JP2018147330A - 請求運賃算出装置、請求運賃算出方法および請求運賃算出プログラム - Google Patents

請求運賃算出装置、請求運賃算出方法および請求運賃算出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】請求個口単価が得意先ごとに異なる場合においても、所望の得意先に対する請求運賃を自動的に算出できる請求運賃算出装置、請求運賃算出方法および請求運賃算出プログラムの提供を課題とする。【解決手段】本実施形態では、(1)入力された商品識別情報と紐づく運賃区分を商品マスタから取得し、当該取得した運賃区分と紐づく配送単位数および配送個口数を運賃区分マスタから取得し、(2)入力された配送数量を前記取得した配送単位数で除した値と、前記取得した配送個口数と、に基づいて、請求個口数を算出し、(3)入力された得意先識別情報および入力された納入先識別情報と紐づく地区コードを、納入先マスタから取得し、入力された出荷形態識別情報および当該取得した地区コードと紐づく請求個口単価を運賃マスタから取得し、(4)前記算出した請求個口数に前記取得した請求個口単価を乗じることより、得意先に対する請求運賃を算出する。【選択図】図5

Description

本発明は、請求運賃算出装置、請求運賃算出方法および請求運賃算出プログラムに関する。
特許文献1には、ある程度の運送負荷が把握でき、且つ運送会社での採算性確保が可能な輸送運賃算定システム、輸送運賃算定方法、および記録媒体が開示されている(0004段落等参照)。
特開2001−265864号公報
このような運送負荷の管理の分野においては、得意先に対する請求運賃の計算は、出荷形態別(路線便か都内便か等)、地区別等に異なる単価(いわゆる請求個口単価)が設定された運賃単価表を見ながら、担当者が手作業により行っていた。しかしながら、この作業には、大変な時間と労力を要していた。
また、収益管理を行う際に運賃コストは無視し、粗利だけを考慮するという手法をとった場合、重量物を扱う企業においては、運賃コストの収益への影響が大きいため、正確な収益管理ができないという問題があった。このため、重量物を扱う企業においては特に、得意先に対する請求運賃(運賃コスト)も含めた収益管理を行うことが必要不可欠である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、請求個口単価が得意先ごとに異なる場合においても、所望の得意先に対する請求運賃を自動的に算出できる請求運賃算出装置、請求運賃算出方法および請求運賃算出プログラムを提供する。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る請求運賃算出装置は、制御部および記憶部を備え、得意先に対する請求運賃を算出する請求運賃算出装置であって、前記記憶部には、商品識別情報と運賃区分とを含む商品マスタと、運賃区分と配送単位数と配送個口数とを含む運賃区分マスタと、得意先識別情報と納入先識別情報と地区コードとを含む納入先マスタと、出荷形態識別情報と地区コードと請求個口1個あたりの請求運賃である請求個口単価とを含む運賃マスタと、が格納されており、前記制御部は、入力された商品識別情報と紐づく運賃区分を前記商品マスタから取得し、当該取得した運賃区分と紐づく配送単位数および配送個口数を前記運賃区分マスタから取得する配送単位数等取得手段と、入力された配送数量を前記配送単位数等取得手段で取得した配送単位数で除した値と、前記配送単位数等取得手段で取得した配送個口数と、に基づいて、請求個口数を算出する請求個口数算出手段と、入力された得意先識別情報および入力された納入先識別情報と紐づく地区コードを、前記納入先マスタから取得し、入力された出荷形態識別情報および当該取得した地区コードと紐づく請求個口単価を前記運賃マスタから取得する請求個口単価取得手段と、前記請求個口数算出手段で算出した請求個口数に前記請求個口単価取得手段で取得した請求個口単価を乗じることにより、前記得意先に対する請求運賃を算出する請求運賃算出手段と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る請求運賃算出方法は、制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行される、得意先に対する請求運賃を算出する請求運賃算出方法であって、前記記憶部には、商品識別情報と運賃区分とを含む商品マスタと、運賃区分と配送単位数と配送個口数とを含む運賃区分マスタと、得意先識別情報と納入先識別情報と地区コードとを含む納入先マスタと、出荷形態識別情報と地区コードと請求個口1個あたりの請求運賃である請求個口単価とを含む運賃マスタと、が格納されており、前記制御部で実行される、入力された商品識別情報と紐づく運賃区分を前記商品マスタから取得し、当該取得した運賃区分と紐づく配送単位数および配送個口数を前記運賃区分マスタから取得する配送単位数等取得ステップと、入力された配送数量を前記配送単位数等取得ステップで取得した配送単位数で除した値と、前記配送単位数等取得ステップで取得した配送個口数と、に基づいて、請求個口数を算出する請求個口数算出ステップと、入力された得意先識別情報および入力された納入先識別情報と紐づく地区コードを、前記納入先マスタから取得し、入力された出荷形態識別情報および当該取得した地区コードと紐づく請求個口単価を前記運賃マスタから取得する請求個口単価取得ステップと、前記請求個口数算出ステップで算出した請求個口数に前記請求個口単価取得ステップで取得した請求個口単価を乗じることにより、前記得意先に対する請求運賃を算出する請求運賃算出ステップと、を含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係る請求運賃算出プログラムは、制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるための、得意先に対する請求運賃を算出する請求運賃算出プログラムであって、前記記憶部には、商品識別情報と運賃区分とを含む商品マスタと、運賃区分と配送単位数と配送個口数とを含む運賃区分マスタと、得意先識別情報と納入先識別情報と地区コードとを含む納入先マスタと、出荷形態識別情報と地区コードと請求個口1個あたりの請求運賃である請求個口単価とを含む運賃マスタと、が格納されており、前記制御部に実行させるための、入力された商品識別情報と紐づく運賃区分を前記商品マスタから取得し、当該取得した運賃区分と紐づく配送単位数および配送個口数を前記運賃区分マスタから取得する配送単位数等取得ステップと、入力された配送数量を前記配送単位数等取得ステップで取得した配送単位数で除した値と、前記配送単位数等取得ステップで取得した配送個口数と、に基づいて、請求個口数を算出する請求個口数算出ステップと、入力された得意先識別情報および入力された納入先識別情報と紐づく地区コードを、前記納入先マスタから取得し、入力された出荷形態識別情報および当該取得した地区コードと紐づく請求個口単価を前記運賃マスタから取得する請求個口単価取得ステップと、前記請求個口数算出ステップで算出した請求個口数に前記請求個口単価取得ステップで取得した請求個口単価を乗じることにより、前記得意先に対する請求運賃を算出する請求運賃算出ステップと、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、請求個口単価が得意先ごとに異なる場合においても、所望の得意先に対する請求運賃を自動的に算出できるという効果を奏する。
図1は、請求運賃算出装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、出荷形態の一覧を示す図である。 図3は、請求運賃算出のルールの一例を示す図である。 図4は、各マスタの内容の一例を示す図である。 図5は、請求運賃算出の1つ目の具体例を示す図である。 図6は、請求運賃算出の2つ目の具体例を示す図である。 図7は、請求運賃算出の3つ目の具体例を示す図である。 図8は、請求運賃算出の4つ目の具体例を示す図である。 図9は、請求運賃算出の5つ目の具体例を示す図である。
以下に、本発明に係る請求運賃算出装置、請求運賃算出方法および請求運賃算出プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[1.概要]
運送業界等の分野においては、請求運賃の算出については、従来、運賃単価表を見ながら担当者が手作成で伝票計上していた。そこで、本実施形態においては、出荷単位における請求運賃(想定コスト)を自動計算し、運賃伝票を自動作成できるようにした。これにより、請求運賃伝票の起票処理の簡素化だけでなく、得意先別の請求運賃(原価)管理が可能となり、商品原価だけではなく、運賃も含めた収益管理を実現した。収益管理の目線に立つと、特に、重量物を取り扱う企業では運賃コストの比重が大きいため、粗利だけの収益管理では不十分であり、運賃原価を含めた収益管理が必要不可欠である。
また、本実施形態においては、路線便による製品の納入時、取引先へ請求する運賃の計算を行い、想定外の運賃計算についても自動計算することができる。本実施形態においては、製品(=荷姿としてカウントできる納入品)を自動計算の対象とする。以下、具体的な構成および動作について説明する。
請求運賃の計算タイミングは、例えば、売上一括計上時(起動自体は手動実行)であって、売上入力時には請求運賃の計算は行わない。
