JP2023046395A5 - - Google Patents

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  1. 顔料分散樹脂（Ａ）、導電性顔料（Ｂ）、溶媒（Ｃ）、フッ素樹脂（Ｄ）、及び高極性低分子量成分（Ｅ）を含有する導電性顔料ペーストであって、
    顔料分散樹脂（Ａ）が、アミド基、イミド基、水酸基、カルボキシル基、スルホン酸基、リン酸基、シラノール基、シアノ基、ピロリドン基からなる群より選ばれる少なくとも一種の極性官能基を有し、かつ顔料分散樹脂（Ａ）の極性官能基濃度が０．３ｍｍｏｌ／ｇ以上２３ｍｍｏｌ／ｇ以下であり、
    導電性顔料（Ｂ）が、カーボンナノチューブ（Ｂ１）を含有し、
    高極性低分子量成分（Ｅ）が、アミン化合物（Ｅ１）を含有し、
    前記アミン化合物（Ｅ１）は、１級のアミン化合物及び／又は１価のアミン化合物であり、
    前記カーボンナノチューブ（Ｂ１）の酸性基量が、０．０１ｍｍｏｌ／ｇ以上０．５ｍｍｏｌ／ｇ以下である、
    導電性顔料ペースト。
  2. 顔料分散樹脂（Ａ）、導電性顔料（Ｂ）、溶媒（Ｃ）、フッ素樹脂（Ｄ）、及び高極性低分子量成分（Ｅ）を含有する導電性顔料ペーストであって、
    顔料分散樹脂（Ａ）が、アミド基、イミド基、水酸基、カルボキシル基、スルホン酸基、リン酸基、シラノール基、シアノ基、ピロリドン基からなる群より選ばれる少なくとも一種の極性官能基を有し、かつ顔料分散樹脂（Ａ）の極性官能基濃度が０．３ｍｍｏｌ／ｇ以上２３ｍｍｏｌ／ｇ以下であり、
    導電性顔料（Ｂ）が、カーボンナノチューブ（Ｂ１）を含有し、
    高極性低分子量成分（Ｅ）が、アミン化合物（Ｅ１）を含有し、
    前記アミン化合物（Ｅ１）は、一般式（１）で表されるトリアジン誘導体を含まず、
    （一般式（１）中、Ｘ １ ～Ｘ ５ は、それぞれ独立に、水素原子、カルボキシル基、置換基を有してもよいアルキル基を表わすか、隣り合う２つの置換基同士が合体して、ベンゾイミダゾール環、ベンゾインドール環、ベンゾピラゾール環、または、ベンゾイミダゾロン環を形成する。ただし、少なくとも１つの、隣り合う２つの置換基同士が合体した、ベンゾイミダゾール環、ベンゾインドール環、ベンゾピラゾール環、または、ベンゾイミダゾロン環を有する。Ｘ ６ ～Ｘ １０ は、それぞれ独立に、水素原子、カルボキシル基、または、置換基を有してもよいアルキル基である。ただし、少なくとも１つは、カルボキシル基である。）
    前記アミン化合物（Ｅ１）は、一般式（２）で表されるトリアジン誘導体を含まず、
    （Ｒ １ はＹ １ －Ｚ １ で表される基を表す。Ｙ １ は、アルキル基、ハロゲン基、ニトロ基、カルボキシル基、およびアルコキシ基から選ばれる置換基を有してもよいアリーレン基を表し、Ｚ １ はカルボキシル基またはリン酸基を表す。Ｒ ２ は少なくとも－ＮＨＣ（＝Ｏ）－を含む置換基を有するフェニル基、ベンゾイミダゾール基、置換基を有してもよいインドール基または置換基を有してもよいピラゾール基を表す。）
    前記アミン化合物（Ｅ１）は、下記トリアジン誘導体ＢＡ～ＢＤを含まず、
