JP2007105293A - 椅子 - Google Patents

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厚亮 徳井
Kazuyuki Ito
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Abstract

【課題】背のロッキング機構、背座の高さ調節機構等の作動機構を有する椅子において、その作動機構を起動するべく操作される操作体を外観上目立たせないようにする。
【解決手段】使用者の手指によって操作される操作体を肘掛け31の下部に配設し、その操作体の指掛け部51が肘掛け31の上面に対して接近離間するように可動に支持させる。肘掛け31の側壁35で操作体を外側方より遮蔽しつつ肘掛け31の下辺に沿った一部を切り欠いて指掛け部51を外側方に露出させ、並びに、操作体が操作されていない状態で、側面視肘掛け31の下辺と指掛け部51の下辺とが略連続する同一曲線ないし直線状をなすように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、肘掛けを備え、かつ背のロッキング機構や背座の高さ調節機構等の作動機構を有している椅子に関する。
一般的な椅子の背のロッキング機構は、背凭れと座との間をガススプリングを以て連結し、ガススプリングの伸縮を通じて背の傾斜角度を調節し得るものである。背凭れを傾動させようとする際には、ガススプリングのプッシュボタン(プッシュロッド)を押下してピストン内のバルブを開き、ガススプリングの伸縮動作を解禁する必要がある。背座の高さ調節機構もまた、ガススプリングを用いて構築されている点で同様である。
従来、着座した使用者がそのままの姿勢で操作しやすい箇所、例えば肘掛けの側面や前面にレバー、ボタン等の操作体を突設するとともに、その操作体をワイヤ等を介してガススプリングのプッシュボタンに接続して、操作体が操作されたときにガススプリングの伸縮動作が解禁されるようにしている(下記特許文献を参照)。
特開平10−165255号公報 特開2001−128777号公報
しかしながら、上記例の椅子の如く肘掛けから操作体を突き出させておくと、その存在がどうしても目立ち、ともすれば家具としての美観や格調を損ないかねないきらいがある。このことは特に、役員室や議場等において使用されるハイエンドクラスの椅子で問題となる。
以上に鑑みてなされた本発明は、操作の簡便性を保ちながら、操作体を外観上目立たせないようにすることを所期の目的としている。
上述した課題を解決するべく、本発明では、背凭れ、座やその他の構成部材を作動させるための作動機構を有している椅子において、使用者の上肢を載せ置くことのできる肘掛けと、肘掛けの後端部を下方より支持する支桿と、肘掛けの前端から下方に向かい支桿の下端部に連なる下部アームとによって形作られる側面視環状のサークル肘の内周側に、使用者の手指によって操作され受けた操作力を作動機構に伝達する操作体を配設した。このようなものであれば、操作の簡便性を損なわずに、操作体の存在を目立たせないようにすることができる。加えて、椅子を移動させたときに何かに衝突したとしても、操作体が不意に駆動され(て作動機構が作動す)るおそれが小さく、また操作体の破損も回避できる。
操作体を肘掛けの下部に配設し、この操作体を、使用者の手指が掛けられる指掛け部が肘掛けの上面に対して接近離間するように可動に支持させてなり、肘掛けの側壁で操作体を外側方より遮蔽しつつ肘掛けの下辺に沿った一部を切り欠いて指掛け部を外側方に露出させ、並びに、操作体が操作されていない状態で、側面視肘掛けの下辺と指掛け部の下辺とが略連続する同一曲線ないし直線状をなすように構成すれば、操作体が肘掛けの一部であるかのような外観を形作ることができ、その存在を目立たせずに済む。しかも、着座した使用者がそのままの姿勢で操作体を操作することが可能である。従って、操作の簡便性と家具としての美観、格調との両立を図ることができる。
