JP7280777B2 - 送料多重徴収防止業務支援装置、送料多重徴収防止業務支援方法および送料多重徴収防止業務支援プログラム - Google Patents

送料多重徴収防止業務支援装置、送料多重徴収防止業務支援方法および送料多重徴収防止業務支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は、送料多重徴収防止業務支援装置、送料多重徴収防止業務支援方法および送料多重徴収防止業務支援プログラムに関する。
特許文献1には、小売店におけるギフト商品の受注・配送処理を、依頼主より受注したギフト商品の商品特性に合わせて効率的かつ適切に行うことができる、ギフト商品の受注配送管理装置及び受注配送管理方法が開示されている(特許文献1の0012段落等参照)。
特開2013-189292号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の方法では、異なる受注であるが同一便による配送となり送料が多重に発生した場合に、送料の多重徴収を効率よく防止することができなかった。
例えば、図2の取寄受注に示すように、他社商品を2/13に受注して取寄に1日かかり、出荷日が2/14になったとする。一方で、図2の倉出受注に示すように、自社商品を2/14に受注して、当日の2/14が自社倉庫からの倉出による出荷日になったとする。ここで、取寄受注および倉出受注ともに、納入先が「○○電気 福岡」であるとすると、出荷日もともに2/14であるため、同一便により配送することとなる。つまり、納入先が同じかつ出荷日が同じであるため、同一便により配送することとなる。
このような場合、取寄受注分および倉出受注分の各々に対応する売上明細をそれぞれ作成すると、各売上明細はそれぞれ送料を含む、すなわち、送料が重複してしまうこととなる。このため、従来においては、営業担当等が手動により、どちらか一方の売上明細から送料の削除を行ったり、後で値引きを行ったりする必要があったため、作業負荷が非常に大きいという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、送料の多重徴収を防止するための業務を支援することができる送料多重徴収防止業務支援装置、送料多重徴収防止業務支援方法および送料多重徴収防止業務支援プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る送料多重徴収防止業務支援装置は、制御部を備える送料多重徴収防止業務支援装置であって、前記制御部が、基準日と納入先識別データと得意先識別データと得意先に負担させる送料である客先負担送料とを含む複数の売上明細データにおいて、前記基準日および前記納入先識別データの組合せが同じである前記売上明細データを特定する明細特定手段と、前記同じである前記売上明細データについての配送を同一便により行う場合において、前記同じである前記売上明細データ中の前記客先負担送料のうち最も高いものを採用することを意味する区分である最大送料採用区分および前記同じである前記売上明細データ中の前記客先負担送料のうち最も低いものを採用することを意味する区分である最低送料採用区分のいずれか一方の採用送料区分と、前記得意先識別データと、を紐付けて含む採用送料設定マスタを参照して、前記明細特定手段で特定した前記売上明細データ中の前記得意先識別データと紐付く前記採用送料区分を取得する区分取得手段と、前記明細特定手段で特定した前記売上明細データ中の前記客先負担送料のうち、前記区分取得手段で取得した前記採用送料区分で特定される前記客先負担送料以外の前記客先負担送料を削除する送料削除手段と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る送料多重徴収防止業務支援装置は、前記制御部が、前記納入先識別データと、前記得意先識別データと、商品を自社倉庫から倉出する形態で受注することを意味する区分である倉出受注区分および前記商品を他社から取寄する形態で受注することを意味する区分である取寄受注区分のいずれか一方の受注区分と、受注金額と、を含む複数の受注明細データにおいて、前記受注区分および前記納入先識別データの組合せが同じである前記受注明細データ中の前記受注金額の合計を集計する受注金額集計手段と、前記受注金額集計手段で集計した前記受注金額の合計に応じて取得した金額を前記客先負担送料として前記売上明細データに付加する送料付加手段と、を更に備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る送料多重徴収防止業務支援装置は、前記送料付加手段が、前記受注金額の合計に関する金額範囲と金額とを含む送料管理マスタを参照して、前記受注金額集計手段で集計した前記受注金額の合計が属する前記金額範囲と紐付く前記金額を取得し、当該取得した金額を前記客先負担送料として前記売上明細データに付加すること、を特徴とする。
また、本発明に係る送料多重徴収防止業務支援装置は、前記送料管理マスタが、前記金額範囲と前記金額と事業所識別データとを含み、前記送料付加手段が、前記送料管理マスタを参照して、前記受注金額集計手段で集計した前記受注金額の合計が属する前記金額範囲および指定された事業所識別データと紐付く前記金額を取得し、当該取得した金額を前記客先負担送料として前記売上明細データに付加すること、を特徴とする。
また、本発明に係る送料多重徴収防止業務支援装置は、前記送料管理マスタが、前記金額範囲と前記金額と前記金額の適用を開始する日である適用開始日とを含み、前記送料付加手段が、前記送料管理マスタを参照して、前記受注金額集計手段で集計した前記受注金額の合計が属する前記金額範囲および前記受注金額集計手段で前記受注金額の集計を行った日以前の前記適用開始日と紐付く前記金額を取得し、当該取得した金額を前記客先負担送料として前記売上明細データに付加すること、を特徴とする。
また、本発明に係る送料多重徴収防止業務支援装置は、前記採用送料設定マスタが、更に、前記得意先に対して前記客先負担送料を請求することを意味する区分である送料請求区分および前記得意先に対して前記客先負担送料を請求しないことを意味する区分である送料非請求区分のいずれか一方の送料請求有無区分を含み、前記送料付加手段が、前記受注明細データ中の前記得意先識別データと紐付く前記採用送料設定マスタ中の前記送料請求有無区分が前記送料請求区分である場合にのみ、前記取得した金額を前記客先負担送料として前記売上明細データに付加すること、を特徴とする。
