JP2023064300A - 包装箱 - Google Patents

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Abstract

Figure 2023064300000001
【課題】胴部の切断誘導線をスムーズに切り開いて上下に分割できる包装箱を提供する。
【解決手段】包装箱1であって、前側の端壁11には、左右の縁部に亘って前部切断誘導線71が形成されている。両側壁13,13には、前部切断誘導線71の端部から後縁部に亘って側部切断誘導線72,72がそれぞれ形成されている。後側の端壁12には、左右の側部切断誘導線72,72の後端部に亘って後部切断誘導線73が形成されている。側壁13の前部において、側部切断誘導線72よりも上側の領域には、上下方向に延びている側部折れ線92が形成されている。側部折れ線92は、下端部から上端部に向かうに連れて側壁13の前縁部に近づくように傾斜している。
【選択図】図1

Description

本発明は、包装箱に関する。
段ボール製の包装箱としては、胴部の全周に亘って切断誘導線を形成し、前側の端壁の開封開始部に手を差し込んで、前側の端壁の上部を引き上げることで、切断誘導線を切り開いて上下に分割できるものがある(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3208228号公報
前記した従来の包装箱では、側壁の切断誘導線を前端部から後方に向けて切り開くときに、側壁の上部に意図しない歪みが生じて、切断誘導線を切り開き難くなる場合がある。
本発明は、前記した問題を解決し、胴部の切断誘導線をスムーズに切り開いて、上下に分割できる包装箱を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、包装箱であって、筒状に形成された胴部と、前記胴部の上下の開口部に設けられた頂板および底板と、を備え、前記胴部は、前後一対の端壁および左右一対の側壁を有している。前側の前記端壁には、左右の縁部に亘って延びている前部切断誘導線が形成されている。前記両側壁には、前記前部切断誘導線の端部から後縁部に亘って延びている側部切断誘導線がそれぞれ形成されている。後側の前記端壁には、左右の前記側部切断誘導線の後端部に亘って延びている後部切断誘導線が形成されている。前記側壁の前部において、前記側部切断誘導線よりも上側の領域には、上下方向に延びている側部折れ線が形成されている。前記側部折れ線は、下端部から上端部に向かうに連れて前記側壁の前縁部に近づくように傾斜している。
本発明の包装箱では、前側の端壁の上部を引き上げて、両側壁の側部切断誘導線を前端部から後方に向けて切り開くときに、側壁の上部に大きな力が作用すると、側壁の上部が側部折れ線において折れ曲がる。本発明の包装箱では、開封時に側部切断誘導線を切り開き易いように、側壁の上部を意図した形状に折り曲げることができるため、側部切断誘導線をスムーズに切り開くことができる。
前記した包装箱において、前記側部折れ線の上部を、前記側壁の前上の角部に向けて延ばした場合には、前側の端壁の上部を引き上げたときに、側壁の上部が側部折れ線において綺麗に変形し易い。
前記した包装箱において、前記側部切断誘導線を前端部から後端部に向かうに連れて前記側壁の上縁部に近づくように傾斜させた場合には、前側の端壁の上部を引き上げたときに、側部切断誘導線を前端部から斜め上方に向けてスムーズに切り開くことができる。
前記した包装箱において、前記側部切断誘導線を前記側壁の上縁部よりも下側の領域に形成した場合には、側壁および後側の端壁が上下に分割されるため、包装箱から上部を大きく切り離して、包装箱を開封できる。
前記した包装箱において、前側の前記端壁には、前記前部切断誘導線に接続された開封開始部を形成して、前部切断誘導線を切り開き易くすることが好ましい。
前記した包装箱において、前側の前記端壁の前記開封開始部よりも上側の領域には、上下方向に延びている左右の前部折れ線を形成し、前記両前部折れ線の左右方向の間隔を上方に向かうに連れて小さく形成することが好ましい。
この構成では、前部切断誘導線を切り開くときに、開封開始部に手を差し入れて、前側の端壁の上部を手前に引くと、前側の端壁の上部が両前部折れ線において手前側に突出するように折れ曲がる。これにより、前側の端壁の上部を手前側に大きく引き出して、前部切断誘導線を容易に切り開くことができる。
