JP2023099782A - 情報生成装置、情報生成プログラムおよび情報生成方法 - Google Patents

情報生成装置、情報生成プログラムおよび情報生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のプロジェクトで使用される可能性のある物品に対し「すくい出し方式」での原価計算を行う場合に発生する出庫時と入庫時の業務の負荷軽減と効率化を図ることが可能となるだけでなく、当該物品を対象としたプロジェクト原価の精緻な数字を迅速に把握することが可能となる情報生成装置などを提供することを課題とする。【解決手段】本実施形態では、出庫する物品についての品目と出庫数量を含む出庫要求を満たす、出庫する物品についての単品と出庫数量の組み合わせが入力されると、出庫情報の生成、当該生成した出庫情報と単品に設定した単価に基づく原価情報の生成および当該生成した原価情報に基づく仕訳情報の生成を実行する。また、本実施形態では、入庫した物品についての単品と入庫数量の組み合わせが入力されると、入庫情報の生成、当該生成した入庫情報と単品に設定した単価に基づく原価情報の生成および当該生成した原価情報に基づく仕訳情報の生成を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報生成装置、情報生成プログラムおよび情報生成方法に関する。
建設業界では、複数の工事に使用される可能性のある仮設資機材(具体的には足場材など)を対象に、「すくい出し方式」で原価計算を行うことがある。「すくい出し方式」で原価計算を行うとは、例えば、仮設資機材を工事に払い出した時点で、仮設資機材の金額を工事原価に全額計上し、仮設資機材が工事から戻ってきた時点で、仮設資機材の損耗または減耗の評価を行って仮設資機材の金額を見積り、その見積金額を工事原価から差し引くことである。
なお、特許文献1には、日報から作成された出来高データおよび使用資源データ等に基づいて原価データを作成することが記載されている(例えば段落0064参照)。
特開2003-186950号公報
「すくい出し方式」での原価計算の場合、仮設資機材の出庫時と入庫時に原価計算(工事原価への算入および工事原価からの控除)に関する業務が発生する。また、工事原価の仕訳計上に関する業務も発生する。そのため、これらの業務を、出庫時と入庫時の通常業務(出庫入力に関する業務および入庫入力に関する業務)と共に支援する情報処理手段があれば、出庫時と入庫時の業務の負荷軽減と効率化を図ることが可能となるのは勿論、仮設資機材を対象とした工事原価の精緻な数字を迅速に把握することが可能となるが、従来、このような要求に応える情報処理手段は存在しなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数のプロジェクト(例えば工事(例えば建設工事など)に関するものなど)で使用される可能性のある物品(例えば資機材(例えば仮設資機材など)など)に対し「すくい出し方式」での原価計算を行う場合に発生する出庫時と入庫時の業務の負荷軽減と効率化を図ることが可能となるだけでなく、当該物品を対象としたプロジェクト原価の精緻な数字を迅速に把握することが可能となる情報生成装置、情報生成プログラムおよび情報生成方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る情報生成装置は、制御部を備える情報生成装置であって、前記制御部は、複数のプロジェクトで使用される可能性のある物品の品目に対し残存価値の度合い別に設定した単品別に物品の在庫数量を保持する在庫情報を参照して決定した、出庫する物品についての品目と出庫数量を含む出庫要求を満たす、出庫する物品についての単品と出庫数量の1つまたは複数の組み合わせが入力されると、当該入力された組み合わせごとに、当該組み合わせを含む出庫情報を生成する出庫情報生成手段と、前記出庫情報生成手段で生成した1つまたは複数の出庫情報と、各出庫情報に含まれる単品に設定した単価に基づいて、出庫情報ごとに、所定の原価科目と正の値の原価金額を含む原価情報を生成する第一原価情報生成手段と、前記第一原価情報生成手段で生成した1つまたは複数の原価情報に基づいて、原価情報ごとに、前記所定の原価科目に対応する借方勘定科目と貯蔵品に関する貸方勘定科目が設定された仕訳情報を生成する第一仕訳情報生成手段と、前記出庫要求を受けて出庫した後に入庫した物品に対し残存価値の度合いの評価を行って決定した、入庫した物品についての単品と入庫数量の1つまたは複数の組み合わせが入力されると、当該入力された組み合わせごとに、当該組み合わせを含む入庫情報を生成する入庫情報生成手段と、前記入庫情報生成手段で生成した1つまたは複数の入庫情報と、各入庫情報に含まれる単品に設定した単価に基づいて、入庫情報ごとに、前記所定の原価科目と負の値の原価金額を含む原価情報を生成する第二原価情報生成手段と、前記第二原価情報生成手段で生成した1つまたは複数の原価情報に基づいて、原価情報ごとに、貯蔵品に関する借方勘定科目と前記所定の原価科目に対応する貸方勘定科目が設定された仕訳情報を生成する第二仕訳情報生成手段と、を備えること、を特徴とする。
