JP2024035991A - 車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両停止時のラジェータの性能低下を抑制しつつ走行時に前輪のブレーキの冷却を行うことが可能な車両を提供する。【解決手段】冷却用空気を導入するグリル開口15と、グリル開口15から導入した冷却用空気をラジェータ21に導くラジェータ導風ダクト30と、ラジェータ導風ダクト30の車両幅方向両端に接続されて、流入した冷却用空気の一部を前輪16Lのブレーキ18Lに向かって導く左ブレーキダクト40Lと、を備える車両100であって、左ブレーキダクト40Lの中央側板41Lから左ブレーキダクト40Lの内部に向かって突出する逆流防止板45Lを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、前輪のブレーキ冷却用ダクトを備える車両の構造に関する。
車両の前輪のブレーキを冷却する構造が提案されている。例えば、特許文献1には、車両のフロントバンパを中空部材で構成し、ラジェータに冷却用空気を導入する吸気用開口を中空部材の前端に設け、吸気用開口に流入した空気を中空部材の両端に導き、両端に取付けたダクトの先端から前輪のブレーキに向かって空気を吹き出して前輪のブレーキの冷却を行う構造が開示されている。
また、特許文献2には、フロントバンパに設けた開口から前輪のブレーキに空気を導入するダクトを設け、ダクトの内部に熱交換器とファンを設置して車速が低い場合でも前輪のブレーキを冷却可能な構造が開示されている。
特開昭62-166138号公報 特開2005-178427号公報
特許文献1に記載の構成では、車両が停止している場合等にラジェータを通過した後の温風がダクトを逆流してラジェータの上流に流れ込み、ラジェータの冷却性能が低下してしまう場合があった。
そこで、本発明は、車両停止時のラジェータの性能低下を抑制しつつ走行時に前輪のブレーキの冷却を行うことが可能な車両を提供することを目的とする。
本発明の車両は、車両前端の意匠パネルの車両幅方向中央に設けられて冷却用空気を導入するグリル開口と、前記グリル開口から導入した冷却用空気をラジェータに導くラジェータ導風ダクトと、前記ラジェータ導風ダクトの車両幅方向両端に接続されて、前記ラジェータ導風ダクトに流入した冷却用空気の一部を前輪のブレーキに向かって導くブレーキダクトと、を備える車両であって、前記ブレーキダクトの中央側板又は前記ラジェータ導風ダクトの後板から前記ブレーキダクトの内部に向かって突出し、前記ラジェータを通過した後の温風が前記ブレーキダクトを逆流して前記ラジェータの上流に流れ込むことを抑制する逆流防止板を備えること、を特徴とする。
このように、逆流防止板がブレーキダクトの中央側板から内部に向かって突出しているので、停車時にラジェータを通過した後の温風がブレーキダクトの中央側板の表面に沿って逆流することを抑制し、温風がラジェータの上流に流れ込むことを抑制できる。また、走行時には、逆流防止板の先端とブレーキダクトの車両幅方向外側の外側板との間の流路から冷却用空気を前輪のブレーキに向かって導くことができる。これにより、車両停止時のラジェータの性能低下を抑制しつつ走行時に前輪のブレーキの冷却を行うことができる。
本発明の車両において、前記逆流防止板は、前記中央側板に取付けられ、前記ブレーキダクトの下流に向かうにつれて先端が前記中央側板から離れるように傾斜してもよい。
これにより、温風がブレーキダクトの中央側板の表面に沿って逆流することを効果的に抑制し、温風がラジェータの上流に流れ込むことを抑制できる。
本発明の車両において、前記逆流防止板は、前記ラジェータ導風ダクトの前記後板に取付けられて、前記後板と前記中央側板との接続部から前記ブレーキダクトの下流に向かって前記ブレーキダクトの内部に突出し、前記ブレーキダクトの下流に向かうにつれて先端が前記中央側板から離れるように前記中央側板に対して傾斜してもよい。
これにより、簡便な構成で温風がブレーキダクトの中央側板の表面に沿って逆流することを抑制できる。