前記した包装箱において、前記頂板には、左右一方の前記側壁の上縁部に連設された内蓋板と、左右他方の前記側壁の上縁部に連設され、前記内蓋板の上面に重ねられた外蓋板と、を設けることができる。そして、前記外蓋板に形成された差込片を、前記内蓋板に形成された連結穴に差し込むことが好ましい。
このようにして、内蓋板と外蓋板とを左右方向に確実に連結すると、側壁が安定するため、開封時に側部切断誘導線を切り開き易くなる。
本発明の包装箱では、前側の端壁の上部を引き上げて、側壁の側部切断誘導線を切り開くときに、側壁の上部を意図した形状に折り曲げることができるため、側部切断誘導線をスムーズに切り開いて、胴部を上下に分割して開封できる。
本発明の実施形態に係る包装箱を前方左上から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る包装箱を後方右上から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る包装箱のブランクシートを示した図である。 本発明の実施形態に係る包装箱において外蓋板を閉じる前の状態を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る包装箱において開封開始部を開いた状態を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る包装箱を開封した状態を示した斜視図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
以下の説明において、前後左右方向とは、本実施形態の包装箱を説明する上で便宜上設定したものであり、包装箱の構成や使用状態を限定するものではない。
本実施形態の包装箱1は、図1に示すように、筒状の胴部10と、胴部10の上側の開口部に設けられた頂板20と、胴部10の下側の開口部に設けられた底板30と、を備えている段ボール箱である。
本実施形態の包装箱1は、図3に示すように、段ボール製のシートを切り抜いたブランクシートSを各折れ線において山折りまたは谷折りすることで形成される。図3に示すブランクシートSは内面側が見えるように配置されている。
ブランクシートSの折れ線は、ブランクシートSの表面を線状に押し込んで形成された罫線(押罫)である。なお、罫線に断続的な切れ込みを形成してもよい。このようにすると、折れ線においてブランクシートSを折り曲げ易くなる。
また、シートの表面のみを切断したハーフカットの切れ込みやシートを貫通した切れ込みを断続させて線状に形成することで折れ線を構成してもよい。
ブランクシートSに形成された各切断誘導線は、切れ込みを断続的に形成したミシン目状の線である。なお、切れ込みの形状や長さは限定されるものではない。また、ブランクシートSから組み立てた包装箱1を示した各図では、包装箱1の構造を分かり易く図示するために、各切断誘導線の切れ込みの形状は簡略化して示している。
胴部10は、図1および図2に示すように、前後一対の端壁11,12と、左右一対の側壁13,13と、を有している。端壁11,12および側壁13,13は、四角形に形成されている。
前側の端壁11の左縁部には、折れ線を介して左側の側壁13が連設され、左側の側壁13の後縁部には、折れ線を介して後側の端壁12が連設されている。また、前側の端壁11の右縁部には、折れ線を介して右側の側壁13が連設され、右側の側壁13の後縁部には、折れ線を介して帯状の接合片15が連設されている。接合片15は、後側の端壁12の内面に接合されている。
ブランクシートS(図3参照)を各折れ線で折り曲げつつ、接合片15を後側の端壁12の内面に接合すると、前後の端壁11,12および左右の側壁13,13によって、平面視で四角形の筒状の胴部10が形成される。
底板30は、図3に示すように、右側の側壁13の下縁部に連設された第一フラップ31と、前後の端壁11,12の下縁部に連設された前後一対の端部フラップ33,33と、左側の側壁13の下縁部に連設された第二フラップ32と、を備えている。
底板30は、第一フラップ31の下面に前後の端部フラップ33,33が重ねられるとともに、前後の端部フラップ33,33の下面に第二フラップ32が重ねられている。さらに、第二フラップ32の先端部が第一フラップ31の中央部の上面側に差し込まれることで、第一フラップ31、前後の端部フラップ33,33および第二フラップ32がアメリカンロック方式によって組み合わされている。
頂板20は、図1に示すように、前後の端壁11,12の上縁部に連設された内フラップ23,23と、左側の側壁13の上縁部に連設された内蓋板21と、右側の側壁13の上縁部に連設された外蓋板22と、を備えている。
