JP2023165685A - 整形トイレットペーパー及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用に適した枚数を重ねた上で、使用に際してペーパーがばらけにくい整形トイレットペーパー及びその製造方法を提供する。【解決手段】整形トイレットペーパー19は、帯状のトイレットペーパー原紙3aに延長方向に沿っての2つ折りが必要回数繰り返された帯状多重紙9の、所要長さにカットされた多数枚が積層されてなる多重紙積層体2を、その積層方向を上下として各1枚の多重折り部16を片側に揃え、対向する側に形成された折り部とペーパー端部のうち、多重折り部の1/2の重ね枚数の折り部である1/2重折り部17を包装体20の上面側とする向きで包装体20に収容する。【選択図】図8

Description

本発明は、使用に適した形に整形したトイレットペーパーに関する。
ペーパーを複数枚重合させた重合ペーパーを2つ折りにした矩形の状態で、使用に供されるトイレットペーパーが特許文献1に提案されている。最も多く使用されているロールペーパーの場合では、使用の度に手で必要重ね枚数となるよう巻き取ったり、長く切り取って必要重ね枚数となるよう折って重ねたりする必要があるので、この提案のように予め多数枚を重ねて整形したペーパーがあれば使いやすく便利である。
しかし、この提案のペーパーは、2つ折りされた折り部と対向する側縁の多数枚をエンボス加工で接合(筋状の圧着加工部)しているものの、多数枚のエンボス接合は枚数が増えるほど接着力が弱くなる傾向があり、この提案のペーパーを2枚重ねて二つに折ったり、使用しているうちにエンボス接合部が剥がれてペーパーがばらけることがあり、使いづらい点があった。
特開2000-271037号公報
本発明は上記の欠点を解決するためになされたものであって、使用に適した枚数を重ねた上で、使用に際してペーパーがばらけにくい整形トイレットペーパーを提供することを目的としている。
第1の発明は、帯状のトイレットペーパー原紙を延長方向に沿って2つ折りにして2重紙とし、これを更に同方向に沿って2つ折りを必要回数繰り返して作製した帯状多重紙を、所要長さにカットした上で多数枚を積層して多重紙積層体を形成し、その積層方向を上下として各1枚の多重折り部を片側に揃え、対向する1/2重折り部を包装体の上面側とする向きで包装体に収容した整形トイレットペーパーである。
上記の構成によれば、2つ折りを同一方向へ繰り返して作製した多重紙のため、例えば4重紙の場合では、多重折り部(4重折り部)の対向側は1/2重折り部(2重折り部)と2枚の端部となるが、多重紙積層体は、1/2重折り部が上で2枚の端部が下となるように4重紙を積層しているので、ペーパーのばらけにくい多重折り部近傍を摘んだとき、反対側の端部も折り部であるため、ばらけにくく使用しやすい。
第2の発明は、第1の発明において、多重紙積層体は、4重紙又は8重紙の何れかで幅160~240mmの帯状多重紙を、95~125mmの長さにカットした上で多数枚を積層した整形トイレットペーパーである。
温水洗浄した後のお尻の水分を拭き取るには、4重紙の場合は2枚を重ねて2つ折りした16重での使用が適当であり、8重紙では1枚を2つ折りした16重での使用が適当である。
第3の発明は、第1の発明において、多重紙積層体は、4重紙又は8重紙の何れかで幅95~125mmの帯状多重紙を、160~240mmの長さにカットした上で多数枚を積層した整形トイレットペーパーである。
第4の発明は、第1の発明において、多重紙積層体は、16重紙で幅80~125mmの帯状多重紙を、80~125mmの長さにカットした上で多数枚を積層した整形トイレットペーパーである。
16重紙の場合はそのままでの使用が適当である。
第5の発明は、帯状のトイレットペーパー原紙を延長方向に沿って2つ折りにして2重紙とし、これを更に同方向に沿って2つ折りを繰り返して作製した4重紙又は8重紙の何れかで、幅160~240mmの帯状多重紙を巻き取ったロールを用いて、マルチスタンド式インターフォルダで幅80~120mmの帯状に多数枚を折り合わせ積層した上で、80~125mmの長さにカットして多重紙積層体を形成し、包装体に収容した整形トイレットペーパーである。
第6の発明は、第5の発明において、多重紙積層体は積層方向を上下として、2つ折りとなった各多重紙の一端である多重折り部を、包装体のペーパー取り出し口を設けた面側の向きとする整形トイレットペーパーである。