[2.構成]
本実施形態に係る請求運賃算出装置100の構成について、図1を用いて説明する。図1は、請求運賃算出装置100の構成の一例を示すブロック図である。
請求運賃算出装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、請求運賃算出装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
請求運賃算出装置100は、図1に示すように、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。請求運賃算出装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、請求運賃算出装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、請求運賃算出装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する記憶部106に格納されるデータは、サーバ200に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114を、表示部としてのモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、およびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、商品マスタ106aと、運賃区分マスタ106bと、納入先マスタ106cと、運賃マスタ106dと、を備えている。以下、各マスタが含む項目について、図4を用いて詳細に説明する。
商品マスタ106aは、図4に示すように、商品識別情報(図では、商品)と運賃区分とを含む。前記商品識別情報は、図4に示すような具体的な商品名であってもよいし、または、商品コード等の記号であってもよい。前記運賃区分は、後述する配送単位数および配送個口数の組合せを指定する区分である。商品マスタ106aは、更に、図4に示すように、運賃請求区分等を含んでもよい。前記運賃請求区分として、「0」を含む商品は、本実施形態に係る運賃算出の対象商品となり、「1」を含む商品は、本実施形態に係る運賃算出の対象外商品となる。
運賃区分マスタ106bは、図4に示すように、運賃区分と配送単位数と配送個口数とを含む。前記配送単位数は、商品の配送単位数を意味し、前記配送個口数は、前記配送単位数分の商品を何個口で配送するかを意味する。例えば、図4の運賃区分「2」に示すように、(配送単位数、配送個口数)=(4、1)の場合、4個の商品を1個口で配送することを意味し、また、別の例として、図4の運賃区分「4」に示すように、(配送単位数、配送個口数)=(1、10)の場合、1個の商品を10個口で配送する(極めて重い商品等の場合)ことを意味する。ここで、本実施形態に係る請求運賃算出装置100においては、「得意先に対する請求運賃=請求個口数×請求個口単価」で算出することができるが、前記配送単位数および前記配送個口数は、前記請求個口数を算出するために用いる数値である(詳細は、以下の[3.処理の具体例]で説明する)。
納入先マスタ106cは、図4に示すように、得意先識別情報(図では、得意先)と納入先識別情報(図では、納入先)と地区コードとを含む。得意先識別情報および納入先識別情報は、図4に示すように、具体的な名称であってもよいし、または、コード等の記号であってもよい。
運賃マスタ106dは、図4に示すように、出荷形態識別情報(図では、出荷形態)と地区コードと請求個口単価とを含む。前記出荷形態識別情報は、商品の出荷形態を意味し、具体的には、図2に示すように、路線便、都内便、一車便(小型)、一車便(大型)、コンテナ、来社等の出荷形態がある。前記請求個口単価は、請求個口1個あたりの請求運賃である。ここで、本実施形態においては、前記出荷形態識別情報および前記地区コードの組合せに応じて1つの請求個口単価を設定可能であるが、例えば、図4に示すように、請求個口数(図4の運賃マスタ106dの横軸ラベルの○個)ごと、1次店または2次店の区別ごとに、更に細かく請求個口単価を設定してもよい。例えば、図4の例では、「地区コード:0012、請求個口数:5個以上、1次店」の場合には、請求個口単価として400円が設定されている。なお、1次店とは、例えば、得意先(メーカーから直接取引が可能)のことであり、2次店とは、例えば、納入先(メーカーと直接取引ができずに1次店経由で取引を行う仲卸業者等)のことである。
