JP2009069863A - 広告情報配信システム及び広告情報配信サーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】より広告効果の高いと想定される場面において、より効果の高い広告を配信することのできる技術を提供する。
【解決手段】 端末2と、広告情報配信サーバ6とを有する広告情報配信システム1であって、投票情報を受け付ける投票管理部43cと、投票情報記憶部46dと、レース結果を受信するレース情報処理部43d、収支を算出する収支情報処理部43eと、収支履歴記憶部43aと、広告情報を記憶する商品広告情報記憶部16cと、収支情報を受信する収支情報受信部13aと、過去の収支情報についての逓減率を記憶する逓減率記憶部16eと、収支履歴及び逓減率を用いて基準額を作成する基準額作成部13bと、広告情報を抽出する広告情報抽出部13cと、広告情報を端末2宛に配信する配信部13dとを有し、広告情報抽出部13cは、基準額を始点とした収支情報が示す金額と所定の関係で対応付けられている広告情報を抽出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ユーザの端末に広告情報を配信する広告情報配信システム及び広告情報配信サーバに関する。
従来、ユーザの端末に対して、電子メールやウェブページなどにより広告情報を配信する広告情報配信システムが知られている。このような広告情報配信システムにおいて、ある広告情報を、当該広告情報と関連性のあるニュースと共にウェブページにて閲覧可能とすることのできるシステムの発明が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
このシステムによれば、当該ニュースに関心を持ったユーザがニュースを閲覧する可能性が高く、ニュースと関連性のある広告情報も同時に閲覧される可能性が高いと言える。しかしながら、ユーザの経済状況等を考慮したうえでの広告配信ではなく、ユーザの要求と不一致な広告が配信される場合がある。
これに対して、ユーザの経済状況に応じた商品情報をユーザの端末に配信することのできるシステムの発明が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−132814号公報 特開2001−350913号公報
広告配信の分野においては、広告効果が得られるより好ましい場面において、より効果の高い広告をユーザに対して配信することのできる技術が要請されている。
しかしながら、上述した特許文献2に記載の発明は、単にユーザの現在の経済状況に応じた商品情報を配信するのみであり、例えば、短期間で収支状況が変化し易い競馬、競輪、競艇等の公営ギャンブルや証券取引、為替取引等の際に、収支状況を的確に把握し、収支状況の変化にともない生じる広告効果の高い場面に、効果の高い広告を配信することはできない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、より広告効果の高いと想定される場面において、より効果の高い広告を配信することのできる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の広告情報配信システムは、ユーザにより利用可能な端末と、前記端末宛に広告情報を配信する広告情報配信サーバとを有する広告情報配信システムであって、前記端末は、ユーザによる操作を受け付ける入力装置と、前記入力装置に対するユーザの操作により、所定の対象の購入指示を受け付ける指示受付手段と、前記受け付けた購入情報を記憶する購入情報記憶手段と、前記所定の対象の購入に起因する利益及び損失額を受信する損益情報通信手段と、前記損益情報に基づいて、ユーザの収支情報を算出する収支情報導出手段と、前記所定の対象に関わるユーザの収支履歴を記憶する収支履歴記憶手段と、前記所定の対象に関わるユーザの前記収支情報及び前記収支履歴を前記広告情報配信サーバに送信する送信手段とを有し、前記広告情報配信サーバは、前記広告情報を記憶する広告記憶手段と、前記所定の対象に関わるユーザの前記収支情報を前記端末から受信する収支情報受信手段と、前記所定の対象に関わる過去の収支情報についての逓減率を記憶する逓減率記憶手段と、前記所定の対象に関わるユーザの前記収支履歴を受信し、前記収支履歴中の過去の収支情報について前記逓減率を用いて基準値を作成する基準値作成手段と、前記広告記憶手段から前記広告情報を抽出する広告情報抽出手段と、抽出した前記広告情報を前記端末宛に配信する配信手段とを有し、前記広告情報抽出手段は、前記基準値を始点とした前記収支情報が示す金額と所定の関係で対応付けられている広告情報を抽出することを特徴とする。
ここで、「所定の対象の購入」とは、競馬、競輪、競艇等のギャンブルにおける馬券や舟券等の購入(レースにおける投票)、オンラインの証券取引、為替取引、商品先物取引等における株、通貨、商品等の購入、宝くじ、スポーツ振興くじ、数字選択式宝くじ等の購入のみならず、オンラインカジノにおける投票等を広く含む趣旨である。
かかる構成によると、ユーザの過去の利益あるいは損失に対しての効用を数値化し、所定の対象に関わる当日の購入前におけるユーザの効用を反映した広告を提供することができる。これにより、ユーザが実際に利得感や損失感を感じている可能性の高いタイミングで広告を提供することができ、例えば、当日の収支とずれた利得感を感じている場合であってもより効果の高い広告を提供することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の広告情報配信システムは、ユーザにより利用可能な端末と、前記端末宛に広告情報を配信する広告情報配信サーバとを有する広告情報配信システムであって、前記端末は、ユーザによる操作を受け付ける入力装置と、前記入力装置に対するユーザの操作により、所定の対象の購入指示を受け付ける指示受付手段と、前記所定の対象に関わる収支情報の示す金額が所定額に達したら購入を終了とする購入終了条件を受け付ける購入終了条件受付手段と、前記受け付けた購入情報を記憶する購入情報記憶手段と、前記所定の対象の購入に起因する利益及び損失額を受信する損益情報通信手段と、前記損益情報に基づいて、前記所定の対象に関わるユーザの収支情報を算出する収支情報導出手段と、前記所定の対象に関わるユーザの収支履歴を記憶する収支履歴記憶手段と、前記所定の対象に関わるユーザの前記収支情報と前記収支履歴と前記購入終了条件を前記広告情報配信サーバに送信する送信手段とを有し、前記広告情報配信サーバは、前記広告情報を記憶する広告記憶手段と、前記所定の対象に関わるユーザの前記収支情報を前記端末から受信する収支情報受信手段と、前記所定の対象に関わる過去の収支情報についての逓減率及び逓増率を記憶する逓減逓増率記憶手段と、前記所定の対象に関わるユーザの前記収支履歴を受信し、前記収支履歴中の過去の収支情報について前記逓減率を用いて基準値を作成する基準値作成手段と、前記広告記憶手段から広告情報を抽出する広告情報抽出手段と、抽出した前記広告情報を前記端末宛に配信する配信手段とを有し、前記広告情報抽出手段は、前記基準値を始点とした前記収支情報が示す金額が前記購入終了条件を満たした場合と、満たさない場合とで前記広告記憶手段より広告情報を抽出するための条件を異なる条件とすることを特徴とする。
かかる構成によると、基準値を始点とした購入による収支が購入終了条件である所定額を満たしていると判定された場合と、満たしていないと判定された場合とで異なる広告を提供することができる。したがって、ユーザが利得感や損失感を感じている可能性の高いタイミングでは利得感や損失感に応じた商品等の広告を提供することができるとともに、ユーザが利得感や損失感を感じている可能性の低いタイミングでは別の条件により広告を提供できるため、効果的な場面で効果的な内容の広告提供をすることができる。
また、上記広告情報配信システムにおいて、前記広告記憶手段は、商品の金額情報を含む広告情報を記憶する第1の広告記憶手段と、商品の金額情報を含まない広告情報を記憶する第2の広告記憶手段であり、前記購入終了条件は、前記所定の対象に関わる収支情報の示す金額が、前記入力装置に対するユーザの操作により入力された所定利益額に達した場合に購入を終了とする利益停止条件と、前記所定の対象に関わる収支情報の示す金額が、前記入力装置に対するユーザの操作により入力された所定損失額に達した場合に購入を終了とする損失停止条件であって、前記基準値を始点とした前記収支情報が示す金額が前記利益停止条件を満たした場合には、商品の金額情報を含む広告情報を記憶する第1の広告記憶手段より、前記基準値を始点とした前記収支情報が示す金額と所定の関係で対応つけられた金額情報を含む商品の広告情報を抽出する第1の広告抽出条件と、前記基準値を始点とした前記収支情報が示す金額が損失停止条件を満たした場合には、商品の金額情報を含む広告情報を記憶する第1の広告記憶手段より、マイナスの金額情報を含む商品の広告情報を抽出する第2の広告抽出条件と、に基づいて広告情報を抽出することを特徴とする。
かかる構成よると、基準値を始点とした購入による収支が、ユーザ自身によって入力された利益停止条件を満たしていると判定された場合、損失停止条件を満たしている判定された場合に応じた広告を提供することができる。したがって、ユーザが所定の利得感を感じているタイミングでは利得感に応じた商品等の広告を提供することができ、商品等の購入につながる可能性の高い効果的な場面での広告提供をすることができる。また、ユーザが所定の損失感を感じているタイミングでは損失感に応じた広告を提供することができる。