本発明は、車両停止時のラジェータの性能低下を抑制しつつ走行時に前輪のブレーキの冷却を行うことが可能な車両を提供できる。
実施形態における車両を前方から見た立面図である。 実施形態の車両の前部の断面図であって、図1に示す断面A-Aである。 実施形態の車両の前部の平断面図であって、図2に示す断面B-Bである。 実施形態の車両の走行中の冷却用空気の流れを示す図であって、図3に示すC部の冷却用空気の流れを示す拡大平断面図である。 実施形態の車両の停車中の冷却用空気の流れを示す図であって、図3に示すC部の冷却用空気の流れを示す拡大平断面図である。 他の実施形態の車両の停車中の冷却用空気の流れを示す平断面図である。
以下、図面を参照しながら実施形態の車両100について説明する。各図に示す矢印FR、矢印UP、矢印RHは、車両100の前側、上側、右側をそれぞれ示している。また、各矢印FR、UP、RHの反対方向は、後側、下側、左側を示す。以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両100の前後方向の前後、左右方向の左右、上下方向の上下を示すものとする。
図1に示すように、車両100のボデー10の車両前端には、下前意匠パネル11と、上前意匠パネル12とが取り付けられている。下前意匠パネル11と上前意匠パネル12とは細い見切り溝で仕切られており塗装色が異なっているが、表面は略連続している。上前意匠パネル12は、車両前方に凸にわずかに湾曲した中央部12Cと、中央部12Cから左側と右側に向かってそれぞれ延びて、左右の前輪16L、16Rの前方を覆う左端部12Lと右端部12Rとで構成されている。左端部12Lは、車両後方に向かって湾曲し、左の前輪16Lの車両幅方向外側端まで膨らむように構成されている左意匠パネル13Lに接続されている。同様に、右端部12Rは右意匠パネル13Rに接続されている。
下前意匠パネル11は、上前意匠パネル12の中央部12Cの下側で左端部12Lと右端部12Rとで囲まれる部分を構成する。下前意匠パネル11の中央には、冷却用空気を導入するグリル開口15が設けられている。また、下前意匠パネル11の中央のグリル開口15の上側には、ナンバープレート19が取付けらけれている。
図2に示すように、上前意匠パネル12の車両後方には、車両幅方向に延びるバンパリーンフォース17が配置されている。バンパリーンフォース17の車両後方には、車両100のモータやエンジン等の冷却水を冷却するラジェータ21が取り付けられている。ラジェータ21の車両後方には、ファンケーシング22が接続され、ファンケーシング22の中央にはファン23が取り付けられている。
下前意匠パネル11に設けられたグリル開口15とラジェータ21の入口21aとの間はラジェータ導風ダクト30によって接続されている。ラジェータ導風ダクト30は、車両幅方向に長い長方形断面のダクトであり、図2中の矢印83、図1中の破線の白抜き矢印81、図3中の矢印85、86に示すように、グリル開口15から導入した冷却用空気をラジェータ21に導く。
より詳しくは、ラジェータ導風ダクト30は、前板31と、下板32と、後板33と、左側板34L、右側板34R(図3参照)で構成される。前板31は、グリル開口15の上端から上方向に湾曲してラジェータ21の上端部に接続する。前板31の左右の端部にはそれぞれ左側板34L、右側板34Rの前部が接続されている。左側板34Lと右側板34Rの後部は、ラジェータ21の入口21aの左右の端部に接続されている。下板32は、グリル開口15の下端から車両後方に向かって延びる。後板33は、下板32の後端に接続されて上方向に湾曲した後、後方に向かって湾曲してラジェータ21の下端に接続されている。ラジェータ導風ダクト30の左側板34Lと右側板34Rの下端部にはそれぞれ開口35L(図3参照)、35Rが設けられている。
