JPH0321378B2 - - Google Patents
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- JPH0321378B2 JPH0321378B2 JP57002868A JP286882A JPH0321378B2 JP H0321378 B2 JPH0321378 B2 JP H0321378B2 JP 57002868 A JP57002868 A JP 57002868A JP 286882 A JP286882 A JP 286882A JP H0321378 B2 JPH0321378 B2 JP H0321378B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- operating
- lock
- seat belt
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 17
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 8
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/36—Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency
- B60R22/41—Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency with additional means for preventing locking during unwinding under predetermined conditions
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/18—Anchoring devices
- B60R22/26—Anchoring devices secured to the seat
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/18—Anchoring devices
- B60R2022/1818—Belt guides
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は車両用シートベルト巻取装置のロツク
機構、特に、シートをスライド操作する時にこの
シートのスライド作動による衝撃を受けてもシー
トベルト巻取装置がロツクしない様に図つたロツ
ク機構に関するものである。
機構、特に、シートをスライド操作する時にこの
シートのスライド作動による衝撃を受けてもシー
トベルト巻取装置がロツクしない様に図つたロツ
ク機構に関するものである。
この種のシートベルト巻取装置としては、従来
から、第1図乃至第6図に示すようなものがあ
る。これは、シート1の下部に配置され、且つ車
体のフロア上に取付けたアツパースライドレール
5aとロアスライドレール5bとによつて構成し
たスライドレールに摺動可能に支持されたシート
フレーム4の後方側部に取付固定されている。こ
のシートベルト巻取装置6は、シートフレーム4
にネジ部材7,8によつて取付けたブラケツト1
5と、このブラケツト15にリール軸9を介して
回転可能に取付けたラチエツト10と、このラチ
エツトの回転を阻止するロツク機構16とから成
る。リール軸9はブラケツト15に回転可能に枢
支されている一方、巻取バネ17に連結すると共
にシートベルト3の端部を接続し、このシートベ
ルト3を巻取バネ17の巻取り方向へ引張つてい
る。ラチエツト10はリール軸9に固定され、且
つ複数の鋸歯状の係止歯11を外周に形成した円
板から成り、シートベルト3の引出し、巻き取り
操作に伴つてリール軸9と共に回転する。ロツク
機構16は、重錘部12aとこの重錘部12aに
細棒体12cを介して固定された頭部12bとか
ら構成されブラケツト15の棚部13に揺動可能
に吊下された振子部材12と、ブラケツト15に
リール軸9と平行な方向に延びる軸体18によつ
て回動可能に支持される一方、上記振子部材12
の頭部12bに作動的に接合し、且つ軸体18に
装填したバネ19に係合するパウル部材14とか
ら成る。このパウル部材14は、通常はバネ19
の作用によつてラチエツト10から解除される方
向へ付勢されている一方、車両衝突時等の急激な
