JP2006028966A - シャッター枠 - Google Patents

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Abstract

【課題】バリアフリーに対応し、既存のサッシに対しても適用可能なシャッター枠を提供する。
【解決手段】建物開口部に設けられた下枠10上面が略平坦な枠体1の周囲に、上下外枠50、40及び左右の縦外枠60、60を枠組みした外枠体7を設け、外枠体7の上外枠50にシャッター82を収納するシャッター枠において、下外枠40にはその上部に上面70aが略平坦なアタッチメント材70を長手方向略全長に渡って設け、アタッチメント材70の上面70aは枠体1の下枠10上面と略同じ高さとされてなる。また、下外枠40にはその上面に下地材77を設け、この下地材77に対してアタッチメント材70を取付ける。
【選択図】図1

Description

本発明は下枠が略平坦なサッシの外側に設けられシャッターを収納して引出自在とするシャッター枠に関し、特に室内側から室外側の全長にわたって敷居面を略同じ高さとすることのできるシャッター枠に関する。
に関する。
従来、建物の出入口等に設けられる引き違い障子を納めたサッシにおいて、下枠に設けられる障子用のレールを室内側の床面と略同じ高さにして、車椅子でサッシの下枠上を室内外方向に通過しやすくしたものが知られている。これは、レールの高さを略揃えていることにより、車椅子の車輪が比較的上下動することなくレール間を通過することができるようにしたものである。このような下枠フラットサッシとしては例えば特許文献1に示すようなものがある。
特開平9−158631号公報
一方で、サッシの室外側で上下方向にシャッターを開閉できるように、上部にシャッターを引出自在に収納したシャッター枠を設けることがある。この場合には、下枠フラットサッシの見付方向外側に上下外枠と左右の縦外枠からなるシャッター枠を設け、その上外枠にシャッターを納める収納部を設ける。そして、シャッター枠の下外枠は内側のサッシよりも室外側見込方向に大きく突出してシャッターを引き出した際の受部を形成する。
このようにシャッター枠は下枠フラットサッシの見付方向外側に設けられるので、サッシの下枠とシャッター枠の下外枠との間には大きな段差が生じる。内側のサッシはバリアフリーに対応するため下枠を略平坦にしたにもかかわらず、シャッター枠との間に段差を生じると、その意味をなさなくなってしまう。したがって、バリアフリーに対応したシャッター枠が必要とされていた。
本発明は、上記問題点を解決すべくなされたものであり、バリアフリーに対応し、既存のサッシに対しても適用可能なシャッター枠を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るシャッター枠は、建物開口部に設けられた下枠上面が略平坦な枠体の周囲に、上下外枠及び左右の縦外枠を枠組みした外枠体を設け、該外枠体の上外枠にシャッターを収納するシャッター枠において、
上記下外枠にはその上部に上面が略平坦なアタッチメント材を長手方向略全長に渡って設け、該アタッチメント材の上面は上記枠体の下枠上面と略同じ高さとされてなることを特徴として構成されている。
また、本発明に係るシャッター枠は、上記下外枠にはその上面に下地材を設け、該下地材に対して上記アタッチメント材を取付けることを特徴として構成されている。
さらに、本発明に係るシャッター枠は、上記下地材は長手方向複数部材からなり、各部材は互いに離隔するように上記下外枠の上面に配置することを特徴として構成されている。
さらにまた、本発明に係るシャッター枠は、上記下地材は室外側端部に上記下外枠の室外面に当接する当接片を備えると共に、室内側端部に上記アタッチメント材に嵌合する嵌合片を備えることを特徴として構成されている。
そして、本発明に係るシャッター枠は、上記アタッチメント材は室外側端部に上記下外枠の室外面に固着される固定部を備えると共に、室内側端部に上記下地材の嵌合片に嵌合する嵌合部を備えることを特徴として構成されている。
