JP6601865B2 - ポケットティシュー及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、折り畳まれたティシュペーパーを複数重ねた束がフィルムによって包装されたポケットティシューに関する。
ポケットティシュー101は、図10に示すように、コンパクトに折り畳まれたティシュペーパー110Aを10〜20組程度、積み重ねてなる束111が、上面に開封用のミシン目122が形成されたフィルム120によって包装されたものであり、携帯用としてよく利用されている。
このポケットティシュー101の一般的な開封態様は、親指等を上面側のミシン目122の近傍位置(図10中符号Xの位置)に押し当てる(図中符号A)とともに、ミシン目が延在する方向と直交する方向に引く(図中符号B)ようにして、フィルム120をスライドさせてミシン目122を裂開させるようにする。
従来のポケットティシュー101は、図11(A)から(E)に至るようにして折られている。つまり、ティシュペーパー110Aの折り畳み態様が、ティシュペーパー110をMD方向に沿う方向が折り返し縁112AとなるようにZ折りし、さらに、上下の折り返し縁部112をMD方向が折り返し縁112Bとなるように各々半分に谷折りに折り返して細長シート状にし、さらにこれをCD方向が折り畳み縁113となるように二つ折りした態様となっている。また、フィルム120での包装態様が、図10に示すように、そのように折り畳まれたティシュペーパー110Aの最上面に位置するMD方向に沿う折り返し縁112Bが、開封用のミシン目122近傍に位置し、さらに、MD方向に沿う折り返し縁112Bがミシン目122に沿う方向となるようにして包装されており、ミシン目122を裂開してスリット状の開封口を形成した後、その最上面に位置するMD方向に沿う折り返し縁112Bの近傍が摘みやすくなっており、フィルム120からティシュペーパー10が引き出しやすくなっている。
しかしながら、ティシュペーパーは、クレープ紙からなるためクレープの山谷が連続するMD方向の引張強度に比して、CD方向の引張強度が非常に低いという性質を有しており、従来のポケットティシュー101は、図12に断面構造を示すように、その折り畳みと包装の態様からして、フィルム120内におけるティシュペーパー110は、ミシン目122に直交する方向がCD方向となっており、開封時にフィルム120ともにティシュペーパー110が引張強度の低いCD方向に引っ張られて、裂けてしまうことが多々あった。
また、図12に示されるように、従来のポケットティシュー101は、ミシン目122から底面側に向かう位置(図中符号Pで示す部分)においてシート積層数が少ないものとなっており、束全体としてもミシン目122に沿う部分が脆弱で開封時にティシュペーパー110が破れやすくなっている。
さらに、ティシュペーパーは、洟をかむ用途に使用されることが多いが、この際の使用態様は、ティシュペーパーを二つ折りにした状態で、長手方向が左右方向となるようにして鼻に押し当てる態様が一般的であるが、従来のポケットティシュー101は、洟をかむ際には、上記MD方向の折り返し縁112Bを摘んでフィルム120から引きだし、折りを広げて、二つ折りの形態に折り直す必要があった。
特許第3697661号 特開2001-57948号公報 特許第5528045号 特開2013−111328号公報
そこで、本発明の主たる課題は、開封時にティシュペーパーが破れにくく、ティシュペーパーを引き出してすぐに使用しやすいポケットティシュー及びそのポケットティシューを効率よく生産できる製造方法を提供することにある。
上記課題を解決した本発明は以下のとおりである。
〔請求項1記載の発明〕
複数の折り畳まれたティシュペーパーを積み重ねた束が、上面に開封用のミシン目を有するフィルムによって包装されているポケットティシューであって、
前記折り畳まれたティシュペーパーが、方形のティシュペーパーをMD方向に沿う方向が折り返し縁となるようにして二つ折りした後、CD方向に沿う方向が折り畳み縁となるようにジグザグ折りされ、かつCD方向に沿う縁が折り畳み縁間の中央位置にないものであり、
前記束が、折り畳まれたティシュペーパーをポップアップ式ではなく積み重ねたものであり、
その折り畳まれたティシュペーパーの前記CD方向に沿う縁が、前記フィルムのミシン目から離れた位置で、ミシン目に沿う方向となるようにして包装されている、ことを特徴とするポケットティシュー。