なお、本発明に係る情報生成装置において、前記出庫情報生成手段は、プロジェクトの識別情報がさらに入力されると、当該入力されたプロジェクトの識別情報をさらに含む出庫情報を生成してもよく、前記第一原価情報生成手段は、プロジェクトの識別情報をさらに含む原価情報を生成し、当該生成した原価情報を記憶部に格納してもよく、前記入庫情報生成手段は、プロジェクトの識別情報がさらに入力されると、当該入力されたプロジェクトの識別情報をさらに含む入庫情報を生成してもよく、前記第二原価情報生成手段は、プロジェクトの識別情報をさらに含む原価情報を生成し、当該生成した原価情報を前記記憶部に格納してもよく、前記制御部は、プロジェクトの識別情報が入力されると、前記記憶部から、当該入力されたプロジェクトの識別情報に紐付く原価情報を抽出し、当該抽出した原価情報を出力する原価情報出力手段をさらに備えてもよい。
また、本発明に係る情報生成装置において、プロジェクトは、工事に関するものでもよく、物品は、資機材でもよい。
また、本発明に係る情報生成プログラムは、制御部を備える情報処理装置の前記制御部に実行させるための、複数のプロジェクトで使用される可能性のある物品の品目に対し残存価値の度合い別に設定した単品別に物品の在庫数量を保持する在庫情報を参照して決定した、出庫する物品についての品目と出庫数量を含む出庫要求を満たす、出庫する物品についての単品と出庫数量の1つまたは複数の組み合わせが入力されると、当該入力された組み合わせごとに、当該組み合わせを含む出庫情報を生成する出庫情報生成ステップと、前記出庫情報生成ステップで生成した1つまたは複数の出庫情報と、各出庫情報に含まれる単品に設定した単価に基づいて、出庫情報ごとに、所定の原価科目と正の値の原価金額を含む原価情報を生成する第一原価情報生成ステップと、前記第一原価情報生成ステップで生成した1つまたは複数の原価情報に基づいて、原価情報ごとに、前記所定の原価科目に対応する借方勘定科目と貯蔵品に関する貸方勘定科目が設定された仕訳情報を生成する第一仕訳情報生成ステップと、前記出庫要求を受けて出庫した後に入庫した物品に対し残存価値の度合いの評価を行って決定した、入庫した物品についての単品と入庫数量の1つまたは複数の組み合わせが入力されると、当該入力された組み合わせごとに、当該組み合わせを含む入庫情報を生成する入庫情報生成ステップと、前記入庫情報生成ステップで生成した1つまたは複数の入庫情報と、各入庫情報に含まれる単品に設定した単価に基づいて、入庫情報ごとに、前記所定の原価科目と負の値の原価金額を含む原価情報を生成する第二原価情報生成ステップと、前記第二原価情報生成ステップで生成した1つまたは複数の原価情報に基づいて、原価情報ごとに、貯蔵品に関する借方勘定科目と前記所定の原価科目に対応する貸方勘定科目が設定された仕訳情報を生成する第二仕訳情報生成ステップと、を含む。
また、本発明に係る情報生成方法は、制御部を備える情報処理装置の前記制御部が実行する、複数のプロジェクトで使用される可能性のある物品の品目に対し残存価値の度合い別に設定した単品別に物品の在庫数量を保持する在庫情報を参照して決定した、出庫する物品についての品目と出庫数量を含む出庫要求を満たす、出庫する物品についての単品と出庫数量の1つまたは複数の組み合わせが入力されると、当該入力された組み合わせごとに、当該組み合わせを含む出庫情報を生成する出庫情報生成ステップと、前記出庫情報生成ステップで生成した1つまたは複数の出庫情報と、各出庫情報に含まれる単品に設定した単価に基づいて、出庫情報ごとに、所定の原価科目と正の値の原価金額を含む原価情報を生成する第一原価情報生成ステップと、前記第一原価情報生成ステップで生成した1つまたは複数の原価情報に基づいて、原価情報ごとに、前記所定の原価科目に対応する借方勘定科目と貯蔵品に関する貸方勘定科目が設定された仕訳情報を生成する第一仕訳情報生成ステップと、前記出庫要求を受けて出庫した後に入庫した物品に対し残存価値の度合いの評価を行って決定した、入庫した物品についての単品と入庫数量の1つまたは複数の組み合わせが入力されると、当該入力された組み合わせごとに、当該組み合わせを含む入庫情報を生成する入庫情報生成ステップと、前記入庫情報生成ステップで生成した1つまたは複数の入庫情報と、各入庫情報に含まれる単品に設定した単価に基づいて、入庫情報ごとに、前記所定の原価科目と負の値の原価金額を含む原価情報を生成する第二原価情報生成ステップと、前記第二原価情報生成ステップで生成した1つまたは複数の原価情報に基づいて、原価情報ごとに、貯蔵品に関する借方勘定科目と前記所定の原価科目に対応する貸方勘定科目が設定された仕訳情報を生成する第二仕訳情報生成ステップと、を含む。
