JP2024050819A - 情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理方法、及び情報端末プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理方法、及び情報端末プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 広告効果を高めると共に、投票券が的中しなかった場合でも継続してレースへの投票意欲を維持させる技術を提供する。【解決手段】 通信ネットワークを介して、ユーザにより使用される端末装置と通信可能な情報処理装置は、前記端末装置から、競技に対するユーザの投票内容が指定された投票券情報を受け付ける受付部と、前記競技の結果、前記投票券情報に的中しなかった投票内容が含まれており、且つ、前記端末装置において所定の広告が再生された場合、投票に利用可能な価値を前記ユーザに付与する付与部と、を備えることにより、上記課題の解決を図る。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理方法、及び情報端末プログラムに関する。
近年、インターネットの飛躍的な普及及び通信環境の改善に伴い、通信ネットワークを介して様々なサービスが提供されている。そのようなサービスの1つとして、例えば、競馬、競艇、競輪等の公営競技において投票を可能にする投票券購入システムが開示されている。
また、近年、スマートフォンの利用の拡大や動画共有サービス等の普及により、インターネット上での動画広告の利用が増加している。これに関連する技術として、ネットワークゲームによる広告制御に関する技術がある。当該技術の一例として、ゲームの進行を制御するゲーム実行部と、所定のタイミングにて、広告を表示させる広告表示部と、前記広告の表示を契機として、ゲームを有利に進めるためのゲームコンテンツをプレイヤに報酬として提供する報酬提供部と、を備える情報処理装置において、前記広告表示部は、前記広告の表示に際し、広告主から前記報酬を提供されたことを報知する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2018-27183号公報
公営競技では、ユーザは、競技結果の着順を投票対象として予想し、その投票対象に対して金額を指定した投票券を購入する。競技の終了後、投票券が的中している場合には、配当倍率(「オッズ」ともいう。)に応じて、配当金が払い戻される。
しかしながら、投票が的中しなかった場合、配当金の払い戻しはなく、単に投票券の購入による消費が行われるだけであるから、ユーザには損失が発生し、継続して競技への投票意欲を失う可能性がある。一方で、広告媒体は、ユーザにより広く閲覧してもらうほど広告効果が上がることが期待される。
そこで、広告効果を高めると共に、投票券が的中しなかった場合でも継続してレースへの投票意欲を維持させる技術を提供する。
本発明の一態様に係る、通信ネットワークを介して、ユーザにより使用される端末装置と通信可能な情報処理装置は、前記端末装置から、競技に対するユーザの投票内容が指定された投票券情報を受け付ける受付部と、前記競技の結果、前記投票券情報に的中しなかった投票内容が含まれており、且つ、前記端末装置において所定の広告が再生された場合、投票に利用可能な価値を前記ユーザに付与する付与部と、を備える。
本発明の一態様によれば、広告効果を高めると共に、投票券が的中しなかった場合でも継続してレースへの投票意欲を維持させることができる。
本実施形態における情報処理装置の一例を示す図である。 本実施形態における投票券購入システムのネットワーク構成の一例を示す図 である。 本実施形態における投票券購入システムの機能ブロックの一例を示す図であ る。 本実施形態におけるサーバにより管理されるデータベースのデータ構造例を 示す図である。 本実施形態における投票券購入画面例を示す図である。 本実施形態における所定の条件においてポイントが付与される旨を通知する メッセージの一例を示す図である。 本実施形態におけるポイント付与が完了した旨を知らせるメッセージの一例 を示す図である。 本実施形態におけるユーザ端末12とサーバ16との間のシーケンス図であ る。 本実施形態(実施例1)におけるサーバ側の処理に関するフローチャートで ある。 本実施形態(実施例2)におけるサーバ側の処理に関するフローチャート である。 本実施形態(実施例3)におけるサーバ側の処理に関するフローチャート である。 本実施形態(実施例4)におけるサーバ側の処理に関するフローチャート である。 本実施形態におけるプログラムを実行するコンピュータのハードウェア環 境の構成ブロック図の一例である。
図1は、本実施形態における情報処理装置の一例を示す図である。情報処理装置1は、通信ネットワークを介して、ユーザにより使用される端末装置と通信可能であり、受付部2、付与部3を含む。情報処理装置1の一例として、後述するサーバ16が挙げられる。端末装置の一例として、後述するユーザ端末12が挙げられる。
受付部2は、端末装置から、競技に対するユーザの投票内容が指定された投票券情報を受け付ける。投票券情報は、例えば、1以上の投票内容を含む情報である。投票内容は、投票対象、賭式(単勝、複勝等に対応。)、及び賭け金(投票額、投票価値)の組み合わせを1組以上含むものである。投票対象とは、競技において投票する対象の番号または組番号を示であり、例えば、車番、馬番、組番号等に対応する。受付部2の一例として、後述するユーザ投票券情報取得部34が挙げられる。
付与部3は、競技の結果、投票券情報に的中しなかった投票内容が含まれており、且つ、端末装置において所定の広告が再生された場合、投票に利用可能な価値をユーザに付与する。付与部3の一例として、後述する付与部37が挙げられる。
このように構成することにより、広告効果を高めると共に、投票券が的中しなかった場合でも継続してレースへの投票意欲を維持させることができる。すなわち、投票券が的中しなかった場合、ユーザは損をしており、継続して競技への投票意欲を失う可能性がある。そこで、本実施形態に係る情報処理装置によれば、的中しなかった場合でも、広告を閲覧することにより、レースに利用可能な価値が付与されることで、広告効果を高めると共に、継続してレースへの投票意欲を保つことができるようになる。ここで付与されるレースに利用可能な価値は、無償コイン(現金で購入していないコイン又はポイント)または現金ポイント(現金に対応するポイント)などである。
付与部3は、投票に利用可能な価値の量を、的中しなかった投票券に対して投票した価値の量よりも、低く設定する。このように構成することにより、無償コインまたは現金ポイントの流通量を調整することができる。
このとき、広告は、ユーザが保有する価値の量が所定量以下である場合に表示されるようにしてもよい。言い換えると、付与部3は、保有している価値が少なくなっており、継続して競技への投票ができなくなっているユーザに対して広告を表示する。このように構成することにより、無償コイン又は現金ポイントの保有量が少なくなっており、継続して競技への投票ができないユーザが、動画広告を見ることにより、無償コイン又は現金ポイントを回復することができ、継続して競技への投票が可能となる。
また、広告が複数ある場合、複数の広告は、端末装置において選択可能に表示されるようにしてもよい。このように構成することにより、ユーザは、自分の見たい広告を選択することができる。