〔請求項2記載の発明〕
上面側に位置するCD方向に沿う縁と、底面側に位置するCD方向に沿う縁とが、断面位置で一致しており、かつ、CD方向に沿う折り畳み縁から上面側に位置するCD方向に沿う縁までの折り畳み縁部上にミシン目が位置していない、請求項1記載のポケットティシュー。
〔請求項3記載の発明〕
ティシュペーパーのMD方向の引張強度が120cN/25mm以上である請求項1又は2記載のポケットティシュー。
〔請求項4記載の発明〕
ティシュペーパーの幅で連続する連続シートを搬送しつつ、折り板によって、前記連続シートを搬送方向に沿って半分に折り返す折り返し工程と、
半分に折り返された連続シートを、CD方向に沿って裁断するカット工程と、
一対の折りロールを有する折り畳み装置において、搬送方向の先端側からCD方向に沿う方向が折り畳み縁となるようにジグザグ折りする折り畳み工程と、
カット工程と折り畳み工程とを経て形成した折り畳まれたティシュペーパーをポップアップ式ではなく積み重ねた束を、ミシン目を有するフィルムによって、CD方向に沿う折り畳み縁が、そのミシン目から離れた位置で、ミシン目に沿う方向となるようにして包装する包装工程と、を有する、ことを特徴とするポケットティシューの製造方法。
〔請求項5記載の発明〕
前記カット工程が、折り畳み工程と同時又はその直後に行なわれ、切り離し縁が、折り畳み縁と重ならない位置で、かつ、折り畳み縁間の中間位置とならない位置で、ジグザグ折りされた部分を連続シートから切り離して、折り畳まれたティシュペーパーとする請求項4記載のポケットティシューの製造方法。
〔請求項6記載の発明〕
ティシュペーパーの幅の複数倍幅以上の原反ロールから幅広の連続するシートを繰り出す繰り出し工程と、
幅広の連続シートをCD方向に所定間隔でスリットして、複数のティシュペーパーの幅の連続シートを形成するスリット工程と、を有し、
スリットされて形成された各々の連続シートをそれぞれ折り板に供給して、CD方向に半分に折り返された連続シートを複数形成する請求項4又は5記載のポケットティシューの製造方法。
〔請求項7記載の発明〕
連続方向に沿って半分に折り返された複数の連続シートを、同一の折りロールによって折り畳む、請求項6記載のポケットティシューの製造方法。
〔作用効果〕
本発明に係るポケットティシューは、開封用のミシン目に直交する方向が引張強度の強いMD方向となるようにして、折り畳まれたティシュペーパーの束がフィルム内に収納されているため、ミシン目を開封する際にティシュペーパーが破れがたい。
また、ミシン目から底面側に向かう位置のシート積層数が多いため、当該位置における束が脆弱ではなく、さらに開封時にティシュペーパーが破れがたい。
特に、CD方向に沿う縁が折り畳み縁間の中央位置にないものであり、折り畳まれたティシュペーパーの前記CD方向に沿う縁が、ミシン目から離れた位置で、ミシン目に沿う方向となるようにして包装されているため、ミシン目から底面側に向かう位置のシート積層数をより多くすることができ、この場合、より開封時にティシュペーパーが破れがたいものとすることができる。また、ミシン目を裂開した際にCD方向に沿う縁を摘みやすくすることもできる。
さらに、上面側に位置するCD方向に沿う縁と、底面側に位置するCD方向に沿う縁とが、断面位置で一致しており、かつ、CD方向に沿う折り畳み縁から上面側に位置するCD方向に沿う縁までの折り畳み縁部上にミシン目が位置していないものである場合には、ミシン目から底面側に向かう位置のシート積層数が多く、より開封時にティシュペーパーが破れがたいものとなるとともに、ミシン目を裂開した際にCD方向に沿う縁を摘みやすくすもなる。
また、ティシュペーパーの、MD方向の引張強度が120cN/25mm以上であれば、本発明の効果が一層顕著となる。
