JP2023507921A - 消音器及び空調 - Google Patents

消音器及び空調 Download PDF

Info

Publication number
JP2023507921A
JP2023507921A JP2022533369A JP2022533369A JP2023507921A JP 2023507921 A JP2023507921 A JP 2023507921A JP 2022533369 A JP2022533369 A JP 2022533369A JP 2022533369 A JP2022533369 A JP 2022533369A JP 2023507921 A JP2023507921 A JP 2023507921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
muffler
socket
diameter
connecting sleeve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2022533369A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7345660B2 (ja
Inventor
文杰 王
宇寛 単
▲イエ▼ 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zhejiang Dunan Artificial Environment Co Ltd
Original Assignee
Zhejiang Dunan Artificial Environment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zhejiang Dunan Artificial Environment Co Ltd filed Critical Zhejiang Dunan Artificial Environment Co Ltd
Publication of JP2023507921A publication Critical patent/JP2023507921A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7345660B2 publication Critical patent/JP7345660B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/02Energy absorbers; Noise absorbers
    • F16L55/033Noise absorbers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/24Means for preventing or suppressing noise

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Abstract

本出願は、消音器及び空調に関する。消音器は、消音管及び2つの接続スリーブを含む。消音管は、第1の管及びそれぞれ第1の管の両端と連通する2つの第2の管を含む。第2の管の管径は第1の管の管径より小さい。第2の管の第1の管から離れた一端の外壁には段差が形成されている。段差は第2の管の周方向に沿って設けられる。段差の外径は第2の管の外径より小さい。接続スリーブは、第2の管の第1の管から離れた一端に設けられている。接続スリーブは、対置する第1の部分及び第2の部分を含む。第1の部分は段差に係合して固定される。第2の部分の内径は第2の管の内径より小さい。接続スリーブの第2の部分の内径が変わらない場合、段差の配置は、第1の管に対する第2の管の縮径量及び/又は接続スリーブの第2の部分に対する第1の部分の拡径量を減少でき、消音管及び/又は接続スリーブの加工時に側壁の割れ等が発生する確率を低減させ、消音器の加工における製品合格率を向上させた。【選択図】 図1

