JP2009140187A - リアルタイム勝敗予想投票システム - Google Patents

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Abstract

【課題】スポーツ競技観戦において、競技を観戦しながら楽しめる勝敗予想ゲームを提供することで来場者数、視聴者数の増加を図る。
【解決手段】スポーツ競技観戦とその勝敗予想を楽しむ会員を募り、会員が会場もしくはテレビ、パソコン等メディアで観戦中に、携帯電話、パソコン等の接続端末1に用意した勝敗予想入力手段から勝敗予想を何度でも投票させ、時々刻々変化する配当率を掲示しつつ、競技終了後的中した場合には競技時間の区間ごとに配当を計算、区間配当の合計を獲得させることで競技の進行に応じて配当の変化を楽しむことができるリアルタイム勝敗予想システムを提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、勝敗予想等スポーツの投票システムに関するビジネスモデルである。
スポーツにおける勝敗予想投票システムは現在わが国ではサッカーのスポーツ振興クジに代表されるように一般化しつつある。しかし、これらは必ずしも会場に来場もしくはテレビ、パソコン等リアルタイムに観戦する必要はなく、いつでもどこでも参加を可能としており、観戦中が前提ではない技術開発は数多く行われている。
たとえば、特許文献1、特許文献2や特許文献3などでは、会員か否かの認証および勝敗予想結果はネットワークを介した接続端末から入力する方法を開発しており、いつでもどこでも参加を可能としている。逆にいえば、これらシステムは来場もしくはリアルタイムに視聴しながらの投票方式ではないため、来場者数、視聴者数を直接的に増やすものではない。
また、特許文献4によれば、テレビ、WEB上で放送されているスポーツやコンサートの視聴者が、リモコンやパソコン、携帯電話などの接続端末を用いてリアクションをインターネット経由でリアルタイムに収集、イベント会場にその結果を反映するビジネスモデルが開発されており、競技の進行に応じて情報の提供、交換を可能としているが、勝敗予想結果によってその見返りを得る勝敗予想ゲームにまで言及したビジネスモデルではない。
また、来場者に限定して勝敗予想を行わせるには、来場の証明が必要になる。展示会などに来場したリアルな来場者管理に関する分野では来場の証明と、来場者への資料提供の便宜を図る技術開発が行われている。たとえば、特許文献5、特許文献6や特許文献7では、いずれも入場者を特定するバーコードなどの入場者識別情報を入場ゲートで読み取ることで入場者を特定している。この方法は、入場ゲートで入場を識別することが条件であるため、読み込みに手間取ったりするとゲートで待ち行列が発生する危険性がある。
一方、ポイント管理の分野では携帯電話等の接続端末を利用した店舗での決済顧客の認証の技術開発が行われている。例えば、特許文献8によれば、認証用バーコードを要求に応じて携帯電話に送付、これを店舗での決済時に読み込ませてあらかじめ登録した認証用バーコードと照合をもって認証とする方法、同様に特許文献9、あるいは特許文献10など、携帯電話に固有の情報を読み取る手段にて顧客を認証している。これら技術開発は携帯電話さえあれば認証が可能であるため、前述したイベントの入場者管理に比べてさまざまな利点が生ずる。しかしながら、商品・サービスの購入決済にともなう認証であるため、店舗窓口、レジなど認証の場に認証要求者がいて確認することを前提とした技術開発となっており、被認証者自らがセルフサービスで認証を行うものではない。
紙媒体に印刷されたバーコードを接続端末で読み取り、さまざまに活用する技術は幅広く実用化されている。すでに携帯電話にはURLを表現した2次元バーコードを備え付けのバーコードリーダーで読み取ることにより即座に該当URLにアクセスできる機能が標準的に装備されている。特許文献11によれば、紙媒体に印刷された二次元バーコードで表現したサプライ側の商取引データと接続端末が持つユーザ側プライベートデータを関連付ける技術開発がなされている。しかし、二次元バーコードで表現されるサプライ側情報は不特定多数のユーザが同時にアクセス、何度でもかつ何人でもコピーして利用する際、その操作を簡単に行うための発明であり、特定のサプライ側情報を特定の人物1人に関連付けて来場を証明しようとする発明ではない。
特開2002−133020号公報 特開2002−15094号公報 特開2003−281307号公報 特開2005−339479号公報 特開2001−243516号公報 特開2002−183362号公報 特許第2529104号公報 特許第3207192号公報 特開2002−150097号公報 特開2003−223582号公報 特開2001−256139号公報
スポーツ競技観戦において、来場もしくはテレビ、パソコン等で観戦中、競技の戦況に応じて勝敗予想投票をさせ的中に対する褒賞を楽しむサービスを提供し、来場もしくはテレビ視聴等の観戦者数を増加させたいニーズがある。そのためには、戦況と連動させ、任意の回数の投票を可能とすることが必要である。しかし、むやみに可能とするものではなく、どの時点での投票が有効か来場者、視聴者自身に判断させ参加意識を高める配慮や、あきらかに勝利が濃厚な競技者への多数の投票は褒賞が下がる途中配当計算を行い、これをリアルタイムに表示し適正な判断のもと投票できる工夫がなければならない。また、競技開始前の予想的中と競技の趨勢が決まった競技終了間際の予想的中では褒賞には差別をつけるほか、来場者数を増やすためには、来場者の勝敗予想に優遇の差別をつけるなどの仕組みも考える必要がある。後者については、来場を証明しなければならないが、入場ゲートで会員カードを読ませる方法はカードの発行やゲートでの読み取り装置が必要かつ認証結果はその後の投票のためにリアルタイムに反映させなくてはならないなど実現にはコストがかかる。また、多くの観客が一度に集まるため、入場ゲートで待ち行列ができる恐れがあるなど、難点が多く、簡単に来場を証明する方法が求められている。