付与部3は、受け付けた投票券情報に含まれる的中しなかった投票対象それぞれに対して指定した価値の合計量に基づいて、ユーザに付与する価値を決定してもよい。例えば、投票券情報に3組の投票内容(すなわち、投票対象、賭け式、賭け金の組み合わせが3組)があるとする。3組のうち、第1組目の投票内容が的中し、第2組目と第3組目の投票内容は的中しなかったとする。この場合、付加部3は、的中しなかった第2組目の投票内容において指定した金額と、的中しなかった第3組目の投票内容において指定した金額の合計を算出し、その合計量に基づいてユーザに付与する価値を決定することができる。このように構成することにより、的中しなかった投票の額が大きくても、その額に応じた無償コイン又は現金ポイントを回復することができることで、継続してレースへの投票意欲を保つことができるようになる。
また、広告は、動画広告であってもよい。この場合、受け付けた投票券情報に含まれる的中しなかった投票対象それぞれに対して投票した価値の合計量に応じて、再生時間の異なる動画広告が、前記端末装置に表示されるようにしてもよい。
このように構成することにより、ユーザ側においては、投票した額が大きいほど、例えばより長い再生時間を見ることにより、その再生時間に応じた無償コイン又は現金ポイントを得ることができる。再生時間に応じた無償コイン又は現金ポイントをユーザに付与することにより、ユーザの離脱を防ぎ、投票券を購入するユーザ数の減少を防ぐことができる。一方、運営側は、動画広告をユーザに見せることで、広告収入を得ることができ、ユーザに無償コイン又は現金ポイントを付与しても損失を被ることはない。
付与部3は、競技の着順の確定後から所定の期間(例えば、次のレースまでの間、又は、その日が終わるまで)において、投票券情報に的中しなかった投票対象が含まれている場合において、さらに端末装置において所定の広告が再生された場合、投票に利用可能な価値をユーザに付与してもよい。
このように構成することにより、ユーザは、無償コイン又は現金ポイントを得るための広告を見るまでの猶予を与えることができる。
付与部3は、受け付けた投票券情報に含まれる投票対象それぞれに対して指定した価値が、投票に対する払戻率に影響を与える第1価値(例えば、現金)である場合、払戻率に影響を与えない第2価値(例えば、無償コイン又は現金ポイント等)を投票に利用可能な価値としてユーザに付与してもよい。
このように構成することにより、投票が的中しなかった場合でも、投票に利用可能な無償コイン又は現金ポイント等がユーザに付与されるため、継続してレースへの投票が可能になる。
付与部3は、受け付けた投票券情報に含まれる投票対象それぞれに対して投票した価値が、投票に対する払戻率に影響を与えない第2価値(例えば、無償コイン又は現金ポイント等)である場合、第2価値を投票に利用可能な価値としてユーザに付与してもよい。
このように構成することにより、投票が的中しなかった場合でも、投票に利用可能な無償コイン又は現金ポイント等がユーザに付与されるため、継続してレースへの投票が可能になる。
付与部3は、端末装置から、広告の再生中に端末装置への所定の入力操作がなされた旨の通知を受け付けた場合、投票に利用可能な価値をユーザに付与してもよい。このように構成することにより、ユーザが広告を見ないで価値を得ることを回避することができる。
付与部3は、広告の再生時間に応じて、ユーザに付与する価値の量を決定してもよい。このように構成することにより、動画広告の再生時間に応じて、ユーザへ付与するポイントを増やすことができる。
付与部3は、受け付けた投票券情報に含まれる投票対象がすべて的中していない場合、または投票対象に対して投票した価値の量よりも払い戻される価値の量が低い場合において、所定の広告が再生されると、前記投票に利用可能な価値をユーザに付与してもよい。
このように構成することにより、投票券がすべて外れた場合や掛金よりも払戻額の方が少ない場合であっても、的中しなかった場合でもレースに利用可能な価値が付与されることで、継続してレースへの投票意欲を保つことができるようになる。
図2は、本実施形態における投票券購入システムのネットワーク構成の一例を示す図である。投票券購入システム11は、1以上のユーザ端末12、1以上の広告主端末15、サーバ16、及び通信ネットワーク17を含む。1以上のユーザ端末12、1以上の広告主端末15、及びサーバ16は、通信ネットワーク17を介して、相互に通信可能に接続されている。
ユーザ端末12は、例えばユーザが携帯するスマートフォン、タブレット端末、携帯電話等の通信ネットワーク17に接続可能な通信機能を有する携帯電子端末装置である。ユーザ端末12は、操作表示部13、音が入力されるマイクロフォン、音を出力するスピーカ等を有する。操作表示部13は、画面14への入力操作が可能であるとともに、画面14に画像を表示するデバイスであり、例えばタッチパネルディスプレイである。なお、ユーザ端末12は、いわゆるパーソナルコンピュータであってもよい。
ユーザ端末12は、インターネット上のアプリケーションプログラムのダウンロードサイトから所定のアプリケーションプログラムをダウンロードしてインストールすることができる。これにより、ユーザは、ユーザ端末12の操作表示部13に入力操作を行うことにより、そのアプリケーションプログラムを操作することができる。本実施形態では、一例として、競馬、競艇、競輪等の公営競技(以下、「競技」と記述する場合もある。)における投票券を購入等可能で、かつ、配信者による着順予想を閲覧可能な専用のアプリケーションソフトウエア(以下「専用アプリケーションソフトウエア」という。)がユーザ端末12にインストールされるものとする。
ユーザは、この専用アプリケーションソフトウエアをユーザ端末12で起動させることによって、ユーザ端末12をサーバ16へアクセスさせることができる。ユーザ端末12がサーバ16にアクセスする場合には、例えば、予め登録されているユーザIDの入力が求められてもよい。
ユーザ端末12にインストールされた専用アプリケーションソフトウエアが起動すると、ユーザ端末12の画面14には、後述するグラフィカルユーザインターフェース(GUI)画面が表示される。GUI画像には、配信者による競技の着順予想に関する動画コンテンツ及び投票券情報等が表示される。ユーザは、GUI画像に表示される動画コンテンツ等を参考にして、競技の着順予想を行い、所定の入力を行うことによって、ユーザ端末12を介して投票券の購入を行うことができる。
そして、ユーザは、購入した投票券がレース結果に対して的中した場合に、配当倍率(「オッズ」ともいう。)に基づいた配当を受け取る。なお、投票券の購入は有償でも無償でも購入することができる。例えば、投票対象のオッズは、投票対象への第1価値(有償)の投票額(購入金額)に基づいて算出されることとしてよい。投票券の購入が有償の場合には、配当は一例として金銭で行われる。このため、ユーザIDには、決済を行うための、例えばユーザのクレジットカードの番号や銀行口座の番号等が関連付けられる。また、投票券の購入が無償の場合には、当該投票券購入システム11内で利用できる第2価値
(例えば、無償のポイントや現金ポイントである。以下、単に「ポイント」と記す場合もある。)を用いて購入することができる。
広告主端末15は、例えば広告主または広告主より広告制作の業務委託を受けた者(以下、「広告主等」という。)が使用するコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話等の通信ネットワーク17に接続可能な通信機能を有する電信端末装置である。本実施形態では、広告主端末15は、一例として、パーソナルコンピュータであってもよい。
