JP2023045108A - 可変遅延回路及び可変遅延方法と信号発生装置及び信号発生方法 - Google Patents
可変遅延回路及び可変遅延方法と信号発生装置及び信号発生方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2023045108A JP2023045108A JP2021153332A JP2021153332A JP2023045108A JP 2023045108 A JP2023045108 A JP 2023045108A JP 2021153332 A JP2021153332 A JP 2021153332A JP 2021153332 A JP2021153332 A JP 2021153332A JP 2023045108 A JP2023045108 A JP 2023045108A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- current mode
- mode logic
- path
- amplifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 32
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 title description 6
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 36
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 29
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 claims description 95
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 abstract description 8
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 abstract description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 15
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 6
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 3
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Pulse Circuits (AREA)
Abstract
【解決手段】分岐合成部4は、カレントモードロジック回路11aからなる最小遅延側経路r1の第1のアンプ回路11と、1段目のカレントモードロジック回路12a、エミッタフォロワ回路12b、2段目のカレントモードロジック回路12cからなる最大遅延側経路r2の第2のアンプ回路12とから構成される。最大遅延側経路r2の1段目と2段目のカレントモードロジック回路12a,12cのエミッタ間の抵抗R3,R4と並列にコンデンサCを接続して最大遅延側経路r2の周波数特性を補償し、最大遅延側経路r2のエミッタフォロワ回路12bの出力と2段目のカレントモードロジック回路12cの入力間に伝送線路Zを接続して遅延量を補う。
【選択図】図3
Description
信号が分岐して入力される前記分岐合成部の2つの経路のうち、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の少ない方の経路を最小遅延側経路r1、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の多い方の経路を最大遅延側経路r2とし、
前記最大遅延側経路の少なくとも一つのカレントモードロジック回路のエミッタ間の抵抗と並列にコンデンサCが接続され、
前記第1のアンプ回路と前記第2のアンプ回路それぞれに設けられるバイアス端子A,Bの駆動電流の和が一定となるように印加電圧を変化させ、前記最小遅延側経路と前記最大遅延側経路の出力振幅の比率を変えて信号を合成出力することを特徴とする。
信号が分岐して入力される前記分岐合成部の2つの経路のうち、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の少ない方の経路を最小遅延側経路r1、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の多い方の経路を最大遅延側経路r2とし、
前記最大遅延側経路の少なくとも一つのカレントモードロジック回路の出力負荷の抵抗と直列にコイルLが接続され、
前記第1のアンプ回路と前記第2のアンプ回路それぞれに設けられるバイアス端子A,Bの駆動電流の和が一定となるように印加電圧を変化させ、前記最小遅延側経路と前記最大遅延側経路の出力振幅の比率を変えて信号を合成出力することを特徴とする。
