JP2020027570A - ゲームシステムおよびゲームプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ゲーム装置を介して多様なサービスの利用機会を拡大する。【解決手段】ゲーム装置は、電子決済を実行する決済サーバとインターネットを介して接続される。ゲーム装置は、プレイヤIDを取得するID取得部と、ゲーム装置が提供するゲームまたはゲームとは異なる外部サービスのいずれかの選択をプレイヤから受け付けるサービス選択部と、決済サーバに対して、ゲームまたは外部サービスの利用料金の決済指示をプレイヤIDとともに送信する決済指示部と、決済サーバから、決済完了通知を受信する決済完了受信部と、ゲームが選択されたとき、ゲームについての決済完了通知が受信されたことを条件としてゲームを実行するゲーム制御部と、を備える。外部サービスの決済が実行されたときには、外部サービスを提供する管理サーバに対して外部サービスの実行が指示される。【選択図】図2

Description

本発明は、コンピュータゲームの料金徴収技術、に関する。
ワンプレイごとに料金を徴収するアーケードゲーム機(業務用ゲーム装置)は、40年以上の歴史を誇る。近年のアーケードゲーム機においては、電子マネーによる料金徴収方法が普及している(特許文献1参照)。プレイヤは、まとまった現金を支払うことでIC(Integrated Circuit)カードに電子マネーをチャージし(プリチャージ)、ICカードをゲーム機にかざす。ゲーム機は、ICカードから利用料金分の電子マネーを減算する。プレイヤは、チャージした金額内であればプレイを継続できる。
特許文献2は、ゲーム装置におけるゲームのプレイ回数等に応じて、プレイヤにネットサービスの利用権を提供する技術を開示する。ネットサービスとしては、たとえば、ゲームのスコアをウェブで閲覧するサービスが想定されている(特許文献2の段落[0003]参照)。特許文献2のゲーム装置は、ゲームのプレイに際してプレイ料金に加えてネットサービスの利用料金も一括徴収できるため、ネットサービスの運営コストを徴収しやすいとされる(特許文献2の段落[0109]参照)。また、ゲームの成果によって利用権の有効期間等が決まるため、ゲームのプレイ意欲を喚起する上でも有用と考えられる(特許文献2の段落[0112]参照)。
特許第4631705号公報 特許第5885116号公報
特許文献2のゲーム装置は、あくまでもゲームのプレイが前提となっている。ゲーム以外のサービス、いいかえれば、ゲームから独立したサービスだけを単独提供することは想定されていない。
現在のアーケードゲーム機の多くは通信ネットワークと接続されており、一般的なパーソナル・コンピュータを凌駕する処理能力を備えているものも多い。本発明者らは、アーケードゲーム機という高性能計算資源が世界各地に散在しているという現状に着目し、アーケードゲーム機を窓口とすればゲーム以外の既存サービスの利用機会を拡大できるのではないかと想到した。
本発明は、上記課題認識に基づいて完成された発明であり、その主たる目的は、ゲーム装置本体が提供するゲームに限らず、ゲーム装置を介して多様なサービスの利用機会を拡大することにある。
本発明のある態様におけるゲームシステムは、電子決済を実行する決済サーバと通信ネットワークを介して接続される。
このシステムは、プレイヤIDを取得するID取得部と、ゲームシステムが提供するゲームまたはゲームとは異なる外部サービスのいずれかの選択をプレイヤから受け付けるサービス選択部と、決済サーバに対して、ゲームまたは外部サービスの利用料金の決済指示をプレイヤIDとともに送信する決済指示部と、決済サーバから、決済完了通知を受信する決済完了受信部と、ゲームが選択されたとき、ゲームについての決済完了通知が受信されたことを条件としてゲームを実行するゲーム制御部と、を備える。
なお、決済サーバに送信されるプレイヤIDは、プレイヤを特定できる情報であればよく、ID取得部により取得されたプレイヤIDに対応付けられる別のIDであってもよい。
本発明の別の態様におけるゲームシステムは、外部サービスを提供する管理サーバと通信ネットワークを介して接続される。
このシステムは、プレイヤIDを取得するID取得部と、ゲームシステムが提供するゲームまたはゲームとは異なる外部サービスのいずれかの選択をプレイヤから受け付けるサービス選択部と、料金の支払いを受け付ける料金受付部と、ゲームが選択されたとき、ゲームの利用料金の支払いを条件として、ゲームを実行するゲーム制御部と、外部サービスが選択されたとき、外部サービスの利用料金の支払いを条件として、管理サーバにプレイヤIDにより特定されるプレイヤに対する外部サービスの実行を指示するサービス実行指示部と、を備える。
本発明によれば、ゲーム装置を介して多様なサービスの利用機会を拡大させやすくなる。
ゲームシステムのハードウェア構成図である。 サービス選択画面の画面図である。 支払方法選択画面の画面図である。 ゲームシステムの機能ブロック図である。 ポストペイ設定情報のデータ構造図である。 配分設定情報のデータ構造図である。 サービス選択画面においてゲームを実行指示したときの処理過程を示すフローチャートである。 サービス選択画面において外部サービスの利用申請をしたときの処理過程を示すフローチャートである。 映画チケットの模式図である。 ゲームの利用料金をポストペイ方式にて支払うときの処理過程を示すシーケンス図である。 外部サービスの利用料金をポストペイ方式にて支払うときの処理過程を示すシーケンス図である。 外部サービスの利用料金をプリペイド方式にて支払うときの処理過程を示すシーケンス図である。 継続申請画面の画面図である。 継続申請時の処理過程を示すシーケンス図である。
本実施形態のゲーム装置110(アーケードゲーム機)においては、プレイヤはゲームを楽しむだけでなく、各種の外部サービスの利用を申請することもできる。いいかえれば、ゲーム装置110は、本来のゲーム機能だけでなく、「自動窓口機」としての機能(以下、「窓口機能」とよぶ)も備えるハイブリッド装置である。ここでいう「外部サービス」とは、ゲーム装置110本体が自ら提供するサービス(例:ゲームプレイに必要なクレジット、そのゲームで使用するアイテムやそのゲームのプレイ動画などの電子データ、そのゲームで使用するトレーディングカード等の販売等を含む)以外のサービスである。たとえば、映画チケットの購入などは外部サービスに該当する。
以下、本実施形態のゲーム装置110において実行されるゲームを「ゲームG1」とよぶ。
図1は、ゲームシステム100のハードウェア構成図である。
ゲームシステム100においては、ゲームサーバ102に対して、複数の店舗108a、108b・・・108n(以下、まとめて言うときや特に区別しないときには「店舗108」と総称する)と、複数のユーザ端末104a、104b、・・・104n(以下、まとめて言うときや特に区別しないときには「ユーザ端末104」と総称する)がインターネット106を介して接続される。また、ゲームサーバ102は複数の管理サーバ116a・・・116n(以下、まとめて言うときや特に区別しないときには「管理サーバ116」と総称する)および決済サーバ114とも接続される。管理サーバ116は、各種の外部サービスを提供する。決済サーバ114は、たとえば、クレジットカード会社が運営するサーバである。決済サーバ114は、クレジットカードの種類ごとに用意される複数の決済サーバの集合体として構成されてもよい。
