JP2023104740A - 包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】底部に過大な荷重が作用しても底部が開き難い包装箱を提供する。【解決手段】包装箱1であって、胴部10に設けられた底部30は、両側壁12,12にそれぞれ連設された左右の側部フラップ50,50と、両端壁11,11にそれぞれ連設され、両側部フラップ50,50の下面に重ねられた前後の端部フラップ40,40と、を有している。両側部フラップ50,50に亘って左右方向に延びている連結口60が形成されるとともに、端部フラップ40の先端縁部に連設された差込片80は、連結口60に差し込まれ、端部フラップ40に対して折り返されて、両側部フラップ50,50の上面に重ねられている。【選択図】図1

Description

本発明は、包装箱に関する。
段ボール製の包装箱の底部としては、左右の側部フラップに亘って左右方向に延びている連結口が形成されるとともに、前後の端部フラップの先端部に形成された差込片が、連結口に差し込まれて、両側部フラップの上面に重ねられているものがある(例えば、特許文献1参照)。
このような包装箱では、内容物によって底板が押し下げられたときに、係止片が差込方向と逆方向に向けて連結口に引っ掛かることで、底部が開かないようにロックされる。
特開2004-26253号公報
前記した従来の包装箱では、過大な重量が胴部の内側から底部に作用し、係止片が連結口への差込方向と逆方向に強く引っ張られると、連結口から係止片が抜けてしまう可能性がある。
本発明は、前記した問題を解決し、胴部の内側から底部に過大な荷重が作用しても底部が開き難い包装箱を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、包装箱であって、前後の端壁および左右の側壁を有する筒状の胴部と、前記胴部の下側の開口部に設けられた底部と、を備えている。前記底部は、前記両側壁の下縁部にそれぞれ連設された左右の側部フラップと、前記両端壁の下縁部にそれぞれ連設され、前記両側部フラップの下面に重ねられた前後の端部フラップと、を有している。前記両側部フラップに亘って左右方向に延びている連結口が形成されるとともに、前記端部フラップの先端縁部には、前記連結口に差し込まれて、前記胴部の内部に配置された差込片が連設されている。前記差込片は、前記端部フラップに対して折り返されて、前記両側部フラップの上面に重ねられている。
本発明の包装箱では、係止片が連結口への差込方向と逆方向に折り返されており、差込端部フラップと係止片とによって、両側部フラップの一部を上下から挟み込んでいる。そして、包装箱内に内容物を収容したときには、内容物が係止片の上面に載ることになる。これにより、本発明の包装箱では、両側部フラップの連結口から差込片が抜け難くなるため、胴部の内側から底部に過大な荷重が作用しても底部が開き難くなる。
前記した包装箱において、前記側部フラップの上面には、前記連結口の左右方向の端部から前記側部フラップの前後方向の中央側の領域とは反対側かつ前記底部の左右方向の中央側に向けて延びる折れ線を形成することが好ましい。
この構成では、差込片を連結口に外側から差し込むときに、側部フラップのうち端部領域(連結口よりも前後方向の中央側の領域とは反対側の領域)が、差込片に押されて胴部の内側に折れ曲がり、連結口が広がるため、差込片を連結口に差し込み易くなる。
前記した包装箱において、前記差込片の先端部を前記端壁の内面に当接させると、内容物を収容していない状態で差込片が戻り難い。
さらに、前記端壁の内面の下端部に潰し加工による窪み部を形成し、前記差込片の先端部を前記窪み部に当接させて、差込片の先端部が窪み部に引っ掛けることで、内容物を収容していない状態で差込片を折り返した状態に保持することが好ましい。
前記した包装箱において、前記端部フラップと前記差込片とを中間部を介して連設してもよい。前記中間部は、前記連結口に差し込まれ、前記中間部は前記端部フラップおよび前記差込片に対して折り曲げられるものである。
前記した構成において、前記中間部の左右方向の幅を、前記端部フラップの先端部および前記差込片の基端部の左右方向の幅よりも小さく形成した場合には、端部フラップに対して差込片を折り返し易くなるとともに、差込片が戻り難くなる。
前記した構成において、前記差込片の基端縁部には、前記中間部から切り離されて、前記胴部の前後方向の中央側に向けて突出した第一突出片を形成した場合には、連結口の一部を第一突出片によって塞ぐことができる。