前記最大遅延側経路のカレントモードロジック回路間に接続されるエミッタフォロワ回路の少なくとも一つの出力と、その後段のカレントモードロジック回路の入力との間に伝送線路Zが接続されることを特徴とする。
信号が分岐して入力される前記分岐合成部の2つの経路のうち、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の少ない方の経路を最小遅延側経路r1、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の多い方の経路を最大遅延側経路r2とし、
前記最小遅延側経路の少なくとも一つのカレントモードロジック回路のエミッタ間の抵抗と並列にコンデンサCが接続され、
前記第1のアンプ回路と前記第2のアンプ回路それぞれに設けられるバイアス端子A,Bの駆動電流の和が一定となるように印加電圧を変化させ、前記最小遅延側経路と前記最大遅延側経路の出力振幅の比率を変えて信号を合成出力することを特徴とする。
信号が分岐して入力される前記分岐合成部の2つの経路のうち、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の少ない方の経路を最小遅延側経路r1、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の多い方の経路を最大遅延側経路r2とし、
前記最小遅延側経路の少なくとも一つのカレントモードロジック回路の出力負荷の抵抗と直列にコイルLが接続され、
前記第1のアンプ回路と前記第2のアンプ回路それぞれに設けられるバイアス端子A,Bの駆動電流の和が一定となるように印加電圧を変化させ、前記最小遅延側経路と前記最大遅延側経路の出力振幅の比率を変えて信号を合成出力することを特徴とする。
前記最小遅延側経路の少なくとも一つのカレントモードロジック回路の入力に伝送線路Zが接続されることを特徴とする。
信号が分岐して入力される前記分岐合成部の2つの経路のうち、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の少ない方の経路を最小遅延側経路r1、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の多い方の経路を最大遅延側経路r2とし、
前記最小遅延側経路の入力段のカレントモードロジック回路の出力とプラス電源VCCとの間にコンデンサCが接続され、
前記第1のアンプ回路と前記第2のアンプ回路それぞれに設けられるバイアス端子A,Bの駆動電流の和が一定となるように印加電圧を変化させ、前記最小遅延側経路と前記最大遅延側経路の出力振幅の比率を変えて信号を合成出力することを特徴とする。
前記最大遅延側経路のカレントモードロジック回路間に接続されるエミッタフォロワ回路の少なくとも一つの出力と、その後段のカレントモードロジック回路の入力との間に伝送線路Zが接続されることを特徴とする。
動作周波数の逆数を1周期としたときに、前記第1のアンプ回路11と前記第2のアンプ回路12のアンプ段数差と前記伝送線路Zの線路長を、前記最小遅延側経路r1と前記最大遅延側経路r2の遅延差が1/5周期よりも小さくなるように設定することを特徴とする。
信号が分岐して入力される前記分岐合成部の2つの経路のうち、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の少ない方の経路を最小遅延側経路r1、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の多い方の経路を最大遅延側経路r2とし、
前記最大遅延側経路の少なくとも一つのカレントモードロジック回路のエミッタ間の抵抗と並列にコンデンサCを接続するステップと、
前記第1のアンプ回路と前記第2のアンプ回路それぞれに設けられるバイアス端子A,Bの駆動電流の和が一定となるように印加電圧を変化させ、前記最小遅延側経路と前記最大遅延側経路の出力振幅の比率を変えて信号を合成出力するステップと、を含むことを特徴とする。
信号が分岐して入力される前記分岐合成部の2つの経路のうち、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の少ない方の経路を最小遅延側経路r1、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の多い方の経路を最大遅延側経路r2とし、
前記最大遅延側経路の少なくとも一つのカレントモードロジック回路の出力負荷の抵抗と直列にコイルLを接続するステップと、
前記第1のアンプ回路と前記第2のアンプ回路それぞれに設けられるバイアス端子A,Bの駆動電流の和が一定となるように印加電圧を変化させ、前記最小遅延側経路と前記最大遅延側経路の出力振幅の比率を変えて信号を合成出力するステップと、を含むことを特徴とする。