一方、観戦を前提にした投票のみでは観戦できないときは本ゲームに参加できないことになり、幅広く会員を募ることはできない。そこで、観戦はできないものの競技の趨勢を予想した事前投票のサービスを行うことも必要になる。
本発明は、競技途中において勝敗予想を楽しむための各種プログラムを具備するサーバーと勝敗予想(勝ち負け、点差、スコアなど)を投票する携帯電話、パソコン等のインターネットに接続できる接続端末から構成されるリアルタイム勝敗予想投票システムにおいて、投票参加にあたってはあらかじめ登録した会員番号を接続端末より入力、投資に応じて配当が得られる原資ポイントを競技大会開始前に購入させ、これをチケット購入と称し、競技大会ごと購買枚数ごと異なるチケット番号を発番、該当チケット番号、購入した会員の会員番号、購入した原資ポイントを編集したチケットレコードを登録、勝敗予想時には購入した原資ポイントを順次消化して投票せしめ、これを投票券購入と称し、勝敗予想に投じた投票ポイントを該当会員のチケットレコードで示される消化可能残ポイント(購入時点は購入原資ポイントに等しい)から差し引き、差し引いた残高がなければ投票は不可とし、残高があれば、会員番号、予想結果、該当予想に投じた投票ポイントなどを編集して投票レコードを登録、差し引いた消化可能残ポイントについてはチケットレコードに編集してチケットレコードを更新、次の投票の残高として備え、競技終了後に投票レコードを抽出して的中投票の配当計算を行ない、戦況に応じて任意の回数の勝敗予想投票を可能としつつ、原資ポイントをどの時点で消化するか戦況判断の妙を楽しめるリアルタイム勝敗予想システムであり、競技の戦況に応じて任意の投票機会を与えるが、何回でも可能ではなく、ゲームの面白みを確保する観点から、原資ポイントを途中で使い切ったら投票できない仕組みとすることでどの時点での投票が効果的か来場者、視聴者に判断させることで参加意識を高めるルールである。具体的には、参加時に与えた原資ポイントを投資するたびに減算、ゼロになったら投票不可とするものである。
また、上記リアルタイム勝敗予想システムにおいて、あらかじめ競技を複数の区間に分割、これを配当集計区間と称し、競技の進行に応じて競技が現在どの区間に属しているかリアルタイムに登録、一方、投票が行われたら投票レコードに所属すべき集計区間番号を記録、競技終了後、競技大会主催者が競技結果を入力、投票レコードを前記集計区間番号で抽出、集計区間ごとに投票ポイントと的中投票ポイントを合計、前者を後者で除した値を配当率とし、的中した会員の投票レコードの投票ポイントに前記配当率を乗じたポイントを獲得せしめ、戦況に応じて獲得する配当を変化させることで最も有効な区間に投票を行なう戦況判断の妙を楽しめる構成は、競技を区間で区切り、配当を区間ごと計算、決済することにより、競技経過との連動性を高めるルールである。このルールは、実際に競技を観戦している観客自身の判断に基づく投票結果から計算した配当であり、しかも、区間ごとに配当を決定しているため、投票者にとって公平、納得のいくものといえる。
具体的には、競技途中で投票した投票レコードにその時点の配当集計区間を記録しておき、区間内の投票ポイント合計を的中ポイント合計で除した値を配当率とし、的中ポイントに配当率を乗じて配当ポイントを計算、全区間合計したポイントを獲得させるものである。
また、上記リアルタイム勝敗予想投票システムにおいて、接続端末から要求もしくはサーバーから一定時間おきに該当時間が属する上記配当集計区間における投票レコードを抽出、投票ポイントを合計、一方、投票対象競技者ごとの投票ポイントを合計、前者を後者の合計で除した値を競技者ごとの中間配当率として、これを接続端末に時々刻々表示することで投票を適正に判断させかつ促進する構成は、競技進行と連動して投票行動を促す目的で、要求があった場合もしくは一定時間ごとに競技者ごとの配当率、自身の消費可能残ポイントを逐次接続端末に表示するものである。具体的には、あらかじめ設定した集計区間に対して競技の進行を監視、リアルタイムに現在の集計区間を登録、該当集計区間内の該当時刻までの投票レコードを抽出、投票ポイントの合計と競技者ごとの投票ポイントを合計、前者を後者で除した値を競技者ごとの中間配当率とし、これらと会員自身の消費可能残ポイントを接続端末に表示する。
更に、上記リアルタイム勝敗予想投票システムにおいて、投票に使える消化可能残ポイントは競技が進行するにつれ目減りするものとし、上述したあらかじめ設定した配当集計区間ごとに対応する目減り率を乗じ、勝敗の趨勢が決まりやすい競技終了近くに予想が集中することを防ぎ、早期投票を優遇、公平感のある勝敗予想とするとともに減ぜられたポイントは抽選で的中しなかった参加者に還元、あるいはその逆で的中者に還元もしくは公平に全員に還元など抽選要素を盛り込み、参加者全員が楽しめる構成は、購入した原資ポイントは投票をしないと目減りする計算を行い、競技の趨勢が決まる終盤の投票より事前予想の投票価値を高め、合理性、公平性を確保するものである。具体的には、新たな集計区間に入るたびに手持ちの消化可能残ポイントは集計区間に対応して設定した目減り率を乗じて目減りするものとして、早い段階での投票を有利にするとともに、減ぜられたポイントは抽選でいくつかの方法で参加者に還元、抽選要素を盛り込むことで参加者全員が楽しめる効果ももたらすものである。