また、上記広告情報配信システムにおいて、さらに、前記基準値を始点とした前記収支情報が示す金額が利益額であり前記利益停止条件を満たさない場合には、商品の金額情報を含む広告情報を記憶する第1の広告記憶手段より、前記基準値を始点とした前記収支情報が示す金額に対して、前記第1の広告抽出条件よりも前記商品の金額情報の占める割合の少ない商品の広告情報を抽出する第3の広告抽出条件と、前記基準値を始点とした前記収支情報が示す金額が損失額であり損失停止条件を満たさない場合には、商品の金額情報を含まない広告情報を記憶する第2の広告記憶手段により、広告情報を抽出する第4の広告抽出条件と、に基づいて広告情報を抽出することを特徴とする。
かかる構成よると、基準値を始点とした購入による収支が、ユーザ自身によって入力された利益停止条件を満たしていないと判定された場合、損失停止条件を満たしていない判定された場合であっても、利益額あるいは損失に応じた広告を提供することができる。
また、上記広告情報配信システムにおいて、前記基準値作成手段は、前記所定の対象に関わるユーザの前記収支履歴を受信し前記収支履歴中の過去の収支情報について一の逓減率を用いて主基準値を作成するとともに、少なくとも前記一の逓減率を所定割合変化させた逓減率を用いて第2の基準値を作成し、前記広告情報抽出手段は、前記主基準値を始点とした前記収支情報が示す金額と所定の関係で対応付けられている広告情報を抽出するとともに、前記第2の基準値を始点とした前記収支情報が示す金額と所定の関係で対応付けられている広告情報を抽出することを特徴とする。
かかる構成よると、主基準値を始点とした前記収支情報が示す金額と所定の関係で対応付けられている広告情報と、前記第2の基準値を始点とした前記収支情報が示す金額と所定の関係で対応付けられている広告情報を提供することができ、ユーザに対し幅広く広告提供をすることができる。また、2の基準値に基づき広告を抽出するため、何れの広告が現在のユーザのもつ効用を反映した広告であるかを推測することができる。
また、上記広告情報配信システムにおいては、前記主基準値を始点とした前記収支情報が示す金額に基づき抽出された広告情報と、前記第2の基準値を始点とした前記収支情報が示す金額に基づき抽出された広告情報について、所定期間ごとに所定期間内における広告情報の詳細表示を求める詳細表示要求の割合を判定する判定手段を有し、当該判定手段により詳細表示要求の割合が最も高い広告情報の抽出に用いた基準値を以降の主基準値として広告情報を抽出することを特徴とする。
ここで、「広告情報の詳細表示を求める詳細表示要求」とは、広告情報のクリックや、広告情報に含まれる商品等の直接の購入等を求める購入要求等も広く含む趣旨である。
かかる構成よると、主基準値を始点とした前記収支情報が示す金額と所定の関係で対応付けられている広告情報と、前記第2の基準値を始点とした前記収支情報が示す金額と所定の関係で対応付けられている広告情報を提供することができるため、何れの広告が現在のユーザのもつ効用を反映した広告であるかを推測することができる。これにより、ユーザの効用の変化を捉えることができ、ユーザが利得感や損失感を感じている効果的なタイミングで、効果的な商品等の広告を提供することができる。
本発明によれば、収支状況の変化にともない生じる広告効果の高い場面に、効果の高い広告を配信することができる。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の成立に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係る広告情報配信システムの構成図である。尚、本実施形態では、「所定の対象の購入」として競艇における舟券の購入(競艇レースにおける舟券についての投票)を行う場合を例として、本発明の広告情報配信システムを説明する。
広告情報配信システム1において、ユーザにより利用可能な端末2と、ユーザにより利用可能な携帯端末9と、預金口座からの資金の引き出し、預金口座への資金の預け入れ、預金口座から他の口座への資金の振込み等のバンキングサービスを提供するネットバンクサーバ3と、競艇における舟券の投票(購入)取引を受け付ける投票サーバ4と、競艇のレース情報を提供するレース情報提供サーバ5と、広告情報を配信する広告情報配信サーバ6と、広告主のWebページを提供する広告主サーバ7とが、例えば、インターネット等を含むネットワーク8を介して接続されている。本実施形態において端末2は、例えばパーソナルコンピュータ等のコンピュータ、携帯電話端末、PDA(Personal Digital Assistant)端末等であり、端末2のユーザは携帯端末9を用いて、ネットワーク8を介し端末2の操作及び端末2と同様にレース情報や広告配信を受信することが可能に構成されている。
図2は、本発明の実施形態に係る広告情報配信サーバの構成図である。広告情報配信サーバ6は、サーバ本体10と、表示装置11と、入力装置12とを有する。
表示装置11は、例えば、液晶ディスプレイや、CRTディスプレイ等の画像を表示する装置である。入力装置12は、例えば、マウス、キーボード等の広告情報配信サーバ7の管理者からの入力を受け付けるための装置である。
サーバ本体10において、CPU13と、ROM14と、RAM15と、ハードディスクドライブ16と、表示処理部17と、入力インターフェース18と、コンボドライブ19と、通信インターフェース20とがバス21を介して接続されている。
ROM14は、ブートプログラム等の基本プログラムを記憶する。
RAM15は、プログラムやデータを記憶する領域として、或いは、CPU13による処理に使用しているデータを格納する作業領域として利用される。
表示処理部17は、CPU13の制御により、表示装置11に画像を表示させるための表示用データを生成し、表示装置11に出力する。
コンボドライブ19は、複数種類の記録媒体22からのデータ、プログラムの読み込み、記録媒体22へのデータ等の書き込みを行う。記録媒体22としては、例えば、CD−ROM、DVD−ROM、DVD−RAM等がある。
ハードディスクドライブ16は、OS(オペレーティングシステム)や、各種プログラムや、各種データベースを読み出し可能に記憶する。本実施形態では、ハードディスクドライブ16は、広告情報配信処理を実行するためのプログラムを記憶する。また、本実施形態においてハードディスクドライブ16は、ユーザ情報記憶部16aと、ユーザ情報統計記憶部16bと、商品広告情報記憶部16cと、広告情報記憶部16dと、逓減率記憶部16eと、広告抽出条件記憶部16fと、要求履歴記憶部16gとして機能する。
ユーザ情報記憶部16aは、ユーザIDとユーザ情報とを対応付けて記憶する。ユーザ情報としては、例えば、年齢、性別、職種、個人収入額、世帯収入額、世帯総資産、興味のあるジャンル等のユーザの基本的な個人情報と、後述する基準額作成処理において基準額の作成に用いる、ユーザごとに設定された過去の利益あるいは損失についての逓減率(以下、単に利益逓減率、損失逓減率という。)を記憶する。ここで、本実施形態における基準額とは、レース当日の投票前におけるユーザの効用を示す額である。
また、以下の本実施形態は、過去の利益あるいは損失についてユーザの効用が逓減する場合について示すが、過去の利益あるいは損失についてのユーザの効用の変化は、ユーザの性格や経済状況等の要因によりユーザごとに異なるものであり、例えば、あるユーザにおいては過去の利益についての効用がレースの当日に至るまでに逓増している場合も考えられる。このように効用の逓増についても考慮する場合においては、本実施形態における後述の逓減率記憶部16eに、利益逓減率/利益逓増率、損失逓減率/損失逓増率としての値を記憶するようにすればよい。
ユーザ情報統計記憶部16bは、全てのユーザについてのユーザ情報の統計を記憶する。例えば、本実施形態においては、ユーザを年齢、性別等により区分し、各区分におけるユーザの利益逓減率あるいは損失逓減率の分散値から正規分布の中央値を算出して記憶する。
商品広告情報記憶部16cは、第1の広告情報記憶手段の一例であり、端末2あるいは携帯端末9に送信するための商品広告情報を記憶する。本実施形態において、商品広告情報記憶部16cに記憶されている商品広告情報は、例えば商品及び商品価格等が表示されており、ユーザに商品の購買を促すことを目的とした販促広告である。
図3は本発明の実施形態に係る広告の一例を示す図である。
商品広告情報記憶部16cは、広告IDを格納する広告IDフィールド161cと、画像を格納する画像フィールド162cと、広告の見出し(キャプション)を格納するキャプションフィールド163cと、広告の詳細なURL(Uniform Resource Locator)を格納する飛び先フィールド164cと、広告のジャンルを格納するジャンルフィールド165cと、広告対象の商品またはサービス名を格納する商品名フィールド166cと、広告を抽出する条件としての商品またはサービスの価格を格納する(例えば、本実施形態においては、金銭等の貸し出し等を目的とする商品またはサービスについては、商品またはサービスの価格としてマイナスの価格が格納されるものとする。)商品価格フィールド167cと、広告の掲載期間を格納する広告掲載期間フィールド168cと、広告のユーザ端末2あるいは携帯端末9への出力回数を格納する出力回数フィールド169cと、広告のクリックされた回数を格納するクリックカウントフィールド170cと、広告の出力回数に対して当該広告がクリックされた割合を格納するクリック率フィールド171cと、広告の出力回数に対して広告商品またはサービスが購買等された割合を格納する購買率フィールド172cと、金銭等の貸し出し等を目的とする商品またはサービスが広告表示された際にユーザが借り入れた金額を格納する借入金額フィールド173cと、を有するレコードを複数記憶する。