また、本発明に係るシャッター枠は、上記アタッチメント材は上面の一部または上面と略同じ高さである補助面を備えたスライド部を有し、該スライド部は上記アタッチメント材に対し室内外方向にスライド自在とされて、上記アタッチメント材の上面を上記補助面により室内外方向に伸張させることを特徴として構成されている。
本発明に係るシャッター枠によれば、下外枠にはその上部に上面が略平坦なアタッチメント材を長手方向略全長に渡って設け、その上面はサッシ枠体の下枠上面と略同じ高さとされてなることにより、室内側から室外側に渡って敷居面の上面を略同じ高さとすることができるので、サッシをバリアフリー化することができる。特に、既存のサッシに後付でシャッター枠を設ける場合にアタッチメント材を下外枠に取付けるだけで容易にバリアフリー化することができる。
また、本発明に係るシャッター枠によれば、下外枠にはその上面に下地材を設け、それに対してアタッチメント材を取付けることにより、サッシ下枠と下外枠の間の段差が大きい場合でも、アタッチメント材を下外枠に対して容易に取付けることができ、またアタッチメント材の製作も容易となる。
さらに、本発明に係るシャッター枠によれば、下地材は長手方向複数部材からなり、各部材は互いに離隔するように下外枠の上面に配置することにより、各下地材の間の隙間からサッシ及びシャッター枠に浸入した水を排水することができる。
さらにまた、本発明に係るシャッター枠によれば、下地材は室外側端部に下外枠の室外面に当接する当接片を備えると共に、室内側端部にアタッチメント材に嵌合する嵌合片を備えることにより、下地材の位置決めを下外枠の室外面でなすことができるので、下地材の取付作業を容易にすることができる。
そして、本発明に係るシャッター枠によれば、アタッチメント材は室外側端部に下外枠の室外面に固着される固定部を備えると共に、室内側端部に下地材の嵌合片に嵌合する嵌合部を備えることにより、アタッチメント材の位置決めを下外枠の室外面でなし、下地材に対しては嵌合で容易に固定することができるので、アタッチメント材の取付作業を容易にすることができる。
また、本発明に係るシャッター枠によれば、アタッチメント材は上面の一部または上面と略同じ高さである補助面を備えたスライド部を有し、スライド部はアタッチメント材に対し室内外方向にスライド自在とされて、アタッチメント材の上面を補助面により室内外方向に伸張させることにより、サッシの下枠とアタッチメント材との隙間の大きさに合わせて、アタッチメント材の上面を伸張させることができるので、敷居面の隙間を極力小さくすることができ、バリアフリー化をより高めることができる。また、サッシの下枠とアタッチメント材との隙間の大きさに応じて上面を伸張させることができるので、外装材の厚さの違いによる様々な施工場所に1種類の部材で対応させることができ、コストダウンを図ることができる。
本発明の実施形態について、図面に沿って詳細に説明する。図1は本実施形態におけるシャッター枠及びその内側のサッシを示した縦断面図である。また、図2は本実施形態におけるシャッター枠及びその内側のサッシを示した横断面図である。これら各図に示すように、本実施形態におけるシャッター枠は、建物開口部に設けられた枠体1の周囲に、下外枠40と上外枠50及び左右の縦外枠60、60を枠組みした外枠体7を設け、この外枠体7の上外枠50にシャッター82を収納する収納部80を設けてなるものである。
まず、建物開口部に設けられるサッシについて簡単に説明する。このサッシは、図1及び図2に示すように、建物開口部に装着された下枠10、上枠20、及び左右の縦枠30、30からなる枠体1内に、内障子2及び外障子3を引違い状に走行自在に納めると共に、外障子3の室外側に網戸4を納めてなるものである。
下枠10の下端部であって室内外方向の中間位置には、突出した板状のフィン部11が形成されており、このフィン部11が建物開口部に当接し、ねじ11aにより固着される。上枠20にも上部にフィン部21が形成され、ねじ21aにより建物開口部に固着される。さらに、縦枠30には側方に突出するフィン部31が形成され、ねじ31aにより建物開口部に固着される。このように、本実施形態のサッシは、建物開口部に対し室内外方向中間位置にて固定される半外付けサッシである。