そして、上記リアルタイム勝敗予想システムにおいて、投票は来場を前提とした実物チケット購入者に限定あるいは優遇するため、本発明に示すチケットは実物の入場もぎり半券チケットや入場チケットのみとしか交換できないパンフレット、チラシ等とすべく、インターネット上のチケット番号とは重複しないチケット番号をあらかじめ生成、これをサーバーに登録するとともにバーコードに変換、前記印刷物に印刷、これを入場後の会場にて会員所有の接続端末に備え付けのバーコードリーダーで読ませ、サーバーではこれを受信したら、上記受信時点の配当集計区間が投票可能な区間を示していればチケット購入者で多くは来場者とみなしチケット購入の資格ありとして、受信したチケット番号で事前登録済みのチケット番号を検索、該当チケット番号が存在していなければ、該当チケット番号と会員番号とを対応付けることでチケット購入とし、すでに存在していれば不正とみなし、投票を拒否することで、チケット購入者で多くは来場者に限定した勝敗予想ゲームとすることやテレビ、パソコン等の視聴参加の配当より優遇を加えるあるいは勝敗予想ゲームに参加しなくとも各種特典を与えるなどチケット購入者優遇することでチケット販売数ひいては来場者数増を促進することが可能な構成は、入場ゲートで会員番号を読み取るための読み取り装置を利用して入場を認知するという方法ではなく、課題に鑑み、市販の接続端末にて入場時に必ず必要なチケットの入場者側に手渡される半券もしくは交換によって得られるパンフレット、チラシ等に印刷されたチケット番号のバーコードを読み取り、該当チケット番号と自身の会員番号を関連付け、これを登録することで、チケット購入者に限定する方法を開発した。
これによりチケットのバーコードをカメラで撮影しメールで会場外に配信して会場外で投票したとしても、チケット番号と会員番号の関連付けは唯一1人だけであり、投票権利を譲ったこととみなし、少なくともチケット購入者の数だけと限定的とすることができ、かつ、ゲートでの専用機器や待ち行列を不要としている。
最後に、上記リアルタイム勝敗予想システムにおいて、観戦はできないが事前に投票だけはしておきたい要望に答えるべく、購入した原資ポイントを上述したあらかじめ設定した配当集計区間ごとに配分を決めた投票を行い、例えば逆転勝ちを予想した場合は最後の配当集計区間に多く投票を行なうなどして事前投票でも勝敗の趨勢による配当の妙を楽しめる構成は、投票はしたいが観戦できない会員の便宜を図る目的で、通常どおり原資ポイントを購入して投票はするがそれはすべて事前投票のみとし、かつ集計区間ごとに原資ポイントの投票割合を設定して投票することにより、先行逃げ切りを予想して前半に多く投票するのか逆転を予想して後半を多く投票するのかなど自由に選べることで事前予想でも競技の趨勢にあわせた投票を可能とするものである。
スポーツ競技における勝敗予想ゲームは、観戦者を単に観るばかりでなく、競技に参加させ、競技と一体感を感じさせる役割を果たす。本発明は、それをさらに拡大するものであり、競技の進行、趨勢に合わせて、観客を当事者として参加させるものである。このためには、競技の進行、趨勢にあわせて何回も予想ができ、予想した結果に対して途中でも褒賞がもらえる工夫が必要である。しかし、競技の趨勢が決まる後半に予想が的中するのは当然なので、前半の投票を優遇するなど公平感の確保も必要である。
本発明の投票のための原資ポイントを競技の開始前に与え、競技途中でこれを消費させつつ、上記競技時間を複数の区間に分割、競技途中でも観戦者自らが選んだ投票率に対して褒賞の高が決まる発明は、競技への参加意識を高める効果をもたらすものである。また、ゲームの進行にあわせてリアルな投票行動を合理的に行わせる必要があり、上記途中配当照会の発明により、途中での配当をゲームの進行にあわせて的確かつリアルタイムなガイダンスを可能とし、参加意識を高める効果をもたらしている。
また、本発明は、競技の趨勢が決まる後半に予想が集中することを避け、公平感を確保、予想の興味が減ることを防止する効果をもたらしている。
さらに、本発明により、来場の証明を簡単にできるようにしたため、勝敗予想ゲーム参加者を会場来場者に限定もしくは優遇することで、来場者の増加を図ることができる。あるいは来場者とテレビ視聴者とをミックスさせた予想とすることでさらに興味を増す予想ゲームとすることもできる。
そして、本発明は、実際に観戦できない場合の便宜を図り、観戦できなくてもほぼ競技途中の予想経過を楽しむことを可能としており、観戦者の数を増やすことに貢献できる。
これらコンピュータシステムのリアルタイム性を十分発揮させる発明により、観戦者は今までとは違った観戦の面白さ、競技進行にあわせた予想の面白さを体験できることととなり、結果として大会主催者は該当競技の普及、来場者数の増加、テレビ等観戦者数の増加を図ることができる。
本発明の実施形態を野球の例で説明する。図1は野球における本発明の運用概要図である。図2はシステム構成図である。図3はサブシステム構成図である。
リアルタイム勝敗予想システム100は、会員情報を管理する会員情報管理サブシステム110、競技大会情報を管理する競技大会情報管理サブシステム120、会員認証サブシステム130、勝敗予想に参加するための参加チケット購入サブシステム150、実際に勝敗予想を行う勝敗予想投票サブシステム160、競技の進行にあわせて現時点がどの配当集計区間に属するか競技を監視しながら現在配当集計区間を更新する集計区間更新サブシステム170、勝敗結果により配当ポイントを計算する配当計算サブシステム180、競技終了後配当結果を問い合わせる配当結果照会サブシステム190、競技途中で予想配当を照会する中間配当照会サブシステム200、及び会員のプロフィルを登録・管理する会員情報レコード300、競技大会の開催日時、開催場所、参加競技者(対戦カード)、競技開始、終了予定時刻など競技大会を定義する競技大会情報レコード310、競技時間を複数の区間に分割、区間ごと配当を計算するための区間開始時刻、終了時刻などを定義する配当集計区間レコード320、実物のチケットを利用する場合の実物チケットレコード330、会員の投票参加を管理するチケットレコード340、勝敗予想を管理する投票レコード350を有し、当システムを利用可能な携帯電話、パソコン等の接続端末1および配当ポイントの計算等を指示する管理端末2を接続した競技大会主催者が利用するシステムである。