制御部102は、請求運賃算出装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、機能概念的に、(1)入力された商品識別情報と紐づく運賃区分を前記商品マスタから取得し、当該取得した運賃区分と紐づく配送単位数および配送個口数を前記運賃区分マスタから取得する配送単位数等取得手段としての配送単位数等取得部102aと、(2)入力された配送数量を前記配送単位数等取得手段で取得した配送単位数で除した値と、前記配送単位数等取得手段で取得した配送個口数と、に基づいて、請求個口数を算出する請求個口数算出手段としての請求個口数算出部102bと、(3)入力された得意先識別情報および入力された納入先識別情報と紐づく地区コードを、前記納入先マスタから取得し、入力された出荷形態識別情報および当該取得した地区コードと紐づく請求個口単価を前記運賃マスタから取得する請求個口単価取得手段としての請求個口単価取得部102cと、(4)前記請求個口数算出手段で算出した請求個口数に前記請求個口単価取得手段で取得した請求個口単価を乗じることにより、前記得意先に対する請求運賃を算出する請求運賃算出手段としての請求運賃算出部102dと、を備えている。なお、各部が実行する処理の詳細については、以下の[3.処理の具体例]で説明する。
[3.処理の具体例]
以下、本実施形態に係る処理の具体例について、主に図4および図5を用いて説明する。本実施形態に係る請求運賃算出は、図3に示すルールに基づき行われるが、詳細は、以下で述べるとおりである。
(配送単位数等取得処理)
配送単位数等取得部102aは、入力された商品識別情報と紐づく運賃区分を商品マスタ106aから取得し、当該取得した運賃区分と紐づく配送単位数および配送個口数を運賃区分マスタ106bから取得する。
具体的には、図5の受注例1に示すように、商品識別情報として、商品A、商品Bおよび商品Dが入力されたとする。この場合、配送単位数等取得部102aは、商品A、商品Bおよび商品Dと紐づく運賃区分として、それぞれ、1,2および1を図4に示す商品マスタ106aから取得する。続いて、配送単位数等取得部102aは、運賃区分1および2と紐づく(配送単位数、配送個口数)として、それぞれ、(1、1)および(4、1)を図4に示す運賃区分マスタ106bから取得する。なお、本段落で説明した内容は、図5のSTEP1にも示す。
(請求個口数算出処理)
請求個口数算出部102bは、入力された配送数量を配送単位数等取得部102aで取得した配送単位数で除した値と、配送単位数等取得部102aで取得した配送個口数と、に基づいて、請求個口数を算出する。
具体的には、図5の受注例1に示すように、商品の配送数量として、商品Aについては5個、商品Bについては4個、商品Dについては2個が入力されたとする。ここで、商品の配送数量を、同一の運賃区分を有する商品同士でまとめると、運賃区分1については、5個(商品A)+2個(商品D)=7個となり、運賃区分2については、4個(商品B)となる。そして、前述のとおり、運賃区分1と紐づく(配送単位数、配送個口数)=(1、1)であるため、請求個口数算出部102bは、運賃区分1についての請求個口数を、配送数量÷配送単位数×配送個口数=7個÷1×1=7個と算出する。また、運賃区分2と紐づく(配送単位数、配送個口数)=(4、1)であるため、請求個口数算出部102bは、運賃区分2についての請求個口数を、配送数量÷配送単位数×配送個口数=4個÷4×1=1個と算出する。以上より、請求個口数算出部102bは、各運賃区分についての請求個口数を加算して、最終的な請求個口数を、7個+1個=8個と算出する。なお、本段落で説明した内容は、図5のSTEP2にも示す。
なお、図5の例では示していないが、配送数量÷配送単位数の値が小数となる場合もある。例えば、図5の例で、商品Bについての配送数量が、仮に6個である場合、配送数量÷配送単位数=6÷4=1.5という小数になるが、この場合には、当該小数の第一を切り上げて、2.0とする。このため、商品Bの運賃区分2についての請求個口数は、2.0×配送個口数=2.0×1=2個となる。
(請求個口単価取得処理)
請求個口単価取得部102cは、入力された得意先識別情報および入力された納入先識別情報と紐づく地区コードを、納入先マスタ106cから取得し、入力された出荷形態識別情報および当該取得した地区コードと紐づく請求個口単価を運賃マスタ106dから取得する。
