JP2500067Y2 - 屑籠装置 - Google Patents
屑籠装置Info
- Publication number
- JP2500067Y2 JP2500067Y2 JP2335492U JP2335492U JP2500067Y2 JP 2500067 Y2 JP2500067 Y2 JP 2500067Y2 JP 2335492 U JP2335492 U JP 2335492U JP 2335492 U JP2335492 U JP 2335492U JP 2500067 Y2 JP2500067 Y2 JP 2500067Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waste
- waste basket
- column
- basket
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Refuse Receptacles (AREA)
- Refuse-Collection Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、街路、公園、高速道路
のパーキングエリアなどに設けられる屑籠装置に関す
る。
のパーキングエリアなどに設けられる屑籠装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、街路等に設けられている比較的大
型の有底な屑籠は、例えば実公昭57ー15843号公
報に示すように口金に線材からなる胴部が設けられ、パ
ーキングエリア等にに設置されている。このような固定
型の屑籠においては、ごみを回収する時に手を屑籠に入
れてごみを直接取り出さなければならず、回収作業が極
めて繁雑であると共に、衛生的でなかった。このような
問題を解決するものとして、屑籠を支柱を介して廻動自
在に設けて、ごみを回収する時に屑籠を傾けて排出でき
るようにしたものが周知である。
型の有底な屑籠は、例えば実公昭57ー15843号公
報に示すように口金に線材からなる胴部が設けられ、パ
ーキングエリア等にに設置されている。このような固定
型の屑籠においては、ごみを回収する時に手を屑籠に入
れてごみを直接取り出さなければならず、回収作業が極
めて繁雑であると共に、衛生的でなかった。このような
問題を解決するものとして、屑籠を支柱を介して廻動自
在に設けて、ごみを回収する時に屑籠を傾けて排出でき
るようにしたものが周知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の屑籠におい
ては、ごみをごみ回収車、トラックの荷台に載せて回収
する場合、屑籠を傾けてごみをいったん取り出し、そし
て再度ごみをごみ回収車の荷台に収容させなければなら
ず、一度に屑籠のごみをごみ回収車の荷台に直接収容さ
せることはできず、作業性がやはり劣ると共に、衛生的
でなかった。
ては、ごみをごみ回収車、トラックの荷台に載せて回収
する場合、屑籠を傾けてごみをいったん取り出し、そし
て再度ごみをごみ回収車の荷台に収容させなければなら
ず、一度に屑籠のごみをごみ回収車の荷台に直接収容さ
せることはできず、作業性がやはり劣ると共に、衛生的
でなかった。
【0004】本考案は、前記問題を解決して屑籠のごみ
をごみ回収車の荷台に直接収容して回収することができ
る屑籠装置を提供することを目的とする。
をごみ回収車の荷台に直接収容して回収することができ
る屑籠装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、ベース上に立
設した案内支柱と、この案内支柱に沿って昇降自在に設
けるパンタグラフ式の支柱と、前記支柱の上部支柱部に
起伏可能に設けられた屑籠と、前記案内支柱または前記
支柱の上部に設けられた前記屑籠の回転駆動部とを具備
したものである。
設した案内支柱と、この案内支柱に沿って昇降自在に設
けるパンタグラフ式の支柱と、前記支柱の上部支柱部に
起伏可能に設けられた屑籠と、前記案内支柱または前記