枠体1を構成する各枠材は、複合型の枠材であり、ベースとなる金属部材とその室内側露出部分を覆う樹脂部材とから構成されている。内障子2と外障子3も、枠体1と同様に金属部材とその室内側露出部分を略覆うように取付けられた樹脂部材とから構成されている。
なお、枠体1と内障子2及び外障子3の金属部材は通常アルミの押出し型材にて成型され、また枠体1と内障子2及び外障子3の樹脂部材は塩化ビニルやアクリル樹脂等から成型される。このように樹脂部材にて金属部材の室内側露出部分を覆うことにより、金属による冷たい感じを隠し、また熱伝導率の低い樹脂によって断熱効果を向上させている。また、これらの樹脂材には、木材粉等を混入させて、外観上あたかも木材で形成されているかの観を呈することもできる。
また、図1に示すように、下枠10の室内側は、室内側床材5と連結されている。下枠10の室外側には、所定の距離を隔てて室外側床材6が設けられている。室内側床材5と室外側床材6は、上面が略同じ高さとなるように配置されている。
下枠10は、図1に示すように各障子を案内するためのレールを室内側から順に内レール13、外レール14、網戸レール15と突出状に有している。内レール13と外レール14及び網戸レール15の上端は、それぞれ室内側床材5の上面と略同じ高さとなるように形成されている。すなわち、枠体1は下枠10の上面を略平坦となるように形成した下枠フラットサッシとされる。
次に、本実施形態のシャッター枠について説明する。外枠体7を構成する上外枠50は、サッシの上枠20よりも外側に取付けられ、室外側に大きく張り出すように形成されている。上外枠50の室内側端部には、上部と下部にそれぞれフィン状の上取付部51と下取付部52が形成されている。下取付部52は、サッシの上枠20のフィン部21に重なるように配置し、かつ建物躯体に当接させて、ねじ52aにより固定する。上取付部51は、建物躯体に当接させてねじ51aにより固定する。
また、上外枠50の内部は、シャッター82を納める収納部80を構成する。収納部80は、上外枠50の室外側面を覆うようにカバー部84が設けられており、カバー部84及び上外枠50により形成される空間に巻取部81を納めている。この巻取部81にシャッター82を巻き取り状に収納している。シャッター82の端部には下端部83が取付けてあり、この下端部83を持って下方に押し下げることにより、巻取部81のシャッター82が収納部80から順次繰り出される。
外枠体7を構成する下外枠40は、サッシの下枠10よりも外側に取付けられ、断面中空状であって、また上外枠50と同様に室外側に大きく張り出すように形成されている。下外枠40の室内側端部には、フィン状の上取付部41と下取付部42が形成されており、上取付部41をサッシの下枠10のフィン部11に重なるように配置し、かつ建物躯体に当接させて、ねじ41aにより固定し、下取付部42を建物躯体に当接させて、ねじ42aにより固定する。
このように下外枠40はサッシの下枠10よりも外側に取付けられるために、下外枠40の上面はサッシの下枠10の上面よりも下方に位置することとなり、室外側床材6からみても下方に位置する。これにより大きな段差を生じることとなるために、本実施形態においては下外枠40の上部にアタッチメント材70を設けて、敷居面が略同じ高さとなるようにしている。その詳細については後述する。
外枠体7を構成する縦外枠60は、サッシの縦枠30よりも外側に取付けられ、断面中空状であって、また上外枠50や下外枠40と同様に室外側に大きく張り出すように形成されている。縦外枠60の室内側端部には、フィン状の取付部61が形成されており、取付部61をサッシの縦枠30のフィン部31に重なるように配置し、かつ建物躯体に当接させて、ねじ61aにより固定する。そして、これら下外枠40と上外枠50及び縦外枠60のさらに外側にはシーリング材を介して外壁8が配置される。