前記した包装箱の前記連結口において、前記胴部の前後方向の中央側の縁部に、前記胴部の前後方向の中央側の領域とは反対側に向けて突出した第二突出片を形成した場合には、連結口の一部を第二突出片によって塞ぐことができる。
本発明の包装箱では、端部フラップに連設された差込片が両側部フラップの連結口から抜け難くなるため、胴部の内側から底部に過大な荷重が作用しても底部が開き難くなる。
本発明の実施形態に係る包装箱を前方左下から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る包装箱を前方左上から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る包装箱のブランクシートを示した図である。 本発明の実施形態に係る包装箱の底部を示した平面図である。 本発明の実施形態に係る包装箱の底部を組み立てる手順において、差込片を連結口に差し込む状態を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る包装箱の底部を組み立てる手順において、差込片を連結口に差し込む状態を示した平面図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
以下の説明において、前後左右方向とは、本実施形態の包装箱を説明する上で便宜上設定したものであり、包装箱の構成や使用状態を限定するものではない。
本実施形態の包装箱1は、図1に示すように、筒状の胴部10と、胴部10の上側の開口部に設けられた頂部20と、胴部10の下側の開口部に設けられた底部30と、を備えている段ボール箱である。
本実施形態の包装箱1は、図3に示すように、段ボール製のシートを切り抜いたブランクシートSを各折れ線において山折りまたは谷折りすることで形成される。図3に示すブランクシートSは内面側が見えるように配置されている。
ブランクシートSの折れ線は、ブランクシートSの表面を線状に押し込んで形成された罫線(押罫)である。なお、罫線に断続的な切れ込みを形成してもよい。このようにすると、折れ線においてブランクシートSを折り曲げ易くなる。
また、シートの表面のみを切断したハーフカットの切れ込みやシートを貫通した切れ込みを断続させて線状に形成することで折れ線を構成してもよい。
ブランクシートSに形成された各切断誘導線は、切れ込みを断続的に形成したミシン目状の線である。なお、切れ込みの形状や長さは限定されるものではない。
胴部10は、図2に示すように、前後一対の端壁11,11と、左右一対の側壁12,12と、を備えている。胴部10は、角筒状に形成されており、胴部10の上面および下面には、四角形の開口部が形成されている。
端壁11および側壁12は、四角形に形成されている。端壁11と側壁12とは折れ線を介して連設されており、端壁11と側壁12とは垂直に配置されている。
また、右側の側壁12の後縁部には帯状の接合片13が連設されている。この接合片13は、後側の端壁11の内面に接着剤によって接合されている。
ブランクシートS(図3参照)を各折れ線で折り曲げつつ、接合片13を後側の端壁11の内面に接合することで、平面視で四角形の筒状の胴部10が形成される。
頂部20は、両端壁11,11の上縁部にそれぞれ連設された前後の内フラップ21,21と、両側壁12,12の上縁部にそれぞれ連設された左右の外フラップ22,22と、を重ねることで、胴部10の上側の開口部を閉塞している。
底部30は、図1に示すように、前後の端壁11,11の下縁部にそれぞれ連設された前後一対の端部フラップ40,40と、左右の側壁12,12の下縁部にそれぞれ連設された左右一対の側部フラップ50,50と、を有している。
左側の側部フラップ50は、左側の側壁12の下縁部に折れ線を介して連設されており、胴部10の下側の開口部の左半分を塞いでいる。右側の側部フラップ50は、右側の側壁12の下縁部に折れ線を介して連設されており、胴部10の下側の開口部の右半分を塞いでいる。
左側の側部フラップ50の先端縁部の前半分には、図4に示すように、右方に向けて突出した帯状の重ね部51が形成されている。また、右側の側部フラップ50の先端縁部の後半分には、左方に向けて突出した帯状の重ね部51が形成されている。
左側の側部フラップ50の重ね部51は、右側の側部フラップ50の前部の上面に重ねられ、右側の側部フラップ50の重ね部51は、左側の側部フラップ50の後部の上面に重ねられている。このように、左右の側部フラップ50,50の先端部同士は噛み合わされている。
底部30には、図6に示すように、前後方向に間隔を空けて二つの連結口60,60が形成されている。各連結口60は、左右の側部フラップ50,50に亘って左右方向に延びており、側部フラップ50を貫通している。