支柱の上部に設けられた前記屑籠の回転駆動部とを具備
したものである。
【0006】また、本考案は、ベース上に立設したパン
タグラフ式の左右一対の支柱と、前記支柱の上部に起伏
可能に設けられる屑籠と、前記一方の支柱の下部に設け
られるリンク杆に連結される支柱伸縮用レバーと、前記
屑籠に連結される屑籠起伏用れる支柱伸縮用レバーを具
備したものである。
タグラフ式の左右一対の支柱と、前記支柱の上部に起伏
可能に設けられる屑籠と、前記一方の支柱の下部に設け
られるリンク杆に連結される支柱伸縮用レバーと、前記
屑籠に連結される屑籠起伏用れる支柱伸縮用レバーを具
備したものである。
【0007】
【作用】前記構成によって、ごみを回収する時にはパン
タグラフ式の支柱を案内支柱に沿って上昇せしめると共
に、屑籠を倒してごみ回収車の荷台にごみを直接収容さ
せて回収することができる。
タグラフ式の支柱を案内支柱に沿って上昇せしめると共
に、屑籠を倒してごみ回収車の荷台にごみを直接収容さ
せて回収することができる。
【0008】また、支柱伸縮用レバーによって支柱を伸
長させ、この後に屑籠起伏用レバーによって屑籠を倒し
てごみ回収車の荷台にごみを直接収容させて回収するこ
とができる。
長させ、この後に屑籠起伏用レバーによって屑籠を倒し
てごみ回収車の荷台にごみを直接収容させて回収するこ
とができる。
【0009】
【実施例】次に本考案の第1実施例を図1及び図2を参
照して説明する。パーキングエリア1などの歩道用コン
クリート面自体、コンクリートブロック或いは金属板な
どのベース2の両側には案内支柱3を各々立設する。こ
の案内支柱3は例えば平面がコ型の型鋼からなる。前記
左右一対の案内支柱3の間に、左右一対に設けられるパ
ンタグラフ式の支柱4は、下中上5段の支柱杆5…を軸
部6…を介して各々交差させたものであり、前記軸部6
には前記案内支柱3内を摺動するローラ等の摺動部材7
が各々設けられている。さらに下段の支柱杆5Aの下端
には前記ベース2上を摺動するローラ等の摺動部材8が
軸着している。そして前記一方の下段の支柱杆5Aには
リンク杆9を介して操作レバー10が連結されていると共
に、この操作レバー10は前記ベース2に設けた取付座11
に軸着している。さらに前記支柱4の上部に設けられる
有底な屑籠12は、開口した口金13に線材からなる胴部14
が設けられたものであって、そして前記胴部14の両側に
は昇降用軸15が取付部16を介して横向きに突設してお
り、この昇降用軸15には、前記案内支柱3内を摺動する
ローラ等の摺動部材17が設けられている。さらに前記屑
籠12の胴部14には、回転駆動用軸18が横向きに突設して
いる。この回転駆動用軸18は前記昇降用軸15のやや斜め
下方に設けられている。そしてこの回転駆動用軸18が挿
入して摺動案内される回転駆動部たる回転駆動用案内支
柱19が設けられている。この回転駆動用案内支柱19は前
記案内支柱3に沿って設けられ、その下部及び中部は垂
直部20に形成され、この垂直部20に連続する上部は円弧
状に下方へ曲がる曲線部21となっている。そして前記回
転駆動用軸18、回転駆動用案内支柱19によって屑籠12の
回転駆動装置22が構成される。
照して説明する。パーキングエリア1などの歩道用コン
クリート面自体、コンクリートブロック或いは金属板な
どのベース2の両側には案内支柱3を各々立設する。こ
の案内支柱3は例えば平面がコ型の型鋼からなる。前記
左右一対の案内支柱3の間に、左右一対に設けられるパ
ンタグラフ式の支柱4は、下中上5段の支柱杆5…を軸
部6…を介して各々交差させたものであり、前記軸部6
には前記案内支柱3内を摺動するローラ等の摺動部材7
が各々設けられている。さらに下段の支柱杆5Aの下端
には前記ベース2上を摺動するローラ等の摺動部材8が
軸着している。そして前記一方の下段の支柱杆5Aには
リンク杆9を介して操作レバー10が連結されていると共
に、この操作レバー10は前記ベース2に設けた取付座11
に軸着している。さらに前記支柱4の上部に設けられる
