JPH049863Y2 - - Google Patents
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- JPH049863Y2 JPH049863Y2 JP20320086U JP20320086U JPH049863Y2 JP H049863 Y2 JPH049863 Y2 JP H049863Y2 JP 20320086 U JP20320086 U JP 20320086U JP 20320086 U JP20320086 U JP 20320086U JP H049863 Y2 JPH049863 Y2 JP H049863Y2
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- JP
- Japan
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- chair
- attached
- mounting part
- backrest
- engaging
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C7/00—Parts, details, or accessories of chairs or stools
- A47C7/36—Support for the head or the back
- A47C7/40—Support for the head or the back for the back
- A47C7/44—Support for the head or the back for the back with elastically-mounted back-rest or backrest-seat unit in the base frame
- A47C7/443—Support for the head or the back for the back with elastically-mounted back-rest or backrest-seat unit in the base frame with coil springs
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、椅子の背凭傾動装置に関し、更に詳
しくは簡単な構造で椅子の背凭を傾動可能とした
椅子の背凭傾動装置に関する。
しくは簡単な構造で椅子の背凭を傾動可能とした
椅子の背凭傾動装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、椅子の背凭傾動装置としては実公昭61−
6820号公報に開示されているような背板に取付け
た連結金具の回動板をシヤフトに外嵌したバネに
て揺動可能に支持し背板を傾動可能といた構造の
ものや、特公昭61−7803号公報に開示されている
ようなバネを外嵌したシヤフト先端に背凭を連結
して背凭を傾動可能としたもの等がある。
6820号公報に開示されているような背板に取付け
た連結金具の回動板をシヤフトに外嵌したバネに
て揺動可能に支持し背板を傾動可能といた構造の
ものや、特公昭61−7803号公報に開示されている
ようなバネを外嵌したシヤフト先端に背凭を連結
して背凭を傾動可能としたもの等がある。
しかし、このような椅子の背凭傾動装置におい
てはバネ体の弾性力を回動板やシヤフト等の中間
部材を介して背凭板へ伝達し背凭板を傾動可能に
支持するものであり、可動部の構造が複雑で部材
数が多くなり傾動不良を起こしやすく、また製造
工程も煩雑なものであつた。
てはバネ体の弾性力を回動板やシヤフト等の中間
部材を介して背凭板へ伝達し背凭板を傾動可能に
支持するものであり、可動部の構造が複雑で部材
数が多くなり傾動不良を起こしやすく、また製造
工程も煩雑なものであつた。
本考案は、上記のような問題点に鑑み、椅子の
背凭傾動装置として簡単に取付けられかつ可動部
の構造も簡単で傾動不良を起こしにくく、部材数
を削減し製造工程を簡素化しうる椅子の背凭傾動
装置を提供せんとするものである。
