための諸構成要素を選択しそして寸法を決定す
る自由を制限する。
【0007】予緊張行程における釈放ボタンの運動を打
ち消すその他の手段は、補償慣性体を使用することから
構成されるが、これは特に空間利用可能性が制限される
ときしばしば不適格とされる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はバックルに作用
する予緊張装置を設けられた車両安全ベルトシステムの
ためのバックルであって、特に、既存のバックルに容易
に統合され得、高安全限界を提供しそして釈放ボタンの
遊び行程を必要としない慣性によって制御される鎖錠手
段を有するものを提供する。
【0009】本発明によれば、バックルは差込通路がも
どり止め開口を有する舌片を受容するように画成された
ベースを有する。もどり止め開口と相互に作用するラッ
チがベースに取付けられる。釈放ボタンはキャップ部分
を有しそしてラッチをもどり止め開口から釈放するため
差込通路と平行する釈放行程において摺動可能であるよ
うにベースに取付けられる。回動可能の双腕式のレバー
が鎖錠つめを形成する第1の腕および前記第1の腕に対
して角度をなしレバー全体を山形にする第2の腕を有す
る。このレバーは釈放ボタンのキャップ部分内に嵌合さ
れそして鎖錠つめが当接縁から離されている常休止位置
(すなわち正常な、又は通常の休止位置)と鎖錠つめ
が、釈放行程における釈放ボタンの運動時、当接縁と係
合して釈放ボタンをその釈放行程において止める鎖錠位
置との間でキャップ部分内で運動し得る。ばね部材が前
記常休止位置へとレバーに予荷重を掛ける。慣性体が釈
放ボタンのキャップ部分内で第1の位置と第2の位置と
の間を運動し得る。慣性体は前記第1の位置へとばねに
よって荷重を掛けられそして第1の方向にバックルの加
速時に生じる慣性力によって前記第1の位置から前記第
2の位置まで運動し得、前記慣性体は、その第1の位置
からその第2の位置への運動時、双腕式のレバーに係合
して前記鎖錠つめを前記鎖錠位置へ運動させる。レバー
は前記第1の方向と反対の第2の方向へ前記バックルの
加速時前記鎖錠位置に向かって運動する傾向を有する。
【0010】本発明のバックルにおいて、釈放ボタンは
予緊張行程の初めにおいて既に鎖錠されておりそして予
緊張行程の終わりにおいてその鎖錠位置に留まる。一方
では、別個の慣性体を使用することによって鎖錠運動の
初めに生じる加速の力を使用することによって鎖錠つめ
の位置決めを実行する一方法が発見され−前記慣性体は
予緊張方向とは概ね反対の方向に運動可能であるから、
慣性体の質量は移動において必要とされる仕事を提供す
るため実際上排他的に鎖錠つめにおいて利用され−そし
て、他方では、鎖錠つめの鎖錠位置は、鎖錠つめがその
鎖錠位置に留どまりそして、予緊張行程の終わりにおけ
るその枢動軸線に相対するその重心の位置の故に、加速
方向が逆転されると同時に慣性体から分離されるように
選択された。また、この別個の慣性体は鎖錠つめをその
実際目的に最適に適合させるとともに、それを先行技術
においては従来接近できなかった鎖錠機構内の場所に配
置することを可能にする。先行技術の鎖錠機構において
は、一般的に、釈放ボタンのキャップ部分内において空
き空間が利用可能であり、従って予緊張装置を設けられ
る既存のベルトバックルシステムの多くの構成要素は修
正されることなしに引き続き使用され得る。鎖錠位置へ
の鎖錠つめの信頼できる運動は先行技術の場合よりも少
ない制限を以て達成され、従って鎖錠つめおよび慣性体
はともに既存の構成に対する最適の適応を可能にする。
【0011】そのような適応の一例は、鎖錠つめが双腕
式の山形にされたレバーであってそれがキャップ内にす
べり嵌めされるように釈放ボタンの山形のキャップの一
角の近くにその二つの腕の共通基点において取付けられ
るものである提示実施例から明らかである。レバーの腕
の一つは概ね釈放ボタンの作用方向に延びそしてその鎖
錠位置においてベースの当接縁と対向して位置されるつ
め先を有する。他の腕は当接縁が通常はつめ先の邪魔に
ならないように予荷重付与手段と接触する。慣性体は制
御レバーまたは制御つめであって互いに平行して位置さ
れそして予緊張方向に対して鋭角に傾斜された斜面によ
って鎖錠つめの腕のキャップとは対面せずそしてつめ先
を有する側と接触するものである。予緊張行程において
前記斜面は互いに摺動しそして例外的に信頼性の高い機