広告主等は、広告主端末15を用いてサーバ16にアクセスし、ユーザ端末12に対して配信する動画広告のデータ及びそれに関する管理情報(例えば、閲覧回数、課金方法等)をサーバ16に登録する。
サーバ16は、ユーザ端末12にインストールされた専用アプリケーションプログラムに関する管理を行う情報処理装置である。例えば、サーバ16は、広告主端末15より提供された動画広告をユーザ端末12に対して配信(例えばストリーミング配信)することができる。
また、サーバ16は、ユーザ端末12からの投票券の購入指示に基づいて、投票券購入のための決済処理等を行うことができる。また、サーバ16は、競技の着順の確定後、購入した投票券が的中したユーザに対して、的中した投票対象と賭金とオッズに基づいて配当金(払戻金)を配当する配当処理を行う。さらに、サーバ16は、競技の着順の確定後、購入した投票券が的中しなかったユーザ等に対して動画広告を提供し、動画広告を閲覧した場合には、次のレースへの投票に利用できる価値をユーザに付与する処理を行う。
サーバ16は、1台以上の物理的な情報処理装置により構成されるサーバシステムであってもよいし、1台以上の仮想サーバ装置により構成される仮想サーバシステムであってもよい。なお、動画広告の配信は、サーバ16とは異なる動作配信サーバ等を介して行ってもよい。
図3は、本実施形態における投票券購入システム11の機能ブロックの一例を示す図である。以下では、ユーザ端末12、サーバ16のそれぞれが有する機能について説明する。
ユーザ端末12は、操作表示部13、通信部21、制御部22、記憶部25を含む。通信部21は、通信ネットワーク17に接続された機器との通信を可能にするインターフェースである。ここでは、通信部21は、通信ネットワーク17を介して、サーバ16と通信を行う。
操作表示部13は、ユーザの入力操作により入力が可能であると共に、表示も可能なタッチパネルディスプレイである。なお、本実施形態では、一例として、タッチパネルディスプレイを用いるが、これに限定されず、入力部と表示部とがそれぞれ独立していてもよい。
制御部22は、ユーザ端末12全体の動作を制御する。制御部22は、本実施形態に係るアプリケーションプログラムを実行することにより、表示制御部23、購入要求部24として機能する。
表示制御部23は、記憶部26に格納されている専用アプリケーションプログラムのユーザインターフェース(UI)データ26に基づいて、画面14の表示状態を制御する。また、表示制御部23は、サーバ16からの指示に基づいて、専用アプリケーションプログラムを介して、画面14の表示状態を制御する。これにより、表示制御部23は、サーバ16より提供されたレースの投票対象となる番号または組番号及びオッズを画面14に表示する。ユーザは、画面14を参照しながら、レースの着順を予想し、操作表示部13を操作して、予想に応じた投票券を指定する。
購入要求部24は、操作表示部13からの指示に応じて、投票券を購入するための購入要求を、サーバ16へ送信する。購入要求部24は、その購入要求に対して決済処理を行ったサーバ16から、購入完了通知を受信する。
記憶部25は、インストールされたプログラム(本実施形態に係る専用アプリケーションプログラムを含む。)や各種データ等を格納する。記憶部25は、本実施形態では、一例として、UIデータ27等を格納する。ここで、データにはステータス情報や文字データだけでなく、グラフィカルデータも含む。
サーバ16は、通信部31、制御部32、記憶部41を含む。通信部31は、通信ネットワーク17に接続された機器との通信を可能にするインターフェースである。通信部31は、通信ネットワーク17を介して、ユーザ端末12、広告主端末15と通信を行う。
制御部32は、サーバ16全体の動作を制御する。それと共に、制御部32は、ユーザ端末12または広告主端末15からの要求に応じて処理を実行し、実行結果をユーザ端末12または広告主端末15に返す等の制御を行う。制御部42は、本実施形態に係るアプリケーションプログラムを実行することにより、広告登録部33、ユーザ投票券情報取得部34、決済処理部35、広告配信制御部36、付与部37として機能する。
広告登録部33は、広告主端末15から登録依頼に応じて、動画広告データを受け付ける。広告登録部33は、動画広告データを記憶部41に登録し、動画広告データを管理する情報を広告管理データベース42に登録する。
ユーザ投票券情報取得部34は、ユーザ端末12からの投票券購入要求に応じて、ユーザにより指定された投票券情報を取得する。投票券情報は、ユーザ端末12における1回の購入操作で購入された投票券に関する情報であり、投票対象としての番号または組番号と、それに対して賭けた金額(またはポイント)との組み合わせを1組以上含む。投票対象としての番号とは、例えば、賭け式として、単勝、複勝等を選択した場合に一着または1~3着までになる投票対象を特定する番号である。投票対象としての組番号とは、例えば、賭け式として、3連単(車番3連勝単式)、3連複(車番3連勝複式)、2車単(車番2連勝単式)、2連複(車番2連勝複式)、2枠単(枠番2連勝単式)、2枠複(枠番2連勝複式)、ワイド(拡大2連勝複式)等を選択した場合にその投票対象を特定する番号の組み合わせである。
決済処理部35は、ユーザ投票券情報取得部34により取得されたユーザの投票券情報に基づいて、投票券を購入するための決済処理を行う。決済処理は、予め登録しているクレジットカード、口座番号等に基づいて、行われる。
広告配信制御部36は、購入した投票券に的中しなかった投票対象(競技において投票する対象の番号または組番号)が含まれている場合、その的中しなかったユーザのユーザ端末12に対して、動画広告を閲覧可能に提供する。広告配信制御部36は、提供した動画広告の配信状況(再生開始、再生中、中断、再生終了等)を監視し、再生が開始された場合、動画広告の再生時間を計測する。
付与部37は、広告配信制御部36により提供された動画広告を閲覧したユーザに対して、所定の量のポイントを付与する。ここで、付与部37は、付与するポイントの値を、的中しなかった投票券に対して投票した金額またはポイントの値よりも、低く設定するようにしてもよい。これにより無償コイン又は現金ポイントの流通量を調整することができる。また、付与部37は、ポイントを付加したユーザのユーザ端末12にポイント付与が完了した旨を通知する。
記憶部41は、広告管理データベース42、ユーザ情報管理データベース43、ユーザ投票券情報データベース44を格納する。なお、以下では、データベースを「DB」と称する。
広告管理DB42は、広告主端末15により登録された動画広告データを管理するデータベースである。ユーザ情報管理DB43は、ユーザに関する情報を管理するデータベースである。ユーザ投票券情報DB44は、ユーザが購入した投票券情報を管理するデータベースである。
図4は、本実施形態におけるサーバ16により管理されるデータベースのデータ構造例を示す図である。
広告管理DB42は、「広告ID」、「広告主」、「格納場所」、「最大再生時間」のデータ項目を含む。以下では、広告管理DB42の各レコードを広告情報と称する場合がある。項目「広告ID」には、動画広告を特定する情報(広告ID)が格納される。項目「広告主」には、広告主を特定する情報が格納される。項目「格納場所」には、動画広告データの格納場所を示すアドレスが格納される。項目「最大再生時間」には、動画広告を最後まで再生した場合の再生時間が格納される。
