JP7214941B2 - ティシュペーパー包装体 - Google Patents
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Description
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、保湿剤を含まず、柔らかく、かつ紙厚が高いティシュペーパーがフィルムパックに収納されてなるティシュペーパー包装体であって、大容量で交換頻度が少なく、コンパクト性及び取出し性に優れ、取り出し時の破れ及びドロップバックを抑制することができるティシュペーパー包装体を提供することを目的とする。
図1に示すように、本発明のティシュペーパー包装体100は、2プライの非ローションティシュペーパー21(以下、単に、ティシュペーパーと記載する場合がある)が、フィルムパック10にポップアップ式に収納されてなるものである。そして、図2に示すように、非ローションティシュペーパー21は、折り畳まれて所望の組数で積層されて積層体20を構成している。フィルムパック10の上面には、ミシン目部11が形成されており、ミシン目部11が開裂されることによって、ティシュペーパー21を取り出すスリット状の取出し口を構成している。
以下、ティシュペーパー包装体100の構成要素について説明する。
本発明のティシュペーパー包装体100の非ローションティシュペーパー21は、パック密度が、0.11g/cm3以上0.22g/cm3以下である。パック密度は、0.13g/cm3以上0.20g/cm3以下が好ましく、0.15g/cm3以上0.18g/cm3以下がより好ましい。パック密度が0.11g/cm3以上であることにより、コンパクト性が向上し、パック密度が0.22g/cm3以下であることにより、非ローションティシュペーパーが破れたり、取り出しにくいと感じることなく取出すことができる。
ここで、「パック密度」とは、以下の式で求められる値である。
パック密度(g/cm3)=フィルムパック中の非ローションティシュペーパーの質量/フィルムパックの容積
フィルムパック10のスリットから非ローションティシュペーパー21を取り出す際の、3枚目(組目)から15枚目(組目)までの非ローションティシュペーパーの取出し抵抗の平均値は、60gf以上340gf以下である。
取出し抵抗の平均値が60gf以上であることにより、パック密度が高くコンパクト性に優れる。また、取出し抵抗の平均値が340gf以下であることにより、非ローションティシュペーパー21の取出し口での引っ掛かりがなく、取出し易い。
非ローションティシュペーパー21が入っているフィルムパック10から、非ローションティシュペーパー21の最初の2組を静かに引き出して取り除く。次に、3組目をテンシロン引張試験機にセットし、下面を固定しながら、引張速度1000mm/minでティシュペーパーを引き上げて、フィルムパックから引き出すまでにかかる抵抗値の最大値を計測する。4~15組ついても同様に測定し、それぞれの平均値を引き出し抵抗とする。5パックの平均値を取出し抵抗とする。
非ローションティシュペーパー21の取出し方向における引張強度は、250gf/25mm以上460gf/25mm以下である。引張強度が250gf/25mm以上であることにより、取出し時に破れることなく、取出すことができる。また、引張強度が460gf/25mm以下であることにより、柔らかさを感じることができる。非ローションティシュペーパー21の取出し方向における引張強度は、270gf/25mm以上410gf/25mm以下であることが好ましく、290gf/25mm以上350gf/25mm以下であることがより好ましい。
なお、取出し方向における引張強度は、JIS P8113に基づいて測定した値とする。引っ張り強さの測定は、引張速度300mm/minの速度で行う。
本実施形態において収納された非ローションティシュペーパー21は、2プライのシートから構成され、原紙にカレンダー処理がなされたものである。本発明における非ローションティシュペーパー21とは、保湿剤、薬液などを塗工していないティシュペーパーを意味する。
ここで、本発明において、「半折り」とは、図2において符号22に示すように、ポップアップ式で取り出せるようにティシュペーパーをシート長が約半分になるように折られた状態から、さらに約半分に折ることを意味する。
半折りすることによって、大容量化されたティシュペーパー包装体で上部空間が小さくても、誤って上部の数組を一度に取り出してしまうということがなく、1組目だけを容易に取出すことができる。また、半分に折られていることで、取出し時にティシュが破れにくくなる。