能の働きを提供する力を効果的に増大させる。この実施
例において、鎖錠つめ、制御つめおよび予荷重付与手段
は、すべて、釈放ボタンのキャップの領域内にコンパク
トに配列され得る、即ち、既存の一連の製作物からやは
り修正されることなしに採用され得るその他の鎖錠安全
関連構成要素から遠く離されて配列され得る。これと同
時に、鎖錠つめおよび制御つめの上方のキャップならび
にそれららの高く上げられた配列は信頼できる汚損防止
手段を構成する。
【0012】また、本発明によるバックルは、慣性体の
質量、一つまたは複数の予荷重付与手段のばね力、鎖錠
つめのレバー腕の長さおよび鎖錠つめまたは慣性体の斜
面の斜度がすべて鎖錠つめの信頼できる係合を保証する
ために互いに対して適応される各種の手段を提供するか
ら、様々の既存のシステムに対して容易に適応され得
る。
【0013】慣性体は重力のみによってその休止位置に
確保され得る。一方、鎖錠つめがばねの一端によって荷
重を掛けられ、その他端が釈放ボタンに取付けられた制
御つめの形式にされた慣性体に荷重をかけるとき、非意
図的鎖錠は高い信頼性を以て防止される。また、ベルト
が緊張された後、鎖錠つめはその休止位置へ戻され、従
ってバックルは高い信頼性を以て開放され得る。
【0014】本発明のさらなる特色および利点は好的実
施例に関し以下記述する説明からそして参照される諸図
面から明らかである。
【0015】
【実施例】図1に示される予緊張装置は、火工式ピスト
ン/シリンダ型予緊張駆動器10と、スロット14を設
けられた引留板16の形式にされたベルトバックル12
のための縦案内と、ベルトバックル12の留め具22に
ピストン20を連結するケーブル18と、ケーブル18
を案内しそして車両にしっかりと結合された留めピン2
6に取付けられた転向又は偏向プーリ24とを有する。
前記予緊張装置が働かされるとき、ピストン20は火工
ガス発生器28によって発生される圧縮ガスによって荷
重をかけられ、そしてケーブル18を介してベルトバッ
クル12を下方へ引張る。スロット14の下端において
ベルトバックル12のロック運動は急に減速される。
【0016】ベルトバックル12のこの急な減速は、そ
の釈放ボタン30の釈放運動の方向に指向された高い慣
性力を釈放ボタン30において生じさせ、その結果とし
て非意図的な開放を生じさせ得る。
【0017】次ぎに、図2から図6を参照して、釈放ボ
タン30を鎖錠する手段であって予緊張行程においてベ
ルトバックル12に相対するその運動を防止するものに
ついて説明する。
【0018】釈放ボタン30は山形にされたキャップ3
2とスライダ34とを有し、スライダ34はベルトバッ
クル12内に延びそして斜面36(図4、図5)を介し
て舌片(図示されない)のためのラッチ38と相互に作
用する。釈放ボタン30の押下げによってラッチ38は
荷重支えベース40の穴内に延ばされ、舌片を解放する
のに十分なほど穴から引込められる。キャップ32内に
は、山形にされた双腕レバーの形式にされた鎖錠つめ4
2が、キャップ32の内角の近くに位置されそして図2
および図3の平面に対し垂直の軸線44を中心として回
動可能に取付けられる。鎖錠つめ42は予緊張運動に従
って釈放ボタン30の作動方向即ち予緊張方向Rに多少
延びる細長い腕46を有する。鎖錠つめ42の軸線44
に対面しない端はつめ先48として示される。荷重支え
ベース40は当接縁50を有し、釈放ボタン30が押下
げられるときつめ先48は妨害されることなしに当接縁
50を通過して鎖錠つめ42の常休止位置(図2および
図4)に移動し得る。鎖錠位置(図3および図5)にお
いて、鎖錠つめ42の腕46はキャップ32の外側に向
かって回動され、その結果、当接縁50は予緊張方向R
へのつめ先48の運動経路においてつめ先48から少し
離れて位置される。
【0019】鎖錠つめ42はさらに腕46に対して概ね
直角に指向される腕52を有する。鎖錠つめ42はその
山形構成によってキャップの内角において少し離れた位
置に滑り嵌めにされる。腕52はそれを休止位置に確保
するため足ばね54の一つによって係合され、キャップ
に結合されたスライダ34に対して圧接される。
【0020】制御つめ56が釈放ボタン30において図
2および図3の平面に対し直角に指向されたスピンドル
58に回動可能に取付けられる。足ばね54の他方の足
は制御つめ56と係合しそしてそれをベースにしっかり
と結合されたストップ60に対し押付ける。制御つめ5