本実施形態の連結口60は、線状のスリットの両端部に、細長い開口部を連ねた形状である。スリットは、連結口60の中央部に形成されており、左右の開口部は、連結口60の左右の部位に形成されており、左右方向に延びている。
前側の連結口60は、底部30の前部に形成されている。前側の連結口60の後縁部(胴部の前後方向の中央側の縁部)の左右の部位には、前方(胴部10の前後方向の中央側の領域とは反対側)に向けて突出した左右の第二突出片61,61が形成されている。連結口60の左右の部位は、左右の第二突出片61,61によってそれぞれ塞がれている。
両側部フラップ50,50の前部の上面(内面)には、左右二本の折れ線L1,L1が形成されている。前側の折れ線L1は、前側の連結口60の左右の端部から前方(側部フラップ50のうち、前後方向の中央側の領域とは反対側)かつ底部30の左右方向の中央側に向けて延びている。
後側の連結口60は、底部30の後部に形成されている。後側の連結口60は、前側の連結口60に対して前後対称に形成されている。後側の連結口60の左右の部位も、前側の連結口60と同様に、左右の第二突出片61,61によってそれぞれ塞がれている。
両側部フラップ50の後部の上面(内面)には、二本の折れ線L1,L1が形成されている。後側の折れ線L1は、後側の連結口60の左右の端部から後方(側部フラップ50のうち、前後方向の中央側の領域とは反対側)かつ底部30の左右方向の中央側に向けて延びている。
図3に示すように、側部フラップ50の先端側の前後の角部の内面において、連結口60および折れ線L1を含む領域52(図3において二点鎖線によって区画された角部の領域)には、潰し加工が施されている。これにより、側部フラップ50の領域52は、側部フラップ50の他の部位よりも薄くなっている。
前側の端部フラップ40は、図1に示すように、前側の端壁11の下縁部に折れ線を介して連設されている。前側の端部フラップ40は、両側部フラップ50,50の下面(外面)の前部に重ねられている。前側の端部フラップ40の左右方向の幅は、前方に向かうに連れて小さく形成されており、前側の端部フラップ40は、略台形に形成されている(図3参照)。
前側の端部フラップ40の先端縁部には、図3に示すように、中間部70が折れ線を介して連設されている。中間部70は、前側の端部フラップ40の先端縁部に沿って帯状に形成されている。中間部70の中央部は開口している。
中間部70の先端縁部には、差込片80が折れ線を介して連設されている。端部フラップ40と差込片80とは、中間部70を介して連設されている。中間部70の左右方向の幅は、端部フラップ40の先端部および差込片80の基端部の左右方向の幅よりも小さく形成されている。
差込片80は、図4に示すように、基端部の左右方向の幅よりも先端部の左右方向の幅が小さく形成されており、略台形に形成されている。
差込片80の基端縁部には、中間部70側に突出した第一突出片82が形成されている。図3に示すブランクシートSの状態において、中間部70の中央部の開口部は、第一突出片82によって塞がれている。端部フラップ40および中間部70と、第一突出片82とはスリットを介して連設されている。
差込片80の内面全体および中間部70の内面全体に潰し加工が施されている。これにより、差込片80および中間部70は、端部フラップ40よりも薄くなっている。
前側の差込片80は、図2に示すように、前側の連結口60に下側(外側)から差し込まれて、胴部10の内部に配置されている。さらに、差込片80は、図1に示すように、端部フラップ40に対して前方に向けて折り返されており、両側部フラップ50,50の上面の前部に重ねられている。つまり、前側の端部フラップ40と差込片80とによって両側部フラップ50,50の前部を挟み込んでいる。
また、中間部70は、連結口60内に差し込まれており、端部フラップ40および差込片80に対して折り曲げられている。
図4に示すように、中間部70に対して前側の差込片80が折り返された状態では、第一突出片82が中間部70から切り離されて、後方に向けて第一突出片82が突出している。
連結口60内に中間部70を配置したときに、連結口60の中央部が開口しているが、その開口部は差込片80の第一突出片82によって塞がれている。また、連結口60の左右の部位には、連結口60の縁部と中間部70との間に隙間が形成されるが、その隙間は第二突出片61によって塞がれている。
図2に示すように、前側の端壁11の内面の下端部の中央部には、潰し加工による窪み部15が形成されている。そして、前側の差込片80の先端部81が前側の端壁11の内面の下端部の中央部に当接しており、差込片80の先端部81が窪み部15に入り込んでいる。