本実施形態におけるユーザ端末104は、スマートフォンを想定している。ユーザ端末104は、タブレット端末やパーソナル・コンピュータ、ウェアラブルコンピュータなどであってもよい。ユーザ端末104とインターネット106は無線接続されるが、有線接続されてもよい。
店舗108は、遊園地やゲームセンターなどが想定される。店舗108においては、複数のゲーム装置110a〜110f(以下、まとめて言うときや特に区別しないときには「ゲーム装置110」と総称する)と中継装置112が専用回線により接続される。ゲーム装置110は「サテライト」とよばれる業務用ゲーム装置、いわゆる、アーケードゲーム機である。中継装置112は「ターミナル」とよばれ、1以上のゲーム装置110のゲームプレイの支援・補助を行う装置である。中継装置112とインターネット106は有線接続されるが、無線接続されてもよい。
中継装置112は、ゲーム装置110におけるゲームプレイ結果をリプレイ再生(または動画で提供)する、複数のゲームプレイの結果からランキングを作成する、ゲームにおいて使用可能なカード(アイテム)を提供する、などの既知の支援機能を有する。一般的には、中継装置112は、ゲームの演出や分析などゲーム装置110におけるゲームプレイの興趣をいっそう高めるための処理として支援処理を実行する。
プレイヤには、プレイヤID(以下、「PID」ともよぶ)が割り当てられる。プレイヤIDはゲームカードに記録される。プレイヤIDは、プレイヤの保有するユーザ端末104に記録されてもよい。プレイヤIDはプレイヤを一意に識別可能な情報であればよい。
ゲームシステム100においては、プレイヤはクレジットカードによるポストペイ方式にてサービスを受けることもできる。また、ゲームシステム100は、現金またはプリチャージ型のICカードによるプリペイド方式にも対応する。クレジットカードを利用するためには、プレイヤは事前にクレジットカード会社と契約し、ゲームサーバ102にプレイヤIDとクレジットカード番号(以下、単に「カード番号」とよぶ)を登録しておく必要がある。ゲームサーバ102は、プレイヤごとにプレイヤIDとカード番号を対応づけてリスト化しておく。
より具体的には、ゲームサーバ102にプレイヤ登録をするとき、プレイヤはユーザ端末104またはゲーム装置110を介してカード番号をゲームサーバ102に登録する。ゲームサーバ102はプレイヤIDを登録されたゲームカードの発行を中継装置112に指示する。あるいは、プレイヤのユーザ端末104にプレイヤIDを登録してもよい。本実施形態においては、ゲームサーバ102がプレイヤごとのゲームデータを管理するものとして説明する。
なお、店舗108において、固有のカードIDを付されたゲームカードをカードベンダー等により発行してもよい。プレイヤは、ゲームカードをゲーム装置110に読み込ませることによりゲームサーバ102にカードIDを送信する。ゲームサーバ102は、受信したカードIDが未登録のとき(新規のゲームカードであるとき)、このカードIDをプレイヤIDとして登録してもよいし、カードIDに対して未使用のプレイヤIDを対応づけて登録してもよい。以上の前処理のあと、プレイヤはユーザ端末104またはゲーム装置110を介して、プレイヤIDとともにカード番号をゲームサーバ102に送信することにより、ゲームサーバ102においてプレイヤIDとカード番号を対応づけて登録してもよい。
図2は、サービス選択画面120の画面図である。
ゲーム装置110においては、最初にサービス選択画面120が表示される。サービス選択画面120には、ゲームG1の開始を指示するゲームボタン122と、各種外部サービスの利用申請を指示する外部サービスボタン群130が表示される。プレイヤは、ゲームG1をプレイしたいときには、ゲームボタン122を選択する。
外部サービスボタン群130は、複数種類の外部サービスそれぞれに対応するボタンを含む。図2のサービス選択画面120の外部サービスボタン群130には声優イベントボタン124、映画チケットボタン126およびゲーム会員ボタン128が含まれる。声優イベントボタン124は、ゲームG1に出演する声優Z1のトークショーへの参加申請を指示するためのボタンである。映画チケットボタン126は、映画Eのチケット購入を申請するためのボタンである。映画Eは、ゲームG1に関連する映画であってもよいし、まったくゲームG1とは関連のない映画であってもよい。ゲーム会員ボタン128は、ゲーム会員(1ヶ月限定)に入会申請するためのボタンである。
プレイヤは、声優イベントボタン124を選択することにより、声優Z1のトークショーへの参加を申請できる。本実施形態においては、ゲームG1のプレイを条件とすることなく、プレイヤはトークショー(外部サービス)への参加申請が可能である。すなわち、プレイヤは、ゲーム装置110のゲーム機能を利用することなく、外部サービスに対する窓口機能を利用できる。
ゲーム会員になると、プレイヤはゲームG1に関わる各種コンテンツをウェブ経由で取得できる。たとえば、ゲーム会員となったプレイヤは、ユーザ端末104からゲームサーバ102にアクセスすることにより、ゲームG1の成績や特別な画像、イベントのお知らせなどゲームG1に関わるさまざまな情報提供サービスを受けることができる。
外部サービスには、映画チケットの購入のように1回限りのものもあれば、ゲーム会員のように継続的に提供されるサービスもある。継続性のある外部サービスについては、図13以降に関連して詳述する。
以下においては、ゲームG1と外部サービスをまとめていうとき、あるいは、特に区別しないときには、単に、「サービス」とよぶ。
図3は、支払方法選択画面140の画面図である。
ゲーム装置110は、サービス選択画面120の次に支払方法選択画面140を表示させる。プレイヤは、支払方法選択画面140において、サービス選択画面120で選択したサービスの利用料金についてその支払い方法を選択する。支払い方法は、現金、電子マネーをチャージされたICカード(プリペイドカード)およびクレジットカードの3種類である。現金および電子マネーはプリペイド型、クレジットカードはポストペイ型に分類される。すなわち、プレイヤは、ゲームおよび1以上の外部サービスのいずれかを選択し、次に、プリペイドまたはポストペイのいずれかの支払い方法を選択する。
現金で利用料金を支払うときには、プレイヤは現金ボタン142を選択したあと、ゲーム装置110が備える硬貨投入口または紙幣投入口に現金を投入する。電子マネーで利用料金を支払うときには、電子マネーボタン144を選択したあと、ICカード(プリペイドカード)をゲーム装置110のカードリーダーにかざす。クレジットカードで利用料金を支払うときには、クレジットカードボタン146を選択したあと、ゲームカードをゲーム装置110のカードリーダーにかざす。ゲームカードにはプレイヤIDが登録されており、プレイヤIDはゲームサーバ102に送信される。クレジットカードによるポストペイの処理過程の詳細は後述する。
図4は、ゲームシステム100の機能ブロック図である。
