JP2023089248A - シャッター装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】止水性能を低下させず、取付枠の下枠に掛かる負荷にも十分に耐えることができる改装用開口部遮蔽部材の取付構造を提供すること。【解決手段】建物躯体の開口部に装着された窓枠の外側の外壁面に取り付けられる取付枠を有する開口部遮蔽部材を備え、開口部の下方には防水層が設けられ、取付枠は、上枠、下枠及び一対の縦枠を有し、下枠は、防水層の表面に重なるように配置されるとともに、下枠に掛かる負荷に対する補強構造を有し、取付枠は、上枠及び一対の縦枠の三方のみにおいて、外壁面にねじ固定される。【選択図】図1

Description

本開示は、改装用開口部遮蔽部材の取付構造に関する。
従来、窓枠の外側の壁面に、シャッターの取付枠をねじ固定することによって後付けする改装用シャッターの取付構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。このシャッターの取付枠は、その取付枠の四方で壁面にねじ固定されるため、シャッターを後付けしても、シャッターに掛かる負荷に対して十分に耐えることができる。
特開2002-213169号公報
バルコニーに面する窓の下方の壁面には、止水のために、FRP等からなる防水層が設けられることが多い。防水層は、窓の下方の壁面からバルコニーの外床面を覆うように設けられる。
このような窓に対してシャッターを後付けするために取付枠の四方を窓枠の外側の壁面にねじ固定すると、下枠を固定するねじによって防水層に孔が開き、止水性能が損なわれるおそれがある。しかし、取付枠の下枠を壁面にねじ固定しない場合には、下枠に掛かる荷重や風圧等の負荷に対する取付枠の耐久性が低下する。
したがって、発明者は、止水性能を低下させず、取付枠の下枠に掛かる負荷にも十分に耐えることができる改装用開口部遮蔽部材の取付構造を提供するという課題を発見した。
本開示の一態様は、建物躯体の開口部に装着された窓枠の外側の外壁面に取り付けられる取付枠を有する開口部遮蔽部材を備え、前記開口部の下方には防水層が設けられ、前記取付枠は、上枠、下枠及び一対の縦枠を有し、前記下枠は、前記防水層の表面に重なるように配置されるとともに、前記下枠に掛かる負荷に対する補強構造を有し、前記取付枠は、前記上枠及び前記一対の縦枠の三方のみにおいて、前記外壁面にねじ固定される、改装用開口部遮蔽部材の取付構造である。
改装用開口部遮蔽部材を屋外側から見た正面図である。 図1中のA-A線に沿う縦断面図である。 図1中のB-B線に沿う横断面図である。 改装用開口部遮蔽部材の取付構造を示す分解斜視図である。 他の実施形態に係る取付枠の下枠の補強構造を拡大して示す縦断面図である。 さらに他の実施形態に係る取付枠の下枠の補強構造を拡大して示す縦断面図である。 さらに他の実施形態に係る取付枠の下枠の補強構造を拡大して示す縦断面図である。 段差解消部材の分解斜視図である。 取付枠に対する段差解消部材の取付構造を示す分解斜視図である。 取付枠の下端部を拡大して示す斜視図である。 段差解消部材の高さ調整方法を説明する図である。 他の実施形態に係る改装用開口部遮蔽部材の取付構造を示す分解斜視図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1~図4は、建物躯体100の開口部110に装着された窓120の屋外側に取り付けられたシャッター装置1を示している。図中に示すX1は屋外側を示し、X2は屋内側を示す。本明細書では、シャッター装置1において、X1側に配置される面を屋外側見付け面と定義し、X2側に配置される面を屋内側見付け面と定義する。
図2及び図3に示すように、本実施形態の窓120は、開口部110に装着される矩形の窓枠121の内側に、2枚の障子122,122が横方向にスライド可能に納められた引違い窓である。障子122,122の屋外側には、網戸123が横方向にスライド可能に納められている。図4では、障子122及び網戸123は省略されている。この窓120は、建物2階のバルコニーに面する開口部110に、シャッター装置1とは別体に取り付けられている。
開口部110の周囲の外壁面130の表面には、外装材131が設けられている。図1に示すように、外装材131の下端部131aは、バルコニーの床面である外床面140までは達しておらず、窓枠121の下端よりもやや上方に配置される。外装材131の下端部131aには、横方向に延びる水切り132が設けられている。水切り132と外床面140との間には、外装材131は設けられていない。したがって、水切り132よりも下方の外壁面130は、外装材131が設けられない分、外装材131の表面に対して屋内側に凹んでいる。