6は予緊張方向Rに対し鋭角に傾斜された斜面62を有
する。斜面62は鎖錠つめ42の腕46の内側に形成さ
れた組合う斜面64と接触する。制御つめ56は予緊張
方向Rにおいて鎖錠つめ42以外のための空間を必要と
しないように形づくられる。制御つめ56と鎖錠つめ4
2は釈放ボタン30のキャップ32内に収容されるコン
パクトな組立体を形成する。
【0021】足ばね54はワイヤから形成され得そして
釈放ボタン(図2および図3)に結合された軸66に摺
動係合され得る。代替的に、足ばね54は曲りばね板か
ら形成され得そして鎖錠つめ42と制御つめ56(図4
および図5)との間に任意の閉鎖度を以て支持され得
る。
【0022】図4および図5から明らかなように、鎖錠
つめ42および制御つめ56は一体的に成形された突起
(68、70)によって釈放ボタン30の対応する穴
(図2および図3に符号44および58を以て示され
る)に軸線方向に取付けられる。
【0023】予緊張駆動器10が働かされそしてベルト
バックル12が予緊張方向Rに引張るとき、制御つめ5
6は生じる加速度に対して必要な大きさにされた足ばね
54の力に打ち勝って、それぞれ図2および図4に示さ
れる位置から、それぞれ図3および図5に示される位置
へ、矢印S(図3)の方向に回動する。制御つめ56の
回動力は斜面62、64を介して増大されて鎖錠つめ4
2へ伝達され、従って、足ばね54によって鎖錠つめ4
2に及ぼされる戻し力は打ち勝たれそして鎖錠つめ42
は予緊張方向Rへの釈放ボタン30の運動が阻止される
それぞれ図3および図5に示される位置へ回動される。
この位置において、鎖錠つめ42の重心Cは予緊張方向
Rに平行する軸線44を通る線から十分遠い距離に位置
され、従って予緊張運動の終わりに生じるベルトバック
ル12の急な減速は鎖錠つめ42をその鎖錠位置に止ど
まらせるモーメントを鎖錠つめ42において生じさせ
る。次いで、鎖錠つめ42および制御つめ56は足ばね
54によってそれらの定常位置へ戻され、従ってベルト
バックル12は定常的に開放され得る。
【0024】鎖錠機構の諸運動部品の高く上げられそし
てキャップ23によって保護された配列によって、車両
の長期使用後に生じ得るいかなる汚損も効果的に防止さ
れる。これは鎖錠機構の信頼できる反応に関してのみな
らず、車両の衝突後のベルトバックル12の信頼できる
開放の観点においても重要である。
【0025】図6の代替実施例においては、慣性体はV
状の山形に配列された長腕70aと短腕70bとを有す
る双腕式のレバー70として形成され、レバー70はキ
ャップ32内で軸線58において枢動可能に取付けられ
ている。長腕70aの自由端は図6に示されるように腕
46の自由端と係合する。圧力ばね72が長腕72aと
腕52との間に係合される。この実施例の作用は先行実
施例のそれと同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベルトバックルと係合する予緊張装置の概略斜
視図。
【図2】釈放ボタンの領域内における図1に示された鎖
錠機構の部分横断面図であり、鎖錠つめおよび制御つめ
が常位置に在るときの図面。
【図3】釈放ボタンの領域内における図1に示された鎖
錠機構の部分横断面図であり、鎖錠つめおよび制御つめ
が変位されている図面。
【図4】図2に対応する部分斜視図。
【図5】図3に対応する部分斜視図。
【図6】一代替実施例の部分横断面図。
【符号の説明】
10 予緊張駆動器 12 ベルトバックル 18 ケーブル 30 釈放ボタン 32 キャップ 42 鎖錠つめ 46 腕 48 つめ先 50 当接縁 52 腕 54 足ばね 56 制御つめ 62 斜面 64 斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリスチャン ホイカ ドイツ連邦共和国ベルベルグ − ロレ ンツェンジムメルン,ドルフストラーセ 33

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックルと係合する予緊張装置を設けら
    れた車両安全ベルトシステムのためのバックルにおい
    て、もどり止め開口を有する舌片を受容するように差込
    通路が規定されるベースであって当接縁を規定するもの
    と、ベースに取付けられたラッチであって前記もどり止
    め開口と相互作用するものと、キャップ部分を有しそし