減速度を受けた場合には、第6図に示すように上
記振子部材12が重錘部12aの慣性力によつて
揺動し、その結果、振子部材の頭部12bにより
パウル部材14は押上げられてラチエツト10に
係合してこれをロツクし、シートベルト3の引き
出しを阻止し乗員を拘束する。通常はロツクせず
シートベルトは自由にひきだせかつ巻取バネ力で
常時身体にフイツトしている。
から、第1図乃至第6図に示すようなものがあ
る。これは、シート1の下部に配置され、且つ車
体のフロア上に取付けたアツパースライドレール
5aとロアスライドレール5bとによつて構成し
たスライドレールに摺動可能に支持されたシート
フレーム4の後方側部に取付固定されている。こ
のシートベルト巻取装置6は、シートフレーム4
にネジ部材7,8によつて取付けたブラケツト1
5と、このブラケツト15にリール軸9を介して
回転可能に取付けたラチエツト10と、このラチ
エツトの回転を阻止するロツク機構16とから成
る。リール軸9はブラケツト15に回転可能に枢
支されている一方、巻取バネ17に連結すると共
にシートベルト3の端部を接続し、このシートベ
ルト3を巻取バネ17の巻取り方向へ引張つてい
る。ラチエツト10はリール軸9に固定され、且
つ複数の鋸歯状の係止歯11を外周に形成した円
板から成り、シートベルト3の引出し、巻き取り
操作に伴つてリール軸9と共に回転する。ロツク
機構16は、重錘部12aとこの重錘部12aに
細棒体12cを介して固定された頭部12bとか
ら構成されブラケツト15の棚部13に揺動可能
に吊下された振子部材12と、ブラケツト15に
リール軸9と平行な方向に延びる軸体18によつ
て回動可能に支持される一方、上記振子部材12
の頭部12bに作動的に接合し、且つ軸体18に
装填したバネ19に係合するパウル部材14とか
ら成る。このパウル部材14は、通常はバネ19
の作用によつてラチエツト10から解除される方
向へ付勢されている一方、車両衝突時等の急激な
減速度を受けた場合には、第6図に示すように上
記振子部材12が重錘部12aの慣性力によつて
揺動し、その結果、振子部材の頭部12bにより
パウル部材14は押上げられてラチエツト10に
係合してこれをロツクし、シートベルト3の引き
出しを阻止し乗員を拘束する。通常はロツクせず
シートベルトは自由にひきだせかつ巻取バネ力で
常時身体にフイツトしている。
なお図中、符号20はアツパースライドレール
5aにピン21によつて回動自在に取付けられた
操作レバーを示す。この操作レバー20はピン係
合部20cの両側に操作部20aと係止部20b
とを一体的に形成して成り、一端がアツパースラ
イドレール22に接続されたスプリング22の他
端に連結してある。他方、ロアスライドレール5
bの側面には複数の係合穴23が長手方向に所定
の間隔をあけて形成されている。そして、上記操
作レバー20はスプリング22によつて係止部2
0bが係合穴23内に入り込む方向、即ち第3図
中矢印Sの方向に付勢されており、係止部20b
と係合穴23との係合によつてシート1の前後移
動を阻止する。また一方、操作レバー20を上記
矢印Sとは逆向きに回動させると、係止部20b
は係合穴23から解除され、シート1を前後方向
に移動させることができる。なお第1図中符号2
はドアであり、このドア2の上端部にはシートベ
ルト3の先端がアンカープレート3aを介して結
合され、ドア2の開閉動作によつてシートベルト
3の装着、非装着が自動的に行われる。
5aにピン21によつて回動自在に取付けられた
操作レバーを示す。この操作レバー20はピン係
合部20cの両側に操作部20aと係止部20b
とを一体的に形成して成り、一端がアツパースラ
イドレール22に接続されたスプリング22の他
端に連結してある。他方、ロアスライドレール5
bの側面には複数の係合穴23が長手方向に所定
の間隔をあけて形成されている。そして、上記操
作レバー20はスプリング22によつて係止部2
0bが係合穴23内に入り込む方向、即ち第3図
中矢印Sの方向に付勢されており、係止部20b
と係合穴23との係合によつてシート1の前後移
動を阻止する。また一方、操作レバー20を上記
矢印Sとは逆向きに回動させると、係止部20b
は係合穴23から解除され、シート1を前後方向
に移動させることができる。なお第1図中符号2
はドアであり、このドア2の上端部にはシートベ
ルト3の先端がアンカープレート3aを介して結
合され、ドア2の開閉動作によつてシートベルト