背凭傾動装置として簡単に取付けられかつ可動部
の構造も簡単で傾動不良を起こしにくく、部材数
を削減し製造工程を簡素化しうる椅子の背凭傾動
装置を提供せんとするものである。
本考案は上記の目的を達成するために、背凭板
を取付ける椅子の上背凭フレームに取付け可能な
形状で端部から首部を介して該首部より大径の円
板状係合部を連設してなる上部取付部と、椅子の
下背凭フレームに取付け可能な形状で内部に上方
へ開口し前記上部取付部の係合部を内挿可能な形
状の内部空間を有し該内部空間の上端開口部内周
壁に前記上部取付部の係合部を係合しうる環状突
部を突設しかつ内部空間の下部には後述の弾性部
材下端を係止するための係止部を設けてなる下部
取付部とを、上部取付部の係合部を下部取付部の
環状突部に係合して連結し、上部取付部の係合部
と下部取付部の係止部間へ弾性部材を圧入して上
部取付部の係合部を下部取付部の環状突部に弾性
附勢することにより連結部材を構成し、上部取付
部を椅子の背凭板を取付けた上背凭フレームへ取
付け、下部取付部を椅子の下背凭フレームへ取付
けてなることを特徴とする椅子の背凭傾動装置を
提供せんとするものである。
を取付ける椅子の上背凭フレームに取付け可能な
形状で端部から首部を介して該首部より大径の円
板状係合部を連設してなる上部取付部と、椅子の
下背凭フレームに取付け可能な形状で内部に上方
へ開口し前記上部取付部の係合部を内挿可能な形
状の内部空間を有し該内部空間の上端開口部内周
壁に前記上部取付部の係合部を係合しうる環状突
部を突設しかつ内部空間の下部には後述の弾性部
材下端を係止するための係止部を設けてなる下部
取付部とを、上部取付部の係合部を下部取付部の
環状突部に係合して連結し、上部取付部の係合部
と下部取付部の係止部間へ弾性部材を圧入して上
部取付部の係合部を下部取付部の環状突部に弾性
附勢することにより連結部材を構成し、上部取付
部を椅子の背凭板を取付けた上背凭フレームへ取
付け、下部取付部を椅子の下背凭フレームへ取付
けてなることを特徴とする椅子の背凭傾動装置を
提供せんとするものである。
本考案に係る椅子の背凭傾動装置は上記の構成
であり、上背凭フレームを介して背凭板を取付け
た連結部材の上部取付部の係合部と下部取付部へ
取付けた下部取付部の係止部との間に圧入した弾
性部材が上部取付部の係合部の全周縁において下
部取付部の環状突部に当接して弾性附勢した状態
で下部取付部へ上背凭フレームを傾動可能に連結
してなり、背凭板に荷重がかかる上部取付部はそ
の係合部の一部のみを下部取付部の環状部材と当
接する支点として弾性部材をその附勢力に抗して
押圧しながら傾動し、該荷重が除かれると弾性部
材は上部取付部の係合部全周縁を下部取付部の環
状突部に当接すべく弾性附勢するので上部取付部
は下部取付部との直線方向を回復し、上部取付部
に上背凭フレームを介して取付けた背凭板は元の
位置へ復帰するのである。
であり、上背凭フレームを介して背凭板を取付け
た連結部材の上部取付部の係合部と下部取付部へ
取付けた下部取付部の係止部との間に圧入した弾
性部材が上部取付部の係合部の全周縁において下
部取付部の環状突部に当接して弾性附勢した状態
で下部取付部へ上背凭フレームを傾動可能に連結
してなり、背凭板に荷重がかかる上部取付部はそ
の係合部の一部のみを下部取付部の環状部材と当
接する支点として弾性部材をその附勢力に抗して
押圧しながら傾動し、該荷重が除かれると弾性部
材は上部取付部の係合部全周縁を下部取付部の環
状突部に当接すべく弾性附勢するので上部取付部
は下部取付部との直線方向を回復し、上部取付部
に上背凭フレームを介して取付けた背凭板は元の
位置へ復帰するのである。
以下、図面に示した実施例で本考案を更に詳細
に説明する。
に説明する。
本考案に係る椅子の背凭傾動装置に取付けた椅
子１としては、例えば第１図に示した如く管状部
材等にて作成した横フレーム３の前端から下方へ
前支脚２を延設し、後端から上方へは下背凭フレ
ーム４を延設し、該下背凭フレーム４に後支脚５
を併設して構成した二組のフレームを対向配置
し、横フレーム３，３間に座盤６を架設して椅子