操作体の指掛け部と肘掛けの上面との距離を、片手でこれら操作体と肘掛けとを掴むことができる大きさに設定すれば、親指または手の平の付け根を肘掛けの上面に掛けながら、他の指を操作体の指掛け部に掛けて操作することができる。即ち、使用者が、肘掛けを掴む(または、握る)ようにして操作体を操作することができ、力を入れやすい。
操作体が前後方向に延伸し、その先端側に指掛け部を設けるとともに、その基端側をヒンジを介して肘掛けに組み付けて指掛け部が上下に回動し得るようにしたものであるならば、指掛け部とヒンジとの間の距離を大きくとることができ、軽い操作力で操作体を操作可能、ひいては作動機構を作動可能となる。加えて、指掛け部自体を前後方向に長く延ばすこともでき、使用者の体格や好み等に応じて手指を掛ける位置を任意に変えられるようになる。また、指掛け部を長く見せることで、指掛け部を完全に肘掛けの一部に見せかけることもできる。
前記ヒンジを肘掛けの後端部に配して操作体の後端側を支持させるとともに、この操作体に設けた指掛け部の前縁を肘掛けの前端部に近接させていれば、指掛け部を肘掛けの前方寄りに配置できることから、着座した使用者がこれを操作するのに都合がよい。
操作体が前後に長尺で、その後端部をヒンジを介して支持させるものであると、反対側の前端部が幅方向にぶれる可能性が否めない。よって、操作体の前端片を挿入可能なスロットを肘掛けの前端部に形成し、これら前端片とスロットとの係合を通じて操作体の前端側が幅方向にぶれることを抑制することが好ましい。
操作体が肘掛けの内側縁より内方に突出せず、並びに肘掛けの外側縁より外方に突出しないものであれば、操作体が不必要に目立たず、また使用者が座ったり立ったりする妨げにもならない。
ロック位置とアンロック位置との間で切り替わる切替部材を実装し、切替部材の遷移を通じて作動機構の作動状態を変化させるものとし、切替部材がアンロック位置にあるときに操作体が操作されることで切替部材がロック位置に切り替わり、再度操作体が操作されない限りロック位置に維持されるように構成することもできる。ガススプリングのプッシュボタンをワイヤ等を介して操作体に直結している場合、ガススプリングを伸縮可能状態に維持するためには操作体に操作力を加え続けておく必要がある。翻って、ガススプリングのプッシュボタンに連なるワイヤ等を切替部材に接続し、切替部材をロック位置に遷移させることでプッシュボタンを押下する場合、一旦切替部材をロック位置に切り替えてしまえばその後操作体から手指を離してもガススプリングは伸縮可能状態のままとなる。ガススプリングの伸縮動作を禁止するには、再度操作体を操作して切替部材をロック位置から解放すればよい。尤も、操作体と作動機構とを直結するのか、切替部材を介在させるのかは、作動機構の機能や性質に応じて適宜に決定することができる。
操作体の指掛け部が、操作力が加えられると初期位置から上昇し操作力が失われると前記切替部材の位置を問わず初期位置まで降下する、換言すれば切替部材の位置如何にかかわらず(即ち、作動機構の作動状態如何にかかわらず)指掛け部から手指を離せば必ず初期位置に戻り中途半端な位置に停止したりしないものとすれば、操作されていない状態では同じ外観を呈することとなる。これは、家具としての美観、格調を高めることにつながる。
より具体的には、前記切替部材に、肘掛けに設定されたロックポイントに係合して当該切替部材をロック位置に係止し、肘掛けに設定されたアンロックポイントに係合して切替部材をアンロック位置に位置づける係止体を設けておき、係止体がアンロックポイントにある状況下で操作レバーが操作されるに伴い係止体がアンロックポイントを離脱し第一の軌跡を巡ってロックポイントに至り、並びに、係止体がロックポイントにある状況下で再度操作レバーが操作されるに伴い係止体がロックポイントを離脱し第二の軌跡を巡ってアンロックポイントに至るようにする。