前記最大遅延側経路のカレントモードロジック回路間に接続されるエミッタフォロワ回路の少なくとも一つの出力と、その後段のカレントモードロジック回路の入力との間に伝送線路Zを接続するステップを含むことを特徴とする。
信号が分岐して入力される前記分岐合成部の2つの経路のうち、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の少ない方の経路を最小遅延側経路r1、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の多い方の経路を最大遅延側経路r2とし、
前記最小遅延側経路の少なくとも一つのカレントモードロジック回路のエミッタ間の抵抗と並列にコンデンサCを接続するステップと、
前記第1のアンプ回路と前記第2のアンプ回路それぞれに設けられるバイアス端子A,Bの駆動電流の和が一定となるように印加電圧を変化させ、前記最小遅延側経路と前記最大遅延側経路の出力振幅の比率を変えて信号を合成出力するステップと、を含むことを特徴とする。
信号が分岐して入力される前記分岐合成部の2つの経路のうち、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の少ない方の経路を最小遅延側経路r1、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の多い方の経路を最大遅延側経路r2とし、
前記最小遅延側経路の少なくとも一つのカレントモードロジック回路の出力負荷の抵抗と直列にコイルLを接続するステップと、
前記第1のアンプ回路と前記第2のアンプ回路それぞれに設けられるバイアス端子A,Bの駆動電流の和が一定となるように印加電圧を変化させ、前記最小遅延側経路と前記最大遅延側経路の出力振幅の比率を変えて信号を合成出力するステップと、を含むことを特徴とする。
前記最小遅延側経路の少なくとも一つのカレントモードロジック回路の入力に伝送線路Zを接続するステップを含むことを特徴とする。
信号が分岐して入力される前記分岐合成部の2つの経路のうち、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の少ない方の経路を最小遅延側経路r1、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の多い方の経路を最大遅延側経路r2とし、
前記最小遅延側経路の入力段のカレントモードロジック回路の出力とプラス電源VCCとの間にコンデンサCを接続するステップと、
前記第1のアンプ回路と前記第2のアンプ回路それぞれに設けられるバイアス端子A,Bの駆動電流の和が一定となるように印加電圧を変化させ、前記最小遅延側経路と前記最大遅延側経路の出力振幅の比率を変えて信号を合成出力するステップと、を含むことを特徴とする。
前記最大遅延側経路のカレントモードロジック回路間に接続されるエミッタフォロワ回路の少なくとも一つの出力と、その後段のカレントモードロジック回路の入力との間に伝送線路Zを接続するステップを含むことを特徴とする。
動作周波数の逆数を1周期としたときに、前記第1のアンプ回路11と前記第2のアンプ回路12のアンプ段数差と前記伝送線路Zの線路長を、前記最小遅延側経路r1と前記最大遅延側経路r2の遅延差が1/5周期よりも小さくなるように設定するステップを含むことを特徴とする。
図1や図2に示すように、可変遅延回路1(1A,1B)は、トランジスタを用いた差動回路であり、プラス入力2aとマイナス入力2bからなる入力端子2、入力段アンプ部3、分岐合成部4、出力段アンプ部5、プラス出力6aとマイナス出力6bからなる出力端子6を備えて概略構成され、入力端子2に入力される信号の遅延量を可変して出力端子6から出力する。
発明者等は、上記構成による可変遅延回路1の課題を見つけるため、図2の可変遅延回路1Bにおいてバイアス電圧を±2Vの範囲で可変してシミュレーションを行った。
可変遅延回路1は、バイアス電圧を変えても、出力振幅が一定であることが理想であるが、上述したシミュレーションの結果によれば、バイアス端子A,Bへの印加電圧により、図13の波形に示すように、合成後出力の振幅(Voh,Vol)が変化してしまうという課題が見つかった。
第1実施の形態の分岐合成部4(4A)の構成について図3を参照しながら説明する。なお、図3の第1のアンプ回路11と第2のアンプ回路12において、同一の構成要素には同一番号を付している。
第2実施の形態の分岐合成部4(4B)の構成について図4を参照しながら説明する。なお、図4において、上述した第1実施の形態の分岐合成部4Aと同一の基本構成については同一番号を付し、その説明を省略する。
第3実施の形態の分岐合成部4(4C)の構成について図5を参照しながら説明する。なお、図5において、上述した第1実施の形態の分岐合成部4Aと同一の基本構成については同一番号を付し、その説明を省略する。