本体７を構成し、前記下背凭フレーム４，４の先
端間へ背凭板８を取付けた上背凭フレーム９の両
端を屈曲可能に連結し、該屈曲連結部を合成樹脂
等により蛇腹状に形成した屈曲部カバー１０にて
被覆してなるものである。上記椅子１に設けた背
凭の傾動装置は、内部に背凭板８を取付けた管状
部材にて作成した略倒コ字形の上背凭フレーム９
の両端部開口内に略密嵌状態に内装しうる形状の
上部取付部１１下端面に円柱状の首部１２を介し
て該首部１２より大径の円板状で周縁部を曲面状
に形成した係合部１３を連設し、椅子本体７の両
下背凭フレーム４，４上端開口部内に嵌挿可能な
外形形状で内部を上下に開口する貫通孔とした管
体状の下部取付部１４の貫通孔上端開口内周壁に
前記上部取付部に設けた係合部１３を係合しうる
環状突部１５を形成し、貫通孔下端開口部を螺孔
に形成し、該螺孔には上端面を後述の弾性部材と
してのスプリング１６下端を係止するための係止
面とした係止部１７の下端面に操作杆１８を設け
てなる係止部材１９を着脱自在に螺合してなり、
前記上部取付部１１の係合部１３を下部取付部１
４の環状突部１５に係合して取付け、上部取付部
１１の係合部１３と下部取付部１４下部へ取付け
た係止部材１９の係止部１７との間には弾性部材
としてのスプリング１６を圧入し、該スプリング
１６上端にて上背凭フレーム９の係合部１３の全
周縁を下部取付部１４の環状突部１５全周縁に当
接して弾性附勢することにより連結部材２０を構
成し、該連結部材２０の上部取付部１１をその首
部１２を上背凭フレーム９の開口端から突出した
状態でネジ止めまたはカシメ等により上背凭フレ
ーム９へ取付け、下部取付部１４を下背凭フレー
ム４の上端開口部へ嵌入してネジ止めまたはカシ
メ等にて取付けることにより下背凭フレーム４へ
背凭板８を取付けた上背凭フレーム９を傾動可能
に連結してなるものである。
子１としては、例えば第１図に示した如く管状部
材等にて作成した横フレーム３の前端から下方へ
前支脚２を延設し、後端から上方へは下背凭フレ
ーム４を延設し、該下背凭フレーム４に後支脚５
を併設して構成した二組のフレームを対向配置
し、横フレーム３，３間に座盤６を架設して椅子
本体７を構成し、前記下背凭フレーム４，４の先
端間へ背凭板８を取付けた上背凭フレーム９の両
端を屈曲可能に連結し、該屈曲連結部を合成樹脂
等により蛇腹状に形成した屈曲部カバー１０にて
被覆してなるものである。上記椅子１に設けた背
凭の傾動装置は、内部に背凭板８を取付けた管状
部材にて作成した略倒コ字形の上背凭フレーム９
の両端部開口内に略密嵌状態に内装しうる形状の
上部取付部１１下端面に円柱状の首部１２を介し
て該首部１２より大径の円板状で周縁部を曲面状
に形成した係合部１３を連設し、椅子本体７の両
下背凭フレーム４，４上端開口部内に嵌挿可能な
外形形状で内部を上下に開口する貫通孔とした管
体状の下部取付部１４の貫通孔上端開口内周壁に
前記上部取付部に設けた係合部１３を係合しうる
環状突部１５を形成し、貫通孔下端開口部を螺孔
に形成し、該螺孔には上端面を後述の弾性部材と
してのスプリング１６下端を係止するための係止
面とした係止部１７の下端面に操作杆１８を設け
てなる係止部材１９を着脱自在に螺合してなり、
前記上部取付部１１の係合部１３を下部取付部１
４の環状突部１５に係合して取付け、上部取付部
１１の係合部１３と下部取付部１４下部へ取付け
た係止部材１９の係止部１７との間には弾性部材
としてのスプリング１６を圧入し、該スプリング
１６上端にて上背凭フレーム９の係合部１３の全
周縁を下部取付部１４の環状突部１５全周縁に当
接して弾性附勢することにより連結部材２０を構
成し、該連結部材２０の上部取付部１１をその首
部１２を上背凭フレーム９の開口端から突出した
状態でネジ止めまたはカシメ等により上背凭フレ
ーム９へ取付け、下部取付部１４を下背凭フレー
ム４の上端開口部へ嵌入してネジ止めまたはカシ
メ等にて取付けることにより下背凭フレーム４へ
背凭板８を取付けた上背凭フレーム９を傾動可能
に連結してなるものである。
上記のような椅子の背凭傾動装置を設けた椅子
１に人が着座して背凭板８に荷重がかかると背凭