本発明は、複数のプロジェクト(例えば工事(例えば建設工事など)に関するものなど)で使用される可能性のある物品(例えば資機材(例えば仮設資機材など)など)に対し「すくい出し方式」での原価計算を行う場合に発生する出庫時と入庫時の業務の負荷軽減と効率化を図ることが可能となるだけでなく、当該物品を対象としたプロジェクト原価の精緻な数字を迅速に把握することが可能となる、という効果を奏する。
図1は、業務支援装置100の構成の一例を示す図である。 図2は、資機材品目マスタ106aの一例を示す図である。 図3は、評価率マスタ106bの一例を示す図である。 図4は、資機材マスタ106cの一例を示す図である。 図5は、資機材在庫情報テーブル106dの一例を示す図である。 図6は、資機材出庫情報テーブル106eの一例を示す図である。 図7は、原価情報テーブル106fの一例を示す図である。 図8は、仕訳情報テーブル106gの一例を示す図である。 図9は、資機材入庫情報テーブル106hの一例を示す図である。 図10は、原価情報テーブル106fの一例を示す図である。 図11は、仕訳情報テーブル106gの一例を示す図である。 図12は、原価元帳MAの一例を示す図である。 図13は、出庫処理に関するフローチャートの一例を示す図である。 図14は、入庫処理に関するフローチャートの一例を示す図である。
以下に、本発明に係る情報生成装置、情報生成プログラムおよび情報生成方法の実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
[1.構成]
本実施形態に係る業務支援装置(本発明に係る情報生成装置を含む)の構成の一例について、図1等を参照して説明する。図1は、業務支援装置の構成の一例を示すブロック図である。
業務支援装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータを基に構築したものである。なお、業務支援装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置を基に構築したものに限らず、市販のノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォンまたはタブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置を基に構築したものであってもよい。
業務支援装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。業務支援装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、業務支援装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、業務支援装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、記憶部106に格納されるデータは、例えばサーバ装置200に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106には、資機材品目マスタ106a、評価率マスタ106b、資機材マスタ106c、資機材在庫情報テーブル106d(本発明の在庫情報を含む)、資機材出庫情報テーブル106e(本発明の出庫情報を含む)、原価情報テーブル106f(本発明の原価情報を含む)、仕訳情報テーブル106g(本発明の仕訳情報を含む)および資機材入庫情報テーブル106h(本発明の入庫情報を含む)などが格納される。
図2は、資機材品目マスタ106aの一例を示す図である。資機材品目マスタ106aは、複数の工事(例えば建設工事など)で使用される可能性のある資機材(例えば仮設資機材など)に関する情報を品目単位で管理するためのマスタであり、例えば、品目識別情報(品目CDと品目名)および品目単価(例えば新品の品目単価など)などを含む。