また、本発明に係る送料多重徴収防止業務支援装置は、前記明細特定手段で特定した前記売上明細データのうち、一方が、前記取寄受注区分を含む前記受注明細データに基づいて作成されたものであり、他方が、前記倉出受注区分を含む前記受注明細データに基づいて作成されたものであること、を特徴とする。
また、本発明に係る送料多重徴収防止業務支援装置は、前記基準日が、商品の売上日、前記商品の出荷日または前記商品の前記得意先への到着日であること、を特徴とする。
また、本発明に係る送料多重徴収防止業務支援方法は、制御部を備える情報処理装置で実行される送料多重徴収防止業務支援方法であって、前記制御部で実行される、基準日と納入先識別データと得意先識別データと得意先に負担させる送料である客先負担送料とを含む複数の売上明細データにおいて、前記基準日および前記納入先識別データの組合せが同じである前記売上明細データを特定する明細特定ステップと、前記同じである前記売上明細データについての配送を同一便により行う場合において、前記同じである前記売上明細データ中の前記客先負担送料のうち最も高いものを採用することを意味する区分である最大送料採用区分および前記同じである前記売上明細データ中の前記客先負担送料のうち最も低いものを採用することを意味する区分である最低送料採用区分のいずれか一方の採用送料区分と、前記得意先識別データと、を紐付けて含む採用送料設定マスタを参照して、前記明細特定ステップで特定した前記売上明細データ中の前記得意先識別データと紐付く前記採用送料区分を取得する区分取得ステップと、前記明細特定ステップで特定した前記売上明細データ中の前記客先負担送料のうち、前記区分取得ステップで取得した前記採用送料区分で特定される前記客先負担送料以外の前記客先負担送料を削除する送料削除ステップと、を含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係る送料多重徴収防止業務支援プログラムは、制御部を備える情報処理装置に実行させるための送料多重徴収防止業務支援プログラムであって、前記制御部に実行させるための、基準日と納入先識別データと得意先識別データと得意先に負担させる送料である客先負担送料とを含む複数の売上明細データにおいて、前記基準日および前記納入先識別データの組合せが同じである前記売上明細データを特定する明細特定ステップと、前記同じである前記売上明細データについての配送を同一便により行う場合において、前記同じである前記売上明細データ中の前記客先負担送料のうち最も高いものを採用することを意味する区分である最大送料採用区分および前記同じである前記売上明細データ中の前記客先負担送料のうち最も低いものを採用することを意味する区分である最低送料採用区分のいずれか一方の採用送料区分と、前記得意先識別データと、を紐付けて含む採用送料設定マスタを参照して、前記明細特定ステップで特定した前記売上明細データ中の前記得意先識別データと紐付く前記採用送料区分を取得する区分取得ステップと、前記明細特定ステップで特定した前記売上明細データ中の前記客先負担送料のうち、前記区分取得ステップで取得した前記採用送料区分で特定される前記客先負担送料以外の前記客先負担送料を削除する送料削除ステップと、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、送料の多重徴収を防止するための業務を支援することができるという効果を奏する。
図1は、送料多重徴収防止業務支援装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、取寄受注と倉出受注とで出荷日が同日となる場合の一例を示すイメージ図である。 図3は、本実施形態に係る業務フローの一例を示す図である。 図4は、本実施形態に係る送料自動計算および送料二重徴収防止の概要の一例を示す図である。 図5は、得意先マスタの一例を示す図である。 図6は、事業所別送料管理マスタの一例を示す図である。 図7は、受注入力(STEP1)により作成された受注明細データの一例を示す図である。 図8は、受注金額の集計および送料の取得(STEP2)の一例を示す図である。 図9は、取得した送料を付加(STEP3)した受注明細データの一例を示す図である。 図10は、1回目の売上計上(STEP4)により作成された売上明細データの一例を示す図である。 図11は、追加の受注入力(STEP5)により作成された受注明細データの一例を示す図である。 図12は、2回目の売上計上(STEP6)により作成された売上明細データの一例を示す図である。
以下に、本発明に係る送料多重徴収防止業務支援装置、送料多重徴収防止業務支援方法および送料多重徴収防止業務支援プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。以下、具体的な構成および動作について説明する。
[1.構成]
本実施形態に係る送料多重徴収防止業務支援装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、送料多重徴収防止業務支援装置100の構成の一例を示すブロック図である。
送料多重徴収防止業務支援装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、送料多重徴収防止業務支援装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
送料多重徴収防止業務支援装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。送料多重徴収防止業務支援装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、送料多重徴収防止業務支援装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、送料多重徴収防止業務支援装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する各種マスタ等のデータは、例えばサーバ200に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、例えば、採用送料設定マスタとしての得意先マスタ106aと、送料管理マスタとしての事業所別送料管理マスタ106bと、受注明細データ106cと、売上明細データ106dと、を備えている。