板８を取付けている上背凭フレーム９は下背凭フ
レーム４との間で屈曲し、係合部１３が環状突部
１５と傾斜角を形成して一部のみで係合した状態
で該係合部分を支点として傾斜してスプリング１
６を該スプリング１６の弾性力に抗して斜下方へ
押圧した状態となる。この状態においては、背凭
板８にかかつている荷重により上部取付部１１の
係合部１３がスプリング１６の弾性力に抗して押
圧した状態にあるので背凭板８へかかつている着
座者の荷重が除かれると上部取付部１１の係合部
１３はスプリング１６の弾性力により下部取付部
１４の環状突部１５に弾性附勢され、係合部１３
全周縁が環状突部１５全周縁に当接した状態に戻
り、上部取付部１１は下部取付部１４とが直線方
向を回復することにより、背凭板８を取付けた上
背凭フレーム９は下背凭フレーム４との直線方向
を回復して背凭板８は元の位置へ復帰するのであ
る。
１に人が着座して背凭板８に荷重がかかると背凭
板８を取付けている上背凭フレーム９は下背凭フ
レーム４との間で屈曲し、係合部１３が環状突部
１５と傾斜角を形成して一部のみで係合した状態
で該係合部分を支点として傾斜してスプリング１
６を該スプリング１６の弾性力に抗して斜下方へ
押圧した状態となる。この状態においては、背凭
板８にかかつている荷重により上部取付部１１の
係合部１３がスプリング１６の弾性力に抗して押
圧した状態にあるので背凭板８へかかつている着
座者の荷重が除かれると上部取付部１１の係合部
１３はスプリング１６の弾性力により下部取付部
１４の環状突部１５に弾性附勢され、係合部１３
全周縁が環状突部１５全周縁に当接した状態に戻
り、上部取付部１１は下部取付部１４とが直線方
向を回復することにより、背凭板８を取付けた上
背凭フレーム９は下背凭フレーム４との直線方向
を回復して背凭板８は元の位置へ復帰するのであ
る。
上記のような椅子の背凭傾動装置によれば、連
結部材２０の上部取付部１１，１４を椅子の上下
背凭フレーム９，４内に内嵌して取付けるだけの
簡単な構造で背凭を傾動可能としうるのみでな
く、背凭板８を傾動可能に連結している可動部は
連結部材２０におけるスプリング１６と上部取付
部１１の係合部１３のみの簡単な構造としている
ので可動不良が起こりにくく、また上記の実施例
の如く係合部１３周縁部を曲面状に形成しておけ
ば環状突部１５と係合する当接面間の動きが滑ら
かになり異常音の発生等も防止しでき、更には上
記実施例のように、連結部材２０の下部取付部１
４内に装着するスプリング１６下端を係止するた
めの係止部材１９を下部取付部１４の下端開口部
に螺合により着脱自在に取付けておけば、該係止
部材１９を操作杆１８により回転させることによ
り下部取付部１４の貫通孔内空間の上下方向長さ
を調節可能として、上部取付部１１の係合部１３
を下部取付部１４の環状突部１５へ弾性附勢する
スプリング１６の弾性力を調節して背凭板８の傾
動量を調節することやスプリング１６のみの交換
も可能であり、部品数も少なくてすむので製造工
程も簡素化できるものとしている。
結部材２０の上部取付部１１，１４を椅子の上下
背凭フレーム９，４内に内嵌して取付けるだけの
簡単な構造で背凭を傾動可能としうるのみでな
く、背凭板８を傾動可能に連結している可動部は
連結部材２０におけるスプリング１６と上部取付
部１１の係合部１３のみの簡単な構造としている
ので可動不良が起こりにくく、また上記の実施例
の如く係合部１３周縁部を曲面状に形成しておけ
ば環状突部１５と係合する当接面間の動きが滑ら
かになり異常音の発生等も防止しでき、更には上
記実施例のように、連結部材２０の下部取付部１
４内に装着するスプリング１６下端を係止するた
めの係止部材１９を下部取付部１４の下端開口部
に螺合により着脱自在に取付けておけば、該係止
部材１９を操作杆１８により回転させることによ
り下部取付部１４の貫通孔内空間の上下方向長さ
を調節可能として、上部取付部１１の係合部１３
を下部取付部１４の環状突部１５へ弾性附勢する
スプリング１６の弾性力を調節して背凭板８の傾
動量を調節することやスプリング１６のみの交換
も可能であり、部品数も少なくてすむので製造工
