JP2024077721A - 携帯型端末、印刷制御方法およびプログラム - Google Patents

携帯型端末、印刷制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】セットされた用紙の種類を判定する処理を短時間で実現することができる携帯型端末を提供する。【解決手段】サーマルヘッドを有する携帯型端末であって、用紙の有無を検出する第1センサ部と、前記用紙に設けられたマークに関する情報を検出する第2センサ部と、前記用紙の種類を判定する用紙判定部と、を備え、前記用紙判定部は、前記用紙を排出する方向とは逆方向に搬送して前記第2センサ部により前記マークに関する情報を検出した結果に基づいて、前記用紙の種類を判定する、携帯型端末。【選択図】図1

Description

本開示は、携帯型端末、印刷制御方法およびプログラムに関する。
サーマルプリンタでは、印刷対象の用紙として、複数の種類の用紙が使用される場合がある。
また、サーマルプリンタでは、セットされた用紙の種類を自動的に判定することが行われる。
例えば、特許文献1に記載された技術では、印刷装置にセットされた用紙の種類を識別することが行われ、用紙の種類に応じた動作が行われる(特許文献1参照。)。
特開2003-63693号公報
従来のサーマルプリンタでは、1個のセンサ部を備え、オートローディング方式により、用紙の先端から順方向に当該用紙を搬送し、当該用紙のマークを当該センサ部により検出し、その検出結果に基づいて、当該用紙がラベル紙であるか普通紙であるかを判定する。この場合、当該サーマルプリンタでは、1枚目を無駄にしないために、当該用紙を逆方向に搬送して、当該用紙の先端に戻す。
しかしながら、このような従来の技術では、用紙の挿入部とセンサ部との位置関係により用紙の1枚目のマークを検出することができないことがあるため、2枚目のマークを検出することで用紙の種類を判定することが行われていた。このため、従来の技術では、1枚分の用紙を順方向と逆方向とに搬送するため、用紙の種類を判定するための時間が長くかかってしまう。
本開示は、このような事情を考慮してなされたもので、セットされた用紙の種類を判定する処理を短時間で実現することができる携帯型端末、印刷制御方法およびプログラムを提供することを課題とする。
本開示の一態様は、サーマルヘッドを有する携帯型端末であって、用紙の有無を検出する第1センサ部と、前記用紙に設けられたマークに関する情報を検出する第2センサ部と、前記用紙の種類を判定する用紙判定部と、を備え、前記用紙判定部は、前記用紙を排出する方向とは逆方向に搬送して前記第2センサ部により前記マークに関する情報を検出した結果に基づいて、前記用紙の種類を判定する、携帯型端末である。
本開示の一態様は、サーマルヘッドを有する携帯型端末において行われる印刷制御方法であって、第1センサ部が、用紙の有無を検出し、第2センサ部が、前記用紙に設けられたマークに関する情報を検出し、用紙判定部が、前記用紙を排出する方向とは逆方向に搬送して前記第2センサ部により前記マークに関する情報を検出した結果に基づいて、前記用紙の種類を判定する、印刷制御方法である。
本開示の一態様は、サーマルヘッドを有する携帯型端末を構成するコンピューターに、第1センサ部の検出結果に基づいて用紙の有無を検出する機能と、第2センサ部の検出結果に基づいて前記用紙に設けられたマークに関する情報を検出する機能と、前記用紙を排出する方向とは逆方向に搬送して前記第2センサ部により前記マークに関する情報を検出した結果に基づいて、前記用紙の種類を判定する機能と、を実現させるためのプログラムである。
本開示に係る携帯型端末、印刷制御方法およびプログラムによれば、セットされた用紙の種類を判定する処理を短時間で実現することができる。
実施形態に係る印刷システムの概略的な構成の一例およびサーマルプリンタの概略的な外観の一例を示す図である。 実施形態に係るサーマルプリンタの機能ブロックの一例を示す図である。 実施形態に係る台紙無しラベル紙の概略的な構成の一例を示す図である。 実施形態に係る台紙付きラベル紙の概略的な構成の一例を示す図である。 実施形態に係る用紙がセットされたときにおけるセンサとマークとの位置関係の一例を示す図である。 実施形態に係る台紙付きラベル紙がセットされたときにおけるセンサとマークとの位置関係の一例を示す図である。 実施形態に係る台紙無しラベル紙がセットされたときにおけるセンサとマークとの位置関係の一例を示す図である。 実施形態に係るサーマルプリンタにおいて行われる処理の手順の一例を示す図である。 実施形態に係るサーマルプリンタにおいて行われる処理の手順の一例を示す図である。 実施形態に係るサーマルプリンタにおいて行われる処理の手順の一例を示す図である。
以下、図面を参照し、本開示の実施形態について説明する。
[印刷システム]
図1は、実施形態に係る印刷システム1の概略的な構成の一例およびサーマルプリンタ12の概略的な外観の一例を示す図である。
印刷システム1は、ホスト装置11と、サーマルプリンタ12と、を備える。
ホスト装置11とサーマルプリンタ12とは、有線または無線により、通信可能に接続される。
ここで、本実施形態では、サーマルプリンタ12は、サーマルヘッドを有する携帯型端末である。
有線の通信としては、例えば、USB(Universal Serial Bus)の通信などが用いられてもよい。
無線の通信としては、例えば、WiFiの通信、または、Bluetooth(登録商標)の通信などが用いられてもよい。
<ホスト装置>
ホスト装置11は、例えば、ノート型コンピューター、ラップトップ型コンピューター、スマートフォン、あるいは、タブレット端末などのコンピューターである。
ここで、本実施形態では、ホスト装置11は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサーと、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などのメモリーと、を備える。
ホスト装置11では、当該プロセッサーによって所定のプログラムを実行することで、各種の処理を実行する。なお、当該プログラムは、当該メモリーに記憶されてもよい。
本実施形態では、ホスト装置11は、例えば、サーマルプリンタ12に印刷の指令を送信することにより、サーマルプリンタ12によって行われる印刷処理を制御する。