    前記アミン化合物（Ｅ１）の含有量が、導電性顔料（Ｂ）の固形分１００質量％を基準として、１２質量％以上５００質量％以下である、
    導電性顔料ペースト。
  3. 顔料分散樹脂（Ａ）、導電性顔料（Ｂ）、溶媒（Ｃ）、フッ素樹脂（Ｄ）、及び高極性低分子量成分（Ｅ）を含有する導電性顔料ペーストであって、
    顔料分散樹脂（Ａ）が、アミド基、イミド基、水酸基、カルボキシル基、スルホン酸基、リン酸基、シラノール基、シアノ基からなる群より選ばれる少なくとも一種の極性官能基を有し、かつ顔料分散樹脂（Ａ）の極性官能基濃度が０．３ｍｍｏｌ／ｇ以上２３ｍｍｏｌ／ｇ以下であり、
    導電性顔料（Ｂ）が、カーボンナノチューブ（Ｂ１）を含有し、
    高極性低分子量成分（Ｅ）が、アミン化合物（Ｅ１）を含有し、
    前記アミン化合物（Ｅ１）は、一般式（１）で表されるトリアジン誘導体を含まず、
    （一般式（１）中、Ｘ １ ～Ｘ ５ は、それぞれ独立に、水素原子、カルボキシル基、置換基を有してもよいアルキル基を表わすか、隣り合う２つの置換基同士が合体して、ベンゾイミダゾール環、ベンゾインドール環、ベンゾピラゾール環、または、ベンゾイミダゾロン環を形成する。ただし、少なくとも１つの、隣り合う２つの置換基同士が合体した、ベンゾイミダゾール環、ベンゾインドール環、ベンゾピラゾール環、または、ベンゾイミダゾロン環を有する。Ｘ ６ ～Ｘ １０ は、それぞれ独立に、水素原子、カルボキシル基、または、置換基を有してもよいアルキル基である。ただし、少なくとも１つは、カルボキシル基である。）
    前記アミン化合物（Ｅ１）は、一般式（２）で表されるトリアジン誘導体を含まず、
    （Ｒ １ はＹ １ －Ｚ １ で表される基を表す。Ｙ １ は、アルキル基、ハロゲン基、ニトロ基、カルボキシル基、およびアルコキシ基から選ばれる置換基を有してもよいアリーレン基を表し、Ｚ １ はカルボキシル基またはリン酸基を表す。Ｒ ２ は少なくとも－ＮＨＣ（＝Ｏ）－を含む置換基を有するフェニル基、ベンゾイミダゾール基、置換基を有してもよいインドール基または置換基を有してもよいピラゾール基を表す。）
    前記アミン化合物（Ｅ１）は、下記トリアジン誘導体ＢＡ～ＢＤを含まない、
    導電性顔料ペースト。
  4. アミン化合物（Ｅ１）の含有量が、導電性顔料（Ｂ）の固形分１００質量％を基準として、１２質量％以上５００質量％以下である、請求項１又は３に記載の導電性顔料ペースト。
  5. カーボンナノチューブ（Ｂ１）の酸性基量が、０．０１ｍｍｏｌ／ｇ以上０．５ｍｍｏｌ／ｇ以下である、請求項２又は３に記載の導電性顔料ペースト。
  6. カーボンナノチューブ（Ｂ１）の体積換算のメディアン径（Ｄ５０）が、１０μｍ以上２５０μｍ以下である、請求項１～３のいずれか１項に記載の導電性顔料ペースト。
  7. カーボンナノチューブ（Ｂ１）のＢＥＴ比表面積が、１００ｍ２／ｇ以上８００ｍ２／ｇ以下であり、
    カーボンナノチューブ（Ｂ１）のラマンスペクトルにおいて、１５６０ｃｍ－１以上１６００ｃｍ－１以下の範囲内での最大ピーク強度をＧ、１３１０ｃｍ－１以上１３５０ｃｍ－１以下の範囲内での最大ピーク強度をＤとした際のＧ／Ｄ比が０．１以上５．０以下である、請求項１～３のいずれか１項に記載の導電性顔料ペースト。
