JP2023112111A5 - - Google Patents

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JP2023112111A5
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本願発明は、ロッキング機能を有する椅子に関するものである。
椅子の構造は千差万別であって様々な基準によって分類できるが、1つの基準として、背もたれがロッキング機能を有するか否かで分類できる。パイプ椅子と呼ばれる簡単な構造の場合は、ロッキング機能を備えていないことが多い。このようにロッキング機能を備えていない椅子において、着座者を後ろから囲う形態の上部支持フレームの後部に背もたれを固定した形態は公知である。
他方、簡単な構造であっても背もたれにロッキング機能を持たせることが提案されている。その例として、特許文献1には、座の左右両側に配置したサイドフレームの後端に、背もたれを後傾動可能に連結することが開示されている。この公知例では、サイドフレームは中空構造になっており、その内部に、背もたれの後傾動に対して抵抗を付与する板ばねが配置されている。
他方、特許文献2には、4本足方式の椅子において、座の後部から立ち上がった左右の背支柱に背もたれを後傾動自在に連結することが開示されている。特許文献2において、背支柱はパイプで作られており、背支柱の内部に、背もたれの後傾動に対して抵抗を付与するばねが配置されている。
また、特許文献3には、座の左右両側方に立設したサイド支柱の上端にアームを後傾動自在に連結し、左右アームの後端に背もたれを固定することが開示されている。逆に述べると、特許文献3では、背もたれに左右のアームを前向き突設し、アームの前端をサイド支柱に後傾動可能に連結している。ロッキングに抵抗を付与するばねは、アームとサイド支柱との連結部に内蔵していると推測される。特許文献3では、座がアームに一体に連結されており、アームが後傾すると座も後傾する。
特許文献4,5に記載された椅子は、着座者を後ろから囲うような形態の上部支持フレームを設けて、上部支持フレームの後部に背もたれを取り付けた場合において、上部支持フレームを複数本で構成して、これら複数本の上部支持フレームの曲がり変形を利用して背もたれの後傾動を許容している。
実開昭61-129557号のマイクロフィルム 実公平4-9863号公報 意匠登録第1627516号公報 特開2011-136203号公報 特表平9-502631号公報
特許文献4,5の構成では、複数本の上部支持フレームが必要になるため、シンプルさを求めるユーザーの要望には応えることができず、汎用性が低いと云える。また、フレーム材の曲がりを利用して背もたれにロッキング機能を付与しているため、背もたれが振れ動きやすくなるおそれもあり、この面でも汎用性に問題があると云える。
他方、特許文献1~3は、単純な外観であると共に背もたれの振れ動きはないため汎用性は高いと云えるが、いずれにおいても、連結部のスペースの制約から背もたれの後傾角度をあまり大きくすることができず、従って、ユーザーが受ける安楽性に限度があるといえる。また、特許文献1~3の椅子は、背もたれは、左右に独立して配置された支持部材に連結されているため、椅子全体としての剛性が高いとは言い難いと思料される。
本願発明はこのような現状を契機として成されたものであり、シンプルな外観を呈しつつ強度やロッキング機能に優れるなど改良された椅子を提供せんとするものである。また、本願は独立した発明たり得る多くの改良技術を含んでおり、これらの改良技術を提供することも課題となり得るものである。
本願発明は様々な構成を含んでおり、その典型例を各請求項で特定している。このうち請求項1の発明は、
「互いに分離した座と背もたれ、及び、前記座よりも高い位置において前記背もたれが取り付く背もたれ支持フレームとを有しており、
前記背もたれは、左右方向に長い形態であって平面視で後ろ向きに膨れるように円弧状に湾曲している一方、
前記背もたれ支持フレームは、着座者の肘関節と同じ程度の高さに配置されていて、前記背もたれを後ろから囲いつつ左右両端は前記背もたれよりも手前に延びていて全体として水平姿勢であり、
前記背もたれは、その背面部が左右2カ所において前記背もたれ支持フレームに連結されている
という構成になっている。
請求項2の発明は、請求項1において、
前記背もたれは、当該背もたれのうち上下中間高さ位置よりも低い下部において前記背もたれ支持フレームに連結されている
という構成になっている。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、
前記背もたれ支持フレームは丸パイプ製であって、座受け体から上向きに延びる左右の支柱部に取り付いている
という構成になっている。
請求項4の発明は、請求項において、
前記背もたれ支持フレームは、前記支柱部に対して後傾動可能に取り付いている
という構成になっている。
請求項5の発明は、請求項において、
前記支柱部は、弾性に抗して後傾するように座受け体に連結されている
という構成になっている。
本願発明において、脚装置は様々な形態を採用できる。例えば、ガスシリンダより成る脚柱を備えた形態を採用できる。すなわち、回転椅子に適用できる。或いは、4本足方式のような非回転式椅子にも適用できる。