有底な屑籠12は、開口した口金13に線材からなる胴部14
が設けられたものであって、そして前記胴部14の両側に
は昇降用軸15が取付部16を介して横向きに突設してお
り、この昇降用軸15には、前記案内支柱3内を摺動する
ローラ等の摺動部材17が設けられている。さらに前記屑
籠12の胴部14には、回転駆動用軸18が横向きに突設して
いる。この回転駆動用軸18は前記昇降用軸15のやや斜め
下方に設けられている。そしてこの回転駆動用軸18が挿
入して摺動案内される回転駆動部たる回転駆動用案内支
柱19が設けられている。この回転駆動用案内支柱19は前
記案内支柱3に沿って設けられ、その下部及び中部は垂
直部20に形成され、この垂直部20に連続する上部は円弧
状に下方へ曲がる曲線部21となっている。そして前記回
転駆動用軸18、回転駆動用案内支柱19によって屑籠12の
回転駆動装置22が構成される。
【0010】次に前記構成についてその作用を説明す
る。通常時においては支柱4が縮小状態となって屑籠12
は下方に位置しており、この状態で歩行者等が屑籠12に
ごみを入れる。このごみを屑籠12の一側にごみ回収車を
寄せて該ごみ回収車の荷台23にごみを回収する場合に
は、操作レバー10を図1において反時計方向回りに廻動
すると、リンク杆9を介して摺動部材8が相互に内側に
移動し、この結果支柱杆5…の各々の狭角が小さくな
り、支柱4が上方に伸長して屑籠12は破線で示した状態
から上方へ移動する。この際に昇降用軸15は案内支柱3
により案内され、同時に回転駆動用軸18は回転駆動用案
内支柱19の垂直部20に案内される。そして屑籠12が上方
に移動するにともなって、回転駆動用軸18が回転駆動用
案内支柱19の曲線部21に案内されて屑籠12は一点鎖線で
示すように昇降用軸15を回転中心として口金13が横向き
となる。さらに操作レバー10を反時計方向回りに廻動す
ると、屑籠12が上昇すると共に、該屑籠12が実線で示す
ように口金13が下向きとなり、この結果屑籠12のごみは
ごみ回収車の荷台23に投入されて収容される。一方、ご
みを排出した後操作レバー10を図1において時計方向回
りに廻動操作すると、パンタグラフ式の支柱4が縮小し
屑籠12が降下する。さらに、回転駆動用軸18が回転駆動
用案内支柱19に沿って屑籠12が一点鎖線で示す状態から
破線で示す状態になって上向きとなり、この後屑籠12が
ベース2上に位置する。
る。通常時においては支柱4が縮小状態となって屑籠12
は下方に位置しており、この状態で歩行者等が屑籠12に
ごみを入れる。このごみを屑籠12の一側にごみ回収車を
寄せて該ごみ回収車の荷台23にごみを回収する場合に
は、操作レバー10を図1において反時計方向回りに廻動
すると、リンク杆9を介して摺動部材8が相互に内側に
移動し、この結果支柱杆5…の各々の狭角が小さくな
り、支柱4が上方に伸長して屑籠12は破線で示した状態
から上方へ移動する。この際に昇降用軸15は案内支柱3
により案内され、同時に回転駆動用軸18は回転駆動用案
内支柱19の垂直部20に案内される。そして屑籠12が上方
に移動するにともなって、回転駆動用軸18が回転駆動用
案内支柱19の曲線部21に案内されて屑籠12は一点鎖線で
示すように昇降用軸15を回転中心として口金13が横向き
となる。さらに操作レバー10を反時計方向回りに廻動す
ると、屑籠12が上昇すると共に、該屑籠12が実線で示す
ように口金13が下向きとなり、この結果屑籠12のごみは
ごみ回収車の荷台23に投入されて収容される。一方、ご
みを排出した後操作レバー10を図1において時計方向回
りに廻動操作すると、パンタグラフ式の支柱4が縮小し
屑籠12が降下する。さらに、回転駆動用軸18が回転駆動
用案内支柱19に沿って屑籠12が一点鎖線で示す状態から
破線で示す状態になって上向きとなり、この後屑籠12が
ベース2上に位置する。
【0011】以上のように、前記実施例においてはベー
ス2上に案内支柱3を立設し、この案内支柱3に沿って
パンタグラフ式の支柱4を昇降自在に設け、前記支柱4