そして、前後の内フラップ23,23の上面に内蓋板21が重ねられるとともに、内蓋板21の上面に外蓋板22が重ねられている。
内蓋板21の基部には、図4に示すように、前後方向に延びているスリット形状の連結穴25が形成されている。
外蓋板22の先端縁部の中央部には、差込片26が突出している。また、外蓋板22の先端縁部の両端部には、前後の抑え片27,27がそれぞれ突出している。
また、外蓋板22の左右方向の中央部には、前後の縁部に亘って延びている折れ線930が形成されている。折れ線93は、外蓋板22の下面に形成されている。
外蓋板22の差込片26は、図1に示すように、内蓋板21の連結穴25に差し込まれている。また、外蓋板22の両抑え片27,27は、連結穴25の前後両側において外蓋板22の上面に重ねられている。
このように、外蓋板22の差込片26および両抑え片27,27によって、内蓋板21を上下方向に挟み込んでいる。このようにして、外蓋板22の先端部が、内蓋板21の基部に連結されている。
頂板20を組み立てるときには、まず、図4に示すように、前後の内フラップ23を胴部10の上側の開口部の内側に配置し、両内フラップ23,23の上面に内蓋板21を重ねる。
続いて、外蓋板22を胴部10の上側の開口部の内側に配置するとともに、外蓋板22を折れ線93において外側から見て山折りにする。
このようにすると、外蓋板22の差込片26が、内蓋板21の連結穴25の右側に配置される。その後、図1に示すように、山折りにした外蓋板22を平坦に伸ばすと、外蓋板22の差込片26が、内蓋板21の連結穴25に差し込まれる。これにより、内蓋板21と外蓋板22とが連結され、頂板20が形成される。
前側の端壁11の下部には、左右方向に延びている第一前部切断誘導線71が形成されている。第一前部切断誘導線71は、左右の縁部に亘って直線状に延びている。第一前部切断誘導線71は、前側の端壁11の下縁部に平行している。
前側の端壁11において、第一前部切断誘導線71の上側の領域には、左右方向に延びている第二前部切断誘導線74が形成されている。第二前部切断誘導線74の中央部は、上方に向けて突出するように湾曲している。
また、第二前部切断誘導線74の左右の端部は、前側の端壁11の左右方向の縁部を通過して、左右の側壁13,13にそれぞれ入り込んでいる。
第一前部切断誘導線71と第二前部切断誘導線74との間には、開封開始部80が形成されている。開封開始部80は、左右方向に延びている帯状の部位である。開封開始部80の上縁部に第二前部切断誘導線74が形成され、下縁部に第一前部切断誘導線71が形成されている。つまり、開封開始部80は、第一前部切断誘導線71に接続されている。
開封開始部80の中央部には、上下方向に延びている中間切断誘導線75が形成されている。中間切断誘導線75は、S字形状に湾曲している。中間切断誘導線75によって開封開始部80が左右に区画されている。
前側の端壁11の内面において、開封開始部80よりも上側の領域には、上下方向に延びている左右の前部折れ線92,92が形成されている。両前部折れ線92,92の上端部は、前側の端壁11の上縁部を通過して、前側の内フラップ23の先端縁部まで延びている(図3参照)。
両前部折れ線92,92は、前側の端壁11の左右方向の中央部を挟んで左右対称に形成されている。前部折れ線92は、他の前部折れ線92側とは反対側に向けて膨らむように湾曲している。
両前部折れ線92,92の左右方向の間隔は、上方に向かうに連れて小さくなるように形成されている。
左側の側壁13には、図1に示すように、前後方向に延びている側部切断誘導線72が形成されている。側部切断誘導線72は、側壁13の前縁部から後縁部に亘って直線状に延びている。
側部切断誘導線72の前端部は、第一前部切断誘導線71の左端部に接続されている。つまり、側部切断誘導線72は、第一前部切断誘導線71から連続して延びている。
側部切断誘導線72は、前端部から後端部に向かうに連れて側壁13の上縁部に近づくように傾斜している。つまり、側部切断誘導線72は、前端部から後方に向けて斜め上向きに延びている。側部切断誘導線72の後端部は、側壁13の後縁部の上部に接続されている。
右側の側壁13には、図2に示すように、左側の側壁13と同様に、側部切断誘導線72が形成されている。
後側の端壁12には、左右方向に延びている後部切断誘導線73が形成されている。後部切断誘導線73は、後側の端壁12の左右の縁部に亘って直線状に延びている。