ユーザ情報管理DB43は、「ユーザID」、「ユーザ名」、「メールアドレス」、「保有金額」、「保有ポイント」のデータ項目を含む。項目「ユーザID」には、ユーザを特定する情報(ユーザID)が格納される。項目「ユーザ名」には、ユーザの名前が格納される。項目「保有金額」には、投票券購入システム11において、現在ユーザが使用可能な金額が格納される。項目「保有ポイント」には、投票券購入システム11において、現在ユーザが使用可能なポイントが格納される。
ユーザ投票券情報DB44は、「ユーザID」、「レースID」、「投票券ID」、「賭け式」、「投票対象」、「購入金額」、「購入ポイント」のデータ項目を含む。項目「ユーザID」には、ユーザを特定する情報(ユーザID)が格納される。項目「レースID」には、競技を特定する情報(レースID)が格納される。項目「投票券ID」には、ユーザによる1回の購入操作で購入された投票券を特定する情報(投票券ID)が格納される。項目「賭け式」には、賭け式の種類を特定する情報(単勝、複勝、3連単(車番3連勝単式)、3連複(車番3連勝複式)、2車単(車番2連勝単式)、2連複(車番2連勝複式)、2枠単(枠番2連勝単式)、2枠複(枠番2連勝複式)、ワイド(拡大2連勝複式)等)が格納される。項目「投票対象」には、レースIDで特定される競技(レース)における1着の番号または1着から所定の順位までの着順の組番号が格納される。項目「購入金額」には、投票券情報に対応する賭金(有償の場合に用いられる項目であり、通貨が賭金となる)が格納される。項目「購入ポイント」には、投票券情報に対応する賭金
(無償の場合に用いられる項目であり、ポイントが賭金となる)が格納される。
次に、ユーザ端末12においてインストールされた専用アプリケーションプログラムのユーザインターフェースについて、図5、図6、図7を用いて説明する。ユーザ端末12において、専用アプリケーションプログラムを起動させると、画面14にはその時点において投票券を購入可能なレースを選択する画面が表示される。ユーザは、操作表示部13を操作して対象となるレースを選択し、さらに投票対象及び掛金(または掛けポイント)を指定すると、図5の画面が表示される。
図5は、本実施形態における投票券購入画面例を示す図である。投票券購入画面51は、ユーザ名表示欄52、保有ポイント表示欄53、保有ポイント追加指定欄54、保有金額表示欄55、保有金追加指定欄56、購入対象投票券表示欄57、購入実行ボタン63を含む。
ユーザ名表示欄52には、専用アプリケーションプログラムを介して投票券購入システム11にログインしているユーザ名が表示される。保有ポイント表示欄53には、現在、投票券購入システム11においてそのユーザが保有しているポイントが表示される。保有ポイント追加指定欄54をタップすると、投票券を無償で購入するために投票券購入システム11内だけで使用するポイント(チャージ)を追加することができる。保有金額表示欄55には、現在、投票券購入システム11においてそのユーザが保有している金額が表示される。保有金追加指定欄56をタップすると、投票券を有償で購入するための金額を投票券購入システム11に追加(チャージ)することができる。なお、投票券購入システム11では、このチャージした金額内またはポイント内にて投票券を購入することができる。
購入対象投票券表示欄57は、1回の購入操作で購入する対象の投票券に関する情報を表示する。購入対象投票券表示欄57は、予想投票券一覧57a、賭金/賭ポイント合計表示欄61を含む。
予想投票券一覧57aは、組番号表示欄58、オッズ表示欄59、賭金/賭ポイント表示欄60、賭金/賭ポイント増減設定ボタン62を含む。投票組番号表示欄58は、投票する番号または組番号を表示する欄である。図5の例では、予想投票券一覧57aには、「1着1番、2着4番」の組番号、「1着3番、2着8番」の組番号、「1着5番、2着2番」の組番号、「1着8番、2着5番、3着2番」の組番号の4つの組番号が表示されている。
オッズ表示欄59には、投票組番号表示欄58に表示されている番号または組番号に対応するオッズが表示される。賭金/賭ポイント表示欄60には、各番号または各組番号に対しての賭金または賭けポイントが表示される。賭金/賭ポイント増減設定ボタン62において、「+」ボタンをタップすると、対応する組番号に設定する賭金または賭ポイントを増額することができる。「-」ボタンをタップすると、対応する組番号に設定する賭金または賭ポイントを減額することができる。賭金/賭ポイント合計表示欄61には、予想投票券一覧57a中の賭金/賭ポイント表示欄60の合計が表示される。
購入実行ボタン63を押下すると、購入対象投票券表示欄57の内容についての投票券を購入することができる。
図6は、本実施形態における所定の条件においてポイントが付与される旨を通知するメッセージの一例を示す図である。ユーザが図5を用いて投票券を購入してレースが行われて着順が確定した後、購入した投票券に的中しなかった投票対象が含まれているとする。この場合、画面14には、所定の動画広告を閲覧した場合には、レースにおいて投票に使用することができるポイントが付与される旨を知らせるメッセージ71が表示される。
メッセージ71は、動画広告一覧72、「閉じる」ボタン75を含む。「閉じる」ボタン75がタップされると、メッセージ71が閉じる。
動画広告一覧72は、閲覧可能な1以上の動画広告73の一覧であり、スクロールバー74を操作して、スクロールすることが可能である。図6では、動画広告73a,73b,73c,・・・が表示されている。動画広告73a,73b,73c,・・・には、それぞれ配信元のアドレス(リンク先)が設定されている。ユーザは、動画広告一覧72に表示された動画広告73から、いずれかの動画広告をタップすると、動画広告のリンク先に基づいて、リンク先から動画広告の配信が行われる。すると、ユーザ端末12において、その動画広告が再生されて、ユーザはその動画広告を視聴することができる。
ここで、動画広告73は、例えば、インバナー動画広告であってもよいし、インリード動画広告であってもよく、その種類に限定されない。インバナー動画広告とは、従来のバナー枠に配信されるタイプの動画広告である。インリード動画広告とは、ユーザがWebページをスクロールして動画広告が画面に表示されたら動画が再生されるという仕様の動画広告である。また、動画広告の仕様によっては、インストリーム動画広告であってもよい。インストリーム動画広告とは、動画サイトなどにある動画再生画面に流れる動画広告である。
図7は、本実施形態におけるポイント付与が完了した旨を知らせるメッセージの一例を示す図である。図6において、ユーザが動画広告一覧72に表示された動画広告73から、いずれかの動画広告をタップして選択し、その動画広告を再生して視聴したとする。この場合、そのユーザには、レースにおいて投票に使用することができるポイントが付与され、そのポイントが付与された旨を知らせるメッセージ81が表示される。「閉じる」ボタン82がタップされると、メッセージ81が閉じる。
図8は、本実施形態におけるユーザ端末12とサーバ16との間のシーケンス図である。ユーザは、ユーザ端末12を操作して、インストールされている専用アプリケーションプログラムを起動させる(S1)。すると、専用アプリケーションプログラムが起動した0ユーザ端末12は、サーバ16にレース情報を要求する(S2)。
サーバ16は、これから開始されるレース情報(レース名、レース内容、投票対象、オッズ等)をユーザ端末12へ送信する(S3)。
ユーザ端末12は、サーバ16からレース情報を受信すると、そのレース情報を画面14に表示する(S4)。ユーザは、操作表示部13を操作して、投票券を購入したいレースを選択し、その選択したレースの投票券(投票対象及び賭け金(または賭けポイント))を指定する。すると、図5の投票券購入画面51が表示される。