Description

関連出願
[001] 本出願は、2019年12月26日に出願された、出願番号が201922388518.8であり、発明の名称が「消音器及び空調」である中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容を引用することにより本出願に組み込まれる。
[002] 本出願は空調機器の製造の技術分野に関し、特に、消音器及び空調に関する。
[003] 消音器はパイプラインの騒音低減装置として、通常、空調等の冷却機器に取り付けられ、騒音を緩和及び低減する作用を果たす。消音器は消音管を含み、消音管は中間部分が大きく両端が小さい構造であり、消音管の両端の開口は通常接続スリーブを介して接続管に接続され、この接続管は他の部材と連通する。消音効果を向上させるために、通常、消音管の両端の開口が比較的大きい縮径量(縮径量は大管径から小管径を引いてから大管径で割ったものであり、縮径量は消音管の変径量に対する説明である)を有する。しかしながら製造過程において、縮径量が大きすぎると、消音管の両端に割れ等の状況が発生しやすくなり、消音器の製造における合格率に多大な影響を及ぼす。
[004] 本出願の様々な実施例によれば、消音器を提供する。
[005] 消音器は、第1の管及びそれぞれ第1の管の両端と連通する2つの第2の管を含み、第2の管の管径が第1の管の管径より小さく、且つ第2の管の第1の管から離れた一端の外壁には段差が形成されており、段差は第2の管の周方向に沿って設けられ、且つ段差の外径が第2の管の外径より小さい消音管と、
第2の管の第1の管から離れた一端に設けられ、且つ第1の部分及び第2の部分を含み、第1の部分が段差に係合して固定され、且つ第2の部分の内径が第2の管の内径より小さい接続スリーブと、を含む。
[006] 消音器を実際に取り付けて使用する場合、接続スリーブは消音管と空調における接続管とを連通するために使用され、消音効果を確保するために、接続管の管径は通常、消音管の管径より小さい。段差の外径が第2の管の外径より小さいため、接続スリーブの第2の部分の内径が変わらない場合、段差の配置は、第1の管に対する第2の管の縮径量及び/又は接続スリーブの第2の部分に対する第1の部分の拡径量を効果的に減少させ、消音管及び/又は接続スリーブの加工時に側壁の割れ等が発生する確率を大幅に低減させ、消音器の加工における製品の合格率を効果的に向上させた。
[007] 一実施例において、段差の第1の管に近接する一端の縁部には遷移面取りが形成されている。これにより、段差の加工過程におけるバリの発生を低減でき、次の接続スリーブとの取り付けが容易になる。
[008] 一実施例において、遷移面取りの延伸方向と第2の管の端面との間の夾角が45°より小さい。これにより、第2の管の段差が設けられている部分の管壁の厚さを増加させ、第2の管と接続スリーブとの接続強度を向上させることができる。
[009] 一実施例において、接続スリーブは、第1のソケット、遷移ソケット及び第2のソケットを含み、且つ遷移ソケットの両端はそれぞれ第1のソケット及び第2のソケットと連通し、第1のソケットが第1の部分であり、第2のソケットが第2の部分であり、且つ遷移ソケットの内径は第1の部分から第2の部分に向かう方向に沿って徐々に減少する。これにより、接続スリーブ120内の気流の流れ損失を低減できる。
[010] 一実施例において、第1のソケット、遷移ソケット及び第2のソケットは、一体に成形された構造である。これにより、溶接プロセスを省略することができる。
[011] 一実施例において、接続スリーブは銅スリーブである。これにより、接続スリーブと空調の接続管との溶接による接続が容易になる。
[012] 一実施例において、第2の部分の内壁に制限カムが突出される。これにより、接続管を制限し、接続管が過度に挿入されて第2の管を損傷することを防止できる。
[013] 一実施例において、第2の部分の外側壁が内側に凹んで制限カムが形成される。これにより、プロセスが簡素化される。
[014] 一実施例において、制限カムは複数であり、複数の制限カムは接続スリーブの周方向に沿って間隔をおいて設けられる。これにより、制限効果を強化できる。
[015] 一実施例において、第1の部分と第2の管とが固定して接続されるように、第1の部分の内壁と第2の管の軸方向の端面の間には溶接継手が形成されており、溶接継手は第2の管の周方向に沿って設けられる。
[016] 一実施例において、溶接継手は銅錫溶接継手である。これにより、溶接強度を強化できる。
[017] 一実施例において、消音管はステンレス消音管である。これにより、消音管の使用寿命を延ばし、且つコストダウンできる。
[018] 空調は、消音器と、それぞれ2つの第2の部分内に挿設されている2つの接続管と、を含む。
