JP2566121Y2 - 路面清掃車 - Google Patents

路面清掃車

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JP2566121Y2
JP2566121Y2 JP5738492U JP5738492U JP2566121Y2 JP 2566121 Y2 JP2566121 Y2 JP 2566121Y2 JP 5738492 U JP5738492 U JP 5738492U JP 5738492 U JP5738492 U JP 5738492U JP 2566121 Y2 JP2566121 Y2 JP 2566121Y2
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hopper
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dust
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Howa Machinery Ltd
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  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願は、車体前部に設けたホッパ
に、主ブラシの回転でゴミを掃き上げ、このホッパを持
ち上げてゴミを排出するようにしたフロントダンプ式の
路面清掃車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような路面清掃車の従来例として本
出願人により実願平3−84857号で提出されたもの
があり、これは、図9に示すように車体1に対して水平
位置から上方へ傾動するリフトアーム35の先端に、支
持部材100を介してホッパ40を装着し、この支持部
材100は、車巾方向に伸びリフトアーム35に固定さ
れる取付基部100aと、この取付基部100aの両端
より前方に伸びホッパ40を支持する左右のアーム部1
00bとで構成されたものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の路面清掃車
では、リフトアーム35の水平位置で支持部材100の
取付基部100aは、ホッパ40の真上に位置している
ため、この取付基部100aは標準身長の作業者の目の
高さとホッパ40の前上端とを結ぶ直線Lより上方に位
置することになり、作業中や回送時の作業者の前方視界
は、車巾方向に伸びる取付基部100aによりさえぎら
れて、その分だけ可視域が狭いものとなっていた。そこ
で本願では、従来の路面清掃車の改良により、作業者の
前方視界を可能な限り改善することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本願では、車体に対して水平位置から上方へ傾動するリ
フトアームの先端に支持部材を介してホッパを装着し、
このホッパに主ブラシの回転でゴミを掃き上げ、ホッパ
を持ち上げてゴミを排出するフロントダンプ式の路面清
掃車において、前記支持部材を、車巾方向に伸びリフト
アームの先端に固定される取付基部と、この取付基部の
両端より前方に伸びホッパを支持する左右のアーム部と
で構成し、リフトアームの水平位置で、前記取付基部が
ホッパより後方に位置されていることを特徴とする。
【0005】
【作用】メインアームの水平位置で、支持部材の取付基
部は、ホッパより後方に位置されているとともに標準身
長の作業者の目の高さとホッパの前上端とを結ぶ直線よ
り下方に位置されているので、作業中や回送時の作業者
の前方視界はホッパにのみさえぎられたものとなり、従
来とくらべ可視域は広くなる。
【0006】
【実施例】図1、図2において、車体1上に運転席2が
設けてあり、前後輪3,4によって路上を走行するよう
になっている。車体1の前端には前輪3の内側にブラケ
ット5が溶着してある。このブラケット5には夫々支持
アーム6の基端が上方へ揺動自在に軸着してある。ブラ
ケット5の下部に夫々持上シリンダ7の一端が軸着さ
れ、他端が対応する支持アーム6下部に軸支する連結ピ
ン8に軸着してある。左右の支持アーム6の先端は連結
ビーム12で連結してある。連結ビーム12の左右両端
からはブラケット12aが垂下され、このブラケット1
2aに揺動アーム9の基端が揺動可能に軸着され、他端
には主ブラシ10(掃き上げブラシ)が回動自在に支持
してある。この主ブラシ10は揺動アーム9の一方に取
付けた油圧モータ11により図1矢印方向へ回転するよ
うになっている。
【0007】揺動アーム9の先端は前記支持アーム6と
の間で吊下チェン(図示せず)を介して連結され、前記
持上シリンダ7のピストンロッドを突出して支持アーム
6を上方へ揺動させることにより、接地状態で弛んでい
た吊下チェンを張って主ブラシ10を持上げるようにし
てある。左右の側ブラシ13はブラケット12aにリン
ク機構14を介して上下動可能に連結してある。この側
ブラシ13は側ブラシ用モータ15によって互いに内側
へ回転するようになっている。この側ブラシ13は支持