ゲームシステム100に含まれるゲーム装置110およびゲームサーバ102の各構成要素は、CPU(Central Processing Unit)および各種コプロセッサなどの演算器、メモリやストレージといった記憶装置、それらを連結する有線または無線の通信線を含むハードウェアと、記憶装置に格納され、演算器に処理命令やパラメータ等を供給するソフトウェアや各種データによって実現される。コンピュータプログラムは、デバイスドライバ、オペレーティングシステム、それらの上位層に位置する各種アプリケーションプログラム、また、これらのプログラムに共通機能を提供するライブラリによって構成されてもよい。以下に説明する各ブロックは、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
(ゲーム装置110)
ゲーム装置110は、ユーザインタフェース処理部150、通信部154、データ処理部152およびデータ格納部156を含む。
ユーザインタフェース処理部150は、ボタンやジョイスティック、タッチパネル等の入力デバイスを介してプレイヤからの操作を受け付けるほか、画像表示や音声出力など、ユーザインタフェースに関する処理を担当する。通信部154は、インターネット106を介して中継装置112、ゲームサーバ102、決済サーバ114および管理サーバ116との通信処理を担当する。データ格納部156は各種データを格納する。データ処理部152は、通信部154により取得されたデータおよびデータ格納部156に格納されているデータに基づいて各種処理を実行する。データ処理部152は、通信部154およびデータ格納部156のインタフェースとしても機能する。
ユーザインタフェース処理部150は、画面に対するタッチ入力等を検出し、プレイヤからの入力を受け付ける入力部158と、プレイヤに対して画像や音声等の各種情報を出力する出力部160を含む。
入力部158は、ID取得部162、サービス選択部164、支払方法受付部165、料金受付部166および継続申請受付部168を含む。
ID取得部162は、ゲームカード等からプレイヤIDを検出する。サービス選択部164は、サービス選択画面120においてプレイヤからサービスの選択を受け付ける。支払方法受付部165は、支払方法選択画面140において、プレイヤから利用料金の支払い方法の選択を受け付ける。料金受付部166は、プリペイド型の支払いのとき、現金またはICカードによる利用料金の支払いを受け付ける。継続申請受付部168は、外部サービスの継続申請を受け付ける。継続申請については後述する。
出力部160は、印刷処理部170を含む。印刷処理部170は、外部サービスの決済が完了したとき、支払証明書を印刷する。支払証明書については、図8、図9に関連して後述する。このほか、印刷処理部170はゲームG1のプレイ結果を示す各種用紙を印刷する。なお、印刷処理部170は、店舗108内にある中継装置112に設けられてもよい。
データ処理部152は、ゲーム制御部172と支払制御部174を含む。ゲーム制御部172は、ゲームプログラムにしたがってゲームG1を実行する。上述したように、ゲーム制御部172はゲームサーバのゲームプログラムと連携して動作する。支払制御部174は、サービスに対するプリペイド型およびポストペイ型の支払いを制御する。
通信部154は、決済指示部176、決済完了受信部178、決済通知部180およびプレイ情報送信部182を含む。
決済指示部176は、ポストペイが選択されたとき、ゲームサーバ102に決済実行を指示する。決済完了受信部178は、決済サーバ114からゲームサーバ102を介してポストペイについての決済完了通知を受信する。決済通知部180は、プリペイドが選択されたとき、ゲームサーバ102を介して決済サーバ114あるいは管理サーバ116に決済完了を通知する。なお、決済完了通知は、ゲームサーバ102を介さず、ゲーム装置110から決済サーバ114、または、ゲーム装置110から管理サーバ116に直接送信されてもよい。
プレイ情報送信部182は、プレイヤIDとともにプレイ情報をゲームサーバ102に送信する。ここでいうプレイ情報とはゲームプレイの進捗状態または履歴を示す情報であればよい。具体的には、プレイヤが保有するキャラクタ、装備、アイテムなどの所有物のほか、プレイヤが達成したレベル、クリアしたステージ、倒した敵の数および種類などである。また、マルチプレイ型のゲームであれば、プレイヤ間のマッチング履歴をプレイ情報に含めてもよい。
(ゲームサーバ102)
ゲームサーバ102は、通信部200、データ処理部202およびデータ格納部204を含む。
通信部200は、インターネット106を介して中継装置112、ゲーム装置110、決済サーバ114、管理サーバ116およびユーザ端末104との通信処理を担当する。データ格納部204は各種データを格納する。データ処理部202は、通信部200により取得されたデータおよびデータ格納部204に格納されているデータに基づいて各種処理を実行する。データ処理部202は、通信部200およびデータ格納部204のインタフェースとしても機能する。データ格納部204は、プレイ情報等の各種情報を格納する。
データ処理部202は、プレイ情報管理部218および支払情報管理部220を含む。
支払情報管理部220は、決済サーバ114と連携して決済処理を実行する。また、支払情報管理部220は、プレイヤごとの支払履歴を管理する。プレイ情報管理部218は、プレイ情報を管理する。
通信部200は、プレイ情報受信部206、決済指示部208、決済完了受信部210、決済完了通知部212、指示受信部214およびサービス実行指示部216を含む。
プレイ情報受信部206は、ゲーム装置110のプレイ情報送信部182からプレイ情報を受信する。プレイ情報はプレイヤIDと対応づけられてデータ格納部204に保存される。決済指示部208は、決済サーバ114に対して利用料金の電子決済を要求する。決済完了受信部210は、ゲーム装置110または決済サーバ114から決済完了通知を受信する。決済完了通知部212は、ゲーム装置110、決済サーバ114または管理サーバ116に対して利用料金の決済完了通知を送信する。指示受信部214は、ゲーム装置110の決済指示部176から決済指示を受信する。サービス実行指示部216は、管理サーバ116に対して外部サービスの実行を指示する。
図5は、ポストペイ設定情報230のデータ構造図である。
ポストペイ設定情報230は、ゲームサーバ102のデータ格納部204に格納される。クレジットカードによる支払いを希望するプレイヤは、あらかじめクレジットカードの種類とカード番号をゲームサーバ102に登録する。また、クレジットカードを登録しておけば、各種の外部サービスの継続利用をゲーム装置110から申し込むことができる。図5を参照すると、プレイヤID=P01のプレイヤ(以下、「プレイヤ(P01)」のように表記する)は、クレジットカードとして「Rカード」を保有している。プレイヤ(P01)は、クレジットカードをゲームサーバ102に登録するとき、プレイヤIDが登録されたゲームカードが発行される。
以下、本実施形態においては、ゲームサーバ102がプレイヤIDとカード番号を対応づけて管理するものとして説明する。変形例として、ゲームサーバ102は、プレイヤIDを中間IDと対応づけて管理してもよい。決済サーバ114は、中間IDとカード番号を対応づけて管理する。いいかえれば、ゲームサーバ102はカード番号そのものではなく、カード番号と1対1にて対応づけられる中間IDを管理対象とする。ゲームサーバ102は、中間IDを決済サーバ114に伝えることで、決済サーバ114はカード番号を特定できる。このような制御方法によれば、ゲームサーバ102においてはカード番号を管理する必要がなくなるため、セキュリティを高めやすくなる。