本実施形態に係る送料多重徴収防止業務支援装置100の使用者は、例えば、自社商品および他社商品の両方を扱う卸売業者等である。
得意先マスタ106aは、図5に示すように、例えば、得意先識別データ(得意先コードおよび得意先名)と、送料請求有無区分(送料対象)と、採用送料区分(複数時送料計上)と、等を紐付けて含む。
前記送料請求有無区分(送料対象)は、得意先に対して前記得意先に負担させる送料である客先負担送料を請求することを意味する区分である送料請求区分(1:する)および前記得意先に対して前記客先負担送料を請求しないことを意味する区分である送料非請求区分(0:しない)のいずれか一方の区分である。図5の例では、「○○電気 福岡」および「○○電気 東京」については送料を請求し、これに対して、「○○電気 大阪」については送料を請求しない設定となっている。
前記採用送料区分(複数時送料計上)は、後述する基準日および後述する納入先識別データの組合せが同じである売上明細データ106dについての配送を同一便により行う場合において、前記同じである売上明細データ106d中の前記客先負担送料のうち最も高いものを採用することを意味する区分である最大送料採用区分(1:大)および前記同じである売上明細データ106d中の前記客先負担送料のうち最も低いものを採用することを意味する区分である最低送料採用区分(2:小)のいずれか一方の区分である。図5の例では、「○○電気 福岡」については大きい方の送料を採用し、これに対して、「○○電気 東京」については小さい方の送料を採用する設定となっている。
事業所別送料管理マスタ106bは、図6に示すように、例えば、事業所識別データ(事業所)と、受注金額の合計に関する金額範囲(受注金額)と、金額(送料金額)と、当該金額(送料金額)の適用を開始する日である適用開始日(適用日)と、等を含む。図6の例では、大阪本社については、
●適用日2018/1/01からは、前記受注金額の合計が5,000円未満である場合は送料を500円とし、前記受注金額の合計が10,000円未満である場合は送料を200円とし、前記受注金額の合計が10,000円以上である場合は送料を0円とし、
●適用日2019/4/01からは、前記受注金額の合計が10,000円未満である場合は送料を400円とする
設定となっている。
受注明細データ106cは、図7等に示すように、例えば、受注番号(受注No)と、前記商品の受注日と、受注区分と、前記得意先識別データ(得意先)と、前記納入先識別データ(納入先)と、商品識別データ(商品)と、前記受注金額と、前記受注金額の同一の受注明細データ106c内における合計額(受注合計)と、在庫が引当済であるかないかを示す区分である在庫引当区分(在庫引当)と、送料の算出が済んだか済んでいないかを示す区分である送料算出区分(送料算出)と、等を含む。図7には、5つの受注明細データ106cを示している。
前記受注区分は、前記商品を自社倉庫から倉出する形態で受注することを意味する区分である倉出受注区分(倉出)および前記商品を他社から取寄する形態で受注することを意味する区分である取寄受注区分(取寄)のいずれか一方の区分である。図7の例では、1~4の番号を付した受注明細データ106c中の自社商品A、B、CおよびDについては倉出による受注とし、これに対して、5の番号を付した受注明細データ106c中の他社商品TおよびSについては取寄による受注とする設定となっている。
売上明細データ106dは、図10等に示すように、例えば、売上番号(売上No)と、前記商品の売上日と、売上区分と、前記得意先識別データ(得意先)と、前記納入先識別データ(納入先)と、前記商品識別データ(商品)と、売上金額と、前記売上金額の同一の売上明細データ106d内における合計額(売上合計)と、前記在庫引当区分(在庫引当)と、前記送料算出区分(送料算出)と、前記受注番号(受注No)と、前記客先負担送料(送料)と、等を含む。
ここで、同一便による配送を行うか否かは、例えば、売上明細データ106d中の前記売上日および前記納入先識別データの組合せが同じである場合に行うことができる。しかしながら、同一便による配送を行うか否かの基準となる基準日としては、前記売上日と併せてまたは前記売上日に代えて、前記商品の出荷日または前記商品の前記得意先への到着日を用いてもよい。要するに、前記売上日、前記出荷日および前記到着日のどれが同じである場合に同一便による配送を行うかは、ユーザが任意に設定可能である。
制御部102は、送料多重徴収防止業務支援装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、機能概念的に、例えば、(1)納入先識別データと、得意先識別データと、商品を自社倉庫から倉出する形態で受注することを意味する区分である倉出受注区分および前記商品を他社から取寄する形態で受注することを意味する区分である取寄受注区分のいずれか一方の受注区分と、受注金額と、を含む複数の受注明細データにおいて、前記受注区分および前記納入先識別データの組合せが同じである前記受注明細データ中の前記受注金額の合計を集計する受注金額集計手段としての受注金額集計部102aと、(2)前記受注金額集計手段で集計した前記受注金額の合計に応じて取得した金額を得意先に負担させる送料である客先負担送料として売上明細データに付加する送料付加手段としての送料付加部102bと、(3)基準日と前記納入先識別データと前記得意先識別データと前記客先負担送料とを含む複数の前記売上明細データにおいて、前記基準日および前記納入先識別データの組合せが同じである前記売上明細データを特定する明細特定手段としての明細特定部102cと、(4)前記同じである前記売上明細データについての配送を同一便により行う場合において、前記同じである前記売上明細データ中の前記客先負担送料のうち最も高いものを採用することを意味する区分である最大送料採用区分および前記同じである前記売上明細データ中の前記客先負担送料のうち最も低いものを採用することを意味する区分である最低送料採用区分のいずれか一方の採用送料区分と、前記得意先識別データと、を紐付けて含む採用送料設定マスタを参照して、前記明細特定手段で特定した前記売上明細データ中の前記得意先識別データと紐付く前記採用送料区分を取得する区分取得手段としての区分取得部102dと、(5)前記明細特定手段で特定した前記売上明細データ中の前記客先負担送料のうち、前記区分取得手段で取得した前記採用送料区分で特定される前記客先負担送料以外の前記客先負担送料を削除する送料削除手段としての送料削除部102eと、を備えている。