後側の端部フラップ40は、図1に示すように、後側の端壁11の下縁部に折れ線を介して連設されている。後側の端部フラップ40は、前側の端部フラップ40に対して前後対称に形成されており、両側部フラップ50,50の下面の後部に重ねられている。
図3に示すように、後側の端部フラップ40の先端縁部にも、中間部70を介して差込片80が連設されている。
後側の差込片80は、図1に示すように、前側の連結口60に下側(外側)から差し込まれ、端部フラップ40に対して後方に向けて折り返されており、両側部フラップ50,50の上面の後部に重ねられている。また、図2に示すように、後側の差込片80の先端部81は後側の端壁11の内面の窪み部15に入り込んでいる。
本実施形態の包装箱1の底部30を組み立てるときには、まず、図5に示すように、左右の側壁12,12に対して左右の側部フラップ50,50を胴部10の内側に折り曲げる。
そして、左側の側部フラップ50の重ね部51を、右側の側部フラップ50の上面に重ねるとともに、右側の側部フラップ50の重ね部51を、左側の側部フラップ50の上面に重ねる。このように、左右の側部フラップ50,50の先端部同士を噛み合わせる。
続いて、前後の端壁11,11に対して前後の端部フラップ40,40を胴部10の内側に折り曲げるとともに、差込片80を端部フラップ40に対して上向きに折り曲げる。これにより、中間部70を屈曲部として、端部フラップ40と差込片80とが外側から見て谷折りに折り曲げられる。このとき、差込片80の第一突出片82が中間部70から切り離される。
差込片80を連結口60に差し込むと、図6に示すように、側部フラップ50において、前側の連結口60よりも前側の領域が、差込片80に押されて、折れ線L1において胴部10の内側に折れ曲がる。同様に、側部フラップ50において、後側の連結口60よりも後側の領域も、差込片80に押されて、折れ線L1において胴部10の内側に折れ曲がる。これにより、連結口60が広がるため、差込片80を連結口60に差し込み易い。
そして、図2に示すように、差込片80全体を胴部10内に配置し、差込片80を端部フラップ40に対して折り返して、端部フラップ40を両側部フラップ50,50の上面に重ねる。
このとき、差込片80の先端部81が端壁11の窪み部15内に当接する。これにより、差込片80の先端部81が端壁11の窪み部15に引っ掛かるため、内容物を収容していない状態で差込片80が戻り難い。このように、差込片80を端部フラップ40に対して折り返した状態に保持することができる。
また、図5に示すように、中間部70の左右方向の幅が、端部フラップ40の先端部および差込片80の基端部の左右方向の幅よりも小さい。また、中間部70に潰し加工が施されている。そのため、端部フラップ40に対して差込片80を折り返し易いとともに、差込片80が戻り難い。
以上のような包装箱1では、図1に示すように、端部フラップ40と差込片80とによって、両側部フラップ50,50の一部を上下から挟み込んでいる。そして、包装箱1内に内容物を収容したときには、内容物が差込片80の上面に載ることになる。
これにより、本実施形態の包装箱1では、両側部フラップ50,50の連結口60から差込片80が抜け難い。また、本実施形態の包装箱1では、左右の側部フラップ50,50の先端部同士が噛み合わされている。したがって、本実施形態の包装箱1では、胴部10の内側から底部30に過大な荷重が作用しても底部30が開き難くなる。
本実施形態の包装箱1では、図4に示すように、連結口60の中央部の開口部が、差込片80の第一突出片82によって塞がれるとともに、連結口60の左部および右部の隙間が、左右の第二突出片61,61によって塞がれている。これにより、本実施形態の包装箱1では、底部30の密閉性を高めることができる。
本実施形態の包装箱1の差込片80と側部フラップ50とには、互いに重なり合う領域に潰し加工がそれぞれ施されている。したがって、図1に示すように、両側部フラップ50,50の上面に差込片80を重ねた状態でも、底部30の上面の段差を小さくすることができ、内容物が段差に引っ掛かるのを防ぐことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
本実施形態の包装箱1では、図2に示すように、端壁11の内面に窪み部15が形成されているが、端壁11の内面に窪み部15を形成することなく、差込片80の先端部81を端壁11の内面に当接させてもよい。更には、差込片80の先端部81を端壁11の内面に当接させなくてもよい。