別の変形例として、決済サーバ114は、中間IDとカード番号ではなく、プレイヤIDとカード番号を対応づけて管理してもよい。この場合にも、ゲームサーバ102からカード番号が漏洩するリスクを低減できる。
外部サービスには、たとえば、月会費を支払うことで継続利用可能となるサービスもある。詳細は後述するが、プレイヤはこのような継続性のある外部サービス(以下、「継続サービス」とよぶ)に対する継続申請をすることもできる。図5に示すポストペイ設定情報230によれば、プレイヤ(P01)は継続サービスX1と契約しており、プレイヤ(P02)は継続サービスX2、X3と契約している。ゲームサーバ102の支払情報管理部220は、決済サーバ114に対して、継続サービスについての利用料金の決済(引き落としと送金)を定期的に指示する。たとえば、ゲームサーバ102は、プレイヤ(P01)の「Rカード」を対象として、継続サービスX1の月会費の決済を決済サーバ114に毎月指示する。
図6は、配分設定情報240のデータ構造図である。
配分設定情報240は、ゲーム装置110のデータ格納部156に格納される。配分設定情報240は、各種サービスの利用料金を1以上の事業者に配分するときの配分方法を定義する。ゲームG1においては、プレイ料金(クレジット)と、アイテム等の購入料金の2種類の利用料金が定義される。配分設定情報240によれば、クレジットについては、プレイヤが支払った利用料金のうち、50%は店舗事業者の収入となり、50%はゲーム装置110のメーカーの収入となる。アイテムの購入料金についても同様である。
一方、外部サービスX1は、利用料金の10%が店舗事業者の収入となり、90%がメーカーの収入となる。外部サービスX1としては、たとえば、ゲームG1の会員サイトによる情報提供などが考えられる。外部サービスX2は、利用料金の5%が店舗事業者の収入、5%がメーカーの収入となり、90%が事業者Y1の収入となる。外部サービスX2は、事業者Y1が主体となって提供するサービス、たとえば、カーシェアサービスなどが想定される。事業者Y1は、ゲーム装置110を通して自社サービスの利用機会を拡大できたことの対価として、利用料金の一部を店舗事業者およびメーカーに還元する。
外部サービスX3は、利用料金のうち30円が店舗事業者の収入、20円がメーカーの収入となり、残りが事業者Y2の収入となる。事業者Y2は、外部サービスX3の利用料金の一部を定額にて店舗事業者等に還元する。このように、各事業者に還元される利用料に大きな差が生じる外部サービスの場合は、料率ではなく定額で還元してもよい。
詳細は後述するが、決済指示部176は、配分設定情報240にしたがって、ゲームサーバ102に配分方法を指定した上で決済指示を送信し、ゲームサーバ102は指定された配分方法を決済サーバ114に指示する。なお、配分設定情報240は、ゲーム装置110ではなく、ゲームサーバ102のデータ格納部204に格納されてもよい。
図7は、サービス選択画面120においてゲームG1を実行指示したときの処理過程を示すフローチャートである。
支払方法選択画面140において、プリペイドが選択されたとき(S10のY)、いいかえれば、プレイヤが現金またはICカードにより利用料金を支払ったときには、ゲーム制御部172はゲームG1を即時実行する(S16)。
一方、ポストペイが選択されたとき(S10のN)、いいかえれば、プレイヤがクレジットカードによる利用料金の支払いを選択したときには、決済指示部176はプレイヤID、ゲームG1を識別するゲームID、店舗108を識別する店舗ID、利用料金およびその配分方法とともに決済指示をゲームサーバ102に送信する(S12)。詳細は後述するが、ゲームサーバ102は決済サーバ114と連携して電子決済を実行する。
ゲームサーバ102の決済完了通知部212は、決済が完了すると決済完了通知をゲーム装置110に送信する。決済が完了したとき(S14のY)、ゲーム制御部172はゲームG1を実行する(S16)。すなわち、ポストペイのときには、ゲームサーバ102および決済サーバ114による電子決済の完了を確認してからゲームG1をプレイ可能となる。一方、決済が完了しなかったとき(S14のN)、たとえば、カード番号の認証に失敗したときには、決済完了通知部212は決済失敗をゲーム装置110に通知し、ゲーム装置110の出力部160はエラー表示をする(S18)。
図8は、サービス選択画面120において外部サービスの利用申請をしたときの処理過程を示すフローチャートである。
プレイヤがプリペイドを選択したとき(S20のY)、プレイヤは現金等により外部サービスの利用料金を支払う。決済通知部180はプリペイド方式による決済が完了した旨をゲームサーバ102に送信する(S22)。出力部160は、外部サービスの利用申請が受理された旨を表示し(S24)、印刷処理部170は支払証明書を印刷する(S26)。支払証明書は、外部サービスの利用申請が受け付けられたことを証明する書類である。支払証明書は領収書に限らず、外部サービスが映画やコンサートである場合、支払証明書としてチケットを印刷してもよい(図9に関連して後述)。
一方、ポストペイが選択されたとき(S20のN)、決済指示部176はゲームサーバ102に対して決済指示を送信する(S28)。このときには、プレイヤID、店舗ID、外部サービスを特定するサービスID、利用料金およびその配分方法の指示も決済指示とともに送信される。ゲームサーバ102の決済完了通知部212は、決済が完了すると決済完了通知をゲーム装置110に送信する。ポストペイによる決済が完了したとき(S30のY)、処理はS24(受付表示)に移行する。決済に失敗したときには(S30のN)、出力部160はエラー表示する(S32)。なお、プリペイド方式でも決済サーバ114における決済承認が必要な場合は、上記ポストペイ方式と同様の処理を行う。
図9は、映画チケット250の模式図である。
外部サービスの一例として、プレイヤが、ゲーム装置110にて映画チケットを購入したとき、印刷処理部170は支払証明書の一種として映画チケット250を印刷する。プレイヤは、ゲーム装置110を介して映画チケットを購入したときには、映画チケット250を即時取得できる。近年のゲーム装置110は、カード等を印刷するために高性能な印刷装置を内蔵することも多い。したがって、ゲーム装置110が備える高度な印刷機能を利用することにより、美麗な支払証明書を印刷発行できる。たとえば、ゲーム装置110は光沢のある支払証明書、あるいは、ラミネート加工を施した支払証明書を印刷してもよい。コンビニエンスストアなどで発行されるチケットよりも豪華なチケットを提供できるメリットがある。
印刷処理部170は、ゲームG1に関連する画像、たとえば、ゲームG1に登場するキャラクタ画像252を映画チケット250に印刷してもよい。ゲーム装置110で申し込んだときしか取得できないオリジナル性の高い支払証明書(映画チケット250)を提供することにより、ゲーム装置110を介して外部サービスを利用申請するインセンティブをいっそう高めることができる。
図10は、ゲームG1の利用料金をポストペイ方式にて支払うときの処理過程を示すシーケンス図である。