さらに、本発明に係るポケットティシューは、ミシン目を開封して形成されるスリット状の開口から上記CD方向の縁近傍を摘んで取り出せる態様となり、そのようにして取り出すとジグザグ折りが広がって、二つ折りのティシュペーパーに展開される。したがって、洟をかむ際等、二つ折りのまま利用する態様において非常に使用しやすいものとなる。 一方、本発明に係るポケットティシューの製造方法は、ティシュペーパーの幅の連続シートを連続方向に沿って半分に折り返した後、これを折りロールによってジグザグ折りし、カットすることとしたため、請求項1に記載の折り畳み構造の折り畳まれたティシュペーパーを連続的に効率よく製造することができる。特に、本発明に係る製造方法では、連続シートを連続方向に沿って半分に折り返すにあたって折り板を用いる。連続シートを連続方向に沿って半分に折り返すには、例えば、一対のロール間に挟み込ませる方法もあるが、このような方法は、各ロール間に連続シートが押されて挟まれるため連続シートの厚みが低下する。したがって、ポケットティシューのようなフィルム内に収められる束を構成するティシュペーパーの枚数が少ないものでは、製品(ポケットティシューとした際)に厚み感(ふっくら感)のないものとなる。そして、厚み感がない場合には、ミシン目開封操作をする際の親指などによるミシン目近傍の押し込みがしがたくなるおそれが生ずる。さらに、一対のロールで二つ折りする場合は、当該ロールの回転速度と連続シートの搬送速度を一致させたり、ロール間を通る際に連続シートの搬送に若干のブレーキが係ることによる張力調整などが必要になるが、折り板ではこのような操作は必要なく、操業性に優れる。
さらに、ティシュペーパーの幅の複数倍幅以上の原反ロールから幅広の連続するシートを繰り出して、これをスリットして形成された各々の連続シートをそれぞれ折り板に供給するようにすれば、生産性がより向上する。このようにする場合には、上記一対のロール間を通して折り返す場合には、各々のロールにおける速度調整や駆動源などが必要になり、より一層複雑、コスト高になるが、折り板では単にその数を増やせばよく、生産性向上の利点がより顕著となる。
また、連続方向に沿って半分に折り返された複数の連続シートを、同一の折りロールによって折り畳めば、複数の折り畳まれたティシュペーパーを同時に製造でき、より生産性が高まるとともに、折り畳み装置が複数必要なくなるので、製造設備も簡素になる。
なお、MD方向及びCD方向とはティシュペーパー及びその製造時の方向を表す一般的用語で、MD方向は紙の縦方向、CD方向は紙の横方向とも言われ、ティシュペーパーを構成するクレープ紙を抄紙機にて抄紙する際の流れ方向基準として、その流れ方向をMD方向、これに直交する方向をCD方向とするものである。本発明におけるMD方向、CD方向は、この一般的用語の用法にしたがって、個々のティシュペーパーにおけるMD方向、CD方向と、連続シートを搬送する際のMD方向、CD方向は、いずれも抄紙機における搬送方向を基準とするものである。なお、ティシュペーパーを構成するクレープ紙は、抄紙の際にブレード等によってヤンキードライヤー等から掻き取る際に形成されるクレープと称される山谷が形成されており、この山谷が連続する方向がMD方向となり、これに直交する方向がCD方向となる。ティシュペーパーではこのクレープの山谷がMD方向に連続するように形成されているためMD方向に伸びやすく、CD方向に伸びがたいという性質があり、特に伸びやすいMD方向の引張強度がCD方向の引張強度よりも高くなる。また、ポケットティシュー等のティシュペーパーに係る製品を製造する場合には、上記抄紙機において巻き取った原反ロール(ジャンボロールとも称される)から帯状の連続するシートを繰出し、また、適宜巻き取るなどして加工されていくため、帯状の連続シートを搬送する場合には、その搬送方向がMD方向、その搬送方向に直交する方向がCD方向となる。
以上のとおり、本発明によれば、開封時にティシュペーパーが破れにくいポケットティシュー及びそのポケットティシューを効率よく生産できる製造方法が提供される。
本発明に係るポケットティシューの斜視図である。 本発明に係るティシュペーパーの折り畳みを説明するための斜視図である。 本発明に係るポケットティシューの断面構造を説明するための図である。 本発明に係るポケットティシューの製造方法の概略を説明するための斜視図である。 本発明に係るティシュペーパーの折り畳みを説明するための図である。 本発明に係るティシュペーパーの他の折り畳みを説明するための図である。 本発明に係るティシュペーパーの別の折り畳みを説明するための図である。 本発明に係るポケットティシューの他の断面構造を説明するための図である。 本発明に係るフィルムによる包装工程を説明するための図である。 従来のポケットティシューを説明するための斜視図である。 従来のポケットティシューにおけるティシュペーパーの折り畳みを説明するための図である。 従来のポケットティシューの断面構造を説明するための図である。
次いで、本発明の実施の形態を図1〜9を参照しながら以下に詳述する。
〔ポケットティシュー〕