図3は、評価率マスタ106bの一例を示す図である。評価率マスタ106bは、例えば、評価率識別情報(CD(コード))および評価率などを含む。ここで、評価率は、資機材の使用による損耗もしくは減耗の度合いまたは資機材の使用量の割合から評価した、資機材が有する残存価値の割合(単位は%)である。なお、図3では、評価率の値を5段階に分けて設定し、各段階の評価率の値として100、80、50、20および5を設定しているが、設定する段階の数および各段階に設定する値は任意でよい。ただし、評価率の値がゼロの資機材は廃棄することになるため、評価率の値としてゼロは設定しなくてもよい。
図4は、資機材マスタ106cの一例を示す図である。資機材マスタ106cは、資機材に関する情報を、品目に対し評価率別に設定した単品単位で管理するためのマスタであり、例えば、単品識別情報(単品CD)、品目識別情報(品目CDと品目名)、評価率および単品単価などを含む。なお、資機材マスタ106cは、資機材品目マスタ106aと評価率マスタ106bを基に、後述する資機材マスタ生成部102aにより生成することができる。
図5は、資機材在庫情報テーブル106dの一例を示す図である。資機材在庫情報テーブル106dは、資機材の在庫に関する情報を単品単位で管理するためのマスタであり、例えば、単品識別情報(単品CD)、品目識別情報(品目名または品目CD)、評価率、単品単価、在庫数量および在庫金額などを含む。
図6は、資機材出庫情報テーブル106eの一例を示す図である。資機材出庫情報テーブル106eは、出庫した資機材に関する情報を単品単位で管理するためのマスタであり、例えば、単品識別情報(単品CD)、品目識別情報(品目名または品目CD)、評価率、単品単価、出庫数量、および、出庫する資機材についての品目識別情報(品目名または品目CD)および品目数量を含む出庫要求(出庫依頼)を出した工事の工事番号などを含む。
図7,10は、原価情報テーブル106fの一例を示す図である。原価情報テーブル106fは、例えば、工事識別情報(工事番号)、原価科目および原価金額などを含む。なお、図7に示す原価情報テーブル106fは、後述する第一原価情報生成部102dが生成した原価情報に相当し、図10に示す原価情報テーブル106fは、後述する第二原価情報生成部102gが生成した原価情報に相当する。
図8,11は、仕訳情報テーブル106gの一例を示す図である。仕訳情報テーブル106gは、例えば、原価情報に含まれる原価科目に対応する借方勘定科目と貯蔵品に関する貸方勘定科目が設定された仕訳情報、および、貯蔵品に関する借方勘定科目と原価情報に含まれる原価科目に対応する貸方勘定科目が設定された仕訳情報などを含む。なお、図8に示す仕訳情報テーブル106gは、後述する第一仕訳情報生成部102eが生成した仕訳情報に相当し、図11に示す仕訳情報テーブル106gは、後述する第二仕訳情報生成部102hが生成した仕訳情報に相当する。
図9は、資機材入庫情報テーブル106hの一例を示す図である。資機材入庫情報テーブル106hは、入庫した資機材に関する情報を単品単位で管理するためのマスタであり、例えば、単品識別情報(単品CD)、品目識別情報(品目名または品目CD)、評価率、単品単価、入庫数量、および資機材を入庫した工事の工事識別情報(工事番号)などを含む。
図1に戻り、制御部102は、業務支援装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、機能概念的に、資機材マスタ生成部102a、在庫照会部102b、出庫情報生成部102c、第一原価情報生成部102d、第一仕訳情報生成部102e、入庫情報生成部102f、第二原価情報生成部102g、第二仕訳情報生成部102hおよび原価情報出力部102iなどを備える。
資機材マスタ生成部102aは、資機材品目マスタ106aおよび評価率マスタ106bを基に、資機材マスタ106cを生成する。
在庫照会部102bは、工事が出した出庫要求に含まれる品目識別情報(品目名または品目CD)が、モニタ114に表示されている在庫照会画面(図示せず)に入力されると、資機材在庫情報テーブル106dを参照して、当該入力された品目識別情報に紐付く複数のレコードを抽出し、当該抽出した複数のレコードを在庫照会画面に表示する。そして、オペレータは、出庫する資機材の決め方に関する予め設定されたルールを念頭に置いて、在庫照会画面に表示されているレコードを確認することで、出庫要求を満たす「『品目識別情報(品目名または品目CD)と評価率のペア、または、単品識別情報(単品CD)』および『単品数量』の1つまたは複数の組み合わせ」を決定する。