◎請求項1の効果
本願発明では、背もたれ支持フレームは、背もたれの手前に延びる左右サイド部と背もたれの後ろに位置したリア部とが一体に繋がった形態になっているため、全体として高い剛性を有している。従って、背もたれ支持フレームを過剰に太くすることなく、背もたれをスムースに傾動する状態に安定的に支持できる。
実施形態では、背もたれは、背もたれ支持フレームの後傾動によって全体として後傾(下降)しつつ、背もたれ支持フレームに対して後傾動するため、全体としての後傾角度を大きくすることができる。すなわち、実施形態は、前後2箇所の回動支点を有するダブルロッキングシステムであるため、個々のロッキング角度に限度はあっても、全体としてのロッキング角度を大きくすることができる。従って、シンプルな外観でありながら、使用者に高い安楽性を提供できる。
さて、例えば特許文献1,2のように背もたれが後傾するだけの構成の場合、背もたれの後傾角度が大きくなると、着座者の頭が後ろに大きく移動するため、後ろを通る人の邪魔になったり、椅子を前後に並べているときに、後ろに座っている人の邪魔になったりしやすくなる。
これに対して実施形態では、サイド支持体に対する背もたれ支持フレームの連結部と、背もたれ支持フレームに対する背もたれの連結部とは前後にずれているため、背もたれ支持フレームに対する背もたれの後傾角度を過剰に大きくすることなく、背もたれの全体的な後傾角度を大きくすることができる。従って、着座者が頭を後ろに大きく移動させなくとも、高い安楽性を実現できる。その結果、後ろに座っている人の邪魔にならない状態で高い安楽性を確保できる。
着座者のロッキング姿勢として、休息状態を得るために顔を上に向けて上半身を後ろに反らせて後傾する場合と、例えば机上のモニターを見ながら後傾する場合のように、顎を引いて顔は前向きにした状態で上半身は後傾させる場合とがあるが、本願発明では、上部支持フレームの後傾に併せて背もたれを背もたれ支持フレームに対して後傾させることにより、前者の要請に応えることができる一方、背もたれ支持フレームのみを後傾させることにより、後者の要請に応えることができる。従って、使用者の要望にきめ細かく応えることができる。
また、背もたれ支持フレームの回動支点が座よりも下方にあると、背もたれ支持フレームの後傾動に伴って背もたれが座から遠ざかる現象があり、このため、着座者の身体と背もたれとの間に相対的な滑りが生じていわゆるシャツ捲れ現象が発生しやすいが、実施形態では、背もたれ支持フレームの回動支点は座よりも高い位置にあるため、背もたれ支持フレームの後傾動に伴って背もたれが後退することはなくて、シャツ捲れ現象を防止できる。
更に、上記のとおり、背もたれ支持フレームの回動支点が座の上方に位置していると、背もたれが後退することはないため、ロッキングに際して着座者の身体が後ろに後退する量は少なくなる。従って、椅子を前後に並べている場合、ロッキングに際して身体が後ろに反ることによって後ろの人に迷惑をかけることをより的確に防止できる。なお、身体を後ろに反らせることなく高いロッキング状態を得ることができるため、女性にとっても使いやすいと云える。
もたれは背もたれ支持フレームのサイド部に連結することも可能であるが、この場合は、背もたれの左右側部が背もたれ支持フレームに連結されるため、背もたれに作用した着座者の荷重が連結部の回動軸に対して曲げ力として作用する。従って、連結部にこじれが発生しやすくなることが懸念される。
これに対して、本願発明のように背もたれ支持フレームのリア部に背もたれを連結すると、背もたれに作用した荷重は後ろからリア部で支えられるため、連結部の回動軸に曲げ力が作用することを防止又は抑制して、高い支持強度を確保できる。
請求項2のように、背もたれ支持フレームに対する背もたれの回動支点を上下中間位置よりも下にずらすと、回動に伴って背もたれの下端が前向き移動する量が小さくなるため、着座者の身体に対する突っ張り感を無くして快適性を更に向上できる。
第1実施形態に係る椅子の外観を示す図で、(A)は前上方から見た斜視図、(B)は部分正面図、(C)は後ろ上方から見た斜視図、(D)は後ろ下方から見た斜視図である。 (A)は平面図、(B)は側面図、(C)は背面図である。 (A)はロッキング前の状態の側面図、(B)はロッキング状態の側面図である。 (A)(B)とも分離斜視図である。 (A)(B)とも背もたれの連結構造を示す分離斜視図である。 (A)は図2(C)のVIA-VIA 視断面図、(B)は背インナーシェルのうちナット保持部を手前から見た斜視図である。 背もたれの支持構造の変形例を示す図で、(A)は後ろから見た分離斜視図、(B)は図6(A)と同じ部位の断面図、(C)は一部部材を手前から見た分離斜視図 である。 上部支持フレームの連結構造を示す図で、(A)はカバーを分離した斜視図、(B)は上部支持フレームを分離した斜視図である。 上部支持フレームの連結構造を示す図で、(A)は前上方から見た分離斜視図、(B)は後ろ上方から見た分離斜視図である。 図2(A)の X-X視断面図である。 上部支持フレームの連結構造の変形例を示す図で、(A)は分離斜視図、(B)は一部部材の分離斜視図、(C)はフロントキャップの斜視図、(D)は上部支持フレームの斜視図、(E)は図10と同じ箇所の断面図である。 4本足方式の脚装置に適用した第2実施形態を示す図で、(A)は前上方から見た斜視図、(B)は前下方から見た斜視図、(C)は分離斜視図、(D)は(A)のD-D視断面図である。 第3~第7実施形態を示す図であり、(B)は(A)の部分的な平面図である。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下では、方向を特定するため前後・左右の文言を使用するが、この方向は椅子に普通に着座した人から見た状態を基準にしている。正面視方向は、着座者と相対向した方向である。まず、図1~11に示す第1実施形態(主たる実施形態)を説明する。
