JP2023050622A - 慣性センサーモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた検出精度を有する慣性センサーモジュールを提供する。【解決手段】慣性センサーモジュール1は、第1軸、第2軸、及び第3軸を検出軸とする第1センサー100と、第1センサー100よりも精度が高く、第3軸を検出軸とする第2センサー200と、を備え、第1センサー100及び第2センサー200は、パッケージ2内の1つの平面である内底面2aに配置され、第1センサー100及び第2センサー200は、パッケージ2により気密封止されている。【選択図】図1

Description

本発明は、慣性センサーモジュールに関する。
近年、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術を用いて製造された物理量センサーが開発されている。このような物理量センサーとして、例えば特許文献1には、ベース基板上に、3軸加速度センサーと3軸ジャイロセンサーとを備えた物理量センサーが開示されている。
特開2016-31358号公報
しかしながら、特許文献1に記載された物理量センサーは、可動電極と固定電極との間の容量変化に基づいて、加速度及び角速度を検出しているが、更なる高精度化が求められていた。
慣性センサーモジュールは、第1軸、第2軸、及び第3軸を検出軸とする第1センサーと、前記第1センサーよりも精度が高く、前記第3軸を検出軸とする第2センサーと、を備え、前記第1センサー及び前記第2センサーは、パッケージ内の1つの平面に配置され、前記第1センサー及び前記第2センサーは、前記パッケージにより気密封止されている。
第1実施形態に係る慣性センサーモジュールの概略構造を示す平面図。 図1中のA-A線における断面図。 図1中のB-B線における断面図。 図1中のC-C線における断面図。 図1の第1センサーが有する第1ジャイロセンサー素子の平面図。 図1の第1センサーが有する第2ジャイロセンサー素子の平面図。 図1の第1センサーが有する第3ジャイロセンサー素子の平面図。 図1の第2センサーが有するジャイロセンサー素子の平面図。 図1の第3センサーが有する第1加速度センサー素子の平面図。 図1の第3センサーが有する第2加速度センサー素子の平面図。 図1の第3センサーが有する第3加速度センサー素子の平面図。 第2実施形態に係る慣性センサーモジュールの概略構造を示す平面図。 図12中のD-D線における断面図。 第3実施形態に係る慣性センサーモジュールの概略構造を示す平面図。 図14中のE-E線における断面図。 第4実施形態に係る慣性センサーモジュールの概略構造を示す平面図。 図16中のF-F線における断面図。
1.第1実施形態
1.1.慣性センサーモジュール
先ず、第1実施形態に係る慣性センサーモジュール1について、図1~図4を参照して説明する。
尚、説明の便宜上、図1では、蓋体5と各センサー100,200,300の蓋体10a,20a,30aの図示を省略している。また、図1~図4では、パッケージ2の裏面2bに形成されている接続端子の図示及び内底面2aに形成され、接続端子と各センサー100,200,300とを電気的に接続する配線の図示を省略している。また、図1~図4では、第1ジャイロセンサー素子101、第2ジャイロセンサー素子102、第3ジャイロセンサー素子103、振動ジャイロセンサー素子201、第1加速度センサー素子301、第2加速度センサー素子302、及び第3加速度センサー素子303を簡略化して図示している。
また、以降の平面図及び断面図には、互いに直交する3つの軸として、X軸、Y軸、及びZ軸を図示している。本明細書では、第1軸がX軸であり、第2軸がY軸であり、第3軸がZ軸である。また、X軸に沿う方向を「X方向」、Y軸に沿う方向を「Y方向」、Z軸に沿う方向を「Z方向」と言う。また、各軸方向の矢印先端側を「プラス側」、基端側を「マイナス側」、Z方向プラス側を「上」、Z方向マイナス側を「下」とも言う。また、Z方向は、鉛直方向に沿い、XY平面は、水平面に沿っている。また、本明細書では、プラス方向とマイナス方向とを合わせてX方向、Y方向、Z方向と呼ぶ。
本実施形態に係る慣性センサーモジュール1は、図1~図4に示すように、ベース基板3と蓋体5とを備えるパッケージ2と、第1センサー100と、第2センサー200と、第3センサー300と、を有する。尚、第1センサー100、第2センサー200、及び第3センサー300は、パッケージ2のベース基板3と蓋体5とで構成される内部空間Sに収容され、気密封止されている。
第1センサー100は、3軸の物理量センサーである。物理量とは、例えば角速度であるが、加速度であってもよく、他の物理量であってもよい。例えば、物理量が角速度である場合、第1センサー100は、3軸の角速度センサーであり、例えば、物理量が加速度である場合、第1センサー100は、3軸の加速度センサーである。
本実施形態の第1センサー100は、第1ジャイロセンサー素子101と、第2ジャイロセンサー素子102と、第3ジャイロセンサー素子103と、を備え、第1軸となるX軸まわり、第2軸となるY軸まわり、及び第3軸となるZ軸まわりのそれぞれの角速度を測定することのできる3軸ジャイロセンサーである。尚、第1ジャイロセンサー素子101、第2ジャイロセンサー素子102、及び第3ジャイロセンサー素子103は、MEMS技術を用いてシリコン基板を加工し製造されたジャイロセンサー素子であり、可動電極と固定電極との間の容量変化に基づいて、角速度を検出している。
第2センサー200は、第1センサー100よりも高精度に物理量を検出できる物理量センサーである。第1センサー100が3軸角速度センサーの場合、第2センサー200は、第1センサー100の3軸のうち一つを検出軸とする角速度センサーであってもよい。また、第1センサー100が3軸加速度センサーの場合、第2センサー200は、第1センサー100の3軸のうち一つを検出軸とする加速度センサーであってもよい。
本実施形態の第2センサー200は、振動ジャイロセンサー素子201を備え、第3軸となるZ軸まわりの角速度を測定することのできる1軸ジャイロセンサーである。尚、振動ジャイロセンサー素子201は、フォトリソグラフィー技術を用いて水晶基板を加工し製造されたジャイロセンサー素子であり、検出振動腕の振動を電気信号に変換し、角速度を検出している。また、水晶を基材としているので温度特性に優れている。そのため、MEMS技術を用いて製造したジャイロセンサー素子に比べ、外部からのノイズや温度の影響を受け難く、検出精度が高い。