の上部に屑籠12を廻動可能に設け、さらに上部に曲線部
21を有する回転駆動用案内支柱19を案内支柱3に設ける
と共に、この回転駆動用案内支柱19に摺動して移動する
回転駆動用軸24を前記屑籠12に設けて、前記支柱4を伸
長して前記屑籠12を廻動させることによって、前記屑籠
12を上方に移動させると共にごみ回収車の荷台23に向け
てごみを直接該荷台23に投入できる。さらに、操作レバ
ー10を廻動させることによって、屑籠12を自動的に上昇
して傾斜させごみをごみ回収車の荷台23に回収するため
に、簡単な操作でごみの回収を行うことができる。
ス2上に案内支柱3を立設し、この案内支柱3に沿って
パンタグラフ式の支柱4を昇降自在に設け、前記支柱4
の上部に屑籠12を廻動可能に設け、さらに上部に曲線部
21を有する回転駆動用案内支柱19を案内支柱3に設ける
と共に、この回転駆動用案内支柱19に摺動して移動する
回転駆動用軸24を前記屑籠12に設けて、前記支柱4を伸
長して前記屑籠12を廻動させることによって、前記屑籠
12を上方に移動させると共にごみ回収車の荷台23に向け
てごみを直接該荷台23に投入できる。さらに、操作レバ
ー10を廻動させることによって、屑籠12を自動的に上昇
して傾斜させごみをごみ回収車の荷台23に回収するため
に、簡単な操作でごみの回収を行うことができる。
【0012】図3は本考案の第2実施例を示しており、
前記第1実施例と同一部分には同一符号を付し、その詳
細な説明を省略する。第2実施例においては、支柱4の
上部に支持板31が設けられている。この昇降台31は、支
柱4の一方の上部支柱杆5Bが軸着され、他方の上部支
柱杆5Bが摺動部材32によって摺動可能に設けられてい
る。また昇降台31の両側に立設した支柱33に軸34を各々
介して屑籠12が廻動自在に設けられている。さらに前記
昇降台31には、回転駆動部たる空気圧式、油圧式或いは
電磁式などのシリンダー装置35が廻動可能に取付けられ
ており、このシリンダー装置35のロッド36が前記屑籠12
の胴部14に廻動可能に連結されている。したがって、操
作レバーの操作によって、屑籠12が一点鎖線で示すよう
に上向きの状態で支柱4を伸長した後、図示しないスイ
ッチを操作してシリンダー装置35を作動し、ロッド36を
縮小させて軸34を中心として屑籠12を実線で示すように
下向きとし、ごみを直接ごみ回収車の荷台へ収容するこ
とができる。この後再度スイッチを操作してシリンダー
装置35を作動させてロッド36を突出させ再び屑籠12を上
向きとすることができる。
前記第1実施例と同一部分には同一符号を付し、その詳
細な説明を省略する。第2実施例においては、支柱4の
上部に支持板31が設けられている。この昇降台31は、支
柱4の一方の上部支柱杆5Bが軸着され、他方の上部支
柱杆5Bが摺動部材32によって摺動可能に設けられてい
る。また昇降台31の両側に立設した支柱33に軸34を各々
介して屑籠12が廻動自在に設けられている。さらに前記
昇降台31には、回転駆動部たる空気圧式、油圧式或いは
電磁式などのシリンダー装置35が廻動可能に取付けられ
ており、このシリンダー装置35のロッド36が前記屑籠12
の胴部14に廻動可能に連結されている。したがって、操
作レバーの操作によって、屑籠12が一点鎖線で示すよう
に上向きの状態で支柱4を伸長した後、図示しないスイ
ッチを操作してシリンダー装置35を作動し、ロッド36を
縮小させて軸34を中心として屑籠12を実線で示すように
下向きとし、ごみを直接ごみ回収車の荷台へ収容するこ
とができる。この後再度スイッチを操作してシリンダー
装置35を作動させてロッド36を突出させ再び屑籠12を上
向きとすることができる。
【0013】第3実施例を図4乃至図7を参照して説明
する。尚、前記第1実施例と同一部分には同一符号を付
し、その詳細な説明を省略する。パーキングエリア1な
どに設置するベース2の両側にはパンタグラフ式の支柱
4が立設される。この支柱4は、下上2段の支柱杆5
A、5B、5C、5Dを軸部6を介して各々交差させた