<サーマルプリンタ>
図1には、サーマルプリンタ12の外観の一例を示してある。
サーマルプリンタ12は、筐体111を備える。筐体111は、筐体上部111aと、筐体下部111bと、を有する。
なお、筐体上部111aは、例えば、トップカバーなどと呼ばれてもよい。
また、サーマルプリンタ12は、用紙排出口131と、ピンチャー132と、第1センサ部151と、第2センサ部152と、第3センサ部153と、を備える。
本実施形態では、筐体下部111bに第1センサ部151、第2センサ部152および第3センサ部153が備えられる構成を示すが、必ずしも当該構成に限られず、例えば、第1センサ部151が筐体上部111aに備えられる構成が用いられてもよい。
図1には、サーマルプリンタ12にセットされる用紙1011の一例を示してある。
また、図1には、用紙1011の先端1021、および、用紙1011がサーマルプリンタ12の筐体下部111bに投げ込まれる方向2011を示してある。
なお、用紙1011には所定のマークが設けられている場合があるが、図1ではマークの図示を省略している。
ここで、本実施形態では、第2センサ部152は、可変式であり、ピンチャー132によって、紙幅に応じて幅方向の調整が可能である。
一方、本実施形態では、第3センサ部153は、固定位置に配置されている。
ここで、本実施形態に係るサーマルプリンタ12の動作の概略を説明しておく。
本実施形態に係るサーマルプリンタ12では、普通紙(例えば、レシート紙)、台紙無しラベル紙、台紙付きラベル紙といった3種類の用紙の種類を判定する。
サーマルプリンタ12への用紙のセットでは、ユーザーは、ロール紙を所定の方向2011に投げ込み、ピンチャー132を操作して紙幅を合わせて、筐体上部111aを閉める。
なお、本実施形態では、用紙の先端1021が用紙排出口131から50mm以内となるようにセットすることで、判定時間を短縮することが可能である。
筐体上部111aが閉められた後に、サーマルプリンタ12では、第1センサ部151で用紙の有無を判定し、用紙を搬送する。
ここで、用紙有りの場合には、サーマルプリンタ12では、1枚目のラベルもしくは用紙の先端から使用できるように、用紙無しになるまで逆方向に用紙を搬送する。この動作中は、第2センサ部152または第3センサ部153による検出は行われない。この理由は、用紙の先端から使用できるようにするためである。
次に、サーマルプリンタ12では、用紙のマークを第2センサ部152または第3センサ部153で検出して、用紙の種類を自動的に判定する。
ここで、図1の例では、図示を省略しているが、台紙無しラベル紙では第2センサ部152の配置位置に対応する位置にマークが設けられている。一方、図1の例では、図示を省略しているが、台紙付きラベル紙では第3センサ部153の配置位置に対応する位置にマークが設けられている。また、普通紙では、マークは設けられていない。
これにより、サーマルプリンタ12では、第2センサ部152によって用紙のマークが検出された場合には台紙無しラベル紙であることを判定することができ、第3センサ部153によって用紙のマークが検出された場合には台紙付きラベル紙であることを判定することができる。
また、サーマルプリンタ12では、第2センサ部152または第3センサ部153のいずれによってもマークが検出されなかった場合には、普通紙であることを判定することができる。
そして、サーマルプリンタ12では、自動検出した用紙のカット位置、および、印字開始位置の補正量を設定し、用紙をカット位置まで移動する。
図2は、実施形態に係るサーマルプリンタ12の機能ブロックの一例を示す図である。
なお、本実施形態では、サーマルプリンタ12がPOS(Point Of Sale)端末に適用される場合を示すが、これに限られない。
図2には、サーマルプリンタ12の機能ブロックの一例を示してある。
サーマルプリンタ12は、CPU251およびその周辺機能を含む機能部A1と、紙送りモータ311と、サーマルヘッド312と、カッタモータ313と、メカニカルセンサ314と、センサ315と、を備える。
機能部A1は、通信インターフェース211と、表示制御回路212と、ドロワ制御回路213と、スイッチ制御回路214と、電源制御回路215と、RAM231と、ROM232と、紙搬送制御回路233と、印字制御回路234と、カッタ制御回路235と、カバーオープン検出回路236と、紙・マーク検出回路237と、テイクン検出回路238と、マーク検出回路239と、カッタ位置検出回路240と、を備える。
ここで、本実施形態では、サーマルプリンタ12は、プロセッサー(本実施形態では、CPU251)と、ROM232およびRAM231などのメモリーと、を備える。
サーマルプリンタ12では、当該プロセッサーによって当該メモリーを使用して所定のプログラムを実行することで、各種の処理を実行する。なお、当該プログラムは、当該メモリーに記憶されてもよい。
本実施形態では、用紙の種類を判定する用紙判定部の機能がCPU251の機能により実現される場合を示すが、他の例として、サーマルプリンタ12は、CPU251とは別に、用紙の種類を判定する用紙判定部を備えてもよい。
また、図2には、サーマルプリンタ12の外部の装置として、ホスト装置11と、LED(Light Emitting Diode)部21と、ドロワ22と、スイッチ部23と、AC(Alternating Current)アダプタ24と、を備える。
LED部21は、LEDを備え、当該LEDにより発光または点滅することで、所定の情報を表示する。
ドロワ22は、POSレジのキャッシュドロワである。
スイッチ部23は、1個以上のスイッチを備えており、ユーザーが当該スイッチを操作することで、その操作に応じた指示を受け付ける。スイッチ部23は、例えば、フィードなどの指示を受け付けるスイッチを有していてもよい。
ACアダプタ24は、例えば、商用電源に接続されて、商用電源からの交流電源を直流電源に変換する。
サーマルプリンタ12の各機能部について説明する。
紙送りモータ311は、用紙を搬送するモータである。
サーマルヘッド312は、熱によって用紙に印字を行うヘッドである。
カッタモータ313は、カッタを駆動するモータである。
メカニカルセンサ314は、筐体上部111aの開閉の状態を検出する。