[019] 本出願の好ましい実施例における消音器の構造模式図である。 [020] 図1におけるAでの部分拡大図である。 [021] 図1に示す消音器における消音管の構造模式図である。 [022] 図3におけるBでの部分拡大図である。 [023] 図1に示す消音器における接続スリーブの構造模式図である。 [024] 図1に示す消音器の溶接前の構造模式図である。 [025] 図6におけるCでの部分拡大図である。
[026] 図面において、各符号の意味は以下の通りである。
100 消音器、110 消音管、111 第1の管、112 第2の管、1121 段差、1122 遷移面取り、120 接続スリーブ、121 第1の部分、122 第2の部分、1221 制限カム、123 第1のソケット、124 遷移ソケット、125 第2のソケット、130 溶接継手、140 溶接リング。
[027] 本出願を理解しやすくするために、以下の関連の図面を参照して本出願を更に全面的に説明する。図面において本出願の好ましい実施例が示されている。しかしながら、本出願は様々な異なる形態で実現でき、本明細書に記載の実施例に限定されない。これに対して、これらの実施例を提供する目的は本出願に開示された内容を更に明確且つ全面的に理解させるためである。
[028] 特に定義しない限り、本明細書で使用される全ての技術用語や科学用語は本出願の属する技術分野における当業者が通常理解している意味と同じである。ここで本出願の明細書に使用される用語は、単に具体的な実施例を説明することを目的とし、本出願を制限するものではない。本明細書に使用される「及び/又は」という用語は、関連する列挙された項目の1つ以上の任意の/及び全ての組み合わせを含む。
[029] 位置関係を説明するとき、特に指定されない限り、一素子が別の素子の「上」にあるとされる場合、それは直接別の素子上にあるか、又は中間素子が存在してもよい。また理解できることとして、素子が2つの素子「の間」にあるとされる場合、それは2つの素子の間の唯一であってもよく、又は1つ以上の中間素子が存在してもよい。
[030] 本明細書に記載された「含む」、「有する」、及び「含有する」の場合、例えば「のみ」、「からなる」等の明確な限定用語を使用しない限り、更に他の部材を追加することができる。逆に言及しない限り、単数形の用語は複数形を含むことができ、その数が1つであると理解することはできない。
[031] 更に、図面は1:1の比率で描いたものではなく、各素子の相対的なサイズは図面に例示的に描いたものにすぎず、実際の比率で描いたわけではない。
[032] 図1及び図2を参照すると、本出願は、空調(図示せず)及びその消音器100を提供する。ここで空調は、消音器100及び2つの接続管(図示せず)を含む。2つの接続管はそれぞれ消音器100の両端と連通する。接続管の消音器100から離れた一端は空調の他の部材と連通する。
[033] 説明すべきこととして、上記の消音器100は、空調に使用されることに限られず、冷凍庫、冷蔵庫等の他の冷却機器に使用されてもよく、更に空気圧縮機、発電機、ボイラー排気口等の動力機器に使用されてもよい。本出願において、消音器100の空調における適用を例として説明する。
[034] 本出願の好ましい実施例における消音器100は、消音管110及び2つの接続スリーブ120を含む。
[035] 図3を参照すると、消音管110は、第1の管111及びそれぞれ第1の管111の両端と連通する2つの第2の管112を含む。第2の管112の管径は第1の管111の管径より小さい。ここで管径とは、管外径と管内径の平均値を表す。第1の管111及び第2の管112は一体に成形された構造であってもよく、互いの間に溶接、接着等の形式により固定接続される接合構造であってもよく、本出願はこれに限定されない。
[036] 同時に図4を参照すると、第2の管112の第1の管111から離れた一端の外壁には第2の管112の周方向に沿って段差1121が形成されている。段差1121の外径は第2の管112の外径より小さい。具体的には、機械加工の方式(例えば、フライス加工、旋盤加工等の形態)により、第2の管112の第1の管111から離れた一端の外壁に対して加工を行って段差1121を形成する。
[037] 本実施例において、段差1121の第1の管111に近接する一端の縁部には遷移面取り1122が形成されている。具体的には、遷移面取り1122の延伸方向と第2の管112の直径方向との間の夾角θは45度より小さい、即ち、遷移面取り1122の延伸方向と第2の管112の端面との間の夾角θは45度より小さい。遷移面取り1122の配置は、段差1121の加工過程におけるバリの発生を低減でき、次の消音器100の組立が容易になり、消音器100の加工品質を向上させ、且つ段差1121が設けられている第2の管112の管壁が過度に薄くならないように夾角θを45度より小さくすることで、接続スリーブ120との溶接強度を向上させる。
