JP2002090001A - 空気調和機用マフラ - Google Patents

空気調和機用マフラ

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JP2002090001A
JP2002090001A JP2000284677A JP2000284677A JP2002090001A JP 2002090001 A JP2002090001 A JP 2002090001A JP 2000284677 A JP2000284677 A JP 2000284677A JP 2000284677 A JP2000284677 A JP 2000284677A JP 2002090001 A JP2002090001 A JP 2002090001A
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JP
Japan
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muffler
pipe
air conditioner
flame
welding
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000284677A
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English (en)
Inventor
Yuji Hirano
裕司 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 素管を長手方向に延ばしながら拡管加工(ス
ピニング加工)しても、溶接時の熱なまりを無くして耐
圧に対する歪を防止した空気調和機用マフラを提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 素管(1)を長手方向に延ばしながら、
端部Aより所定の位置から略球面状に拡管加工(スピニ
ング加工)され、前記端部と前記拡管開始位置Bとの間
の内周に接続配管用のストッパ4を設けてなる空気調和
機用マフラにおいて、前記端部と前記拡管開始位置との
間の外周に溶接位置を示すと共に溶接炎を遮る凸条6を
形成したので、溶接時の炎を当てる位置が明確化され、
その位置に炎を当てることにより、確実に溶接されると
共に、その時の炎が凸条により遮られ肉薄に形成された
球面部分2に当らないので、球面部分の熱なまりがな
く、従って、耐圧に対する歪も形成されねい、丈夫な空
気調和機用マフラを提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機用マフ
ラに係わり、とくに、スピニング加工にて形成されたも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機の室外機に備える圧縮
機の吐出側から熱交換器に至る配管中に装設され、圧縮
機から吐出される冷媒の脈動を減少させるためのマフラ
は通常、完成長より長めの素管を長手方向に圧縮しなが
ら拡管加工(ダイス加工)して形成している。そのた
め、図3に示すように、その球面状に拡管する拡管開始
位置Bから球面状終了位置Zまでの球面部分2の肉厚
が、素管(1)より厚く形成される。素管の端部Aと拡
管開始位置Bとの間の細径部1の内周には接続配管3の
挿入代を決める凸状のストッパ4が設けられている。そ
して、図示しない圧縮機の吐出側、または熱交換器に接
続される前記接続配管3を前記ストッパ4まで挿入して
溶接するようにしている。上記加工(ダイス加工)方法
により形成されたマフラーは上述のように、球面部分2
の肉厚が、素管(1)より厚く形成されるため熱容量が
大きく、接続配管3を溶接する時の熱による熱なまりが
少ないというメリットがある。しかし、この加工方法で
は、複雑な形状に加工することができないという問題が
あった。一方、完成長と略同じか短めの素管(1)を長
手方向に延ばしながら拡管加工(スピニング加工)する
方法では、図4に示すように、拡管開始位置Bから球面
状終了位置Zまでの球面部分2の肉厚が、素管(1)よ
り薄く形成されるため、この部分の熱容量が小さくな
り、接続配管3を溶接する時の熱による熱なまりが大き
くなり、耐圧に対する歪が抑えられないという問題があ
る。しかし、この(スピニング加工)は素管(1)を長
手方向に延ばしながら拡管するため、簡単に色々な形状
に加工することができるというメリットがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上述べた問
題点を解決し、素管を長手方向に延ばしながら拡管加工
(スピニング加工)しても、溶接時の熱なまりを無くし
て耐圧に対する歪を防止した空気調和機用マフラを提供
することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、空気調和機の室外機に備える圧縮機の吐出
側から熱交換器に至る配管中に装設されるマフラーであ
って、素管を長手方向に延ばしながら、端部より所定の
位置から略球面状に拡管加工(スピニング加工)され、
前記端部と前記拡管開始位置との間の内周に接続配管用
のストッパを設けてなる空気調和機用マフラにおいて、