程も簡素化できるものとしている。
尚、本考案に係る椅子の背凭傾動装置は上記実
施例に限定されるものではなく、第４図、第５図
に示した如く、連結部材２０の上部取付部１１の
係合部１３とスプリング１６との間に鋼球等の球
形部材２１を介在させれば上背凭フレーム９の傾
動時にスプリング１６が直線状態を維持して圧縮
されるので該スプリング１６に無理がかかること
なくスプリング１６がへたつたり、下部取付部１
４内壁と接触して異常音を発生したりするのを防
止しうるものである。また、前記のような球状部
材２１は第６図、第７図の如く係合部１３内に該
球状部材２１の一部を内装できかつ前記球状部材
２１との接触面にて回転可能な凹所２２を設けて
該凹所２２に装着するようにしてもよい。
施例に限定されるものではなく、第４図、第５図
に示した如く、連結部材２０の上部取付部１１の
係合部１３とスプリング１６との間に鋼球等の球
形部材２１を介在させれば上背凭フレーム９の傾
動時にスプリング１６が直線状態を維持して圧縮
されるので該スプリング１６に無理がかかること
なくスプリング１６がへたつたり、下部取付部１
４内壁と接触して異常音を発生したりするのを防
止しうるものである。また、前記のような球状部
材２１は第６図、第７図の如く係合部１３内に該
球状部材２１の一部を内装できかつ前記球状部材
２１との接触面にて回転可能な凹所２２を設けて
該凹所２２に装着するようにしてもよい。
上述の如く、本考案に係る椅子の背凭傾動装置
は、背凭板を取付ける椅子の上背凭フレームに取
付け可能な形状で端部から首部を介して該首部よ
り大径の円板状係合部を連設してなる上部取付部
と、椅子の下背凭フレームに取付け可能な形状で
内部に上方へ開口し前記上部取付部の係合部を内
挿可能な形状の内部空間を有し該内部空間の上端
開口部内周壁に前記上部取付部の係合部を係合し
うる環状突部を突設しかつ内部空間の下部には後
述の弾性部材下端を係止するための係止部を設け
てなる下部取付部とを、上部取付部の係合部を下
部取付部の環状突部に係合して連結し、上部取付
部の係合部と下部取付部の係止部間へ弾性部材を
圧入して上部取付部の係合部を下部取付部の環状
突部に弾性附勢することにより連結部材を構成
し、上部取付部を椅子の背凭板を取付けた上背凭
フレームへ取付け、下部取付部を椅子の下背凭フ
レームへ取付けてなることを特徴とし、椅子への
取付けが簡単でかつ可動部の構造も簡単で傾動不
良を起こしにくく、部材数を削減し製造工程を簡
素化しうる椅子の背凭傾動装置を提供しうるもの
である。
は、背凭板を取付ける椅子の上背凭フレームに取
付け可能な形状で端部から首部を介して該首部よ
り大径の円板状係合部を連設してなる上部取付部
と、椅子の下背凭フレームに取付け可能な形状で
内部に上方へ開口し前記上部取付部の係合部を内
挿可能な形状の内部空間を有し該内部空間の上端
開口部内周壁に前記上部取付部の係合部を係合し
うる環状突部を突設しかつ内部空間の下部には後
述の弾性部材下端を係止するための係止部を設け
てなる下部取付部とを、上部取付部の係合部を下
部取付部の環状突部に係合して連結し、上部取付
部の係合部と下部取付部の係止部間へ弾性部材を
圧入して上部取付部の係合部を下部取付部の環状
突部に弾性附勢することにより連結部材を構成
し、上部取付部を椅子の背凭板を取付けた上背凭
フレームへ取付け、下部取付部を椅子の下背凭フ
レームへ取付けてなることを特徴とし、椅子への
取付けが簡単でかつ可動部の構造も簡単で傾動不
良を起こしにくく、部材数を削減し製造工程を簡
素化しうる椅子の背凭傾動装置を提供しうるもの
である。
第１図は本考案に椅子の背凭傾動装置の適用例
を示す椅子の斜視図、第２図は本考案に係る椅子
の背凭傾動装置の要部断面図、第３図は前記傾動
装置の傾動状態の要部断面図、第４図は本考案に
係る椅子の背凭傾動装置の他の実施例の要部断面
図、第５図は前記傾動装置の傾動状態の要部断面
図、第６図は傾動装置のその他の実施例の要部断
面図、第７図は前記傾動装置の傾動状態の要部断
面図である。 １……椅子、２……前支脚、３……横フレー
ム、４……下背凭フレーム、５……後支脚、６…