ものでる。下段の支柱杆5Aの下端には前記ベース2上
に横向きに設けられたガイド孔2Aを摺動するローラ等
の摺動部材8が軸着している。また下段の支柱杆5Bの
下端は前記ベース2上に軸着している。そして前記一方
の支柱杆5Aには後述するリンクアーム42、43を介して
操作レバー10が連結されていると共に、この操作レバー
10は前記ベース2に設けた取付座11に軸着している。さ
らに上段の一方の支柱杆5Cはその上端にローラ等の摺
動部材51が設けられ、そしてこの摺動部材51は後述する
台座44に設けられたガイド孔44Aに摺動自在に設けられ
ている。一方支柱杆5Dは台座44に軸着されている。
する。尚、前記第1実施例と同一部分には同一符号を付
し、その詳細な説明を省略する。パーキングエリア1な
どに設置するベース2の両側にはパンタグラフ式の支柱
4が立設される。この支柱4は、下上2段の支柱杆5
A、5B、5C、5Dを軸部6を介して各々交差させた
ものでる。下段の支柱杆5Aの下端には前記ベース2上
に横向きに設けられたガイド孔2Aを摺動するローラ等
の摺動部材8が軸着している。また下段の支柱杆5Bの
下端は前記ベース2上に軸着している。そして前記一方
の支柱杆5Aには後述するリンクアーム42、43を介して
操作レバー10が連結されていると共に、この操作レバー
10は前記ベース2に設けた取付座11に軸着している。さ
らに上段の一方の支柱杆5Cはその上端にローラ等の摺
動部材51が設けられ、そしてこの摺動部材51は後述する
台座44に設けられたガイド孔44Aに摺動自在に設けられ
ている。一方支柱杆5Dは台座44に軸着されている。
【0014】さらに前記支柱4の上部に設けられる有底
な屑籠12は、開口した口金13に線材からなる胴部14が設
けられたものであって、そして前記胴部14の両側には軸
15が取付部16を介して横向きに突設しており、この軸15
は前記一対の支柱4の上部に架設され半円状に切欠され
た台座44の受け支柱45に軸着されている。尚、前記軸15
は屑籠12の中心よりやや下方に設けられている。前記一
方の軸15には屑籠起伏用操作レバー41が連結している。
したがって前記操作レバー41を操作することによって屑
籠12を矢印方向に倒してごみを排出できる。さらに前記
支柱杆5Aに軸着された摺動部材8には第1のリンクア
ーム42が軸着され、またこの第1のリンクアーム42の先
端に第2のリンクアーム43が軸着している。尚、この第
2のリンクアーム43は前記支柱伸縮用操作レバー10と一
体に回動するようになっている。次に前記構成について
その作用を説明する。通常時においては支柱4が縮小状
態となって屑籠12は下方に位置しており、この状態で歩
行者等が屑籠12にごみを入れる。尚、この際には前記摺
動部材8は取付座11より離れて位置している。そして屑
籠12内のごみを回収する場合には、屑籠12の一側にごみ
回収車を寄せ、操作レバー10を廻動すると、第1のリン
クアーム42、第2のリンクアーム43を介して摺動部材8
が取付座11側に移動し、この結果支柱杆5…の各々の狭
角が小さくなり、支柱4が上方に伸長して屑籠12は上方
へ移動する。この後に屑籠起伏用操作レバー41を廻動操
作して口金13側を下向きとすることによって、収容され
ていたごみはごみ回収車の荷台に回収される。この後に
操作レバー10から手を放すと、屑籠12自体のモーメント
によって口金13側が上向きとなる。そして再び操作レバ
ー41を戻して支柱4を縮小する。
な屑籠12は、開口した口金13に線材からなる胴部14が設
けられたものであって、そして前記胴部14の両側には軸
15が取付部16を介して横向きに突設しており、この軸15
は前記一対の支柱4の上部に架設され半円状に切欠され
た台座44の受け支柱45に軸着されている。尚、前記軸15
は屑籠12の中心よりやや下方に設けられている。前記一
方の軸15には屑籠起伏用操作レバー41が連結している。
したがって前記操作レバー41を操作することによって屑
籠12を矢印方向に倒してごみを排出できる。さらに前記