[038] 本実施例において、第1の管111及び第2の管112は一体に成形された構造である。従って、消音管110は一体に成形された構造である。第1の管111及び第2の管112を一体に成形された構造とすることで、第1の管111と第2の管112との接続がより強固になるだけでなく、消音管110の加工もより簡単になる。
[039] 本実施例において、消音管110はステンレス管である。ステンレスが比較的高い強度及び優れた耐腐食性を有するため、消音管110も比較的高い強度及び優れた耐腐食性能を有する。強度が比較的高いため、消音器100が振動環境において長時間作動しても消音管110の割れ又は破裂等の状況が発生しにくく、耐腐食性能が優れるため、消音管110が長時間空気や他の水蒸気含有気体又は腐食性気体と接触しても錆びる確率が比較的低い。従って、消音管110をステンレス管とすることで、消音器100の使用寿命を大きく延ばし、且つコストダウンできる。
[040] 同時に図5を参照すると、接続スリーブ120は、第2の管112の第1の管111から離れた一端に設けられる。従って、接続スリーブ120は2つであり、それぞれ2つの第2の管112に設けられている。接続スリーブ120は、第1の部分121及び第2の部分122を含む。第1の部分121は段差1121に係合して固定される。
[041] 接続スリーブ120はレジューサスリーブであり、第1の部分121は溶接、接着等の形式により第2の管112の外側に係合され、且つ第2の管112に固定して接続される。第2の部分122の内径は第2の管112の内径より小さい。従って、第2の部分122の内径が第1の部分121の内径より小さいため、接続スリーブ120はレジューサスリーブである。
[042] 空調において、接続管は第2の部分122内に挿設されている。従って、接続スリーブ120は、消音器100と空調における他の部材とを接続するために使用される。接続スリーブ120の第2の部分122の内径が消音管110の第2の管112の内径より小さいため、接続スリーブ120は消音管110の両端にある第2の管112に対する更なる縮径を実現でき、消音器100がより良好な消音効果を有するように確保する。
[043] 本実施例において、接続スリーブ120は銅スリーブである。銅は、良好な延性、柔らかい性質等の特性を有するため、接続スリーブ120を銅スリーブとすることで、接続スリーブ120の加工が比較的簡単になるだけでなく、銅製の接続スリーブ120は同じパイプ材によって空調における接続管と溶接接続しやすくする。
[044] 段差1121の外径が第2の管112の外径より小さいため、接続スリーブ120の第2の部分122の内径が変わらない場合、段差1121の配置は、第1の管111に対する第2の管112の縮径量及び/又は接続スリーブ120の第2の部分122に対する第1の部分121の拡径量を効果的に減少させ、消音管110及び/又は接続スリーブ120の加工時に側壁の割れ等が発生する確率を大幅に低減させ、消音器100の加工における製品合格率を効果的に向上させた。ここで、縮径量=(第1の管111の管径-第2の管112の管径)/第1の管111の管径、拡径量=(第1の部分121の内径-第2の部分122の内径)/第2の部分122の内径である。
[045] 再度図5を参照すると、本実施例において、接続スリーブ120は、第1のソケット123、遷移ソケット124及び第2のソケット125を含む。遷移ソケット124の両端はそれぞれ第1のソケット123及び第2のソケット125と連通する。具体的には、第1のソケット123、遷移ソケット124及び第2のソケット125は同軸に設けられる。第1のソケット123は第1の部分121であり、第2のソケット125は第2の部分122である。従って第1のソケット123は段差1121に係合して固定される。遷移ソケット124の内径は第1の部分121から第2の部分122に向かう方向に沿って徐々に減少する。従って遷移ソケット124は円錐形筒である。これにより、遷移ソケット124の配置は、接続スリーブ120を流れる気流が接続スリーブ120内に衝突する確率を低減でき、消音器100の消音効果を更に向上できる。
[046] 更に、本実施例において、第1のソケット123、遷移ソケット124及び第2のソケット125は、一体に成形された構造である。第1のソケット123、遷移ソケット124及び第2のソケット125を一体に成形された構造とすると、第1のソケット123と遷移ソケット124及び遷移ソケット124と第2のソケット125との間の接続が強固になり、且つ接続スリーブ120の加工がより簡単になる。
[047] 本実施例において、第2の部分122の第1の部分121に近接する内壁に制限カム1221が突出される。制限カム1221の配置は、第2の部分122内に挿設されている接続管に対して制限作用を果たすことができるため、制限カム1221の配置は接続管と消音器100との取り付け時の取り付け精度を向上できる。また、制限カム1221の配置は、接続管が接続スリーブ120に挿入した深さが深すぎるため、接続管と消音器100の第2の管112とが衝突して接続管が損傷してしまう等の状況が発生する確率も低減でき、消音器100と他の部材の取り付けが順調となることを確保する。