本発明のポケットティシュー1は、図1に示すように、折り畳まれたティシュペーパー10Aが10〜20組程度重ねられてなるティシュペーパーの束11が、包装用のフィルム20により個包装されたものであり、略長方形状の上下面及びこれらを繋ぐ長側縁1A及び短側縁1Bとからなる偏平立体形状の外形をなしている。その大きさは、概ね短側縁1Bの長さL1×長側縁1Aの長さL2×厚さが、75±10mm×125±10mm×15±5mmである。
フィルム20による束11の包装は、フィルム20で束11を巻き三つ折りにして包み、その両端面開口部を熱融着処理などしてなる融着部21により封止した包装構造となっている。フィルム20には上面のほぼ中央に、長側縁1Aに沿う方向に開封用のミシン目22が形成されおり、このミシン目22を裂開することで形成されるスリット状の取り出し口から内部のティシュペーパー10(10A)が取り出し可能となる。
内包される束11を構成する折り畳まれたティシュペーパー10Aは、図2(A)〜(E)に示されるように、特徴的に、方形のティシュペーパー10をMD方向に沿う方向が折り返し縁12となるようにして二つ折りした後、CD方向に沿う方向が折り畳み縁13となるようにジグザグ折りされ、かつCD方向に沿う縁14がCD方向に沿う折り畳み縁13に重ならない位置とされたものとなっている。したがって、この折り畳まれたティシュペーパー10Aは、上面及び底面においてCD方向に沿う折り畳み縁13の間にCD方向に沿う縁14が位置するものとなっている。特に、CD方向に沿う縁が折り畳み縁間の中央位置にないものとなっている。図示の形態では、CD方向の折り畳み縁13が4箇所形成される態様でジグザグ折りがなされているが、この形態に限らず、所謂Z折りと称されるCD方向の折り畳み縁13が2箇所形成される態様であってもよいし、所謂W折りと称されるCD方向の折り畳み縁13が3箇所形成される態様であってもよい。ジグザグ折りの回数は、適宜とすることができるが、ポケットティシューの一般的大きさを考慮すれば2〜4程度である。
束11は、その折り畳まれたティシュペーパー10Aが、その各折り畳み縁13を一致させる態様で積み重ねられて形成され、したがって、CD方向に沿う折り畳み縁13が並ぶ長手面と、MD方向の縁15又はMD方向に沿う折り返し縁12が並ぶ短側面とを有するものとなっている。そして、この束11のフィルム20での包装態様は、図1、図3に示すように、特徴的に、折り畳まれたティシュペーパー10Aの前記CD方向に沿う縁14が、ミシン目から離れた位置で、ミシン目に沿う方向となるようにして包装されている。特に、図3に示す形態のように、上面側に位置するCD方向に沿う縁14と、底面側に位置するCD方向に沿う縁14とが、断面位置で一致しており、かつ、CD方向に沿う折り畳み縁13から上面側に位置するCD方向に沿う縁14までの折り畳み縁部9上にミシン目が位置していないものであるのが望ましい。このようにするとミシン目を開封して形成されるスリットからCD方向に沿う縁の近傍を摘んでティシュペーパーを取り出しやすくなる。但し、必ずしもこのように形成する必要はない。例えば、図8に示すような形態であってもよい。
このようなポケットティシュー1では、図1及び図3、さらに図8に示すように、ミシン目22に直交する方向が、引張強度の強いティシュペーパーのMD方向となるようになっており、ミシン目22を開封する際にティシュペーパー10が、ミシン目22の近傍を符号Aで示すように押し込み、さらに符号Bで示すように直交する方向に引っ張られても、ティシュペーパー10が裂けがたいものとなる。また、特に、断面構造を示す、図3、図8に示されるように、ミシン目22から底面側に向かう位置(符号Pの部分)において、シートの積層数が多く、この位置において束11が脆弱になっていない。このため、ミシン目22を開封する際に、より一層ティシュペーパー10の裂けが防止されている。
また、このポケットティシュー1は、ミシン目22を開封して形成されるスリット状の開口からティシュペーパー10Aを摘んで取り出すと、ジグザグ折りが広がって二つ折りのティシュペーパーに展開される。したがって、洟をかむ際など、二つ折りのまま利用する態様において非常に使用しやすい。