センサ315は、紙・マーク検出回路237、テイクン検出回路238、マーク検出回路239、および、カッタ位置検出回路240のそれぞれによる情報検出を行うための値(例えば、物理量)を検出する。
センサ315は、紙・マーク検出回路237、テイクン検出回路238、マーク検出回路239、および、カッタ位置検出回路240のそれぞれごとに異なるセンサを有している。
なお、センサ315として、PIセンサが用いられてもよい。
ここで、本実施形態では、テイクン検出回路238およびそのセンサが第1センサ部151に相当し、マーク検出回路239およびそのセンサが第2センサ部152に相当し、紙・マーク検出回路237およびそのセンサが第3センサ部153に相当する。
紙搬送制御回路233は、CPU251からの指示に応じて、紙送りモータ311を制御する。
印字制御回路234は、CPU251からの指示に応じて、サーマルヘッド312を制御する。
カッタ制御回路235は、CPU251からの指示に応じて、カッタモータ313を制御する。
カバーオープン検出回路236は、メカニカルセンサ314の検出結果に基づいて筐体上部111aが開かれたカバーオープンの状態を検出し、その検出結果をCPU251に通知する。ここで、カバーオープンの状態でないときは、筐体上部111aが閉じられたカバークローズの状態である。
紙・マーク検出回路237は、センサ315の検出結果に基づいて用紙またはマークを検出し、その検出結果をCPU251に通知する。
テイクン検出回路238は、センサ315の検出結果に基づいて用紙(例えば、カットされた紙)が抜き取られたことを検出し、その検出結果をCPU251に通知する。
マーク検出回路239は、センサ315の検出結果に基づいてマークを検出し、その検出結果をCPU251に通知する。
カッタ位置検出回路240は、センサ315の検出結果に基づいてカッタ位置(カッタにより用紙を切断する位置)を検出し、その検出結果をCPU251に通知する。
通信インターフェース211は、ホスト装置11との通信を行うインターフェースである。
通信インターフェース211を介して、CPU251は、ホスト装置11との間で通信を行う。
本実施形態では、例えば、ホスト装置11から印刷データなどがサーマルプリンタ12に送信される。
表示制御回路212は、CPU251からの指示に応じて、LED部21を制御することで、LED部21により所望の情報を表示させる。
ドロワ制御回路213は、CPU251からの指示に応じて、ドロワ22の状態の制御(例えば、ドロワ22を開く制御)を行う。
スイッチ制御回路214は、スイッチ部23のスイッチに行われた操作に応じた指示を受け付け、その指示をCPU251に通知する。
電源制御回路215は、ACアダプタ24から入力される電源電力をCPU251に供給する。本実施形態では、当該電源電力によって、サーマルプリンタ12の各機能部が動作を行う。
[用紙の種類の例]
<普通紙>
普通紙は、マークを有していない用紙である。
<台紙無しラベル紙>
図3は、実施形態に係る台紙無しラベル紙401の概略的な構成の一例を示す図である。
図3には、台紙無しラベル紙401の内側に設定される印字領域421と、台紙無しラベル紙401に設けられているマーク431、432を示してある。
ここで、図3の例では、図示における台紙無しラベル紙401の中央よりも右側に、上下方向に所定の間隔でマーク431、432が設けられている。複数のマークは、例えば、1ロールの全体にわたって、一定の間隔ごとに設けられていてもよい。
なお、図3の例は、概略的なものであり、マークの形状、マークの位置、マークの間隔などについて、本例に限定されない。
<台紙付きラベル紙>
図4は、実施形態に係る台紙付きラベル紙501の概略的な構成の一例を示す図である。
図4には、台紙付きラベル紙501に所定の間隔で設けられている台紙511、512と、それぞれの台紙511、512の内側に設定される印字領域521、522と、台紙付きラベル紙501のそれぞれの台紙511、512に該当する箇所に設けられているマーク531、532を示してある。複数のマークは、例えば、1ロールの全体にわたって、一定の間隔ごとに設けられていてもよい。
ここで、図4の例では、図示における台紙付きラベル紙501の中央よりも左側に、上下方向に所定の間隔でマーク531、532が設けられている。
なお、図4の例は、概略的なものであり、台紙の形状、台紙の間隔、マークの形状、マークの位置、マークの間隔などについて、本例に限定されない。
<用紙セット時におけるセンサとマークとの位置関係の例>
図5~図7を参照して、用紙セット時におけるセンサとマークとの位置関係の例について説明する。
図5~図7の例では、マーク間隔(ラベル長)が110mmであるラベル紙が使用される場合について説明する。
図5~図7には、それぞれ、説明の便宜上、三次元直交座標系であるXYZ直交座標系を示してある。
図5~図7の例では、Y軸の正側の方向がサーマルプリンタの前方の方向となっており、Y軸の負側の方向がサーマルプリンタの後方の方向となっており、X軸に平行な方向がサーマルプリンタの前後方向と直交する横方向となっており、Z軸の正側の方向が上方向となっており、Z軸の負側の方向が下方向となっている。
図5は、実施形態に係る用紙がセットされたときにおけるセンサとマークとの位置関係の一例を示す図である。
図5の例では、X軸の正側から負側に向かう視点でサーマルプリンタを見た場合の断面の様子を示してある。
図5に示されるサーマルプリンタの構成例は、図1および図2に示されるサーマルプリンタ12の具体例である。
図5には、サーマルプリンタの構成部として、筐体上部611と、筐体下部612と、サーマルヘッド621と、プラテン622と、紙ガイド623と、上部のカッタ刃624aおよび下部のカッタ刃624bからなるカッタ部624と、第1センサ部に対応するテイクンセンサ651と、第2センサ部に対応するマークセンサ652を示してある。
また、図5には、サーマルプリンタにセットされた用紙711と、用紙711に設けられたマーク721、722を示してある。
ここで、筐体上部611は、カバーの役割を有している。筐体上部611には、上部のカッタ刃624aおよびサーマルヘッド621が取り付けられている。
また、筐体下部612には、プラテン622、紙ガイド623、下部のカッタ刃624b、テイクンセンサ651、マークセンサ652が取り付けられている