第1センサー100は、3軸角速度センサーであり、第3センサー300は、第1加速度センサー素子301と、第2加速度センサー素子302と、第3加速度センサー素子303と、を備え、第1軸となるX方向、第2軸となるY方向、及び第3軸となるZ方向のそれぞれの加速度を測定することのできる3軸加速度センサーである。尚、第1加速度センサー素子301、第2加速度センサー素子302、及び第3加速度センサー素子303は、MEMS技術を用いて製造された加速度センサー素子であり、可動電極と固定電極との間の容量変化に基づいて、加速度を検出している。また、第1センサー100が3軸加速度センサーの場合、第3センサー300は、3軸角速度センサーであってもよい。即ち、第3センサー300は、第1センサー100とは異なるセンサーであってもよい。さらに、第3センサー300は、省略されてもよい。
従って、本実施形態の慣性センサーモジュール1は、パッケージ2内に3軸ジャイロセンサーと、1軸ジャイロセンサーと、3軸加速度センサーと、を備える6軸コンボセンサーである。また、慣性センサーモジュール1は、パッケージ2内に3軸加速度センサーと、1軸加速度センサーと、3軸ジャイロセンサーと、を備える6軸コンボセンサーであってもよい。
パッケージ2は、平面視で、矩形状であり、ベース基板3と、蓋体5と、を有する。
ベース基板3は、下方に窪む凹部4が形成されており、凹部4内に第1センサー100、第2センサー200、及び第3センサー300が収容されている。また、ベース基板3の同一平面である内底面2a上に、第1センサー100、第2センサー200、及び第3センサー300が配置されている。尚、第1センサー100、第2センサー200、及び第3センサー300は、内底面2a上に設けられた図示しない配線と電気的に接続されている。
従って、第1センサー100、第2センサー200、及び第3センサー300は、パッケージ2内の1つの平面である内底面2aに配置されているので、軸アライメント精度に優れた慣性センサーモジュール1を実現することができる。特に、第1センサー100のZ軸まわりの角速度を検出する第3ジャイロセンサー素子103と、第2センサー200のZ軸まわりの角速度を高精度に検出する振動ジャイロセンサー素子201と、のZ軸アライメント精度を高めることで、Z軸まわりの角速度測定の高精度化を図ることができる。
ベース基板3の構成材料としては、酸化物系セラミックス、窒化物系セラミックス、炭化物系セラミックス等の各種セラミックスが好適であり、シリコンやガラス等でも構わない。
蓋体5は、ベース基板3に重ね合わせることで、ベース基板3上に配置された、第1センサー100、第2センサー200、及び第3センサー300を気密封止するためのものである。
蓋体5は、ベース基板3の上面にガラスフリット等の図示しない接合部材を介して接合されている。これにより、ベース基板3と蓋体5との間に気密な内部空間Sが形成され、この内部空間Sに第1センサー100、第2センサー200、及び第3センサー300が収容される。
尚、内部空間Sの真空度は、好ましくは1000Pa以下、より好ましくは100Pa以上500Pa以下に設定される。更に、内部空間Sの雰囲気は、特に限定されないが、窒素、アルゴンのような不活性雰囲気であることが好ましい。これにより、第1センサー100、第2センサー200、及び第3センサー300の経年変化を低減することができ、センサーの信頼性を高めることができる。
蓋体5の構成材料としては、酸化物系セラミックス、窒化物系セラミックス、炭化物系セラミックス等の各種セラミックスが好適であり、シリコン、ガラス、金属等でも構わない。
本実施形態のベース基板3及び蓋体5は、セラミックで構成されている。従って、本実施形態のパッケージ2は、セラミックで構成されている。
次に、第1センサー100、第2センサー200、及び第3センサー300について、図2~図11を参照して、詳細に説明する。
1.2.第1センサー
第1センサー100は、図2に示すように、基板10と、蓋体10aと、第1ジャイロセンサー素子101と、第2ジャイロセンサー素子102と、第3ジャイロセンサー素子103と、を有する。尚、第1ジャイロセンサー素子101、第2ジャイロセンサー素子102、及び第3ジャイロセンサー素子103は、基板10と蓋体10aとで構成される内部空間S1に収容されている。また、内部空間S1は、気密空間であり、減圧状態、好ましくはより真空に近い状態となっている。
第1センサー100において、第1ジャイロセンサー素子101は、X軸まわりの角速度を検出し、第2ジャイロセンサー素子102は、Y軸まわりの角速度を検出し、第3ジャイロセンサー素子103は、Z軸まわりの角速度を検出する。
基板10は、下方に窪む3つの凹部11,12,13が形成されており、第1ジャイロセンサー素子101、第2ジャイロセンサー素子102、及び第3ジャイロセンサー素子103が、それぞれ、凹部11、凹部12、及び凹部13に対応するように基板10上に配置されている。凹部11,12,13は、それぞれ、ジャイロセンサー素子101,102,103と基板10との接触を防止するための逃げ部として機能する。
また、凹部11の底面には、第1ジャイロセンサー素子101に対向する固定検出電極部146が配置され、凹部12の底面には、第2ジャイロセンサー素子102に対向する固定検出電極部146が配置されている。
尚、基板10は、アルカリ金属イオンを含むガラス材料、例えば、パイレックス(登録商標)ガラスを主材料として形成されている。これにより、シリコン基板から形成されているジャイロセンサー素子101,102,103と基板10とを陽極接合によって強固に接合することができる。また、基板10は、シリコン等の半導体基板であってもよい。また、ジャイロセンサー素子101,102,103は、基板10上にポリシリコン等を積層して形成してもよい。すなわち、ジャイロセンサー素子101,102,103は、シリコン半導体プロセスに準拠した製法で作製したものでもよい。
蓋体10aは、上方に窪む凹部11aが形成されており、基板10に接合することで、内部空間S1が形成され、第1ジャイロセンサー素子101、第2ジャイロセンサー素子102、及び第3ジャイロセンサー素子103を収容することができる。
尚、蓋体10aは、本実施形態では、シリコン基板で形成されている。これにより、蓋体10aと基板10とを陽極接合によって強固に接合することができる。
以下、第1ジャイロセンサー素子101、第2ジャイロセンサー素子102、及び第3ジャイロセンサー素子103について、説明する。
1.2.1.第1ジャイロセンサー素子
先ず、第1ジャイロセンサー素子101の構成について、図5を参照して説明する。