上記の構成によれば、ペーパーの取り出しはポップアップ式となり、取り出し時の包装体内部でのペーパーの移動は常に多重折り部側が先行することになるため、移動時にペーパーがばらけることがなく、また取り出し時は多重折り部側を手で掴むことになるので、2枚を取って重ねて折るなどの際にばらけにくく使用しやすい。
第7の発明は、第1から第4の発明の何れかにおいて、包装体は直方体のシート包装体であって、収容する多重紙積層体の多重折り部側を左向きとする場合、包装体上面の左端と上下端に逆コの字形にミシン目を入れ、その上下のミシン目の長さは左のミシン目から右へ80mm以上で右端までの範囲内であり、更に左のミシン目から右へ30~70mmの位置に、上下のミシン目に達する縦のミシン目を入れた整形トイレットペーパーである。
上記の「左端」とは、左端寄りを含む左端であり、「上下端」とは、上下端寄りを含む上下端である。この構成によれば、中ほどの縦のミシン目が左のミシン目から30mmの位置の場合は、逆コの字形にミシン目を切った上で、その左側30mmを切り取る。ペーパーを取り出すときはその切り取った部位の多重折り部近傍を摘むことになってペーパーがばらけにくくなり、また上と下のミシン目が例えば100mmの長さで切られた場合は、残った70mmの長さの包装体がペーパーの上に垂れ下がって覆い、ペーパーの中央部を摘んでばらけやけすくなることを防止する。
本発明によれば、使用に適した枚数を重ねた上で、使用に際してペーパーがばらけにくい整形トイレットペーパーを提供することができる。
多重紙積層体の製造方法説明図である。 多重紙ロールの製造方法説明図である。 整形トイレットペーパーで、4重紙の(1)は縦長積層体(2)は横長積層体を示す斜視図である。 整形トイレットペーパーで、16重紙の積層体を示す斜視図である。 ポップアップ式整形トイレットペーパーで(1)は側面の断面図(2)は正面図である。 包装体で(1)は縦長積層体用(2)は横長積層体用を示す平面図である。 縦長積層体による整形トイレットペーパーの使用状態を示す斜視図である。 図7の断面図である。 既存のマルチスタンド式インターフォルダの概略図である。
以下、本発明に係る実施形態について、図面に基づいて説明する。尚、4重紙と8重紙が適用される発明項目の図は、4重紙の場合を示している。
図1は、多重紙積層体2の製造方法を示した図である。トイレットペーパー原紙ロール3から繰り出されたトイレットペーパー原紙3aを円形カッター5で所要寸法に分割(本図では5分割)し、その前方には2本のローラーで構成する挟みローラー6が縦向きに設けられていて、分割されたトイレットペーパー原紙3aを2つ折りの状態で挟み回転してペーパーを次へ搬送する。2重紙7となったペーパーの搬送先には5枚の2重紙7を中央に寄せるためのガイドローラー8が備えられていて、その先には横向きの挟みローラー6が設けられて2重紙7を2つ折りの状態で挟み回転し、次へ送る。4重紙1の帯状多重紙9となったペーパー5枚がそれぞれのガイドバー10によって中央に集められて、挟みローラー6によってその5枚が積層され、カット行程CTで所要寸法にカットした上で更に多数枚を積層して4重紙積層体11を作製する。8重紙の帯状多重紙9を作製する場合は、挟みローラー6による2つ折りを1回追加して8重紙とし、16重紙の場合は更に2つ折りを1回追加して16重紙とする。尚、帯状多重紙9は幅方向両端の折り部の厚さが中央部よりも若干厚くなるので、最後の挟みローラー6(本図の場合は後順の2つ折り挟みローラー6)に段差を設けて両端部を中央部よりも強くプレスする。又、トイレットペーパー原紙3aは、先にペーパー面に凹凸をつけるエンボス加工を施した上で2つ折り加工を行うことが望ましい。
図2は、帯状多重紙9による多重紙ロール12の製造方法を示した図である。トイレットペーパー原紙ロール3から帯状多重紙9に至るまでの加工は、図1と同一である。寸法L1は帯状多重紙9の幅で、多重紙ロール12各1個の幅でもあり、160~240mmである。(0019)と同様に作製された4重紙1の帯状多重紙9を巻き取って4重紙ロール13を作製する。8重紙ロールを作成する場合は、(0019)に記載の8重紙の帯状多重紙9を巻き取って8重紙ロールを作製する。