サービス選択画面120においてゲームG1(ゲームボタン122)が選択され、支払方法選択画面140においてポストペイ(クレジットカードボタン146)が選択されたとき、決済指示部176はゲームG1の利用料金等を指定した上で決済指示をゲームサーバ102に送信する(S40)。ゲームサーバ102の支払情報管理部220は、ポストペイ設定情報230を参照し、クレジットカードの種類およびカード番号を特定する(S42)。ゲームサーバ102の決済指示部208は、決済サーバ114にカード番号および利用料金の配分方法等を指定して、利用料金の電子決済を指示する(S44)。
決済サーバ114は、カード番号に対応づけられる銀行口座から利用料金の引き落とし、配分情報にしたがって利用料金の振込先および振込額を指定することにより、決済を実行する(S46)。決済サーバ114は、決済完了通知をゲームサーバ102に送信する(S48)。ゲームサーバ102の決済完了受信部210は決済完了通知を受信し、決済完了通知部212はゲームサーバ102に決済完了通知を送信する(S50)。ゲーム装置110の決済完了受信部178が決済完了通知を受信したとき、ゲーム制御部172はゲームG1の実行を許可する(S52)。決済に失敗したときには、決済サーバ114はゲームサーバ102を介して決済失敗を通知する。このときにはゲーム装置110のゲーム制御部172はゲームG1の実行を許可しない。
なお、プリペイド方式にてゲームG1の利用料金を支払うときの処理過程は従来技術と同様であるため、説明は割愛する。
ゲームサーバ102がカード番号ではなく中間IDを管理する方式(上述した変形例)の場合には、S42においてゲームサーバ102はカード番号ではなくプレイヤIDに対応する中間IDを特定する。ゲームサーバ102は、中間IDを指定して、決済サーバ114に利用料金の電子決済を指示する。決済サーバ114は、中間IDに対応づけられるカード番号に基づいて電子決済を実行する。
また、ゲーム装置110ではなくゲームサーバ102が配分設定情報240を管理する場合には、ゲームサーバ102にて利用料金の配分方法を特定し、決済サーバ114に通知すればよい。
図11は、外部サービスの利用料金をポストペイ方式にて支払うときの処理過程を示すシーケンス図である。
サービス選択画面120においていずれかの外部サービスが選択され、支払方法選択画面140においてポストペイが選択されたとき、決済指示部176は外部サービスのサービスID等の指定とともに決済指示をゲームサーバ102に送信する(S60)。ゲームサーバ102の支払情報管理部220は、ポストペイ設定情報230を参照し、クレジットカードを特定する(S62)。ゲームサーバ102の決済指示部208は、決済サーバ114にゲームG1のポストペイと同様、利用料金の決済を指示する(S64)。
なお、上述したようにカード番号をプレイヤIDと対応づけて決済サーバ114のみに登録しておく場合は、S62の処理は決済サーバ114により実行される。
決済サーバ114は、決済を実行し(S66)、決済完了通知をゲームサーバ102に送信する(S68)。ゲームサーバ102はゲーム装置110に決済完了通知を送信する(S70)。また、ゲームサーバ102のサービス実行指示部216は、管理サーバ116に対してサービスの対象となるプレイヤの情報を送信し、外部サービスの実行を指示する(S72)。たとえば、外部サービスが声優Z1のトークショーへの参加申請であれば、トークショーを管理する管理サーバ116に対して、プレイヤの情報を送信し、管理サーバ116は参加者としてプレイヤの情報(氏名や決済完了等)を登録する。ゲーム装置110の印刷処理部170は外部サービスについての支払証明書を印刷する(S74)。
管理サーバ116は、プレイヤの情報の登録が完了したとき登録完了通知をゲーム装置110に送信し、ゲーム装置110は登録完了通知を受信したことを条件として支払証明書を印刷してもよい。
図12は、外部サービスの利用料金をプリペイド方式にて支払うときの処理過程を示すシーケンス図である。
サービス選択画面120においていずれかの外部サービスが選択され、支払方法選択画面140においてプリペイドが選択されたとき、料金受付部166は現金またはICカードによる利用料金の支払いを受け付ける。支払いの完了後、決済通知部180はプリペイド方式による支払いが完了した旨を示す決済完了通知をゲームサーバ102に送信する(S80)。このとき、プレイヤID、利用料金とその配分方法、サービスID、店舗ID等の付随情報も送信される。ゲームサーバ102の決済完了通知部212は、同様にして決済サーバ114に決済完了通知を送信する(S82)。ゲームサーバ102は、指示された配分方法にしたがって、関連事業者の各口座への振込額を決済サーバ114に指定する。すなわち、プレイヤが現金等によって前払いした外部サービスの利用料金はいったん店舗108が預かり、店舗108の銀行口座から各事業者の銀行口座に取り分が振り込まれることになる。ゲームサーバ102のサービス実行指示部216は、管理サーバ116に対して外部サービスの実行を指示する(S84)。このとき、サービス実行指示部216はプレイヤIDや中間IDなどのプレイヤを特定するための情報を送信することにより、外部サービスの対象者を管理サーバ116に通知する。
ゲーム装置110は、ゲームサーバ102を介することなく、決済完了通知を決済サーバ114あるいは管理サーバ116に直接送信してもよい。また、配分設定情報240をゲーム装置110ではなく、ゲームサーバ102が管理する方式の場合には、ゲームサーバ102はS82において利用料金の配分方法を決済サーバ114に通知する。
図13は、継続申請画面260の画面図である。
ゲーム装置110は、プレイヤが外部サービスの利用申請をしたとき、その外部サービスが継続サービスであるときには継続申請をするか否かをプレイヤに選択させる画面を表示させる。図13に示す継続申請画面260は、プレイヤがサービス選択画面120において「ゲーム会員」を申し込んだあとに表示される。
継続申請画面260は、6ヶ月会員ボタン262、無期限会員ボタン264および中止ボタン266を含む。プレイヤは、サービス選択画面120のゲーム会員ボタン128を選択したときには、1ヶ月限定のゲーム会員となる。このとき、プレイヤはプリペイドまたはポストペイにより1ヶ月分の会費を支払う。
継続申請画面260においてプレイヤが6ヶ月会員ボタン262を選択したときには、プレイヤは6ヶ月限定のゲーム会員となる。2ヶ月以上のゲーム会員になるためには、プレイヤはクレジットカードをゲームサーバ102に登録しておく必要がある。6ヶ月のゲーム会員になったときには、ゲームサーバ102はプレイヤの銀行口座から月会費を毎月引き落とす。
プレイヤが無期限会員ボタン264を選択したとき、プレイヤは無期限のゲーム会員となる。このときにも、ゲームサーバ102はプレイヤの銀行口座から月会費を毎月引き落とす。なお、無期限会員であっても、プレイヤは任意のタイミングで退会可能である。継続申請をしないときには、プレイヤは中止ボタン266を選択する。
継続サービスとしては、ゲーム会員のほかにも、ファンクラブや証券会社の積立投資などさまざまなものが考えられる。
図14は、継続申請時の処理過程を示すシーケンス図である。