図2では、1組目だけ半折りにした図を示しているが、2組目も半折りしてもよい。
積層体20を構成する非ローションティシュペーパー21(2プライに積層されたシート)の組数は、140組以上310組以下である。非ローションティシュペーパー21の組数は、170組以上280組以下であることがより好ましく、190組以上250組以下であることが更に好ましい。非ローションティシュペーパー21の組数を上記の範囲に調整することにより、コンパクトタイプでありながら、ティシュペーパー包装体100の交換頻度を低くすることができる。組数が多くなり過ぎると、一定の紙厚である場合に、フィルムパックの高さが高くなり、フィルムパックの中身の非ローションティシュペーパーが少なくなった時に、ドロップバックが発生しやすくなる。
また、本実施形態の非ローションティシュペーパー21における、1プライあたりの坪量は、12g/m2以上22g/m2以下であることが好ましく、13g/m2以上20g/m2以下であることがより好ましく、14g/m2以上18g/m2以下であることが更に好ましい。非ローションティシュペーパー21の1プライあたりの坪量が12g/m2以上であることにより、ボリューム感を感じることができるうえ、強度も十分であるため取出し時の破れが生じにくい。また、非ローションティシュペーパー21の1プライあたりの坪量が22g/m2以下であることにより、柔らかさを感じることができる。
非ローションティシュペーパー21の紙厚は、0.6mm/10プライ以上1.3mm/10プライ以下である。非ローションティシュペーパー21の紙厚が0.6mm/10プライ以上であることにより、本願のようにコンパクトで、組数が多く、柔らかいティシュペーパーを用いた場合に、使用者がボリューム感を感じることができる。また、1.3mm/10プライを超えると、一定の組数とした場合に、フィルムパックの高さが高くなり、フィルムパックの中身の非ローションティシュペーパーが少なくなった時に、ドロップバックが発生しやすくなる。非ローションティシュペーパー21の紙厚は、0.7mm/10プライ以上1.1mm/10プライ以下であることがより好ましく、0.8mm/10プライ以上1.0mm/10プライ以下であることが更に好ましい。
なお、上記の紙厚は、展開した、2プライのシートを5組重ねたときの紙厚を示す。
非ローションティシュペーパー21は、JIS P8113に基づく乾燥時の縦方向の引張強さDMDTと乾燥時の横方向の引張強さDCDTとの積の平方根(DMDT×DCDT)1/2であるGMTが、140gf/25mm以上280gf/25mm以下である。GMTは、150gf/25mm以上240gf/25mm以下が好ましく、160gf/25mm以上190gf/25mm以下であることがより好ましい。
GMTが、140gf/25mm以上であることにより、取出し時の破れを防止することができ、280gf/25mm以下であることにより、使用者が柔らかさを感じることができる。
非ローションティシュペーパー21は、ティシュソフトネス測定装置TSA(emtec社製;Tissue Softness Analyzer)上のソフトウェアにて自動的に取得した、6500Hzを含むスペクトルの極大ピークの強度TS7が、8dBV2rms以上14dBV2rms以下であることが好ましく、9dBV2rms以上13dBV2rms以下であることがより好ましく、10dBV2rms以上12dBV2rms以下であることが更に好ましい。
また、ティシュソフトネス測定装置TSA(emtec社製;Tissue Softness Analyzer)上のソフトウェアにて自動的に取得した、剛性Dは、2.2mm/N以上4.6mm/N以下であることが好ましく、2.6mm/N以上4.2mm/N以下であることがより好ましく、3.0mm/N以上3.8mm/N以下であることが更に好ましい。
非ローションティシュペーパー21のシート幅L21(図1参照)は、110mm以上235mm以下であることが好ましく、130mm以上215mm以下であることがより好ましく、150mm以上195mm以下であることが更に好ましい。なお、非ローションティシュペーパー21のシート幅はフィルムパックの長辺方向に相当する。
非ローションティシュペーパー21のシート長は、180mm以上270mm以下であることが好ましく、190mm以上250mm以下がより好ましく、200mm以上230mm以下であることが更に好ましい。