会員情報管理サブシステムの処理概要を説明する。図4に会員情報管理サブシステム110の画面遷移図を示す。また、図5に処理の流れ(フローチャート)を示す。
(1)ステップ111にて、競技大会主催者が管理端末2の管理者メニューから会員情報管理を選択したら、サーバーは会員情報入力画面を表示する。
(2)ステップ112にて、申し込み用紙記載の会員情報(住所、氏名、性別、電話番号、メールアドレスなど)を入力、サーバーへ送信する。なお、申し込み用紙の代替として、インターネットに接続できる接続端末1から会員自らが直接入力してもよい。
(3)ステップ113にて、サーバーはこれら会員プロフィルを受信、入力内容を確認する画面を表示、承認が得られたら、会員一人々を識別する会員ごと異なる会員番号、認証時のパスワードなどを生成、取得した会員プロフィルおよび会員番号、パスワードを会員情報レコード300に編集、登録する。
(4)ステップ114にて、会員が認証の操作を簡単にするため接続端末の固有番号を使う申請がある場合は接続端末に固有番号申請用ページのURL(モバイル用)を通知してステップ115へ進む。申請がない場合は会員番号、パスワード、ログイン用URLを電子メールにて会員が所有している接続端末1に通知する。
(5)ステップ115にて、接続端末1から会員は通知された該当ページにアクセス、サーバーは会員が所有している接続端末の固有番号を取得するため、会員番号、パスワード入力および該当接続端末の固有番号を送信する画面を表示する。
(6)ステップ116にて、会員は、会員番号、パスワードを入力、接続端末の固有番号の送信を許可して、これらを送信する。
(7)ステップ117にて、サーバーは受信した会員番号を検索キーに会員情報レコード300を検索、アクセスが成功すなわち会員番号が存在していればアクセスした会員情報レコード300のパスワードと受信したパスワードが合致しているか照合、合致していれば会員に間違いないものと判断し、接続端末の固有番号を該当会員情報レコード300に編集、更新する。検索に成功しないかパスワードが合致していない場合は、該当会員なしとしてエラーメッセージを表示し、モ接続端末の固有番号を送信する画面に戻す。
(8)ステップ118にて、サーバーは完了メッセージとログイン用URLを電子メールにて通知する。
競技大会情報管理サブシステムの処理概要を説明する。図6に競技大会情報管理サブシステム120の画面遷移図を示す。また、図7に処理の流れ(フローチャート)を示す。
(1)ステップ121にて、競技大会主催者は管理端末2より競技大会情報登録メニューを選択したら、サーバーは競技大会情報登録画面を表示する。
(2)ステップ122にて、競技大会主催者は該当画面より、競技大会の開催日時、開催場所、大会名、競技開始予定時刻、終了予定時刻、競技者名、競技者番号、投票運用区分(チケット購入者限定、テレビ等視聴者と併用運用、チケット購入者限定あるいは優遇なし)、配当集計区間、配当集計区間に対応した目減り率などを入力、サーバーへ送信する。
なお、配当集計区間は競技の特性に応じて、野球などの回数競技の場合は、集計区間1=競技開始2時間前、集計区間2=1回から3回裏まで、集計区間3=4回表から6回裏まで、集計区間4=7回表から8回裏までと表現し、サッカーなどの時間競技の場合は、集計区間1=競技開始2時間前競技技開始まで、集計区間2=前半開始から22分まで、集計区間3=前半22分から後半開始まで、集計区間3=後半開始から22分まで、集計区間4=後半22分から終了5分前までと表現する。実際には、それぞれの時間は不特定であるため、競技を監視、時点々の集計区間番号をリアルタイムにサーバーに登録、これをもって投票があった際どの区間の投票かを判断する。区間の判定、更新は集計区間更新サブシステム160にて行なう。
(3)ステップ123にて、サーバーは入力した大会情報を一覧表示、承認が得られたら、競技大会情報レコード310および競技大会情報レコード310に関連付けて配当集計区間を管理するために配当集計区間番号を発番、配当集計区間番号、状態区分(すでに終了か現在か予定かを示す、配当集計レコード最終区分(最後のレコードかどうかを示す)、区間ごとの目減り率を編集、配当集計区間レコード320を登録する。なお、競技途中において時点々の配当集計区間レコードを把握、管理するために競技大会情報レコード310の現在配当集計区間レコード番号示欄を初期値として投票開始可能時間以前の状態を示すコードに更新しておく。
(3)ステップ124にて、勝敗予想を実物チケット購入者に限定もしくは優遇する場合は、枚数ごと異なる実物チケット専用の番号を発番、競技大会番号と合成してこれを実物チケット番号とする実物チケットレコード330を登録する。実物チケット購入者限定もしくは優遇ではない運用の場合は管理者メニューに戻す。
(4)ステップ125にて、実物チケット番号を引数とする来場者専用の会員認証用URL(会員認証サブシステム130B参照)を生成して、接続端末が具備するバーコードリーダーにて読めるバーコードに変換し、受け渡しファイルに格納する。この受け渡しファイルは、印刷会社に渡し、入場者側に手渡すチケットのもぎり半券側もしくはチケットと交換できるパンフレット、チラシ等に印刷するものとする。