[048] 接続スリーブ120が第1のソケット123、遷移ソケット124及び第2のソケット125を含む場合、制限カム1221が第2のソケット125の内壁に突出される。
[049] 更に、本実施例において、第2の部分122の側壁が内側に凹んで制限カム1221が形成される。接続スリーブ120の加工過程において、プレス機械を使用して第2の部分122の側壁に対してプレスを行うと制限カム1221の加工が実現できる。従って、制限カム1221を第2の部分122の側壁が内側に凹んで形成されるように設定することで制限カム1221の加工が大きく簡素化され、第2の部分122の側壁が内側に凹む場合、これに応じて第2の部分122の外表面には溝が形成される。
[050] 更に、本実施例において、制限カム1221は複数であり、且つ複数の制限カム1221は接続スリーブ120の周方向に沿って間隔をおいて設けられる。これにより、複数の制限カム1221の配置は、接続管に対する制限効果を向上させ、接続管と消音管110の第2の管112の内壁とが衝突する確率を更に低減させることができる。
[051] 再度図1及び図2を参照すると、本実施例において第1の部分121と第2の管112とが固定して接続されるように、第1の部分121の内壁と第2の管112の軸方向の端面の間には溶接継手130が形成されている。溶接継手130は、第2の管112の周方向に沿って設けられる。ここで、溶接継手130は、溶融後半田材が冷却した後に硬化して形成された接続継手であり、接続スリーブ120と消音管110との溶接に使用される。溶接継手130が第2の管112の周方向に沿って設けられているため、第2の管112と接続スリーブ120との間の封止性を向上できる。従って、溶接継手130の配置は、接続スリーブ120と消音管110との間の接続が比較的強固になり、且つ消音器100の封止性能も向上させた。
[052] 再度図6及び図7を参照すると、具体的には、溶接前に溶接継手130を形成する半田材は溶接リング140である。溶接リング140は、第1の部分121内に収容され、且つ第1の部分121の内壁と第2の管112の第1の管111から離れた一端の端部との間に当接する。溶接リング140は溶接材であり、その溶融温度は比較的低い。接続スリーブ120と消音管110とを溶接する必要がある場合、溶接リング140が収容されている接続スリーブ120を第2の管112の段差1121に係合し、共にろう接機器に配置して加熱した後に冷却するだけで接続スリーブ120と消音管110との間の溶接を完了できる。従って、溶接リング140の配置は、接続スリーブ120と消音管110との間の溶接作業をより容易にすると共に、接続スリーブ120と消音管110との間の溶接信頼性を更に向上させる。溶接リング140の材質は、通常、銅錫合金、銀銅合金、錫鉛合金等である。
[053] 更に、本実施例において、銅錫合金が低融点、高強度等の特性を有するため、溶接継手130は全て低融点、高強度等の利点を有する。従って、溶接継手130を銅錫溶接継手とすることで、接続スリーブ120と消音管110との間の溶接強度が比較的高くなり、更に接続スリーブ120と消音管110との間の接続がより強固になる。
[054] 上記の空調及びその消音器100は、実際の使用と取り付けの際、接続スリーブ120は消音管110と空調における接続管とを連通するために使用され、消音効果を確保するために、接続管の管径はいずれも比較的小さい。段差1121の外径が第2の管112の外径より小さいため、接続スリーブ120の第2の部分122の内径が変更しない場合、段差1121の配置は、第1の管111に対する第2の管112の縮径量及び/又は接続スリーブ120の第2の部分122に対する第1の部分121の拡径量を効果的に減少させ、消音管110及び/又は接続スリーブ120の加工時に側壁の割れ等が発生する可能性を大幅に低減し、消音器100の加工における製品合格率を効果的に向上させた。
[055] 以上の実施例の各技術特徴は、任意に組み合わせてもよく、説明を簡潔にするために、上記の実施例における各技術特徴の可能な組み合わせについて全て説明していないが、これらの技術特徴の組み合わせが矛盾しない限り、いずれも本明細書に記載されている範囲とみなすべきである。
[056] 以上の実施例は本出願のいくつかの実施形態を示すものにすぎず、その説明は具体的且つ詳細であるが、出願の範囲を制限するものとして理解するべきではない。指摘すべきこととして、当業者にとって本出願の思想を逸脱しない範囲で更にいくつかの変形及び改良を行うことができるが、これらはいずれも本出願の保護範囲に属する。よって、本出願の保護範囲は添付の請求の範囲に準ずるものとする。