支柱杆5Aに軸着された摺動部材8には第1のリンクア
ーム42が軸着され、またこの第1のリンクアーム42の先
端に第2のリンクアーム43が軸着している。尚、この第
2のリンクアーム43は前記支柱伸縮用操作レバー10と一
体に回動するようになっている。次に前記構成について
その作用を説明する。通常時においては支柱4が縮小状
態となって屑籠12は下方に位置しており、この状態で歩
行者等が屑籠12にごみを入れる。尚、この際には前記摺
動部材8は取付座11より離れて位置している。そして屑
籠12内のごみを回収する場合には、屑籠12の一側にごみ
回収車を寄せ、操作レバー10を廻動すると、第1のリン
クアーム42、第2のリンクアーム43を介して摺動部材8
が取付座11側に移動し、この結果支柱杆5…の各々の狭
角が小さくなり、支柱4が上方に伸長して屑籠12は上方
へ移動する。この後に屑籠起伏用操作レバー41を廻動操
作して口金13側を下向きとすることによって、収容され
ていたごみはごみ回収車の荷台に回収される。この後に
操作レバー10から手を放すと、屑籠12自体のモーメント
によって口金13側が上向きとなる。そして再び操作レバ
ー41を戻して支柱4を縮小する。
【0015】以上のように、前記実施例においてはベー
ス2上にパンタグラフ式の支柱4を昇降自在に設け、前
記支柱4の上部に屑籠12を廻動可能に設け、さらに前記
支柱4の下段の支柱杆5Aに第1のリンクアーム42、第
2のリンクアーム43を介して支柱伸縮用操作レバー10を
設け、前記屑籠12に屑籠起伏用操作レバー41を設けたこ
とによって、操作レバー10によって屑籠12を上昇せし
め、次に操作レバー41によって屑籠12を傾けてごみをご
み回収車の荷台に回収できる。特に前記実施例では、ベ
ース2上に横向きにガイド孔2Aを設けたことにより下
段の支柱杆5Aに設けられたローラ等の摺動部材8が確
実に摺動することができる。
ス2上にパンタグラフ式の支柱4を昇降自在に設け、前
記支柱4の上部に屑籠12を廻動可能に設け、さらに前記
支柱4の下段の支柱杆5Aに第1のリンクアーム42、第
2のリンクアーム43を介して支柱伸縮用操作レバー10を
設け、前記屑籠12に屑籠起伏用操作レバー41を設けたこ
とによって、操作レバー10によって屑籠12を上昇せし
め、次に操作レバー41によって屑籠12を傾けてごみをご
み回収車の荷台に回収できる。特に前記実施例では、ベ
ース2上に横向きにガイド孔2Aを設けたことにより下
段の支柱杆5Aに設けられたローラ等の摺動部材8が確
実に摺動することができる。
【0016】尚、本考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく、第1実施例、第2実施例においては例えば支
柱の昇降は人力ではなく、モーター等を使用してもよ
く、支柱の支柱杆の段数等は各種の変形が可能であり、
支柱が伸長したときに屑籠を下向きにし支柱が縮小した
ときに屑籠を上向きにするための回転駆動部は前記実施
例以外でもよいなど各種の変形が可能である。また前記
第3実施例において前記操作レバー10まわりに屑籠12を
上方で停止させるための支柱ロック手段を設けたり、ま
た軸15まえわりに屑籠12を上向きに固定したり、傾いた
状態で固定するための屑籠ロック手段を設けたり、さら
屑籠を各種のものにするなど種々の変形が可能である。
ではなく、第1実施例、第2実施例においては例えば支
柱の昇降は人力ではなく、モーター等を使用してもよ
く、支柱の支柱杆の段数等は各種の変形が可能であり、
支柱が伸長したときに屑籠を下向きにし支柱が縮小した
ときに屑籠を上向きにするための回転駆動部は前記実施
例以外でもよいなど各種の変形が可能である。また前記
第3実施例において前記操作レバー10まわりに屑籠12を
上方で停止させるための支柱ロック手段を設けたり、ま
た軸15まえわりに屑籠12を上向きに固定したり、傾いた
状態で固定するための屑籠ロック手段を設けたり、さら
屑籠を各種のものにするなど種々の変形が可能である。
【0017】