図3の(1)は、請求項2に該当する4重紙積層体11の縦長積層体14、(2)は請求項3に該当する4重紙積層体11の横長積層体15と、包装体20を示した図である。縦長積層体14の寸法L1、L2は図1の帯状多重紙9の幅とカット寸法であり、それぞれL1は160~240mm、L2は95~125mmである。横長積層体15のL1、L2も同様で、L1は95~125mm、L2は160~240mmである。この二つの多重紙積層体2は共に、多重折り部16(本図では4重折り部)を片側に揃えて、その対向側は1/2重折り部17(本図では2重折り部)が上で、2枚の端部を下に揃えて積層し包装体20に収容している。これらの多重紙積層体2は包装体20のペーパーの取り出し口の位置によって選択されて、縦長積層体14は、包装体20の長手方向の端部寄りに取り出し口を設ける場合に適用され、横長積層体15は、包装体20の短方向の端部寄りに取り出し口を設ける場合に適用される。何れの場合も多重折り部16側を手で摘まむようにするための措置である。これらの4重紙1は長手方向に2つ折りすると使用に適した形になるが、お尻を温水洗浄した後の水分を拭き取る場合はこの4重紙1を2枚重ねて2つ折りした16重で用いるのが適当であり、便座等の水分や汚れを拭き取るには1枚を丸めるなどして使用するのが適当である。
8重紙の場合(不図示)も同様で、多重折り部16(8重折り部)を片側に揃えて、その対向側は1/2重折り部17(4重折り部)を上に揃えて積層する。洗浄後のお尻の水分を拭き取るには、この8重紙1枚を2つ折りして16重として用いるのが適当であり、便座等の水分や汚れを拭き取る場合はペーパーの裂きやすい方向に引き裂いて、その半分を用いてもよい。
図4は、請求項4に該当する16重紙積層体18と包装体20を示した図である。上記と同様で、寸法L1、L2は図1の帯状多重紙9の幅とカット寸法であり、L1、L2共に80~125mmである。多重折り部16(16重折り部)を片側に揃えて、その対向側は1/2重折り部17(8重折り部)を上に揃えて積層し、包装体20に収容している。洗浄後のお尻の水分を拭き取るには、この16重紙18a1枚をそのまま用いるのが適当であり、便座等の水分や汚れを拭き取る場合はペーパーの裂きやすい方向に引き裂いて、その半分を用いてもよい。
図5は、請求項6に該当するポップアップ式の整形トイレットペーパー19を示した図である。(1)は、折り合わせ積層した4重紙積層体11を包装体20に収容した側面の断面図であり、(2)は正面図である。この図は、ペーパーの重なり状態を分かりやすく表したものであって、実際にはペーパー同士が密着した状態となってさらに多数枚のペーパーが積層されたものとなる。包装体20の上面にペーパー取り出し口21があって、2つ折りとなった各4重紙1の一端である多重折り部16(4重折り部)が上になるよう揃えて積層している。この折り合わせ積層は、既存の製造方法であるマルチスタンド式インターフォルダ22(図9)によって加工される。折り合わせ積層の方法は、例えばティッシュペーパーの製造設備として特許第3628980号で述べられている。図9の折り合わせ積層にて、帯状多重紙9の幅方向の一端である多重折り部16(不図示)が上になるように2つ折りしつつ積層する。図5の整形トイレットペーパー19の4重紙積層体11(多重紙積層体2)は、図2の製造方法によって作製された4重紙ロール13(多重紙ロール12)を図9のマルチスタンド式インターフォルダ22に50~200個セットして、それらの帯状多重紙9を延長方向に沿って2つ折りで順次交互に挟み込みながらコンベア23で搬送しつつ、50~200枚積層の積層帯24とした上で所要寸法にカットし作製する。多重紙ロール12から繰り出される帯状多重紙9の幅L1は(0020)の通り160~240mmであり、それがインターフォルダで2つ折りされてコンベア23上の積層帯24の幅L3は80~120mmとなり、図5の寸法L3に等しい。L4は図9の積層帯24のカット行程CTによるカット寸法であり、80~125mmである。この場合のトイレットペーパーはポップアップ式となり、ペーパー取り出し口21から1枚を引き出すと次の1枚の多重折り部16側がペーパー取り出し口21から飛び出すため、使用時は常に多重折り部16側を手で掴むことになるので、2枚を重ねて折るなどの際にペーパー4がばらけにくく使用しやすい。また、引き出し時の包装体20内部でのペーパー4の移動は、常に多重折り部16側が先行するため、ペーパー4がばらけることがない。
8重紙の場合(不図示)は図2の製造方法に、挟みローラー6による2つ折りを1回追加して作製された8重紙ロールを、マルチスタンド式インターフォルダ22にセットして折り合わせ積層を行う。