各ティシュペーパー10(10A)は、2枚〜3枚のクレープ紙が積層されたプライ構造を有している。そのクレープ紙の原料パルプとしては、NBKPとLBKPとを配合したものであり、適宜古紙パルプが配合されていてもよい。風合いなどの点では、NBKPとLBKPのみから構成されているもののほうが優れる。この場合配合割合としては、NBKP:LBKP=20:80〜80:20がよく、特に、NBKP:LBKP=30:70〜60:40が望ましい。また、ティシュペーパー10は、保湿剤が付与された保湿ティシューであってもよいし、香料が付与された香り付きのティシュペーパーであってもよい。
各プライを構成するクレープ紙1枚あたりの米坪は、9〜25g/m2、より好ましくは10〜15g/m2である。なお、ここでの米坪は、JIS P 8124(1998)の米坪測定方法による。また、ティシュペーパー10の紙厚は、複数プライの状態で100〜160μm、より好ましくは120〜140μmである。なお、ここでの紙厚は、試験片をJIS P 8111(1998)の条件下で十分に調湿した後、同条件下でダイヤルシックネスゲージ(厚み測定器)「PEACOCK G型」(尾崎製作所製)を用いて測定する。紙厚は複数プライの状態で測定する。具体的には、プランジャーと測定台の間にゴミ、チリ等がないことを確認してプランジャーを測定台の上におろし、前記ダイヤルシックネスゲージのメモリを移動させてゼロ点を合わせ、次いで、プランジャーを上げて試料を試験台の上におき、プランジャーをゆっくりと下ろしそのときのゲージを読み取る。このとき、プランジャーをのせるだけとする。プランジャーの端子は金属製で直径10mmの円形の平面が紙平面に対し垂直に当たるようにし、この厚みの測定時の荷重は、120μmの際に約70gfである。なお、厚みは測定を10回行って得られる平均値とする。
ティシュペーパー10のMD方向の引張強度は、120cN/25mm以上、特に好ましくは150cN/25mm以上であるのが望ましい。この引張強度であれば、ミシン目を裂開する際のティシュペーパーの裂けは顕著に防止される。上限値は、限定されないが、ティシュペーパーの特性上300cN/25mm程度である。
なお、ここでの引張強度は、乾燥時の引張強度であり、JIS P 8113(1998)の引張試験方法に準じて測定する。その中で試料については、CD方向に幅25mmに裁断した試料を用いる。なお、従来のポケットティシューについて、その開封時にティシュペーパーに加わる力を検討した結果、包装用のフィルムがポリプロピレンフィルムである場合の値が、50gf程度、ポリエチレンフィルムである場合に55gfであり、本発明に係る120cN/25mm以上の引張強度であれば、十分にティシュペーパーの裂けが防止できる。
なお、束11を包装するフィルム20は、特に限定されるものではなく、公知のフィルムを用いることができる。例えば、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリスチレンフィルムなどである。また、フィルムは、単層のフィルムのほか、積層フィルムであってもよい。さらに、フィルム内のティシュペーパーが香り付けされたものであったり、保湿剤を付与したものであったりする場合には、ポリエチレンテレフタレートフィルムやポリ塩化ビニリデンフィルムなど、その機能に応じたガスバリア性の高いフィルムや、透湿性の低いフィルムを用いるようにしてもよい。また、フィルム20に形成される開封用のミシン目22は、特に限定されるものではなく、カットタイ比等は適宜に設計すればよい。
〔ポケットティシューの製造方法〕
次に、本発明に係るポケットティシューの好適な製造方法例を説明する。このポケットティシューの製造方法によって、上記のポケットティシュー1を製造することができる。 この製造方法は、図4にその概要が示されている。この製造方法は、連続シート30を搬送方向に沿って半分に折り返す折り返し工程と、連続シート30をCD方向に沿って裁断するカット工程と、搬送方向の先端側からジグザグ折りする折り畳み工程と、折り畳まれたティシュペーパー10Aを積層した束にする積層工程と、ミシン目22が形成された連続するフィルム20Aで束11を包む包装工程と、束11を包んだ状態の連続フィルム20Aを融着する融着工程と、束を含む位置で連続フィルム20Aを切断して個々のポケットティシューとする切断工程とを有している。