出庫情報生成部102cは、工事の工事識別情報(工事番号)および出庫要求を満たす1つまたは複数の組み合わせが、モニタ114に表示されている出庫入力画面(図示せず)に入力されると、当該入力された組み合わせごとに、(1)資機材マスタ106cまたは資機材在庫情報テーブル106dから「単品識別情報(単品CD)に紐付く、品目識別情報(品目名または品目CD)と評価率のペアおよび単品単価」または「品目識別情報(品目名または品目CD)と評価率のペアに紐付く、単品識別情報(単品CD)および単品単価」を取得する取得処理と、(2)当該入力された工事識別情報および組み合わせならびに当該取得処理で取得した情報を含む資機材出庫情報を生成し、当該生成した資機材出庫情報を資機材出庫情報テーブル106eに格納する生成処理と、を実行する。
第一原価情報生成部102dは、出庫情報生成部102cで生成した資機材出庫情報ごとに、工事識別情報(工事番号)、所定の原価科目(例えば「購入資材費」など)および正の値の原価金額(=資機材出庫情報.単品単価×資機材出庫情報.出庫数量)を含む原価情報を生成し、当該生成した原価情報を原価情報テーブル106fに格納する生成処理を実行する。
第一仕訳情報生成部102eは、第一原価情報生成部102dで生成した原価情報ごとに、所定の原価科目(例えば「購入資材費」など)に対応する借方勘定科目(例えば「未成工事支出金 購入資材費」など)および貯蔵品に関する貸方勘定科目(例えば「材料貯蔵品」など)が設定された仕訳情報を生成し、当該生成した仕訳情報を仕訳情報テーブル106gに格納する生成処理を実行する。
入庫情報生成部102fは、ある数量・ある品目識別情報(品目名または品目CD)の資機材を入庫した工事の工事識別情報(工事番号)、および、当該入庫された資機材について検品、数量の確認および評価率の判定を行って決定した「『品目識別情報(品目名または品目CD)と評価率のペア、または、単品識別情報(単品CD)』と『単品数量』の1つまたは複数の組み合わせ」が、モニタ114に表示されている入庫入力画面(図示せず)に入力されると、当該入力された組み合わせごとに、(1)資機材マスタ106cまたは資機材在庫情報テーブル106dから、「単品識別情報(単品CD)に紐付く、品目識別情報(品目名または品目CD)と評価率のペアおよび単品単価」または「品目識別情報(品目名または品目CD)と評価率のペアに紐付く、単品識別情報(単品CD)および単品単価」を取得する取得処理と、(2)当該入力された工事識別情報および組み合わせならびに当該取得処理で取得した情報を含む資機材入庫情報を生成し、当該生成した資機材入庫情報を資機材入庫情報テーブル106hに格納する生成処理と、を実行する。
第二原価情報生成部102gは、入庫情報生成部102fで生成した資機材入庫情報ごとに、工事識別情報(工事番号)、所定の原価科目(例えば「購入資材費」など)および負の値の原価金額(=-(資機材入庫情報.単品単価×資機材入庫情報.入庫数量))を含む原価情報を生成し、当該生成した原価情報を原価情報テーブル106fに格納する生成処理を実行する。
第二仕訳情報生成部102hは、第二原価情報生成部102gで生成した原価情報ごとに、貯蔵品に関する借方勘定科目(例えば「材料貯蔵品」など)および所定の原価科目(例えば「購入資材費」など)に対応する貸方勘定科目(例えば「未成工事支出金 購入資材費」など)が設定された仕訳情報を生成し、当該生成した仕訳情報を仕訳情報テーブル106gに格納する生成処理を実行する。
原価情報出力部102iは、発生原価の確認を行いたい工事の工事識別情報(工事番号)がモニタ114に表示されている原価元帳出力画面(図示せず)に入力されると、原価情報テーブル106fから、当該入力された工事識別情報に紐付く原価情報を抽出し、当該抽出した原価情報に基づいて所定のフォーマットの原価元帳情報(図12参照)を生成し、当該生成した原価元帳情報を原価元帳出力画面に表示する。
[2.処理]
ここでは、業務支援装置100で実行される処理の一例を説明する。なお、本説明では、業務支援装置100が、複数の建設工事で使用される可能性のある仮設資機材を取り扱う企業が有する、仮設資機材の出入庫を管理する機材センターで使用されるものとする。また、本説明では、「1.出庫要求に基づく在庫照会」、「2.出庫処理(図13参照)」、「3.入庫された仮設資機材の検品および評価」、「4.入庫処理(図14参照)」および「5.発生原価の確認」の順に業務が進行するものとする。
「1.出庫要求に基づく在庫照会」