(1).椅子の概要
まず、図1~3を参照して椅子の概要を説明する。図1に示すように、椅子は、基本的な要素として、脚装置1と座2と背もたれ3とを備えている。脚装置1は、複数本(5本)の枝アームを有する接地体4の中央部にガスシリンダより成る脚柱5を立設した構造であり、各アームの先端にはキャスタを設けている。従って、本実施形態は回転椅子に適用している。
図1(D)に示すように、脚柱5の上端に、底面視(及び平面視)で略四角形のベース6が固定されている。ベース6には座受け部材7が前後スライド自在に装着されており、座受け部材7の上面に座2が取り付けられている。ベース6は例えばアルミダイキャスト品であり、座受け部材7は例えば合成樹脂の成型品である。
詳細は後述するが、座受け部材7は、弾性体の一例としてのばねによって後退位置に付勢されており、ロッキングに際して着座者の身体が伸び勝手になると、座2及び座受け部材7は臀部で押されて前進し得る。図3において、座2が前進した状態を表示している。図3の(A)と(B)との比較から理解できるように、本実施形態では、座受け部材7及び座2は、僅かながら上昇しつつ前進する。
椅子は、座2よりも高い位置において着座者を後ろから囲うように配置された背もたれ支持フレーム(以下、「上部支持フレーム」という)8を備えている。従って、上部支持フレーム8は、正面視において着座者(及び背もたれ3)の左右側方に位置する左右のサイド部9と、着座者(及び背もたれ3)の後ろに位置するリア部10とを有しており、背もたれ3 がリア部10に後傾動自在に連結されている。
当然のことであるが、背もたれ3はリア部10の手前に配置されている。上部支持フレーム8は、スチール管のような金属パイプで製造されているが、角形鋼管や金属製の丸棒又は角棒で製造することも可能である。
実施形態の背もたれ3は、着座者の身体を後ろから抱持するように平面視で後ろ向きに膨れた(前向きに凹んだ)形状に湾曲しており、上部支持フレーム8のリア部10は、背もたれ3の湾曲に倣うように湾曲している。
すなわち、平面視において、上部支持フレーム8のリア部10と背もたれ3の後面とは相似形になっている。また、サイド部9とリア部10とは、平面視で湾曲したカーブを成すように滑らかに連続している。従って、サイド部9及びリア部10はそれぞれ平面視で湾曲している。結局、上部支持フレーム8は全体として円弧に近い形態に湾曲しており、図2に明示するように、上部支持フレーム8と背もたれ3との間には、ある程度の間隔Eの隙間が空いている。また、上部支持フレーム8は、全体として水平姿勢になっている。
上部支持フレーム8の左右サイド部9は、座2の左右側方に配置されたサイド支持体13に後傾動可能に連結されている。サイド支持体13は、例えばアルミダイキャスト品であり、上下長手で板状の支柱部14と、その上端に一体に形成された前後長手で略円形の上水平状部15とを有している。そして、上水平状部15の後部に、上部支持フレーム8のサイド部9が弾性に抗して後傾動するように連結されている。上水平状部15は、エラストマー系の保護カバー16で覆われている。
サイド支持体13における支柱部14の下端には、座2の下方に回り込んだ基部17が一体に形成されており、基部17の先端部が、ベース6に形成された係合穴18(図1(D)や図2(B)参照)に嵌め込まれており、先端部がボルトでベース6に固定されている。
既述のとおり、脚柱5はガスシリンダより成っており、ガスシリンダのロックを解除すると、座2及び背もたれ3の高さを自在に調節できる。そして、例えば図1(A)(C)に明示するように、右側のサイド支持体13の上水平状部15に、ガスシリンダのロックを解除するための摘み(ノブ)19が、上水平部15の軸心回りに回転させ得るように装着されている。摘み19は左右いずれの方向にも回転可能であり、いずれの方向に回転させてもガスシリンダのロックが解除される。
摘み19の回転は、チューブに挿通されたワイヤーを介してロック解除レバーに伝達される。ワイヤーは、サイド支持体13の支柱部14に形成された溝に配置されている(詳細は後述する。)。図2(A)(B)に一点鎖線で示すように、サイド支持体13の上水平部15に肘当て20を取り付けることも可能である。
(2).ロッキングの動き
図3に示すように、本実施形態では、着座者が背もたれ3にもたれ掛かると、まず、上部支持フレーム8がサイド支持体13に対して後傾することによって第1段階のロッキングが行われ、次いで、上半身を後ろに反らせると、背もたれ3は上部支持フレーム8に対して後傾動し、第2段階のロッキングが行われる。従って、上部支持フレーム8の回動角度及び背もたれ3の回動角度がさほど大きくなくても、全体としての後傾角度を大きくできる。従って、簡易な構造でありながら、着座者に高い安楽性を付与できる。