第1ジャイロセンサー素子101は、図5に示すように、構造体111を含む。構造体111は、振動体134と、可動体140と、可動検出電極部144と、を有する。構造体111は、図5では、さらに、固定部130と、駆動バネ部132と、可動駆動電極部136と、固定駆動電極部138a,138bと、梁部142と、を有する。
固定部130、駆動バネ部132、振動体134、可動駆動電極部136、可動体140、梁部142、及び可動検出電極部144は、例えば、シリコン基板をパターニングすることによって一体に設けられる。
固定部130、駆動バネ部132、振動体134、可動駆動電極部136、固定駆動電極部138a,138b、可動体140、梁部142、及び可動検出電極部144の材質は、例えば、リン、ボロン等の不純物がドープされることにより導電性が付与されたシリコンである。
振動体134は、基板10の凹部11上に設けられている。図5に示す例では、振動体134は、平面視において、矩形の枠体であり、Y方向に延出している第1延出部135aと、X方向に延出している第2延出部135bと、によって構成されている。振動体134のY方向の側面は、駆動バネ部132に接続されている。振動体134は、可動駆動電極部136及び固定駆動電極部138a,138bによって、Y方向に振動することができる。
固定部130は、基板10に固定されている。固定部130は、例えば陽極接合によって基板10の上面に接合されている。図示の例では、固定部130は、4つ設けられている。
駆動バネ部132は、固定部130(130a,130b,130c,130d)と振動体134とを連結している。図示の例では、駆動バネ部132は、4つのバネ132a、132b,132c,132dを有する。バネ132aは、固定部130aと振動体134とを連結している。バネ132bは、固定部130bと振動体134とを連結している。バネ132cは、固定部130cと振動体134とを連結している。バネ132dは、固定部130dと振動体134とを連結している。
バネ132a,132b,132c,132dは、X方向に往復しながらY方向に延出している。バネ132aとバネ132bとは、平面視において、振動体134の中心Oを通り、X軸に平行な軸αに対して、対称に設けられている。同様に、バネ132cとバネ132dとは、軸αに対して、対称に設けられている。また、バネ132aとバネ132cとは、平面視において、振動体134の中心Oを通り、Y軸に平行な軸βに対して、対称に設けられている。同様に、バネ132bとバネ132dとは、軸βに対して、対称に設けられている。これにより、駆動バネ部132は、X方向及びZ方向への変形が抑制され、振動体134の振動方向であるY方向に円滑に伸縮することができる。
可動駆動電極部136は、振動体134に設けられている。より具体的には、可動駆動電極部136は、振動体134の第1延出部135aに接続されている。図示の例では、可動駆動電極部136は、4つ設けられている。可動駆動電極部136は、図5に示すように、振動体134からX方向に延出している幹部と、該幹部からY方向に延出している複数の枝部と、を有する櫛歯状の電極となっている。
固定駆動電極部138a,138bは、基板10に固定されている。固定駆動電極部138a,138bは、例えば、陽極接合によって基板10の上面に接合されている。固定駆動電極部138a,138bは、可動駆動電極部136と対向して設けられ、固定駆動電極部138a,138b間に可動駆動電極部136が配置されている。図示の例では、可動駆動電極部136のマイナスY方向側に固定駆動電極部138aが設けられ、可動駆動電極部136のプラスY方向側に固定駆動電極部138bが設けられている。図5に示すように、可動駆動電極部136が櫛歯状の形状を有しており、これに対して、固定駆動電極部138a,138bの形状は、可動駆動電極部136の形状に対応した櫛歯状をなしている。
可動体140は、凹部11上に設けられている。可動体140は、梁部142を介して、振動体134に支持されている。可動体140は、平面視において、枠状の振動体134の内側に設けられている。可動体140は、板状の形状を有する。可動体140は、回転軸となる梁部142によって振動体134の第2延出部135bのY方向の側面に連結されている。
梁部142は、可動体140の重心からずれた位置に設けられている。梁部142は、Y軸に沿って設けられている。梁部142は、ねじり変形することができ、このねじり変形により、可動体140をZ方向に変位させることができる。図示の例では、可動体140は、梁部142からプラスX方向に延出しているが、可動体140の延出方向は特に限定されない。
可動検出電極部144は、可動体140に設けられている。図示の例では、可動検出電極部144は、可動体140のうち、平面視において固定検出電極部146と重なる部分である。可動検出電極部144は、可動体140のうち、固定検出電極部146との間に静電容量を形成する部分である。第1ジャイロセンサー素子101では、可動体140が導電性材料で構成されることによって可動検出電極部144が設けられてもよく、また、可動体140の表面に金属等の導体層からなる可動検出電極部144を設けてもよい。図示の例では、可動体140が導電性材料、例えば不純物がドープされたシリコンで構成されることによって、可動検出電極部144が設けられている。
固定検出電極部146は、基板10に配置され、可動検出電極部144と対向して設けられている。固定検出電極部146は、例えば、凹部11の底面に設けられている。図5に示す例では、固定検出電極部146の平面形状は、長方形である。
固定検出電極部146の材質は、例えば、Au、Pt、Ag、Cu、Al、In、Zn、Pt、Sn、等の金属単体またはこれらを含む合金、導電性酸化物が好適に用いられる。固定検出電極部146として、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)等の透明電極材料を用いることにより、基板10が透明なガラス基板である場合、固定検出電極部146上に存在する異物等を、ベース基板3の下側から、容易に視認することができる。
次に、第1ジャイロセンサー素子101の動作について説明する。
可動駆動電極部136と固定駆動電極部138a,138bとの間に、電圧を印加すると、可動駆動電極部136と固定駆動電極部138a,138bとの間に静電力を発生させることができる。これにより、駆動バネ部132をY方向に伸縮させつつ、振動体134をY方向に振動させることができる。なお、可動駆動電極部136と固定駆動電極部138a,138bとの間の距離を小さくすることにより、可動駆動電極部136と固定駆動電極部138a,138bとの間に作用する静電力を、大きくすることができる。