機材センターの担当者は、建設工事が出庫を希望する仮設資機材についての品目名と品目数量を含む、建設工事から機材センターへ出された出庫要求(出庫依頼)に含まれる品目名を、モニタ114に表示されている在庫照会画面(図示せず)に入力する。
在庫照会部102bは、資機材在庫情報テーブル106dを参照して、担当者により入力された品目名に紐付く複数のレコードを抽出し、当該抽出した複数のレコードを在庫照会画面に表示する。
担当者は、「評価率の高い仮設資機材を優先して出庫する」という予め設定されたルールを念頭に置いて、在庫照会画面に表示されているレコードを評価率の高い順に確認することで、出庫要求を満たす、品目名と評価率のペアと単品数量の1つまたは複数の組み合わせを決定する。例えば、出庫要求に含まれる品目名と品目数量が「足場材踏板10m」と「10枚」であり且つ資機材在庫情報テーブル106dが図5に示すものである場合、担当者は、品目名「足場材踏板10m」の仮設資機材について、評価率が100%のものの在庫数量が30枚であると確認するので、品目名「足場材踏板10m」と評価率「100%」のペアと単品数量「10枚」の組み合わせを決定する。
「2.出庫処理(図13参照)」
まず、担当者は、モニタ114に表示されている出庫入力画面(図示せず)に、出庫要求を出した建設工事の工事番号および「1.出庫要求に基づく在庫照会」にて決定した1つまたは複数の組み合わせを入力する(ステップSA1)。
つぎに、出庫情報生成部102cは、担当者により入力された各組み合わせに対し、以下の処理A11と処理A12を実行する(ステップSA1)。
・処理A11:資機材在庫情報テーブル106dから、担当者により入力された組み合わせに含まれる品目名と評価率のペアに紐付く単品CDおよび単品単価を取得する。
・処理A12:担当者により入力された工事番号および組み合わせならびに処理A11で取得した単品CDおよび単品単価を含む資機材出庫情報を生成し、当該生成した資機材出庫情報を資機材出庫情報テーブル106eに格納する。
つぎに、第一原価情報生成部102dは、ステップSA1で生成した各資機材出庫情報に対し、以下の処理A21を実行する(ステップSA2)。
・処理A21:資機材出庫情報に基づいて、工事番号、「購入資材費」という原価科目および正の値の原価金額(=資機材出庫情報.単品単価×資機材出庫情報.出庫数量)を含む原価情報を生成し、当該生成した原価情報を原価情報テーブル106fに格納する。
つぎに、第一仕訳情報生成部102eは、ステップSA2で生成した各原価情報に対し、以下の処理A31を実行する(ステップSA3)。
・処理A31:原価情報に基づいて、「未成工事支出金 購入資材費」という借方勘定科目および「材料貯蔵品」という貸方勘定科目が設定された仕訳情報を生成し、当該生成した仕訳情報を仕訳情報テーブル106gに格納する。
「3.入庫された仮設資機材の検品および評価」
担当者は、建設工事から入庫されたある数量・ある品目の仮設資機材について、検品、数量の確認および評価率の判定を行うことで、品目名と評価率のペアと単品数量の1つまたは複数の組み合わせを決定する。例えば、品目名「足場材踏板10m」の仮設資機材を10枚出庫した建設工事から8枚の仮設資機材を入庫し(2枚の仮設資機材は紛失した)、入庫した各仮設資機材について評価率の判定を行った結果、評価率が80%の仮設資機材が5枚で評価率が50%の仮設資機材が3枚であった場合、担当者は、品目名「足場材踏板10m」と評価率「80%」のペアと単品数量「5枚」の組み合わせ、および、品目名「足場材踏板10m」と評価率「50%」のペアと単品数量「3枚」の組み合わせを決定する。
「4.入庫処理(図14参照)」
まず、担当者は、モニタ114に表示されている入庫入力画面(図示せず)に、仮設資機材を入庫した建設工事の工事番号および「3.入庫された仮設資機材の検品および評価」にて決定した1つまたは複数の組み合わせを入力する(ステップSB1)。
つぎに、入庫情報生成部102fは、担当者により入力された各組み合わせに対し、以下の処理B11と処理B12を実行する(ステップSB1)。
・処理B11:資機材在庫情報テーブル106dから、担当者により入力された組み合わせに含まれる品目名と評価率のペアに紐付く単品CDおよび単品単価を取得する。
・処理B12:担当者により入力された工事番号および組み合わせならびに処理B11取得した単品CDおよび単品単価を含む資機材入庫情報を生成し、当該生成した資機材入庫情報を資機材入庫情報テーブル106hに格納する。
つぎに、第二原価情報生成部102gは、ステップSB1で生成した各資機材入庫情報に対し、以下の処理B21を実行する(ステップSB2)。