図5に示される寸法例を説明する。
用紙711の先端とサーマルプリンタの排出口との間の距離L1は50.0mmである。
用紙711の先端とマーク721の下端との間の距離L2は18.5mmである。
サーマルプリンタの排出口とカッタ刃624a、624bとの間の距離L3は20.0mmである。
テイクンセンサ651の下端(上流側の端)と紙ガイド623の下端(上流側の端)との間の距離L4は18.0mmである。なお、この距離L4を超えて用紙711の先端がバックフィードされると、プラテン622に用紙711が巻き込まれて搬送エラーとなる。
カッタ刃624a、624bとサーマルヘッド621との間の距離L5は12.5mmである。
サーマルヘッド621とマークセンサ652との間の距離L6は13.8mmである。
マーク間隔(ラベル長)の距離L7は110.0mmである。
ここで、用紙711のセットの態様としては、例えば、サーマルプリンタの排出口から50mm±10mmの範囲が最適である。この理由は、排出口より内部に用紙711がセットされると、用紙711のロールが後ろに下がってプラテン622から用紙711が外れる可能性が考えられるためである。
マークの検出を素早くできるという本実施形態に係る効果が最大限発揮される上限と下限の範囲は、例えば、最適距離から上限60mm(3秒かかる)、および、下限40mm(2秒かかる)となる。
用紙711を戻す際(特に、レシート紙がセットされる場合)に戻すべき距離としては、例えば、用紙711をテイクンセンサ651の下端(上流側の端)まで戻した後に18mm戻すことで判断可能である。
なお、テイクンセンサ651は、外乱光で誤検出することを防止する位置に配置されている。
マークセンサ652は、プラテン622と干渉しない位置に配置されている。
図6は、実施形態に係る台紙付きラベル紙811がセットされたときにおけるセンサとマークとの位置関係の一例を示す図である。
なお、台紙付きラベル紙811は、図4に示される台紙付きラベル紙501の具体例である。
図6の例では、Z軸の正側から負側に向かう視点(上方から下方を見る視点)でサーマルプリンタを見た場合の様子を示してある。
図6には、図5の例ではマークセンサ652と重なって見えていない第3センサ部に対応するマークセンサ653も示されている。
図6では、図5に示される用紙711の例として、台紙付きラベル紙811が用いられる場合を示してある。
図6には、サーマルプリンタにセットされた台紙付きラベル紙811と、台紙付きラベル紙811に設けられたマーク821~822を示してある。
図6に示される寸法例を説明する。
台紙付きラベル紙811の先端とサーマルプリンタの排出口との間の距離L21は50.0mmである。
台紙付きラベル紙811の先端とマーク921の下端との間の距離L22は18.5mmである。
サーマルプリンタの排出口とカッタ刃624a、624bとの間の距離L23は20.0mmである。
テイクンセンサ651の下端(上流側の端)と紙ガイド623の下端(上流側の端)との間の距離L24は18.0mmである。
カッタ刃624a、624bとサーマルヘッド621との間の距離L25は12.5mmである。
サーマルヘッド621とマークセンサ652、653との間の距離L26は13.8mmである。
マーク間隔(ラベル長)の距離L27は110.0mmである。
図7は、実施形態に係る台紙無しラベル紙911がセットされたときにおけるセンサとマークとの位置関係の一例を示す図である。
なお、台紙無しラベル紙911は、図3に示される台紙無しラベル紙401の具体例である。
図7の例では、Z軸の正側から負側に向かう視点(上方から下方を見る視点)でサーマルプリンタを見た場合の様子を示してある。
図7には、図5の例ではマークセンサ652と重なって見えていない第3センサ部に対応するマークセンサ653も示されている。
図7では、図5に示される用紙711の例として、台紙無しラベル紙911が用いられる場合を示してある。
図7には、サーマルプリンタにセットされた台紙無しラベル紙911と、台紙無しラベル紙911に設けられたマーク921~923を示してある。
なお、図7の例では、図示を簡易化して、複数のマークのうち、一部のマーク921~923のみに符号を付してある。
図7に示される寸法例を説明する。
台紙無しラベル紙911の先端とサーマルプリンタの排出口との間の距離L11は50.0mmである。
台紙無しラベル紙911の先端とマーク821の下端との間の距離L12は8.0mmである。
サーマルプリンタの排出口とカッタ刃624a、624bとの間の距離L13は20.0mmである。
テイクンセンサ651の下端(上流側の端)と紙ガイド623の下端(上流側の端)との間の距離L14は18.0mmである。
カッタ刃624a、624bとサーマルヘッド621との間の距離L15は12.5mmである。
サーマルヘッド621とマークセンサ652との間の距離L16は13.8mmである。
マーク間隔(ラベル長)の距離L17は20.0mmである。
<サーマルプリンタにおける動作の例>
図8A、図8Bおよび図8Cは、実施形態に係るサーマルプリンタ12において行われる処理の手順の一例を示す図である。
なお、図8A、図8Bおよび図8Cに示される処理フローは、図示の便宜上で3つに分けて図示してあるが、本実施形態では一連の処理フローである。
本フローでは、サーマルプリンタ12において行われる用紙自動検出処理の一例を示す。
本フローでは、図2に示される機能部を例として動作の例を示す。
本実施形態では、用紙をサーマルプリンタ12の外部に出力する方向(ロール紙を排出する方向)を順方向とし、用紙をサーマルプリンタ12の内部に戻す方向(ロール紙を巻き戻す方向)を逆方向として、説明する。
ここで、本フローは、サーマルプリンタ12における所定のタイミングで行われる。
当該所定のタイミングは、例えば、サーマルプリンタ12に用紙がセットされて、カバー(筐体上部111a)が閉じられたタイミングである。この場合、カバーが閉じられたことは、カバーオープン検出回路236によって検出可能である。
また、当該所定のタイミングとして、例えば、さらに、サーマルプリンタ12の電源ボタンが操作されて電源がオフからオンに切り替えられたタイミングと、サーマルプリンタ12がリセットを受け付けたタイミングと、の一方または両方が用いられてもよい。当該リセットは、例えば、電源ボタンの長押しなどによって受け付けられてもよい。