Claims (13)

  1. 第1の管及びそれぞれ前記第1の管の両端と連通する2つの第2の管を含み、前記第2の管の管径が前記第1の管の管径より小さく、且つ前記第2の管の前記第1の管から離れた一端の外壁には段差が形成されており、前記段差は前記第2の管の周方向に沿って設けられ、且つ前記段差の外径が前記第2の管の外径より小さい消音管と、
    前記第2の管の前記第1の管から離れた一端に設けられ、且つ第1の部分及び第2の部分を含み、前記第1の部分が前記段差に係合して固定され、且つ前記第2の部分の内径が前記第2の管の内径より小さい接続スリーブと、を含む消音器。
  2. 前記段差の前記第1の管に近接する一端の縁部には遷移面取りが形成されている、請求項1に記載の消音器。
  3. 前記遷移面取りの延伸方向と前記第2の管の端面との間の夾角が45°より小さい、請求項2に記載の消音器。
  4. 前記接続スリーブは、第1のソケット、遷移ソケット及び第2のソケットを含み、且つ前記遷移ソケットの両端はそれぞれ前記第1のソケット及び前記第2のソケットと連通し、前記第1のソケットが前記第1の部分であり、前記第2のソケットが前記第2の部分であり、且つ前記遷移ソケットの内径は前記第1の部分から前記第2の部分に向かう方向に沿って徐々に減少する、請求項1に記載の消音器。
  5. 前記第1のソケット、前記遷移ソケット及び前記第2のソケットは、一体に成形された構造である、請求項4に記載の消音器。
  6. 前記接続スリーブは銅スリーブである、請求項1に記載の消音器。
  7. 前記第2の部分の内壁に制限カムが突出される、請求項1に記載の消音器。
  8. 前記第2の部分の外側壁が内側に凹んで前記制限カムが形成される、請求項7に記載の消音器。
  9. 前記制限カムは複数であり、複数の前記制限カムは接続スリーブの周方向に沿って間隔をおいて設けられる、請求項7に記載の消音器。
  10. 前記第1の部分と前記第2の管とが固定して接続されるように、前記第1の部分の内壁と前記第2の管の軸方向の端面の間には溶接継手が形成されており、前記溶接継手は前記第2の管の周方向に沿って設けられる、請求項1に記載の消音器。
  11. 前記溶接継手は銅錫溶接継手である、請求項10に記載の消音器。
  12. 前記消音管はステンレス消音管である、請求項1に記載の消音器。
  13. 請求項1から12のいずれか一項に記載の消音器と、
    それぞれ2つの前記第2の部分内に挿設されている2つの接続管と、を含む空調。
JP2022533369A 2019-12-26 2020-11-28 消音器及び空調 Active JP7345660B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201922388518.8 2019-12-26
CN201922388518.8U CN211823081U (zh) 2019-12-26 2019-12-26 消音器及空调
PCT/CN2020/132531 WO2021129313A1 (zh) 2019-12-26 2020-11-28 消音器及空调