連続シート30は、予めプライ数に応じた数の連続クレープ紙が重ねられた積層連続シートであり、プライ数に応じた枚数の単層の連続クレープ紙が予め積層されているシートを巻き取った原反ロールから繰出したものでもよいし、単層の連続クレープ紙を巻き取った原反ロールから各々単層の連続クレープ紙を繰出したのちこれを搬送過程で重ね合わせたものでもよい。積層されているシートを巻き取った原反ロールは、別途のプライ設備などで製造することができる。図示の形態では、ティシュペーパーの幅の複数倍幅以上の予め積層されたシートを巻き取った原反ロール3から、ティシュペーパーの幅の複数倍幅以上の幅広の連続するシート3Aを繰り出し、その幅広の連続するシート3AをCD方向に所定間隔で配置したスリッター41によってスリットすることで、複数のティシュペーパーの幅の連続シート30,30…を形成するようにしている。但し、本発明は必ずしもこのようにする必要はなく、例えば、ティシュペーパーの幅のシートを巻き取った原反ロールを一つまたはそれ以上用意して、一つ又は複数の連続シートを得るようにしてもよい。
折り返し工程においては、ティシュペーパーの幅で連続する前記連続シート30を搬送しつつ、折り板50,50…によって搬送方向に沿って半分に折り返していく。この折り板50は、表面平滑な板を折り返してなり、特に連続シート30の進行方向出口側が偏平状に薄く、進行方向の入り口側が口広となっている。連続シート30は、搬送される過程でこの折り板50の入り口側から出口側に向かってその内周面に沿って案内され、連続シート30のCD方向の半分が巻き込まれつつ折り返されて二つ折りにされる。図示の形態では、折り板50の直前に連続シート30のCD方向の半分を支持するガイドロール51が設けられており、そのガイドロール51によって支持される連続シート30の半分に対して、支持されない連続シート30の半分が巻き込み部分として折り板50へ案内されやすくなるようにしている。このようにして、折り板50で二つ折りされた連続シート30は、折り返し縁12Aがロール等で押圧されていないため、ふっくらとした厚み感が低下しない折り態様となる。
カット工程においては、半分に折り返された連続シート30を、CD方向に沿って所定間隔で裁断し、連続シート30を個々のティシュペーパーの大きさにする。このカット工程は、折り畳み工程の前段においてナイフロール等の適宜のカット手段によって行なってもよいし、折り畳み工程と同時に行うこともできる。図示の形態は、折り畳みとほぼ同時に行う例を示している。
折り畳み工程においては、前記折り返し工程で半分に折り返された連続シート30又はカット工程においてカットしたティシュペーパー10の大きさで二つ折りにされたシート(以下、カットシートともいう)を一対の折りロール60,60を有する折り畳み装置6に供給していく。前記折りロール60,60は、フォールディングロールとも称されるもので、この折りロール60,60を有する折り畳み装置は、ロータリー式の折り畳み装置とも称されるものの一種である。この折り畳み装置6では、一対の各折りロール60,60が軸方向同一にして周面が近接するようにして配置されており、各折りロール60,60間を連続シート30(又はカットシート)が通る過程で、各折りロール60,60の周面移動方向に間隔を空けて設けられたピック位置で、連続シート30(又はカットシート)が搬送方向の所定間隔で交互にピックされることで連続シート30(又はカットシート)がジグザグに折り返される。
より具体的には、特に図5〜7に示すように(図は連続シート30を供給する態様で示す)、折り畳み装置6を構成する各折りロール60,60には、軸方向に沿って延在する断面略V時形の突部61と、その突部61が嵌る深さ凹溝62とが、周面移動方向に所定間隔で配されており、一方の折りロール60の突部61と他方の折りロール60の凹溝62とが、回転にともなって近接位置近傍で嵌り、また、その後、その嵌りが解除されるようになっている。また各凹溝62にはバキューム機能が付与されており、連続シート30(又はカットシート)はこのバキューム機能による吸引の有無によって凹溝62に対してピックとその開放が選択される。したがって、一対の折りロール60、60の間を連続シート(又はカットシート)が通る際には、一方の折りロール60の凹溝62に吸引によってピックされた部分に、他方の折りロールの突部61が嵌ることで連続シート30(又はカットシート)が凹溝62に押し込まれ、その凹溝62が他方の折りロールから適当距離離間した位置で当該凹溝62の吸引が解除される連続シート30(又はカットシート)にMD方向に沿う折りがなされる。そして、このピックが一対の折りロール60,60で交互に行なわれることで、連続シート30(又はカットシート)がジグザグ折りされる。