まず、ユーザーによって、投げ込み方式で、用紙がサーマルプリンタ12にセットされる。
本実施形態では、用紙は、普通紙、台紙無しラベル紙、台紙付きラベル紙のうちのいずれかである。
また、複数種類の台紙無しラベル紙が用いられてもよく、あるいは、複数種類の台紙付きラベル紙が用いられてもよい。
本実施形態では、例えば、用紙の先端が用紙排出口131から50mm以内となることを目安にセットされる。
(ステップS1)
CPU251は、第1センサ部に対応するテイクン検出回路238の検出結果を確認する。
そして、ステップS2の処理へ移行する。
(ステップS2)
CPU251は、第1センサ部に対応するテイクン検出回路238により、サーマルプリンタ12にセットされた用紙の有無(用紙が有るか)を判定する。
この判定の結果、CPU251は、用紙が有ると判定した場合(ステップS2:YES)、ステップS3の処理へ移行する。
一方、この判定の結果、CPU251は、用紙が無いと判定した場合(ステップS2:NO)、ステップS7の処理へ移行する。本実施形態では、この場合は、用紙の先端がテイクン検出回路238の検出位置よりも奥側(サーマルプリンタ12の内部側)にセットされた場合である。
(ステップS3)
CPU251は、逆方向に用紙を搬送する。
そして、ステップS4の処理へ移行する。
(ステップS4)
CPU251は、第1センサ部に対応するテイクン検出回路238の検出結果を確認する。
そして、ステップS5の処理へ移行する。
(ステップS5)
CPU251は、第1センサ部に対応するテイクン検出回路238により、サーマルプリンタ12にセットされた用紙の有無(用紙が無いか)を判定する。
この判定の結果、CPU251は、用紙が有ると判定した場合(ステップS5:NO)、ステップS6の処理へ移行する。
一方、この判定の結果、CPU251は、用紙が無いと判定した場合(ステップS5:YES)、ステップS11の処理へ移行する。
(ステップS6)
CPU251は、逆方向の用紙搬送量が所定の規定量に到達したか否かを判定する。
この判定の結果、CPU251は、逆方向の用紙搬送量が所定の規定量に到達したと判定した場合(ステップS6:YES)、ステップS9の処理へ移行する。
一方、この判定の結果、CPU251は、逆方向の用紙搬送量が所定の規定量に到達していないと判定した場合(ステップS6:NO)、ステップS3の処理へ移行する。
(ステップS7)
CPU251は、順方向に用紙を搬送する。
そして、ステップS8の処理へ移行する。
(ステップS8)
CPU251は、順方向の用紙搬送量が所定の規定量に到達したか否かを判定する。
この判定の結果、CPU251は、順方向の用紙搬送量が所定の規定量に到達したと判定した場合(ステップS8:YES)、ステップS9の処理へ移行する。
一方、この判定の結果、CPU251は、順方向の用紙搬送量が所定の規定量に到達していないと判定した場合(ステップS8:NO)、ステップS1の処理へ移行する。
(ステップS9)
CPU251は、エラーであることを判定する。
そして、本フローの処理を終了する。
(ステップS11)
CPU251は、逆方向に用紙を搬送する。
そして、ステップS12の処理へ移行する。
(ステップS12)
CPU251は、第2センサ部に対応するマーク検出回路239により用紙のマークを検出したか否かを判定する。
この判定の結果、CPU251は、用紙のマークを検出したと判定した場合(ステップS12:YES)、ステップS19の処理へ移行する。
一方、この判定の結果、CPU251は、用紙のマークを検出していないと判定した場合(ステップS12:NO)、ステップS13の処理へ移行する。
(ステップS13)
CPU251は、第3センサ部に対応する紙・マーク検出回路237により用紙のマークを検出したか否かを判定する。
この判定の結果、CPU251は、用紙のマークを検出したと判定した場合(ステップS13:YES)、ステップS19の処理へ移行する。
一方、この判定の結果、CPU251は、用紙のマークを検出していないと判定した場合(ステップS13:NO)、ステップS14の処理へ移行する。
(ステップS14)
CPU251は、逆方向の用紙搬送量が所定の規定量に到達したか否かを判定する。
この判定の結果、CPU251は、逆方向の用紙搬送量が所定の規定量に到達したと判定した場合(ステップS14:YES)、ステップS15の処理へ移行する。
一方、この判定の結果、CPU251は、逆方向の用紙搬送量が所定の規定量に到達していないと判定した場合(ステップS14:NO)、ステップS11の処理へ移行する。
(ステップS15)
CPU251は、順方向に用紙を搬送する。
そして、ステップS16の処理へ移行する。
(ステップS16)
CPU251は、第2センサ部に対応するマーク検出回路239により用紙のマークを検出したか否かを判定する。
この判定の結果、CPU251は、用紙のマークを検出したと判定した場合(ステップS16:YES)、ステップS19の処理へ移行する。
一方、この判定の結果、CPU251は、用紙のマークを検出していないと判定した場合(ステップS16:NO)、ステップS17の処理へ移行する。
(ステップS17)
CPU251は、第3センサ部に対応する紙・マーク検出回路237により用紙のマークを検出したか否かを判定する。
この判定の結果、CPU251は、用紙のマークを検出したと判定した場合(ステップS17:YES)、ステップS19の処理へ移行する。
一方、この判定の結果、CPU251は、用紙のマークを検出していないと判定した場合(ステップS17:NO)、ステップS18の処理へ移行する。
(ステップS18)
CPU251は、順方向の用紙搬送量が所定の規定量に到達したか否かを判定する。
この判定の結果、CPU251は、順方向の用紙搬送量が所定の規定量に到達したと判定した場合(ステップS18:YES)、ステップS21の処理へ移行する。
一方、この判定の結果、CPU251は、順方向の用紙搬送量が所定の規定量に到達していないと判定した場合(ステップS18:NO)、ステップS15の処理へ移行する。
(ステップS19)
CPU251は、第2検出部または第3検出部により検出されたマークについて、マークの長さと、マークの間隔を測定(検出)する。
そして、ステップS21の処理へ移行する。