(5)ステップ126にて、サーバーは完了メッセージを表示し画面を管理者メニューに戻す。
会員認証サブシステムの処理概要を説明する。図8に会員認証サブシステム130A(特に実物チケット購入者を対象にしない)、B(実物チケット購入者専用)の画面遷移図を示す。また、図9に130Aの処理の流れ(フローチャート)を示す。
(1)ステップ131Aにて、会員が接続端末1よりあらかじめ通知されたログイン用URLにアクセスしたら引数の競技大会番号を検索キーに競技大会情報レコードを検索、該当レコードが示す投票運用区分がチケット購入者限定大会ではない競技大会を抽出、これらを一覧する会員認証画面を表示する。
(2)ステップ132Aにて、会員は会員認証画面より一覧されている競技大会番号から投票したい大会を選び、会員番号、パスワードを入力、一般認証を選択してこれらをサーバーへ送信する。このとき、接続端末の固有番号を事前登録している会員は、会員番号を入力する必要はなくクイック認証を選択する、この場合は、接続端末の固有番号を取得、会員番号の代わりに接続端末の固有番号をサーバーに送信する。
(3)ステップ133Aにて、サーバーは受信した競技大会番号から競技大会情報レコード310を読み出し、集計区間更新サブシステム160が更新する現在配当集計区間番号欄をチェック、該当欄が有効な配当集計区間番号でない場合は、投票可能時間外のエラーメッセージを表示し、認証画面に戻す。該当コード以外の場合は、有効な認証とみなし次のステップに進む。
(4)ステップ134Aにて、受信した内容が会員番号ならば会員番号を検索キーに、接続端末の固有番号ならば接続端末の固有番号を検索キーに会員情報レコード300を検索する。
(5)ステップ135Aにて、検索に成功すれば会員情報レコード300のパスワードと照合、合致していれば正しい会員とみなして会員番号、競技大会番号を引数にチケット番号があればこれを引き継いで会員メニューを呼び出す。会員情報レコード300が存在しないか、パスワードが合致していなければ会員ではないとしてエラーメッセージを表示し、認証画面に戻す。
図10に会員認証サブシステム130B(実物チケット購入者専用)の処理の流れ(フローチャート)を示す。
(1)ステップ131Bにて、勝敗予想を実物チケット購入者に限定もしくは優遇する競技大会においては、会員は接続端末に備え付けのバ−コードリーダーから入場時にもぎられた半券もしくはチケットと交換したパンフレット、チラシ等に印刷されたバーコードを読み取り、該当バーコードが示す競技大会番号とチケット番号を引数にしてサーバーにアクセス、サーバーは来場者専用会員認証画面を表示する。
(2)ステップ132Bにて、会員は実物チケット購入者専用会員認証画面より会員番号、パスワードを入力、一般認証を選択してこれらをサーバーへ送信する。このとき、接続端末の固有番号を事前登録している会員は、会員番号を入力する必要はなくクイック認証を選択する。この場合は、接続端末の固有番号を取得、会員番号の代わりに接続端末の固有番号を送信する。
(3)ステップ133Bにて、サーバーは受信した競技大会番号から競技大会情報レコード310を読み出し、集計区間更新サブシステム160が更新する現在配当集計区間番号欄をチェック、該当欄が区間番号、終了、集計済みなどが登録されていない場合は、ログイン可能時間外のエラーメッセージを表示し、認証画面に戻す。該当コード以外の場合は、有効な認証とみなし次のステップに進む。
(4)ステップ134Bにて、受信した内容が会員番号ならば会員番号を検索キーに、接続端末の固有番号ならば接続端末の固有番号を検索キーに会員情報レコード300を検索する。
(5)ステップ135Bにて、検索に成功すれば会員情報レコード300のパスワードと照合、合致していれば正しい会員とみなして会員番号、競技大会番号を引数にチケット番号があればこれを引き継いで会員メニューを呼び出す。会員情報レコード300が存在しないか、パスワードが合致していなければ会員ではないとしてエラーメッセージを表示し、認証画面に戻す。
チケット購入サブシステムの処理概要を説明する。図11に参加チケット購入サブシステム150の画面遷移図を示す。また、図12に処理の流れ(フローチャート)を示す。
(1)ステップ151にて、認証完了すなわちログイン完了後、会員が会員メニューからチケット購入を選択したら、ログインは成功したもののチケット購入までに時間が経過していないかチェックするため、サーバーは引数の競技大会番号から競技大会情報レコード310を読み出し、集計区間更新サブシステム160が更新する現在配当集計区間番号欄をチェック、該当欄が通常の区間番号の1を示す場合は有効な購入申し込みとみなし、次のステップへ進む。現資ポイントは、あらかじめ設定した投票参加者を一律同じものとして配当額を競争する方法と自由に購入して配当そのものを楽しむ方法が考えられ、どちらでもよい。実施例は後者である。該当欄が1以外の場合は、購入不可のエラーメッセージを表示し、会員メニューに戻す。
(2)ステップ152にて、引数の会員番号を検索キーにチケットレコード340を検索、チケットレコード340が存在していなければチケット未購入とみなし、チケット購入画面を表示する。チケットレコードが存在している場合は、購入済みとして画面を会員メニューに戻す。
(3)ステップ153にて、会員が入力した購入ポイントを受信、これを消化可能残ポイントとして、会員番号、消化可能残ポイントを編集、チケット購入確認画面を表示する。