図1及び図2に示すように、建物躯体100の屋外側には、FRP(Fiber Reinforced Plastics)等からなる防水層150が設けられる。防水層150は、外床面140上に設けられる床面部151と、床面部151から連続して外壁面130に沿って立ち上げられる立上げ部152と、を有する。立上げ部152は、外床面140から水切り132までの間の外壁面130の下部を被覆している。
シャッター装置1は、開口部110に装着された窓120の外側の外壁面130に対して取り付けられる。すなわち、本実施形態のシャッター装置1は、既設窓である窓120に後付けされる改装用開口部遮蔽部材である。シャッター装置1は、矩形の取付枠2と、取付枠2の上部に取り付けられるシャッターボックス3と、一対のガイドレール4,4と、を有する。
図4に示すように、本実施形態の取付枠2は、下地枠21とシャッター枠22とから構成される。
下地枠21は、上枠211、下枠212及び左右一対の縦枠213,213を矩形に枠組みすることによって形成される。上枠211のやや下方には、左右の縦枠213,213に亘る中間枠214が、上枠211及び下枠212に対して平行に設けられている。これらの上枠211、下枠212、縦枠213,213及び中間枠214は、いずれもアルミ等の金属材料を用いて押出し成形された型材によって構成される。
シャッター枠22は、上枠221、下枠222及び左右一対の縦枠223,223を矩形に枠組みすることによって形成される。上枠221のやや下方には、左右の縦枠223,223に亘る中間枠224が、上枠221及び下枠222に対して平行に設けられている。これらの上枠221、下枠222、縦枠223,223及び中間枠224は、いずれもアルミ等の金属材料を用いて押出し成形された型材によって構成される。
シャッター枠22の縦及び横のサイズは、下地枠21の縦及び横のサイズにほぼ等しい。シャッター枠22は、下地枠21の四方に亘る屋外側見付け面21aにねじ固定されることによって、下地枠21と一体化される。しかし、下地枠21へのシャッター枠22の固定は、後述するように、下地枠21が外壁面130に対してねじ固定された後に行われる。
図1、図2及び図4に示すように、シャッターボックス3は、ボックス本体31と、ボックス本体31の屋外側を覆うカバー部材32と、によって構成される横長箱状部材である。図2に示すように、シャッターボックス3の内部には、ロール状に巻回されたシャッターカーテン33が収容される。シャッターボックス3から引き出されたシャッターカーテン33の両側部は、シャッター枠22の縦枠223,223にそれぞれ取り付けられるガイドレール4,4に係合している。シャッターカーテン33は、ガイドレール4,4に案内されることによって、上下方向に沿って円滑に開閉動作する。図4では、シャッターボックス3内のシャッターカーテン33は省略されている。
図4に示すように、下地枠21の下端両端部の屋内側には、それぞれ段差解消部材5,5が取り付けられている。段差解消部材5は、水切り132を境にした上方の外装材131の表面と下方の防水層150の立上げ部152の表面との間に形成される段差を解消し、下地枠21の下端部と立上げ部152との間に隙間が生じないようする機能を有する。この段差解消部材5の詳細については、さらに後述する。
次に、シャッター装置1の外壁面130への取付構造について説明する。シャッター装置1の取付枠2の縦及び横のサイズは、窓枠121の縦及び横のサイズよりも大きい。具体的には、取付枠2の縦及び横のサイズは、窓枠121の全体を内側に収容可能な大きさを有する。したがって、図2に示すように、下地枠21の上枠211及び中間枠214は、窓枠121の上枠121aよりも上方に配置される。下地枠21の下枠212は、窓枠121の下枠121bよりも下方に配置され、防水層150の立上げ部152を屋外側から覆うように配置される。下地枠21の左右の縦枠213,213は、窓枠121の左右の縦枠121c,121cの外側にそれぞれ配置される。
図2及び図4に示すように、下地枠21の上枠211及び中間枠214は、外装材131を貫通する複数のねじS1、S2によって、外壁面130にそれぞれ固定される。図4に示すように、下地枠21の左右の縦枠213,213は、上枠211及び中間枠214と同様に、外装材131を貫通する複数のねじS3によって、外壁面130にそれぞれ固定される。複数のねじS3による縦枠213,213の固定部位は、水切り132よりも上方の部位である。しかし、下地枠21の下枠212は、外壁面130に対して固定されない。