操作体の指掛け部が、正面視略U字型に湾曲する外周面をなしているならば、使用者が外側方より肘掛け及び指掛け部を掴みやすく、操作感、触り心地もよくなる。
一基の椅子が二種以上の作動機構を有する場合、それら作動機構の各々に対応する少なくとも二個の操作体が配設されることになる。このとき、操作体を左右両側の肘掛けにそれぞれ配設し、各操作体を別々の作動機構に割り当てることで、家具としての美観、格調を損なわない無理のない構成とすることができる。また、二個以上の操作体を一定範囲内に集合させている場合のように、使用者が操作体を取り違えて操作してしまうこともない。
本発明によれば、作動機構を起動するべく操作される操作体を、その操作の簡便性を保ちながらも外観上目立たないようにすることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1、図2に示すように、本実施形態の椅子は、座1と、背凭れ2と、左右両側の肘3と、これらを支持する脚4とを具備する。
この椅子は、作動機構として、背のロッキング機構、背座の高さ調節機構を有している。これらの作動機構(図示せず)は、既存の椅子におけるそれと同様に構築できる。即ち、背のロッキング機構は、背凭れ2と座1とをガススプリングを以て連結し、ガススプリングの伸縮を通じて背凭れ2を傾動可能とする。背座の高さ調節機構は、脚4と座1との間にガススプリングを介在させ、やはりガススプリングの伸縮を通じて座1、背凭れ2等を上下動可能とする。何れの作動機構も、ガススプリングを要素に含んでおり、定常時にはその伸縮動作を禁止して背の傾斜角度や背座の高さ位置を固定する。背の傾斜角度や背座の高さ位置を調節するためには、対象の作動機構におけるガススプリングの伸縮動作を解禁する必要がある。
本実施形態では、ガススプリングのプッシュボタンを押下駆動するべく操作される操作体5を左右の肘3に配設し、使用者が着座した姿勢でこれを操作できるようにしている。以降、左右の肘3及び操作体5に関して詳述する。
肘3は、上面に使用者の上肢を載せ置くことのできる肘掛け31と、肘掛け31の後端部を下方より支持する支桿32と、肘掛け31の前端から後下方に向けて湾曲して支桿32の下端部に連なる下部アーム33とが一体的な側面視環状のサークル肘を形作るものである。肘3の内側方には内カバー34を、外側方には外カバー35をそれぞれ装着し、肘掛け31の内外を遮蔽する側壁を構成している。
図3に示すように、操作体5は、肘掛け31の下部、内カバー34と外カバー35との間隙に配設する。図4、図5に示すように(図4、図5では、内カバー34、外カバー35を取り除いている)、操作体5は、前後方向に延伸し、先端側に指掛け部51を設けるとともに、基端側をヒンジ38を介して肘掛け31に組み付けてあって、使用者は指掛け部51に手指を掛けてこれを上下に回動させることができる。本実施形態では、ヒンジ38を肘掛け31の後端部に配して操作体5の後端側を支持させるとともに、操作体5に設けた指掛け部51の前縁を肘掛け31の前端部に近接させている。操作体5の前後方向の中間よりもやや後方の部位には、操作体5を幅方向に貫通する長孔52を穿つ。長孔52には支軸39(先端部にねじを切ったボルトであることがある)を挿通し、その支軸39を肘掛け31に対して固定する。支軸39は、操作体5の回動を案内しながら回動の始終点を規定し、併せて操作体5の幅方向への変位を規制する役割を担う。
指掛け部51は、概ね操作体5の前半部を占める。図3に示しているように、操作体5の指掛け部51は、正面視略U字型に湾曲する外周面をなす。
肘掛け31の前端部、詳しくは肘掛け31とアーム33とがなす円弧形状の内周の領域には、ブロック36を装着する。ブロック36は、操作体5の指掛け部51の前縁に相対し、図6に示すように、その後向面に上下方向に延伸するスロット(溝穴)37を形成してある。他方、図4等に示しているように、操作体5には、指掛け部51の前縁よりも前方に突出する前端片53を設けている。操作体5の前端片53は上記のスロット361に挿入され、これら前端片53とスロット361との係合によって操作体5の前端側が幅方向にぶれることを抑制する。