いずれかの外部サービスについて、継続申請がなされたとき、継続申請受付部168は継続申請を受け付け、決済指示部176は継続期間、サービスID、プレイヤID、店舗ID、月額の利用料金およびその配分方法とともに継続指示をゲームサーバ102に送信する(S90)。ゲームサーバ102の指示受信部214は、継続指示を受け付け、決済指示部208は継続指示を決済サーバ114に送信する(S92)。このときに、決済指示部208はカード番号も決済サーバ114に通知する。決済サーバ114は、カード番号により特定される銀行口座からの定期的な引き落としを設定する(S94)。
定期的な引き落としを設定したあと、決済サーバ114は管理サーバ116に対して、外部サービスの継続的提供を指示する(S96)。決済サーバ114は、継続申請の受付完了を示す継続完了通知をゲームサーバ102に送信する(S98)。ゲームサーバ102の決済完了通知部212は、継続完了通知をゲーム装置110に送信する(S100)。
以上、実施形態に基づいてゲームシステム100を説明した。
本実施形態によれば、ゲーム装置110を外部サービスの自動窓口機としても利用できる。現在、多くのゲーム装置110がインターネット106と接続されている。また、多くのゲーム装置110は、窓口機能に求められる処理能力を十分以上に備えている。このため、既存の計算資源であるゲーム装置110をゲーム以外にも活用することにより、外部サービスの利用機会を一気に拡大できる可能性がある。現在、市場に出回っているゲーム装置110を、順次、窓口機能を搭載するゲーム装置110に置き換えてもよい。あるいは、ソフトウェアのアップデートにより、既存のゲーム装置110に窓口機能を追加してもよい。
一般店舗においても、自動窓口機としても利用可能なゲーム装置110は導入しやすくなると考えられる。また、1台のゲーム装置110をゲーム機としてだけでなく自動窓口機としても利用できるため、ゲーム装置110の稼働率を高めやすくなる。
ゲーム機能と窓口機能は本来異質の機能である。したがって、ゲーム装置と自動窓口機は別々の場所に設置されることが多かった。本実施形態によれば、ゲームの好きなプレイヤにとっては、ゲームを楽しむついでに窓口機能をつかってそのまま用件を済ませることができる。また、ゲームに興味のないユーザに対しても、窓口機能によりゲーム装置110に触れる機会を提供できるため、このようなユーザにゲームを認知させる効果も期待できる。
ゲーム装置110には家庭用プリンタよりも高度な印刷機能を備えているものもあり、多様な支払証明書を提供できる。たとえば、ゲームキャラクタが印刷されたオリジナル性の高い領収書を提供することにより、領収書を集めるという新しい楽しさを提供できる。ゲーム制御部172は、複数種類のゲームキャラクタのうち、支払証明書に印刷すべきゲームキャラクタをランダムに選択してもよい。また、映画チケットでもラミネート加工等の特殊加工を施すことにより、ゲーム装置110ならではのプレミアム感を提供できる。
支払証明書は、無料で印刷されてもよいし、有料で印刷されてもよい。たとえば、印刷機能を備えないゲーム装置110において、プレイヤが外部サービスの利用申請をし、決済を完了したとする。このとき、ゲーム装置110の出力部160は支払証明書の代わりに受付番号を表示させる。ゲーム装置110の支払証明発行指示部(図示せず)は、受付番号と支払証明書のデータをゲームサーバ102に送信する(なお、ゲーム装置110ではなく、決済サーバ114が受付番号を生成してゲーム装置110とゲームサーバ102に送信してもよい。このとき、決済サーバ114は、更に、支払証明書のデータもゲームサーバ102に送信するとしてもよい)。ゲームサーバ102の支払情報管理部220は、受付番号と支払証明書を対応づけて登録する。次に、プレイヤは、この受付番号を、印刷機能を備える別の装置(別のゲーム装置110、中継装置112など)に入力する。このとき、この装置は、受付番号をゲームサーバ102に送信して支払証明書のデータを取得し、支払証明書を出力すればよい。支払証明書の発行は、発行手数料の入金を条件としてもよい。このような制御方法によれば、印刷機能を備えないゲーム装置110においても外部サービスを利用申請でき、支払証明書を必要とするプレイヤに対しては後日、別の装置にて支払証明書を提供することができる。
本実施形態においては、配分設定情報240により、サービスに関わる事業者への利益配分を定義できる。ゲーム装置110が自動窓口機としても利用される場合、ゲーム装置110の稼働時間の一部が窓口機能にとられてしまうため、ゲームからの収益が減少する可能性も考えられる。そこで、外部サービスの利用料金の一部を店舗事業者やメーカーに還元することで、外部サービスにも対応可能なゲーム装置110の開発および導入のインセンティブを高めることができる。
なお、本発明は上記実施形態や変形例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。上記実施形態や変形例に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより種々の発明を形成してもよい。また、上記実施形態や変形例に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。
ユーザ端末104とゲームサーバ102、中継装置112およびゲーム装置110によりゲームシステム100が構成されるとして説明した。ゲームシステム100は、ゲーム装置110およびゲームサーバ102により形成されてもよいし、単一のゲーム装置110によりその機能が実現されてもよいし、ゲーム装置110と中継装置112により構成されるとしてもよい。ゲームサーバ102の機能の一部はゲーム装置110や中継装置112により実現されてもよいし、ゲーム装置110や中継装置112の機能の一部がゲームサーバ102に割り当てられてもよい。また、ゲームサーバ102やゲーム装置110、中継装置112以外の第3の装置が、これらの装置の機能の一部を担ってもよい。
図4において説明したゲーム装置110、中継装置112およびゲームサーバ102の各機能の集合体は大局的には1つの「ゲームシステム」として把握することも可能である。1つまたは複数のハードウェアに対して、本発明を実現するために必要な複数の機能をどのように配分するかは、各ハードウェアの処理能力やゲームシステム100に求められる仕様等に鑑みて決定されればよい。
[変形例]
本実施形態における窓口機能は、ゲーム装置110ではなく、中継装置112により実現されてもよい。また、ゲーム装置110および中継装置112により、ゲーム機能と窓口機能の双方が実現されてもよい。
本実施形態においては、ゲームカードにプレイヤIDが登録され、ゲームサーバ102においてプレイヤIDに対応付けられるカード番号が特定されるとして説明した。変形例として、ゲーム装置110においてカード番号を直接入力可能としてもよい。また、クレジットカードの使用にあたっては、暗証番号あるいは生体認証等の既存のセキュリティ技術を応用してもよい。カード番号の全部または一部をそのままプレイヤIDとして利用してもよい。
ゲームサーバ102は、クレジットカードに限らず、デビットカードにより利用料金を決済してもよい。また、クレジットカードによる電子決済は、所定期間ごとにまとめて実行されてもよいし、利用料金の累計額が所定額以上となったときに実行されてもよい。