なお、シート長は、非ローションティシュペーパー21のシート幅を示す方向と直交する方向の長さを示す。
非ローションティシュペーパー21を構成する2プライのシートは、パルプを主成分とするものであり、好ましくは、50質量%以上のパルプを含有する。非ローションティシュペーパー21の製造に使用できるパルプとしては、木材パルプ、古紙パルプ、非木材パルプが挙げられるが、本実施形態の非ローションティシュペーパー21は、パルプとして木材パルプ100%から成るものであってもよく、木材パルプの他に、古紙パルプや非木材パルプを含んでいてもよい。パルプ以外の成分としては、填料、合成繊維、天然繊維等を挙げることができる。目標とする品質を得るためには、針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)20質量%以上50質量%以下と広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)50質量%以上80質量%以下とからなる木材パルプを原料とすることが好ましく、NBKP:25質量%以上45質量%以下と、LBKP:55質量%以上75質量%以下とからなる木材パルプを原料とすることがより好ましく、NBKP:30質量%以上40質量%以下と、LBKP:60質量%以上70質量%以下とからなる木材パルプを原料とすることが更に好ましい。
フィルムパック10を構成するフィルムは、美粧性(高級感)及び生産性の観点から、単層又は複層であり、材質は、梨地ポリエチレン、乳白ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、又は無延伸ポリプロピレンであり、包装形態はキャラメル包装であることが好ましい。
また、フィルムパック10の最外層におけるフィルムの材質は、美粧性(高級感)及び手触りに優れる、梨地ポリエチレンであることがより好ましい。
なお、フィルムを複層にする場合、ドライラミネート、押出しラミネート等の公知の方法を用いることができるが、フィルム臭気を考慮すると押出しラミネートが好ましい。
フィルムパック10の直方体の長辺の長さCL(図1参照)は113mm以上238mm以下であることが好ましく、133mm以上218mm以下であることがより好ましく、153mm以上198mm以下であることが更に好ましい。
フィルムパック10の直方体の短辺の長さCW(図1参照)は88mm以上140mm以下であることが好ましく、98mm以上135mm以下であることがより好ましく、108mm以上125mm以下であることが更に好ましい。
フィルムパック10の高さCH(図1参照)は、50mm以上128mm以下であることが好ましく、60mm以上110mm以下であることがより好ましく、70mm以上90mm以下であることが更に好ましい。フィルムパック10の高さCHが上記範囲であることにより、ティシュペーパー21のドロップバックが起きにくい。
フィルムパック10の長辺の長さCL、短辺の長さCW及び高さCHを上記の範囲に調整することにより、大容量化及びコンパクト化を実現でき、また交換頻度を小さくすることができる。
フィルムパック10を構成するフィルムの厚みは、40μm以上120μm以下であることが好ましく、60μm以上110μm以下であることがより好ましく、75μm以上100μm以下であることが更に好ましい。フィルムの厚さが40μm未満であると、使用時にフィルムが破れてしまい、包装形態の体をなさなくなってしまうため、取り出し性が悪くなる。また、120μmを超えると、フィルムが固くなり、取り出し時にフィルムとティシュペーパーが擦れてティシュペーパーが破れる。
フィルムパック10は、上面10aに、非ローションティシュペーパー21を通過させて取出すためのスリットを形成可能な略直線状のミシン目部11が上面10aに形成されている。ミシン目部11は、上面10aの長辺に沿って略平行に、かつ、短辺方向の略中心に、形成されている。使用者は、ミシン目部11を開封することによりスリットを形成し、非ローションティシュペーパー21を、スリットを通過させて取出すことができる。
ミシン目部11は、図1に示すように、切込部12と非切込部13が交互に配列されることにより形成される。なお、ミシン目部11の両端部は、切込部12で構成される。なお、ミシン目部11の長手方向の長さPLは、ミシン目部11を開封することにより形成されるスリットの長手方向の長さと等しい。ミシン目部11の長手方向の長さPLは、非ローションティシュペーパー21の取出し性を向上させるために、75mm以上150mm以下であることが好ましく、85mm以上140mm以下であることがより好ましく、95mm以上130mm以下であることが更に好ましい。