図3に示すように、左右の開口35L、35Rには左ブレーキダクト40L、右ブレーキダクト40Rが接続されている。左ブレーキダクト40L、右ブレーキダクト40Rは、ラジェータ導風ダクト30の車両幅方向両端に接続されて車両斜め後方に向かって延びる四角断面のダクトである。左ブレーキダクト40L、右ブレーキダクト40Rは、図3中の矢印93a、図1中の破線の白抜き矢印82、図2中の矢印84に示すように、ラジェータ導風ダクト30に流入した冷却用空気の一部を左右の前輪16L、16Rのブレーキ18L、18Rに向かって導く。
より詳しくは、左ブレーキダクト40Lは、図2、図3に示すように、中央側板41Lと、外側板42Lと、上板43L(図2参照)と、底板44Lとで構成されている。底板44Lは、ラジェータ導風ダクト30の下板32の左端とグリル開口15の左側の下端部とに接続されて車両左斜め後方に延びる。上板43Lは、ラジェータ導風ダクト30の開口35Lの上端とグリル開口15の左側の上端部とに接続されて、底板44Lと平行に車両左斜め後方に延びる。中央側板41Lは、上板43Lと底板44Lの車両幅方向中央側の端部を上下に接続する。また、中央側板41Lの右端はラジェータ導風ダクト30の後板33の左端に接続されている。
外側板42Lは、上板43Lと底板44Lの車両幅方向外側の端部を上下に接続する。また、外側板42Lの前端はグリル開口15の左端に接続されている。このように、中央側板41Lと、外側板42Lと、上板43Lと、底板44Lとは、四角断面の左ブレーキダクト40Lを構成する。そして、中央側板41Lと、外側板42Lと、上板43Lと、底板44Lの各後端は左ブレーキダクト40Lの吹き出し口46Lを構成する。また、中央側板41Lの内面には、逆流防止板45Lが設けられている。逆流防止板45Lについては、後で図4を参照して詳細に説明する。右ブレーキダクト40Rは左ブレーキダクト40Lと左右対称であり、中央側板41Rと、外側板42Rと、上板(図示せず)と、底板44Rとで構成され、吹き出し口46Rと逆流防止板45Rとを備えている。
ラジェータ導風ダクト30に流入した冷却用空気の一部は、図3中の矢印93a、図1中の破線の白抜き矢印82に示すように、ラジェータ導風ダクト30の内部を車両幅方向外側に向かって流れて左ブレーキダクト40Lと右ブレーキダクト40Rに流入し、左右の吹き出し口46L、46Rから前輪16L、16Rのブレーキ18L、18Rに向かって吹出す。また、グリル開口15の左右の端部から流入した冷却用空気は、図3中の矢印93bに示すように、左ブレーキダクト40Lと右ブレーキダクト40Rに流入して左右の吹き出し口46L、46Rから前輪16L、16Rのブレーキ18L、18Rに向かって吹出す。
次に図4を参照しながら逆流防止板45Lについて説明する。図4に示すように、逆流防止板45Lは、左ブレーキダクト40Lの入口近傍の中央側板41Lに取り付けられている。より詳しくは、逆流防止板45Lは、ラジェータ導風ダクト30の後板33の左端に接続される中央側板41Lの右端部分に取り付けられている。逆流防止板45Lは、ベース45Laと、板部45Lbとで構成されている。ベース45Laは中央側板41Lの内面に取り付けられる。板部45Lbは、ベース45Laから折れ曲がって左ブレーキダクト40Lの内部に突出する。板部45Lbは、左ブレーキダクト40Lの下流に向かうにつれて先端が中央側板41Lの内面から離れるように中央側板41Lの内面に対して角度θ1だけ傾斜している。また、板部45Lbの先端と外側板42Lの内面との距離はW1となっている。W1は、逆流防止板45Lの板部45Lbの先端と外側板42Lとの間の流路の幅である。幅W1は、流路面積が必要流量の冷却用空気をブレーキ18Lに流すことができる面積となるように決定されている。また、角度θ1は、左ブレーキダクト40Lを逆流する温風の流れを抑制できるように決定されている。
次に図4を参照しながら車両100の左側の走行中の空気の流れについて説明する。車両100が走行している際には、ボデー10の上前意匠パネル12の左端部12Lに当たった走行風は、図4中の矢印94に示すように、左端部12Lの表面に沿って車両幅方向外側に流れた後、車両斜め後方に向かって流出する。このため、走行風は、車両左側面から左の前輪16Lの中に流入してこない。