ゲーム装置110は、アーケードゲーム機を想定して説明したが、遊戯画像編集装置、クレーンゲーム、弾球遊技機などの据置型のゲーム機であってもよい。また、据置型に限らず、家庭用ゲーム機にも応用可能である。
本実施形態においては、プリペイド方式の支払いのときにも、支払方法選択画面140において現金ボタン142または電子マネーボタン144をいったん選択するとして説明した。変形例として、プレイヤが、支払方法選択画面140の選択前に現金または電子マネーをゲーム装置110に投入したときには、料金受付部166は利用料金を徴収し、プレイヤがプリペイド方式を選択したと判断してもよい。
印刷処理部170は、コレクタブルカードゲームのカードとしても使用可能な形態にて支払証明書を出力してもよい。たとえば、映画チケットとしても使用可能であり、かつ、ゲームでも使用可能な印刷媒体を出力することにより、ゲーム装置110から外部サービスの利用申請をする場合の特有のメリットを提供できる。プレイヤは、外部サービスについて支払証明書の発行を受けつつ、支払証明書を使ってゲームG1を楽しむこともできる。
ゲーム装置110から外部サービスの利用申請がなされたときには、ゲーム制御部172はゲームG1をプレイヤに有利に変化させてもよい。たとえば、プレイヤP1がゲーム装置110において外部サービスX1の利用申請をしたときには、申請直後のゲームG1のプレイ料金を無料もしくは正規価格よりも安価に設定してもよい。また、アイテムを付与すること、パラメータ等のゲーム設定に関わるデータを変更すること、あるいは、ゲームG1において遊技媒体として使用されるトレーディングカード等を払い出すことにより、ゲームG1をプレイヤに有利に変化させてもよい。このような制御方法によれば、ゲームG1に興味のないプレイヤにもゲームG1のおもしろさを伝える機会をつくることができる。いわば、外部サービスを入口として、ゲーム装置110本来のサービスであるゲームG1にプレイヤを誘導しやすくなる。このほかにも、ゲームG1において使用可能なゲームキャラクタやアイテムを提供してもよいし、ゲームG1において実行される抽選の確率設定をプレイヤに有利に設定してもよい。
ゲームサーバ102は、プレイヤの外部サービスへの利用申請履歴を管理してもよい。たとえば、プレイヤP1が外部サービスX1をゲーム装置110から利用申請したときには、利用申請した時点からの所定期間、あるいは、所定回数のゲームG1のプレイに際して、ゲーム制御部172はゲームG1をプレイヤに有利に変化させてもよい。また、ゲーム制御部172は、外部サービスの継続申請を条件としてゲームG1をプレイヤに有利に変化させてもよい。
ゲーム制御部172は、利用申請された外部サービスの種類に応じて、プレイヤに提供する特典を変化させてもよい。たとえば、外部サービスX1が利用申請されたときにはゲーム制御部172はキャラクタC1をプレイヤに提供し、外部サービスX2が利用申請されたときにはゲーム制御部172は別のキャラクタC2をプレイヤに提供してもよい。このような制御方法によれば、プレイヤは多種類の外部サービスを利用申請することにより、ゲームG1をいっそう有利に進めることができる。このため、ゲームG1を通して、多種多様な外部サービスにプレイヤを誘導しやすくなる。
このほかにも、支払制御部174は、外部サービスを利用申請したプレイヤに対しては別のゲームG2を無料でプレイできるチケットを発行させてもよいし、別の店舗108でゲームをプレイできるチケットを発行させてもよい。
外部サービスの利用申請を契機として、ゲームをプレイヤに有利に変化させるのとは逆に、ゲームのプレイを契機として外部サービスの利用申請に対するインセンティブを高めてもよい。たとえば、ゲームG1をプレイしたとき、あるいは、ゲームG1においてゲーム内における所定のクリア条件(例:ハイスコア)を達成したときには、映画チケットを通常よりも低額にて申し込めるとしてもよい。あるいは、コンサートやスポーツのチケットの優先販売サービスを受けられるとしてもよい。クリア条件を達成したプレイヤに対しては、印刷処理部170はクリア条件の達成を証明する戦績証明書を印刷してもよい。また、この戦績証明書は、映画などの外部サービスにおいて利用可能なチケットとして通用させてもよい。ゲームサーバ102は、プレイヤ情報を参照し、ゲームG1のプレイ経験のあるプレイヤから外部サービスの利用申請がなされたとき、外部サービスの利用料金を減額した上で決済を実行してもよい。このように、ゲームG1のプレイまたは、プレイ結果に応じて、外部サービスの利用に際してプレイヤに特典を付与してもよい。
外部サービスとしては、本実施形態において例示したもの以外にも、さまざまなものが考えられる。たとえば、芸能人のファンクラブ、水道料金などの公共料金の支払い、銀行振込、消費者金融、レンタカー予約、物品販売(オークションやオンラインショッピング)、勝馬投票券の購入などが考えられる。
店舗事業者は、繁忙時間帯においては、ゲーム装置110の窓口機能をオフしてもよい。あるいは、人気のある稼働率の高いゲーム装置110については窓口機能をオフしてもよい。一方、ゲームを目的としたプレイヤがあまり来ない時間帯においては、ゲーム装置110の窓口機能をオンにすることにより、閑散時間帯においても収益機会を確保しやすくなる。また、人気のなくなったゲーム装置110であっても窓口機能を使うことができるため、ゲーム装置110を購入する店舗事業者の負担やリスクを低減できる。
管理サーバ116に対する外部サービスの実行指示または実行許可は、ゲームサーバ102から管理サーバ116に指示してもよいし、決済サーバ114から管理サーバ116に指示してもよい。あるいは、ゲーム装置110から管理サーバ116に指示してもよいし、中継装置112から管理サーバ116に指示してもよい。
本実施形態においては、外部サービスは有料であるとして説明したが、外部サービスは無料であってもよい。また、外部サービスの利用申請により店舗事業者やメーカーに十分な収益源をもたらすことができるならば、ゲームの利用料金を低額化できる可能性がある。
本実施形態においては、外部サービスの利用申請および継続申請の双方をゲーム装置110から行うとして説明した。変形例として、ゲーム装置110以外の装置、たとえば、ユーザ端末104から通信ネットワークを介してゲームサーバ102に外部サービスを継続申請してもよい。継続サービスのうち、所定期間以内あるいは期間限定の利用申請はゲーム装置110にて行い、このサービスに対応した所定期間以上または無期限の継続申請はユーザ端末104から行うとしてもよい。
具体的には、まず、プレイヤ(P01)がゲーム装置110において外部サービスX1の利用申請をしたとする。このとき、ゲーム装置110は、プレイヤIDと外部サービスX1のサービスIDをゲームサーバ102に送信し、ゲームサーバ102の支払情報管理部220は、プレイヤ(P01)と外部サービスX1を対応付けて登録しておく。この段階においては、プレイヤ(P01)は外部サービスX1を期間限定にて利用可能となる。
次に、プレイヤ(P01)は、ユーザ端末104からゲームサーバ102にアクセスする。このとき、プレイヤIDもユーザ端末104からゲームサーバ102に送信される。ゲームサーバ102の支払情報管理部220は、プレイヤ(P01)が利用申請している1以上の外部サービス(期間限定にて利用申請済みの外部サービス)を特定し、継続申請の要否を入力させるためのウェブページである継続申請ページをユーザ端末104に送信する。