投票券購入画面51において、ユーザは、購入する投票券が確定すると、購入実行ボタン63をタップする(S5)。すると、ユーザ端末12は、図5の内容に基づいて、ユーザ投票券情報(ユーザID、レースID、賭け式、投票対象(番号または組番号)、購入金額(または購入ポイント)を含む。)を含む購入要求をサーバ16へ送信する(S6)。
サーバ16(ユーザ投票券情報取得部34)は、その購入要求を取得する。サーバ16
(ユーザ投票券情報取得部34)は、取得した購入要求からユーザ投票券情報を取得して、投票券IDを割り当て、ユーザ投票券情報の内容をユーザ投票券情報DB44に登録する。
サーバ16(決済処理部35)は、その購入要求に基づいて、投票券の購入に関する決済処理を行う(S7)。決済処理が完了した場合、サーバ16は、決済内容に基づいてユーザ情報管理DB43の内容を更新すると共に、決済処理の完了をユーザ端末12に通知する(S8)。
サーバ16は、そのレースの投票時間が締め切られて、レース後、着順が確定すると、的中した投票対象を含む投票券情報について配当処理を行う。
一方、サーバ16(広告配信制御部36)は、的中しなかった投票対象を含む投票券情報について広告表示処理を行う(S9)。広告表示処理は、ユーザ端末12において動画広告を閲覧可能に表示する制御処理を行う。また、サーバ16(広告配信制御部36)は、図6で示したメッセージ71を表示させるための広告表示確認通知をユーザ端末12に送信する(S10)。広告表示確認通知は、1以上の動画広告の配信元のアドレス(リンク先情報)を含む。
ユーザ端末12は、広告表示確認通知を取得すると、表示制御部23により、画面14には、例えば図6で示すメッセージ71が表示される(S11)。メッセージ71の動画広告一覧72には、リンク先情報に基づいて、1以上の動画広告73が閲覧可能に表示されている。
それから、ユーザは、たとえば、図6におけるメッセージ71の動画広告一覧72から、いずれかの動画広告73をタップする。するとユーザ端末12は、サーバ16に対して、広告閲覧要求を行う(S12)。
サーバ16(広告配信制御部36)は、要求元のユーザ端末12に対して、その広告閲覧要求に対する動画広告の配信を開始する(S13、S14)。ユーザ端末12の画面14には、配信された動画広告が表示される(S15)。
サーバ16(付与部37)は、動画広告の配信が終了すると(S16)、投票対象が的中しなかったユーザに対してポイントを付与するためにポイント付与処理(S17)を行う。サーバ16(付与部37)は、ポイント付与処理により、ユーザ情報管理DB43の項目「保有ポイント」の更新が完了した場合、対象ユーザに対してポイントの付与が完了した旨を通知する(S18)。ユーザ端末12の画面14には、その通知に基づいて、図7のポイント付与が完了した旨を知らせるメッセージ81が表示される(S19)。
次に、サーバによる広告表示処理(S9)、動画広告配信処理(S13,S16)、及びポイント付加処理(S17)に関する処理の実施例のバリエーションについて説明する。
図9は、本実施形態(実施例1)におけるサーバ側の処理に関するフローチャートである。広告配信制御部36は、レースの着順が確定した旨の通知を取得すると(S21)、ユーザ投票券情報DB44から、今回のレースについて的中しなかった投票対象を含むユーザ投票券情報を抽出する(S22)。広告配信制御部36は、ユーザ情報管理DB23から、抽出したユーザ投票券情報に対応する各ユーザを特定する(S23)。以下のS24以降の処理は、特定したユーザ毎に並列して実行される。
広告配信制御部36は、広告管理DB42から1以上の広告情報(広告ID、広告主、格納場所、最大再生時間)を取得する(S24)。広告配信制御部36は、広告表示確認通知を、ユーザ端末12に送信する(S25)。広告表示確認通知は、S24で取得した広告IDに対応する動画広告の格納場所(リンク先情報)を含む。ユーザ端末12側では、広告表示確認通知を取得すると、画面14にメッセージ71が表示される(図6)。
広告配信制御部36は、ユーザ端末12から広告表示確認通知に対する応答があるまで待ち状態となる(S26でNO)。ユーザ端末12から広告表示確認通知に対する応答があった場合、広告配信制御部36は、動画広告の配信要求か否かを判定する(S27)。動画広告の配信要求は、ユーザID、リンク先情報を含む。応答内容が動画広告の配信要求でない場合(S27でNO)、当該ユーザに関する本フローは終了する。
応答内容が動画広告の配信要求の場合(S27でYES)、広告配信制御部36は、ユーザ端末12に、リンク先情報に基づいて、動画広告の配信を行う(S28)。動画広告の再生が中断されるか、所定時間(または最後まで)再生されるまで、広告配信制御部36は、動画の配信を継続する(S29でNO,S30でNO)。
広告配信制御部36は、動画広告が所定時間(または最後まで)再生されたかを判定する(S29)。動画広告の再生が中断された場合(S29でNO,S30でYES)、当該ユーザに関する本フローは終了する。
広告配信制御部36により動画広告が所定時間(または最後まで)再生されたと判定された場合(S29でYES)、付加部37は、ユーザIDに基づいてユーザ情報管理DB43の保有ポイントを更新し、ユーザに所定のポイントを付与する(S31)。付与するポイントの値は、予め決められていてもよいし、その都度決定するようにしてもよい。
その後、付加部37は、ユーザ端末12にポイントの付与が完了した旨を通知する(S32)。すると、ユーザ端末12側では、画面14にメッセージ81が表示される(図7)。
なお、上記では、レースの着順が確定した旨の通知を取得すると(S21)、S22以降の処理が実行される。このとき、S22以降の処理を行うタイミングは、S21終了後、即時であってもよいし、所定のタイミングであってもよい。所定のタイミングとは、例えば、次のレースの投票の締め切りまでの間やその日が終わるまであってもよい。
図10は、本実施形態(実施例2)におけるサーバ側の処理に関するフローチャートである。図10のフローは、図9のフローにS41,S42の処理を追加したものである。以下では、S21~S23の処理の説明については、図9と同様なので、その説明を省略し、特定したユーザ毎に並列して実行される処理(S41、S42、S24-S32)について説明する。
広告配信制御部36は、ユーザ情報管理DB43から、ユーザの保有ポイントを取得する(S41)。広告配信制御部36は、取得したユーザの保有ポイントが所定量以下か否かを判定する(S42)。広告配信制御部36は、取得したユーザの保有ポイントが所定量以下の場合(S42でNO)、当該ユーザに関する本フローを終了する。
広告配信制御部36は、取得したユーザの保有ポイントが所定量を超える場合、広告管理DB42から1以上の広告情報(広告ID,広告主、格納場所、最大再生時間)を取得する(S24)。広告配信制御部36は、広告表示確認通知を、ユーザ端末12に送信する(S25)。広告表示確認通知は、S24で取得した広告IDに対応する動画広告の格納場所(リンク先情報)を含む。ユーザ端末12側では、広告表示確認通知を取得すると、画面14にメッセージ71が表示される(図6)。
広告配信制御部36は、ユーザ端末12から広告表示確認通知に対する応答があるまで待ち状態となる(S26でNO)。ユーザ端末12から広告表示確認通知に対する応答があった場合、広告配信制御部36は、その応答内容が動画広告の配信要求か否かを判定する(S27)。動画広告の配信要求は、ユーザID、リンク先情報を含む。応答内容が動画広告の配信要求でない場合(S27でNO)、当該ユーザに関する本フローは終了する。