受注金額集計部102aは、納入先と得意先と受注区分(「倉出」または「取寄」)と受注金額とを含む複数の受注明細データ106cにおいて、前記受注区分および前記納入先の組合せが同じである受注明細データ106c中の前記受注金額の合計を集計する。
送料付加部102bは、受注金額集計部102aで集計した前記受注金額の合計に応じて取得した金額を客先負担送料として売上明細データ106dに付加する。
具体的には、送料付加部102bは、事業所と適用開始日(適用日)と金額範囲(受注金額)と金額(送料金額)とを含む事業所別送料管理マスタ106bを参照して、受注金額集計部102aで集計した前記受注金額の合計が属する前記金額範囲(受注金額)と紐付く前記金額(送料金額)を取得し、当該取得した金額(送料金額)を前記客先負担送料として売上明細データ106dに付加してもよい。
送料付加部102bは、事業所を考慮して前記金額(送料金額)を取得してもよい。すなわち、送料付加部102bは、事業所別送料管理マスタ106bを参照して、受注金額集計部102aで集計した前記受注金額の合計が属する前記金額範囲(受注金額)および指定された事業所と紐付く前記金額(送料金額)を取得し、当該取得した金額(送料金額)を前記客先負担送料として売上明細データ106dに付加してもよい。
送料付加部102bは、適用開始日(適用日)を考慮して前記金額(送料金額)を取得してもよい。すなわち、送料付加部102bは、事業所別送料管理マスタ106bを参照して、受注金額集計部102aで集計した前記受注金額の合計が属する前記金額範囲(受注金額)および受注金額集計部102aで前記受注金額の集計を行った日以前の前記適用開始日(適用日)と紐付く前記金額(送料金額)を取得し、当該取得した金額(送料金額)を前記客先負担送料として売上明細データ106dに付加してもよい。
送料付加部102bは、得意先に応じて、前記金額(送料金額)を売上明細データ106dに付加するか否か(すなわち、得意先に送料を請求するか否か)を判断してもよい。すなわち、送料付加部102bは、受注明細データ106c中の得意先と紐付く得意先マスタ106a中の送料対象の区分(「0:しない」または「1:する」)が、「1:する」である場合にのみ、前記取得した金額(送料金額)を前記客先負担送料として売上明細データ106dに付加してもよい。これにより、得意先ごとに、送料を請求するかしないかを管理することが可能となる。
明細特定部102cは、基準日(例えば、売上日)と前記納入先と前記得意先と前記客先負担送料とを含む複数の売上明細データ106dにおいて、前記基準日(例えば、売上日)および前記納入先の組合せが同じである売上明細データ106dを特定する。
明細特定部102cで特定する売上明細データ106dは、例えば、一方が、前記受注区分として「取寄」を含む受注明細データ106cに基づいて作成されたものであり、他方が、前記受注区分として「倉出」を含む受注明細データ106cに基づいて作成されたものであってもよい。これにより、例えば、図2に示すような状況(取寄受注した他社商品と、その後追加で倉出受注した自社商品と、が同日に同一納入先に対して出荷されるという状況)にも対応可能である。
区分取得部102dは、複数時送料計上の区分(「1:大」または「2:小」)と得意先とを紐付けて含む得意先マスタ106aを参照して、明細特定部102cで特定した売上明細データ106d中の前記得意先と紐付く前記複数時送料計上の区分を取得する。
送料削除部102eは、明細特定部102cで特定した売上明細データ106d中の前記客先負担送料のうち、区分取得部102dで取得した前記複数時送料計上の区分で特定される前記客先負担送料以外の前記客先負担送料を削除する。
[2.本発明の概要]
本項目では、本発明の概要を説明する。まず、本発明の背景と全体概要を説明し、次に、業務フローの概要を説明し、最後に、送料自動計算および送料二重徴収防止の概要を説明する。
[2-1.本発明の背景と全体概要]
従来おいては、配送コストが割安であったため、送料を自社負担する会社が多かったが、近年、運送会社の送料の値上げが相次いで行われている。このため、送料を客先負担にした会社も多い。
ここで、自社倉庫から倉出する形態で受注した商品と他社から取寄(受発注)する形態で受注した商品とを、リードタイムの関係で同日かつ同一配送先に配送することとなった場合に、複数の送料が発生してしまう(すなわち、送料が二重に発生してしまう)という問題があった。
送料が二重に発生した場合、従来においては、営業担当等が、目視で確認を行いながら手動で二重に発生した送料を削除する必要または後日に値引対応を行う必要があったため、作業負荷が大きかった。更に言うならば、二重に発生した送料の削除は、受注~出荷~配達準備までの限られた時間の中で行う必要があるため、作業負荷が大きいという問題だけではなく、複数の得意先売上を配送先ごとに集計し送料を追加計上していくには時間的に間に合わない(すなわち、作業自体が時間的に間に合わない)という問題もあった。
そこで、本実施形態においては、例えば、受注金額に応じた送料の自動計算実施後に、例えば、倉出受注および取寄受注(受発注)が混在しており双方の出荷リードタイムの関係で同一納入先に同一配送を行うこととなった場合に、送料が二重に発生しない機能を実現した。
これにより、例えば、以下の1~3のことができるようになった。
1.今まで送料を貰えなかった顧客に対して送料請求の交渉ができるようになり、送料を請求できる顧客を増加させることで収益が改善した。
2.「受注入力」時に受注金額に応じた送料を計算できるようになった。例えば、ある一定の受注総額を超える場合は送料を0円にする等の内容を顧客と交渉できるようになった。
3.倉出受注と取寄受注(受発注)のリードタイム違いにより同一日に配送される商品の送料の二重取りが発生する場合に、当該二重取りを防止することで、売上後に営業担当等が金額調整を行う必要がなくなった。
[2-2.業務フローの概要]
本発明における業務フローは、例えば、図3に示すとおりである。