また、上部支持フレーム8の回動支点は座2よりも高い位置にあってかつ側面視で略水平姿勢であるため、上部支持フレーム8の後傾動によって背もたれ3が後ろに移動することは殆どない。従って、ロッキングによって身体が後ろに大きく移動して後ろの人が迷惑を受けるといった問題は生じない。
また、上半身が後傾すると身体が伸び勝手になるが、本実施形態では座が前進するため、身体の伸びが許容される。従って、窮屈な状態のままでのロッキングでなくて、着座者は高い安楽性を享受できる。つまり、2段階でのロッキングと座の前進動とを組み合わせることにより、背もたれ3を後退させることなく高いロッキング機能と高い安楽性とを確保できる。この点、本実施形態の利点の一つである。
また、例えばオフィスワークにおいて、ロッキング状態で机上のモニターを見ることがあり、この場合は、上半身は反らせずに背もたれ3にもたれながら顎を引いた状態で視線をモニターに向けることになるが、本実施形態では、上半身を反らせることなく背もたれ3にもたれ掛かることによって上部支持フレーム8が後傾するため、安定したロッキング姿勢を確保しつつモニターを見ることができる。
他方、上半身を反らせると、背もたれ3が上部支持フレーム8に対して後傾動する。従って、使用者はストレッチ効果によって快適なロッキング状態を享受できる。なお、使用者がデスクワークを行う場合、上半身を前傾気味のする場合と、上半身を直立させる場合とがあるが、本実施形態では、上部支持フレーム8 の回動支点は着座者の腰の当たりの高さに位置しているため、使用者が腰部を背もたれ3 に当てた状態で前傾姿勢や直立姿勢を採っても、上部支持フレーム8 が後傾することはない。従って、使用者は、腰部を背もたれ3に当てた状態を保持しつつ、前傾姿勢や直立姿勢で執務することができる。
図2(B)(C)に示すように、上部支持フレーム8に対する背もたれ3の取り付け位置は、背もたれ3の上下中間高さ位置よりも下方に位置している。このため、背もたれ3が上部支持フレーム8に対して後傾するにおいて、背もたれ3に大きなモーメントが掛かって、背もたれ3を後傾させやすくなっている。また、背もたれ3の下端が着座者の身体に強く当たる現象も防止できる。
さて、図3(A)に示すように、仮に、背もたれ3が上部支持フレーム8におけるリア部10の後端の軸心O1を中心にして回動すると、背もたれ3の下端の任意の点P0はP1に移動するが、P1はP0よりもかなり高いため、背もたれ3は着座者を押し上げながら回動しようとする傾向を呈して、背もたれ3の軽快な後傾動を抑制する要因になると共に、背もたれ3が着座者の身体に対して相対的に上昇することによるシャツ捲れ現象が発生しやすくなると云える。
これに対して本実施形態では、図2(A)及び図3(A)に示すように、背もたれ3の回動軸心O2は、背もたれ3の後面よりも手前にずれているため、背もたれ3が後傾動してP0がP2に移動しても、P0とP2との高さ位置は殆ど変化しない。このため、背もたれ3を抵抗なく軽快に回動させ得ると共に、シャツ捲れ現象も生じない。
(3).背もたれとその取り付け構造
次に、背もたれ3の構造と上部支持フレーム8に対する背もたれ3の連結構造とを説明する。まず、図4~6に表示した構造を説明する。
図4(図1(B)も参照)に示すように、背もたれ3は、背インナーシェル(背板)22とその前面に張られた背クッション材23とを備えており、背クッション材23は表皮材24で覆われている。図1(C)(D)及び図6から理解できるように、表皮材24は袋状になっており、背インナーシェル22の後面も覆っている。従って、背もたれ3の外観は、殆どが表皮材24で構成されている。なお、背クッション材23はインサート成型によって背インナーシェル22に固定してもよい。また、インサート成型方式にしても後付け方式にしても、背クッション材23を背インナーシェル22の背面まで回り込ませてもよい。
背インナーシェル22は合成樹脂を材料にした形成品であり、既述のとおり平面視で前向きに凹んだ形態になっている。図4のとおり、背インナーシェル22の後面には、縦横に延びる多数の補強リブ25が形成されている。図6に示すように、背もたれ3は、縦断側面視においては、手前に向けて膨れるように緩く湾曲している。従って、着座者の
背中のS 字カーブにフィットするとともに着座者が上半身を後ろに反らせやすい形態になっている。また、ロッキング時に下端による突き出し現象も生じにくい。
例えば図4(B)に示すように、上部支持フレーム8を構成するリア部10に、左右2本のボス体26が前向きに突設されており、図5,6に示すように、ボス体26に、受けブラケット27が固定されている。受けブラケット27は、ボス体26に外側から嵌合したパイプ28と、左右の前向き側板27aとを備えており、パイプ28はビス30によってボス体26に固定されている。ボス体26は、上部支持フレーム8のリア部10に溶接されている。
図5のとおり、受けブラケット27の手前には、左右の後ろ向き側板31aを有する上下長手の押動ブラケット31が配置されており、押動ブラケット31における左右側板31aの間に受けブラケット27が配置されており、両者の側板27a,31aが左右長手の支軸33によって連結されている。また、押動ブラケット31と受けブラケット27との間でかつ支軸33の上方部に、発泡ウレタンエラストマ(ゴム)より成る第1弾性体34が配置されている。