応答内容が動画広告の配信要求の場合(S27でYES)、広告配信制御部36は、ユーザ端末12に、リンク先情報に基づいて、動画広告の配信を行う(S28)。動画広告の再生が中断されるか、所定時間(または最後まで)再生されるまで、広告配信制御部36は、動画の配信を継続する(S29でNO,S30でNO)。
広告配信制御部36は、動画広告が所定時間(または最後まで)再生されたかを判定する(S29)。動画広告の再生が中断された場合(S29でNO,S30でYES)、当該ユーザに関する本フローは終了する。
広告配信制御部36により動画広告が所定時間(または最後まで)再生されたと判定された場合(S29でYES)、付加部37は、ユーザIDに基づいてユーザ情報管理DB43の保有ポイントを更新し、ユーザに所定のポイントを付与する(S31)。付与するポイントの値は、予め決められていてもよいし、その都度決定するようにしてもよい。
その後、付加部37は、ユーザ端末12にポイントの付与が完了した旨を通知する(S32)。すると、ユーザ端末12側では、画面14にメッセージ81が表示される(図7)。
実施例2によれば、ユーザが保有する価値の量が所定量以下である場合に、動画広告を表示させることができる。これにより、無償コイン又は現金ポイントの保有量が少ない場合に、動画広告を見ることにより、減少した無償コイン又は現金ポイントを回復することができる。
図11は、本実施形態(実施例3)におけるサーバ側の処理に関するフローチャートである。図11のフローは、図9のフローにS51,S52の処理を追加し、S24、S31の処理を調整したものである。以下では、S21~S23の処理の説明については、図9と同様なので、その説明を省略し、特定したユーザ毎に並列して実行される処理(S11、S52、S24-S32)について説明する。
付与部37は、ユーザ投票券情報DB44から、特定したいずれかのユーザについてのユーザIDに基づいて、投票券ID毎に、的中しなかった投票対象に対して指定した額(購入金額または購入ポイント)を取得し、その額の合計量(購入金額の合計量または購入ポイントの合計量)を算出する(S51)。
付与部37は、算出した合計量に応じて、付与するポイントを決定する(S52)。このとき、例えば、合計量が多いほど、すなわち、損失額または損失ポイント数が多いほど、付与するポイント数を多くしてもよい。
広告配信制御部36は、算出した合計量に基づいて、広告管理DB42から1以上の広告情報(広告ID,広告主、格納場所、最大再生時間)を取得する(S24a)。例えば、広告配信制御部36は、算出した合計量が多いほど、より長い最大再生時間の動画広告の広告情報を取得するようにしてもよい。例えば、広告配信制御部36は、合計値がm未満の場合、最大再生時間がT1未満の動画広告の広告情報を取得し、合計値がm以上n未満の場合、最大再生時間がT1以上T2未満の動画広告の広告情報を取得し、合計値がn以上の場合、最大再生時間がT2以上の動画広告の広告情報を取得してもよい。このとき、m:整数、n:整数でm<nである。また、T1:整数、T2整数でT1<T2である。
広告配信制御部36は、広告配信制御部36は、広告表示確認通知を、ユーザ端末12に送信する(S25)。広告表示確認通知は、S24aで取得した広告IDに対応する動画広告の格納場所(リンク先情報)を含む。ユーザ端末12側では、広告表示確認通知を取得すると、画面14にメッセージ71が表示される(図6)。
広告配信制御部36は、ユーザ端末12から広告表示確認通知に対する応答があるまで待ち状態となる(S26でNO)。ユーザ端末12から広告表示確認通知に対する応答があった場合、広告配信制御部36は、その応答内容が動画広告の配信要求か否かを判定する(S27)。動画広告の配信要求は、ユーザID、リンク先情報を含む。応答内容が動画広告の配信要求でない場合(S27でNO)、当該ユーザに関する本フローは終了する。
応答内容が動画広告の配信要求の場合(S27でYES)、広告配信制御部36は、ユーザ端末12に、リンク先情報に基づいて、動画広告の配信を行う(S28)。動画広告の再生が中断されるか、所定時間(または最後まで)再生されるまで、広告配信制御部36は、動画の配信を継続する(S29でNO,S30でNO)。
広告配信制御部36は、動画広告が所定時間(または最後まで)再生されたかを判定する(S29)。動画広告の再生が中断された場合(S29でNO,S30でYES)、当該ユーザに関する本フローは終了する。
広告配信制御部36により動画広告が所定時間(または最後まで)再生されたと判定された場合(S29でYES)、付加部37は、ユーザIDに基づいてユーザ情報管理DB43の保有ポイントを更新し、ユーザに対して、S52で決定したポイントを付与する(S31a)。
その後、付加部37は、ユーザ端末12にポイントの付与が完了した旨を通知する(S32)。すると、ユーザ端末12側では、画面14にメッセージ81が表示される(図7)。
実施例3によれば、購入した投票券の投票対象のうち、的中しなかった投票対象それぞれに対して指定した金額またはポイントの合計量に基づいて、ユーザに付与するポイントを決定することができる。これにより、的中しなかった投票の額が大きくても、その額に応じた無償コイン又は現金ポイントを回復することができることで、継続してレースへの投票意欲を保つことができるようになる。
また、ユーザ側は、損失額が大きいほど、より長い再生時間の動画広告を見ることにより、その再生時間に応じたポイントを得ることができる。一方で、運営側は、ユーザが得ることができるポイントに応じた動画広告をユーザに見せることで、ユーザの投票するレースからの離脱を防ぎ、投票券を購入するユーザ数の減少を防ぐことができる。
図12は、本実施形態(実施例4)におけるサーバ側の処理に関するフローチャートである。図12のフローは、図9のフローのS29~31を、S61、S62,S31aに置き換えたものである。以下では、S21~S26の処理の説明については、図9と同様なので、その説明を省略し、S27以降の処理について説明する。
応答内容が動画広告の配信要求の場合(S27でYES)、広告配信制御部36は、ユーザ端末12に、リンク先情報に基づいて、動画広告の配信を行う。このとき、広告配信制御部36は、動画広告の再生時間の計測を開始する(S28a)。動画広告の再生が中断または終了するまで、広告配信制御部36は、動画の配信を継続する(S61でNO)。
動画広告の再生が中断または終了した場合(S61でYES)、付加部37は、動画広告の再生時間に応じて、ポイントを決定する(S62)。例えば、動画の再生時間が長いほど、より多くのポイントを付与するようにしてもよい。
付加部37は、ユーザIDに基づいてユーザ情報管理DB43の保有ポイントを更新し、ユーザに対して、S62で決定したポイントを付与する(S31a)。
その後、付加部37は、ユーザ端末12にポイントの付与が完了した旨を通知する(S32)。すると、ユーザ端末12側では、画面14にメッセージ81が表示される(図7)。
実施例4によれば、付与部37は、広告の再生時間に応じて、ユーザに付与するポイントを決定することができる。これにより、動画広告の再生時間に応じて、ユーザへ付与するポイントを増やすことができる。
なお、実施例1~4において、付与部37は、付与するポイントの値を、的中しなかった投票券に対して投票した金額またはポイントの値よりも、低く設定するようにしてもよい。これにより無償コイン又は現金ポイントの流通量を調整することができる。