具体的には、図5の受注例1に示すように、得意先識別情報として、得意先(1)が入力され、納入先識別情報として、A商店(1次納入先)が入力され、出荷形態識別情報として、都内便が入力されたとする。この場合、請求個口単価取得部102cは、得意先(1)およびA商店と紐づく地区コードとして、0002を図4に示す納入先マスタ106cから取得する。続いて、図4に示す運賃マスタ106dを参照すると、出荷形態識別情報「都内便」および地区コード「0002」と紐づく請求個口単価は、図4に示す運賃マスタ106dの上から5行目(地区0002:東京(都下))に示すいずれかの請求個口単価であることがわかる。ここで、図5の例においては、納入先は、1次店であり、請求個口数は、前記(請求個口数算出処理)の項目で説明したように、8個であるため、「5個以上 1次店」のマス目を参照すればよいことがわかる。以上より、請求個口単価取得部102cは、請求個口単価として、500円を運賃マスタ106dから取得する。なお、本段落で説明した内容は、図5のSTEP3にも示す。
(請求運賃算出処理)
請求運賃算出部102dは、請求個口数算出部102bで算出した請求個口数(8個)に請求個口単価取得部102cで取得した請求個口単価(500円)を乗じることにより、得意先に対する請求運賃を、8個×500円=4,000円と算出する。なお、本段落で説明した内容は、図5のSTEP4にも示す。
これまでの説明と同様の方法により、図6〜図9に示す受注例2〜受注例5についても、得意先に対する請求運賃を算出することができる(具体的な算出方法は、図6〜図9参照)。
このように、本実施形態に係る請求運賃算出装置100によれば、請求個口単価が得意先ごとに異なる場合においても、所望の得意先に対する請求運賃を自動的に算出できる。このため、例えば、運賃単価表を見ながら手作業で得意先に対する請求運賃を算出するといった作業は不要となる。
また、従来、重量物を扱う企業においては、運賃コストの収益への影響が大きいため、運賃コストを無視すると、正確な収益管理を行うことができなかった。しかしながら、本実施形態に係る請求運賃算出装置100によれば、得意先に対する請求運賃を自動的に算出できるため、運賃コストを正確に把握し、その結果、正確な収益管理を行うことができる。
そして、本実施形態に係る請求運賃算出装置100は、例えば、算出された請求運賃が記載された運賃伝票(納品書)を自動的に作成してもよい。これにより、配送元または配送先(得意先)の担当者は、得意先に対する請求運賃を把握することができる。作成される納品書の例を、図4に「納品書記載例」として示す。図4の納品書においては、数量は請求個口数を意味し、単価は請求個口単価を意味し、金額は得意先に対する請求運賃を意味する。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、請求運賃算出装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、請求運賃算出装置100が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて請求運賃算出装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、請求運賃算出装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム商品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。したがって、本明細書で説明したような処理又は処理方法を実行するためのプログラムを格納した記録媒体もまた本発明を構成することとなる。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、請求運賃算出装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、請求運賃算出装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、運送会社を利用している業界であれば、いかなる業界においても有用であるが、特に、自社で倉庫を持ち、かつ、重量物を商品として取り扱う業界において極めて有用である。
100 請求運賃算出装置
102 制御部
102a 配送単位数等取得部
102b 請求個口数算出部
102c 請求個口単価取得部
102d 請求運賃算出部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 商品マスタ
106b 運賃区分マスタ
106c 納入先マスタ
106d 運賃マスタ
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (3)

  1. 制御部および記憶部を備え、得意先に対する請求運賃を算出する請求運賃算出装置であって、
    前記記憶部には、
    商品識別情報と運賃区分とを含む商品マスタと、
    運賃区分と配送単位数と配送個口数とを含む運賃区分マスタと、
    得意先識別情報と納入先識別情報と地区コードとを含む納入先マスタと、