受けブラケット27と押動ブラケット31とは、合成樹脂製で上下長手のカバー35によって後ろから覆われており、受けブラケット27と押動ブラケット31とカバー35とにより、連結ユニットが構成されている。そして、図4に示すように、背インナーシェル22の後面には、補強リブ25を部分的に無くすことによって上下長手の角形凹所36が形成されており、この角形凹所36に、受けブラケット27と押動ブラケット31とカバー35とから成る連結ユニットが後ろから嵌め込まれている。
受けブラケット27のパイプ28は、エラストマー等のゴム質素材からなる筒状の保護キャップ37で覆われている。図5,6に明示するように、保護キャップ37の下部には、ビス30を挿通できるように逃がし穴38が空いている。
図6に示すように、背クッション材23の前面のうち左右の角形凹所36の上部と下部とに対応した部位には、ナット39を手前から嵌め込みできるナット保持穴40が形成されている。ナット39は角形に形成されており、ナット保持穴40には、ナット39を抜けないように保持する係合突起41が形成されている。ナット39は、係合突起41を変形させた状態でナット保持穴40に強制的に嵌め込まれる。
図5,図6に示すように、カバー35に、押動ブラケット31の上部と下部とに重なる上下一対の重合部35aが形成されており、カバー35の重合部35aと押動ブラケット31とに挿通したビス42がナット39にねじ込まれている。従って、カバー35と押動ブラケット31とが、上下2か所において背インナーシェル22に共締めされている。
図5(B)に示すように、押動ブラケット31と第1弾性体34には、互いに連通した同心の位置決め穴43が形成されている一方、図6に示すように、背インナーシェル22には、位置決め穴43に入り込む位置決め突起44が形成されている。これにより、押動ブラケット31の位置が正確に規定されると共に、第1弾性体34は落下不に保持される。
図1(C)(D)や図2(B)(C)においてカバー35が露出しているが、実際には、カバー35は表皮材24で覆われていて視認できない。表皮材24から露出しているのは保護キャップ37だけである。
図7では、変形例を示している。この変形例では、まず、ボス体26とパイプ28とが、上下に平坦面を有する非円形になっている。このように上下に平坦面を形成すると、ドリル加工を正確に行える。また、図7の変形例では、押動ブラケット31はその下部の箇所だけにおいてビス42で背インナーシェル22に固定されている。カバー35の取り付け手段は、上下に設けた係合爪35aを使用したスナップ係合が採用されている。そこで、背インナーシェル22には、係合爪35aが弾性変形してから係合する係合穴22aを形成している。ナット39はT形に形成されている。
(4).背もたれに関するまとめ
図5,6に示すように、受けブラケット27の側板27aには、上に行くに従って後ろにずれる傾斜部45が形成されている。従って、受けブラケット27の側板27aと押動ブラケット31との間には、上に向けて所定角度θ1で広がる間隔が空いている。従って、着座者が背もたれ3にもたれて上半身を後ろに反らせると、背もたれ3は、第1弾性体34の弾性に抗して、支軸33の軸心(回動軸心O2)を支点にしてθ1だけ後傾動し得る(回動しうる)。
第1弾性体34は、着座者の荷重が掛かっていない状態で弾性復元力が生じるように予備圧縮されている。従って、着座者の荷重によって背もたれ3が抵抗なく急激に後傾する現象は発生せず、後傾動に対して適切な抵抗が付与される。なお、背もたれ3の前向き回動規制は、受けブラケット27の側板27aのうち傾斜部45の下方の部位が押動ブラケット31に当接することによって行われる。
既述のとおり、本実施形態の背もたれ3は、平面視で前向きに凹んだ形状になっていて使用者へのフィット性に優れているが、上部支持フレーム8は背もたれ3の後面と相似形になっているため、デザイン的に纏まっていて優れた美観を呈している。また、上部支持フレーム8はサイド部9とリア部10とが一体に連続しているため剛性に優れている。従って、上部支持フレーム8は過剰に太くすることなく、必要な強度を確保できる。
さて、特許文献4では、上部支持フレームのリア部は直線状の姿勢になっており、背もたれの後面に左右のホルダー部材で固定されている(背もたれに関する公知技術)。
そして、直線状の水平姿勢の1本のリア部に背もたれを後傾動可能に連結する場合は、左右複数箇所において背もたれを連結できるが、本実施形態のように上部支持フレーム8が平面視で湾曲していると、背もたれ3の後傾動を許容するには、背もたれ3を左右中間部においてリア部10に連結せねばならず、すると、連結強度が弱くなる問題がある。本実施形態は、このような問題の解消を1つの課題としている(背もたれに関する第1の課題)。
そして、本実施形態は、背もたれ3とリア部10との間に隙間を空けることにより、左右に離れて配置された複数のボス体26を介して背もたれ3を後傾動可能に連結できるため、背もたれ3の支持強度を向上できる(背もたれに関する第1の効果)。
また、図3を引用して説明したように、背もたれ3の回動中心が当該背もたれ3の後面よりも後ろに位置していると、背もたれ3の後傾動のスムース性が低下すると共にシャツ捲れ現象も発生しやすくなるという問題がある。本実施形態は、この問題の解消も課題としている(背もたれに関する第2の課題)。