例えば図3に示す商品広告情報は、広告IDが「0235」であり、画像が「○×ソフトの画像」であり、キャプション「このソフトは、標準的なグラフィックソフトです。」であり、飛び先は「http://abc-software/soft/graphic/」であり、ジャンルは「コンピュータ」であり、商品名は「グラフィックソフト」であり、商品価格は「1万円」であり、広告掲載期間は「2006.10.01−2006.10.30」であり、広告の出力回数は「1792回」であり、クリックカウントは、「320」回であり、クリック率は「5.6%」であり、購買率は「1.6%」であり、借入金額についての情報はない商品広告情報である。
また、商品広告情報記憶部16cは複数のテーブルからなり、テーブルごとに同一の商品広告情報についてキャプションフィールド格納されるキャプションのみが異なるレコードを記憶する。本実施形態においては、商品広告情報記憶部16cの複数のテーブルは、それぞれユーザの年齢別(10及び20代、30代、40代、50代以降)、性別別に対応するテーブルであり、広告情報抽出部13cは、ユーザ情報記憶部16aに記憶された当該ユーザの年齢及び性別を参照し、商品広告情報記憶部16cの対応するテーブルから商品広告情報を抽出する。
キャプションの内容は、例えば図3に示す例のように広告商品が「グラフィックソフト」である場合、ユーザが40才代男性であれば、キャプションを「このソフトは、標準的なグラフィックソフトです。」としたり、ユーザが20才代男性であれば、「グラフィックをやるなら絶対必要!今なら特価販売中。」としたりし、ユーザの年齢や性別の応じたキャプション表示を可能とする。
また、本実施形態においては、広告の詳細なURLを格納する飛び先フィールド163cに、広告主サーバ7の詳細ページ中の商品購買、あるいは金銭等の貸し出し等を実行するURLを格納し、画像フィールド中に購入ボタンあるいは借り入れボタン等を表示させるようにした場合においては、ユーザが直接商品等の購買や金銭等の借り入れが実行できるように構成される。
図2に戻り、広告情報記憶部16dは、第2の広告情報記憶手段の一例であり、端末2に送信するための広告情報を記憶する。本実施形態において広告情報記憶部16dに記憶されている広告情報は、例えば企業名等の周知化を目的としたブランド広告である。
広告情報記憶部16dは、商品広告情報記憶部と同様の広告IDフィールドと、画像フィールドと、キャプションフィールドと、飛び先フィールドと、ジャンルフィールドと、広告掲載期間フィールドと、出力回数フィールドと、クリックカウントフィールドと、クリック率フィールドと、を有するレコードを複数記憶する。
逓減率記憶部16eは、利益逓減率、損失逓減率の値をそれぞれ0〜100%まで5%ごとに記憶する。
広告抽出条件記憶部16fは、基準額作成部13bにより作成される複数の基準額を記憶する。また、広告抽出条件記憶部16fは、端末2においてユーザ操作により投票終了条件として入力される利益停止条件額及び損失停止条件額を投票管理部43b(図6参照)より受信し記憶する。
要求履歴記憶部16gは、ユーザによる広告の詳細要求についての履歴を記憶する。例えば、要求履歴記憶部16gは、ユーザIDと、要求対象の広告IDと、要求日時とを対応付けて記憶する。
入力インターフェース18は、入力装置12と接続されており、入力装置12からの信号をデータとして、CPU13に渡す。
通信インターフェース20は、外部の装置とのデータのやりとりの仲介を行う。本実施形態では、通信インターフェース20は、ネットワーク8と接続されており、ネットワーク8を介して、端末2、ネットバンクサーバ3、投票サーバ4、レース情報提供サーバ5広告主サーバ7等との間でデータのやりとりを行う。
CPU13は、ROM14の基本プログラムやハードディスクドライブ16に格納されているOSやプログラムをRAM15に読み出して実行することにより各種処理を実行する。また、CPU13は、各部14〜20の動作を制御する。
本実施形態では、CPU13が、ハードディスクドライブ16に格納されたプログラムを実行することにより、収支情報受信部13aと、基準値作成部13bと、広告情報抽出部13cと、配信部13dと、表示要求受信部13eと、詳細要求対応部13fとして機能する。
収支情報受信部13aは、端末2から送信されるユーザの収支情報を受信する。本実施の形態においては、ユーザを示すユーザIDと、ユーザの直前レースの収支額と、当日の収支額とを受信する。
基準額作成部13bは、端末2の収支履歴記憶部46a(図6参照)に記憶されたユーザの収支履歴を受信し、収支履歴中の利益あるいは損失に対して逓減率記憶部16eに記憶された利益逓減率あるいは損失逓減率を用いて基準額を算出する。
本実施形態においては、一の利益逓減率、一の損失逓減率に基づいて作成した基準額を主基準額とし、主基準額の作成に用いた一の損失逓減率と、一の利益逓減率より所定割合(例えば、5%)低い利益逓減率に基づいて第2基準額を作成する。さらに、主基準額の作成に用いた一の損失逓減率と、一の利益逓減率より所定割合(例えば、5%)高い利益逓減率に基づいて第3基準額を作成する。また、主基準額の作成に用いた一の利益逓減率と、一の損失逓減率より所定割合(例えば、5%)低い損失逓減率に基づいて第4基準額を作成し、主基準額の作成に用いた一の利益逓減率と、一の損失逓減率より所定割合(例えば、5%)高い損失逓減率に基づいて第5基準額を作成する。
ここで、図4(a)〜(c)を参照して本実施形態における基準額の作成例について説明する。図4(a)は、1週間の収支履歴を示す棒グラフである。
先ず、図4(a)に示すように、一週間の収支履歴中において利益を出した日数は2日であり、利益額の総計は6万円である。従って、利益を出した日の一日当たりの平均利益額(図中破線で示す。)は、6万円÷2日で3万円である。一方、損失を出した日数は5日であり、損失額の総計は10万円である。従って、損失を出した日の一日あたりの平均損失額(図中破線で示す。)は、10万円÷5日で2万円である。
本実施形態においては、一般にユーザにとって自己の収支履歴中の特に利益あるいは損失が大きかった場合に基準額に影響を与え易いことに基づき、利益を出した日の一日当たりの平均利益額あるいは損失を出した日の一日当たりの平均損失額を超えてない利益額、損失額(本例では、+3万円以下の利益額、−2万円以下の損失額)については、逓減率が高く基準額への影響は少ないものとして考慮しないものとする。従って、本例では、+5万円及び−4万円についてのみ逓減を考える。
尚、利益(損失)を出した日の一日当たりの平均利益額(平均損失額)を超える利益額(損失額)が2以上ある場合には、各利益額(各損失額)についての逓減を考慮するものとする。また、利益(損失)を出した日の一日当たりの平均利益額(平均損失額)を超える利益額(損失額)が一つもない場合には、逓減を考慮しないものとする。また、参照した収支履歴期間中に利益(損失)を出した日が一日しかない場合には、当該利益額(損失額)について逓減を考慮する。
尚、本例と異なり、収支履歴中の全ての利益額あるいは損失額についての逓減を考慮するように構成してもよい。
図4(b−1)は、図4(a)の例の場合において、利益逓減率を80%、損失逓減率を50%とした場合の利益額及び損失額の逓減を示す表であり、図4(b−2)は、利益逓減率を75%とした場合の利益額の逓減を示す表である。
図4(b−1)に示すように利益額×利益逓減率を、利益を出した日から当日まで繰り返して得られる数値(本例では、1.04万円)と、損失額×損失逓減率を、損失を出した日から当日まで繰り返して得られる数値(本例では、−0.12万円)とを加算することで当日の基準額(本例では、0.92万円)が得られる。図4(b−1)の例で得られる基準額を主基準額とすると、図4(b−2)に示す利益逓減率75%及び損失逓減率50%を用いることで、第2基準額(0.44万円)が得られる。
図4(c)は、利益逓減率及び損失逓減率の変化により作成される基準額への影響の違いを示す図である。図4(c)の図示上段に示すように、利益逓減率を低くしていくと図示右方向のグラフに示すように過去の利益が当日の基準額に対して与える影響が大きくなるといえる。反対に利益逓減率を高くしていくと、図示左方向のグラフに遷移していき過去の利益が当日の基準額に対して与える影響が小さくなるといえる。また、図4(c)の図示下段に示すように、損失逓減率についても利益逓減率の場合と同様のことがいえる。
尚、本実施形態においては、広告情報配信サーバ6の管理者の入力装置12に対する操作により、上記基準額作成処理において算出された基準額を変更可能に構成される。例えば、当日のニュース等によりユーザの効用が高まるであろうと推測される日においては、算出された主基準額を所定額(例えば、+1万円)シフトさせる。主基準額を、プラス方向、マイナス方向にシフトさせた場合には、第2、3、4、5基準額も主基準額に順じてシフトさせるようにする。
図2に戻り、広告情報抽出部13cは、ユーザ情報に基づき広告情報記憶部16dより広告情報を抽出する。例えば、広告情報抽出部13cは、ユーザ情報記憶部16aに記憶されている興味のあるジャンルの広告情報を抽出する。なお、ユーザ情報のその他の情報に基づいて広告情報を抽出するようにしてもよい。