外枠体7を構成する下外枠40と上外枠50及び縦外枠60は、これまで説明したようにいずれもフィン状の取付部41、52、61をサッシの建物開口部に対する取付部であるフィン部11、21、31と重なるように配置している。そこで、フィン部11、21、31の建物開口部に対する固定のためのねじ11a、21a、31aをそれぞれ反対方向に取付けることにより、各枠の製造を行う工場等であらかじめサッシの枠体1に対して外枠体7を取付固定しておくことができ、サッシ取付の現場における作業を簡易化することができる。
次に、下外枠40に取付けるアタッチメント材70について説明する。図3には図1の下部拡大図を示す。この図に示すように、下外枠40には上面に下地材77が取付けられ、その上方にアタッチメント材70が取付けられる。
下地材77は、アルミの押出型材からなるものであって、室内側に中空部分を有し、室内側上端部にアタッチメント材70を嵌合するための嵌合片79を備えている。また、中空部分よりも室外側は、下外枠40の上面に略適合する形状に形成されており、室外側端部は下外枠40の室外面に当接する当接片78を備えている。下地材77は、当接片78を下外枠40の室外面に当接させることで位置決めすると共に、室内外中間位置の適所で下外枠40の上面に対してねじ止めされる。
アタッチメント材70は、断面中空状のアルミの押出型材からなり、下外枠40の長手方向略全長にわたって設けられる。アタッチメント材70は、その下部において、下外枠40及び下地材77に対して固定される。アタッチメント材70の室外側端部には下地材77の室外面に当接する固定部73が形成され、室内側端部には下地材77の嵌合片79に嵌合する嵌合部72が形成されている。アタッチメント材70の固定部73に対しては、室外側から下地材77の当接片78を介して下外枠40に対してねじ止めがなされる。
アタッチメント材70の上面70aは、略平面状に形成され、その高さはサッシの下枠10の内レール13や外レール14の上端と略同じ高さとされている。すなわち、下外枠40にアタッチメント材70を設けたことにより、サッシの枠体1及びシャッター枠である外枠体7の敷居面を室内側から室外側にかけて室内側床材5及び室外側床材6の上面と略同じ高さとして、バリアフリー化を図ることができる。なお、アタッチメント材70の上面70aにおける室外側端部は、シャッター82を最も下方まで引き出した際にその下端部83が当接する当接部71を構成する。
図4には、外枠体7に対する下地材77及びアタッチメント材70の取付けを示した斜視図を示す。この図に示すように、下外枠40と上外枠50及び左右の縦外枠60、60が方形状に枠組みされ、上外枠50の上部には収納部80が設けられた外枠体7に対して、その下外枠40上部に下地材77及びアタッチメント材70を取付固定する。
アタッチメント材70は下外枠40の長手方向略全長に渡る長さを有しているのに対し、下地材77は二部材からなり、各部材は互いに離隔するように配置される。また、各下地材77、77は、縦外枠60からも離隔するように配置される。したがって、各下地材77、77の間及び縦外枠60との間には隙間を生じる。下地材77がこのように下外枠40に対して配置されることにより、サッシの枠体1や外枠体7に浸入した水が下地材77により形成される隙間から室外側に流れやすくなり、排水性のよいシャッター枠とすることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図5には、本実施形態におけるシャッター枠及びその内側のサッシを示した縦断面図である。本実施形態において建物開口部に設けられる内側のサッシは、第1の実施形態のサッシと同じ構造を有している。サッシの枠体1の外側に設けられる外枠体7も基本的な構造は同じであるが、第1の実施形態とは異なり、建物躯体の外面を構成する外壁8に対して固定がなされる。そのため外枠体7は、建物躯体に対して固定される第1の実施形態の外枠体7よりも室外側に偏って配置される。