図6は、シート包装体25と上面のミシン目配置を示す図であり、(1)は縦長積層体14用、(2)は横長積層体15用である。シート包装体はプラスチックフィルムや薄紙等の薄くて柔軟性のある材料を用いる。収容する多重紙積層体2の多重折り部16側を左向きとして、包装体上面の左端(左端寄りを含む)と上下端(上下端寄りを含む)に逆コの字形にミシン目26を入れており、上と下のミシン目26の長さL5は左のミシン目26から右へ80mm以上で、包装体の右端までの範囲内である。更に中ほどにその両端が上と下のミシン目26に達する縦のミシン目26aを入れており、その位置を示す左のミシン目26からの距離L6は、右へ30~70mmの範囲内である。この縦のミシン目26aの左側がペーパー取り出し口21となる。
図7と図8は、縦長積層体14をシート包装体25に収容した整形トイレットペーパー19の使用状態を示す図である。図6(1)のミシン目26のすべてと縦のミシン目26aを切ると、左側のペーパー取り出し口21が切り取られてペーパー4が露出し、その右側は包装体の下がりカバー27がペーパー4を覆う状態になる。ペーパー4を取り出すにはこの露出部分を摘むことになるが、ペーパー4の左端は多重折り部16となっていて、図の摘み位置28を摘めばペーパー4がばらけにくく、またペーパー4の右端も上が1/2重折り部17であるためにばらけにくく使用しやすい。摘み位置28を摘んで1枚を引き上げると、下がりカバー27も跳ね上がってペーパー4を取り出すことができる。下がりカバー27はペーパー4への埃をよけると共に、ペーパー4の摘む位置を露出部に制限して、ペーパー4の中央部を摘んでばらけやすくなることを防止する。摘み位置28を摘むと2~3枚が同時に摘まれることが多いが、多重折り部16であるため指先を弛めると下から順に脱落して1枚または2枚を選択することができる。また、爪で摘むと確実に1枚を取ることができる。ペーパー4の使用が進んで積層体の嵩が減ってきた場合には、包装体がシートであるためシート包装体25自体の高さも下がるか、又は取り出し時に親指の基部辺りでシート包装体25の上面を押し下げるので、嵩が減ってもペーパー4を取り出す際の摘みにくさは生じない。
従来のロール形トイレットペーパーの使用では、必要重ね枚数に達したと思われるまで両手でくるくるとペーパーを巻き取る方法が多用されていて、不用意に必要重ね枚数以上に巻き取ってしまうことが多々あるが、本発明の4重紙・8重紙・16重紙の何れかの整形トイレットぺーパーの使用では、使用量が適切且つ一定となるため、余分の消費を減らすことができる。
1 4重紙 2 多重紙積層体 3 トイレットペーパー原紙ロール
3a トイレットペーパー原紙 4 ペーパー 5 円形カッター
6 挟みローラー 7 2重紙 8 ガイドローラー 9 帯状多重紙
10 ガイドバー 11 4重紙積層体 12 多重紙ロール
13 4重紙ロール 14 縦長積層体 15 横長積層体
16 多重折り部 17 1/2重折り部 18 16重紙積層体
18a 16重紙 19 整形トイレットペーパー 20 包装体
21 ペーパー取り出し口 22 マルチスタンド式インターフォルダ
23 コンベア 24 積層帯 25 シート包装体 26 ミシン目
26a 縦のミシン目 27 下がりカバー 28 摘み位置
CT カット行程
本発明は、使用に適した形に整形したトイレットペーパー及びその製造方法に関する。
ペーパーを複数枚重合させた重合ペーパーを2つ折りにした矩形の状態で、使用に供されるトイレットペーパーが特許文献1に提案されている。最も多く使用されているロールペーパーの場合では、使用の度に手で必要重ね枚数となるよう巻き取ったり、長く切り取って必要重ね枚数となるよう折って重ねたりする必要があるので、この提案のように予め多数枚を重ねて整形したペーパーがあれば使いやすく便利である。
しかし、この提案のペーパーは、2つ折りされた折り部と対向する側縁の多数枚をエンボス加工で接合(筋状の圧着加工部)しているものの、多数枚のエンボス接合は枚数が増えるほど接着力が弱くなる傾向があり、この提案のペーパーを2枚重ねて二つに折ったり、使用しているうちにエンボス接合部が剥がれてペーパーがばらけることがあり、使いづらい点があった。
特開2000-271037号公報
本発明は上記の欠点を解決するためになされたものであって、使用に適した枚数を重ねた上で、使用に際してペーパーがばらけにくい整形トイレットペーパー及びその製造方法を提供することを目的としている。