アーム6に設けた油圧シリンダ(図示せず)の作動によ
り、前記と別の吊下チェン(図示せず)を介して上方へ
持上げられるようになっている。
【0008】次に主ブラシ10前方のホッパ40とこれ
をフロントダンプするダンプ機構20について説明す
る。まずダンプ機構20において、図1、図3に示すよ
うに角筒状断面を有するメインアーム21の一端(後
端)には軸部材22が左右に突設され、この軸部材22
が車体1の後部に回動自在に支持してあり、メインアー
ム21はこの軸部材22を支点に上方へ傾動自在であ
る。メインアーム21の下面に一体溶着したブラケット
23に、一端を車体1下部に揺動自在に軸着したリフト
シリンダ24のピストンロッド25先端を回動自在に支
持してある。車体1の、メインアーム21の前部下面と
対向する部分には受ブロック26が取付けてあり、メイ
ンアーム21の下面を受けてメインアーム21を車体1
上に略水平に載置するようになっている。メインアーム
21の中には、メインアーム21と共にリフトアーム3
5を構成する角筒状断面のスライドアーム27が、メイ
ンアーム21の内側四隅に設けた摺動案内ブロック28
を介して前後方向に摺動自在に挿着してある。
【0009】前記摺動案内ブロック28はスライドアー
ム27が後退端位置(図1)から前進端位置(図4)に
至る間でスライドアーム27を摺動案内するように設け
てある。スライドアーム27の内側にスライドアーム2
7の出没方向に沿って配設した出没シリンダ29の後端
両側に突出された支持ピン30は前記メインアーム21
の軸部材22に回動自在に支持してあり、出没シリンダ
29のピストンロッド31先端はスライドアーム27の
前方部分にピン32によって回動自在に連結してある。
従って出没シリンダ29がピストンロッド31を出没さ
せることで、スライドアーム27は図1に示す後退端か
ら図4に示す前進端の間で移動停止可能である。尚、ス
ライドアーム27の出没機構は上記構成に限るものでは
なく、例えばチェン、スプロケット及び直動のシリンダ
の組合せによってシリンダストロークの2倍のストロー
クをスライドアームに与える周知のテレスコピック機構
を用いてもよい。
【0010】前記スライドアーム27の先端には、後述
のホッパ40を支持する支持部材100が固定されてい
る。支持部材100は、車巾方向にホッパ40巾より長
く伸びスライドアーム27に固定される取付基部100
aと、この取付基部100aの両端により前方斜め下に
湾曲して伸びる左右のアーム部100bとで構成されて
いる。この取付基部100aは、図1に示すようにメイ
ンアーム21が水平位置に位置し、かつスライドアーム
27が後退端位置に位置する状態でホッパ40より後方
に位置するとともに、標準身長の作業者の目の高さとホ
ッパ前上端とを結ぶ直線Lより下方に位置している。
【0011】次に、前記支持部材100の左右のアーム
部100b間に配設されるホッパ40について図5に基
づいて説明する。このホッパ40は左右の側板41a間
にへ字状の上板42、前面の前板43、底板44を連続
して溶着し、主ブラシ10方向に塵芥回収用の開口部4
5がその開口幅を主ブラシ10の幅よりも僅かに大きく
開口した箱形状に構成してある。このホッパ40は左右
の側板41aの外面の前方下部に設けた軸受部(図示せ
ず)に前記左右のアーム部100b下端に設けたピン4
7が嵌入され、ホッパ40が揺動自在に支持してある。
更にホッパ40の左右の側板41aの外面には傾動用シ
リンダ50のブラケット53が取付けられこのブラケッ
ト53にピン54を介して傾動用シリンダ50の一方の
ピストンロッド52,52の先端が回動自在に軸支して
ある。他方のピストンロッド51,51の先端は、左右
のアーム部100bの上方部に揺動ピン55を介して回
動自在に軸支してある。
【0012】この傾動用シリンダ50は図8で示すよう
に2つのシリンダ室60,61を有し、別々に作動可能
な前記ピストンロッド51,52を両端から突出させて
ある。図8に示すように軸方向に長い円筒形をしたシリ
ンダチューブ62,63をセンタカバー64で接続し、
両端のエンドカバー65,66に前記ピストンロッド5
1,52が軸方向に摺動自在に支持してある。ピストン
ロッド51,52のセンタカバー64側端部には夫々ボ
ディ62,63内周と摺動自在にしたシリンダピストン
67,68が一体に取付けてある。そして、センタカバ
ー64とエンドカバー65,66の外周に設けた配管ポ
ート69,70,71,72から油圧が供給、及び排出
されるとピストンロッド51,52が前後動されるよう
にしてある。この傾動用シリンダ50のピストンロッド
52はリフトアーム35が水平な清掃位置にあるとき、
突出した前進位置でホッパ40の開口部45が主ブラシ
10と対向した位置になるようにしてあり、その時他方
のピストンロッド51は没入した後退位置になるように
してある。また図6に示すように両方のピストンロッド
51,52が突出した前進位置にあるときに、開口部4
5が上方を向くようにしてある。従ってこの傾動用シリ
ンダ50はホッパ40内のごみの排出用シリンダを兼ね
ている。そして両方のピストンロッド51,52が夫々
没入した後退位置にあるときには図7に示すように開口
部45が下方を向くようにしてある。