本実施形態の包装箱1では、図6に示すように、側部フラップ50の上面には、連結口60の左右の端部から延びている折れ線L1が形成されているが、側部フラップ50の上面に折れ線L1を形成しなくてもよい。
本実施形態の包装箱1では、差込片80と側部フラップ50とには、互いに重なり合う領域に潰し加工がそれぞれ施されているが、差込片80と側部フラップ50とに潰し加工を施さなくてもよい。
本実施形態の包装箱1では、図4に示すように、差込片80は基端部の左右方向の幅よりも先端部の左右方向の幅が小さく形成されているが、差込片80の形状や大きさは限定されるものではない。
本実施形態の包装箱1では、左右の側部フラップ50,50の先端部同士が噛み合わされているが、左右の側部フラップ50,50の先端縁部同士を突き合わせてもよい。
本実施形態の包装箱1では、図2に示すように、胴部10が前後一対の端壁11,11と、左右一対の側壁12,12とを有する四角形の筒状に形成されているが、胴部10の形状は限定されるものではなく、端壁11と側壁12との間に傾斜壁を設けてもよい。
本実施形態の包装箱1では、胴部10の上側の開口部が頂部20によって閉塞されているが、頂部20の構成は限定されるものではなく、中央部が開口していてもよい。さらには、包装箱1に頂部20を設けなくてもよい。
本実施形態の包装箱1は段ボール製であるが、各種公知の板紙によって包装箱1を形成できる。
1 包装箱
10 胴部
11 端壁
12 側壁
13 接合片
15 窪み部
20 頂部
21 内フラップ
22 外フラップ
30 底部
40 端部フラップ
50 側部フラップ
51 重ね部
60 連結口
61 第二突出片
70 中間部
80 差込片
81 先端部
82 第一突出片
S ブランクシート

Claims (7)

  1. 前後の端壁および左右の側壁を有する筒状の胴部と、
    前記胴部の下側の開口部に設けられた底部と、を備え、
    前記底部は、
    前記両側壁の下縁部にそれぞれ連設された左右の側部フラップと、
    前記両端壁の下縁部にそれぞれ連設され、前記両側部フラップの下面に重ねられた前後の端部フラップと、を有し、
    前記両側部フラップに亘って左右方向に延びている連結口が形成されるとともに、
    前記端部フラップの先端縁部には、前記連結口に差し込まれて、前記胴部の内部に配置された差込片が連設されており、
    前記差込片は、前記端部フラップに対して折り返されて、前記両側部フラップの上面に重ねられていることを特徴とする包装箱。
  2. 請求項1に記載の包装箱であって、
    前記側部フラップの上面には、前記連結口の左右方向の端部から前記側部フラップの前後方向の中央側の領域とは反対側かつ前記底部の左右方向の中央側に向けて延びている折れ線が形成されていることを特徴とする包装箱。
  3. 請求項1または請求項2に記載の包装箱であって、
    前記差込片の先端部が前記端壁の内面に当接していることを特徴とする包装箱。
  4. 請求項3に記載の包装箱であって、
    前記端壁の内面の下端部には、潰し加工による窪み部が形成されており、
    前記差込片の先端部が前記窪み部に当接していることを特徴とする包装箱。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の包装箱であって、
    前記端部フラップと前記差込片とは、中間部を介して連設され、
    前記中間部は、前記連結口に差し込まれ、前記端部フラップおよび前記差込片に対して折り曲げられており、
    前記中間部の左右方向の幅は、前記端部フラップの先端部および前記差込片の基端部の左右方向の幅よりも小さく形成されていることを特徴とする包装箱。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の包装箱であって、
    前記端部フラップと前記差込片とは、中間部を介して連設され、
    前記中間部は、前記連結口に差し込まれ、前記端部フラップおよび前記差込片に対して折り曲げられており、
    前記差込片の基端縁部には、前記中間部から切り離されて、前記胴部の前後方向の中央側に向けて突出した第一突出片が形成されていることを特徴とする包装箱。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の包装箱であって、
    前記連結口において、前記胴部の前後方向の中央側の縁部には、前記胴部の前後方向の中央側の領域とは反対側に向けて突出した第二突出片が形成されていることを特徴とする包装箱。
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