図3の「(1)送料計算」においては、受注トータル金額により段階別送料計算を行うことができる。当該計算は、得意先マスタ106aに設定された送料対象の区分「0:しない」または「1:する」に応じて行うことができる。
図3の「(2)発注」においては、受発注(取寄受注)情報については、メーカーへ発注を行う。
図3の「出荷処理」においては、倉出受注と取寄受注とが異なる受注日であっても、リードタイムの関係で、同一日に出荷されることがある。
図3の「(5)送料選択計上」においては、同一配送日かつ同一配送先の送料売上が発生する場合、得意先マスタ106aに設定された複数時送料計上の区分「1:大」または「2:小」に対応する送料を採用することができる。
[2-3.送料自動計算および送料二重徴収防止の概要]
まず、図4の「受注入力」に示すように、2つの受注明細データが受注入力により登録される。
続いて、図4の「送料計算処理」に示すように、受注区分別トータル金額による段階別送料計算が行われる。具体的には、仮に、受注金額合計が5,000円未満のときは送料500円、受注金額合計が5,000円以上10,000円未満のときは送料200円、受注金額合計が10,000円以上のときは送料0円であるとすると、図4に示す上の受注明細データについての受注金額合計は3,000円であるため送料は500円となり、図4に示す下の受注明細データについての受注金額合計は5,000円であるため送料は200円となる。
最後に、図4の「売上計上処理」に示すように、売上計上時に同一配送となった際に送料が控除される。具体的には、仮に、得意先マスタ106aにおいて、得意先Aに関しては大きい方の送料を採用する旨の設定(すなわち、複数時送料計上の区分が「1:大」の設定)がされているとすると、前段落で説明した送料のうち小さい方の送料である200円が控除され、結果として、大きい方の送料である500円が採用される。
[3.処理の具体例]
本項目では、本実施形態に係る処理の具体例を説明する。なお、本項目においては、得意先マスタ106aは図5に示す内容で設定されており、事業所別送料管理マスタ106bは図6に示す内容で設定されているという前提で説明を進める。
[3-1.受注入力(STEP1)]
まず、受注入力により、2019/2/13を受注日として、図7に示す5つの受注明細データ106cが登録される。以下、受注明細データ106cおよび売上明細データ106dを、図において明細の左側に付した番号で呼ぶ。例えば、左側に1の番号を付した受注明細データ106cのことを、「受注明細1」と呼ぶ。
受注明細1~4は、自社商品A、B、CおよびDの受注に関する受注明細であるため、図7に示すように、受注区分は「倉出」となる。受注明細1については、商品Aの在庫はあるため在庫引当の区分は「済」で登録され、一方で、商品Bは在庫がない(欠品中である)ため在庫引当の区分は「未」で登録される。受注明細2については、商品Aおよび商品Cともに在庫があるため在庫引当の区分は「済」で登録される。受注明細3については、商品Aの在庫はあるため在庫引当の区分は「済」で登録され、一方で、商品Bは在庫がないため在庫引当の区分は「未」で登録される。受注明細4については、商品Aの在庫はあるため在庫引当の区分は「済」で登録され、一方で、商品Dは在庫がないため在庫引当の区分は「未」で登録される。
これに対して、受注明細5については、他社商品TおよびSの受注に関する受注明細であるため、図7に示すように、受注区分は「取寄」となる。受注明細5については、商品Tおよび商品Sともに取寄の商品であり在庫がないため、在庫引当の区分は「未」で登録される。
[3-2.受注金額の合計の集計および送料の取得(STEP2)]
次に、受注金額の合計の集計および送料の取得が行われる。
(1)受注金額の合計の集計
次に、受注金額集計部102aは、受注区分および納入先の組合せが同じである受注明細ごとに、以下のようにして、受注金額を集計する。
まず、図7を参照すると、受注区分「倉出」および納入先「○○電気 福岡」の組合せを有する受注明細は、受注明細1~2である。このため、受注金額集計部102aは、受注明細1中の受注合計3,000円と受注明細2中の受注合計7,000円とを集計することにより、受注明細1~2の受注金額の合計として、図8の1行目の明細に示すように10,000円を算出する。
また、図7を参照すると、受注区分「倉出」および納入先「○○電気 東京」の組合せを有する受注明細は、受注明細3~4である。このため、受注金額集計部102aは、受注明細3中の受注合計3,000円と受注明細4中の受注合計6,000円とを集計することにより、受注明細3~4の受注金額の合計として、図8の2行目の明細に示すように9,000円を算出する。
そして、図7を参照すると、受注区分「取寄」および納入先「○○電気 福岡」の組合せを有する受注明細は、受注明細5のみである。このため、受注金額集計部102aは、受注明細5中の受注合計3,000円を集計することにより、受注明細5の受注金額の合計として、図8の3行目の明細に示すように3,000円を算出する。
(2)送料の取得
次に、送料付加部102bは、(1)で集計した受注金額の合計および図6の事業所別送料管理マスタ106bに基づいて、以下のようにして、送料を取得する。なお、(1)において受注金額の集計を行った日付である集計日は、[3-1]で述べた受注日(2019/2/13)と同日であるとする。
まず、図6の事業所別送料管理マスタ106bを参照すると、(1)で集計した受注明細1~2の受注金額の合計10,000円が属する受注金額は存在しない。このため、送料付加部102bは、受注明細1~2の送料として、0円を取得する。
また、図6の事業所別送料管理マスタ106bを参照すると、(1)で集計した受注明細3~4の受注金額の合計9,000円は受注金額「10,000円未満」に属し、かつ、前記集計日2019/2/13以前の適用日は2018/1/01である。このため、送料付加部102bは、受注明細3~4の送料として、適用日「2018/1/01」および受注金額「10,000円未満」と紐付く送料金額200円を取得する。
そして、図6の事業所別送料管理マスタ106bを参照すると、(1)で集計した受注明細5の受注金額の合計3,000円は受注金額「5,000円未満」に属し、かつ、前記集計日2019/2/13以前の適用日は2018/1/01である。このため、送料付加部102bは、受注明細5の送料として、適用日「2018/1/01」および受注金額「5,000円未満」と紐付く送料金額500円を取得する。