操作体5を含めて肘掛け31の内部はカバー34、35によって隠蔽されるが、一方で肘掛け31の下辺に該当する部位を一部切り欠き、指掛け部51の外側面及び下面を外部に露出させている。図1、図4等に示しているように、操作体5が操作されていないとき、側面視肘掛け31の下辺と指掛け部51の下辺とが略連続する同一曲線ないし直線状をなす。この初期位置で、操作体5の指掛け部51と肘掛け31の上面との離間距離は、片手で両者を掴むことができる大きさに設定してある。椅子に着座した使用者は、肘掛け31を掴む、または握るようにして、図2、図5等に示しているように、操作体5を持ち上げる操作を行うことができる。
既に述べたように、本実施形態の椅子は、少なくとも二種の作動機構、即ち背のロッキング機構、背座の高さ調節機構を有している。しかして、左右両側の肘3に配設した各操作体5に、それぞれの作動機構を割り当てている。例えば、着座した使用者から見て左側の操作体5に背座の高さ調節機構を割り当て、右側の操作体5に背のロッキング機構を割り当てる。
背座の高さ調節機構は、操作体5が持ち上げられている間背座の高さ位置が調節可能となり、指掛け部51から手指が離されて操作体5が初期位置に降下すると背座の高さ位置が固定されるものとする。そのために、左側の操作体5を、背座の高さ調節機構の要素であるガススプリングのプッシュボタンに、ワイヤ(または、その他のリンク部材等)6を介して直結する。図5に示しているように、操作体5が持ち上げられるとワイヤ6が引っ張られ、ガススプリングのプッシュボタンが押下される。結果、ガススプリングの伸縮動作が解禁され、座1や背凭れ2等を上下動させ得る状態となる。操作体5に加えられていた操作力が失われると、操作体5の自重により、さらにはガススプリングのプッシュボタンがワイヤ6を逆に引っ張り返す弾性力により、操作体5が図1及び図4に示している初期位置まで降下する。同時に、ガススプリングのプッシュボタンを押下していた操作力が失われるため、ガススプリングの伸縮動作が禁止されて、座1や背凭れ2等が上下動し得ない状態となる。
背のロッキング機構は、背座の高さ調節機構とは異なり、一旦操作体5を持ち上げる操作が行われると背の傾斜角度が調節可能となり、その後指掛け部51から手指が離されて操作体5が初期位置に降下しても背の傾斜角度は固定されず、再度同様の操作が行われてはじめて背の傾斜角度が固定されるものとする。そのために、ロック位置とアンロック位置との間で切り替わる切替部材7を実装し、この切替部材7の遷移を通じて背座の高さ調節機構の作動状態を変化させる、換言すれば背座の高さ調節機構の要素であるガススプリングの伸縮動作を解禁/禁止するように構成する。
図7に示すように(図7では、内カバー34、外カバー35及び操作体5を取り除いている。また、切替部材7を一点鎖線で示している)、切替部材7は、肘掛け31に対して固定され幅方向に伸びる支軸39回りに回動可能に支持させている。切替部材7は、回動中心となる支軸39の位置から二方に腕を伸ばす側面視略く字型をなし、その上側の腕に係止体8を設けている。係止体8は、切替部材7を所定のロック位置に係止するためのもので、切替部材7の内側方に並立し、切替部材7に対して略平行に回動可能であるようにヒンジ71を介して取着してある。切替部材7と係止体8(のピン81)との間にはばね72を介在させて、係止体8を後方に弾性付勢する。係止体8の先端部からは、内側方に向けてピン81が突出している。