(4)ステップ154にて、確認が得られたら、引数にチケット番号が存在しているかチェックし、存在していなければ、競技大会番号に関連付けて競技大会ごとチケットごと実物チケット番号とも異なるチケット番号を発番、チケット番号、会員番号、消化可能残ポイントをチケットレコードとしてチケットレコード340に登録する。引数にチケット番号が存在していればチケット番号発番済みすなわち現物チケット購入者限定もしくは優遇の勝敗予想として該当チケット番号を検索キーに実物チケットレコード330を検索、検索に成功すればチケット番号は正しいとみなしこれをチケット番号として、チケットレコード340に登録し、会員メニューに戻す。検索に成功しなければ不正チケットとみなしエラーメッセージを表示し、会員メニューに戻す。
(5)ステップ155にて、入力した購入ポイントを消化可能残ポイントとして発番したチケット番号、会員番号、消化可能残ポイントなどを編集、チケットレコードを登録する。
勝敗予想サブシステムの処理概要を説明する。図13に勝敗予想サブシステム160の画面遷移図を示す。また、図14に処理の流れ(フローチャート)を示す。
(1)ステップ161にて、認証完了すなわちログイン完了後、会員が会員メニューから勝敗予想を選択したら、ログインは成功したものの投票までに時間が経過していないかチェックするため、サーバーは引数の競技大会番号から競技大会情報レコード310を読み出し、集計区間更新サブシステム160が更新する現在配当集計区間番号欄をチェック、該当欄が通常の区間番号を示す場合は有効な投票とみなし、投票のための勝敗予想画面を表示する。区間番号が未登録あるいは投票締め切りなどを示すコードで区間番号でない場合は、投票不可のエラーメッセージを表示し、会員メニューに戻す。
(2)ステップ162にて、引数のチケット番号を検索キーにチケットレコードを検索、該当チケットレコード340の消化可能残ポイントを取得、消化可能残ポイントがゼロでない場合は投票可能として、該当消化可能残ポイント、競技大会情報レコード310から競技者、現在配当集計区間番号、配当集計区間が示す目減り率などを画面に編集、勝敗予想画面を表示する。消化可能残ポイントがゼロの場合は投票できない旨を表示する。
なお、消化可能残ポイントは目減りを適用した勝敗予想の場合、集計区間更新サブシステム170にて集計区間を更新する都度、目減り率を適用した残ポイントに投票参加の全チケットレコード340を一括更新しているので、ここではチケットレコードが示す消化可能残ポイントをそのまま採用、表示する。
(3)ステップ163にて、会員は勝敗予想画面に表示されている消化可能残ポイントを参考に勝敗予想と投入ポイントを入力、これらを受信したら入力投票ポイントが前記表示した消化可能残ポイントを超えていないかチェック、超えていなければ投票ごと異なる投票番号を発番、該当投票番号、会員番号、競技者番号とその勝敗予想結果、投票ポイント、現在配当集計区間番号を投票レコード350に編集する。投票ポイントが消化可能残ポイントを超えている場合は消化可能残ポイント以上を投票している旨のエラーメッセージを表示し、勝敗予想画面に戻し再投票を促す。
(4)ステップ164にて、消化可能残ポイントから投票ポイントを引いた新たな消化可能残ポイントをチケットレコード340の消化可能残ポイントとして画面編集、入力確認画面を表示する。
(5)ステップ165にて、会員が確認画面より承認したら、サーバーは前記編集どおりに該当競技大会に関連付けて投票レコード340を登録、チケットレコード340を更新し、完了メッセージを表示するとともに会員番号、競技大会番号、チケット番号を引数にして画面を会員メニューに戻す。
なお、計算した結果、該当ポイントがゼロとなった場合は、以降は投票できない旨のメッセージを表示する。
集計区間更新サブシステムの処理概要を説明する。図15に集計区間更新サブシステム170の画面遷移図を示す。また、図16に処理の流れ(フローチャート)を示す。
(1)ステップ171にて、競技大会主催者が管理端末2の管理者メニューから集計区間更新を選択したら、サーバーは競技大会を一覧、選択画面を表示する。
(2)ステップ172にて、選択画面から競技大会を選択したら、サーバーは受信した競技大会番号を検索キーに競技大会レコード310を読み出し、さらに関係付けられた配当集計区間レコード320を順次読み出し、配当集計区間番号と現在配当集計区間欄を編集する。このとき、現在時点の配当集計区間の次の集計区間欄をクリック可能としておく。
配当集計区間レコードの最終レコードを処理したら、これら編集した内容を一覧表示する。
(3)ステップ173にて、競技大会主催者は実際に競技大会を観察し、現在配当集計区間が終了したと判断したら、次の予定配当集計区間欄をクリックする。
(4)ステップ174にて、クリックを受信したら、現在集計区間を終了とするため、現在集計区間レコードの状態区分を終了表示に、該当競技大会情報レコード310の現在集計区間番号欄をクリックした集計区間番号表示に、次の予定集計区間レコードの状態区分を現在表示に変更、配当集計区間を切り替える。
(5)ステップ175にて、競技大会主催者は画面より承認したら、サーバーは競技大会情報レコード310の現在配当区間番号欄、配当集計区間レコード320の状態区分を更新する。
(6)ステップ176にて、全投票参加者のチケットレコード340を読み出し、消化可能残ポイントに目減り率を適用、新たな消化可能残ポイントを編集(消化可能残ポイント×(1−目減り率)するとともに、減じたポイントを還元すべく、還元ポイント欄に加算して編集、全参加者のチケットレコード340を更新し、管理者メニューに戻す。
(7)ステップ177にて、処理した配当集計区間レコードが最終レコードであった場合、投票を締め切りとすべく、競技大会情報レコード310の現在配当集計区間番号を終了に更新し、管理者メニューに戻す。最終レコードでない場合は、そのまま管理者メニューに戻す。