非ローションティシュペーパー21のシート幅L21(図1参照)に対するミシン目部11の長さPLは、0.4以上0.8以下であることが好ましく、0.45以上0.75以下であることがより好ましく、0.50以上0.70以下であることが更に好ましい。
非ローションティシュペーパー21のシート幅L21に対するミシン目部11の長さPLが、0.40以上であることにより、非ローションティシュペーパー21を取出し易く、0.80以下であることにより、ドロップバックが発生しにくい。
フィルムのミシン目のボンド率は、8%以上45%以下であることが好ましく、12%以上35%以下であることがより好ましく、14%以上25%以下であることが更に好ましい。上記に調整することにより、輸送時に必要なミシン目の強度を確保することができるとともに、フィルムパック10の良好な開封性を維持することができる。
ミシン目のボンド率とは、以下の式で表される。
非切込部÷(切込部+非切込部)
(一組の切込部と非切込部の長手方向の合計寸法に対する、一つの非切込部13の長手方向の寸法の割合。)
本発明において、フィルムパック10を構成するフィルムの裏面と非ローションティシュペーパー21の、ミシン目部11の開封時に擦れ合う方向で測定した静摩擦係数は、0.20以上0.35以下であることが好ましく、0.22以上0.33以下であることがより好ましく、0.24以上0.30以下であることが更に好ましい。
なお、後述するように、折り畳まれた非ローションティシュペーパー21は、折り畳まれた状態における非ローションティシュペーパー21のMD方向に沿って形成される辺が、フィルムパック10のミシン目部11の長手方向に略平行となるように積層されて収納されるため、ミシン目部11の開封時に擦れ合う方向は、フィルムパック10を構成する裏面の縦方向と非ローションティシュペーパー21のCD方向となり、後述する動摩擦係数の場合も同様である。
フィルムパック10を構成するフィルムの裏面と非ローションティシュペーパー21の、ミシン目部11の開封時に擦れ合う方向で測定した静摩擦係数0.20以上0.35以下に調整することにより、ミシン目部11の開封する際の力が伝わりやすく開封しやすくすることができる。また、上記の静摩擦係数が大きすぎると取出し性が悪くなる傾向にあるが、上記の範囲とすることで、非ローションティシュペーパー21の取出し性を損なうことがない。
また、フィルムパック10を構成するフィルムの裏面と非ローションティシュペーパー21の、ミシン目部11の開封時に擦れ合う方向で測定した動摩擦係数が、0.17以上0.27以下であることが好ましく、0.18以上0.26以下であることがより好ましく、0.20以上0.25以下であることが更に好ましい。フィルムパック10の裏面と非ローションティシュペーパー21の動摩擦係数が、上記の範囲であることにより、ミシン目部11の開封時に非ローションティシュペーパー21が破れにくくなる。また、上記の動摩擦係数が大きすぎると取出し性が悪くなる傾向にあるが、上記の範囲とすることで、非ローションティシュペーパー21の取出し性を損なうことがない。
表1から表3に示す特性を有するティシュペーパー包装体を作製した。
ティシュペーパーの原料に関しては、パルプ組成の含有率(質量%)が、NBKP35%、LBKP65%となるように調整した。また、いずれのティシュペーパーにもローションの薬液は塗工していない。
なお、実施例及び比較例では、フィルムパックは、上面に、ティシュペーパーを通過させて取出すためのスリットを形成可能な略直線状のミシン目部を、上面の長辺に対して平行に、かつ、短辺方向の中心に形成した。なお、ミシン目部の長手方向の中心点がフィルムパックの上面の長辺方向の中心となるように設けた。なお、フィルムパックを構成するフィルムは単層とした。
また、表中の静摩擦係数及び動摩擦係数は、フィルムパックを構成するフィルムの裏面とティシュペーパーのミシン目部の開封時に擦れ合う方向で上記方法により測定した。
JIS P 8124に基づいて測定し、シート1プライあたりに換算した。
シックネスゲージ(尾崎製作所製のダイヤルシックネスゲージ「PEACOCK」)を用いて測定した。測定条件は、測定荷重250gf、測定子直径30mmで、測定子と測定台の間に試料を置き、測定子を1秒間に1mm以下の速度で下ろしたときのゲージを読み取った。なお、1回の測定は2プライのシートを5組重ねて行い、測定を10回繰り返して測定結果を平均した。