    て前記ラッチを前記もどり止め開口から釈放するため差
    込通路と平行な釈放行程で摺動可能であるように前記ベ
    ースに取付けられた釈放ボタンと、鎖錠つめを形成する
    第1の腕および前記第1の腕に対して角度をなす第2の
    腕を有する回動可能の双腕式のレバーであって前記キャ
    ップ部分内に嵌合されそして前記鎖錠つめが前記当接縁
    から離されている常休止位置と前記鎖錠つめが、釈放行
    程における前記釈放ボタンの運動時、前記当接縁と係合
    して前記釈放ボタンをその釈放行程において止める鎖錠
    位置との間で前記キャップ部分内において運動し得るも
    のと、前記レバーに前記常休止位置へと予荷重をかける
    ばね部材と、第1と第2の位置の間で前記キャップ部分
    内において運動し得る慣性体とを有し、前記慣性体が前
    記第1の位置へとばねによって荷重をかけられそして第
    1の方向への前記バックルの加速時に生じる慣性力によ
    って前記第1の位置から前記第2の位置へ運動可能であ
    り、前記慣性体が、その第1の位置からその第2の位置
    への運動時、前記レバーと係合して前記鎖錠つめを前記
    鎖錠位置へ運動させ、そして前記レバーが前記第1の方
    向とは反対の第2の方向への前記バックルの加速時に前
    記鎖錠位置に向かって運動しようとするように構成され
    た車両安全ベルトシステムのためのバックル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されるバックルにおい
    て、共通のばね部材が前記レバーにその休止位置へと予
    荷重をかけ同時に前記慣性体に前記第1の位置へと予荷
    重をかけるため設置される車両安全ベルトシステムのた
    めのバックル。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載されるバックルにおい
    て、前記慣性体が前記第1の位置において前記レバーの
    第1の腕と係合するようにばねによって荷重をかけられ
    る車両安全ベルトシステムのためのバックル。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載されるバックルにおい
    て、前記慣性体が前記キャップ部分内に枢動可能に取付
    けられたレバーによって形成されそして前記ばね部材が
    前記レバーと前記双腕式のレバーの第2の腕との間に係
    合された圧力ばねである車両安全ベルトシステムのため
    のバックル。
JP5109003A 1992-05-12 1993-05-11 車両安全ベルトシステムのためのバックル Expired - Lifetime JP2500254B2 (ja)

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DE42155630 1992-05-12
DE4215563A DE4215563A1 (de) 1992-05-12 1992-05-12 Schloß für Fahrzeug-Sicherheitsgurtsysteme

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JPH0622803A JPH0622803A (ja) 1994-02-01
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JP5109003A Expired - Lifetime JP2500254B2 (ja) 1992-05-12 1993-05-11 車両安全ベルトシステムのためのバックル

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EP (1) EP0569886B1 (ja)
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CN (1) CN1080143A (ja)
CZ (1) CZ279210B6 (ja)
DE (2) DE4215563A1 (ja)
ES (1) ES2044827T3 (ja)
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