より具体的には、可動駆動電極部136と固定駆動電極部138aとの間に第1交番電圧を印加し、可動駆動電極部136と固定駆動電極部138bとの間に第1交番電圧と位相が180度ずれた第2交番電圧を印加する。
なお、可動体140は、上述のとおり、梁部142を介して振動体134に支持されているため、可動体140も振動体134の振動に伴い、Y方向に振動する。
振動体134がY方向に振動を行っている状態で、第1ジャイロセンサー素子101にX軸まわりの角速度ωxが加わると、コリオリ力が働き、可動体140は、Z方向に変位する。可動体140がZ方向に変位することにより、可動検出電極部144は、固定検出電極部146に接近または離間する。そのため、可動検出電極部144と固定検出電極部146との間の静電容量C11は、変化する。この可動検出電極部144と固定検出電極部146との間の静電容量C11の変化量を検出することにより、X軸まわりの角速度ωxを求めることができる。
なお、上記では、静電力によって、振動体134を駆動させる形態である静電駆動方式について説明したが、振動体134を駆動させる方法は、特に限定されず、圧電駆動方式や、磁場のローレンツ力を利用した電磁駆動方式等を適用することができる。
1.2.2.第2ジャイロセンサー素子
次に、第2ジャイロセンサー素子102について、図6を参照して説明する。
第2ジャイロセンサー素子102は、図6に示すように、構造体112を含む。構造体112は、振動体134と、可動体140と、可動検出電極部144と、を有する。第2ジャイロセンサー素子102は、図6では、さらに、固定部130と、駆動バネ部132と、可動駆動電極部136と、固定駆動電極部138a,138bと、梁部142と、を有する。
第2ジャイロセンサー素子102の振動体134及び可動体140は、凹部12上に設けられている。第2ジャイロセンサー素子102用の固定検出電極部146は、例えば、凹部12の底面に設けられている。
第2ジャイロセンサー素子102は、図6に示すように、図5に示した第1ジャイロセンサー素子101を、Z軸を回転軸として90度回転させた形態である。従って、第2ジャイロセンサー素子102については、その詳細な説明を省略する。
第2ジャイロセンサー素子102では、振動体134は、X方向に振動し、振動体134がX方向に振動を行っている状態で、Y軸まわりの角速度ωyが加わると、コリオリ力が働き、可動体140は、Z方向に変位する。これにより、可動検出電極部144と固定検出電極部146との間の静電容量C12が変化し、Y軸まわりの角速度ωyを求めることができる。
1.2.3.第3ジャイロセンサー素子
次に、第3ジャイロセンサー素子103の構成について、図7を参照して説明する。
以下、図7に示す第3ジャイロセンサー素子103において、図5に示す第1ジャイロセンサー素子101の構成部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
第3ジャイロセンサー素子103は、図7に示すように、構造体113を含む。構造体113は、振動体134と、可動体150と、可動検出電極部154と、固定検出電極部156と、を有する。構造体113は、図7では、更に、固定部130と、駆動バネ部132と、可動駆動電極部136と、固定駆動電極部138a,138bと、検出バネ部152と、を有する。
可動体150は、凹部13上に設けられている。可動体150は、検出バネ部152を介して、振動体134に支持されている。可動体150は、平面視において、枠状の振動体134の内側に設けられている。図7に示す例では、可動体150は、平面視において、矩形の枠体であり、Y方向に延出している第3延出部151aと、X方向に延出している第4延出部151bと、によって構成されている。可動体150のX方向の側面は、検出バネ部152に接続されている。
検出バネ部152は、振動体134と可動体150とを連結している。図示の例では、検出バネ部152は、4つのバネ152a,152b,152c,152dを有する。バネ152a,152bは、可動体150のマイナスX方向側に配置された第1延出部135aと、可動体150と、を連結している。バネ152c,152dは、可動体150のプラスX方向側に配置された第1延出部135aと、可動体150と、を連結している。
バネ152a,152b,152c,152dは、Y方向に往復しながらX方向に延出している。バネ152aとバネ152bとは、平面視において、振動体134の中心Oを通り、X軸に平行な軸αに対して、対称に設けられている。同様に、バネ152cとバネ152dとは、軸αに対して、対称に設けられている。また、バネ152aとバネ152cとは、平面視において、振動体134の中心Oを通り、Y軸に平行な軸βに対して、対称に設けられている。同様に、バネ152bとバネ152dとは、軸βに対して、対称に設けられている。これにより、検出バネ部152は、Y方向及びZ方向への変形が抑制され、可動体150の変位方向であるX方向に円滑に伸縮することができる。
可動検出電極部154は、可動体150に設けられている。可動検出電極部154は、例えば、可動体150の一方の第4延出部151bから他方の第4延出部151bまで、Y方向に延出している。図示の例では、可動検出電極部154は、2つ設けられている。
固定検出電極部156は、基板10に固定され、可動検出電極部154と対向して設けられている。固定検出電極部156は、凹部13の底面に、例えば陽極接合によって接合されている。固定検出電極部156は、枠状の可動体150の内側に設けられている。図示の例では、固定検出電極部156は、可動検出電極部154を挟んで設けられている。
固定部130、駆動バネ部132、振動体134、可動駆動電極部136、可動体150、検出バネ部152、及び可動検出電極部154は、例えばシリコン基板をパターニングすることによって一体に設けられる。固定部130、駆動バネ部132、振動体134、可動駆動電極部136、固定駆動電極部138a,138b、可動体150、検出バネ部152、可動検出電極部154、及び固定検出電極部156の材質は、例えば、リン、ボロン等の不純物がドープされることにより導電性が付与されたシリコンである。
次に、第3ジャイロセンサー素子103の動作について説明する。
可動駆動電極部136と固定駆動電極部138a,138bとの間に、電圧を印加すると、可動駆動電極部136と固定駆動電極部138a,138bとの間に静電力を発生させることができる。これにより、駆動バネ部132をY方向に伸縮させつつ、振動体134をY方向に振動させることができる。
なお、可動体150は、上述のとおり、検出バネ部152を介して振動体134に支持されているため、可動体150も振動体134の振動に伴い、Y方向に振動する。