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023507921A true JP2023507921A (ja) 2023-02-28
JP7345660B2 JP7345660B2 (ja) 2023-09-15

Family

ID=73035815

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022533369A Active JP7345660B2 (ja) 2019-12-26 2020-11-28 消音器及び空調

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7345660B2 (ja)
CN (1) CN211823081U (ja)
WO (1) WO2021129313A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN211823081U (zh) * 2019-12-26 2020-10-30 珠海华宇金属有限公司 消音器及空调
CN116765536A (zh) * 2022-03-08 2023-09-19 浙江盾安禾田金属有限公司 阀体焊接系统及阀体焊接方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3396813A (en) 1967-04-26 1968-08-13 Oldberg Mfg Company Silencer or muffler and method of producing same
JPS55146214A (en) * 1979-04-30 1980-11-14 Hiroshi Ochiai Silencer tube device
JP4749127B2 (ja) 2005-11-16 2011-08-17 三洋電機株式会社 マフラ
CN100453931C (zh) 2006-08-17 2009-01-21 浙江盾安人工环境设备股份有限公司 空调器用消音器、过滤器和干燥过滤器
JP5604045B2 (ja) 2009-01-23 2014-10-08 三恵技研工業株式会社 自動車の排気系消音器及びその製造方法
CN103292450B (zh) 2012-02-22 2016-06-08 珠海格力电器股份有限公司 消音器及包括该消音器的空调
CN103644639A (zh) 2013-12-14 2014-03-19 伦巨荣 空调用不锈钢消音器的接口
CN204026026U (zh) 2014-06-09 2014-12-17 嵊州市新起点焊接科技有限公司 一种消音器
CN204987413U (zh) 2015-09-30 2016-01-20 安徽众汇制冷有限公司 一种焊接式空调消音器
CN206555592U (zh) 2017-01-19 2017-10-13 新昌县七星街道高欣机械厂 一种复合连接管
CN207406976U (zh) 2017-04-17 2018-05-25 新昌县四通机电有限公司 一种消音器
CN207180107U (zh) * 2017-06-29 2018-04-03 新昌县四通机电有限公司 膨胀阀组件
CN208382528U (zh) 2018-06-28 2019-01-15 温岭市恒发空调部件有限公司 一种空调消音器
CN209180567U (zh) * 2018-10-29 2019-07-30 浙江盾安禾田金属有限公司 消音器
CN211823081U (zh) * 2019-12-26 2020-10-30 珠海华宇金属有限公司 消音器及空调

Also Published As

Publication number Publication date
JP7345660B2 (ja) 2023-09-15
WO2021129313A1 (zh) 2021-07-01
CN211823081U (zh) 2020-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2023507921A (ja) 消音器及び空調
WO2018161882A1 (zh) 减震管及其制造方法
WO2005123318A1 (ja) アルミニウムアキュームレータの溶接構造および溶接方法ならびに熱交換器
CN103506807A (zh) 一种分体式结构消音器的制造方法
JP2013066911A (ja) 銅管とステンレス鋼管の接続体及びその製造方法
CN206816984U (zh) 一种制冷系统管路
US3396813A (en) Silencer or muffler and method of producing same
WO2022156545A1 (zh) 集气管组件
CN213685372U (zh) 配管组件、四通阀组件以及空调系统
JP4222354B2 (ja) アルミニウムアキュームレータの溶接構造および溶接方法ならびに熱交換器
KR101422074B1 (ko) 열교환용 인아웃렛 파이프의 고정구조
JP2007239537A (ja) 排気管フランジ継手構造
JP2016138731A (ja) 熱交換器
JP2024502696A (ja) 消音器及び空調装置
JP4482401B2 (ja) 排気管の接続方法
JP2011099620A (ja) 熱交換器
WO2022037635A1 (zh) 管组件连接结构、配管组件、四通阀组件及空调系统
RU2194909C1 (ru) Способ изготовления узла трубопровода и узел трубопровода
WO2022228170A1 (zh) 消音器组件及空调器
CN108526636B (zh) 减震管及其制造方法
CN217979234U (zh) 消音器组件及空调器
CN214606974U (zh) 一种消音器铝管一体化的结构
CN220366068U (zh) 一种连接管组件
WO2022227709A1 (zh) 集气管
JP2011202672A (ja) 接合体とそれを有する熱交換器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220704

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230814

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230816

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230905

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7345660

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150