肘掛け31のフレームまたは内カバー34の外向面には、外側方に向けて開口する凹溝37を設けている。凹溝37は、側面視後方にやや傾いた略ハート型をなしており、係止体8より突出するピン81はこの凹溝37内に収容される。即ち、凹溝37に沿って係止体8のピン81が摺動可能となっており、ピン81の摺動に連動して係止体8及び切替部材7が支軸39回りに回動するようになっている。その上で、凹溝37の最下点をアンロックポイントR、上部の谷点をロックポイントLに設定して、係止体8のピン81がロックポイントLに係合したときに切替部材7がロック位置をとり、係止体8のピン81がアンロックポイントRに係合したときに切替部材7がアンロック位置をとるものとしている。ロックポイントLは、アンロックポイントRから見て後上方に位置している。切替部材7がアンロック位置からロック位置に遷移するとき、切替部材7の上側の腕は上方に変位し、下側の腕は前方に変位する。逆に、切替部材7がロック位置からアンロック位置に遷移するときには、切替部材7の上側の腕は下方に変位し、下側の腕は後方に変位する。
背のロッキング機構の要素であるガススプリングのプッシュボタンは、切替部材7の下側の腕に、ワイヤ(または、その他のリンク部材等)6を介して接続する。
アンロックポイントRまたはロックポイントLにある係止体8のピン81がこれらのポイントを脱するためには、係止体8を浮上させる必要がある。つまり、操作体5に加えられる操作力を利用して、係止体8を浮上させるのである。図8ないし図11に示すように(図8ないし図11では、内カバー34、外カバー35を取り除いている。また、操作体5を一点鎖線で示している)、切替部材7には、外側方に突出する凸軸73を、係止体8を装着するヒンジ71と側面視同軸となる位置に設けており、この凸軸73を操作体5に予め穿った係合孔54に係合させている。係合孔54は、上下方向に延伸し、長孔52よりも前方、切替部材7の凸軸73と側面視重なり合う部位に穿ってある。
操作体5と切替部材7との連動について説明する。図8に示しているように、操作体5が初期位置にあり、切替部材7がアンロック位置にあるとする。係止体8のピン81は、アンロックポイントRに係合している。切替部材7がアンロック位置にあるとき、ガススプリングのプッシュボタンは押下されず、ガススプリングの伸縮動作が禁止されて、背凭れ2等が傾動し得ない状態となる。ここから、操作体5が持ち上げられると、係合孔54と凸軸73との係合を通じて切替部材7の上側の腕が上方に回動する。並びに、係止体8が浮上し、ピン81がアンロックポイントRを脱して第一の軌跡たる凹溝37の前半側に沿って摺動する。図9に示しているように、係止体8のピン81は凹溝37の前半側における最上位近傍に位置づけられるが、ロックポイントLには至っていない。この後、操作体5に加えられている操作力が失われ、操作体5が降下し始めると、切替部材7の上側の腕が下方に回動し、係止体8が沈下する。同時に、後方に弾性付勢されている係止体8がヒンジ71回りに回動し、ピン81が後方に滑落してロックポイントLに係合する。係止体8のピン81がロックポイントLに係合することで、切替部材7はロック位置に係止される。しかしながら、係合孔54が上下方向に延伸していることから、係合孔54と凸軸73との係合が途中で解消され、操作体5は初期位置まで妨げられることなく降下することができる。
引き続き、図10に示しているように、操作体5が初期位置にあり、切替部材7がロック位置にあるとする。係止体8のピン81は、ロックポイントLに係合している。切替部材7がロック位置にあるとき、ワイヤ6が引っ張られ、ガススプリングのプッシュボタンが押下される。結果、ガススプリングの伸縮動作が解禁され、背凭れ2等を傾動させ得る状態となる。ここから、操作体5が持ち上げられると、途中で係合孔54と凸軸73とが係合して切替部材7の上側の腕が上方に回動する。並びに、係止体8が浮上し、ピン81がロックポイントLを脱するが、既に述べたように係止体8は後方に弾性付勢されているため、ピン81は第二の軌跡たる凹溝37の後半側に沿って摺動する。図11に示しているように、係止体8のピン81は凹溝37の後半側における最上位近傍に位置づけられるが、アンロックポイントRには至っていない。この後、操作体5に加えられている操作力が失われ、操作体5が降下すると、切替部材7の上側の腕が下方に回動し、係止体8が沈下する。そして、ピン81が後方に滑落し、凹溝37の後半側に沿ってアンロックポイントRに至り、これに係合する。係止体8のピン81がアンロックポイントRに係合することで、切替部材7はアンロック位置に係止される。