配当計算サブシステムの処理概要を説明する。図17に配当計算サブシステム180の画面遷移図を示す。また、図18に処理の流れ(フローチャート)を示す。
(1)ステップ181にて、競技終了後、競技大会主催者は管理端末2の管理者メニューから配当計算を指示、サーバーは競技大会を一覧、選択画面を表示する。
(2)ステップ182にて、選択画面から競技大会を選択したら、受信した競技大会番号から競技大会情報レコード310を読み出し、現在集計区間番号欄が競技終了を示すコードかどうかチェック、終了であれば配当計算可能と判断し次のステップへ進み、終了でなければ配当計算はできない旨のエラーメッセージを表示し、管理者メニューに戻す。
(3)ステップ183にて、競技大会情報レコード310から競技大会日時、場所、競技者名、競技者番号などを編集、競技大会の結果入力画面を表示する。
(4)ステップ184にて、競技大会主催者は、結果入力画面から競技結果を入力、サーバーへ送信、サーバーは受信した入力内容を編集、確認画面を表示する。
(5)ステップ185にて、該当競技大会の配当集計区間レコードを順次読み出し、該当集計区間レコードが示す集計区間番号の該当競技大会の投票レコード350を抽出、すべての投入ポイントを合計、次に入力された勝敗結果と投票レコード350の予想とを照合、合致しているすなわち的中している投票レコード350の投票ポイントを合計、前者の合計を後者の合計で除して配当率を計算する。
(6)ステップ186にて、的中した投票レコード350を抽出、該当会員の投票合計ポイントに前記で計算した配当率を乗じて配当を計算、計算した配当ポイントを獲得ポイント欄に編集、投票レコード350を更新する。
(7)ステップ187にて、該当集計区間レコードの配当集計レコード最終区分が最後のレコードを示していれば配当計算を終了、競技大会情報レコードの配当集計区間欄を集計済みに更新、管理者メニューに戻す。最後のレコードでなければ、次の集計区間の配当計算を行なうべく、ステップ185に戻す。
配当結果照会サブシステムの処理概要を説明する。図19に配当結果照会サブシステム190の画面遷移図を示す。また、図20に処理の流れ(フローチャート)を示す。
(1)ステップ191にて、認証完了すなわちログイン完了後、会員が会員メニューから配当照会を選択したら、引数の競技大会番号を検索キーに競技大会情報レコード310の検索、現在配当集計区間番号欄が集計済みを示していれば次のステップへ進み、集計済みでなければ配当結果照会はできない旨のエラーメッセージを表示、会員メニューに戻す。
(2)ステップ192にて、引数の会員番号を検索キーに該当競技大会のすべての区間の投票レコード350のうち、的中した(獲得ポイントがある)レコードを抽出、その投票ポイントを合計し、照会結果画面に編集し、表示する。
中間配当照会サブシステムの処理概要を説明する。図21に中間配当照会サブシステム200の画面遷移を示す。また、図22に処理の流れ(フローチャート)を示す。
(1)ステップ201にて、認証完了すなわちログイン完了後、会員が会員メニューから中間配当照会を選んだら、ログインは成功したものの照会までに時間が経過していないかチェックするため、サーバーは引数の競技大会番号から競技大会情報レコード310を読み出し、集計区間更新サブシステム160が更新する現在配当集計区間番号欄をチェック、該当欄が通常の区間番号を示す場合は有効な投票とみなし、次のステップへ進む。通常の区間番号以外の場合は、照会不可のエラーメッセージを表示し、会員メニューに戻す。
(2)ステップ202にて、サーバーは前記競技大会情報レコード310から現在配当集計区間番号を取得、該当集計区間番号を検索キーに該当集計区間番号の投票レコードを抽出、すべての投票ポイントを合計、次に最初の競技者の投票ポイントを合計、前者を後者で除した中間配当率を求める。同様の処理を相手の競技者に対しても行なう。
(3)ステップ203にて、配当集計区間レコードが示す目減り率を求める。
(4)ステップ204にて、該当会員のチケット番号を検索キーにチケットレコードを検索、該当レコードが示す消費可能残ポイントを求める。
(5)ステップ205にて、中間配当率、目減り率、消費可能残ポイントを編集、照会結果を表示する。
野球における本発明の運用概要図である。 システム構成図である。 サブシステム構成図である。 会員情報管理サブシステムの画面遷移図である。 会員情報管理サブシステムの処理の流れ(フローチャート)である。 競技大会情報管理サブシステムの画面遷移図である。 競技大会情報管理サブシステムの処理の流れ(フローチャート)である。 会員認証サブシステムの画面遷移図である。 会員認証サブシステム(特に実物チケット購入者を対象にしない)の処理の流れ(フローチャート)である。 会員認証サブシステム(実物チケット購入者専用)の処理の流れ(フローチャート)である。 参加チケット購入サブシステムの画面遷移図である。 参加チケット購入サブシステムの処理の流れ(フローチャート)である。 勝敗予想サブシステムの画面遷移図である。 勝敗予想サブシステムの処理の流れ(フローチャート)である 集計区間更新サブシステムの画面遷移図である。 集計区間更新サブシステムの処理の流れ(フローチャート)である。 配当計算サブシステムの画面遷移図である。 配当計算サブシステムの処理の流れ(フローチャート)である。 配当結果照会サブシステムの画面遷移図である。 配当結果照会サブシステムの処理の流れ(フローチャート)である。 中間配当照会サブシステムの画面遷移である。 中間配当照会サブシステムの処理の流れ(フローチャート)である。