3の装着、非装着が自動的に行われる。
しかしながら、かかる従来例における如くスラ
イド機構を備えたシート1にシートベルト巻取装
置を取付けた場合においては、シートベルト巻取
装置及びこれに内蔵たロク機構16がシート1と
共に前後方向に移動するため、ベルト3を装着し
た乗員が操作レバー20を解除してシート1を急
激に前方移動させると、このシート1移動時の加
減速度によつてロツク機構16が作動してベルト
3の引き出し、巻き取りをロツクする可能性があ
つた。このため乗員の上胴部がシートベルト3に
よつて強く締めつけられ身動きがとりにくくなつ
たり、或はシートの前方移動操作が妨げられたり
する恐れがあつた。
イド機構を備えたシート1にシートベルト巻取装
置を取付けた場合においては、シートベルト巻取
装置及びこれに内蔵たロク機構16がシート1と
共に前後方向に移動するため、ベルト3を装着し
た乗員が操作レバー20を解除してシート1を急
激に前方移動させると、このシート1移動時の加
減速度によつてロツク機構16が作動してベルト
3の引き出し、巻き取りをロツクする可能性があ
つた。このため乗員の上胴部がシートベルト3に
よつて強く締めつけられ身動きがとりにくくなつ
たり、或はシートの前方移動操作が妨げられたり
する恐れがあつた。
本発明は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、その目的は、シートの前後方向
へのスライド操作と同時に作動が阻止されるシー
トベルト巻取装置のロツク機構を提供することに
より上記問題点を解決することである。
なされたもので、その目的は、シートの前後方向
へのスライド操作と同時に作動が阻止されるシー
トベルト巻取装置のロツク機構を提供することに
より上記問題点を解決することである。
本発明は、かかる目的を達成するため、緊急時
にシートベルトの引き出しを停止させるロツク機
構にロツク動作を阻止する規制部材を取付けると
共に、この規制部材を操作レバー等のスライド操
作用の部材と作動連結し、操作部材の操作中はロ
ツク機構の作動を阻止してシートベルトのロツク
を防止した点に特徴を有する。規制部材は、通常
時にあつては、スプリング等の弾性部材の作用を
受けて、ロツク作動部材と係合解除の状態に維持
される一方、シートを前後方向にスライドさせる
ため操作部材を解除操作すると、この操作に伴つ
てロツク作動部材に係合作動し、当該ロツク作動
部材の作動を停止させる。これによつて、シート
をスライド操作している間は、シートベルト巻取
装置にロツク作用が加わらなくなり、シートベル
トは乗員の身体の動きに追随して自由に引き出
し、巻き取りされる。
にシートベルトの引き出しを停止させるロツク機
構にロツク動作を阻止する規制部材を取付けると
共に、この規制部材を操作レバー等のスライド操
作用の部材と作動連結し、操作部材の操作中はロ
ツク機構の作動を阻止してシートベルトのロツク
を防止した点に特徴を有する。規制部材は、通常
時にあつては、スプリング等の弾性部材の作用を
受けて、ロツク作動部材と係合解除の状態に維持
される一方、シートを前後方向にスライドさせる
ため操作部材を解除操作すると、この操作に伴つ
てロツク作動部材に係合作動し、当該ロツク作動
部材の作動を停止させる。これによつて、シート
をスライド操作している間は、シートベルト巻取
装置にロツク作用が加わらなくなり、シートベル
トは乗員の身体の動きに追随して自由に引き出
し、巻き取りされる。
本発明の一実施例を添付の図面を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
第7図乃至第9図は本発明の一実施例を示す図
である。この実施例に係るシートベルト巻取装置
のロツク機構30は、ブラケツト15に設けた棚
部13に振子部材12を揺動可能に吊下し、この
振子部材12に作動的に接すると共に、振子部材
12の作動を受けてラチエツト10に係合しこれ
の回転を止めるロツク作動部材即ちパウル部材1
4をブラケツト15に回動可能に取付け、更にこ
のパウル部材14に係合してロツク機構30の作
動を阻止する規制部材24と、当該規制部材24
をシートスライド操作部材即ち操作レバー20に
作動連結する伝動部材25とを設けて成る。規制
部材24は、パウル部材14に係合する当該部2
4aと、伝動部材25の一端に連結された作動入
力部24bとを有する断面略L字状のカム体から
成り、その略中央部分において、ピン26により