(ステップS21)
CPU251は、第2センサ部に対応するマーク検出回路239により用紙のマークを検出したという結果であったか否かを判定する。
この判定の結果、CPU251は、用紙のマークを検出したという結果であったと判定した場合(ステップS21:YES)、ステップS22の処理へ移行する。
一方、この判定の結果、CPU251は、用紙のマークを検出していないという結果であったと判定した場合(ステップS21:NO)、ステップS24の処理へ移行する。
(ステップS22)
CPU251は、用紙が台紙無しラベル紙であると判定する。
そして、ステップS23の処理へ移行する。
(ステップS23)
CPU251は、台紙無しラベル紙に合わせるように、カット位置を移動する。
そして、ステップS27の処理へ移行する。
(ステップS24)
CPU251は、第3センサ部に対応する紙・マーク検出回路237により用紙のマークを検出したという結果であったか否かを判定する。
この判定の結果、CPU251は、用紙のマークを検出したという結果であったと判定した場合(ステップS24:YES)、ステップS25の処理へ移行する。
一方、この判定の結果、CPU251は、用紙のマークを検出していないという結果であったと判定した場合(ステップS24:NO)、ステップS26の処理へ移行する。
(ステップS25)
CPU251は、用紙が台紙付きラベル紙であると判定する。
そして、ステップS27の処理へ移行する。
(ステップS26)
CPU251は、用紙が普通紙であると判定する。
そして、ステップS27の処理へ移行する。
(ステップS27)
CPU251は、第1センサ部に対応するテイクン検出回路238により用紙の有無(用紙が有るか)を判定する。
この判定の結果、CPU251は、用紙が有ると判定した場合(ステップS27:YES)、ステップS28の処理へ移行する。
一方、この判定の結果、CPU251は、用紙が無いと判定した場合(ステップS27:NO)、本フローの処理を終了する。
ここで、本例では、ステップS27の処理において、カッタ部624の位置(または、その付近の位置)について、用紙の有無を判定している。
そして、本例では、用紙が無いと判定された場合には、カットの動作を省略して、効率化を図ることがでいる。
例えば、台紙無しラベル紙および台紙付きラベル紙の場合にはカットが行われず、普通紙の場合にはカットが行われるような設定が為されてもよい。
(ステップS28)
CPU251は、用紙をカットする。
そして、本フローの処理を終了する。
ここで、各用紙のカットが行われる際には、例えば、カットの前に、各用紙をカット位置に移動させる距離の設定、各用紙の印字開始位置に移動させる距離の設定、エネルギー(本実施形態では、印字の濃度を可変とする通電時間)の設定が行われる。
サーマルプリンタ12では、印字を行う際には、例えば、マーク頭出しコマンドを発行し、自動設定された印字開始位置移動距離の分だけ動作したところから印字が開始され、これにより、上余白を無駄にすることなく印刷することができる。
このように、本実施形態に係るサーマルプリンタ12では、投げ込み方式を有するプリンタ構造となっている。
サーマルプリンタ12では、トップカバーのセット後に第1センサ部を用いて用紙の有無を判定し、その判定の結果に応じて、用紙を順方向または逆方向に搬送する。その後、サーマルプリンタ12では、第2センサ部および第3センサ部を用いてマークを検出し、マーク長とマーク間隔を元に用紙を自動検出する。そして、サーマルプリンタ12では、用紙の自動検出の後、用紙のカット位置移動距離、印字開始位置移動距離、エネルギー設定等を変更し、用紙をカット位置まで移動させる。この際、サーマルプリンタ12では、第1センサ部を用いて用紙の有無を判定し、用紙無しの場合にはカット無しとし、用紙有りの場合はカットして、動作を終了させる。
ここで、本例では、ステップS19の処理において、マークの長さおよびマークの間隔を検出する場合を示してあり、これにより、例えば、複数種類の台紙無しラベル紙を区別(判別)すること、あるいは、複数種類の台紙付きラベル紙を区別(判別)することが可能である。
他の例として、普通紙と、1種類の台紙無しラベル紙と、1種類の台紙付きラベル紙が用いられる場合には、ステップS19の処理が省略されてもよく、これらの区別(判別)が可能である。
以上のように、本実施形態に係る印刷システム1では、サーマルプリンタ12において、セットされた用紙の種類を判定する処理を短時間で実現することができる。
本実施形態では、例えば、ユーザーが用紙先端を用紙排出口131から所定距離(例えば、50mm)以内にセットすることで、例えば用紙を往復させる動作に時間を要する従来技術と比べて、用紙の自動判別時間を大幅に短縮することが可能である。
また、従来技術では、1個のセンサ部を用いて、用紙の有無とマークを検出する構成であったため、判定することが可能な用紙の種類は2種類(普通紙、ラベル紙)に限られていた。
これに対して、本実施形態では、3個のセンサ部を用いることで、少なくとも3種類の用紙(普通紙、台紙無しラベル紙、台紙付きラベル紙)を判定することが可能である。
なお、他の構成例として、本実施形態に係るサーマルプリンタ12において、第2センサ部と第3センサ部とのうちの一方のみが用紙の判別に用いられる構成が実施されてもよい。この場合には、判定することが可能な用紙の種類は2種類(普通紙、ラベル紙)となることもあるが、用紙の自動判別時間を大幅に短縮することができるという効果を得ることができる。
例えば、サーマルプリンタ12では、用紙の有無を検出する第1センサ部151と、用紙に設けられたマークに関する情報を検出する第2センサ部152と、用紙の種類を判定する用紙判定部(例えば、CPU251)と、を備える。
用紙判定部は、用紙を排出する方向とは逆方向に搬送して第2センサ部152によりマークに関する情報を検出した結果に基づいて、用紙の種類を判定する。
例えば、サーマルプリンタ12では、用紙を投げ込み方式でセットする構造を有する。
例えば、サーマルプリンタ12では、用紙をカットするカッタ部624を備える。第1センサ部151は、カッタ部624の位置またはその付近の位置について、用紙の有無を検出する。カッタ部624は、用紙が有るときに用紙をカットする動作を行い、用紙が無いときには用紙をカットする動作を行わない。