・処理B21:資機材出庫情報に基づいて、工事番号、「購入資材費」という原価科目および負の値の原価金額(=-(資機材入庫情報.単品単価×資機材入庫情報.入庫数量))を含む原価情報を生成し、当該生成した原価情報を原価情報テーブル106fに格納する。
つぎに、第二仕訳情報生成部102hは、ステップSB2で生成した各原価情報に対し、以下の処理B31を実行する(ステップSB3)。
・処理B31:原価情報に基づいて、「材料貯蔵品」という借方勘定科目および「未成工事支出金 購入資材費」という貸方勘定科目が設定された仕訳情報を生成し、当該生成した仕訳情報を仕訳情報テーブル106gに格納する。
「5.発生原価の確認」
まず、担当者は、発生原価の確認を行いたい建設工事の工事番号を、モニタ114に表示されている原価元帳出力画面(図示せず)に入力する。
つぎに、原価情報出力部102iは、原価情報テーブル106fから、担当者により入力された工事番号に紐付く原価情報を抽出し、当該抽出した原価情報に基づいて所定のフォーマットの原価元帳情報(図12参照)を生成し、当該生成した原価元帳情報を原価元帳出力画面に表示する。
[3.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、業務支援装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、業務支援装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて業務支援装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、業務支援装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、業務支援装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、業務支援装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、特に建設業界において有用である。
100 業務支援装置
102 制御部
102a 資機材マスタ生成部
102b 在庫照会部
102c 出庫情報生成部
102d 第一原価情報生成部
102e 第一仕訳情報生成部
102f 入庫情報生成部
102g 第二原価情報生成部
102h 第二仕訳情報生成部
102i 原価情報出力部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 資機材品目マスタ
106b 評価率マスタ
106c 資機材マスタ
106d 資機材在庫情報テーブル
106e 資機材出庫情報テーブル
106f 原価情報テーブル
106g 仕訳情報テーブル
106h 資機材入庫情報テーブル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ装置
300 ネットワーク

Claims (6)

  1. 制御部を備える情報生成装置であって、
    前記制御部は、
    複数のプロジェクトで使用される可能性のある物品の品目に対し残存価値の度合い別に設定した単品別に物品の在庫数量を保持する在庫情報を参照して決定した、出庫する物品についての品目と出庫数量を含む出庫要求を満たす、出庫する物品についての単品と出庫数量の1つまたは複数の組み合わせが入力されると、当該入力された組み合わせごとに、当該組み合わせを含む出庫情報を生成する出庫情報生成手段と、
    前記出庫情報生成手段で生成した1つまたは複数の出庫情報と、各出庫情報に含まれる単品に設定した単価に基づいて、出庫情報ごとに、所定の原価科目と正の値の原価金額を含む原価情報を生成する第一原価情報生成手段と、
    前記出庫要求を受けて出庫した後に入庫した物品に対し残存価値の度合いの評価を行って決定した、入庫した物品についての単品と入庫数量の1つまたは複数の組み合わせが入力されると、当該入力された組み合わせごとに、当該組み合わせを含む入庫情報を生成する入庫情報生成手段と、
    前記入庫情報生成手段で生成した1つまたは複数の入庫情報と、各入庫情報に含まれる単品に設定した単価に基づいて、入庫情報ごとに、前記所定の原価科目と負の値の原価金額を含む原価情報を生成する第二原価情報生成手段と、
    を備えること、
    を特徴とする情報生成装置。
  2. 前記出庫情報生成手段は、プロジェクトの識別情報がさらに入力されると、当該入力されたプロジェクトの識別情報をさらに含む出庫情報を生成し、