JIS Z 1702に基づいて測定した。
実施例及び比較例について、モニター20人による以下の評価を行った。
モニター評価は、モニター20人が、各評価項目について、「よい」又は「悪い」を選択する方式で行った。評価基準は以下の通りである。A、B、及びCを合格とした。
A:「よい」が18人以上20人以下のとき
B:「よい」が14人以上17人以下のとき
C:「よい」が10人以上13人以下のとき
D:「よい」が、6人以上9人以下のとき
E:「よい」がいないか、1人以上5人以下のとき
フィルムパック(ティシュペーパー包装体)のコンパクトについて評価した。
使い始めの際のフィルムパックからティシュペーパーを引き出した時の引き出しやすさを評価した。
使い終わりの際に、ティシュペーパー使用時のドロップバックがないかどうかを評価した。
フィルムパックからティシュペーパーを引き出した時の破れにくさを評価した。
フィルムパックから引き出したティシュペーパーを展開して使用(鼻をかむ、汚れをふき取る等)した時の触感(柔らかさ)を評価した。
フィルムパックから引き出したティシュペーパーを展開して手に持ったときのボリューム感を評価した。
ティシュペーパー包装体の交換頻度について評価した。
10a (フィルムパックの)上面
11 ミシン目部
12 切込部
13 非切込部
20 (ティシュペーパー)の積層体
21 ティシュペーパー
22 半折り部分
100 ティシュペーパー包装体
CL フィルムパックの横方向に形成される辺の長さ
CW フィルムパックの縦方向に形成される辺の長さ
CH フィルムパックの高さ
PL ミシン目の長さ
L21 ティシュペーパーのシート幅
Claims (7)
- 2プライの非ローションティシュペーパーがフィルムパックにポップアップ式で収納されてなるティシュペーパー包装体であって、
前記フィルムパックの上面にミシン目部が形成されており、前記ミシン目部が、開裂されることによって前記ティシュペーパーを取り出すスリット状の取出し口を構成し、
パック密度が、0.11g/cm3以上0.22g/cm3以下であり、
3組目から15組目までの前記非ローションティシュペーパーの取出し抵抗の平均値が、60gf以上340gf以下であり、
前記非ローションティシュペーパーの取出し方向における引張強度が、250gf/25mm以上460gf/25mm以下であり、
前記非ローションティシュペーパーの紙厚が、0.6mm/10ply以上1.3mm/10ply以下であり、
前記非ローションティシュペーパーのシート幅に対する前記ミシン目部の長さが、0.4以上0.8以下であり、
前記非ローションティシュペーパーが、JIS P8113に基づく乾燥時の縦方向の引張強さDMDTと乾燥時の横方向の引張強さDCDTとの積の平方根GMTが、140gf/25mm以上280gf/25mm以下であり、
前記非ローションティシュペーパーの組数が、140組以上310組以下であるティシュペーパー包装体。 - 前記非ローションティシュペーパーは、ティシュソフトネス測定装置TSAにより測定した、6500Hzを含むスペクトルの極大ピークの強度TS7が、8dBV2rms以上14dBV2rmsであり、かつ、剛性Dが2.2mm/N以上4.6mm/N以下である請求項1記載のティシュペーパー包装体。
- 前記フィルムパックを構成するフィルムが単層又は複層であり、前記フィルムの最外層が梨地ポリエチレン、乳白ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、又は無延伸ポリプロピレンからなり、前記非ローションティシュペーパーが、前記フィルムによりキャラメル包装されている請求項1又は2記載のティシュペーパー包装体。
- 前記フィルムの厚みが、40μm以上120μm以下である請求項3記載のティシュペーパー包装体。
- 前記非ローションティシュペーパーの1組目が、半折りされている請求項1から4いずれか1項記載のティシュペーパー包装体。
- 前記非ローションティシュペーパーの1組目及び2組目が、半折りされている請求項1から4いずれか1項記載のティシュペーパー包装体。
- 前記非ローションティシュペーパーの坪量が、12g/m2以上22g/m2以下である請求項1から6いずれか1項記載のティシュペーパー包装体。
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