ブラケツト15に回動自在に取付けられている。
伝動部材25は、上記の如く一端が規制部材24
の作動入力部24bに結合される一方、他端が操
作レバー20の接続部20dに連結されたワイヤ
部材から成り、操作アーム20と規制部材とが一
体的に作動出来る様連結している。そして、操作
レバー20が通常の非作動位置にある時は、規制
部材24の当接部24aは、第8図中符号Aで示
すように、パウル部材14から係合解除した位置
にある一方、操作レバー20が作動位置にある時
は、当接部24aは、同図中符号Bで示すよう
に、パウル部材14に上方から当接した位置にな
る様に設定してある。
である。この実施例に係るシートベルト巻取装置
のロツク機構30は、ブラケツト15に設けた棚
部13に振子部材12を揺動可能に吊下し、この
振子部材12に作動的に接すると共に、振子部材
12の作動を受けてラチエツト10に係合しこれ
の回転を止めるロツク作動部材即ちパウル部材1
4をブラケツト15に回動可能に取付け、更にこ
のパウル部材14に係合してロツク機構30の作
動を阻止する規制部材24と、当該規制部材24
をシートスライド操作部材即ち操作レバー20に
作動連結する伝動部材25とを設けて成る。規制
部材24は、パウル部材14に係合する当該部2
4aと、伝動部材25の一端に連結された作動入
力部24bとを有する断面略L字状のカム体から
成り、その略中央部分において、ピン26により
ブラケツト15に回動自在に取付けられている。
伝動部材25は、上記の如く一端が規制部材24
の作動入力部24bに結合される一方、他端が操
作レバー20の接続部20dに連結されたワイヤ
部材から成り、操作アーム20と規制部材とが一
体的に作動出来る様連結している。そして、操作
レバー20が通常の非作動位置にある時は、規制
部材24の当接部24aは、第8図中符号Aで示
すように、パウル部材14から係合解除した位置
にある一方、操作レバー20が作動位置にある時
は、当接部24aは、同図中符号Bで示すよう
に、パウル部材14に上方から当接した位置にな
る様に設定してある。
かかる構成を有するため、シート1をスライド
しない様に固定した通常の状態においては、規制
部材24はパウル部材14から係合解除した位置
Aにあるため、パウル部材14はピン18を中心
に回動することができる。したがつて、車両衝突
等によつてベルト巻取装置が急激な減速度を受け
ると、振子部材12は揺動してパウル部材14を
バネ19の作用力に抗して持ち上げ、ラチエツト
10に係合させてこれをロツクし、シートベルト
3の引き出しを阻止して乗員の身体を拘束する。
しない様に固定した通常の状態においては、規制
部材24はパウル部材14から係合解除した位置
Aにあるため、パウル部材14はピン18を中心
に回動することができる。したがつて、車両衝突
等によつてベルト巻取装置が急激な減速度を受け
ると、振子部材12は揺動してパウル部材14を
バネ19の作用力に抗して持ち上げ、ラチエツト
10に係合させてこれをロツクし、シートベルト
3の引き出しを阻止して乗員の身体を拘束する。
他方、シート1を前後スライドさせる場合にあ
つては、アツパースライドレール5aとロアスラ
イドレール5bとの間の係合を解除するため操作
レバー20を第7図中矢印Sとは逆方向へ回動操
作すると、その伝動杆接続部20dは同図中反時
計回り方向へと回転し伝動部材25を矢印Tの方
向へと引張る。これにより、規制部材24はピン
26結合部を中心として回転し、当接部24aは
第8図に示す解除位置Aから係合位置Bへと移動
してパウル部材14に当接し、これを押え付けて
ロツク機構30が作動出来ない様にする。この状
態でシート1をスライドさせれば、このスライド
作動が急激でシートフレーム4及びこれに備え付
けたロツク機構30が大きな加速度を受けても、
振子部材12は規制部材24によつて強制的に押
付けられているパウル部材14の抵抗によつてこ
れを押し上げることは出来ず、ラチエツト10は
自由に回転することが出来る。したがつてシート
1の前後スライド操作中はシートベルト3の引き
出し、巻取りは自由に行うことが可能であり、乗
員の身体が拘束されることはない。
つては、アツパースライドレール5aとロアスラ
イドレール5bとの間の係合を解除するため操作
レバー20を第7図中矢印Sとは逆方向へ回動操
作すると、その伝動杆接続部20dは同図中反時
計回り方向へと回転し伝動部材25を矢印Tの方