また、広告情報抽出部13cは、収支情報受信部13aが受信した当日の収支額と、広告抽出条件記憶部16fに記憶された各基準額と、当日の利益停止条件額あるいは損失停止条件額とに基づいて、商品広告情報記憶部16cから商品広告情報を抽出する。尚、本実施形態における当日の利益停止条件額あるいは損失停止条件額とは、端末2におけるユーザ操作により入力され、当日の利益あるいは損失がいくらに達したら投票を終了とするかを示す額である。すなわち、利益停止条件額はユーザのレース当日の利益目標額であり、損失停止条件額はレース当日の損失限度額を示す額であるといえる。
ここで、商品広告情報の抽出について具体的に示すと、当日の収支額と主基準額とを加算した結果、当日の利益停止条件額を超える場合には、広告情報抽出部13cは、ユーザ情報記憶部16aに記憶されたユーザの年齢及び性別に対応する商品広告情報記憶部16cのテーブルから、レコード中の商品価格フィールド167cを参照し、当日の収支額と主基準額の加算額に対して商品価格が所定の関係(例えば、商品価格が当日の収支額と主基準額の加算額以内)の商品広告情報を抽出する。第2、3、4、5基準額についても、主基準額と同様に当日の収支額と加算し、商品価格が加算額以内の関係である商品広告情報を抽出する。
一方、当日の収支額と主基準額とを加算した結果、当日の利益停止条件額を超えない場合には、広告情報抽出部13cは、ユーザ情報記憶部16aに記憶されたユーザの年齢及び性別に対応する商品広告情報記憶部16cのテーブルから、レコード中の商品価格フィールド167cを参照し、当日の収支額と主基準額の加算額に対して商品価格が所定の関係(例えば、商品価格が当日の収支額と主基準額の加算額の1/2以内)の商品広告情報を抽出する。
尚、本実施形態においては主基準額に基づいて2つの商品広告情報を抽出し、第2、3、4、5基準額に基づいて各1つの商品広告情報を抽出し、計6つの商品広告情報を抽出し、広告情報表示領域65〜70(図7参照)に表示される。
また、当日の収支額と主基準額とを加算した結果、当日の損失停止条件額を超える場合には、広告情報抽出部13cは、ユーザ情報記憶部16aに記憶されたユーザの年齢及び性別に対応する商品広告情報記憶部16cのテーブルから、レコード中の商品価格フィールド167cを参照し、商品価格フィールド167cにマイナスの価格を含む商品広告情報を抽出する。
一方、当日の収支額と主基準額とを加算した結果、当日の損失停止条件額を超えない場合には、広告情報抽出部13cは、ユーザ情報に基づき広告情報記憶部16dより広告情報を抽出する。
このように、ユーザの過去の利益あるいは損失に対しての効用を示す基準額を始点として商品広告情報を抽出することで、当日のレース投票前におけるユーザの効用を反映した広告を提供することができる。
図5は、本発明の実施形態に係る広告抽出の一例を示す図である。
図5に示す、曲線関数は行動ファイナンス理論の一つであるプロスペクト理論に基づくものである。このグラフにおいて示すように、一般に消費者は株式等の所定の対象の購入の結果、利益あるいは損失が所定額を超えて以降は、利益あるいは損失に対する感応度が低減し、所定額に達する前までの利益あるいは損失に対して感じていた効用よりも減少することが実証されている。
本実施形態においては、利益停止条件額あるいは損失停止条件額を、利益あるいは損失に対する効用が減少に転じる起点とし、この起点を超えるか否かに応じて広告抽出条件を切り換えるようにしている。
例えば、図5に示す例のように当日の利益停止条件額が+10万円のとき、始点である基準額が+5万円であれば、当日の収支額が+5万円以上の利益額となった場合にユーザの当日の収支額と主基準額の加算額は当日の利益停止条件額に達し、このタイミングで広告を提供することで効果的な広告とすることができる。
また、図5に示す例で当日の収支額と主基準額の加算額が、当日の利益停止条件額である+10万円を超えて以降は、ユーザの利益に対する効用が低下し、とりわけ実現利益Xと利益停止条件額との差額についてはユーザに与える利益の効用は小さく、当日の収支額と主基準額の加算額が当日の利益目標額を満たしていない場合より高額な商品等の商品広告情報を提供した場合であっても、商品等の購入につながる可能性が高く効果的な広告を提供することができる。
また、当日の収支額と主基準額の加算額が、当日の損失停止条件額である−5万円を超えて以降については、ユーザの損失に対する効用が低下し、とりわけ実現損益X,と損失停止条件額との差額についてはユーザに与える損失の影響は小さく、例えば金銭等の貸し出し等を目的とするクレジットカード広告等を提供するようにすることにより、ユーザが広告に関心を抱く可能性の高いタイミングでの効果的な広告提供をすることができる。
配信部13dは、広告情報抽出部13cにより抽出された広告情報、商品広告情報を端末2宛に送信する。また、配信部13dは、ユーザの直前レースの収支額、当日の収支額等と、広告情報抽出部13cにより抽出された広告情報、商品広告情報を携帯端末9宛に送信する。
表示要求受信部13eは、端末2あるいは携帯端末9から広告の詳細表示を要求する詳細要求を受信する。 本実施の形態では、表示要求受信部13eは、詳細要求を行ったユーザのユーザIDと広告IDとを受信する。
詳細要求対応部13fは、表示要求受信部13eが受信したユーザIDと、広告IDと、詳細要求があった日時とを対応付けて要求履歴記憶部16gに格納するとともに、広告IDに対応するレコードのクリックカウントフィールドのクリック回数に1を加算し、当該レコードから広告主のページ情報を取得する。本実施の形態の一例としては、ページ情報として、広告主サーバ7で公開されている詳細ページのURLを用いており、詳細要求対応部13fは、URLを詳細要求元の端末2あるいは携帯端末9に送信する。また、本実施形態の別の例としては、ページ情報として広告主サーバ7の詳細ページにおける商品等の商品購買、あるいは金銭等の貸し出し等を実行するURLを用いており、当該URLを格納した商品広告情報については、端末2のユーザ操作により直接に商品の購買や金銭の借入等が実行される。
また、詳細要求対応部13fは、所定期間(例えば、1週間)毎に、所定期間内における各基準額に基づいて抽出した商品広告情報に対する詳細表示要求が、詳細表示要求全体においてどの程度の割合であるかを算出する。詳細要求対応部13fは、算出の結果、最も詳細表示要求の割合の高い商品広告情報の抽出に用いた基準額算出の際の利益逓減率及び損失逓減率をユーザ情報記憶部16aに記憶する逓減率変更処理を実行する。
例えば、主基準額に基づいて抽出された商品広告情報に対する詳細表示要求が、前回の所定期間において詳細表示要求全体中の60%であり、第2、3、4、5基準額に基づいて抽出された商品広告情報が詳細表示要求全体中の各10%であった場合を例とする。
この場合、今回の所定期間においては、主基準額に基づいて抽出された商品広告情報に対する詳細表示要求が詳細表示要求全体中の30%となり、第2基準額に基づいて抽出された商品広告情報に対する詳細表示要求が詳細表示要求全体中の40%となり、第3、4、5基準額に基づいて抽出した商品広告情報が詳細表示要求全体中の各10%となると、第2基準額算出の際の利益あるいは損失についての逓減率をユーザ情報記憶部16aに記憶する。尚、複数の基準額に基づいて抽出した商品広告情報に対する詳細表示要求の割合が同一の場合には、主基準額、第2、3、4、5基準額の順に詳細表示要求の割合が高いものとして処理を行う。
この例によると、主基準額に基づいて抽出された商品広告情報から、第2基準額に基づいて抽出された商品広告情報についてユーザの関心が移ったことがわかるとともに、当該ユーザにおける利益逓減率は、現在設定されている主基準額算出の際の利益逓減率よりも低いと判定することができる。これにより、ユーザのごとの過去の利益あるいは損失についての効用の逓減率を最適化させていくことができ、ユーザの現在の効用を反映した商品広告情報が提供されることとなり、商品の購入につながる可能性が高い。
図6は、本発明の実施形態に係る端末の構成図である。
端末2のハードウェア構成は、図2に示す広告情報配信サーバ6のハードウェア構成とほぼ同様の構成であり、端末本体40と、画像を表示する表示装置41と、端末2のユーザからの入力を受け付けるための入力装置42とを有する。
端末本体40において、CPU(Central Processing Unit)43と、ROM(Read Only Memory)44と、RAM(Random Access Memory)45と、ハードディスクドライブ46と、表示処理部47と、入力インターフェース48と、コンボドライブ49と、通信インターフェース50とがバス51を介して接続されている。
CPU43、ROM44、RAM45、ハードディスクドライブ46、表示処理部47、入力インターフェース48、コンボドライブ49の基本的な機能については、広告情報配信サーバ6における各ハードウェアと同様に機能する。
通信インターフェース50は、外部の装置とのデータのやりとりの仲介を行う。本実施形態では、通信インターフェース50は、ネットワーク8と接続されており、ネットワーク8を介してネットバンクサーバ3、投票サーバ4、レース情報提供サーバ5、広告情報配信サーバ6、広告主サーバ7、携帯端末9等との間でデータのやりとりを行う。
本実施形態では、ハードディスクドライブ46は、広告情報配信処理において端末2に要求される処理等を実行するためのプログラムを記憶する。
また、本実施形態においてハードディスクドライブ46は、収支履歴記憶部46aと、投票情報記憶部46bと、レース情報記憶部46cと、広告履歴記憶部46dとして機能する。
収支履歴記憶部46aは、ユーザID及びユーザの過去のレースにおける一日単位での収支履歴を日付と対応付けて記憶する。