後部切断誘導線73の左右の端部は、左右の側部切断誘導線72,72の後端部にそれぞれ接続されている。
また、図3に示すように、接合片15には、後部切断誘導線73に重なる位置に切断誘導線が形成されている。
側壁13の前部の内面において、側部切断誘導線72よりも上側の領域には、図1および図2に示すように、上下方向に延びている側部折れ線91が形成されている。
側部折れ線91は、下端部から上端部に向かうに連れて側壁13の前縁部に近づくように傾斜している。また、側部折れ線91の上部は、側壁13の前上の角部に向けて延びている。
本実施形態の側部折れ線91の上端部は、側壁13の上縁部および前縁部から離れているとともに、下端部は側部切断誘導線72から離れている。
本実施形態の包装箱1を開封するときには、まず、図5に示すように、開封開始部80の中間部を押し込んで、中間切断誘導線75を切り開く。さらに、中間切断誘導線75を切り開いた隙間に手を差し入れて、前側の端壁11の上部を手前に引くと、前側の端壁11の上部が両前部折れ線92,92において手前側に突出するように折れ曲がる。これにより、前側の端壁11の上部を手前側に大きく引き出して、第二前部切断誘導線74を容易に切り開くことができる。
開封開始部80の左部および右部をそれぞれ外側に引くことで、第一前部切断誘導線71を切り開く。そして、開封開始部80全体を胴部10の左右方向の側方に引き出すと、前側の端壁11の下部に左右方向に延びている帯状の開口部が形成され、前側の端壁11が上下に分割される。
このように、包装箱1では、前側の端壁11に開封開始部80を形成することで、第一前部切断誘導線71および第二前部切断誘導線74を切り開き易くなっている。
続いて、前側の端壁11の上部の下縁部に手を掛けて、前側の端壁11の上部を引き上げる。このとき、前側の端壁11の上部の下縁部の中央部は上方に向けて窪んでいるため、前側の端壁11の上部の下縁部に手を掛け易い。
前側の端壁11の上部を引き上げていくと、胴部10の上部が下部に対して後方に向けて傾きながら、左右の側部切断誘導線72,72(図2参照)が前端部から後端部に向けて切り開かれていく。
側部切断誘導線72は、前端部から後端部に向かうに連れて側壁13の上縁部に近づくように傾斜しているため、前側の端壁11の上部を引き上げたときに、側部切断誘導線72を前端部から斜め上方に向けてスムーズに切り開くことができる。
図6に示すように、左右の側部切断誘導線72,72を後端部まで切り開いた後に、後部切断誘導線73を切り開く。
本実施形態の包装箱1では、側部切断誘導線72が側壁13の上縁部よりも下側の領域に形成されている。そのため、両側部切断誘導線72,72および後部切断誘導線73を切り開くと、両側壁13,13および後側の端壁12が上下に分割される。このように、包装箱1では、上部を大きく切り離して開封できる。
そして、包装箱1の下部は、トレイとなり、下部に内容物を収容した状態で店頭に陳列できる。
以上のような包装箱1では、図6に示すように、前側の端壁11の上部を引き上げて、両側壁13,13の側部切断誘導線72,72を切り開くときに、側壁13の上部に大きな力が作用すると、側壁13の上部は側部折れ線91において折れ曲がる。
本実施形態の包装箱1では、開封時に側部切断誘導線72を切り開き易いように、側壁13の上部を意図した形状に折り曲げることができるため、側部切断誘導線72をスムーズに切り開くことができる。
また、側部折れ線91の上部は、側壁13の前上の角部に向けて延びているため、前側の端壁11の上部を引き上げたときに、側壁13の上部が側部折れ線91において綺麗に変形する。
本実施形態の包装箱1では、頂板20の外蓋板22に形成された差込片26が、内蓋板21に形成された連結穴25に差し込まれている。このように、頂板20の内蓋板21と外蓋板22とを左右方向に確実に連結すると、胴部10の左右の側壁13,13が安定するため、開封時に側部切断誘導線72を切り開き易い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
本実施形態の包装箱1では、図1に示すように、側部折れ線91は、下端部から上端部に向かうに連れて側壁13の前縁部に近づくように傾斜するとともに、側壁13の前上の角部に向けて延びているが、側部折れ線91の傾斜や長さは限定されるものではない。
側部折れ線91の傾斜や長さは、開封時に側部切断誘導線72を切り開き易いように、側壁13の上部が変形するように適宜に設定される。