    前記第一原価情報生成手段は、プロジェクトの識別情報をさらに含む原価情報を生成し、当該生成した原価情報を記憶部に格納し、
    前記入庫情報生成手段は、プロジェクトの識別情報がさらに入力されると、当該入力されたプロジェクトの識別情報をさらに含む入庫情報を生成し、
    前記第二原価情報生成手段は、プロジェクトの識別情報をさらに含む原価情報を生成し、当該生成した原価情報を前記記憶部に格納し、
    前記制御部は、プロジェクトの識別情報が入力されると、前記記憶部から、当該入力されたプロジェクトの識別情報に紐付く原価情報を抽出し、当該抽出した原価情報を出力する原価情報出力手段をさらに備えること、
    を特徴とする請求項1に記載の情報生成装置。
  3. 前記制御部は、
    前記第一原価情報生成手段で生成した1つまたは複数の原価情報に基づいて、原価情報ごとに、前記所定の原価科目に対応する借方勘定科目と資産に関する貸方勘定科目が設定された仕訳情報を生成する第一仕訳情報生成手段と、
    前記第二原価情報生成手段で生成した1つまたは複数の原価情報に基づいて、原価情報ごとに、資産に関する借方勘定科目と前記所定の原価科目に対応する貸方勘定科目が設定された仕訳情報を生成する第二仕訳情報生成手段と、
    をさらに備えること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の情報生成装置。
  4. プロジェクトは、工事に関するものであり、
    物品は、資機材であること、
    を特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の情報生成装置。
  5. 制御部を備える情報処理装置の前記制御部に実行させるための、
    複数のプロジェクトで使用される可能性のある物品の品目に対し残存価値の度合い別に設定した単品別に物品の在庫数量を保持する在庫情報を参照して決定した、出庫する物品についての品目と出庫数量を含む出庫要求を満たす、出庫する物品についての単品と出庫数量の1つまたは複数の組み合わせが入力されると、当該入力された組み合わせごとに、当該組み合わせを含む出庫情報を生成する出庫情報生成ステップと、
    前記出庫情報生成ステップで生成した1つまたは複数の出庫情報と、各出庫情報に含まれる単品に設定した単価に基づいて、出庫情報ごとに、所定の原価科目と正の値の原価金額を含む原価情報を生成する第一原価情報生成ステップと、
    前記出庫要求を受けて出庫した後に入庫した物品に対し残存価値の度合いの評価を行って決定した、入庫した物品についての単品と入庫数量の1つまたは複数の組み合わせが入力されると、当該入力された組み合わせごとに、当該組み合わせを含む入庫情報を生成する入庫情報生成ステップと、
    前記入庫情報生成ステップで生成した1つまたは複数の入庫情報と、各入庫情報に含まれる単品に設定した単価に基づいて、入庫情報ごとに、前記所定の原価科目と負の値の原価金額を含む原価情報を生成する第二原価情報生成ステップと、
    を含む情報生成プログラム。
  6. 制御部を備える情報処理装置の前記制御部が実行する、
    複数のプロジェクトで使用される可能性のある物品の品目に対し残存価値の度合い別に設定した単品別に物品の在庫数量を保持する在庫情報を参照して決定した、出庫する物品についての品目と出庫数量を含む出庫要求を満たす、出庫する物品についての単品と出庫数量の1つまたは複数の組み合わせが入力されると、当該入力された組み合わせごとに、当該組み合わせを含む出庫情報を生成する出庫情報生成ステップと、
    前記出庫情報生成ステップで生成した1つまたは複数の出庫情報と、各出庫情報に含まれる単品に設定した単価に基づいて、出庫情報ごとに、所定の原価科目と正の値の原価金額を含む原価情報を生成する第一原価情報生成ステップと、
    前記出庫要求を受けて出庫した後に入庫した物品に対し残存価値の度合いの評価を行って決定した、入庫した物品についての単品と入庫数量の1つまたは複数の組み合わせが入力されると、当該入力された組み合わせごとに、当該組み合わせを含む入庫情報を生成する入庫情報生成ステップと、
    前記入庫情報生成ステップで生成した1つまたは複数の入庫情報と、各入庫情報に含まれる単品に設定した単価に基づいて、入庫情報ごとに、前記所定の原価科目と負の値の原価金額を含む原価情報を生成する第二原価情報生成ステップと、
    を含む情報生成方法。
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