投票情報記憶部46bは、舟券の投票に関する情報(投票情報)を記憶する。投票情報としては、例えば、日付、レース場、レース番号、勝式、買い目、購入金額等のユーザが購入した舟券を特定することのできる情報や、自動投票を終了する条件(投票終了条件)等が含まれている。
レース情報記憶部46cは、レースが開催されるレース場、レースの内容、レースの開始時刻、レースへの投票の締め切り時刻、各レースのレース結果及び舟券の配当額等のレース情報を記憶する。
広告履歴記憶部46dは、端末2において表示された商品広告情報のうち、入力装置42のユーザ操作により、登録指定された商品広告情報を記憶する。広告履歴記憶部46dに記憶された商品広告情報は、端末2においてユーザが自由に表示させることができる。
また本実施形態では、CPU43が、ハードディスクドライブ46に格納されたプログラムを実行することにより、各部44〜50の動作を制御し、収支履歴通信部43aと、投票管理部43bと、入金処理部43cと、レース情報処理部43dと、収支情報処理部43eと、広告情報処理部43fと、詳細要求受付部43gと、詳細通信部43hとして機能する。
収支履歴通信部43aは、ユーザID及びユーザの収支履歴を広告情報配信サーバ6の基準額作成部13bに送信する。尚、ユーザの収支履歴がない場合には、ユーザIDのみを送信する。
投票管理部43bは、入力装置42のユーザ操作により、競艇の舟券についての投票情報を、入力インターフェース48を介して受け付ける。具体的には、舟券購入ウィンドウ60(図7参照)により、日付、レース場、レース番号、勝式、買い目、金額、購入希望時間、について受け付ける。また、投票終了条件設定ウィンドウ80(図8参照)により、自動投票を終了し端末におけるシステムのプログラム実行を終了する投票終了条件について受け付ける。ここで、本実施形態における投票終了条件としては、例えば当日の利益あるいは損失が、ユーザにより設定された利益停止条件額あるいは損失停止条件額を達したことがある。またその他には、指定した投票が全て終了したことや、ユーザによる投票キャンセル操作等がある。
また、投票管理部43bは、受け付けた舟券の投票情報を投票情報記憶部46bに格納する。さらに、受け付けた舟券の投票情報のうち投票終了条件である利益停止条件額及び損失停止条件額については、ネットワーク8を介して広告情報配信サーバ6の広告抽出条件記憶部16fに送信する。また、投票管理部43bは、受け付けた舟券の投票情報を、ネットワーク8を介して投票サーバ5にも送信する。これにより、投票サーバ5においては、投票情報に従ってユーザが投票(購入)したとして処理が行われる。
また、投票管理部43bは、当日の収支額が利益停止条件額あるいは損失停止条件額に達したか否かを判定し、当日の収支額が利益停止条件額あるいは損失停止条件額に達し投票終了条件を満たす場合には、その旨をネットワーク8を介して投票サーバ5に送信する。
図7は、本発明の実施形態に係る舟券購入ウィンドウを示す図である。
舟券購入ウィンドウ60は、購入する舟券の投票情報を入力するための投票情報入力領域61と、投票情報入力領域61に設定している投票情報を購入予定リスト62に追加する指示を受け付ける追加ボタン63と、購入予定リスト62に含まれる投票情報での購入を確定する指示を受け付ける確定ボタン64と、広告情報を表示する広告情報表示領域65〜70とを有する。投票情報入力領域61においては、投票日、レース場、レース番号、勝式、買い目、金額、購入希望時間等の設定を受け付けるようになっている。
図8は、本発明の実施形態に係る投票終了条件設定ウィンドウを示す図である。投票終了条件設定ウィンドウ80は、舟券購入ウィンドウ60の投票情報入力領域61における投票終了条件欄の選択ボタン71が、ユーザにより操作されると舟券購入ウィンドウ60と別個に展開されるウィンドウである。
投票終了条件設定ウィンドウ80は、当日の総利益がいくらを超えたら投票終了とするかを設定する利益停止条件入力領域81と、当日の損失がいくらを超えたら投票終了とするかを設定する損失停止条件入力領域82とを有する。また、利益停止条件入力領域81、損失停止条件入力領域82に入力された金額を有効とするか否かを決定するチェック欄83を有し、チェック欄83にチェックがされている場合に限り、それぞれ利益停止条件額、損失停止条件額が有効となる。
尚、投票終了条件は、当日の収支額が利益停止条件額あるいは損失停止条件額に達した場合に限られるものでなく、例えば、当日の総投資予定金額に対して所定割合の利益あるいは損失を達成した場合、あるいは、当日のレースにおいて所定回数不的中が連続した場合等を投票終了条件として設定可能な構成としてもよい。また、当日の収支額が利益停止条件額、損失停止条件額に達していない場合であっても、各レースにおける利益停止条件額、損失停止条件額を設定可能とし、これを満たした場合に投票終了とするようにしてもよい。
図6に戻り、入金処理部43cは、ネットバンクサーバ3に対してユーザの預金口座から投票サーバ4におけるユーザの投票用口座への送金を依頼する。この投票用口座に送られた金額の範囲内でユーザは舟券を購入することができる。なお、送金する額については、予めユーザが設定できるようになっている。また、送金の依頼においては、ネットバンクサーバ3においてユーザを認証するための認証情報、例えば、ユーザID及びパスワードについても含められて送信される。
レース情報処理部43dは、ネットワーク8を介してレース情報提供サーバ5からレース情報を取得して、レース情報記憶部46cに格納する。本実施形態では、レース情報処理部43dは、端末2において投票を行うためのプログラム(投票ソフト)の実行開始した後と、各レースのレース結果が確定する時刻において、レース情報を取得するようにしている。
収支情報処理部43eは、投票情報記憶部46bに記憶された投票情報と、レース結果及びその配当額に基づいて、当日の収益額を算出する。本実施形態では、収支情報処理部43eは、ユーザが購入したレース毎に収支額を算出し、当日に行われたレースの収支額を総計することにより当日の収支額を算出する。レース毎の収支額を導出する方法としては、ユーザの購入した舟券のうちで、レース結果が出ているレースの舟券を特定し、そのレース結果に基づいて、当該舟券が的中しているか否かを判定し、的中している場合には、その配当額を読み出して、購入金額に基づいてユーザの配当総額を算出し、配当総額から購入金額を減算することにより収支額を算出する一方、舟券が的中していない場合には、購入金額を損失額として算出する。そして、当日に行われるレースのすべての収支額、損失額を合算することにより当日の収支額を算出する。また、収支情報処理部43eは、算出した収支情報をネットワーク8を介して広告情報配信サーバ6に送信する。本実施形態では、収支情報処理部43eは、ユーザID、当日の収支額を送信する。
広告情報処理部43fは、広告情報配信サーバ6からの広告情報、商品広告情報を受信する。また、広告情報処理部43fは、端末2において表示された商品広告情報が、入力装置42のユーザ操作により登録指定されたか否かの判定を行い、登録指定された商品広告情報を広告履歴記憶部46dへ格納する。
詳細要求受付部43gは、入力装置42のユーザ操作に基づいて、表示装置41により表示された商品広告情報に対しての詳細情報を要求する指示を受け付ける。
詳細通信部43hは、詳細要求受付部43gにより受け付けられた詳細情報の要求指示をネットワーク8を介して広告情報配信サーバ6に送信する。本実施の形態では、詳細通信部43hは、ユーザに指示された商品広告情報に対応付けられている広告IDと、当該ユーザのユーザIDとを含む要求として広告情報配信サーバ6に送信する。また、詳細通信部43hは、広告情報配信サーバ6から詳細情報が含まれたページのURLを受信し、当該URLに基づいて、当該URLのページを格納している広告主サーバ7から当該ページを受信し、当該ページを表示処理部47により表示装置41に表示させる。
次に、広告情報配信システム1における広告情報配信処理について図9〜図11を用いて説明する。図9は、本発明の実施形態に係る広告情報配信処理の第1のシーケンス図であり、図10は、本発明の実施形態に係る広告情報配信処理の第2のシーケンス図であり、図11は、本発明の実施形態に係る広告情報配信処理の第3のシーケンス図である。
端末2において、投票ソフトの実行を開始するか否かを判定し(ステップS1)、投票
ソフトの実行を開始する場合は、端末2のレース情報処理部43dがレース情報提供サーバ5にレース情報の要求を送信する(ステップS2)。レース情報提供サーバ5は、レース情報を送信し、端末2のレース情報処理部43dがレース情報を取得する(ステップS3)。レース情報処理部43dは、取得したレース情報をレース情報記憶部46cに格納する。
次いで、投票管理部43bが、投票情報記憶部46bに投票終了条件として利益停止条件額あるいは損失停止条件額についての設定がされたか否かを判定する(ステップS4)。利益停止条件額あるいは損失停止条件額が設定されたと判定した場合(ステップS4のYES)、利益停止条件額あるいは損失停止条件額についての情報は、ネットワーク8を介して広告情報配信サーバ6に送信され、広告情報配信サーバ6の広告抽出条件記憶部16fに格納される(ステップS5)。一方、利益停止条件額あるいは損失停止条件額の設定がない場合には、何もせず、次のステップS8に進む。
続いて、収支履歴通信部43aが、ユーザのユーザID及び収支履歴を、広告情報配信サーバ6に送信する(ステップS6)。
広告情報配信サーバ6においては、基準額作成部13bが受信したユーザID及び収支履歴に基づいて、後述の基準額作成処理を実行し、当該ユーザの当日のレース開始時における効用を示す基準額を作成し広告抽出条件記憶部16fに格納する(ステップS7)。