また、特に図示例は、連続シート30の裁断を折り畳みとほぼ同時に行う例であり、各折りロール60,60に、その周面移動方向に1又は所定間隔で複数のカッター刃等のカット部63が形成されており、互いの折りロール60,60のカット部が最近接位置において機能して、連続シート30を裁断するようになっている。この裁断によって連続シートがカットされて個々のティシュペーパーの大きさとなるとともに、CD方向に沿う縁14が形成される。つまり、カット工程と折り畳み工程とが同時に行なわれ、ジグザグ折りされた部分が、その折り畳み縁13と切り離し縁14とが重ならない位置で連続シート30から切り離されて、折り畳まれたティシュペーパー10Aとなるようになっている。
また、図示のこの製造方法例では、上記カット部63,63の間に位置する突部61及び凹溝62の数によってジグザグ折りの回数が定まる。つまり、図6に示すように、カット部63の間に突部61と凹溝62が合わせて4箇所ある折りロール60を用いた場合には、CD方向の折り畳み縁13が4箇所あるジグザグ折りとなり、図7に示すように、カット部63の間に突部61と凹溝62が合わせて3箇所ある折りロールを60用いた場合には、CD方向の折り畳み縁13が3箇所ある所謂W折りと称されるジグザグ折りとなり、また、図8に示すように、カット部63の間に突部61と凹溝62とが合わせて2箇所ある折りロール60を用いた場合には、CD方向の折り畳み縁13が2箇所ある所謂Z折りと称されるジグザグ折りとなる。また、カット部63に最も近い突部61又は凹溝62までの距離に応じて、CD方向の折り畳み縁13に対するCD方向の縁14との距離が定まる。したがって、カット部を最も近い突部61及び凹溝62の中間位置としなければ、CD方向に沿う縁が折り畳み縁間の中央位置にないものとなる。
また、図示の形態では、特に、図4に示すように、幅広の原反ロール3から繰出した連続するシートをスリット工程においてスリットして形成した複数のティシュペーパーの幅の連続シート30,30…を、各々折り板50,50…で折り返して形成した、複数の連続する二つ折りの連続シートを一対の折りロール60,60間に供給するようにして、複数の連続する二つ折りの連続シート30,30…を同時に折り畳むようにしている。このようにすることで、折り畳まれたティシュペーパー10A、さらにはそれを積み重ねた束11を同時に複数製造するようにしている。このようにすると極めて生産性が高まる。
積層工程では、折り畳み工程で折り畳まれたティシュペーパー10Aを、所定数積層して束にする。上記の折り畳み装置6では、折り畳まれたティシュペーパー10Aが順次積み重ねられていくため、上記の折り畳み装置6では、所定枚数が積層された後にこれを取り出せばよい。もちろん、別途に一枚ずつ積み重ねを行ってもよい。
包装工程は、特に図9(A)〜(D)に示すように、上記の折り畳み工程及び積層工程で製造された束11を、前記折り畳み装置6によって形成されたCD方向に沿う折り畳み縁13が、搬送方向に沿う方向となるようにして搬送する。そして、その搬送過程で、連続方向に沿ってミシン目22が形成された連続するフィルム20Aを、そのミシン目22が束11の束11の搬送方向に直交する幅方向の中央に位置で沿うようにして重ね、その状態でフィルム20Aを巻き三折りして束11を包む。連続するフィルム20A対するミシン目22の形成は、フィルム原反ロール2から繰出した連続するフィルム20Aにミシン刃を当てたり、適宜間欠的に超音波を当てたりすることによって行うことができる。ミシン目22の形成は適宜の方法及び位置で行えばよい。
融着工程においては、上記包装工程おいて束11を包んだ状態とした連続フィルム20Aを融着する。融着の位置は、束11の進行方向前後端部近傍であり、この融着処理によって、前後融着部21,21の間に束11が位置して包装された状態となる。
そして、切断工程においては、この融着処理の後、又は融着処理と同時に、融着処理によって形成された各々の融着部21が進行方向前後に分断されるように切断する。
かくして、上記〔ポケットティシューの欄〕で説明した個々のポケットティシュー1が製造される。なお、図5に示す折り畳み装置6で製造されるポケットティシュー1の断面は、図3のようになり、図6に示す折り畳み装置6で製造されるポケットティシュー1の断面は、図8(A)のようになり、図7示す折り畳み装置6で製造されるポケットティシュー1の断面は、図8(B)のようになり、いずれにおいても、ミシン目22に直交する方向がティシュペーパー10のMD方向となり、また、ミシン目22から底面に向かう位置でシートの積層数が多く、開封時にティシュペーパー10が裂けがたいものとなる。また、折り板による折りによってふっくら感のある厚みのあるものとなる。