また、例えば、制御部32は、受け付けた投票券情報に含まれる投票対象それぞれに対して指定した価値が通貨である場合に、実施例1~実施例4における特定したユーザ毎の処理(図9のS24~S32、図10のS41~S32、図11のS51~S32、図12のS24~S32)を行って、ポイントをユーザに付与するようにしてもよい。これに5より、投票が的中しなかった場合でも、投票に利用可能な無償コイン又は現金ポイント等がユーザに付与されるため、継続してレースへの投票が可能になる。
また、例えば、制御部32は、受け付けた投票券情報に含まれる投票対象それぞれに対して指定した価値がポイントである場合に、実施例1~実施例4における特定したユーザ毎の処理(図9のS24~S32、図10のS41~S32、図11のS51~S32、図12のS24~S32)を行って、ポイントをユーザに付与するようにしてもよい。これにより、投票が的中しなかった場合でも、投票に利用可能な無償コイン又は現金ポイント等がユーザに付与されるため、継続してレースへの投票が可能になる。
また、付与部37は、ユーザ端末12から、動画広告の再生中に操作表示13への所定の入力操作がなされた旨の通知を受け付けることができるようにしてもよい。その通知を受け付けた場合、付加部37は、ユーザがきちんと動画広告を閲覧しているものとして、ユーザにポイント付与するようにしてもよい。
また、実施例1~4のS22の処理において、広告配信制御部36は、ユーザ投票券情報DB44から、今回のレースについて受け付けた投票券情報に含まれる投票対象がすべて的中していない投票券情報を抽出するようにしてもよい。または、実施例1~4のS22の処理において、広告配信制御部36は、ユーザ投票券情報DB44から、今回のレースについて受け付けた投票券情報のうち、投票対象に対して投票した額またはポイントよりも払い戻される金額またはポイントが低い投票券情報を抽出するようにしてもよい。これにより、投票券がすべて外れた場合や掛金よりも払戻額の方が少ない場合であっても、的中しなかった場合でもレースに利用可能な価値が付与されることで、継続してレースへの投票意欲を保つことができるようになる。
また、ユーザ端末12において再生される広告は、動画だけでなく、静止画であってもよい。その動画や静止画を用いた広告データには、音声データや楽曲データが含まれていてもよい。
図13は、本実施形態におけるプログラムを実行するコンピュータのハードウェア環境の構成ブロック図の一例である。コンピュータ101は、ユーザ端末12、サーバ16として機能する。コンピュータ101は、CPU102、ROM103、RAM104、記憶装置105、入力I/F106、出力I/F107、通信I/F108、読取装置109、バス110によって構成されている。
ここで、CPUは、中央演算装置を示す。ROMは、リードオンリメモリを示す。RAMは、ランダムアクセスメモリを示す。I/Fは、インターフェースを示す。バス110には、CPU102、ROM103、RAM104、記憶装置105、入力I/F106、出力I/F107、通信I/F108、及び必要に応じて読取装置109が接続されている。
コンピュータ101がサーバ16の場合、CPU102は、記憶装置105から本実施形態に係るプログラムを読み出し、広告登録部33、ユーザ投票券情報取得部34、広告配信制御部35、付加部36、決済処理部37として機能する。ROM103は、読み出し専用のメモリを示す。RAM104は、一時的に記憶するメモリである。
記憶装置105は、大容量の情報を記憶する装置である。記憶装置105としては、ハードディスク、ソリッドステートドライブ(SSD)、フラッシュメモリカードなど様々な形式の記憶装置を使用することができる。記憶装置105には、本発明の実施形態に係るプログラムや、記憶部40に格納されている各種データが記憶されている。
入力I/F106は、キーボード、マウス、電子カメラ、ウェブカメラ、マイク、スキャナ、センサ、タブレット、タッチパネルディスプレイ、情報読取装置等の入力装置と接続することが可能である。また、出力I/F107は、ディスプレイ、タッチパネル、プロジェクタ、プリンタ、スピーカ等の出力装置と接続することが可能である。
通信I/F108は、通信ネットワークと接続して他の装置と通信するためのポート等のインターフェースである。通信ネットワークは、インターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、専用線、有線、無線等の通信網であってよい。読取装置109は、可搬型記録媒体を読み出す装置である。
上記実施形態で説明した処理を実現するプログラムは、プログラム提供者側から通信ネットワークおよび通信I/F108を介して、例えば記憶装置105に格納されてもよい。また、上記実施形態で説明した処理を実現するプログラムは、市販され、流通している可搬型記憶媒体に格納されていてもよい。この場合、この可搬型記憶媒体は読取装置105にセットされて、CPU102によってそのプログラムが読み出されて、実行されてもよい。可搬型記憶媒体としてはCD-ROM、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、ICカード、USBメモリ装置、半導体メモリカードなど様々な形式の記憶媒体を使用することができる。このような記憶媒体に格納されたプログラムが読取装置109によって読み取られる。
また、当該プログラムは、スタンドアローン型のコンピュータにインストールされてもよいし、クラウドコンピュータによりインストールされて機能のみをユーザに提供してもよい。また、本実施形態では、ユーザ端末12にサーバ16と通信可能なアプリケーションプログラムをインストールして、本実施形態における投票券購入システムの制御を行ったが、これに限定されない。例えば、ユーザ端末12にインストールされたWebブラウザを用いて、サーバ16にアクセスし、サーバ16側で運用されている本実施形態に係るシステムを使用してもよい。
本実施形態によれば、広告効果を高めると共に、投票券が的中しなかった場合でも継続してレースへの投票意欲を維持させることができる。
以上、実施形態、変形例に基づき本態様について説明してきたが、上記した態様の実施の形態は、本態様の理解を容易にするためのものであり、本態様を限定するものではない。本態様は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本態様にはその等価物が含まれる。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することができる。
上記実施形態に加え、さらに、以下を付記する。
(付記1)
通信ネットワークを介して、ユーザにより使用される端末装置と通信可能な情報処理装置であって、
前記端末装置から、競技に対するユーザの投票内容が指定された投票券情報を受け付ける受付部と、
前記競技の結果、前記投票券情報に的中しなかった投票内容が含まれており、且つ、前記端末装置において所定の広告が再生された場合、投票に利用可能な価値を前記ユーザに付与する付与部と、を備える
情報処理装置。
このように構成することにより、広告効果を高めると共に、投票券が的中しなかった場合でも継続してレースへの投票意欲を維持させることができる。
(付記2)
前記付与部は、前記投票に利用可能な価値の量を、的中しなかった投票券に対して投票した価値の量よりも、低く設定する
付記1記載の情報処理装置。
このように構成することにより、無償コインまたは現金ポイントの流通量を調整することができる。