  8. 溶媒（Ｃ）の水分含有量が１質量％以下であり、かつアミン化合物含有量が１質量％以下である、請求項１～３のいずれか１項に記載の導電性顔料ペースト。
  9. アミン化合物（Ｅ１）の重量平均分子量が、１，０００未満である、請求項１～３のいずれか１項に記載の導電性顔料ペースト。
  10. アミン化合物（Ｅ１）のアミン価が、１０５ｍｇＫＯＨ／ｇ以上１，０００ｍｇＫＯＨ／ｇ以下である、請求項１～３のいずれか１項に記載の導電性顔料ペースト。
  11. 溶媒（Ｃ）が、Ｎ－メチル－２－ピロリドンである、請求項１～３のいずれか１項に記載の導電性顔料ペースト。
  12. 導電性顔料（Ｂ）が、さらにアセチレンブラックを含有する、請求項１～３のいずれか１項に記載の導電性顔料ペースト。
  13. 請求項１～３のいずれか１項に記載の導電性顔料ペーストと電極活物質（Ｆ）を配合してなる合材ペースト。
  14. 顔料分散樹脂（Ａ）、導電性顔料（Ｂ）、溶媒（Ｃ）、フッ素樹脂（Ｄ）、高極性低分子量成分（Ｅ）及び電極活物質（Ｆ）を含有する合材ペーストであって、
    顔料分散樹脂（Ａ）が、アミド基、イミド基、水酸基、カルボキシル基、スルホン酸基、リン酸基、シラノール基、シアノ基、ピロリドン基からなる群より選ばれる少なくとも一種の極性官能基を有し、かつ顔料分散樹脂（Ａ）の極性官能基濃度が０．３ｍｍｏｌ／ｇ以上２３ｍｍｏｌ／ｇ以下であり、
    導電性顔料（Ｂ）が、カーボンナノチューブ（Ｂ１）を含有し、
    高極性低分子量成分（Ｅ）が、アミン化合物（Ｅ１）を含有し、
    前記アミン化合物（Ｅ１）は、１級のアミン化合物及び／又は１価のアミン化合物であり、
    前記カーボンナノチューブ（Ｂ１）の酸性基量が、０．０１ｍｍｏｌ／ｇ以上０．５ｍｍｏｌ／ｇ以下である、
    合材ペースト。
  15. 顔料分散樹脂（Ａ）、導電性顔料（Ｂ）、溶媒（Ｃ）、フッ素樹脂（Ｄ）、高極性低分子量成分（Ｅ）及び電極活物質（Ｆ）を含有する合材ペーストであって、
    顔料分散樹脂（Ａ）が、アミド基、イミド基、水酸基、カルボキシル基、スルホン酸基、リン酸基、シラノール基、シアノ基、ピロリドン基からなる群より選ばれる少なくとも一種の極性官能基を有し、かつ顔料分散樹脂（Ａ）の極性官能基濃度が０．３ｍｍｏｌ／ｇ以上２３ｍｍｏｌ／ｇ以下であり、
    導電性顔料（Ｂ）が、カーボンナノチューブ（Ｂ１）を含有し、
    高極性低分子量成分（Ｅ）が、アミン化合物（Ｅ１）を含有し、
    前記アミン化合物（Ｅ１）は、一般式（１）で表されるトリアジン誘導体を含まず、
    （一般式（１）中、Ｘ １ ～Ｘ ５ は、それぞれ独立に、水素原子、カルボキシル基、置換基を有してもよいアルキル基を表わすか、隣り合う２つの置換基同士が合体して、ベンゾイミダゾール環、ベンゾインドール環、ベンゾピラゾール環、または、ベンゾイミダゾロン環を形成する。ただし、少なくとも１つの、隣り合う２つの置換基同士が合体した、ベンゾイミダゾール環、ベンゾインドール環、ベンゾピラゾール環、または、ベンゾイミダゾロン環を有する。Ｘ ６ ～Ｘ １０ は、それぞれ独立に、水素原子、カルボキシル基、または、置換基を有してもよいアルキル基である。ただし、少なくとも１つは、カルボキシル基である。）