[3-3.送料の付加(STEP3)]
次に、送料付加部102bは、受注明細データ106cで受注番号(受注No)へ金額判断を行い、以下のようにして、送料を付加する。
まず、図5の得意先マスタ106aを参照すると、受注明細3~4中の得意先「○○電気 東京」と紐付く送料対象の区分は「1:する」であるため、得意先「○○電気 東京」に対しては送料を請求してよい、すなわち、送料付加部102bは受注明細3~4に送料を付加してよい。送料付加部102bは、[3-2]の(2)で取得した受注明細3~4の送料200円を、図9の受注明細3にハッチングで示すように、受注明細3に付加する。なお、送料付加部102bは、受注明細3ではなく、受注明細4に送料200円を付加してもよい。
また、図5の得意先マスタ106aを参照すると、受注明細5中の得意先「○○電気 福岡」と紐付く送料対象の区分は「1:する」であるため、得意先「○○電気 福岡」に対しては送料を請求してよい、すなわち、送料付加部102bは受注明細5に送料を付加してよい。送料付加部102bは、[3-2]の(2)で取得した受注明細5の送料500円を、図9の受注明細5にハッチングで示すように、受注明細5に付加する。
ここまでの処理により、すべての受注明細1~5に関して、送料の取得(算出)が行われたこととなるので、受注明細1~5における送料算出の区分は、図9に示すように、「未」から「済」に更新される。
[3-4.1回目の売上計上(STEP4)]
次に、[3-1]で述べた受注日(2019/2/13)と同日に、[3-1]において在庫引当できた商品(すなわち、在庫引当の区分が「済」である商品)を対象として、1回目の売上計上が行われる。1回目の売上計上に伴い1回目の出荷もすぐ行われるので、当日受注・当日出荷ということになる。以下、1回目の売上計上により作成される売上明細について説明する。
まず、受注明細1については、図9に示すように、商品AおよびBのうち、商品Aのみ在庫引当の区分が「済」であるため、商品Aについてのみ売上計上が行われる。これにより、受注明細1の商品Aに対応する売上明細として、図10に示す売上明細1が作成される。
また、受注明細2については、図9に示すように、商品AおよびCのうち、両方の在庫引当の区分が「済」であるため、商品AおよびCの両方について売上計上が行われる。これにより、受注明細2に対応する売上明細として、図10に示す売上明細2が作成される。
そして、受注明細3については、図9に示すように、商品AおよびBのうち、商品Aのみ在庫引当の区分が「済」であるため、商品Aについてのみ売上計上が行われる。これにより、受注明細3の商品Aに対応する売上明細として、図10に示す売上明細3が作成される。受注明細3には、図9に示すように送料200円が付加されているため、1回目の売上計上の際には、図10に示すように、送料も売上計上されて売上明細3に含まれる。
更に、受注明細4については、図9に示すように、商品AおよびDのうち、商品Aのみ在庫引当の区分が「済」であるため、商品Aについてのみ売上計上が行われる。これにより、受注明細4の商品Aに対応する売上明細として、図10に示す売上明細4が作成される。
最後に、受注明細5については、図9に示すように、商品TおよびSのうち、両方の在庫引当の区分が「未」であるため、売上計上は行われず、売上明細も作成されない。
ここまでの商品の在庫状況をまとめると、受注した自社商品A、B、CおよびDならびに他社商品TおよびSのうち、自社商品AおよびCについては売上計上が完了し、自社商品BおよびDについては欠品中のため在庫を準備中であり、他社商品TおよびSについては取寄中ということになる。
[3-5.追加の受注(STEP5)]
次に、自社商品Zについての追加受注が発生し、受注入力により、2019/2/14を受注日として、図11に示す受注明細6が登録される。受注明細6は、自社商品Zの受注に関する受注明細であるため、図11に示すように、受注区分は「倉出」となる。受注明細6について、商品Zの在庫はあるため引当の区分は「済」で登録される。
また、[3-2]の(1)、(2)および[3-3]で説明した方法と同様の方法により、受注金額の合計の集計、送料の取得および送料の付加が行われる。図11には、取得した送料200円が付加された受注明細6を示している。
[3-6.2回目の売上計上(STEP6)]
最後に、欠品中の商品(自社商品BおよびD)と取寄中の商品(他社商品TおよびS)が入荷すると、2019/2/14に、当該入荷した商品および[3-5]で追加受注した商品Zを対象として、2回目の売上計上が行われる。2回目の売上計上に伴い2回目の出荷もすぐ行われる。以下、2回目の売上計上により作成される売上明細について説明する。
図12の売上明細1´は、図9の受注明細1中の欠品中だった商品Bに対応し、図12の売上明細3´は、図9の受注明細3中の欠品中だった商品Bに対応し、図12の売上明細4´は、図9の受注明細4中の欠品中だった商品Dに対応し、図12の売上明細5´は、図9の受注明細5中の取寄中だった商品TおよびSに対応し、図12の売上明細6´は、図11の受注明細6中の追加受注した商品Zに対応する。受注明細5には、図9に示すように送料500円も付加されているため、2回目の売上計上の際には、送料500円も売上計上されて売上明細5´に含まれる。また、受注明細6には、図11に示すように送料200円も付加されているため、2回目の売上計上の際には、送料200円も売上計上されて売上明細6´に含まれる。
ここで、送料が付加された売上明細である図12の2つの売上明細(売上明細5´および売上明細6´)を参照すると、売上日がともに「2019/2/14」であり、かつ、納入先もともに「○○電気 福岡」であるため、当該2つの売上明細についての配送は同一便により行われることとなる。そうであるにも関わらず、各売上明細が含む送料をそれぞれ顧客に請求しては、送料の二重徴収となってしまうため、以下の(1)~(3)に示す手順で、送料の削除が行われる。
(1)同一便による配送となる売上明細の特定