【考案の効果】本考案は、ベース上に立設した案内支柱
と、この案内支柱に沿って昇降自在に設けるパンタグラ
フ式の支柱と、前記支柱の上部支柱部に起伏可能に設け
られた屑籠と、前記案内支柱または前記支柱の上部に設
けられた前記屑籠の回転駆動部とを具備したものであ
り、屑籠のごみをごみ回収車の荷台等に直接収容させて
回収でき、ごみの回収に伴う作業性を向上できると共
に、衛生的に作業を行うことができる。
と、この案内支柱に沿って昇降自在に設けるパンタグラ
フ式の支柱と、前記支柱の上部支柱部に起伏可能に設け
られた屑籠と、前記案内支柱または前記支柱の上部に設
けられた前記屑籠の回転駆動部とを具備したものであ
り、屑籠のごみをごみ回収車の荷台等に直接収容させて
回収でき、ごみの回収に伴う作業性を向上できると共
に、衛生的に作業を行うことができる。
【0018】また、本考案は、ベース上に立設したパン
タグラフ式の左右一対の支柱と、前記支柱の上部に起伏
可能に設けられる屑籠と、前記一方の支柱の下部に設け
られるリンク杆に連結される支柱伸縮用レバーと、前記
屑籠に連結される屑籠起伏用レバーとを具備したもので
あり、手動によって屑籠のごみをごみ回収車の荷台等に
直接収容させて回収でき、ごみの回収に伴う作業性を向
上できると共に、衛生的に作業を行うことができる。
タグラフ式の左右一対の支柱と、前記支柱の上部に起伏
可能に設けられる屑籠と、前記一方の支柱の下部に設け
られるリンク杆に連結される支柱伸縮用レバーと、前記
屑籠に連結される屑籠起伏用レバーとを具備したもので
あり、手動によって屑籠のごみをごみ回収車の荷台等に
直接収容させて回収でき、ごみの回収に伴う作業性を向
上できると共に、衛生的に作業を行うことができる。
【図1】本考案の第1実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のAーA線断面図である。
【図3】本考案の第2実施例を示す断面図である。
【図4】本考案の第3実施例を示す斜視図である。
【図5】本考案の第3実施例を示す正面図である。
【図6】本考案の第3実施例を示す要部の正面図であ
る。
る。
【図7】本考案の第3実施例を示す要部の平面図であ
る。
る。
2 ベース 3 案内支柱 4 支柱 10 操作レバー 12 屑籠 19 回転駆動用案内支柱(回転駆動部) 35 シリンダー装置(回転駆動部) 41 操作レバー41
Claims (2)
- 【請求項1】 ベース上に立設した案内支柱と、この案
内支柱に沿って昇降自在に設けるパンタグラフ式の支柱
と、前記支柱の上部支柱部に起伏可能に設けられた屑籠
と、前記案内支柱または前記支柱の上部に設けられた前
記屑籠の回転駆動部とを具備したことを特徴とする屑籠
装置。 - 【請求項2】 ベース上に立設したパンタグラフ式の左
右一対の支柱と、前記支柱の上部に起伏可能に設けられ
る屑籠と、前記一方の支柱の下部に設けられるリンク杆
に連結される支柱伸縮用レバーと、前記屑籠に連結され
る屑籠起伏用レバーとを具備したことを特徴とする屑籠
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2335492U JP2500067Y2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 屑籠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2335492U JP2500067Y2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 屑籠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0582902U JPH0582902U (ja) | 1993-11-09 |