1,101…ポケットティシュー、1A…ポケットティシューの長側縁、1B…ポケットティシューの短側縁、L1…短側縁の長さ、L2…長側縁の長さ、9…CD方向に沿う折り畳み縁から上面側に位置するCD方向に沿う縁までの折り畳み縁部、10,110…ティシュペーパー、10A,110A…折り畳まれたティシュペーパー、11,111…束、12,12A…MD方向に沿う折り返し縁、13…CD方向に沿う折り畳み縁、14…CD方向に沿う縁、15…MD方向に沿う縁、112A,112B…MD方向に沿う折り返し縁、112…折り返し縁部、113…CD方向に沿う折畳み縁、20,120…フィルム、21…融着部、22,122…ミシン目、30…連続シート、3…原反ロール、3A…幅広の連続するシート、20A…連続フィルム、2…フィルム原反ロール、41…スリッター、50…折り板、51…ガイドロール、60…折りロール、6…折畳み装置、61…突部、62…凹溝、63…カット部、X…ミシン目を開封する際に押し引く部分。

Claims (7)

  1. 複数の折り畳まれたティシュペーパーを積み重ねた束が、上面に開封用のミシン目を有するフィルムによって包装されているポケットティシューであって、
    前記折り畳まれたティシュペーパーが、方形のティシュペーパーをMD方向に沿う方向が折り返し縁となるようにして二つ折りした後、CD方向に沿う方向が折り畳み縁となるようにジグザグ折りされ、かつCD方向に沿う縁が折り畳み縁間の中央位置にないものであり、
    前記束が、折り畳まれたティシュペーパーをポップアップ式ではなく積み重ねたものであり、
    その折り畳まれたティシュペーパーの前記CD方向に沿う縁が、前記フィルムのミシン目から離れた位置で、ミシン目に沿う方向となるようにして包装されている、ことを特徴とするポケットティシュー。
  2. 上面側に位置するCD方向に沿う縁と、底面側に位置するCD方向に沿う縁とが、断面位置で一致しており、かつ、CD方向に沿う折り畳み縁から上面側に位置するCD方向に沿う縁までの折り畳み縁部上にミシン目が位置していない、請求項1記載のポケットティシュー。
  3. ティシュペーパーのMD方向の引張強度が120cN/25mm以上である請求項1又は2記載のポケットティシュー。
  4. ティシュペーパーの幅で連続する連続シートを搬送しつつ、折り板によって、前記連続シートを搬送方向に沿って半分に折り返す折り返し工程と、
    半分に折り返された連続シートを、CD方向に沿って裁断するカット工程と、
    一対の折りロールを有する折り畳み装置において、搬送方向の先端側からCD方向に沿う方向が折り畳み縁となるようにジグザグ折りする折り畳み工程と、
    カット工程と折り畳み工程とを経て形成した折り畳まれたティシュペーパーをポップアップ式ではなく積み重ねた束を、ミシン目を有するフィルムによって、CD方向に沿う折り畳み縁が、そのミシン目から離れた位置で、ミシン目に沿う方向となるようにして包装する包装工程と、を有する、ことを特徴とするポケットティシューの製造方法。
  5. 前記カット工程が、折り畳み工程と同時又はその直後に行なわれ、切り離し縁が、折り畳み縁と重ならない位置で、かつ、折り畳み縁間の中間位置とならない位置で、ジグザグ折りされた部分を連続シートから切り離して、折り畳まれたティシュペーパーとする請求項4記載のポケットティシューの製造方法。
  6. ティシュペーパーの幅の複数倍幅以上の原反ロールから幅広の連続するシートを繰り出す繰り出し工程と、
    幅広の連続シートをCD方向に所定間隔でスリットして、複数のティシュペーパーの幅の連続シートを形成するスリット工程と、を有し、
    スリットされて形成された各々の連続シートをそれぞれ折り板に供給して、CD方向に半分に折り返された連続シートを複数形成する請求項4又は5記載のポケットティシューの製造方法。
  7. 連続方向に沿って半分に折り返された複数の連続シートを、同一の折りロールによって折り畳む、請求項6記載のポケットティシューの製造方法。
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