外枠体7が下外枠40と上外枠50及び縦外枠60を枠組みして構成されること及び上外枠50の内部にシャッター82の収納部80を設けることについても、第1の実施形態と同様である。そして、下外枠40の上面には下地材77及びアタッチメント材70が設けられる。ここで、アタッチメント材70は下外枠40の室外側に取付けられ、上述のように下外枠40は第1の実施形態の場合と比べて室外側に偏って配置されているので、そのままではアタッチメント材70とサッシの下枠10の間に大きな隙間が生じる。
第2の実施形態では、サッシの下枠10とアタッチメント材70の間の隙間を調整するために、アタッチメント材70にスライド部74を設け、アタッチメント材70の上面を伸張させることができるようにしている。図6には、第2の実施形態におけるアタッチメント材70の縦断面図を示している。この図に示すように、アタッチメント材70の内部には、上面70aと略同じ高さの補助面75を有したスライド部74が納められており、このスライド部74を室内側にスライドさせることにより補助面75が引き出され、それによってサッシの下枠10とアタッチメント材70の間の隙間を小さくすることができる。
図7には、スライド部74をスライドさせた状態のアタッチメント材70の断面図を示している。アタッチメント材70とスライド部74は、いずれも当接面に多数の溝を形成した溝部76、76を有し、これら各溝部76、76を噛合することでスライド部74を所定位置に固定している。スライド部74は、室内側にスライドさせた分だけ補助面75を露出させ、アタッチメント材70の上面70aを室内側に延長する。
図8には、第2の実施形態のシャッター枠に用いることのできるスライド部74を有したアタッチメント材70の別の形態を示している。この図に示すアタッチメント材70では、スライド部74がアタッチメント材70の内部に納められているのではなく、アタッチメント材70の上面70aの一部を構成するように、その上面が常に露出した状態とされている。
アタッチメント材70は段状に形成されて各水平部分にそれぞれ溝部76、76が形成される。それら各溝部76、76に対してスライド部74の溝部76、76がそれぞれ噛合する。この形態では、スライド部74はアタッチメント材70の上部に戴置された状態であるので、スライド部74はアタッチメント材70に対してねじ止めがなされ、固定される。
図9には、スライド部74をスライドさせた状態を示している。図9に示すようにこの形態では、スライド部74を室内側にスライドさせた分だけ補助面75が室内側に移動すると共に、アタッチメント材70の溝部76が露出して、アタッチメント材70の上面70a全体を延長する。また、スライドさせた位置において、スライド部74をアタッチメント材70に対してねじ止めする。
また、第2の実施形態では、上述のように外枠体7を建物の外壁8に対して取付けている。そのため外枠体7の固定部分が外壁8によって覆われることなく室外側に露出する。そこで、その意匠性の確保及び水の浸入を防ぐために、以下に説明する取付構造とした。図10には、上外枠50の建物躯体に対する取付構造を示している。
上外枠50の下取付部52については、外壁8に当接させた上でねじ52aによってねじ止めし、固着する。一方、室外側に露出する上取付部51については、外壁8に当接させた上で化粧カバー下地材91を取付け、ねじ51aによってねじ止めし、固着する。さらに、化粧カバー下地材91に対し外側から化粧カバー90を取付けて、ねじ51aによる固定部分を覆う。これにより、ねじ51aによる固定部分を室外側から見て隠すことができ、シャッター枠の意匠性を向上させることができる。
化粧カバー90は、化粧カバー下地材91に対して係合により固定される。また、その係合部分から上方に突出した突出部90aを有している。図5には、化粧カバー90を取付けた状態が示されており、化粧カバー90の突出部90aと化粧カバー下地材91の上面及び外壁8によって断面凹状の領域が形成され、この領域にシーリング材92を設けることで、外枠体7の水密性を確保している。