次いで、広告情報処理部43fが、デフォルトで表示させる広告情報の要求を広告情報配信サーバ6に送信する(ステップS8)。広告情報配信サーバ6の表示要求受信部13eは、デフォルトの広告情報の要求を受信し、広告情報抽出部13cに通知する。広告情報抽出部13cは、ユーザ情報記憶部16aに格納された当該ユーザのユーザ情報に基づき、広告情報記憶部16dからデフォルトの広告情報を抽出して配信部43dに渡す。配信部43dはデフォルトの広告情報をネットワーク8を介して要求元の端末2に送信する(ステップS9)。
端末2においては、広告情報処理部43fがデフォルトの広告情報を受信して、当該広告情報を表示処理部47に通知する。表示処理部47は、表示装置41にデフォルトの広告情報を含む画面を表示させる(ステップS10)。本実施の形態では、図7に示す舟券購入ウィンドウ60における広告情報表示領域65〜70のそれぞれにデフォルトの広告情報を表示する。
次いで、端末2においては、入金処理部43cがネットワーク8を介してネットバンクサーバ3に対してユーザの預金口座から投票サーバ4におけるユーザの投票用口座への送金を依頼する(ステップS11)。ネットバンクサーバ3では、送金依頼に含まれているユーザID及びパスワードに基づいて、認証できるか否かを判定し(ステップS12)、認証できない場合には処理を行わない一方、認証できる場合には、ユーザID及び依頼された額の送金通知を投票サーバ4に行う(ステップS13)。投票サーバ4では、ユーザIDに該当するユーザの投票用口座に依頼額の入金を行う(ステップS14)。これにより、ユーザは、端末2により、入金した額の範囲で、投票サーバ3に対して舟券の投票が可能になる。
端末2においては、投票管理部43bが、入力装置42のユーザ操作により投票指定があったか否かを判定し(ステップS15)、投票指定があった場合には、指定された投票情報を投票情報記憶部46bに記憶する(ステップS16)。一方、投票指定がない場合には、何もせず、次のステップS17に進む。
次いで、投票管理部43bは、入力装置42のユーザ操作により投票確定があったか否かを判定し(ステップS17)、投票確定があった場合には、投票情報記憶部46bに格納された投票情報を確定したものと設定するとともに、投票情報を投票要求として投票サーバ5に送信する(ステップS18)。投票要求を受信した投票サーバ4においては、投票要求である投票情報に基づいて、当該ユーザが舟券の投票を行ったとの投票処理を実行する(ステップS19)。なお、投票確定指示がない場合(ステップS17のNO)には、ステップS18の処理は行わない。
図10に移り、レース情報処理部43dは、レース確定時刻か否かを判定し(ステップS20)、レース確定時刻であると判定した場合には、レース結果、配当額等の情報をレース情報提供サーバ5に要求する(ステップS21)。レース情報提供サーバ5は、レース結果、配当額等の情報を送信する(ステップS22)。端末2のレース情報処理部43dは、受信したレース結果、配当額等の情報をレース情報記憶部46cに格納する。
次いで、投票管理部43bが、ユーザにより投票されたレースが確定したか否かを判定する(ステップS23)。投票レースが確定したと判定した場合には、収支情報処理部43eが収支計算を実行し(ステップS24)、収支情報中の当日収支額をネットワーク8を介して広告情報配信サーバ6に送信する(ステップS25)。
一方、レース確定時刻でないと判定した場合(ステップS20のNO)、投票レースが確定していないと判定した場合(ステップS23のNO)には、ステップS15からの処理をさらに実行する。
広告情報配信サーバ6においては、収支情報受信部13aが当日の収支額を受信すると、広告情報抽出部13cは、後述する広告情報抽出処理(ステップS26)を実行し、配信部13dは広告情報抽出処理において抽出された広告情報あるいは商品広告情報を端末2に送信する(ステップS27)。また、配信部13dは、ユーザの直前レースの収支額、当日の収支額等と、広告情報抽出処理において抽出された広告情報あるいは商品広告情報を携帯端末9宛に送信する(ステップS28)。
尚、本実施形態では、以降のステップついての処理は端末2における処理として説明するが、携帯端末9に端末2と同様の機能を持たせることにより携帯端末9においても実行することができる。
端末2においては、広告情報処理部43fが広告情報配信サーバ6から商品広告情報を受信したか否かの判定をする(ステップS29)。商品広告情報を受信したと判定した場合は表示処理部47に通知し、表示処理部47は、表示装置41に商品広告情報を含む画面を表示させる。本実施形態では、図7に示す舟券購入ウィンドウ60における広告情報表示領域65〜70のそれぞれに商品広告情報を表示する(ステップS30)。
一方、商品広告情報を受信せず広告情報を受信した場合には、表示処理部47は表示装置41に広告情報を含む画面を表示させ(ステップS301)、ステップS42に進む。
端末2において商品広告情報が表示されると、広告情報処理部43fは、入力装置42のユーザ操作により表示された商品広告情報を登録指定するか否かの判定を行い(ステップS31)、登録指定のあった商品広告情報を広告履歴記憶部46dへ格納する(ステップS32)。一方、商品広告情報の登録指定がない場合(ステップS31のNO)には、ステップS32の処理は行わない。
次いで、詳細要求受付部43gが、入力装置42のユーザ操作により、表示装置42により表示された商品広告情報に対しての詳細情報を要求する指示、例えば、広告情報表示領域65〜70に対してのクリック操作があったか否かを判定する(ステップS33)。商品広告情報へのクリックがあった場合には、詳細通信部43hがクリックされた広告情報についての詳細情報の要求を広告情報配信サーバ6に送信する(ステップS34)。なお、商品広告情報へのクリックがない場合(ステップS33のNO)には、ステップS42に進む。
広告情報配信サーバ6では、表示要求受信部13eが、端末2からの広告ID及びユーザIDを含む詳細表示の要求を受信すると、詳細要求対応部13fが逓減率実行処理を行うための所定期間(本実施形態においては1週間)が経過したか否かを判定し(ステップS35)、所定期間が経過したと判定した場合には、逓減率変更処理を実行する(ステップS36)。一方、所定期間が経過していないと判定した場合は、ステップS37に進む。次いで、詳細要求対応部13fは、受信したユーザIDと、広告IDと、要求日時とを対応付けて要求履歴記憶部16gに格納し、広告IDに対応する商品広告の広告主のページのURLを商品広告情報記憶部16cから取得し(ステップS37)、端末2に送信する(ステップS38)。
端末2では、詳細通信部43hが、広告情報配信サーバ6からページのURLを受信し、当該URLに基づいて、当該URLのページを格納している広告主サーバ7へ広告ページの要求を送信する(ステップS39)。この要求を受けた広告主サーバ7は、該当するページを要求元の端末2に送信する(ステップS40)。端末2では、広告主サーバ7から広告ページを受信し、表示処理部47により表示装置41に当該広告ページを表示させる(ステップS41)。尚、上述した本実施形態の別の例である、ページ情報として広告主サーバ7の詳細ページにおける商品等の商品購買、あるいは金銭等の貸し出し等を実行するURLを用いている場合には、端末2におけるユーザ操作により商品の購買や金銭の借入等が実行される。
次いで、端末2において、投票管理部43bは、当日の収支額が利益停止条件あるいは損失停止条件を満たすか否かを判定し(ステップS42)、利益停止条件あるいは損失停止条件を満たすと判定した場合には処理を終了し、投票の終了を投票サーバ4に通知する(ステップS43)。この投票の終了の通知を受信した投票サーバ4では、当該ユーザの投票に対する配当を行う配当処理を行い(ステップS44)、配当がある場合には、ネットバンクサーバ3に、ユーザの口座に払戻を行わせる通知を送信する(ステップS45)。これにより、ネットバンクサーバ3では、当該ユーザの口座に配当金の払戻を行う。
一方、ステップS42においていずれの停止条件も満たさない場合には、ステップS15からの処理をさらに実行する。
次に、広告情報配信サーバ6におけるステップS7の基準額作成処理について説明する。図12は、本発明の一実施の形態に係る基準額作成処理のフローチャートである。
先ず基準額作成部13bは、ユーザの収支履歴があるか否かを判定する(ステップS71)。ユーザの収支履歴がある場合には、収支履歴を参照し、基準額作成のための期間設定を実行する(ステップS72)。
本実施形態においては、基準額作成するために参照する収支履歴の期間は、3年、1年、6ヶ月、3ヶ月、1ヶ月、1週間、1日、1時間の何れかから一つを選択して設定可能である。例えば舟券や馬券等の購入の頻度が1ヶ月に2,3回というユーザの場合は、参照する収支履歴の期間を3ヶ月と設定したり、毎日のように舟券や馬券等の購入をするというユーザの場合には、参照する収支履歴の期間を1週間としたりし、ユーザごとに設定をする。
また、収支履歴を参照し、例えば、過去1週間に所定数以上の利益あるいは損失についての収支情報がある場合には、基準額作成のための期間を1週間とし、過去1週間に所定数以上の利益あるいは損失についての収支情報がない場合には、続いて同様に過去1ヶ月に所定数以上の利益あるいは損失についての収支情報があるか否かを判定していくようにしてもよい。