    前記アミン化合物（Ｅ１）は、一般式（２）で表されるトリアジン誘導体を含まず、
    （Ｒ １ はＹ １ －Ｚ １ で表される基を表す。Ｙ １ は、アルキル基、ハロゲン基、ニトロ基、カルボキシル基、およびアルコキシ基から選ばれる置換基を有してもよいアリーレン基を表し、Ｚ １ はカルボキシル基またはリン酸基を表す。Ｒ ２ は少なくとも－ＮＨＣ（＝Ｏ）－を含む置換基を有するフェニル基、ベンゾイミダゾール基、置換基を有してもよいインドール基または置換基を有してもよいピラゾール基を表す。）
    前記アミン化合物（Ｅ１）は、下記トリアジン誘導体ＢＡ～ＢＤを含まず、
    前記アミン化合物（Ｅ１）の含有量が、導電性顔料（Ｂ）の固形分１００質量％を基準として、１２質量％以上５００質量％以下である、
    合材ペースト。
  16. 顔料分散樹脂（Ａ）、導電性顔料（Ｂ）、溶媒（Ｃ）、フッ素樹脂（Ｄ）、高極性低分子量成分（Ｅ）及び電極活物質（Ｆ）を含有する合材ペーストであって、
    顔料分散樹脂（Ａ）が、アミド基、イミド基、水酸基、カルボキシル基、スルホン酸基、リン酸基、シラノール基、シアノ基からなる群より選ばれる少なくとも一種の極性官能基を有し、かつ顔料分散樹脂（Ａ）の極性官能基濃度が０．３ｍｍｏｌ／ｇ以上２３ｍｍｏｌ／ｇ以下であり、
    導電性顔料（Ｂ）が、カーボンナノチューブ（Ｂ１）を含有し、
    高極性低分子量成分（Ｅ）が、アミン化合物（Ｅ１）を含有し、
    前記アミン化合物（Ｅ１）は、一般式（１）で表されるトリアジン誘導体を含まず、
    （一般式（１）中、Ｘ １ ～Ｘ ５ は、それぞれ独立に、水素原子、カルボキシル基、置換基を有してもよいアルキル基を表わすか、隣り合う２つの置換基同士が合体して、ベンゾイミダゾール環、ベンゾインドール環、ベンゾピラゾール環、または、ベンゾイミダゾロン環を形成する。ただし、少なくとも１つの、隣り合う２つの置換基同士が合体した、ベンゾイミダゾール環、ベンゾインドール環、ベンゾピラゾール環、または、ベンゾイミダゾロン環を有する。Ｘ ６ ～Ｘ １０ は、それぞれ独立に、水素原子、カルボキシル基、または、置換基を有してもよいアルキル基である。ただし、少なくとも１つは、カルボキシル基である。）
    前記アミン化合物（Ｅ１）は、一般式（２）で表されるトリアジン誘導体を含まず、
    （Ｒ １ はＹ １ －Ｚ １ で表される基を表す。Ｙ １ は、アルキル基、ハロゲン基、ニトロ基、カルボキシル基、およびアルコキシ基から選ばれる置換基を有してもよいアリーレン基を表し、Ｚ １ はカルボキシル基またはリン酸基を表す。Ｒ ２ は少なくとも－ＮＨＣ（＝Ｏ）－を含む置換基を有するフェニル基、ベンゾイミダゾール基、置換基を有してもよいインドール基または置換基を有してもよいピラゾール基を表す。）
    前記アミン化合物（Ｅ１）は、下記トリアジン誘導体ＢＡ～ＢＤを含まない、
    合材ペースト。
  17. 請求項１４～１６のいずれか１項に記載の合材ペーストを用いて得られるリチウムイオン電池用電極。
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