例えば、サーマルプリンタ12では、第2センサ部152によって、マークの有無、マークの長さ、マークの間隔を検出する。
なお、マークの長さと、マークの間隔と、のうち、いずれか一方のみを検出する態様が用いられてもよく、あるいは、これら両方を検出する態様が用いられてもよい。
例えば、サーマルプリンタ12では、用紙として、マークが設けられていない普通紙と、マークが設けられた台紙無しラベル紙と、マークが設けられた台紙付きラベル紙と、のうちの2以上が用いられる。
例えば、サーマルプリンタ12では、さらに、用紙に設けられたマークに関する情報を検出する第3センサ部153を備える。
第2センサ部152と第3センサ部153とは、それぞれ、用紙の異なる位置に配置されたマークに関する情報を検出する。
例えば、サーマルプリンタ12では、用紙として、マークが設けられていない普通紙と、マークが設けられた台紙無しラベル紙と、マークが設けられた台紙付きラベル紙と、が用いられる。
なお、以上に説明した任意の装置における任意の構成部の機能を実現するためのプログラムを、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録し、そのプログラムをコンピューターシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、オペレーティングシステムあるいは周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD(Compact Disc)-ROM(Read Only Memory)等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークあるいは電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバーあるいはクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリーのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。当該揮発性メモリーは、例えば、RAM(Random Access Memory)であってもよい。記録媒体は、例えば、非一時的記録媒体であってもよい。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピューターシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピューターシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワークあるいは電話回線等の通信回線のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイルであってもよい。差分ファイルは、差分プログラムと呼ばれてもよい。
また、以上に説明した任意の装置における任意の構成部の機能は、プロセッサーにより実現されてもよい。例えば、実施形態における各処理は、プログラム等の情報に基づき動作するプロセッサーと、プログラム等の情報を記憶するコンピューター読み取り可能な記録媒体により実現されてもよい。ここで、プロセッサーは、例えば、各部の機能が個別のハードウェアで実現されてもよく、あるいは、各部の機能が一体のハードウェアで実現されてもよい。例えば、プロセッサーはハードウェアを含み、当該ハードウェアは、デジタル信号を処理する回路およびアナログ信号を処理する回路のうちの少なくとも一方を含んでもよい。例えば、プロセッサーは、回路基板に実装された1または複数の回路装置、あるいは、1または複数の回路素子のうちの一方または両方を用いて、構成されてもよい。回路装置としてはIC(Integrated Circuit)などが用いられてもよく、回路素子としては抵抗あるいはキャパシターなどが用いられてもよい。
ここで、プロセッサーは、例えば、CPUであってもよい。ただし、プロセッサーは、CPUに限定されるものではなく、例えば、GPU(Graphics Processing Unit)、あるいは、DSP(Digital Signal Processor)等のような、各種のプロセッサーが用いられてもよい。また、プロセッサーは、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)によるハードウェア回路であってもよい。また、プロセッサーは、例えば、複数のCPUにより構成されていてもよく、あるいは、複数のASICによるハードウェア回路により構成されていてもよい。また、プロセッサーは、例えば、複数のCPUと、複数のASICによるハードウェア回路と、の組み合わせにより構成されていてもよい。また、プロセッサーは、例えば、アナログ信号を処理するアンプ回路あるいはフィルター回路等のうちの1以上を含んでもよい。
以上、この開示の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この開示の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
[付記]
(構成例1)~(構成例9)を示す。
(構成例1)
サーマルヘッドを有する携帯型端末であって、
用紙の有無を検出する第1センサ部と、
前記用紙に設けられたマークに関する情報を検出する第2センサ部と、
前記用紙の種類を判定する用紙判定部と、
を備え、
前記用紙判定部は、前記用紙を排出する方向とは逆方向に搬送して前記第2センサ部により前記マークに関する情報を検出した結果に基づいて、前記用紙の種類を判定する、
携帯型端末。
(構成例2)
前記用紙を投げ込み方式でセットする構造を有する、
(構成例1)に記載の携帯型端末。
(構成例3)
前記用紙をカットするカッタ部を備え、
前記第1センサ部は、前記カッタ部の位置またはその付近の位置について、前記用紙の有無を検出し、
前記カッタ部は、前記用紙が有るときに前記用紙をカットする動作を行い、前記用紙が無いときには前記用紙をカットする動作を行わない、
(構成例1)または(構成例2)に記載の携帯型端末。
(構成例4)
前記第2センサ部によって、前記マークの有無、前記マークの長さ、前記マークの間隔を検出する、
(構成例1)から(構成例3)のいずれか1項に記載の携帯型端末。
(構成例5)