第1の発明は、帯状のトイレットペーパー原紙に延長方向に沿っての2つ折りが必要回数繰り返された帯状多重紙の、所要長さにカットされた多数枚が積層されてなる多重紙積層体を、その積層方向を上下として各1枚の多重折り部を片側に揃え、対向する側に形成された折り部とペーパー端部のうち、多重折り部の1/2の重ね枚数の折り部である1/2重折り部を包装体の上面側とする向きで包装体に収容した整形トイレットペーパーである。
上記の構成によれば、2つ折りを同一方向へ繰り返して作製した多重紙のため、例えば4重紙の場合では、多重折り部(4重折り部)の対向側は1/2重折り部(2重折り部)と2枚のペーパー端部となるが、多重紙積層体は、1/2重折り部が上で2枚のペーパー端部が下となるように4重紙を積層しているので、ペーパーのばらけにくい多重折り部近傍を摘んだとき、反対側の端部も折り部であるため、ばらけにくく使用しやすい。
8重紙と16重紙の場合では、多重折り部と対向する側に複数の折り部とペーパー端部が形成されるが、多重折り部の次に重ね枚数の多い折り部である1/2重折り部を上にして積層する。
第2の発明は、第1の発明において、多重紙積層体は、4重紙又は8重紙の何れかで幅160~240mmの帯状多重紙95~125mmの長さにカットされた、整形トイレットペーパーである。
温水洗浄した後のお尻の水分を拭き取るには、4重紙の場合は2枚を重ねて2つ折りした16重での使用が適当であり、8重紙では1枚を2つ折りした16重での使用が適当である。
第3の発明は、第1の発明において、多重紙積層体は、4重紙又は8重紙の何れかで幅95~125mmの帯状多重紙160~240mmの長さにカットされた、整形トイレットペーパーである。
第4の発明は、第1の発明において、多重紙積層体は、16重紙で幅80~125mmの帯状多重紙80~125mmの長さにカットされた、整形トイレットペーパーである。
16重紙の場合はそのままでの使用が適当である。
第5の発明は、帯状のトイレットペーパー原紙に延長方向に沿っての2つ折りが必要回数繰り返された4重紙又は8重紙の何れかで、幅160~240mmの帯状多重紙が巻き取られたロールが使用され、2つ折りで交互に噛み合うポップアップ式に多数枚が折り合わせ積層された幅80~120mmの積層帯が、80~125mmの長さにカットされてなる多重紙積層体を、包装体に収容した整形トイレットペーパーである。
第6の発明は、第5の発明において、多重紙積層体は積層方向を上下として、2つ折りとなった各多重紙の一端である多重折り部を、包装体のペーパー取り出し口を設けた面側の向きとする整形トイレットペーパーである。
上記の構成によれば、ペーパーの取り出しはポップアップ式となり、取り出し時の包装体内部でのペーパーの移動は常に多重折り部側が先行することになるため、移動時にペーパーがばらけることがなく、また取り出し時は多重折り部側を手で掴むことになるので、2枚を取って重ねて折るなどの際にばらけにくく使用しやすい。
第7の発明は、第1から第4の発明の何れかにおいて、包装体は直方体のシート包装体であって、収容する多重紙積層体の多重折り部側を左向きとする場合、包装体上面の左端と上下端に逆コの字形にミシン目を入れ、その上下のミシン目の長さは左のミシン目から右へ80mm以上で右端までの範囲内であり、更に左のミシン目から右へ30~70mmの位置に、上下のミシン目に達する縦のミシン目を入れた整形トイレットペーパーである。
上記の「左端」とは、左端寄りを含む左端であり、「上下端」とは、上下端寄りを含む上下端である。この構成によれば、中ほどの縦のミシン目が左のミシン目から30mmの位置の場合は、逆コの字形にミシン目を切った上で、その左側30mmを切り取る。ペーパーを取り出すときはその切り取った部位の多重折り部近傍を摘むことになってペーパーがばらけにくくなり、また上と下のミシン目が例えば100mmの長さで切られた場合は、残った70mmの長さの包装体がペーパーの上に垂れ下がって覆い、ペーパーの中央部を摘んでばらけやけすくなることを防止する。
第8の発明は、帯状のトイレットペーパー原紙を延長方向に沿って2つ折りにして2重紙とし、これを更に同方向に沿って2つ折りを必要回数繰り返して作製した帯状多重紙を、所要長さにカットした上で多数枚を積層して多重紙積層体を形成し、その積層方向を上下として各1枚の多重折り部を片側に揃え、対向する側に形成された折り部とペーパー端部のうち、多重折り部の1/2の重ね枚数の折り部である1/2重折り部を包装体の上面側とする向きで包装体に収容する整形トイレットペーパーの製造方法である。