本実施形態の包装箱1では、前側の端壁11に開封開始部80が形成されているが、前側の端壁11に開封開始部80を形成することなく、第一前部切断誘導線71のみを形成してもよい。
また、本実施形態の包装箱1では、前側の端壁11に左右の前部折れ線92,92が形成されているが、前側の端壁11に前部折れ線92を形成しなくてもよい。
本実施形態の包装箱1では、側部切断誘導線72が側壁13の上縁部よりも下側の領域に形成されているが、側部切断誘導線72の後部を側壁13の上縁部に形成してもよい。
本実施形態の包装箱1では、側部切断誘導線72が前端部から後端部に向かうに連れて側壁の上縁部に近づくように傾斜しているが、側部切断誘導線72を側壁13の上下の縁部に沿って形成してもよい。更には、側部切断誘導線72を前端部から後端部に向かうに連れて側壁13の下縁部に近づくように傾斜させてもよい。
本実施形態の包装箱1の頂板20は、内蓋板21と外蓋板22とを上下に重ねて連結しているが、頂板20の構成は限定されるものではない。また、本実施形態の包装箱1の底板30は、アメリカンロック方式によって構成されているが、底板30の構成は限定されるものではない。例えば、A式の段ボール箱のように、二枚のフラップを突き合わせることで、頂板や底板を構成してもよい。
本実施形態の包装箱1は段ボール製であるが、各種公知の板紙によって本発明の包装箱を形成できる。
1 包装箱
10 胴部
11 前側の端壁
12 後側の端壁
13 側壁
15 接合片
20 頂板
21 内蓋板
22 外蓋板
23 内フラップ
25 連結穴
26 差込片
27 抑え片
30 底板
31 第一フラップ
32 第二フラップ
33 端部フラップ
71 第一前部切断誘導線
72 側部切断誘導線
73 後部切断誘導線
74 第二前部切断誘導線
75 中間切断誘導線
80 開封開始部
91 前部折れ線
92 側部折れ線
93 折れ線
S ブランクシート

Claims (7)

  1. 筒状に形成された胴部と、
    前記胴部の上下の開口部に設けられた頂板および底板と、を備え、
    前記胴部は、前後一対の端壁および左右一対の側壁を有しており、
    前側の前記端壁には、左右の縁部に亘って延びている前部切断誘導線が形成され、
    前記両側壁には、前記前部切断誘導線の端部から後縁部に亘って延びている側部切断誘導線がそれぞれ形成され、
    後側の前記端壁には、左右の前記側部切断誘導線の後端部に亘って延びている後部切断誘導線が形成されており、
    前記側壁の前部において、前記側部切断誘導線よりも上側の領域には、上下方向に延びている側部折れ線が形成され、
    前記側部折れ線は、下端部から上端部に向かうに連れて前記側壁の前縁部に近づくように傾斜していることを特徴とする包装箱。
  2. 請求項1に記載の包装箱であって、
    前記側部折れ線の上部は、前記側壁の前上の角部に向けて延びていることを特徴とする包装箱。
  3. 請求項1または請求項2に記載の包装箱であって、
    前記側部切断誘導線は、前端部から後端部に向かうに連れて前記側壁の上縁部に近づくように傾斜していることを特徴とする包装箱。
  4. 請求項3に記載の包装箱であって、
    前記側部切断誘導線は、前記側壁の上縁部よりも下側の領域に形成されていることを特徴とする包装箱。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の包装箱であって、
    前側の前記端壁には、前記前部切断誘導線に接続された開封開始部が形成されていることを特徴とする包装箱。
  6. 請求項5に記載の包装箱であって、
    前側の前記端壁において、前記開封開始部よりも上側の領域には、上下方向に延びている左右の前部折れ線が形成されており、
    前記両前部折れ線の左右方向の間隔は、上方に向かうに連れて小さくなるように形成されていることを特徴とする包装箱。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の包装箱であって、
    前記頂板は、
    左右一方の前記側壁の上縁部に連設された内蓋板と、
    左右他方の前記側壁の上縁部に連設され、前記内蓋板の上面に重ねられた外蓋板と、を備え、
    前記外蓋板に形成された差込片が、前記内蓋板に形成された連結穴に差し込まれていることを特徴とする包装箱。
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