前記用紙として、前記マークが設けられていない普通紙と、前記マークが設けられた台紙無しラベル紙と、前記マークが設けられた台紙付きラベル紙と、のうちの2以上が用いられる、
(構成例1)から(構成例4)のいずれか1項に記載の携帯型端末。
(構成例6)
さらに、前記用紙に設けられた前記マークに関する情報を検出する第3センサ部を備え、
前記第2センサ部と前記第3センサ部とは、それぞれ、前記用紙の異なる位置に配置された前記マークに関する情報を検出する、
(構成例1)から(構成例5)のいずれか1項に記載の携帯型端末。
(構成例7)
前記用紙として、前記マークが設けられていない普通紙と、前記マークが設けられた台紙無しラベル紙と、前記マークが設けられた台紙付きラベル紙と、が用いられる、
(構成例6)に記載の携帯型端末。
本開示では、以上と同様な制御を行う印刷制御方法を提供することも可能である。
(構成例8)
サーマルヘッドを有する携帯型端末において行われる印刷制御方法であって、
第1センサ部が、用紙の有無を検出し、
第2センサ部が、前記用紙に設けられたマークに関する情報を検出し、
用紙判定部が、前記用紙を排出する方向とは逆方向に搬送して前記第2センサ部により前記マークに関する情報を検出した結果に基づいて、前記用紙の種類を判定する、
印刷制御方法。
本開示では、以上と同様な機能をコンピューターに実現させるプログラムを提供することも可能である。
(構成例9)
サーマルヘッドを有する携帯型端末を構成するコンピューターに、
第1センサ部の検出結果に基づいて用紙の有無を検出する機能と、
第2センサ部の検出結果に基づいて前記用紙に設けられたマークに関する情報を検出する機能と、
前記用紙を排出する方向とは逆方向に搬送して前記第2センサ部により前記マークに関する情報を検出した結果に基づいて、前記用紙の種類を判定する機能と、
を実現させるためのプログラム。
1…印刷システム、11…ホスト装置、12…サーマルプリンタ、21…LED部、22…ドロワ、23…スイッチ部、24…ACアダプタ、111…筐体、111a、611…筐体上部、111b、612…筐体下部、131…用紙排出口、132…ピンチャー、151…第1センサ部、152…第2センサ部、153…第3センサ部、211…通信インターフェース、212…表示制御回路、213…ドロワ制御回路、214…スイッチ制御回路、215…電源制御回路、231…RAM、232…ROM、233…紙搬送制御回路、234…印字制御回路、235…カッタ制御回路、236…カバーオープン検出回路、237…紙・マーク検出回路、238…テイクン検出回路、239…マーク検出回路、240…カッタ位置検出回路、311…紙送りモータ、312、621…サーマルヘッド、313…カッタモータ、314…メカニカルセンサ、315…センサ、401、911…台紙無しラベル紙、421、521…印字領域、431、432、531、532、721、722、821、822、921~923…マーク、501、811…台紙付きラベル紙、511…台紙、622…プラテン、623…紙ガイド、624…カッタ部、624a、624b…カッタ刃、651…テイクンセンサ、652、653…マークセンサ、711、1011…用紙、1021…先端、2011…方向

Claims (9)

  1. サーマルヘッドを有する携帯型端末であって、
    用紙の有無を検出する第1センサ部と、
    前記用紙に設けられたマークに関する情報を検出する第2センサ部と、
    前記用紙の種類を判定する用紙判定部と、
    を備え、
    前記用紙判定部は、前記用紙を排出する方向とは逆方向に搬送して前記第2センサ部により前記マークに関する情報を検出した結果に基づいて、前記用紙の種類を判定する、
    携帯型端末。
  2. 前記用紙を投げ込み方式でセットする構造を有する、
    請求項1に記載の携帯型端末。
  3. 前記用紙をカットするカッタ部を備え、
    前記第1センサ部は、前記カッタ部の位置またはその付近の位置について、前記用紙の有無を検出し、
    前記カッタ部は、前記用紙が有るときに前記用紙をカットする動作を行い、前記用紙が無いときには前記用紙をカットする動作を行わない、
    請求項1または請求項2に記載の携帯型端末。
  4. 前記第2センサ部によって、前記マークの有無、前記マークの長さ、前記マークの間隔を検出する、
    請求項1または請求項2に記載の携帯型端末。
  5. 前記用紙として、前記マークが設けられていない普通紙と、前記マークが設けられた台紙無しラベル紙と、前記マークが設けられた台紙付きラベル紙と、のうちの2以上が用いられる、
    請求項1または請求項2に記載の携帯型端末。
  6. さらに、前記用紙に設けられた前記マークに関する情報を検出する第3センサ部を備え、
    前記第2センサ部と前記第3センサ部とは、それぞれ、前記用紙の異なる位置に配置された前記マークに関する情報を検出する、
    請求項1または請求項2に記載の携帯型端末。
  7. 前記用紙として、前記マークが設けられていない普通紙と、前記マークが設けられた台紙無しラベル紙と、前記マークが設けられた台紙付きラベル紙と、が用いられる、
    請求項6に記載の携帯型端末。
  8. サーマルヘッドを有する携帯型端末において行われる印刷制御方法であって、
    第1センサ部が、用紙の有無を検出し、
    第2センサ部が、前記用紙に設けられたマークに関する情報を検出し、
    用紙判定部が、前記用紙を排出する方向とは逆方向に搬送して前記第2センサ部により前記マークに関する情報を検出した結果に基づいて、前記用紙の種類を判定する、
    印刷制御方法。
  9. サーマルヘッドを有する携帯型端末を構成するコンピューターに、
    第1センサ部の検出結果に基づいて用紙の有無を検出する機能と、
    第2センサ部の検出結果に基づいて前記用紙に設けられたマークに関する情報を検出する機能と、
    前記用紙を排出する方向とは逆方向に搬送して前記第2センサ部により前記マークに関する情報を検出した結果に基づいて、前記用紙の種類を判定する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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