振動体134がY方向に振動を行っている状態で、第3ジャイロセンサー素子103にZ軸まわりの角速度ωzが加わると、コリオリ力が働き、可動体150は、X方向に変位する。可動体150がX方向に変位することにより、可動検出電極部154と固定検出電極部156との間の距離は、変化する。そのため、可動検出電極部154と固定検出電極部156との間の静電容量C13は、変化する。この可動検出電極部154と固定検出電極部156との間の静電容量C13の変化量を検出することにより、Z軸まわりの角速度ωzを求めることができる。
以上のように、第1センサー100は、互いに直交する3軸となるX軸、Y軸、及びZ軸まわりの角速度を測定することができる。
1.3.第2センサー
第2センサー200は、図3に示すように、基板20と、蓋体20aと、振動ジャイロセンサー素子201と、を有する。尚、振動ジャイロセンサー素子201は、基板20と蓋体20aとで構成される内部空間S2に収容されている。また、内部空間S2は、気密空間であり、減圧状態、好ましくはより真空に近い状態となっている。
第2センサー200において、振動ジャイロセンサー素子201は、第3軸であるZ軸まわりの角速度を検出する。
振動ジャイロセンサー素子201は、圧電材料である水晶を基材として形成されている。水晶は、電気軸と呼ばれるX軸、機械軸と呼ばれるY軸、及び光学軸と呼ばれるZ軸を有する。
振動ジャイロセンサー素子201を成す水晶基板は、水晶結晶軸において直交するX軸及びY軸で規定される平面に沿って切り出されて平板状に加工され、平面と直交するZ軸方向に所定の厚みを有する。なお、所定の厚みは、共振周波数、外形サイズ、加工性などにより適宜設定される。
また、振動ジャイロセンサー素子201は、フォトリソグラフィー技術を用いたエッチングにより形成されている。なお、振動ジャイロセンサー素子201は、1枚の水晶基板から複数個取りすることが可能である。
基板20は、平面視で、基板20の中央に、上方へ突出する凸部21が形成されており、凸部21の上面に振動ジャイロセンサー素子201が配置されている。そのため、振動ジャイロセンサー素子201と基板20との接触を防止することができる。
蓋体20aは、上方に窪む凹部21aが形成されており、基板20に接合することで、内部空間S2が形成され、振動ジャイロセンサー素子201を収容することができる。
次に、振動ジャイロセンサー素子201の構成について、図8を参照して説明する。
振動ジャイロセンサー素子201は、図8に示すように、ダブルT型と呼ばれる構成となっている。
振動ジャイロセンサー素子201は、中心部分に位置する基部22と、基部22からY方向に延出された一対の検出用振動腕23a,23bと、検出用振動腕23a,23bと直交するように、基部22からX方向に延出された一対の連結腕24a,24bと、検出用振動腕23a,23bと平行になるように、各連結腕24a,24bの先端側からY方向に延出された各一対の駆動用振動腕25a,25b,26a,26bと、を備えている。
また、振動ジャイロセンサー素子201は、検出用振動腕23a,23bに、図示しない検出電極が形成され、駆動用振動腕25a,25b,26a,26bに、図示しない駆動電極が形成されている。
振動ジャイロセンサー素子201は、検出用振動腕23a,23bで、角速度を検出する検出振動系を構成し、連結腕24a,24bと駆動用振動腕25a,25b,26a,26bとで、振動ジャイロセンサー素子201を駆動する駆動振動系を構成している。
また、検出用振動腕23a,23bのそれぞれの先端部には、重り部27a,27bが形成され、駆動用振動腕25a,25b,26a,26bのそれぞれの先端部には、重り部28a,28b,29a,29bが形成されている。
これにより、振動ジャイロセンサー素子201は、小型化及び角速度の検出感度の向上が図られている。
振動ジャイロセンサー素子201は、平面視において、基板20に設けられた上方へ突出した凸部21と重なるように配置されている。具体的には、基部22と凸部21とが重なるように配置されている。
尚、振動ジャイロセンサー素子201の基部22の凸部21と対向する面には、上記各検出電極、各駆動電極から引き出された、図示しない引き出し電極が形成されており、各引き出し電極と、凸部21の基部22と対向する面に形成された図示しない外部接続端子と、が金属バンプ90等を介して電気的及び機械的に接続されている。
これにより、振動ジャイロセンサー素子201は、基板20に保持される。
ここで、第2センサー200の振動ジャイロセンサー素子201の動作について説明する。
振動ジャイロセンサー素子201の駆動振動状態は、外部から駆動信号が印加されることにより、振動ジャイロセンサー素子201は、角速度が加わらない状態において、駆動用振動腕25a,25b,26a,26bがX方向に屈曲振動を行う。尚、駆動用振動腕25a,25bと駆動用振動腕26a,26bとは、互いに逆相で振動する。
次に、この駆動振動を行っている状態で、振動ジャイロセンサー素子201にZ軸まわりの角速度ωzが加わると、振動ジャイロセンサー素子201は、駆動振動系を構成する駆動用振動腕25a,25b,26a,26b及び連結腕24a,24bに、Y方向のコリオリ力が働く。尚、駆動用振動腕25a,25b及び連結腕24aと、駆動用振動腕26a,26b及び連結腕24bと、には逆相でY方向のコリオリ力が働く。また、同時に、検出用振動腕23aは、マイナスY方向のコリオリ力に呼応して、プラスX方向に変形し、検出用振動腕23bは、プラスY方向のコリオリ力に呼応して、マイナスX方向に変形する。
その後、駆動用振動腕25a,25b,26a,26b及び連結腕24a,24bには、それぞれに上記したY方向の反対方向に戻る力であるコリオリ力が働く。また、同時に、検出用振動腕23aは、プラスY方向のコリオリ力に呼応して、マイナスX方向に変形し、検出用振動腕23bは、マイナスY方向のコリオリ力に呼応して、プラスX方向に変形する。
振動ジャイロセンサー素子201は、Z軸まわりの角速度ωzが加わると、この一連の動作を交互に繰り返して新たな屈曲振動を検出用振動腕23a,23bに発生させる。
そして、振動ジャイロセンサー素子201は、検出用振動腕23a,23bに形成された検出電極が、振動により発生した水晶の歪を電気信号として検出することで角速度ωzが求められる。
以上のように、第2センサー200は、Z軸まわりの角速度を高精度に測定することができる。
1.4.第3センサー