このように下地枠21が外壁面130にねじ固定された後、下地枠21に屋外側からシャッター枠22がねじ固定される。これによって、シャッター装置1の取付枠2は、下地枠21の上枠211及び中間枠214による上方と、一対の縦枠213,213による左右の側方との三方のみにおいて、外壁面130にねじ固定される。図1及び図4において斜線によって示される部位は、下地枠21が外壁面130に対してねじ固定される固定領域Cをそれぞれ示す。取付枠2の下地枠21のうち、防水層150の立上げ部152を覆うように配置される下枠212は、外壁面130に対してねじ固定されない。そのため、防水層150が損傷することはなく、止水性能が損なわれることはない。
下地枠21の下枠212が外壁面130対して固定されないことによって、取付枠2の耐久性が低下する懸念がある。そのため、下地枠21の下枠212は、下枠212に掛かる負荷に対する補強構造を有する。詳しくは、下枠212は、図2に示すように、上枠211、縦枠213,213及び中間枠214に比較して、大きな断面積を有する。断面積は、各枠の延び方向に直交する面で切断したときの外形の面積である。下枠212の断面積が大きいということは、下枠212は、上枠211、縦枠213,213及び中間枠214よりも太いことを意味する。通常、下枠212の屋外側への突出量は、上枠211、縦枠213,213及び中間枠214と同等に設定されるため、下枠212は、上枠211、縦枠213,213及び中間枠214よりも上下方向に大きく形成される。これによって、下枠212が外壁面130に対してねじ固定されなくても、下枠212の強度が向上する。そのため、取付枠2の耐久性は確保される。
下地枠21の下枠212の補強構造は、下枠212の断面積が大きい構造に限定されない。例えば、図5に示すように、補強構造は、下枠212を構成する型材の板厚が、上枠211、縦枠213,213及び中間枠214をそれぞれ構成する型材の板厚よりも大きい構造であってもよい。型材の板厚が大きいことによって、下枠212の強度が向上する。
図6に示すように、補強構造は、下枠212の内部に、鋼材等の金属製の補強芯材215が取り付けられる構造であってもよい。下枠212の内部にさらに補強芯材215が取り付けられることによって、下枠212の強度が向上する。
さらに、図7に示すように、補強構造は、下枠212の下面212aに、外床面140に対して接地する1つ以上の束部材216が取り付けられる構造であってもよい。下枠212は、束部材216によって支持されるため、下枠212の強度が向上する。束部材216は、防水層150の床面部151に対して載置されるだけであり、ねじ固定されない。そのため、防水層150の止水性能が損なわれることはない。
これらの補強構造は、単独で使用されるものに制限されない。これらの補強構造のうちの2種以上の補強構造が組み合わされてもよい。例えば、図5、図6及び図7は、下枠212の断面積を大きくする構造に、下枠212の型材の板厚を大きくする構造、下枠212の内部に補強芯材215が取り付けられる構造、及び下枠212の下面212aに束部材216が取り付けられる構造をそれぞれ組み合わせた下枠212を示している。このように、複数種の補強構造を組み合わせることによって、取付枠2の耐久性をさらに向上させることができる。
以上説明した下地枠21の下枠212の補強構造と同様の構成は、図示しないが、シャッター枠22の下枠222にも適用することができる。すなわち、シャッター枠22の下枠222は、シャッター枠22の上枠221及び左右の縦枠223,223に比較して、大きな断面積を有してもよい。シャッター枠22の下枠222を構成する型材の板厚は、シャッター枠22の上枠221及び左右の縦枠223,223をそれぞれ構成する型材の板厚よりも大きい構造を有してもよい。さらに、シャッター枠22の下枠222の内部には、鋼材などの金属製の補強芯材が取り付けられてもよい。シャッター枠22の下枠222に適用される補強構造は、これらのうちの2種以上が組み合わされてもよい。