図10では上外枠50の固定構造について示したが、下外枠40や縦外枠60についても同様に化粧カバー下地材91や化粧カバー90及びシーリング材92が設けられる。図11には外枠体7に対する化粧カバー90の取付けの分解斜視図を示している。この図に示すように、下外枠40と上外枠50及び左右の縦外枠60、60を枠組みした外枠体7に対して、四周に渡って化粧カバー下地材91を取付け、外枠体7を介して建物躯体に対しねじ止めする。さらにその固定部分を覆うように化粧カバー90を取付けた上で、シーリング材92を設けて外枠体7の外壁8に対する取付けを完了する。
第2の実施形態のように外壁8に対して外枠体7を取付けるようにすることにより、後付でシャッター枠を設ける場合にも、外壁8に対する加工が必要ないので、その取付作業を容易に行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用はこれら実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。例えば、第1及び第2の実施形態では、内側のサッシは金属部材と樹脂部材からなる複合窓としたが、金属部材のみあるいは樹脂部材のみからなる窓であってもよい。
本実施形態におけるシャッター枠をサッシの周囲に取付けた縦断面図である。 図1の横断面図である。 図1の下部拡大図である。 外枠体に対する下地材及びアタッチメント材の取付けを示した斜視図である。 第2の実施形態におけるシャッター枠をサッシの周囲に取付けた縦断面図である。 第2の実施形態におけるアタッチメント材の構造を示した縦断面図である。 図6のアタッチメント材をスライドさせた状態を示した縦断面図である。 アタッチメント材の他の形態を示した縦断面図である。 図8のアタッチメント材をスライドさせた状態を示した縦断面図である。 上外枠の建物躯体に対する取付構造を示した縦断面図である。 外枠体に対する化粧カバーの取付けを示した分解斜視図である。
符号の説明
1 枠体
5 室内側床材
6 室外側床材
7 外枠体
8 外壁
10 下枠
13 内レール
14 外レール
15 網戸レール
20 上枠
30 縦枠
40 下外枠
50 上外枠
60 縦外枠
70 アタッチメント材
70a 上面
72 嵌合部
73 固定部
74 スライド部
75 補助面
77 下地材
78 当接片
79 嵌合片
80 収納部
82 シャッター
90 化粧カバー
91 化粧カバー下地材
92 シーリング材

Claims (6)

  1. 建物開口部に設けられた下枠上面が略平坦な枠体の周囲に、上下外枠及び左右の縦外枠を枠組みした外枠体を設け、該外枠体の上外枠にシャッターを収納するシャッター枠において、
    上記下外枠にはその上部に上面が略平坦なアタッチメント材を長手方向略全長に渡って設け、該アタッチメント材の上面は上記枠体の下枠上面と略同じ高さとされてなることを特徴とするシャッター枠。
  2. 上記下外枠にはその上面に下地材を設け、該下地材に対して上記アタッチメント材を取付けることを特徴とする請求項1記載のシャッター枠。
  3. 上記下地材は長手方向複数部材からなり、各部材は互いに離隔するように上記下外枠の上面に配置することを特徴とする請求項2記載のシャッター枠。
  4. 上記下地材は室外側端部に上記下外枠の室外面に当接する当接片を備えると共に、室内側端部に上記アタッチメント材に嵌合する嵌合片を備えることを特徴とする請求項2または3記載のシャッター枠。
  5. 上記アタッチメント材は室外側端部に上記下外枠の室外面に固着される固定部を備えると共に、室内側端部に上記下地材の嵌合片に嵌合する嵌合部を備えることを特徴とする請求項4記載のシャッター枠。
  6. 上記アタッチメント材は上面の一部または上面と略同じ高さである補助面を備えたスライド部を有し、該スライド部は上記アタッチメント材に対し室内外方向にスライド自在とされて、上記アタッチメント材の上面を上記補助面により室内外方向に伸張させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のシャッター枠。
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