第3センサー300は、図1及び図4に示すように、基板30と、蓋体30aと、第1加速度センサー素子301と、第2加速度センサー素子302と、第3加速度センサー素子303と、を有する。尚、第1加速度センサー素子301、第2加速度センサー素子302、及び第3加速度センサー素子303は、基板30と蓋体30aとで構成される内部空間S3に収容されている。また、内部空間S3は、気密空間であり、窒素、ヘリウム、アルゴン等の不活性ガスが封入され、使用温度が-40℃~125℃程度で、ほぼ大気圧となっていることが好ましい。ただし、内部空間S3の雰囲気は、特に限定されず、例えば、減圧状態であってもよいし、加圧状態であってもよい。
第3センサー300において、第1加速度センサー素子301は、X方向の加速度を検出し、第2加速度センサー素子302は、Y方向の加速度を検出し、第3加速度センサー素子303は、Z方向の加速度を検出する。
基板30は、下方に窪む3つの凹部31,32,33が形成されており、第1加速度センサー素子301、第2加速度センサー素子302、及び第3加速度センサー素子303が、それぞれ、凹部31、凹部32、及び凹部33に対応するように基板30上に配置されている。凹部31,32,33は、それぞれ、加速度センサー素子301,302,303と基板30との接触を防止するための逃げ部として機能する。
また、凹部33の底面には、第3加速度センサー素子303に対向する第1検出電極741及び第2検出電極742が配置されている。
尚、基板30は、アルカリ金属イオンを含むガラス材料、例えば、パイレックス(登録商標)ガラスを主材料として形成されている。これにより、シリコン基板から形成されている加速度センサー素子301,302,303と基板30とを陽極接合によって強固に接合することができる。また、基板30は、シリコン等の半導体基板であってもよい。また、加速度センサー素子301,302,303は、基板10上にポリシリコン等を積層して形成してもよい。すなわち、加速度センサー素子301,302,303は、シリコン半導体プロセスに準拠した製法で作製したものでもよい。
蓋体30aは、上方に窪む凹部31aが形成されており、基板30に接合することで、内部空間S3が形成され、第1加速度センサー素子301、第2加速度センサー素子302、及び第3加速度センサー素子303を収容することができる。
尚、蓋体30aは、本実施形態では、シリコン基板で形成されている。これにより、蓋体30aと基板30とを陽極接合によって強固に接合することができる。
以下、第1加速度センサー素子301、第2加速度センサー素子302、及び第3加速度センサー素子303について、説明する。
1.4.1.第1加速度センサー素子
先ず、第1加速度センサー素子301の構成について、図9を参照して説明する。
第1加速度センサー素子301は、図9に示すように、支持部41,42と、可動部43と、連結部44,45と、複数の第1固定電極指48と、複数の第2固定電極指49と、を有する。また、可動部43は、基部431と、基部431からY方向両側に突出している複数の可動電極指432と、を有する。このような第1加速度センサー素子301は、例えば、リン、ボロン等の不純物がドープされたシリコン基板から形成されている。
支持部41,42は、それぞれ、基板30の上面に接合されており、支持部41,42が図示しない配線と電気的に接続されている。そして、これら支持部41,42の間に可動部43が設けられている。可動部43は、マイナスX方向側において連結部44を介して支持部41に連結されると共に、プラスX方向側において連結部45を介して支持部42に連結されている。これにより、可動部43が支持部41,42に対して矢印aで示すようにX方向に変位可能となる。
複数の第1固定電極指48は、可動電極指432のX方向一方側に配置され、対応する可動電極指432に対して間隔を隔てて噛み合う櫛歯状をなすように並んでいる。このような複数の第1固定電極指48は、その基端部にて基板30の上面に接合されている。
これに対して、複数の第2固定電極指49は、可動電極指432のX方向他方側に配置され、対応する可動電極指432に対して間隔を隔てて噛み合う櫛歯状をなすように並んでいる。このような複数の第2固定電極指49は、その基端部にて、基板30の上面に接合されている。
このような第1加速度センサー素子301は、次のようにしてX方向の加速度を検出する。すなわち、X方向の加速度が慣性センサーモジュール1に加わると、その加速度の大きさに基づいて、可動部43が、連結部44,45を弾性変形させながら、X方向に変位する。このような変位に伴って、可動電極指432と第1固定電極指48との間の静電容量C1及び可動電極指432と第2固定電極指49との間の静電容量C2の大きさがそれぞれ変化する。そのため、これら静電容量C1,C2の変化量に基づいて加速度を検出することができる。
1.4.2.第2加速度センサー素子
次に、第2加速度センサー素子302の構成について、図10を参照して説明する。
第2加速度センサー素子302は、図10に示すように、平面視で90°回転した状態で配置されている以外は、第1加速度センサー素子301と同様の構成となっている。すなわち、第2加速度センサー素子302は、支持部51,52と、可動部53と、連結部54,55と、複数の第1固定電極指58と、複数の第2固定電極指59と、を有する。また、可動部53は、基部531と、基部531からX方向両側に突出している複数の可動電極指532と、を有する。
支持部51,52は、それぞれ、基板30の上面に接合されている。そして、これら支持部51,52の間に可動部53が設けられている。可動部53は、マイナスY方向側において連結部54を介して支持部51に連結されると共に、プラスY方向側において連結部55を介して支持部52に連結されている。これにより、可動部53が支持部51,52に対して矢印bで示すようにY方向に変位可能となる。
複数の第1固定電極指58は、可動電極指532のY方向一方側に配置され、対応する可動電極指532に対して間隔を隔てて噛み合う櫛歯状をなすように並んでいる。このような複数の第1固定電極指58は、その基端部にて基板30の上面に接合されている。
これに対して、複数の第2固定電極指59は、可動電極指532のY方向他方側に配置され、対応する可動電極指532に対して間隔を隔てて噛み合う櫛歯状をなすように並んでいる。このような複数の第2固定電極指59は、その基端部にて、基板30の上面に接合されている。
このような第2加速度センサー素子302は、次のようにしてY方向の加速度を検出する。すなわち、Y方向の加速度が慣性センサーモジュール1に加わると、その加速度の大きさに基づいて、可動部53が、連結部54,55を弾性変形させながら、Y方向に変位する。このような変位に伴って、可動電極指532と第1固定電極指58との間の静電容量C3及び可動電極指532と第2固定電極指59との間の静電容量C4の大きさがそれぞれ変化する。そのため、これら静電容量C3,C4の変化量に基づいて加速度を検出することができる。