符号の説明
1 接続端末
2 管理端末
100 リアルタイム勝敗予想システム
110 会員情報管理サブシステム
120 競技大会情報管理サブシステム
130 会員認証サブシステム
150 参加チケット購入サブシステム
160 勝敗予想投票サブシステム
170 集計区間更新サブシステム
180 配当計算サブシステム
190 配当結果照会サブシステム
200 中間配当照会サブシステム
300 会員情報レコード
310 競技大会情報レコード
320 配当集計区間レコード
330 実物チケットレコード
340 管理するチケットレコード
350 投票レコード

Claims (6)

  1. 競技途中において勝敗予想を楽しむための各種プログラムを具備するサーバーと勝敗予想を投票する携帯電話、パソコン等のインターネットに接続できる接続端末から構成されるリアルタイム勝敗予想投票システムにおいて、投票参加にあたってはあらかじめ登録した会員番号を接続端末より入力、投資に応じて配当が得られる原資ポイントを競技大会開始前に購入させ、これをチケット購入と称し、競技大会ごと購買枚数ごと異なるチケット番号を発番、該当チケット番号、購入した会員の会員番号、購入した原資ポイントを編集したチケットレコードを登録、勝敗予想時には購入した原資ポイントを順次消化して投票せしめ、これを投票券購入と称し、勝敗予想に投じた投票ポイントを該当会員のチケットレコードで示される消化可能残ポイントから差し引き、差し引いた残高がなければ投票は不可とし、残高があれば、会員番号、予想結果、該当予想に投じた投票ポイントなどを編集して投票レコードを登録、差し引いた消化可能残ポイントについてはチケットレコードに編集してチケットレコードを更新、次の投票の残高として備え、競技終了後に投票レコードを抽出して的中投票の配当計算を行ない、戦況に応じて任意の回数の勝敗予想投票を可能としつつ、原資ポイントをどの時点で消化するか戦況判断の妙を楽しめることを特徴とするリアルタイム勝敗予想システム。
  2. 請求項1記載のリアルタイム勝敗予想システムにおいて、あらかじめ競技を複数の区間に分割、これを配当集計区間と称し、競技の進行に応じて競技が現在どの区間に属しているかリアルタイムに登録、一方、投票が行われたら投票レコードに所属すべき集計区間番号を記録、競技終了後、競技大会主催者が競技結果を入力、投票レコードを前記集計区間番号で抽出、集計区間ごとに投票ポイントと的中投票ポイントを合計、前者を後者で除した値を配当率とし、的中した会員の投票レコードの投票ポイントに前記配当率を乗じたポイントを獲得せしめ、戦況に応じて獲得する配当を変化させることで最も有効な区間に投票を行なう戦況判断の妙を楽しめることを特徴とするリアルタイム勝敗予想システム。
  3. 請求項1記載のリアルタイム勝敗予想投票システムにおいて、接続端末から要求もしくはサーバーから一定時間おきに該当時間が属する請求項2記載の配当集計区間における投票レコードを抽出、投票ポイントを合計、一方、投票対象競技者ごとの投票ポイントを合計、前者を後者の合計で除した値を競技者ごとの中間配当率として、これを接続端末に時々刻々表示することで投票を適正に判断させかつ促進することを特徴とするリアルタイム勝敗予想投票システム。
  4. 請求項1記載のリアルタイム勝敗予想投票システムにおいて、投票に使える消化可能残ポイントは競技が進行するにつれ目減りするものとし、請求項2記載のあらかじめ設定した配当集計区間ごとに対応する目減り率を乗じ、勝敗の趨勢が決まりやすい競技終了近くに予想が集中することを防ぎ、早期投票を優遇、公平感のある勝敗予想とするとともに減ぜられたポイントは抽選で的中しなかった参加者に還元、あるいはその逆で的中者に還元もしくは公平に全員に還元など抽選要素を盛り込み、参加者全員が楽しめることを特徴とするリアルタイム勝敗予想システム。
  5. 請求項1記載のリアルタイム勝敗予想システムにおいて、投票は来場を前提とした実物チケット購入者に限定あるいは優遇するため請求項1で示すチケットは実物の入場もぎり半券チケットや入場チケットのみとしか交換できないパンフレット、チラシ等とすべく、インターネット上のチケット番号とは重複しないチケット番号をあらかじめ生成、これをサーバーに登録するとともにバーコードに変換、前記印刷物に印刷、これを入場後の会場にて会員所有の接続端末に備え付けのバーコードリーダーで読ませ、サーバーではこれを受信したら、請求項2記載の受信時点の配当集計区間が投票可能な区間を示していればチケット購入者で多くは来場者とみなしチケット購入の資格ありとして、受信したチケット番号で事前登録済みのチケット番号を検索、該当チケット番号が存在していなければ、該当チケット番号と会員番号とを対応付けることでチケット購入とし、すでに存在していれば不正とみなし、投票を拒否することで、チケット購入者で多くは来場者に限定した勝敗予想ゲームとすることやテレビ、パソコン等の視聴参加の配当より優遇を加えるあるいは勝敗予想ゲームに参加しなくとも各種特典を与えるなどチケット購入者優遇することでチケット販売数ひいては来場者数増を促進することが可能なリアルタイム勝敗予想システム。
  6. 請求項1記載のリアルタイム勝敗予想システムにおいて、観戦はできないが事前に投票だけはしておきたい要望に答えるべく、購入した原資ポイントを請求項2記載のあらかじめ設定した配当集計区間ごとに配分を決めた投票を行い、例えば逆転勝ちを予想した場合は最後の配当集計区間に多く投票を行なうなどして事前投票でも勝敗の趨勢による配当の妙を楽しめるリアルタイム勝敗予想システム。
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