前記端部と前記拡管開始位置との間の外周に溶接位置を
示す凸条を形成してなる空気調和機用マフラとしてい
る。
【0005】前記凸条を前記ストッパと前記拡管開始位
置との間に形成した空気調和機用マフラとしている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明によ
る空気調和機用マフラを詳細に説明する。図1は本発明
による空気調和機用マフラの一実施例を示す要部断面
図、図2は同要部拡大図である。本発明による空気調和
機用マフラは、完成長と略同じ長さの素管(1)を長手
方向に延ばしながら拡管加工(スピニング加工)して形
成される。この空気調和機用マフラは、図に示すよう
に、端部Aから所定長の細径部1があり、拡管開始位置
Bから略球面状に拡管された球面部分2を設け、その球
面終了位置Zから太径部5が形成されている。前記細径
部1の端部Aと拡管開始位置Bとの間の内周には接続配
管の挿入代を決めるストッパ4が形成されている。そし
て、前記ストッパ4と拡管開始位置Bとの間の外周には
一周にわたって形成された溶接位置を明確にすると共
に、溶接炎を遮るための凸条6が設けられている。上記
空気調和機用マフラの端部Aから接続配管3がストッパ
4に当るまで挿入され、溶接される。
【0007】以上の構成において、つぎに溶接手順を説
明する。上述したように、まず、図示さない圧縮機の吐
出側、または熱交換器に接続される接続配管3を前記ス
トッパ4まで挿入する。つぎに、前記凸条6より端部A
側に溶接炎を当てて溶接する。この時、炎は前記凸条6
により遮られ前記球面状に拡管され肉薄に形成された球
面部分2に当ることがないので、同球面部分2が熱せら
れず、従って、熱なまりが起こらず、耐圧に対する歪が
形成されることがない。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による空気
調和機用マフラによれば、素管を長手方向に延ばしなが
ら、端部より所定の位置から略球面状に拡管加工(スピ
ニング加工)され、前記端部と前記拡管開始位置との間
の内周に接続配管用のストッパを設けてなる空気調和機
用マフラにおいて、前記端部と前記拡管開始位置との間
の外周に溶接位置を示すと共に溶接炎を遮る凸条を形成
したので、溶接時の炎を当てる位置が明確化され、その
位置に炎を当てることにより、確実に溶接されると共
に、その時の炎が凸条により遮られ肉薄に形成された球
面部分に当らないので、球面部分の熱なまりがなく、従
って、耐圧に対する歪も形成されない、丈夫な空気調和
機用マフラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機用マフラの一実施例を
示す要部断面図である。
【図2】本発明による空気調和機用マフラの一実施例を
示す要部拡大図である。
【図3】従来の空気調和機用マフラの一例を示す要部断
面図である。
【図4】従来の空気調和機用マフラの他の例を示す要部
断面図である。
【符号の説明】
1 細径部 2 球面部分 3 接続配管 4 ストッパ 5 太径部 6 凸条 A 端部 B 拡管開始位置 Z 球面終了位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16L 13/02 F16L 13/02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機の室外機に備える圧縮機の吐
    出側から熱交換器に至る配管中に装設されるマフラーで
    あって、素管を長手方向に延ばしながら、端部より所定
    の位置から略球面状に拡管加工(スピニング加工)さ
    れ、前記端部と前記拡管開始位置との間の内周に接続配
    管用のストッパを設けてなる空気調和機用マフラにおい
    て、 前記端部と前記拡管開始位置との間の外周に溶接位置を
    示す凸条を形成してなることを特徴とする空気調和機用
    マフラ。
  2. 【請求項2】 前記凸条を前記ストッパと前記拡管開始
    位置との間に形成したことを特徴とする請求項1記載の
    空気調和機用マフラ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007138756A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Sanyo Electric Co Ltd マフラ
KR100825263B1 (ko) 2007-01-17 2008-04-25 주식회사 평산 에어컨 컴프레서용 머플러의 제조공정
CN102072599A (zh) * 2011-01-24 2011-05-25 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 制冷设备及其过渡管
CN104763612A (zh) * 2015-03-27 2015-07-08 广州万宝集团压缩机有限公司 一种排气消音器和制冷压缩机
CN106225350A (zh) * 2016-08-24 2016-12-14 常州市江浪铸造有限公司 保温型铁铸金属液储液器

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