1.4.3.第3加速度センサー素子
次に、第3加速度センサー素子303の構成について、図11を参照して説明する。
第3加速度センサー素子303は、図11に示すように、一対の支持部61,62と、可動部63と、可動部63を支持部61,62に対して揺動可能とするように可動部63と支持部61,62とを連結する一対の連結部64,65と、を有し、連結部64,65を軸Jとして、可動部63が支持部61,62に対してシーソー揺動するように構成されている。
支持部61,62は、それぞれ、基板30の上面に接合されている。そして、これら支持部61,62の間に可動部63が設けられている。可動部63は、軸JよりもプラスY方向側に位置する第1可動部631と、軸JよりもマイナスY方向側に位置する第2可動部632とを有する。また、第1可動部631は、基板30の凹部33の底面に設けられた第1検出電極741と対向配置されており、第1検出電極741との間に静電容量C5を形成し、第2可動部632は、基板30の凹部33の底面に設けられた第2検出電極742と対向配置されており、第2検出電極742との間に静電容量C6を形成している。このような第3加速度センサー素子303は、例えば、リン、ボロン等の不純物がドープされたシリコン基板から形成されている。
第1可動部631と第2可動部632とは、鉛直方向であるZ方向の加速度が加わったときの回転モーメントが互いに異なっており、加速度に応じて可動部63に所定の傾きが生じるように設計されている。これにより、Z方向の加速度が生じると、可動部63が軸Jまわりにシーソー揺動する。具体的には、本実施形態では、平面視で、第1可動部631のY方向の長さよりも第2可動部632のY方向の長さを大きくすることで、第1可動部631の回転モーメントよりも第2可動部632の回転モーメントが大きくなるように設計されている。
このような第3加速度センサー素子303は、次のようにしてZ方向の加速度を検出する。すなわち、慣性センサーモジュール1にZ方向の加速度が加わると、可動部63は、軸Jまわりにシーソー揺動する。このような可動部63のシーソー揺動によって、第1可動部631と第1検出電極741の離間距離及び第2可動部632と第2検出電極742の離間距離が変化し、これに応じて静電容量C5,C6が変化する。そのため、これら静電容量C5,C6の変化量に基づいて加速度を検出することができる。
以上のように、第3センサー300は、互いに直交する3軸であるX軸、Y軸、及びZ軸方向の加速度を測定することができる。
以上述べたように、本実施形態の慣性センサーモジュール1は、パッケージ2の1つの平面である内底面2aに、第1センサー100、第2センサー200、及び第3センサー300が配置されているため、各センサー同士の軸アライメント精度を高めることができる。また、第1センサー100のZ軸まわりの角速度を検出する第3ジャイロセンサー素子103と、第2センサー200のZ軸まわりの角速度を高精度に検出する振動ジャイロセンサー素子201と、のZ軸アライメント精度を高めることで、Z軸まわりの角速度測定の高精度化を図ることができる。
尚、本実施形態では、第1センサー100、第2センサー200、及び第3センサー300の各センサー素子を蓋体10a,20a,30aを用いて気密封止した第1センサー100、第2センサー200、及び第3センサー300を一例として挙げ説明したがこれに限定することはなく、蓋体10a,20a,30aの無い第1センサー100、第2センサー200、及び第3センサー300でも構わない。なぜなら、パッケージ2により、ベース基板3上に配置された第1センサー100、第2センサー200、及び第3センサー300を気密封止できるからである。
2.第2実施形態
次に、第2実施形態に係る慣性センサーモジュール1aについて、図12及び図13を参照して説明する。尚、説明の便宜上、図12では、蓋体5と各センサー100,200,300の蓋体10a,20a,30aの図示を省略している。また、図12及び図13では、パッケージ2の裏面2bに形成されている接続端子の図示及び内底面2aに形成され、接続端子と各センサー100,200,300とを電気的に接続する配線の図示を省略している。
本実施形態の慣性センサーモジュール1aは、第1実施形態の慣性センサーモジュール1に比べ、パッケージ2の内部空間S内に半導体チップ70を収容し、半導体チップ70上に第1センサー100、第2センサー200、及び第3センサー300が配置されていること以外は、第1実施形態の慣性センサーモジュール1と同様である。尚、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
慣性センサーモジュール1aは、図12及び図13に示すように、パッケージ2の内底面2a上に半導体チップ70が配置されている。
半導体チップ70は、互いに対向する第1面70a及び第2面70bを有し、半導体チップ70の第1面70aは、パッケージ2の内底面2a上に配置され、半導体チップ70の同一平面である第2面70b上に第1センサー100、第2センサー200、及び第3センサー300が配置されている。
従って、第1センサー100、第2センサー200、及び第3センサー300は、パッケージ2内の1つの平面である半導体チップ70の第2面70bに配置されているので、軸アライメント精度に優れた慣性センサーモジュール1aを実現することができる。
尚、半導体チップ70は、各センサー100,200,300を駆動する駆動回路や、各センサー100,200,300からの信号に基づいて3軸まわりの角速度や3軸方向の加速度を検出する検出回路や、検出回路からの信号を所定の信号に変換して出力する出力回路等を含む。
このような構成とすることで、第1実施形態の慣性センサーモジュール1と同等の効果を得ることができる。
3.第3実施形態
次に、第3実施形態に係る慣性センサーモジュール1bについて、図14及び図15を参照して説明する。尚、説明の便宜上、図14では、蓋体5の図示を省略している。また、図14及び図15では、パッケージ2の裏面2bに形成されている接続端子の図示及び内底面2aに形成され、接続端子と各センサー100,200,300とを電気的に接続する配線の図示を省略している。
本実施形態の慣性センサーモジュール1bは、第1実施形態の慣性センサーモジュール1に比べ、パッケージ2の内部空間S内に3つの半導体チップ71,72,73を収容し、第1センサー100上に半導体チップ71が、第2センサー200上に半導体チップ72が、第3センサー300上に半導体チップ73が、配置されていること以外は、第1実施形態の慣性センサーモジュール1と同様である。尚、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