本実施形態によれば、背凭れ2、座1やその他の構成部材を作動させるための作動機構を有している椅子において、背凭れ2、座1やその他の構成部材を作動させるための作動機構を有している椅子において、使用者の上肢を載せ置くことのできる肘掛け31と、肘掛け31の後端部を下方より支持する支桿32と、肘掛け31の前端から下方に向かい支桿32の下端部に連なる下部アーム33とによって形作られる側面視環状のサークル肘3の内周側に、使用者の手指によって操作され受けた操作力を作動機構に伝達する操作体5を配設しているため、操作の簡便性を損なわずに、操作体5の存在を目立たせないようにすることができる。加えて、椅子を移動させたときに何かに衝突したとしても、操作体5が不意に駆動されるおそれが小さく、また操作体5の破損も回避できる。
操作体5を肘掛け31の下部に配設し、この操作体5を、使用者の手指が掛けられる指掛け部51が肘掛け31の上面に対して接近離間するように可動に支持させてなり、肘掛け31の側壁35で操作体5を外側方より遮蔽しつつ肘掛け31の下辺に沿った一部を切り欠いて指掛け部51を外側方に露出させ、並びに、操作体5が操作されていない状態で、側面視肘掛け31の下辺と指掛け部51の下辺とが略連続する同一曲線ないし直線状をなすように構成したため、操作体5が肘掛け31の一部であるかのような外観を形作ることができ、その存在を目立たせずに済む。しかも、着座した使用者がそのままの姿勢で操作体5を操作することが可能である。従って、操作の簡便性と家具としての美観、格調との両立を図ることができる。
操作体5の指掛け部51と肘掛け31の上面との距離を、片手でこれら操作体5と肘掛け31とを掴むことができる大きさに設定しているため、親指または手の平の付け根を肘掛け31の上面に掛けながら、他の指を操作体5の指掛け部51に掛けて操作することができ、力を入れやすい。
操作体5が前後方向に延伸し、その先端側に指掛け部51を設けるとともに、その基端側をヒンジ38を介して肘掛け31に組み付けて指掛け部51が上下に回動し得るようにしたものであるため、指掛け部51とヒンジ38との間の距離を大きくとることができ、軽い操作力で操作体5を操作可能、ひいては作動機構を作動可能となる。加えて、指掛け部51自体を前後方向に長く延ばすこともでき、使用者の体格や好み等に応じて手指を掛ける位置を任意に変えられるようになる。また、指掛け部51を長く見せることで、指掛け部51を完全に肘掛け31の一部に見せかけることもできる。
前記ヒンジ38を肘掛け31の後端部に配して操作体5の後端側を支持させるとともに、この操作体5に設けた指掛け部51の前縁を肘掛け31の前端部に近接させているため、指掛け部51を肘掛け31の前方寄りに配置でき、着座した使用者がこれを操作するのに都合がよい。
操作体5が前後に長尺で、その後端部をヒンジ38を介して支持させるものであると、反対側の前端部が幅方向にぶれる可能性が否めない。だが、操作体5の前端片53を挿入可能なスロット361を肘掛け31の前端部に形成しており、これら前端片53とスロット361との係合を通じて操作体5の前端側が幅方向にぶれることを抑制している。
操作体5は肘掛け31の内側縁より内方に突出せず、並びに肘掛け31の外側縁より外方に突出しないものであるため、操作体5が不必要に目立たず、また使用者が座1ったり立ったりする妨げにもならない。