    出荷形態識別情報と地区コードと請求個口1個あたりの請求運賃である請求個口単価とを含む運賃マスタと、
    が格納されており、
    前記制御部は、
    入力された商品識別情報と紐づく運賃区分を前記商品マスタから取得し、当該取得した運賃区分と紐づく配送単位数および配送個口数を前記運賃区分マスタから取得する配送単位数等取得手段と、
    入力された配送数量を前記配送単位数等取得手段で取得した配送単位数で除した値と、前記配送単位数等取得手段で取得した配送個口数と、に基づいて、請求個口数を算出する請求個口数算出手段と、
    入力された得意先識別情報および入力された納入先識別情報と紐づく地区コードを、前記納入先マスタから取得し、入力された出荷形態識別情報および当該取得した地区コードと紐づく請求個口単価を前記運賃マスタから取得する請求個口単価取得手段と、
    前記請求個口数算出手段で算出した請求個口数に前記請求個口単価取得手段で取得した請求個口単価を乗じることにより、前記得意先に対する請求運賃を算出する請求運賃算出手段と、
    を備えること、
    を特徴とする請求運賃算出装置。
  2. 制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行される、得意先に対する請求運賃を算出する請求運賃算出方法であって、
    前記記憶部には、
    商品識別情報と運賃区分とを含む商品マスタと、
    運賃区分と配送単位数と配送個口数とを含む運賃区分マスタと、
    得意先識別情報と納入先識別情報と地区コードとを含む納入先マスタと、
    出荷形態識別情報と地区コードと請求個口1個あたりの請求運賃である請求個口単価とを含む運賃マスタと、
    が格納されており、
    前記制御部で実行される、
    入力された商品識別情報と紐づく運賃区分を前記商品マスタから取得し、当該取得した運賃区分と紐づく配送単位数および配送個口数を前記運賃区分マスタから取得する配送単位数等取得ステップと、
    入力された配送数量を前記配送単位数等取得ステップで取得した配送単位数で除した値と、前記配送単位数等取得ステップで取得した配送個口数と、に基づいて、請求個口数を算出する請求個口数算出ステップと、
    入力された得意先識別情報および入力された納入先識別情報と紐づく地区コードを、前記納入先マスタから取得し、入力された出荷形態識別情報および当該取得した地区コードと紐づく請求個口単価を前記運賃マスタから取得する請求個口単価取得ステップと、
    前記請求個口数算出ステップで算出した請求個口数に前記請求個口単価取得ステップで取得した請求個口単価を乗じることにより、前記得意先に対する請求運賃を算出する請求運賃算出ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする請求運賃算出方法。
  3. 制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるための、得意先に対する請求運賃を算出する請求運賃算出プログラムであって、
    前記記憶部には、
    商品識別情報と運賃区分とを含む商品マスタと、
    運賃区分と配送単位数と配送個口数とを含む運賃区分マスタと、
    得意先識別情報と納入先識別情報と地区コードとを含む納入先マスタと、
    出荷形態識別情報と地区コードと請求個口1個あたりの請求運賃である請求個口単価とを含む運賃マスタと、
    が格納されており、
    前記制御部に実行させるための、
    入力された商品識別情報と紐づく運賃区分を前記商品マスタから取得し、当該取得した運賃区分と紐づく配送単位数および配送個口数を前記運賃区分マスタから取得する配送単位数等取得ステップと、
    入力された配送数量を前記配送単位数等取得ステップで取得した配送単位数で除した値と、前記配送単位数等取得ステップで取得した配送個口数と、に基づいて、請求個口数を算出する請求個口数算出ステップと、
    入力された得意先識別情報および入力された納入先識別情報と紐づく地区コードを、前記納入先マスタから取得し、入力された出荷形態識別情報および当該取得した地区コードと紐づく請求個口単価を前記運賃マスタから取得する請求個口単価取得ステップと、
    前記請求個口数算出ステップで算出した請求個口数に前記請求個口単価取得ステップで取得した請求個口単価を乗じることにより、前記得意先に対する請求運賃を算出する請求運賃算出ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする請求運賃算出プログラム。
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