そして、本実施形態では、支軸33を角形凹所36の内部に配置して、背もたれ3の回動支点O2を背もたれ3の後面よりも手前に配置したものであり、これにより、図3を参照して既に説明したように、背もたれ3の後傾動を軽快に行えると共にシャツ捲れも防止できる(背もたれに関する第2の効果)。
背もたれ3の後傾動に対して抵抗を付与する弾性体としてはコイルばねのようなばねも使用できるが、本実施形態のように第1弾性体34として発泡ウレタン系エラストマを使用すると、狭い空間にも無理なく配置できる利点がある。
また、本実施形態では、受けブラケット27と押動ブラケット31とカバー35と保護キャップ37とがユニット化されているため、ユニットを予め背もたれ3に取り付けておいてから表皮材24で覆い、次いで、受けブラケット27のパイプ28をボス体26に嵌め込んでビス30で固定する、という手順により、椅子の組み立てを簡単に行える。
(5).上部支持フレームの取り付け構造
次に、サイド支持体13に対する上部支持フレーム8の連結構造を説明する。まず、図8~10の形態を説明する。
既述のとおり、右側のサイド支持体13には脚柱5(ガスシリンダ)のロック解除するための操作部材を配置している。このため、左右のサイド支持体13は構造が少し相違しているが、上部支持フレーム8の連結構造は左右において共通している。ここでは、摘み19を備えていない左側の部位を取り上げて説明する。
図9に明示するように、上部支持フレーム8のサイド部9に、左右の上向き側板48aを有する押動ブラケット48が溶接によって固定されている。押動ブラケット48は、上向き側板48aを有するチャンネル状の部分と、その後ろに位置したボス部49とを備えており、ボス部49が、上部支持フレーム8のサイド部9に溶接によって固定されている。ボス部49の付け根部には、上部支持フレーム8の前端面に当たるフランジが一体に形成されている。押動ブラケット48は、スチールの鋳造品が採用されている。
図9に示すように、サイド支持体13における上水平状部15の後ろ寄り部位に平坦部51が形成されており、平坦部51に、角形ブロック52とその後ろに位置したタップ穴53とが形成されている。そして、平坦部51には、上向きの側板54aを有するチャンネル状の下部受けブラケット54が重ね配置されており、下部受けブラケット54は、タップ穴53にねじ込まれたビス55によって平坦部51に固定されている。下部受けブラケット54の前部には、角形ブロック52との干渉を回避するための切り欠きが形成されており、下部受けブラケット54の側板54aは角形ブロック52の左右側方に位置している。
下部受けブラケット54の内部には、下向き側板57aを有する上部受けブラケット57が嵌まり込んでいる。上部受けブラケット57は角形ブロック52を上から抱持しており、上下受けブラケット57,54における側板57a,54aの前部と角形ブロック52とが、左右長手のフロント支軸58によって連結されている。上部受けブラケット57の前端には、下向き鉤部59が折り曲げ形成されている。
更に、押動ブラケット48の溝状部位は上部受けブラケット57の内部に入り込んでおり、上下受けブラケット57,54における側板57a,54aの後部と押動ブラケット48における側板48aの後部とが、左右長手のリア支軸60によって連結されている。そして、押動ブラケット48と上部受けブラケット57との間に、発泡ウレタンエラストマ系の第2弾性体61を介在させている。
上下の受けブラケット57,54は回動不能に固定されている一方、押動ブラケット48は1本のリア支軸60で連結されており、かつ、押動ブラケット48の左右側板48aに、手前に向けて低くなる傾斜部62を形成している。従って、上部支持フレーム8は、第2弾性体61の弾性に抗して、リア支軸60の軸心回りに、傾斜部62と上受けブラケット57との広がり角度θ2だけ後傾動し得る。第2弾性体61も予備圧縮されている。
図10に示すように、上部受けブラケット57と角形ブロック52とフロント支軸58は、上方からフロント支軸58にねじ込まれたフロントビス63によって固定されており、押動ブラケット48とリア支軸60とは、上方からリア支軸60にねじ込まれたリアビス64によって固定されている。
図10に明示するように、下部受けブラケット54には、フロントビス55の頭が入り込む下向き突部54bを下向きに膨出形成しており、これに対応して、上水平状部15の平坦部51には、下向き突部54bが入り込む凹部51aを形成している。
サイド支持体13の上水平状部15は、既述の保護カバー16で覆われている。図9(B)に明示するように、保護カバー16の後部は完全な筒部16aになっていて、その後ろには下向きの開口部65が形成されている。また、保護カバー16の内部には、前後長手の多数のリブ66(図9(B)参照)が形成されている。
そして、図8(B)に示すように、保護カバー16は予め上部支持フレーム8に取り付けられており、椅子の組み立てに際しては、保護カバー16を所定位置よりも後ろに後退させつつ弾性変形させて上向きに曲げ起こした状態で各部材の組み付けを行い、最後に、保護カバー16を手前にずらすと共に元の形状に戻して、上水平状部15や各部材を包み込む。
(6).上部支持フレームの取り付け構造の変形例