【0013】次に作用を説明する。スライドアーム27
を後退端まで引込み、メインアーム21を車体1上に水
平状態に載置した状態(清掃位置)でホッパ40は主ブ
ラシ10の前方に位置される(図1、図5に示す)。こ
の時ホッパ40の開口部45は主ブラシ10とホッパ4
0対向した位置にある。この状態で路面清掃車は走行
し、接地状態で側ブラシ13を夫々内側へ回転させると
共に主ブラシ10を下から上へ回転させる。すると路面
上の塵挨は側ブラシ13によって中央へ集められ、主ブ
ラシ10によって前方へ掃き上げられる。掃き上げられ
た塵挨は開口部45からホッパ40内へ回収され、ホッ
パ40内の底板44上面へ堆積する。こうして路面清掃
が行われるが、ホッパ40内に塵挨が一杯になると、側
ブラシ13、主ブラシ10とも回転を止め、傾動用シリ
ンダ50を作動させてピストンロッド51を後退位置か
ら前進位置まで突出させて主ブラシ10に向いた開口部
45を上方に向くようにし塵芥が開口部45からこぼれ
落ちないようにする(図6に示す)。
【0014】次いでリフトシリンダ24のピストンロッ
ド25を突出する。これによりメインアーム21を所望
の角度位置まで押上げる。この時、開口部45が上方を
向いているので、メインアーム21が傾動しても塵芥が
こぼれることはない。次いで、あるいは同時に出没シリ
ンダ29のピストンロッド31を後退端から前方へ突出
する。するとスライドアーム27がメインアーム21内
を摺動しつつ前方へ突出され、所望の突出位置でピスト
ンロッド31を停止させる。こうしてスライドアーム2
7前端のホッパ40をダンプトラック80のベッセル8
1より高い位置まで持ち上げた状態でダンプトラック8
0の後部へ路面清掃車を近づけ停止させる。次いで排出
時にホッパ40内の塵挨がベッセル81側部からこぼれ
落ちない高さ位置までリフトシリンダ24を作動させて
ホッパ40を下降させる。その位置で傾動用シリンダ5
0を作動して両方のピストンロッド51とピストンロッ
ド52を前進位置から後退位置まで没入させるとホッパ
40はアーム前面側板27aのピン47を支点として開
口部45を上方から下方に回動し、開口部45が下方に
向く際に塵芥は底板44上面をすべり落ちベッセル81
内へ排出される(図7に示す)。こうして塵芥を排出し
た後は前記と逆の動作でホッパ40を主ブラシ10前方
の元の位置へ戻し路面の清掃を再開する。
【0015】清掃作業時や回送時における作業者の前方
の視界は、上記路面清掃車において、メインアーム21
が水平位置に位置し、かつスライドアーム22が後退端
位置に位置する状態で支持部材100の取付基部100
aがホッパ40より後方に位置するとともに、標準身長
の作業者の目の高さとホッパ40前上端とを結ぶ直線L
(図1に示す)より下方に位置しているので、ホッパ4
0にのみさえぎられた状態と成り従来のようにホッパ4
0の真上に取付基部100aが位置し、この取付基部1
00aに視界をさえぎられるものに比べ可視域が広くな
り、清掃作業や回送作業をより安全に行なえる。
【0016】
【考案の効果】以上のように本願の路面清掃車では、リ
フトアーム先端の支持部材を、車巾方向に伸びリフトア
ームの先端に固定される取付基部と、この取付基部の両
端より前方に伸びホッパを支持する左右のアーム部とで
構成し、リフトアームの水平位置で、前記取付基部がホ
ッパより後方に位置されているようにしたので、従来の
ように取付基部がホッパの真上に位置し、この取付基部
によって作業者の前方視界がさえぎられるものに比べ、
前方視界は広くなり、作業や回送をより安全に行ない得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の路面清掃車の側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1のIII−III断面拡大図である。
【図4】作動状態を示す説明図である。
【図5】開口部と主ブラシが対向した位置の説明図であ
る。
【図6】開口部が上方を向いた位置の説明図である。
【図7】開口部が下方を向いた位置の説明図である。
【図8】傾動用シリンダの断面説明図である。
【図9】従来の路面清掃車の側面図である。
【符号の説明】
1 車体、 10 主ブラシ、 40 ホッパ、 10
0 支持部材、100a 取付基部、 100b アー
ム部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に対して水平位置から上方へ傾動す
    るリフトアームの先端に支持部材を介してホッパを装着
    し、このホッパに主ブラシの回転でゴミを掃き上げ、ホ
    ッパを持ち上げてゴミを排出するフロントダンプ式の路
    面清掃車において、前記支持部材を、車巾方向に伸びリ
    フトアームの先端に固定される取付基部と、この取付基
    部の両端より前方に伸びホッパを支持する左右のアーム
    部とで構成し、リフトアームの水平位置で、前記取付基
    部がホッパより後方に位置されていることを特徴とする
    路面清掃車。
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