一方、走行中、グリル開口15からは、図4中の矢印91に示すように冷却用空気がラジェータ導風ダクト30に流入する。ラジェータ導風ダクト30に流入した冷却用空気は、図4中の矢印92に示すようにラジェータ21を通過し、温度が上昇した温風となってファンケーシング22に流入する。ファンケーシング22に流入した温風は、ファン23(図3参照)に吸引されてボデー10の内部に流れていく。また、走行中、グリル開口15からラジェータ導風ダクト30に流入した冷却用空気の一部は、図4中の矢印93aに示すように、ラジェータ導風ダクト30から左ブレーキダクト40Lに流入し、図4中の矢印93bに示すグリル開口15から左ブレーキダクト40Lに流入した冷却用空気と合流する。合流した冷却用空気は、逆流防止板45Lの板部45Lbの先端と外側板42Lとの間の幅W1の流路を通って吹き出し口46Lから左の前輪16Lのブレーキ18Lに向かって吹出す。これにより、左の前輪16Lの中に走行風が流入してこない場合でも、左の前輪16Lのブレーキ18Lを冷却することができる。
次に図5を参照しながら車両100が停車中の車両100の左側の空気の流れについて説明する。車両100が停車している際には、走行による冷却用空気はグリル開口15からラジェータ導風ダクト30に流入してこない。一方、車両100が停止している場合でもファン23は動作している。このため、図5中の矢印92に示すように、ファン23によってラジェータ導風ダクト30の内部の冷却用空気がラジェータ21に向かって吸引され、図5中の矢印95に示すようにグリル開口15からは冷却用空気がラジェータ導風ダクト30に吸引される。走行時と同様、ラジェータ21を通過し温度が上昇した温風はファンケーシング22からボデー10の内部に流れていく。
車両100の停止中は左ブレーキダクト40Lには冷却用空気が流れない。このため、ボデー10の内部に滞留している温風は、ファン23の動作により、図5中の矢印96、97、破線矢印98に示すように、吹き出し口46Lから左ブレーキダクト40Lの内部に流入し、左ブレーキダクト40Lを逆流してラジェータ21の上流に流れこもうとする。この温風の逆流流量は少ないので、温風は、図5中の矢印97に示すように、左ブレーキダクト40Lの中央側板41Lの内面に沿って流れる。そして、温風は、逆流防止板45Lの板部45Lbの下流側の面によりトラップされ、左ブレーキダクト40Lの内部に滞留する。このため、温風は、図5中に破線矢印98のように、逆流防止板45を超えてラジェータ導風ダクト30の内部に流入できず、温風がラジェータ21の上流側に回り込むことを抑制できる。
このように、逆流防止板45Lは、車両100の停止時に中央側板41Lの内面に沿って流れる温風がラジェータ導風ダクト30の内部に流入し、温風がラジェータ21の上流側に回り込んでラジェータ21の性能が低下することを抑制できる。
車両100の右側の空気の流れは、車両100の左側の空気の流れと左右対称であるから、右ブレーキダクト40Rに取り付けられた逆流防止板45Rも、逆流防止板45Lと同様、車両100の停止時に中央側板41Rの内面に沿って流れる温風がラジェータ導風ダクト30の内部に流入し、温風がラジェータ21の上流側に回り込んでラジェータ21の性能が低下することを抑制できる。
これにより、車両100は、車両停止時のラジェータ21の性能低下を抑制しつつ走行時に前輪16L、16Rのブレーキ18L、18Rの冷却を行うことができる。
以上の説明では、逆流防止板45Lは左ブレーキダクト40Lの入口近傍の中央側板41Lに取り付けられていることとして説明したが、これに限らない。例えば、左ブレーキダクト40Lの入口と吹き出し口46Lとの中間部の中央側板41Lに取り付けてもよいし、吹き出し口近傍の中央側板41Lに取り付けてもよい。