図11では、上水平状部15の形態や上部支持フレーム8の連結構造等の変形例を示している。この変形例では、まず、上水平状部15は角形になっており、角形ブロック52は平面視でU形になっている。また、この実施形態でも上下の受けブラケット57,54を有しているが、図9のフロント支軸58は備えていない。上部受けブラケット57には、第2弾性体61をずれ不能に保持する上向き膨出部57bを形成している。
また、この変形例では、保護カバー16は前向きに開口しており、開口部65の手前の部位は下向きに開口したフロントスリット16cによって分断されている。そして、保護カバー16の前面は樹脂製のフロントキャップ67で塞がれている。フロントキャップ67には、後ろ向きに突出した下部リブ67aと、それよりも左右幅が大きい上部リブ67bとが一体に形成されている。
他方、保護カバー16の前部には、上水平状部15の前面に重なる壁16eを形成して、保護カバー16の壁16eとサイド支持体13の上水平状部15とに、フロントキャップ67の上部リブ67bが嵌入する凹所16f,15bを形成している。フロントキャップ67における上部リブ67bの後端には、係合爪67cを形成しており、係合爪67cは、上水平状部15の内部に形成した係合部15cに係合する。これにより、フロントキャップ67は抜け不能に保持される。
フロントキャップ67の下部リブ67aは、その上半部は保護カバー16のフロントスリット16cに嵌入する。そして、フロントキャップ67の下リブ67aの下半部は左右に広がった傘部になっており、保護カバー16のうちフロントスリット16cの両側の部位は、下リブ67aの傘部が下方から覆われている。従って、保護カバー16の前部に下方から人の指先が当たっても、保護カバー16が捲れることはない。
保護カバー16は射出成型法によって製造されるが、前向き開口の形態でかつフロントスリット16cを有することにより、容易に型抜きできる状態で製造できる一方、フロントスリット16cを挟んだ両側がフロントキャップ67の下リブ67aで覆われているため、人の指先が当たることによる捲れを防止できる。なお、保護カバー16は、金型を使用して成型してから、弾性変形させて型抜きするが、フロントスリット16cの存在により、容易に型抜きできる状態に変形させることができる。
(7).上部支持フレームの取り付け構造のまとめ
さて、椅子が肘当て機能を有していると、ユーザーフレンドリーである。また、椅子が肘当てを有している場合、椅子に腰掛けたり立ち上がったりするに際して、肘当てに手を掛けて(肘当てを手で掴んで)立ち上がったり腰を降ろしたりすることがあるが、肘当てと云えなくとも、椅子への腰掛けや立ち上がりに際して体重を支える部材があると便利である。しかし、専用の肘掛け装置を設けると、構造が複雑化してコストも嵩むことになるし、デザイン的なシンプル性も損なわれる。
他方、特許文献3には、背もたれから前向きに突設したアームを上下長手のサイド支持体に対して後傾動可能に連結することが開示されているが、サイド支持体は単なる柱の構造に過ぎないため、肘当て機能は期待できず、また、椅子への腰掛けや立ち上がりに際してサイド支持体の状態部を人が手で掴むといったことはできない。
本実施形態は、このような現状を改善することを課題の1つとして椅子に改良を加えている。
そして、本実施形態では、サイド支持体13に前後長手の上水平状部15を設けていることを1つの特徴としており、上水平状部15を掴んで椅子に腰掛けたり立ち上がったりすることができる。すなわち、上水平状部15を、着座・離席に際しての掴み部(突っ張り部)として機能させることができる。或いは、上水平状部15を肘当てとして機能させることも可能である。いずれにしても、ユーザーフレンドリーである。(構成・効果)。
そして、サイド支持体13の上水平状部15は、基本的な機能として上部支持フレーム8の連結機能を有しており、上部支持フレーム8を後傾可能に連結するための上水平状部15を掴み部や肘当てとして利用できるため、構造が複雑化することはない。従って、コストを抑制できると共に、シンプルさを維持して美観においても優れている。(効果)。
また、上水平状部15は前後方向に長いため、上部支持フレーム8を後傾動可能に連結するに当たって、部材の配置スペースを確保することができる。従って、上部支持フレーム8を必要な強度で上水平状部15に連結できる。実施形態のように保護カバー16を設けると、上部受けブラケット57等の配置に制約がなくなるため、特に好適である。保護カバー16は固有の意義を有しているが、この点は後述する。
(8).脚装置の別例
上記の実施形態では、脚装置1にガスシリンダよりなる脚柱5を使用したが、図12に示す第2実施形態では、脚装置140は、4本の棒足141を有している。従って、第2実施形態の椅子は、非回転式になっている。
各棒足141の上端には水平状部141aが曲げ形成されており、水平状部141aは椀状のベース142に溶接によって固定されている。そして、ベース142の中央部に、座受け部材7のボス穴94に下方から嵌着するテーパ状のボス突起143を固着している。従って、ガスシリンダ方式の脚装置1を備えて椅子と棒足式の脚装置140を備えた椅子とで、同一の座受け部材7が共用される。
これにより、脚装置1,140の構造が相違する複数種類の椅子を用意するにおいて、全体として部材や組み立てのコストを抑制できる。脚装置140が棒足式である場合は、座2を高さ調節するための摘み19は不要であるので、左右のサイド支持体13とも、長溝69や溝キャップ68を備えていないものを使用している(摘み19を取り付けたままであってもよいし、摘み19を取り付けつつ回転不能に保持してもよい。)。