第9の発明は、帯状のトイレットペーパー原紙を延長方向に沿って2つ折りにして2重紙とし、これを更に同方向に沿って2つ折りを繰り返して作製した4重紙又は8重紙の何れかで、幅160~240mmの帯状多重紙を巻き取ったロールを用いて、マルチスタンド式インターフォルダで幅80~120mmの帯状に多数枚を折り合わせ積層した上で、80~125mmの長さにカットして多重紙積層体を形成し、包装体に収容する整形トイレットペーパーの製造方法である。
本発明によれば、使用に適した枚数を重ねた上で、使用に際してペーパーがばらけにくい整形トイレットペーパー及びその製造方法を提供することができる。
多重紙積層体の製造方法説明図である。 多重紙ロールの製造方法説明図である。 整形トイレットペーパーで、4重紙の(1)は縦長積層体(2)は横長積層体を示す斜視図である。 整形トイレットペーパーで、16重紙の積層体を示す斜視図である。 ポップアップ式整形トイレットペーパーで(1)は側面の断面図(2)は正面図である。 包装体で(1)は縦長積層体用(2)は横長積層体用を示す平面図である。 縦長積層体による整形トイレットペーパーの使用状態を示す斜視図である。 図7の断面図である。 既存のマルチスタンド式インターフォルダの概略図である。
以下、本発明に係る実施形態について、図面に基づいて説明する。尚、4重紙と8重紙が適用される発明項目の図は、4重紙の場合を示している。
図1は、多重紙積層体2の製造方法を示した図である。トイレットペーパー原紙ロール3から繰り出されたトイレットペーパー原紙3aを円形カッター5で所要寸法に分割(本図では5分割)し、その前方には2本のローラーで構成する挟みローラー6が縦向きに設けられていて、分割されたトイレットペーパー原紙3aを2つ折りの状態で挟み回転してペーパーを次へ搬送する。2重紙7となったペーパーの搬送先には5枚の2重紙7を中央に寄せるためのガイドローラー8が備えられていて、その先には横向きの挟みローラー6が設けられて2重紙7を2つ折りの状態で挟み回転し、次へ送る。4重紙1の帯状多重紙9となったペーパー5枚がそれぞれのガイドバー10によって中央に集められて、挟みローラー6によってその5枚が積層され、カット行程CTで所要寸法にカットした上で更に多数枚を積層して4重紙積層体11を作製する。8重紙の帯状多重紙9を作製する場合は、挟みローラー6による2つ折りを1回追加して8重紙とし、16重紙の場合は更に2つ折りを1回追加して16重紙とする。尚、帯状多重紙9は幅方向両端の折り部の厚さが中央部よりも若干厚くなるので、最後の挟みローラー6(本図の場合は後順の2つ折り挟みローラー6)に段差を設けて両端部を中央部よりも強くプレスする。又、トイレットペーパー原紙3aは、先にペーパー面に凹凸をつけるエンボス加工を施した上で2つ折り加工を行うことが望ましい。
図2は、帯状多重紙9による多重紙ロール12の製造方法を示した図である。トイレットペーパー原紙ロール3から帯状多重紙9に至るまでの加工は、図1と同一である。寸法L1は帯状多重紙9の幅で、多重紙ロール12各1個の幅でもあり、160~240mmである。(0021)と同様に作製された4重紙1の帯状多重紙9を巻き取って4重紙ロール13を作製する。8重紙ロールを作成する場合は、(0021)に記載の8重紙の帯状多重紙9を巻き取って8重紙ロールを作製する。
図3の(1)は、請求項2に該当する4重紙積層体11の縦長積層体14、(2)は請求項3に該当する4重紙積層体11の横長積層体15と、包装体20を示した図である。縦長積層体14の寸法L1、L2は図1の帯状多重紙9の幅とカット寸法であり、それぞれL1は160~240mm、L2は95~125mmである。横長積層体15のL1、L2も同様で、L1は95~125mm、L2は160~240mmである。この二つの多重紙積層体2は共に、多重折り部16(本図では4重折り部)を片側に揃えて、その対向側は多重折り部16の1/2の重ね枚数の1/2重折り部17(本図では2重折り部)が上で、2枚のペーパー端部を下に揃えて積層し包装体20に収容している。これらの多重紙積層体2は包装体20のペーパーの取り出し口の位置によって選択されて、縦長積層体14は、包装体20の長手方向の端部寄りに取り出し口を設ける場合に適用され、横長積層体15は、包装体20の短方向の端部寄りに取り出し口を設ける場合に適用される。何れの場合も多重折り部16側を手で摘まむようにするための措置である。これらの4重紙1は長手方向に2つ折りすると使用に適した形になるが、お尻を温水洗浄した後の水分を拭き取る場合はこの4重紙1を2枚重ねて2つ折りした16重で用いるのが適当であり、便1座等の水分や汚れを拭き取るには1枚を丸めるなどして使用するのが適当である。