続いて、ユーザ情報記憶部16aを参照しユーザの利益逓減率、損失逓減率が設定されているか否かを判定する(ステップS73)。ユーザの利益逓減率、損失逓減率が設定されていると判定された場合には、設定された利益逓減率及び損失逓減率に基づいて主基準額を作成し、第2、3、4,5基準額についても作成する(ステップS75)。一方、逓減率が設定されていないと判定された場合には(ステップS73のNO)、ユーザ情報統計記憶部16bを参照し、当該ユーザの年齢、性別が一致する他のユーザの利益逓減率、損失逓減率の中央値に基づいて基準額を作成する(ステップS75)。
尚、ステップS71においてユーザの収支履歴がないと判定された場合には、基準額を0として設定する(ステップS76)。
続いて、広告情報配信サーバ6におけるステップS26の広告情報抽出処理について説明する。図13は、本発明の一実施の形態に係る広告情報抽出処理のフローチャートである。
広告情報抽出部13cは、収支情報受信部13aの受信した当日の収支額と広告抽出条件記憶部16fに格納された主基準額とを加算し、当日の収支額と主基準額の加算額が利益停止条件額あるいは損失停止条件額の何れかに達するか否かの判定をする。すなわち、広告切換条件を満たしているか否かの判定をする(ステップS261)。
当日の収支額と主基準額の加算額が、利益停止条件額あるいは損失停止条件額に達している判定された場合には、利益停止条件額に達しているか否かの判定を実行する(ステップS262)。この結果、当日の収支額と主基準額の加算額が利益停止条件額に達していると判定された場合には、広告情報抽出部13cは、ユーザ情報記憶部16aに記憶された当該ユーザの年齢及び性別に対応する商品広告情報記憶部16cのテーブルから、商品価格フィールド167cを参照し、商品価格が当日の収支額と主基準額の加算額以内の商品広告情報を抽出する(ステップS263)。
本実施形態においては、商品価格が当日の収支額と主基準額の加算額により近い商品広告から抽出していき、所定数の商品広告の抽出が完了するまで抽出を行うものとする。第2、3、4、5基準額についても、主基準額と同様に当日の収支額と加算し、加算額に対して商品価格が当日の収支額と主基準額の加算額以内である商品広告情報を抽出する。また、本実施形態においては、例えば同額の商品広告情報がある場合には、例えばクリック率フィールド171cを参照し、クリック率の高い商品広告情報を抽出するようにする。
当日の収支額と主基準額の加算額が、利益停止条件額に達していないと判定された場合、すなわち損失停止条件額に達していると判定された場合(ステップS262のNO)、広告情報抽出部13cは、ユーザ情報記憶部16aに記憶された当該ユーザの年齢及び性別に対応する商品広告情報記憶部16cのテーブルから、商品価格フィールド167cを参照し、商品価格にマイナスの価格を含む商品広告情報を抽出する(ステップS264)。
一方、当日の収支額と主基準額の加算額が利益停止条件額あるいは損失停止条件額の何れにも達しないと判定された場合(ステップS261のNO)には、広告情報抽出部13cは、当日の収支額と主基準額の加算額が>0であるかを判定する(ステップS265)。この結果、当日の収支額と主基準額の加算額が>0であると判定された場合には、広告情報抽出部13cは、ユーザ情報記憶部16aに記憶された当該ユーザの年齢及び性別に対応する商品広告情報記憶部16cのテーブルから、商品価格フィールド167cを参照し、商品価格が当日の収支額と主基準額の加算額の1/2以内の商品広告情報を抽出する(ステップS266)。当日の収支額と主基準額の加算額が>0でない、すなわち、当日の収支額と主基準額の加算額≦0であると判定された場合には、広告情報抽出部13cは、ユーザ情報に基づき広告情報記憶部16dより広告情報を抽出する。(ステップS267)。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明したが、本発明は上述した実施の形態に限られず、他の様々な態様に適用可能である。
上記実施の形態では、競艇における収支情報を用いるようにしていたが、例えば、競馬、競輪、オートレース等の他の公営ギャンブルに関する収支情報を用いてもよく、また、証券取引、為替取引、先物取引等に関する収支情報を用いてもよく、オンラインカジノにおける収支情報であってもよく、宝くじや、スポーツ振興くじ、数字選択式宝くじ等の収支情報を用いてもよく、また、ネットバンクにおける収支情報や、家計簿、パチンコ遊技機、回胴式遊技機、カジノ(ランドカジノ)等の収支情報を用いてもよい。また、上記いずれかの一つの収支情報だけでなく、少なくともいずれか2つの対象についての収支情報を統合した収支情報を用いるようにしてもよい。
これらのうち、例えば、株取引や外国為替取引では、日々刻々と変化する株価や為替レートにより購入した株や通貨に含み益や含み損が発生するが、本発明の広告情報配信システムで用いる収支情報としては、これら含み益や含み損は考慮せずに、決済ベースで収支の情報を取得するのが好適である。オンライン上の決済等のタイミングに合わせてタイムリーに広告を配信し易くなり、また、現実(顕在)化した収支によってこそ利用者の満足感や喪失感が具体化されるので、より効果的な広告を配信し易いからである。即ち、例えば株ならば、購入した株式を売却し、売却価格と購入価格との差益又は差損が発生した時、また、為替なら通貨の買い又は売りのポジションを決済して為替差益又は為替差損が発生した時をベースに収支の情報を取得するようにすれば良い。但し、これとは反対に、含み益や含み損をある基準時ごとに計算し、これを収支情報に取り込むことも考えられ、このような処理も本発明の範囲内ではある。
また、上記実施の形態では、ユーザの端末2側で収支情報を導出し、広告情報配信サーバ6に送信するようにしていたが、本発明はこれに限られず、例えば、投票サーバ4のように、実際にユーザに対する収支を発生する取引を提供する取引サーバ側から広告情報配信サーバ6に収支情報を渡すようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、ユーザの端末2側で収支情報を導出し、広告情報配信サーバ6に送信するようにしていたが、本発明はこれに限られず、例えば、商品等購入用サーバや、金銭等の貸し出しを行うキャッシングサーバにユーザの収支情報を送信し、商品等購入用サーバやキャッシングサーバに、上記実施形態における広告情報配信サーバ6と同様の機能を備えることにより、ユーザ端末2あるいは携帯端末9に対して商品等の購入に関する情報を直接提供するように構成してもよい。また、上記実施の形態においては、収支情報として、収支額を用いていたが、本発明はこれに限られず、収入額だけでもよく、支出額だけでもよい。
また、上記実施の形態においては、収支情報として、実際の通貨の額を用いていたが、本発明はこれに限られず、金銭価値のあるポイント、パチンコにおける玉数、回胴式遊技機におけるメダル数等の金銭価値のあるものであってもよい。
また、上記実施の形態では、商品広告情報を抽出する場合、当日の収支額と主基準額の加算額が利益停止条件額を超える場合には、当日の収支額と主基準額の加算額以内の商品広告情報を抽出するようにし、当日の収支額と主基準額の加算額が利益停止条件額を超えない場合には、当日の収支額と主基準額の加算額の1/2以内の商品広告情報を抽出するようにしたが、本発明はこれに限られず、例えば、当日の収支額と主基準額の加算額が利益停止条件額を超える場合には、当日の収支額と主基準額の加算額以上の商品広告情報を抽出するようにしたり、当日の収支額と主基準額の加算額が利益停止条件額を超えない場合には、当日の収支額と主基準額の加算額の1/3以内、1/4以内の商品広告情報を抽出するようにしたりしてもよく、要は、当日の収支額と主基準額の加算額が利益停止条件額を超えユーザの利益に対する効用が低いタイミングにおいては、当日の収支額と主基準額の加算額を超えていない場合に比して高額の商品を提供し、当日の収支額と主基準額の加算額が利益停止条件額超えていない場合においては、当日の収支額と主基準額の加算額に対して商品等の価格の低い商品広告情報を抽出するものであればよい。
また、上記実施の形態では、ユーザが端末2に購入指示を行い、端末2が投票サーバ4に投票指示を送信することにより舟券の購入をするようにしていたが、例えば、ユーザ操作により端末2が自動購入設定サーバに対して投票内容を設定し、自動購入設定サーバが投票サーバ4に対して投票指示を送信することにより舟券の購入をするようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、ネットバンクサーバ3に対してユーザの預金口座から投票サーバ4におけるユーザの投票用口座への送金を依頼するようにしていたが、例えば、投票サーバ4により引き落とし等可能な所定の銀行(例えば、大手都市銀行)の投票用専用口座をユーザが有している場合においては、投票サーバ4がユーザの投票用専用口座を利用して舟券の購入等の処理を実行可能であるので、ネットバンクサーバ3に対して送金依頼をする必要がない。
本発明の実施形態に係る広告情報配信システムの構成図である。 本発明の実施形態に係る広告情報配信サーバの構成図である。 本発明の実施形態に係る広告の一例を示す図である 本発明の実施形態に係る基準額の作成例について示す図である。 本発明の実施形態に係る広告抽出の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る端末の構成図である。 本発明の実施形態に係る舟券購入ウィンドウを示す図である。 本発明の実施形態に係る投票終了条件設定ウィンドウを示す図である 本発明の実施形態に係る広告情報配信処理の第1のシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る広告情報配信処理の第2のシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る広告情報配信処理の第3のシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る基準額作成処理のフローチャートである。 本発明の実施形態に係る広告情報抽出処理のフローチャートである。