プレイヤ(P01)は、この継続申請ページにおいて、外部サービスX1を選択したとする。このような操作により、外部サービスX1への継続申請がなされる。プレイヤ(P01)が外部サービスX1を継続申請したときには、ゲームサーバ102はプレイヤ(P01)のクレジットカードからの継続引き落としを決済サーバ114に設定指示する。プレイヤ(P01)は、継続申請により、期間限定にて利用申請済みの外部サービスX1について利用期間を延長できる。
このような制御方法によれば、プレイヤはゲーム装置110において外部サービスを有期の利用期間にて利用申請し、外部サービスを気に入ったときには再度、店舗108に出かけなくても、ユーザ端末104からゲームサーバ102にアクセスすることで外部サービスの利用期間を簡単に延長できる。ゲーム装置110の大きな画面でさまざまな外部サービスをプレイヤに認知させ、プレイヤはいわば「お試し」で外部サービスの利用申請を行ことができる。このときの外部サービスは、期間限定かつ無料にて提供されてもよい。外部サービスを選択するときにはゲーム装置110の充実したユーザインタフェースを利用できる一方、体験済みの外部サービスについてはユーザ端末104により簡単に継続申請ができる。なお、有期の利用期間として、ゲーム装置110において外部サービスを選択したときに利用期間の長さを自由に設定してもよいし、あらかじめ利用期間の長さが設定された外部サービスを用意しておいてもよい。
100 ゲームシステム、102 ゲームサーバ、104 ユーザ端末、106 インターネット、108 店舗、110 ゲーム装置、112 中継装置、114 決済サーバ、116 管理サーバ、120 サービス選択画面、122 ゲームボタン、124 声優イベントボタン、126 映画チケットボタン、128 ゲーム会員ボタン、130 外部サービスボタン群、140 支払方法選択画面、142 現金ボタン、144 電子マネーボタン、146 クレジットカードボタン、150 ユーザインタフェース処理部、152 データ処理部、154 通信部、156 データ格納部、158 入力部、160 出力部、162 ID取得部、164 サービス選択部、165 支払方法受付部、166 料金受付部、168 継続申請受付部、170 印刷処理部、172 ゲーム制御部、174 支払制御部、176 決済指示部、178 決済完了受信部、180 決済通知部、182 プレイ情報送信部、200 通信部、202 データ処理部、204 データ格納部、206 プレイ情報受信部、208 決済指示部、210 決済完了受信部、212 決済完了通知部、214 指示受信部、216 サービス実行指示部、218 プレイ情報管理部、220 支払情報管理部、230 ポストペイ設定情報、240 配分設定情報、250 映画チケット、252 キャラクタ画像、260 継続申請画面、262 6ヶ月会員ボタン、264 無期限会員ボタン、266 中止ボタン

Claims (8)

  1. 電子決済を実行する決済サーバと通信ネットワークを介して接続され、
    プレイヤIDを取得するID取得部と、
    当該ゲームシステムが提供するゲームまたは前記ゲームとは異なる外部サービスのいずれかの選択をプレイヤから受け付けるサービス選択部と、
    前記決済サーバに対して、前記ゲームまたは前記外部サービスの利用料金の決済指示をプレイヤIDとともに送信する決済指示部と、
    前記決済サーバから、決済完了通知を受信する決済完了受信部と、
    前記ゲームが選択されたとき、前記ゲームについての決済完了通知が受信されたことを条件として前記ゲームを実行するゲーム制御部と、を備えることを特徴とするゲームシステム。
  2. 前記決済指示部は、前記外部サービスが選択されたとき、複数の事業者に対する利用料金の配分方法を定義する配分設定情報を参照し、前記決済指示の送信に際して、前記複数の事業者それぞれへの支払額を前記決済サーバに通知することを特徴とする請求項1に記載のゲームシステム。
  3. 前記外部サービスを対象とする決済完了通知を受信したとき、前記外部サービスに関する支払証明書を印刷する印刷処理部、を更に備えることを特徴とする請求項1または2に記載のゲームシステム。
  4. 前記ゲーム制御部は、当該ゲームシステムを介した前記外部サービスの決済実行を条件として、前記ゲームをプレイヤに有利に変化させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のゲームシステム。
  5. ユーザ端末から、前記サービス選択部により選択済みの外部サービスを対象として、継続申請を受け付ける継続申請受付部、を更に備え、
    前記決済指示部は、前記サービス選択部により有期の利用期間に設定された第1の外部サービスが選択されたとき、前記第1の外部サービスの利用料金の決済を指示し、その後に前記継続申請受付部により前記第1の外部サービスについて継続申請が受け付けられたときには、前記第1の外部サービスの利用期間の延長を前記決済サーバに指示することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のゲームシステム。
  6. 前記サービス選択部は、前記ゲームと複数の外部サービスのうちのいずれかの選択をプレイヤから受け付け、
    前記決済指示部は、前記複数の外部サービスのうち第1の外部サービスが選択されたときには、前記第1の外部サービスの利用料金の決済指示を前記第1の外部サービスのサービスIDとともに前記決済サーバに送信することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のゲームシステム。
  7. 外部サービスを提供する管理サーバと通信ネットワークを介して接続され、
    プレイヤIDを取得するID取得部と、
    当該ゲームシステムが提供するゲームまたは前記ゲームとは異なる外部サービスのいずれかの選択をプレイヤから受け付けるサービス選択部と、
    料金の支払いを受け付ける料金受付部と、
    前記ゲームが選択されたとき、前記ゲームの利用料金の支払いを条件として、前記ゲームを実行するゲーム制御部と、
    前記外部サービスが選択されたとき、前記外部サービスの利用料金の支払いを条件として、前記管理サーバに前記プレイヤIDにより特定されるプレイヤに対する前記外部サービスの実行を指示するサービス実行指示部と、を備えることを特徴とするゲームシステム。
  8. プレイヤIDを取得する機能と、
    ゲーム装置が提供するゲームまたは前記ゲームとは異なる外部サービスのいずれかの選択をプレイヤから受け付ける機能と、
    決済サーバに対して、前記ゲームまたは前記外部サービスの利用料金の決済指示をプレイヤIDとともに送信する機能と、
    前記決済サーバから、決済完了通知を受信する機能と、
    前記ゲームが選択されたとき、前記ゲームについての決済完了通知が受信されたことを条件として前記ゲームを実行する機能と、をコンピュータに発揮させることを特徴とするゲームプログラム。
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