8重紙の場合(不図示)も同様で、多重折り部16(8重折り部)を片側に揃えて、その対向側は1/2重折り部17(4重折り部)を上に揃えて積層する。洗浄後のお尻の水分を拭き取るには、この8重紙1枚を2つ折りして16重として用いるのが適当であり、便座等の水分や汚れを拭き取る場合はペーパーの裂きやすい方向に引き裂いて、その半分を用いてもよい。
図4は、請求項4に該当する16重紙積層体18と包装体20を示した図である。上記と同様で、寸法L1、L2は図1の帯状多重紙9の幅とカット寸法であり、L1、L2共に80~125mmである。多重折り部16(16重折り部)を片側に揃えて、その対向側は1/2重折り部17(8重折り部)を上に揃えて積層し、包装体20に収容している。洗浄後のお尻の水分を拭き取るには、この16重紙18a1枚をそのまま用いるのが適当であり、便座等の水分や汚れを拭き取る場合はペーパーの裂きやすい方向に引き裂いて、その半分を用いてもよい。
図5は、請求項6に該当するポップアップ式の整形トイレットペーパー19を示した図である。(1)は、折り合わせ積層した4重紙積層体11を包装体20に収容した側面の断面図であり、(2)は正面図である。この図は、ペーパーの重なり状態を分かりやすく表したものであって、実際にはペーパー同士が密着した状態となってさらに多数枚のペーパーが積層されたものとなる。包装体20の上面にペーパー取り出し口21があって、2つ折りとなった各4重紙1の一端である多重折り部16(4重折り部)が上になるよう揃えて積層している。この折り合わせ積層は、既存の製造方法であるマルチスタンド式インターフォルダ22(図9)によって加工される。折り合わせ積層の方法は、例えばティッシュペーパーの製造設備として特許第3628980号で述べられている。図9の折り合わせ積層にて、帯状多重紙9の幅方向の一端である多重折り部16(不図示)が上になるように2つ折りしつつ積層する。図5の整形トイレットペーパー19の4重紙積層体11(多重紙積層体2)は、図2の製造方法によって作製された4重紙ロール13(多重紙ロール12)を図9のマルチスタンド式インターフォルダ22に50~200個セットして、それらの帯状多重紙9を延長方向に沿って2つ折りで順次交互に挟み込みながらコンベア23で搬送しつつ、50~200枚積層の積層帯24とした上で所要寸法にカットし作製する。多重紙ロール12から繰り出される帯状多重紙9の幅L1は(0022)の通り160~240mmであり、それがインターフォルダで2つ折りされてコンベア23上の積層帯24の幅L3は80~120mmとなり、図5の寸法L3に等しい。L4は図9の積層帯24のカット行程CTによるカット寸法であり、80~125mmである。この場合のトイレットペーパーはポップアップ式となり、ペーパー取り出し口21から1枚を引き出すと次の1枚の多重折り部16側がペーパー取り出し口21から飛び出すため、使用時は常に多重折り部16側を手で掴むことになるので、2枚を重ねて折るなどの際にペーパー4がばらけにくく使用しやすい。また、引き出し時の包装体20内部でのペーパー4の移動は、常に多重折り部16側が先行するため、ペーパー4がばらけることがない。
8重紙の場合(不図示)は図2の製造方法に、挟みローラー6による2つ折りを1回追加して作製された8重紙ロールを、マルチスタンド式インターフォルダ22にセットして折り合わせ積層を行う。
図6は、シート包装体25と上面のミシン目配置を示す図であり、(1)は縦長積層体14用、(2)は横長積層体15用である。シート包装体はプラスチックフィルムや薄紙等の薄くて柔軟性のある材料を用いる。収容する多重紙積層体2の多重折り部16側を左向きとして、包装体上面の左端(左端寄りを含む)と上下端(上下端寄りを含む)に逆コの字形にミシン目26を入れており、上と下のミシン目26の長さL5は左のミシン目26から右へ80mm以上で、包装体の右端までの範囲内である。更に中ほどにその両端が上と下のミシン目26に達する縦のミシン目26aを入れており、その位置を示す左のミシン目26からの距離L6は、右へ30~70mmの範囲内である。この縦のミシン目26aの左側がペーパー取り出し口21となる。