向へと引張る。これにより、規制部材24はピン
26結合部を中心として回転し、当接部24aは
第8図に示す解除位置Aから係合位置Bへと移動
してパウル部材14に当接し、これを押え付けて
ロツク機構30が作動出来ない様にする。この状
態でシート1をスライドさせれば、このスライド
作動が急激でシートフレーム4及びこれに備え付
けたロツク機構30が大きな加速度を受けても、
振子部材12は規制部材24によつて強制的に押
付けられているパウル部材14の抵抗によつてこ
れを押し上げることは出来ず、ラチエツト10は
自由に回転することが出来る。したがつてシート
1の前後スライド操作中はシートベルト3の引き
出し、巻取りは自由に行うことが可能であり、乗
員の身体が拘束されることはない。
以上説明したように、本発明によれば、スライ
ド操作が可能なシートに装備されたシートベルト
巻取装置に、スライド操作用の部材に作動連結さ
れ、スライド操作時は不作動状態に規制される一
方、スライド非操作時は作動可能な状態に維持さ
れるロツク機構を設けたため、シート急激にスラ
イド操作してもその時の加速度によつてシートベ
ルトがロツクされることはなくなつた。これによ
り、乗員はシートスライド時に身体がシートベル
トによつて圧迫されるということはなくなり、自
由に動くことが出来るようになる。
ド操作が可能なシートに装備されたシートベルト
巻取装置に、スライド操作用の部材に作動連結さ
れ、スライド操作時は不作動状態に規制される一
方、スライド非操作時は作動可能な状態に維持さ
れるロツク機構を設けたため、シート急激にスラ
イド操作してもその時の加速度によつてシートベ
ルトがロツクされることはなくなつた。これによ
り、乗員はシートスライド時に身体がシートベル
トによつて圧迫されるということはなくなり、自
由に動くことが出来るようになる。
なお、上に挙げた実施例では、ロツク作動部材
を阻止する規制部材とスライド操作部材とを連結
する伝動部材をワイヤ部材で構成しているが、当
該ワイヤ部材に代えて操作部材に連動する作動ア
ームを採用してリンク機構としてもよい。
を阻止する規制部材とスライド操作部材とを連結
する伝動部材をワイヤ部材で構成しているが、当
該ワイヤ部材に代えて操作部材に連動する作動ア
ームを採用してリンク機構としてもよい。
第1図はシートベルトを備えたスライド式シー
トの一般的な構造を示す斜視図、第2図はスライ
ド式シートのフレーム部を示す斜視図、第3図は
シートフレームに取付けた従来のシートベルト巻
取装置を示す平面図、第4図は従来のシートベル
ト巻取装置の取付部周辺を示す正面図、第5図は
従来のシートベルト巻取装置に取付けられたロツ
ク機構を示す側面図、第6図は従来のシートベル
ト巻取装置のロツク機構のロツク作動状態を示す
側面図、第7図は本発明に係るロツク機構を組込
んだシートベルト巻取装置の取付部周辺を示す平
面図、第8図は同じく本発明に係るシートベルト
巻取装置の取付部周辺を示す正面図、第9図は本
発明に係るロツク機構が規制されている状態を示
す側面図である。 1……シート、2……ドア、3……シートベル
ト、4……シートフレーム、5……スライドレー
ル、6……シートベルト巻取装置、9……リール
軸、10……ラチエツト、12……振子部材、1
4……パウル部材(ロツク作動部材)、16……
ロツク機構、20……操作レバー(スライド操作
部材)、23……係合穴、24……規制部材、2
5……伝動部材。
トの一般的な構造を示す斜視図、第2図はスライ
ド式シートのフレーム部を示す斜視図、第3図は
シートフレームに取付けた従来のシートベルト巻
取装置を示す平面図、第4図は従来のシートベル
ト巻取装置の取付部周辺を示す正面図、第5図は
従来のシートベルト巻取装置に取付けられたロツ
ク機構を示す側面図、第6図は従来のシートベル
ト巻取装置のロツク機構のロツク作動状態を示す
側面図、第7図は本発明に係るロツク機構を組込
んだシートベルト巻取装置の取付部周辺を示す平
面図、第8図は同じく本発明に係るシートベルト
巻取装置の取付部周辺を示す正面図、第9図は本
発明に係るロツク機構が規制されている状態を示
す側面図である。 1……シート、2……ドア、3……シートベル
ト、4……シートフレーム、5……スライドレー
ル、6……シートベルト巻取装置、9……リール
軸、10……ラチエツト、12……振子部材、1
4……パウル部材(ロツク作動部材)、16……
ロツク機構、20……操作レバー(スライド操作