符号の説明
1 広告情報配信システム、2 端末、3 ネットバンクサーバ、4 投票サーバ、5 レース情報提供サーバ、6 広告情報配信サーバ、7 広告主サーバ、8 携帯端末9、ネットワーク、10 サーバ本体、11 表示装置、12 入力装置、13 CPU、13a 収支情報受信部、13b 基準額作成部、13c 広告情報抽出部、13d 配信部、13e 表示要求受信部、13f 表示要求対応部、14 ROM、15 RAM、16 ハードディスクドライブ、16a ユーザ情報記憶部、16b ユーザ情報統計記憶部、16c 商品広告情報記憶部 、16d 広告情報記憶部、16e 逓減率記憶部、16f 広告抽出条件記憶部、16g 要求履歴記憶部、17 表示処理部、18 入力インターフェース、19 コンボドライブ、20 外部インターフェース、21 バス、22 記録媒体、40 サーバ本体、41 表示装置、42 入力装置、43 CPU、43a 収支履歴通信部、43b 投票管理部、43c 入金処理部、43d レース情報処理部、43e 収支情報処理部、43f 広告情報処理部、43g 詳細要求受付部、43h 詳細通信部、44 ROM、45 RAM、46 ハードディスクドライブ、46a 収支履歴記憶部、46b 投票情報記憶部、46c レース情報記憶部、46d 広告履歴記憶部、47 表示処理部、48 入力インターフェース、49 コンボドライブ、50 外部インターフェース、51 バス、52 記録媒体、60 舟件購入ウィンドウ、70 投票終了条件設定ウィンドウ。

Claims (7)

  1. ユーザにより利用可能な端末と、前記端末宛に広告情報を配信する広告情報配信サーバとを有する広告情報配信システムであって、
    前記端末は、ユーザによる操作を受け付ける入力装置と、
    前記入力装置に対するユーザの操作により、所定の対象の購入指示を受け付ける指示受付手段と、
    前記受け付けた購入情報を記憶する購入情報記憶手段と、
    前記所定の対象の購入に起因する利益及び損失額を受信する損益情報通信手段と、
    前記損益情報に基づいて、ユーザの収支情報を算出する収支情報導出手段と、
    前記所定の対象に関わるユーザの収支履歴を記憶する収支履歴記憶手段と、
    前記所定の対象に関わるユーザの前記収支情報及び前記収支履歴を前記広告情報配信サーバに送信する送信手段とを有し、
    前記広告情報配信サーバは、
    前記広告情報を記憶する広告記憶手段と、
    前記所定の対象に関わるユーザの前記収支情報を前記端末から受信する収支情報受信手段と、
    前記所定の対象に関わる過去の収支情報についての逓減率及び逓増率を記憶する逓減逓増率記憶手段と、
    前記所定の対象に関わるユーザの前記収支履歴を受信し、前記収支履歴中の過去の収支情報について前記逓減率を用いて基準値を作成する基準値作成手段と、
    前記広告記憶手段から前記広告情報を抽出する広告情報抽出手段と、
    抽出した前記広告情報を前記端末宛に配信する配信手段とを有し、
    前記広告情報抽出手段は、前記基準値を始点とした前記収支情報が示す金額と所定の関係で対応付けられている広告情報を抽出することを特徴とする広告情報配信システム。
  2. ユーザにより利用可能な端末と、前記端末宛に広告情報を配信する広告情報配信サーバとを有する広告情報配信システムであって、
    前記端末は、ユーザによる操作を受け付ける入力装置と、
    前記入力装置に対するユーザの操作により、所定の対象の購入指示を受け付ける指示受付手段と、
    前記所定の対象に関わる収支情報の示す金額が所定額に達したら購入を終了とする購入終了条件を受け付ける購入終了条件受付手段と、
    前記受け付けた購入情報を記憶する購入情報記憶手段と、
    前記所定の対象の購入に起因する利益及び損失額を受信する損益情報通信手段と、
    前記損益情報に基づいて、前記所定の対象に関わるユーザの収支情報を算出する収支情報導出手段と、
    前記所定の対象に関わるユーザの収支履歴を記憶する収支履歴記憶手段と、
    前記所定の対象に関わるユーザの前記収支情報と前記収支履歴と前記購入終了条件を前記広告情報配信サーバに送信する送信手段とを有し、
    前記広告情報配信サーバは、
    前記広告情報を記憶する広告記憶手段と、
    前記所定の対象に関わるユーザの前記収支情報を前記端末から受信する収支情報受信手段と、
    前記所定の対象に関わる過去の収支情報についての逓減率及び逓増率を記憶する逓減逓増率記憶手段と、
    前記所定の対象に関わるユーザの前記収支履歴を受信し、前記収支履歴中の過去の収支情報について前記逓減率を用いて基準値を作成する基準値作成手段と、
    前記広告記憶手段から広告情報を抽出する広告情報抽出手段と、
    抽出した前記広告情報を前記端末宛に配信する配信手段とを有し、
    前記広告情報抽出手段は、前記基準値を始点とした前記収支情報が示す金額が前記購入終了条件を満たした場合と、満たさない場合とで前記広告記憶手段より広告情報を抽出するための条件を異なる条件とすることを特徴とする広告情報配信システム。
  3. 前記広告記憶手段は、商品の金額情報を含む広告情報を記憶する第1の広告記憶手段と、商品の金額情報を含まない広告情報を記憶する第2の広告記憶手段であり、
    前記購入終了条件は、前記所定の対象に関わる収支情報の示す金額が、前記入力装置に対するユーザの操作により入力された所定利益額に達した場合に購入を終了とする利益停止条件と、前記所定の対象に関わる収支情報の示す金額が、前記入力装置に対するユーザの操作により入力された所定損失額に達した場合に購入を終了とする損失停止条件であって、
    前記基準値を始点とした前記収支情報が示す金額が前記利益停止条件を満たした場合には、商品の金額情報を含む広告情報を記憶する第1の広告記憶手段より、前記基準値を始点とした前記収支情報が示す金額と所定の関係で対応つけられた金額情報を含む商品の広告情報を抽出する第1の広告抽出条件と、
    前記基準値を始点とした前記収支情報が示す金額が損失停止条件を満たした場合には、
    商品の金額情報を含む広告情報を記憶する第1の広告記憶手段より、マイナスの金額情報を含む商品の広告情報を抽出する第2の広告抽出条件と、に基づいて広告情報を抽出することを特徴とする請求項2に記載の広告情報配信システム。
  4. さらに、前記基準値を始点とした前記収支情報が示す金額が利益額であり前記利益停止条件を満たさない場合には、商品の金額情報を含む広告情報を記憶する第1の広告記憶手段より、前記基準値を始点とした前記収支情報が示す金額に対して、前記第1の広告抽出条件よりも前記商品の金額情報の占める割合の少ない商品の広告情報を抽出する第3の広告抽出条件と、
    前記基準値を始点とした前記収支情報が示す金額が損失額であり損失停止条件を満たさない場合には、商品の金額情報を含まない広告情報を記憶する第2の広告記憶手段により、広告情報を抽出する第4の広告抽出条件と、に基づいて広告情報を抽出することを特徴とする請求項3に記載の広告情報配信システム。
  5. 前記基準値作成手段は、前記所定の対象に関わるユーザの前記収支履歴を受信し前記収支履歴中の過去の収支情報について一の逓減率を用いて主基準値を作成するとともに、少なくとも前記一の逓減率を所定割合変化させた逓減率を用いて第2の基準値を作成し、
    前記広告情報抽出手段は、前記主基準値を始点とした前記収支情報が示す金額と所定の関係で対応付けられている広告情報を抽出するとともに、前記第2の基準値を始点とした前記収支情報が示す金額と所定の関係で対応付けられている広告情報を抽出することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の広告情報配信システム。
  6. 前記主基準値を始点とした前記収支情報が示す金額に基づき抽出された広告情報と、前記第2の基準値を始点とした前記収支情報が示す金額に基づき抽出された広告情報について、所定期間ごとに所定期間内における広告情報の詳細表示を求める詳細表示要求の割合を判定する判定手段を有し、当該判定手段により詳細表示要求の割合が最も高い広告情報の抽出に用いた基準値を以降の主基準値として広告情報を抽出することを特徴とする請求項5に記載の広告情報配信システム。
  7. 広告情報を記憶する広告記憶手段と、
    ネットワークを介して端末から所定の対象に関わるユーザの収支情報を受信する収支情報受信手段と、
    前記所定の対象に関わる過去の収支情報についての逓減率を記憶する逓減率記憶手段と、
    ネットワークを介して端末から前記所定の対象に関わるユーザの前記収支履歴を受信し、前記収支履歴中の過去の収支情報について前記逓減率を用いて基準値を作成する基準値作成手段と、
    前記広告記憶手段から前記広告情報を抽出する広告情報抽出手段と、
    抽出した前記広告情報を前記端末宛に配信する配信手段とを有し、
    前記広告情報抽出手段は、前記基準値を始点とした前記収支情報が示す金額と所定の関係で対応付けられている広告情報を抽出することを特徴とする広告情報配信サーバ。
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