次に、段差解消部材5について、さらに図8~図10を参照して説明する。段差解消部材5は、アルミ等の金属材料を用いて押出し成形された型材によって構成される。詳しくは、図8及び図9に示すように、段差解消部材5は、下地枠21の縦枠213の延び方向に沿って延びる固定板511と、固定板511の左右両側部からそれぞれ屋内側に向けて突出する一対の側板512,512と、によって構成される段差解消部材本体51と、段差解消部材本体51の長さ方向の両端部にそれぞれ配置される端板52,52と、を有する。固定板511には、複数のねじ穴511aが設けられている。端板52,52は、各側板512,512の内面に設けられるタッピングホール513,513に、それぞれ取付ねじ53によって固定される。これによって、段差解消部材5は、屋内側のみが開口した矩形箱型に形成される。
段差解消部材5の上下方向の長さは、下地枠21が外壁面130の水切り132よりも下方に延出する部分の長さにほぼ等しい。段差解消部材5の横幅は、下地枠21の縦枠213の横幅に対して同等以下である。段差解消部材5の屋内外方向に沿う高さは、下地枠21と防水層150の立上げ部152との間の距離にほぼ等しい。
段差解消部材5,5は、図9に示すように、下地枠21の各縦枠213,213の下端部の屋内側見付け面213aに、固定板511のねじ穴511aを貫通する複数の固定ねじS10によって固定される。これによって、図10に示すように、取付枠2の下地枠21の下端部と水切り132よりも下方の防水層150の立上げ部152との間の隙間が、段差解消部材5,5によって埋められる。そのため、外壁面130に対する取付枠2の下端部の取り付け状態が安定する。しかも、段差解消部材5,5は、下地枠21の各縦枠213,213に対してねじ固定され、防水層150の立上げ部152には固定されないため、防水層150が損傷することはない。さらに、段差解消部材5,5が設けられることによって、下地枠21の下端と立上げ部152との隙間が塞がれる。そのため、この隙間から手等が差し入れられてシャッター装置1が不正解錠されることも防止することができる。
図8及び図9に示すように、段差解消部材5の一対の側板512及び端板52には、それぞれ複数の切り取り溝512a,52aが平行に設けられている。側板512の切り取り溝512aは、段差解消部材5の長さ方向の全長に延びている。端板52の切り取り溝52aは、端板52の幅方向の全長に延びている。側板512の複数の切り取り溝512aと端板52の複数の切り取り溝52aとは、段差解消部材5の屋内外方向に沿う同じ位置に配置されている。各切り取り溝512a,52aは、側板512及び端板52のそれそれの外表面から、側板512及び端板52を貫通しない程度の深さを有する。本実施形態の段差解消部材5には、側板512及び端板52のそれぞれに3本ずつの切り取り溝512a,52aが設けられるが、切り取り溝の本数は特に制限されない。
段差解消部材5の側板512及び端板52の屋内外方向の長さは、複数の切り取り溝512a,52aのうちのいずれかに沿って、側板512及び端板52の一部を、例えばペンチ等の工具を用いて折り取ることによって調整可能である。例えば、図11は、各側板512,512に3本ずつ設けられる切り取り溝512aのうちの真ん中の切り取り溝512aに沿って側板512が折り取られる様子を示している。これによって、側板512の余剰部分512b,512bが側板512,512から取り除かれるため、側板512,512の屋内外方向の寸法は短く調整される。図示しないが、端板52も、いずれかの切り取り溝52aに沿って折り取ることによって、同様に調整される。
側板512及び端板52は、それぞれ複数の切り取り溝512a,52aを有するため、段差解消部材5の屋内外方向に沿う奥行寸法は、折り取られる切り取り溝512a,52aの位置によって様々に調整可能である。したがって、作業者は、取付枠2の下端部と防水層150の立上げ部152との間の距離に応じて、折り取る切り取り溝512a,52aの位置を適宜選択することによって、作業現場で段差解消部材5の奥行寸法の調整を容易に行うことができる。
以上の実施形態では、窓の屋外側を遮蔽する改装用開口部遮蔽部材として、シャッター装置1を例示した。しかし、改装用開口部遮蔽部材はシャッター装置に限定されない。改装用開口部遮蔽部材は、開口部110に装着される窓120の屋外側に後付けされることによって遮蔽する機能を有するものであれば制限はない。例えば、図12に示すように、改装用開口部遮蔽部材は雨戸6であってもよい。
図12に示す雨戸6は、窓枠121の約1.5倍の横幅を有する取付枠7を有する。取付枠7には、図示しない戸体を収納する戸袋8が取り付けられている。雨戸6の取付枠7は、シャッター装置1の取付枠2と同様に、下地枠71と、戸体が横方向にスライド可能に納められる雨戸枠72と、から構成される。