慣性センサーモジュール1bは、図14及び図15に示すように、パッケージ2の内底面2a上に第1センサー100、第2センサー200、及び第3センサー300が配置されている。
半導体チップ71は、第1センサー100の蓋体10a上に配置されている。
半導体チップ72は、第2センサー200の蓋体20a上に配置されている。
半導体チップ73は、第3センサー300の蓋体30a上に配置されている。
パッケージ2の内部空間S内に、3つの半導体チップ71,72,73を収容しているので、第1センサー100、第2センサー200、及び第3センサー300から出力される信号へのノイズの影響を低減することができ、且つ慣性センサーモジュール1bの小型化を図ることができる。
尚、半導体チップ71は、第1センサー100を駆動する駆動回路や、第1センサー100からの信号に基づいて3軸まわりの角速度を検出する検出回路や、検出回路からの信号を所定の信号に変換して出力する出力回路等を含む。
また、半導体チップ72は、第2センサー200を駆動する駆動回路や、第2センサー200からの信号に基づいてZ軸まわりの角速度を検出する検出回路や、検出回路からの信号を所定の信号に変換して出力する出力回路等を含む。
また、半導体チップ73は、第3センサー300を駆動する駆動回路や、第3センサー300からの信号に基づいて3軸方向の加速度を検出する検出回路や、検出回路からの信号を所定の信号に変換して出力する出力回路等を含む。
このような構成とすることで、第1実施形態の慣性センサーモジュール1と同等の効果を得ることができる。
4.第4実施形態
次に、第4実施形態に係る慣性センサーモジュール1cについて、図16及び図17を参照して説明する。尚、説明の便宜上、図16では、蓋体5と各センサー100,200,300の蓋体10a,20a,30aの図示を省略している。また、図16及び図17では、パッケージ2cの裏面2bに形成されている接続端子の図示及び内底面2aに形成され、接続端子と各センサー100,200,300とを電気的に接続する配線の図示を省略している。
本実施形態の慣性センサーモジュール1cは、第1実施形態の慣性センサーモジュール1に比べ、パッケージ2cのベース基板3cの内底面2aに下方に窪む3つの凹部81,82,83が設けられており、3つの凹部81,82,83内のそれぞれに第1センサー100、第2センサー200、及び第3センサー300が配置されていること以外は、第1実施形態の慣性センサーモジュール1と同様である。尚、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
慣性センサーモジュール1cは、図16及び図17に示すように、パッケージ2cの内底面2aに下方に窪む3つの凹部81,82,83が設けられている。
凹部81,82,83は、それぞれ矩形状であり、凹部81の内底面81a上に第1センサー100が配置され、凹部82の内底面82a上に第2センサー200が配置され、凹部83の内底面83a上に第3センサー300が配置されている。
つまり、慣性センサーモジュール1cは、第1センサー100、第2センサー200、及び第3センサー300が配置される平面である内底面81a,82a,83aに位置合わせ構造が設けられている。そのため、各センサー同士のX軸アライメント精度及びY軸アライメント精度も高めることができる。特に、第1センサー100と第3センサー300とのX軸アライメント精度及びY軸アライメント精度をより高めることができる。
凹部81,82,83のそれぞれの内底面81a,82a,83aは、同一の深さになるように加工されている。そのため、第1センサー100、第2センサー200、及び第3センサー300は、パッケージ2内の1つの平面である内底面81a,82a,83aに配置されているので、軸アライメント精度に優れた慣性センサーモジュール1cを実現することができる。
このような構成とすることで、第1実施形態の慣性センサーモジュール1と同等の効果を得ることができる。
また、パッケージ2cの内底面2aに設けられた凹部81,82,83内に、第1センサー100、第2センサー200、及び第3センサー300がそれぞれ配置されているため、各センサー同士のX軸アライメント精度及びY軸アライメント精度も高めることができる。
1,1a,1b,1c…慣性センサーモジュール、2…パッケージ、2a…内底面、2b…裏面、3…ベース基板、4…凹部、5…蓋体、10,20,30…基板、10a,20a,30a…蓋体、11,12,13…凹部、11a,21a,31a…凹部、21…凸部、31,32,33…凹部、100…第1センサー、101…第1ジャイロセンサー素子、102…第2ジャイロセンサー素子、103…第3ジャイロセンサー素子、200…第2センサー、201…振動ジャイロセンサー素子、300…第3センサー、301…第1加速度センサー素子、302…第2加速度センサー素子、303…第3加速度センサー素子、S,S1,S2,S3…内部空間。

Claims (5)

  1. 第1軸、第2軸、及び第3軸を検出軸とする第1センサーと、
    前記第1センサーよりも精度が高く、前記第3軸を検出軸とする第2センサーと、を備え、
    前記第1センサー及び前記第2センサーは、パッケージ内の1つの平面に配置され、
    前記第1センサー及び前記第2センサーは、前記パッケージにより気密封止されている、
    慣性センサーモジュール。
  2. 前記第1センサー及び前記第2センサーが配置される前記平面は、前記パッケージの内底面である、
    請求項1に記載の慣性センサーモジュール。
  3. 互いに対向する第1面及び第2面を有する半導体チップを更に備え、
    前記半導体チップの前記第1面は、前記パッケージの内底面上に配置され、
    前記第1センサー及び前記第2センサーが配置される前記平面は、前記半導体チップの前記第2面である、
    請求項1に記載の慣性センサーモジュール。
  4. 前記第1センサー及び前記第2センサーが配置される前記平面に設けられた位置合わせ構造を更に備える、
    請求項1又は請求項2に記載の慣性センサーモジュール。
  5. 前記パッケージは、セラミックで構成されている、
    請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の慣性センサーモジュール。
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