右側の肘3では、ロック位置とアンロック位置との間で切り替わる切替部材7を実装し、切替部材7の遷移を通じて作動機構の作動状態を変化させるものとし、切替部材7がアンロック位置にあるときに操作体5が操作されることで切替部材7がロック位置に切り替わり、再度操作体5が操作されない限りロック位置に維持されるように構成している。より具体的には、前記切替部材7に、肘掛け31に設定されたロックポイントLに係合して当該切替部材7をロック位置に係止し、肘掛け31に設定されたアンロックポイントRに係合して切替部材7をアンロック位置に位置づける係止体8を設けておき、係止体8がアンロックポイントRにある状況下で操作レバーが操作されるに伴い係止体8がアンロックポイントRを離脱し第一の軌跡を巡ってロックポイントLに至り、並びに、係止体8がロックポイントLにある状況下で再度操作レバーが操作されるに伴い係止体8がロックポイントLを離脱し第二の軌跡を巡ってアンロックポイントRに至るようにする。これにより、一旦切替部材7をロック位置に切り替えてしまえばその後操作体5から手指を離しても(背のロッキング機構の)ガススプリングが伸縮可能状態のままとなる。
操作体5の指掛け部51が、操作力が加えられると初期位置から上昇し操作力が失われると前記切替部材7の位置を問わず初期位置まで降下する、換言すれば切替部材7の位置如何にかかわらず指掛け部51から手指を離せば必ず初期位置に戻り中途半端な位置に停止したりしないため、操作されていない状態では同じ外観を呈することとなる。これは、家具としての美観、格調を高めることにつながる。
操作体5の指掛け部51が、正面視略U字型に湾曲する外周面をなしているため、使用者が外側方より肘掛け31及び指掛け部51を掴みやすく、操作感、触り心地もよくなる。
一基の椅子が二種以上の作動機構を有する場合、それら作動機構の各々に対応する少なくとも二個の操作体5が配設されることになるが、操作体5を左右両側の肘掛け31にそれぞれ配設し、各操作体5を別々の作動機構に割り当てることで、家具としての美観、格調を損なわない無理のない構成とすることができる。また、二個以上の操作体5を一定範囲内に集合させている場合のように、使用者が操作体5を取り違えて操作してしまうこともない。
なお、本発明は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。例えば、椅子の作動機構は、背のロッキング機構や背座の高さ調節機構には限られない。肘掛け自体を変位させる機構を除き、作動機構の内容がどのようなものであるかは任意である。椅子の構成部材の一部を駆動する機構、背のランバーサポート部を突没させる機構や、座のペルビックサポート部を上下動させる機構等であっても構わない。
操作体の前端側をヒンジを介して肘掛けに組み付けて、後端側を上下に回動操作できるものとしてもよい。その場合、操作体の後端片を挿入可能なスロットを肘掛けの後端部に形成し、これら後端片とスロットとの係合を通じて操作体の後端側が幅方向にぶれることを抑制してもよい。
操作体を回動可能に支持するヒンジの軸心方向、換言すれば操作体の回動方向は、上記実施形態の態様に限られない。操作体が、幅方向ではなく前後方向に伸びる回転軸回りに回動するものであってもよい。即ち、サークル肘の上部の下面側、換言すれば肘掛けの下面側に前後方向に延伸するリブ状のまたは直立板状の操作体を配設し、その操作体の一部分である指掛け部が左右に回動可能となるように軸支させる態様が考えられる。
さらには、操作体がレバーであるとも限られない。操作体全体が上下に平行移動するように肘掛けに支持させてもよい。
その他各部の具体的構成は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係る椅子を示す側面図。 同側面図。 肘掛け及び操作体を示す要部正断面図。 肘掛け及び操作体を示す要部側面図。 同要部側面図 同要部斜視図。 切替部材及び係止体を示す要部側面図。 肘掛け、操作体、切替部材及び係止体を示す要部側面図。 同腰部側面図。 同腰部側面図。 同腰部側面図。
符号の説明
31…肘掛け
35…側壁(外カバー)
361…スロット
38…ヒンジ
5…操作体
51…指掛け部
53…前端片
7…切替部材