まず、明細特定部102cは、送料を含む売上明細において、売上日および納入先の組合せが同じであるものを特定する。図12においては、送料を含む売上明細が売上明細5´および売上明細6´のみであり、また、売上明細5´および売上明細6´は、前段落で説明したように、売上日および納入先の組合せが同じである。このため、明細特定部102cは、売上明細5´および売上明細6´を、同一便による配送となる売上明細として特定する。
(2)複数時送料計上の区分の取得
次に、区分取得部102dは、図5の得意先マスタ106aを参照して、明細特定部102cで特定した売上明細中の得意先と紐付く複数時送料計上の区分を取得する。明細特定部102cで特定した図12の売上明細5´および売上明細6´を参照すると、得意先は「○○電気 福岡」であるため、区分取得部102dは、図5の得意先マスタ106aを参照して、「○○電気 福岡」と紐付く複数時送料計上の区分として「1:大」を取得する。
(3)送料の削除
最後に、送料削除部102eは、明細特定部102cで特定した売上明細中の送料のうち、区分取得部102dで取得した区分で特定される送料以外の送料を削除する。明細特定部102cで特定した図12の売上明細5´および売上明細6´は、それぞれ、送料として500円および200円を含むが、区分取得部102dで取得した区分「1:大」で特定される送料は、大きい方の送料である500円である。このため、送料削除部102eは、当該500円以外の送料である200円を、売上明細6´から削除する。図12の売上明細6´における××状のハッチングは、売上明細6´から送料200円が削除されたことを意味している。
以上、本項目[3-6]で説明したように、本実施形態に係る送料多重徴収防止業務支援装置100によれば、同一出荷日(同一売上日)かつ同一配送先(同一納入先)の場合には、同一便による配送が可能であるため、片方の売上明細の運賃(送料)を削除することができる。本例では、高い方の送料を採用する例について説明した。
[4.本実施形態のまとめ]
このように、本実施形態に係る送料多重徴収防止業務支援装置100によれば、送料の多重徴収を防止するための業務を支援することができる。これにより、送料の多重徴収を確実に防止でき、この結果例えば、送料を多重請求してしまうことに起因する顧客からのクレームを防ぐことができる。
ここで、近年においては、物流業界を取り巻く時流から発生した物流コスト急騰の影響で、物流費が企業の経費を占め利益を圧迫しており卸業者等は送料を客先負担として徴収することで収益性を改善する流れが出てきている。一方で顧客によっては客先負担の交渉ができない場合もあった。また、一度の受注に対して物流が分割されるようなケースにおいて自社の商流の都合によって別便配送となった場合に送料の二重請求が発生した場合、担当営業がそれを把握すると、取消や値引処理といった煩雑な業務負担が増えていた。
そこで、本実施形態においては、例えば、受注金額に応じた送料の計算を行うための仕組みおよび倉出・取寄の混在による同一納入先へ同一配送を行う場合に送料の二重徴収を防ぐ仕組みを提供する。具体的には、受注額に応じた送料免除や、商流違いで同一便扱いとなった場合に採用される金額の選択肢といった契約パターンのカードを準備することで、交渉の実現可能性を増加させることに繋り、ひいては収益の改善に貢献することが期待される。また、二重計上が防止されることにより、営業の不要な業務負担をカットできる。そして、既存顧客の中には企業の関係性等から送料請求できないケースもあるため、取引先に請求可否の属性を持たせて管理できるようにした。
[5.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、送料多重徴収防止業務支援装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、送料多重徴収防止業務支援装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて送料多重徴収防止業務支援装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、送料多重徴収防止業務支援装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、送料多重徴収防止業務支援装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、送料多重徴収防止業務支援装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、例えば、自社在庫と他社商品を混在して販売する卸売業全般において有用であるが、特に、化学分野の卸売業においては極めて有用である。
100 送料多重徴収防止業務支援装置
102 制御部
102a 受注金額集計部
102b 送料付加部
102c 明細特定部
102d 区分取得部
102e 送料削除部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 得意先マスタ
106b 事業所別送料管理マスタ
106c 受注明細データ
106d 売上明細データ
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (9)

  1. 制御部を備える送料多重徴収防止業務支援装置であって、
    前記制御部は、
    基準日と納入先識別データと得意先識別データと得意先に負担させる送料である客先負担送料とを含む複数の売上明細データにおいて、前記基準日および前記納入先識別データの組合せが同じである前記売上明細データを特定する明細特定手段と、
    前記同じである前記売上明細データについての配送を同一便により行う場合において、前記同じである前記売上明細データ中の前記客先負担送料のうち最も高いものを採用することを意味する区分である最大送料採用区分および前記同じである前記売上明細データ中の前記客先負担送料のうち最も低いものを採用することを意味する区分である最低送料採用区分のいずれか一方の採用送料区分と、前記得意先識別データと、を紐付けて含む採用送料設定マスタを参照して、前記明細特定手段で特定した前記売上明細データ中の前記得意先識別データと紐付く前記採用送料区分を取得する区分取得手段と、
    前記明細特定手段で特定した前記売上明細データ中の前記客先負担送料のうち、前記区分取得手段で取得した前記採用送料区分で特定される前記客先負担送料以外の前記客先負担送料を削除する送料削除手段と、