部材)、23……係合穴、24……規制部材、2
5……伝動部材。
Claims (1)
- 1 スライドレールの上に載置され、スライド操
作部材の操作によつて前後移動可能なシートに装
備された振子部材と、この振子部材によつて作動
しシートベルトをロツクするロツク作動部材とを
有するロツク機構を内蔵するシートベルト巻取装
置において、ロツク作動部材に係合して当該ロツ
ク作動部材の作動を阻止する規制部材とこの規制
部材を上記スライド操作部材に作動連結する伝動
部材とを設け、スライド操作部材をスライドレー
ルから解除操作したとき規制部材がロツク作動部
材に係合して作動阻止するように設定したことを
特徴とするシートベルト巻取装置のロツク機構。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57002868A JPS58122241A (ja) | 1982-01-13 | 1982-01-13 | シ−トベルト巻取装置のロツク機構 |
EP83100140A EP0084791A1 (en) | 1982-01-13 | 1983-01-10 | A seat belt retractor with a belt locking function disabling means |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57002868A JPS58122241A (ja) | 1982-01-13 | 1982-01-13 | シ−トベルト巻取装置のロツク機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58122241A JPS58122241A (ja) | 1983-07-20 |
JPH0321378B2 true JPH0321378B2 (ja) | 1991-03-22 |
Family
ID=11541331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57002868A Granted JPS58122241A (ja) | 1982-01-13 | 1982-01-13 | シ−トベルト巻取装置のロツク機構 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0084791A1 (ja) |
JP (1) | JPS58122241A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH023962U (ja) * | 1988-06-17 | 1990-01-11 | ||
EP0455859B1 (de) * | 1990-05-11 | 1993-07-14 | Trw Repa Gmbh | Ansteuermechanismus für Rückstrammeinrichtungen in Fahrzeugen |
EP3904273A4 (en) * | 2018-12-27 | 2022-08-17 | Mitsubishi Logisnext Co., Ltd. | FORKLIFT TRUCK |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2425741A1 (de) * | 1974-05-28 | 1975-12-18 | Volkswagenwerk Ag | Sicherheitseinrichtung fuer fahrzeuge |
DE2658747C2 (de) * | 1976-12-24 | 1986-01-30 | Autoflug Gmbh, 2084 Rellingen | Sicherheitsgurtsystem |
-
1982
- 1982-01-13 JP JP57002868A patent/JPS58122241A/ja active Granted
-
1983
- 1983-01-10 EP EP83100140A patent/EP0084791A1/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58122241A (ja) | 1983-07-20 |
EP0084791A1 (en) | 1983-08-03 |
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