8…係止体

Claims (12)

  1. 背凭れ、座やその他の構成部材を作動させるための作動機構を有している椅子であって、
    使用者の上肢を載せ置くことのできる肘掛けと、肘掛けの後端部を下方より支持する支桿と、肘掛けの前端から下方に向かい支桿の下端部に連なる下部アームとによって形作られる側面視環状のサークル肘の内周側に、使用者の手指によって操作され受けた操作力を作動機構に伝達する操作体を配設していることを特徴とする椅子。
  2. 肘掛けを備え、かつ背凭れ、座やその他の構成部材を作動させるための作動機構を有している椅子であって、
    使用者の手指によって操作され受けた操作力を作動機構に伝達する操作体を肘掛けの下部に配設し、
    この操作体を、使用者の手指が掛けられる指掛け部が肘掛けの上面に対して接近離間するように可動に支持させてなり、
    肘掛けの側壁で操作体を外側方より遮蔽しつつ肘掛けの下辺に沿った一部を切り欠いて指掛け部を外側方に露出させ、
    並びに、操作体が操作されていない状態で、側面視肘掛けの下辺と指掛け部の下辺とが略連続する同一曲線ないし直線状をなすことを特徴とする椅子。
  3. 操作体の指掛け部と肘掛けの上面との距離を、片手でこれら操作体と肘掛けとを掴むことができる大きさに設定している請求項1または2記載の椅子。
  4. 操作体は前後方向に延伸し、その先端側に指掛け部を設けるとともに、その基端側をヒンジを介して肘掛けに組み付けて指掛け部が上下に回動し得るようにしたものである請求項1、2または3記載の椅子。
  5. 前記ヒンジを肘掛けの後端部に配して操作体の後端側を支持させるとともに、この操作体に設けた指掛け部の前縁を肘掛けの前端部に近接させている請求項4記載の椅子。
  6. 操作体の前端片を挿入可能なスロットを肘掛けの前端部に形成し、これら前端片とスロットとの係合を通じて操作体の前端側が幅方向にぶれることを抑制している請求項5記載の椅子。
  7. 操作体は肘掛けの内側縁より内方に突出せず、並びに肘掛けの外側縁より外方に突出しない請求項1、2、3、4、5または6記載の椅子。
  8. ロック位置とアンロック位置との間で切り替わる切替部材を実装し、切替部材の遷移を通じて作動機構の作動状態を変化させるものであって、
    切替部材がアンロック位置にあるときに操作体が操作されることで切替部材がロック位置に切り替わり、再度操作体が操作されない限りロック位置に維持される請求項1、2、3、4、5、6または7記載の椅子。
  9. 操作体の指掛け部は操作力が加えられると初期位置から上昇し、操作力が失われると前記切替部材の位置を問わず初期位置まで降下するものである請求項8記載の椅子。
  10. 前記切替部材には、肘掛けに設定されたロックポイントに係合して当該切替部材をロック位置に係止し、肘掛けに設定されたアンロックポイントに係合して切替部材をアンロック位置に位置づける係止体を設けてあり、
    係止体がアンロックポイントにある状況下で操作レバーが操作されるに伴い、係止体がアンロックポイントを離脱し第一の軌跡を巡ってロックポイントに至り、
    並びに、係止体がロックポイントにある状況下で再度操作レバーが操作されるに伴い、係止体がロックポイントを離脱し第二の軌跡を巡ってアンロックポイントに至る請求項8または9記載の椅子。
  11. 操作体の指掛け部が、正面視略U字型に湾曲する外周面をなしている請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10記載の椅子。
  12. 操作体を左右両側の肘掛けにそれぞれ配設し、各操作体を別々の作動機構に割り当てている請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10または11記載の椅子。
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