JP2500067Y2 true JP2500067Y2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=12108240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2335492U Expired - Lifetime JP2500067Y2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 屑籠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2500067Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106115115A (zh) * | 2016-08-03 | 2016-11-16 | 张春平 | 机器人操控自倒垃圾箱 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102023026B1 (ko) * | 2018-08-02 | 2019-09-20 | 주식회사 로그 | 퍼팅 연습 시스템 및 이에 구비되는 홀컵 개폐 장치 |
JP2022112255A (ja) | 2021-01-21 | 2022-08-02 | トヨタ自動車株式会社 | ゴミ箱 |
-
1992
- 1992-04-13 JP JP2335492U patent/JP2500067Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106115115A (zh) * | 2016-08-03 | 2016-11-16 | 张春平 | 机器人操控自倒垃圾箱 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0582902U (ja) | 1993-11-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102338853B1 (ko) | 회전식 버킷과 쓰레기 이송 및 압축장치를 구비한 쓰레기 수거차량 | |
US6929441B2 (en) | Refuse container lifter | |
US20060072991A1 (en) | Refuse receptacle lifter | |
JP2500067Y2 (ja) | 屑籠装置 | |
JPH09202596A (ja) | バッテリの取出が容易な電動リーチタイプのフォークリフト | |
JP2871733B2 (ja) | 塵芥収集車 | |
JP3107519B2 (ja) | 廃棄物投入用ダンピング装置 | |
CN218319521U (zh) | 多功能翻斗机构 | |
EP0174709A1 (en) | Lift truck | |
JPH09142611A (ja) | ダンピングボックス装置 | |
JPS586641B2 (ja) | ジンカイシユウシユシヤニオケル コンテナノジンカイトウニユウソウチ | |
SU1276602A1 (ru) | Устройство дл разгрузки транспортного средства | |
JPH0743276Y2 (ja) | シールド掘進機におけるセグメントの真円保持装置 | |
JP3205682B2 (ja) | 塵芥車における塵芥投入補助装置 | |
JP4160183B2 (ja) | 貨物車両の後アオリ開閉装置 | |
JPH08120960A (ja) | 駐車装置 | |
JPH0120321Y2 (ja) | ||
JP2509522Y2 (ja) | 車載専用自動車 | |
JP3529959B2 (ja) | 高所作業車 | |
JP2575826Y2 (ja) | 運搬車の荷台傾動構造 | |
JP2727515B2 (ja) | 路面清掃車 | |
JP2566121Y2 (ja) | 路面清掃車 | |
JPH02110004A (ja) | ごみ取扱装置 | |
JPH061593A (ja) | 高所作業車 | |
JPH10258906A (ja) | 塵芥収集車の塵芥押込装置 |