(付記3)
前記広告は、前記ユーザが保有する前記価値の量が所定量以下である場合に表示される、
付記2記載の情報処理装置。
このように構成することにより、無償コイン又は現金ポイントの保有量が少なくなっており、継続して競技への投票ができないユーザが、動画広告を見ることにより、無償コイン又は現金ポイントを回復することができ、継続して競技への投票が可能となる。
(付記4)
前記広告が複数ある場合、複数の広告は、前記端末装置において選択可能に表示される、
付記1~3のうち何れか1項記載の情報処理装置。
このように構成することにより、ユーザは、自分の見たい広告を選択することができる。
(付記5)
前記付与部は、受け付けた前記投票券情報に含まれる的中しなかった投票対象それぞれに対して指定した価値の合計量に基づいて、前記ユーザに付与する前記価値を決定する、
付記1~4のうち何れか1項記載の情報処理装置。
このように構成することにより、的中しなかった投票の額が大きくても、その額に応じた無償コイン又は現金ポイントを回復することができることで、継続してレースへの投票意欲を保つことができるようになる。
(付記6)
前記広告は、動画広告であり、
受け付けた前記投票券情報に含まれる的中しなかった投票対象それぞれに対して投票した価値の合計量に応じて、再生時間の異なる前記動画広告が、前記端末装置に表示される
付記1~5のうち何れか1項記載の情報処理装置。
このように構成することにより、ユーザ側においては、投票した額が大きいほど、例えばより長い再生時間を見ることにより、その再生時間に応じた無償コイン又は現金ポイントを得ることができる。再生時間に応じた無償コイン又は現金ポイントをユーザに付与することにより、ユーザの離脱を防ぎ、投票券を購入するユーザ数の減少を防ぐことができる。一方、運営側は、動画広告をユーザに見せることで、広告収入を得ることができ、ユーザに無償コイン又は現金ポイントを付与しても損失を被ることはない。
(付記7)
前記付与部は、前記競技の着順の確定後から所定の期間において、前記投票券情報に的中しなかった投票対象が含まれている場合において、さらに前記端末装置において前記所定の広告が再生された場合、前記投票に利用可能な価値を前記ユーザに付与する
付記1に記載の情報処理装置。
このように構成することにより、ユーザは、無償コイン又は現金ポイントを得るための広告を見るまでの猶予を与えることができる。
(付記8)
前記付与部は、受け付けた前記投票券情報に含まれる投票対象それぞれに対して指定した価値が、前記投票に対する払戻率に影響を与える第1価値である場合、前記払戻率に影響を与えない第2価値を前記投票に利用可能な価値として前記ユーザに付与する
付記1~7のうち何れか1項記載の情報処理装置。
このように構成することにより、投票が的中しなかった場合でも、投票に利用可能な無8償コイン又は現金ポイント等がユーザに付与されるため、継続してレースへの投票が可能になる。
(付記9)
前記付与部は、受け付けた前記投票券情報に含まれる投票対象それぞれに対して投票した価値が、前記投票に対する払戻率に影響を与えない第2価値である場合、前記第2価値を前記投票に利用可能な価値として前記ユーザに付与する
付記1~8のうち何れか1項記載の情報処理装置。
このように構成することにより、投票が的中しなかった場合でも、投票に利用可能な無償コイン又は現金ポイント等がユーザに付与されるため、継続してレースへの投票が可能になる。
(付記10)
前記付与部は、前記端末装置から、前記広告の再生中に前記端末装置への所定の入力操作がなされた旨の通知を受け付けた場合、前記投票に利用可能な価値を前記ユーザに付与する
付記1~9の何れか1項記載の情報処理装置。
このように構成することにより、ユーザが広告を見ないで価値を得ることを回避することができる。
(付記11)
前記付与部は、前記広告の再生時間に応じて、前記ユーザに付与する価値の量を決定する
付記1~10の何れか1項記載の情報処理装置。
このように構成することにより、動画広告の再生時間に応じて、ユーザへ付与するポイントを増やすことができる。
(付記12)
前記付与部は、受け付けた前記投票券情報に含まれる投票対象がすべて的中していない場合、または投票対象に対して投票した価値の量よりも払い戻される価値の量が低い場合において、前記所定の広告が再生されると、前記投票に利用可能な価値を前記ユーザに付与する
付記1~11のうち何れか1項記載の情報処理装置。
このように構成することにより、投票券がすべて外れた場合や掛金よりも払戻額の方が少ない場合であっても、的中しなかった場合でもレースに利用可能な価値が付与されることで、継続してレースへの投票意欲を保つことができるようになる。
(付記13)
通信ネットワークを介して、ユーザにより使用される端末装置と通信可能な情報処理装置に、
前記端末装置から、競技に対するユーザの投票内容が指定された投票券情報を受け付ける受付処理と、
前記競技の結果、前記投票券情報に的中しなかった投票内容が含まれており、且つ、前記端末装置において所定の広告が再生された場合、投票に利用可能な価値を前記ユーザに付与する付与処理と、
を実行させる情報処理プログラム。
このように構成することにより、広告効果を高めると共に、投票券が的中しなかった場合でも継続してレースへの投票意欲を維持させることができる。
(付記14)
通信ネットワークを介して、ユーザにより使用される端末装置と通信可能な情報処理装置が、
前記端末装置から、競技に対するユーザの投票内容が指定された投票券情報を受け付け、
前記競技の結果、前記投票券情報に的中しなかった投票内容が含まれており、且つ、前記端末装置において所定の広告が再生された場合、投票に利用可能な価値を前記ユーザに9付与する、
ことを実行する情報処理方法。
このように構成することにより、広告効果を高めると共に、投票券が的中しなかった場合でも継続してレースへの投票意欲を維持させることができる。
(付記15)
通信ネットワークを介して、情報処理装置と通信可能な端末装置に、
入力操作により指定された、競技に対するユーザの投票内容が指定された投票券情報を受け付ける受付処理と、
前記競技の結果、前記投票券情報に的中しなかった投票内容が含まれており、且つ、所定の広告が再生された場合、投票に利用可能な価値を前記ユーザに付与する付与処理と、
ことを特徴とする情報端末プログラム。
このように構成することにより、広告効果を高めると共に、投票券が的中しなかった場合でも継続してレースへの投票意欲を維持させることができる。
1 情報処理装置
2 提供部
3 取得部
4 決定部
5 端末装置
11 投票券購入システム
12 ユーザ端末
15 広告主端末
16 サーバ
17 通信ネットワーク
31 通信部
32 制御部
33 広告登録部
34 ユーザ投票券情報取得部
35 決済処理部
36 広告配信制御部
37 付加部
41 記憶部
42 広告管理DB
43 ユーザ情報管理DB
44 ユーザ投票券情報DB

Claims (1)

  1. 通信ネットワークを介して、ユーザにより使用される端末装置と通信可能な情報処理装置であって、
    前記端末装置から、競技に対するユーザの投票内容が指定された投票券情報を受け付ける受付部と、
    前記競技の結果、前記投票券情報に的中しなかった投票内容が含まれており、且つ、前記端末装置において所定の広告が再生された場合、投票に利用可能な価値を前記ユーザに付与する付与部と、を備える
    情報処理装置。
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