12(C)に示すように、棒足141の水平状部141aはベース142の外周下部を貫通してベース142の内部に入り込んでいる。このため、強固に固定されている。また、ベース142に設けたフランジ142aによって座受け部材7が支持されている。このため、座受け部材7を安定的に支持できる。棒足141には木製等の化粧筒144を装着しているが、剥きだしの状態でもよい。
各棒足141の下端にキャスタを取り付けることも可能である。非回転式の脚装置としては、4本の棒足方式の他にも様々な形態を採用できる。例えば、側面視U形の形態や、側面視台形状の形態も採用できる。
棒足141に木製の化粧筒144を設け設ける場合、上水平状部15に設けた保護カバー16を木製に形成することが可能である。この場合は、木製の保護カバー16は変形できないので、図12(D)に示すように下向きに開口した形態に製造して、上から上水平状部15に装着することになる。
木製保護カバー16の固定手段としては、上部内面に樹脂製の天部材16gを接着剤によって固定している一方、上水平状部15に樹脂製の下キャップ16hを下方から装着し、下キャップ16hに挿通したビス16iを天部材16dにねじ込むといったことができる。
(9).ロッキング機構の別例
13では、ロッキング機構の別例である他の実施形態を示している。このうち(A)(B)に示す第3実施形態では、上部支持フレーム8のコーナー部11に左右方向に向いたボス体146を設けており、背もたれ3は、(A)に簡略表示したブラケット装置147によってボス体146に回動可能に連結されている。他の構造は第1実施形態と同じである。
13のうち(C)に示す第3実施形態では、上部支持フレーム8のリア部10を背もたれ3の下方に配置し、リア部10に、第1実施形態と同じボス体26を上向き姿勢で取り付けている。この実施形態では、背もたれ3を回動させる部材は、第1実施形態と同じものが姿勢を90°変えて使用されている。この実施形態では、背もたれ3の回動支点は下部に位置するため、背もたれ3は第1実施形態よりも後傾しやすくなっている。
13のうち(D)に示す第4実施形態では、サイド支持体13の上下長手の支柱部14が上下に分離しており、上部14aが後傾可能な状態で下部14bに連結されている。後傾動に抵抗を付与する弾性体は内蔵されている。弾性体として、ループ状に巻かれた線材の両端を接線方向に突出させたばねを使用することも可能である。上部支持フレーム8は、サイド支持体13の上水平状部15に対して相対動不能に固定されている。
13のうち(E)に示す第5実施形態及び(F)に示す第6実施形態では、サイド支持体13は、その下端部がベース6に後傾動可能に連結されている。背もたれ3は、第1実施形態と同様に、上部支持フレーム8に対して後傾動する。
(E)に示す第5実施形態では、サイド支持体13は第1実施形態と同様に側面視T形になっているが、(F)の第6実施形態では、サイド支持体13は上下長手の支柱部14のみで構成されて、上端に上部支持フレーム8が一体に繋がっている。(E)では、上部支持フレーム8はサイド支持体13の座受け部材7に固定されている。(E)(F)の例では、ロッキング状態で背もたれ3が後退するため、必ずしも座2を前進させる必要はない。
以上、本願発明の実施形態を説明したが、本願発明は他にも様々に具体化できる。例えば、本願発明は、可搬式の椅子のみでなく、劇場用椅子のような固定式の椅子にも適用できる。
本願発明は、椅子に具体化できる。従って、産業上利用できる。
1 脚装置
2 座
3 背もたれ
5 脚柱(ガスシリンダ)
6 ベース
7 座受け部材
8 上部支持フレーム(背もたれ支持フレーム)
9 上部支持フレームのサイド部
10 上部支持フレームのリア部
13 サイド支持体
14 支柱部
15 上水平状部
16 保護カバ

Claims (5)

  1. 互いに分離した座と背もたれ、及び、前記座よりも高い位置において前記背もたれが取り付く背もたれ支持フレームとを有しており、
    前記背もたれは、左右方向に長い形態であって平面視で後ろ向きに膨れるように円弧状に湾曲している一方、
    前記背もたれ支持フレームは、着座者の肘関節と同じ程度の高さに配置されていて、前記背もたれを後ろから囲いつつ左右両端は前記背もたれよりも手前に延びていて全体として水平姿勢であり、
    前記背もたれは、その背面部が左右2カ所において前記背もたれ支持フレームに連結されている、
    椅子。
  2. 前記背もたれは、当該背もたれのうち上下中間高さ位置よりも低い下部において前記背もたれ支持フレームに連結されている、
    請求項1に記載した椅子。
  3. 前記背もたれ支持フレームは丸パイプ製であって、座受け体から上向きに延びる左右の支柱部に取り付いている、
    請求項1又は2に記載した椅子。
  4. 前記背もたれ支持フレームは、前記支柱部に対して後傾動可能に取り付いている、
    請求項3に記載した椅子。
  5. 前記支柱部は、弾性に抗して後傾するように座受け体に連結されている、
    請求項3に記載した椅子。
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