次に図6を参照しながら他の実施形態の車両200について説明する。先に、図1から図5を参照して説明した車両100と同一の部位には同一の符号を付して説明は省略する。車両200は、逆流防止板47Lがラジェータ導風ダクト30の後板33に取付けられている点で車両100と異なっている。他の部位については車両100と同一である。
図6に示すように、逆流防止板47Lは、ベース47Laと、板部47Lbとで構成される。ベース47Laは、後板33の内面に取り付けられる。板部47Lbは、ベース47Laから折れ曲がって後板33と中央側板41Lとの接続部から左ブレーキダクト40Lの内部に突出する。板部47Lbは、左ブレーキダクト40Lの下流に向かうにつれて先端が中央側板41Lの内面から離れるように中央側板41Lの内面に対して角度θ2だけ傾斜している。また、板部47Lbの先端と外側板42Lの内面との距離はW2となっている。W2は、逆流防止板47Lの板部47Lbの先端と外側板42Lとの間の流路の幅である。幅W2は、流路面積が必要流量の冷却用空気をブレーキ18Lに流すことができる面積となるように決定されている。また、角度θ2は、左ブレーキダクト40Lを逆流する温風の流れを抑制できるように決定されている。
逆流防止板47Lは、先に説明した逆流防止板45Lと同様、車両200の停止時に中央側板41Lの内面に沿って流れる温風がラジェータ導風ダクト30の内部に流入し、ラジェータ21の上流側に回り込んでラジェータ21の性能が低下することを抑制できる。このため、車両200は、車両100と同様、車両停止時のラジェータ21の性能低下を抑制しつつ走行時に前輪16L、16Rのブレーキ18L、18Rの冷却を行うことができる。
10 ボデー、11 下前意匠パネル、12 上前意匠パネル、12C 中央部、12L 左端部、12R 右端部、13L 左意匠パネル、13R 右意匠パネル、15 グリル開口、16L、16R 前輪、17 バンパリーンフォース、18L、18R ブレーキ、19 ナンバープレート、21 ラジェータ、21a 入口、22 ファンケーシング、23 ファン、30 ラジェータ導風ダクト、31 前板、32 下板、33 後板、34L 左側板、34R 右側板、35L、35R 開口、40L 左ブレーキダクト、40R 右ブレーキダクト、41L、41R 中央側板、42L、42R 外側板、43L 上板、44L、44R 底板、45L、45R、47L 逆流防止板、45La、47La ベース、45Lb、47Lb 板部、46L、46R 吹き出し口、100、200 車両。

Claims (3)

  1. 車両前端の意匠パネルの車両幅方向中央に設けられて冷却用空気を導入するグリル開口と、
    前記グリル開口から導入した冷却用空気をラジェータに導くラジェータ導風ダクトと、
    前記ラジェータ導風ダクトの車両幅方向両端に接続されて、前記ラジェータ導風ダクトに流入した冷却用空気の一部を前輪のブレーキに向かって導くブレーキダクトと、を備える車両であって、
    前記ブレーキダクトの中央側板又は前記ラジェータ導風ダクトの後板から前記ブレーキダクトの内部に向かって突出し、前記ラジェータを通過した後の温風が前記ブレーキダクトを逆流して前記ラジェータの上流に流れ込むことを抑制する逆流防止板を備えること、
    を特徴とする車両。
  2. 請求項1に記載の車両であって、
    前記逆流防止板は、前記中央側板に取付けられ、前記ブレーキダクトの下流に向かうにつれて先端が前記中央側板から離れるように傾斜していること、
    を特徴とする車両。
  3. 請求項1に記載の車両であって、
    前記逆流防止板は、前記ラジェータ導風ダクトの前記後板に取付けられて、前記後板と前記中央側板との接続部から前記ブレーキダクトの下流に向かって前記ブレーキダクトの内部に突出し、前記ブレーキダクトの下流に向かうにつれて先端が前記中央側板から離れるように前記中央側板に対して傾斜していること、
    を特徴とする車両。

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