図7と図8は、縦長積層体14をシート包装体25に収容した整形トイレットペーパー19の使用状態を示す図である。図6(1)のミシン目26のすべてと縦のミシン目26aを切ると、左側のペーパー取り出し口21が切り取られてペーパー4が露出し、その右側は包装体の下がりカバー27がペーパー4を覆う状態になる。ペーパー4を取り出すにはこの露出部分を摘むことになるが、ペーパー4の左端は多重折り部16となっていて、図の摘み位置28を摘めばペーパー4がばらけにくく、またペーパー4の右端も上が1/2重折り部17であるためにばらけにくく使用しやすい。摘み位置28を摘んで1枚を引き上げると、下がりカバー27も跳ね上がってペーパー4を取り出すことができる。下がりカバー27はペーパー4への埃をよけると共に、ペーパー4の摘む位置を露出部に制限して、ペーパー4の中央部を摘んでばらけやすくなることを防止する。摘み位置28を摘むと2~3枚が同時に摘まれることが多いが、多重折り部16であるため指先を弛めると下から順に脱落して1枚または2枚を選択することができる。また、爪で摘むと確実に1枚を取ることができる。ペーパー4の使用が進んで積層体の嵩が減ってきた場合には、包装体がシートであるためシート包装体25自体の高さも下がるか、又は取り出し時に親指の基部辺りでシート包装体25の上面を押し下げるので、嵩が減ってもペーパー4を取り出す際の摘みにくさは生じない。
従来のロール形トイレットペーパーの使用では、必要重ね枚数に達したと思われるまで両手でくるくるとペーパーを巻き取る方法が多用されていて、不用意に必要重ね枚数以上に巻き取ってしまうことが多々あるが、本発明の4重紙・8重紙・16重紙の何れかの整形トイレットペーパーの使用では、使用量が適切且つ一定となるため、余分の消費を減らすことができる。
1 4重紙 2 多重紙積層体 3 トイレットペーパー原紙ロール
3a トイレットペーパー原紙 4 ペーパー 5 円形カッター
6 挟みローラー 7 2重紙 8 ガイドローラー 9 帯状多重紙
10 ガイドバー 11 4重紙積層体 12 多重紙ロール
13 4重紙ロール 14 縦長積層体 15 横長積層体
16 多重折り部 17 1/2重折り部 18 16重紙積層体
18a 16重紙 19 整形トイレットペーパー 20 包装体
21 ペーパー取り出し口 22 マルチスタンド式インターフォルダ
23 コンベア 24 積層帯 25 シート包装体 26 ミシン目
26a 縦のミシン目 27 下がりカバー 28 摘み位置
CT カット行程

Claims (7)

  1. 帯状のトイレットペーパー原紙を延長方向に沿って2つ折りにして2重紙とし、これを更に同方向に沿って2つ折りを必要回数繰り返して作製した帯状多重紙を、所要長さにカットした上で多数枚を積層して多重紙積層体を形成し、その積層方向を上下として各1枚の多重折り部を片側に揃え、対向する1/2重折り部を包装体の上面側とする向きで包装体に収容した整形トイレットペーパー。
  2. 前記多重紙積層体は、4重紙又は8重紙の何れかで幅160~240mmの前記帯状多重紙を、95~125mmの長さにカットした上で多数枚を積層した請求項1記載の整形トイレットペーパー。
  3. 前記多重紙積層体は、4重紙又は8重紙の何れかで幅95~125mmの前記帯状多重紙を、160~240mmの長さにカットした上で多数枚を積層した請求項1記載の整形トイレットペーパー。
  4. 前記多重紙積層体は、16重紙で幅80~125mmの前記帯状多重紙を、80~125mmの長さにカットした上で多数枚を積層した請求項1記載の整形トイレットペーパー。
  5. 帯状のトイレットペーパー原紙を延長方向に沿って2つ折りにして2重紙とし、これを更に同方向に沿って2つ折りを繰り返して作製した4重紙又は8重紙の何れかで、幅160~240mmの帯状多重紙を巻き取ったロールを用いて、マルチスタンド式インターフォルダで幅80~120mmの帯状に多数枚を折り合わせ積層した上で、80~125mmの長さにカットして多重紙積層体を形成し、包装体に収容した整形トイレットペーパー。
  6. 請求項5において、前記多重紙積層体は積層方向を上下として、2つ折りとなった各多重紙の一端である多重折り部を、包装体のペーパー取り出し口を設けた面側の向きとする整形トイレットペーパー。
  7. 請求項1から4の何れかにおいて、前記包装体は直方体のシート包装体であって、収容する前記多重紙積層体の前記多重折り部側を左向きとする場合、包装体上面の左端と上下端に逆コの字形にミシン目を入れ、その上下のミシン目の長さは左のミシン目から右へ80mm以上で右端までの範囲内であり、更に左のミシン目から右へ30~70mmの位置に、上下のミシン目に達する縦のミシン目を入れた整形トイレットペーパー。
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