…座盤、７……椅子本体、８……背凭板、９……
上背凭フレーム、１０……屈曲部カバー、１１…
…上部取付部、１２……首部、１３……係合部、
１４……下部取付部、１５……環状突部、１６…
…スプリング、１７……係止部、１８……操作
杆、１９……係止部材、２０……連結部材、２１
……球状部材、２２……凹所。
を示す椅子の斜視図、第２図は本考案に係る椅子
の背凭傾動装置の要部断面図、第３図は前記傾動
装置の傾動状態の要部断面図、第４図は本考案に
係る椅子の背凭傾動装置の他の実施例の要部断面
図、第５図は前記傾動装置の傾動状態の要部断面
図、第６図は傾動装置のその他の実施例の要部断
面図、第７図は前記傾動装置の傾動状態の要部断
面図である。 １……椅子、２……前支脚、３……横フレー
ム、４……下背凭フレーム、５……後支脚、６…
…座盤、７……椅子本体、８……背凭板、９……
上背凭フレーム、１０……屈曲部カバー、１１…
…上部取付部、１２……首部、１３……係合部、
１４……下部取付部、１５……環状突部、１６…
…スプリング、１７……係止部、１８……操作
杆、１９……係止部材、２０……連結部材、２１
……球状部材、２２……凹所。
Claims (1)
- 背凭板を取付ける椅子の上背凭フレームに取付
け可能な形状で端部から首部を介して該首部より
大径の円板状係合部を連設してなる上部取付部
と、椅子の下背凭フレームに取付け可能な形状で
内部に上方へ開口し前記上部取付部の係合部を内
挿可能な形状の内部空間を有し該内部空間の上端
開口部内周壁に前記上部取付部の係合部を係合し
うる環状突部を突設しかつ内部空間の下部には後
述の弾性部材下端を係止するための係止部を設け
てなる下部取付部とを、上部取付部の係合部を下
部取付部の環状突部に係合して連結し、上部取付
部の係合部と下部取付部の係止部間へ弾性部材を
圧入して上部取付部の係合部を下部取付部の環状
突部に弾性附勢することにより連結部材を構成
し、上部取付部を椅子の背凭板を取付けた上背凭
フレームへ取付け、下部取付部を椅子の下背凭フ
レームへ取付けてなることを特徴とする椅子の背
凭傾動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20320086U JPH049863Y2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20320086U JPH049863Y2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63106344U JPS63106344U (ja) | 1988-07-09 |
| JPH049863Y2 true JPH049863Y2 (ja) | 1992-03-11 |
Family
ID=31168306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20320086U Expired JPH049863Y2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH049863Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11559141B2 (en) | 2019-08-30 | 2023-01-24 | Itoki Corporation | Chair |
-
1986
- 1986-12-27 JP JP20320086U patent/JPH049863Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11559141B2 (en) | 2019-08-30 | 2023-01-24 | Itoki Corporation | Chair |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63106344U (ja) | 1988-07-09 |
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