    を備えること、
    を特徴とする送料多重徴収防止業務支援装置。
  2. 前記制御部は、
    前記納入先識別データと、前記得意先識別データと、商品を自社倉庫から倉出する形態で受注することを意味する区分である倉出受注区分および前記商品を他社から取寄する形態で受注することを意味する区分である取寄受注区分のいずれか一方の受注区分と、受注金額と、を含む複数の受注明細データにおいて、前記受注区分および前記納入先識別データの組合せが同じである前記受注明細データ中の前記受注金額の合計を集計する受注金額集計手段と、
    前記受注金額の合計に関する金額範囲と金額とを含む送料管理マスタを参照して、前記受注金額集計手段で集計した前記受注金額の合計が属する前記金額範囲と紐付く前記金額を取得し、当該取得した金額を前記客先負担送料として前記売上明細データに付加する送料付加手段と、
    を更に備えること、
    を特徴とする請求項1に記載の送料多重徴収防止業務支援装置。
  3. 前記送料管理マスタは、前記金額範囲と前記金額と事業所識別データとを含み、
    前記送料付加手段は、前記送料管理マスタを参照して、前記受注金額集計手段で集計した前記受注金額の合計が属する前記金額範囲および指定された事業所識別データと紐付く前記金額を取得し、当該取得した金額を前記客先負担送料として前記売上明細データに付加すること、
    を特徴とする請求項に記載の送料多重徴収防止業務支援装置。
  4. 前記送料管理マスタは、前記金額範囲と前記金額と前記金額の適用を開始する日である適用開始日とを含み、
    前記送料付加手段は、前記送料管理マスタを参照して、前記受注金額集計手段で集計した前記受注金額の合計が属する前記金額範囲および前記受注金額集計手段で前記受注金額の集計を行った日以前の前記適用開始日と紐付く前記金額を取得し、当該取得した金額を前記客先負担送料として前記売上明細データに付加すること、
    を特徴とする請求項2または3に記載の送料多重徴収防止業務支援装置。
  5. 前記採用送料設定マスタは、更に、前記得意先に対して前記客先負担送料を請求することを意味する区分である送料請求区分および前記得意先に対して前記客先負担送料を請求しないことを意味する区分である送料非請求区分のいずれか一方の送料請求有無区分を含み、
    前記送料付加手段は、
    前記受注明細データ中の前記得意先識別データと紐付く前記採用送料設定マスタ中の前記送料請求有無区分が前記送料請求区分である場合にのみ、前記取得した金額を前記客先負担送料として前記売上明細データに付加すること、
    を特徴とする請求項2から4のいずれか一つに記載の送料多重徴収防止業務支援装置。
  6. 前記明細特定手段で特定した前記売上明細データのうち、一方が、前記取寄受注区分を含む前記受注明細データに基づいて作成されたものであり、他方が、前記倉出受注区分を含む前記受注明細データに基づいて作成されたものであること、
    を特徴とする請求項2から5のいずれか一つに記載の送料多重徴収防止業務支援装置。
  7. 前記基準日が、商品の売上日、前記商品の出荷日または前記商品の前記得意先への到着日であること、
    を特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の送料多重徴収防止業務支援装置。
  8. 制御部を備える情報処理装置で実行される送料多重徴収防止業務支援方法であって、
    前記制御部で実行される、
    基準日と納入先識別データと得意先識別データと得意先に負担させる送料である客先負担送料とを含む複数の売上明細データにおいて、前記基準日および前記納入先識別データの組合せが同じである前記売上明細データを特定する明細特定ステップと、
    前記同じである前記売上明細データについての配送を同一便により行う場合において、前記同じである前記売上明細データ中の前記客先負担送料のうち最も高いものを採用することを意味する区分である最大送料採用区分および前記同じである前記売上明細データ中の前記客先負担送料のうち最も低いものを採用することを意味する区分である最低送料採用区分のいずれか一方の採用送料区分と、前記得意先識別データと、を紐付けて含む採用送料設定マスタを参照して、前記明細特定ステップで特定した前記売上明細データ中の前記得意先識別データと紐付く前記採用送料区分を取得する区分取得ステップと、
    前記明細特定ステップで特定した前記売上明細データ中の前記客先負担送料のうち、前記区分取得ステップで取得した前記採用送料区分で特定される前記客先負担送料以外の前記客先負担送料を削除する送料削除ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする送料多重徴収防止業務支援方法。
  9. 制御部を備える情報処理装置に実行させるための送料多重徴収防止業務支援プログラムであって、
    前記制御部に実行させるための、
    基準日と納入先識別データと得意先識別データと得意先に負担させる送料である客先負担送料とを含む複数の売上明細データにおいて、前記基準日および前記納入先識別データの組合せが同じである前記売上明細データを特定する明細特定ステップと、
    前記同じである前記売上明細データについての配送を同一便により行う場合において、前記同じである前記売上明細データ中の前記客先負担送料のうち最も高いものを採用することを意味する区分である最大送料採用区分および前記同じである前記売上明細データ中の前記客先負担送料のうち最も低いものを採用することを意味する区分である最低送料採用区分のいずれか一方の採用送料区分と、前記得意先識別データと、を紐付けて含む採用送料設定マスタを参照して、前記明細特定ステップで特定した前記売上明細データ中の前記得意先識別データと紐付く前記採用送料区分を取得する区分取得ステップと、
    前記明細特定ステップで特定した前記売上明細データ中の前記客先負担送料のうち、前記区分取得ステップで取得した前記採用送料区分で特定される前記客先負担送料以外の前記客先負担送料を削除する送料削除ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする送料多重徴収防止業務支援プログラム。
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