下地枠71は、上枠711、下枠712及び左右一対の縦枠713,713を矩形に枠組みすることによって構成される。この雨戸6の取付枠7も、下地枠71の上枠711及び左右の縦枠73,73の三方のみにおいて、外装材131を貫通するねじS21,S22によって外壁面130に固定される。下地枠71の下枠712は、防水層150の立上げ部152にねじ固定されないため、上記同様に、止水性能が損なわれない効果を奏する。さらに、この下地枠71の下枠712も、シャッター装置1の下地枠21の下枠212と同様の補強構造を有することによって、取付枠7の耐久性が確保される効果を奏する。下地枠71の下端部には、上記同様に段差解消部材5取り付けられる。そのため、外壁面130に対する取付枠7の下端部の取り付け状態が安定する効果も得られる。
以上説明したように、本実施形態の取付構造は、建物躯体100の開口部110に装着された窓枠121の外側の外壁面130に取り付けられる取付枠2,7を有する開口部遮蔽部材としてのシャッター装置1,雨戸6を備え、開口部110の下方には防水層150が設けられ、取付枠2,7は、上枠211,711、下枠212,712及び一対の縦枠213,713を有し、下枠212,712は、防水層150の立上げ部152の表面に重なるように配置されるとともに、下枠212,712に掛かる負荷に対する補強構造を有し、取付枠2,7は、上枠211,711及び一対の縦枠213,713の三方のみにおいて、外壁面130にねじ固定される。これによって、防水層150の止水性能を低下させず、取付枠2,7の下枠212,712に掛かる負荷にも十分に耐えることができる改装用のシャッター装置1,雨戸6の取付構造が提供される。
以上の実施形態おけるシャッター装置1の取付枠2及び雨戸6の取付枠7において、下地枠21,71は必須の構成ではない。シャッター装置1の取付枠2は、シャッター枠22のみによって構成されてもよい。雨戸6の取付枠7も、雨戸枠72のみによって構成されてもよい。さらに、開口部110に装着される窓の種類も、引違い窓に限定されず、他の種類の窓であってもよい。
1 シャッター装置(開口部遮蔽部材)、 2,7 取付枠、 6 雨戸(開口部遮蔽部材)、 100 建物躯体、 110 開口部、 121 窓枠、 130 外壁面、 150 防水層、 211,711 上枠、 212,712 下枠、 213,713 縦枠、 215 補強芯材、 216 束部材
本開示は、シャッター装置に関する。
本開示は、壁面に取り付けた後の強度をさらに向上させたシャッター装置を提供することを目的とする。
本開示の一態様は、建物躯体の開口部に装着された窓枠の外側の外壁面に取り付けられる取付枠を有するシャッター装置であって前記取付枠は、矩形に枠組みされた下地枠を有し、前記下地枠は、前記下地枠を構成する面部から垂直に延びるフィンを有する、シャッター装置である。

Claims (7)

  1. 建物躯体の開口部に装着された窓枠の外側の外壁面に取り付けられる取付枠を有する開口部遮蔽部材を備え、
    前記開口部の下方には防水層が設けられ、
    前記取付枠は、上枠、下枠及び一対の縦枠を有し、
    前記下枠は、前記防水層の表面に重なるように配置されるとともに、前記下枠に掛かる負荷に対する補強構造を有し、
    前記取付枠は、前記上枠及び前記一対の縦枠の三方のみにおいて、前記外壁面にねじ固定される、改装用開口部遮蔽部材の取付構造。
  2. 前記補強構造は、前記下枠の断面積が前記上枠及び前記縦枠のそれぞれの断面積よりも大きい構造である、請求項1に記載の改装用開口部遮蔽部材の取付構造。
  3. 前記上枠、前記下枠及び前記一対の縦枠は、それぞれ型材によって構成され、
    前記補強構造は、前記下枠を構成する前記型材の板厚が、前記上枠及び前記一対の縦枠をそれぞれ構成する前記型材の板厚よりも大きい構造である、請求項1又は2に記載の改装用開口部遮蔽部材の取付構造。
  4. 前記補強構造は、前記下枠の内部に、補強芯材が取り付けられる構造である、請求項1~3のいずれか1項に記載の改装用開口部遮蔽部材の取付構造。
  5. 前記補強構造は、前記下枠に、外床面に対して接地する束部材を取り付けた構造である、請求項1~4のいずれか1項に記載の改装用開口部遮蔽部材の取付構造。
  6. 前記遮蔽部材は、シャッター装置である、請求項1~5のいずれか1項に記載の改装用開口部遮蔽部材の取付構造。
  7. 前記遮蔽部材は、雨戸である、請求項1~5のいずれか1項に記載の改装用開口部遮蔽部材の取付構造。
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