第4実施の形態の分岐合成部4(4D)の構成について図6を参照しながら説明する。なお、図6において、上述した第1実施の形態の分岐合成部4Aと同一の基本構成については同一番号を付し、その説明を省略する。
第5実施の形態の分岐合成部4(4E)の構成について図7を参照しながら説明する。なお、図7において、上述した第1実施の形態の分岐合成部4Aと同一の基本構成については同一番号を付し、その説明を省略する。
第6実施の形態の分岐合成部4(4F)の構成について図8を参照しながら説明する。なお、図8において、上述した第1実施の形態の分岐合成部4Aと同一の基本構成については同一番号を付し、その説明を省略する。
上述した構成の分岐合成部4(4A~4Fの何れか)を備えた可変遅延回路1は、図12に示すように、信号発生装置21にて発生したパターン信号を被測定物Wに入力し、この入力に伴って被測定物Wから折り返される信号をエラー検出器22にて受信してエラーを検出するビット誤り測定装置23において、信号発生装置21の内部回路に使用することができる。本発明の可変遅延回路1を適用した図12の信号発生装置21は、例えば2Gbaudなどの低速から100Gbaud以上の高速NRZ・PAM信号の伝送に対応しており、外部から入力される基準クロック信号を入力クロック処理部21aにて分配や分周/逓倍処理を行い、可変遅延回路1にて基準クロック信号のタイミングを微調整し、この微調整された基準クロック信号を用いてデジタル信号処理部21bにてパターン信号を発生し、発生したパターン信号をD/A変換部21cにてアナログ信号に変換して被測定物Wに入力する。さらに説明すると、図12の信号発生装置21における可変遅延回路1は、入力クロック処理部21aから基準クロック信号が入力されると、時間軸方向に微調整した基準クロック信号をデジタル信号処理部21bに出力する。この時間軸方向に微調整した基準クロック信号は、デジタル信号処理部21bにて例えば複数レーンの信号を生成する際に、レーン間に生じるスキューを取り除き、信号波形のアイが最も開くタイミングに調整する。
2 入力端子
2a プラス入力
2b マイナス入力
3 入力段アンプ部
4(4A~4F) 分岐合成部
5 出力段アンプ部
6 出力端子
6a プラス出力
6b マイナス出力
7,8 外部電源
A,B バイアス端子
r1 最小遅延側経路
r2 最大遅延側経路
11 第1のアンプ回路
11A アンプ
11a,11c カレントモードロジック回路
11b エミッタフォロワ回路
12 第2のアンプ回路
12A アンプ
12a,12c,12e カレントモードロジック回路
12b,12d エミッタフォロワ回路
13 バイアス回路
21 信号発生装置
21a 入力クロック処理部
21b デジタル信号処理部
21c D/A変換部
22 エラー検出器
23 ビット誤り測定装置
Tr1~Tr6 トランジスタ
R1~R10 抵抗
C コンデンサ
L コイル
Z 伝送線路
Claims (20)
- カレントモードロジック回路のアンプ段数が異なる第1のアンプ回路(11)と第2のアンプ回路(12)を有する分岐合成部(4)を備え、
信号が分岐して入力される前記分岐合成部の2つの経路のうち、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の少ない方の経路を最小遅延側経路(r1)、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の多い方の経路を最大遅延側経路(r2)とし、
前記最大遅延側経路の少なくとも一つのカレントモードロジック回路のエミッタ間の抵抗と並列にコンデンサ(C)が接続され、
前記第1のアンプ回路と前記第2のアンプ回路それぞれに設けられるバイアス端子(A,B)の駆動電流の和が一定となるように印加電圧を変化させ、前記最小遅延側経路と前記最大遅延側経路の出力振幅の比率を変えて信号を合成出力することを特徴とする可変遅延回路。 - カレントモードロジック回路のアンプ段数が異なる第1のアンプ回路(11)と第2のアンプ回路(12)を有する分岐合成部(4)を備え、
信号が分岐して入力される前記分岐合成部の2つの経路のうち、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の少ない方の経路を最小遅延側経路(r1)、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の多い方の経路を最大遅延側経路(r2)とし、
前記最大遅延側経路の少なくとも一つのカレントモードロジック回路の出力負荷の抵抗と直列にコイル(L)が接続され、
前記第1のアンプ回路と前記第2のアンプ回路それぞれに設けられるバイアス端子(A,B)の駆動電流の和が一定となるように印加電圧を変化させ、前記最小遅延側経路と前記最大遅延側経路の出力振幅の比率を変えて信号を合成出力することを特徴とする可変遅延回路。 - 前記最大遅延側経路のカレントモードロジック回路間に接続されるエミッタフォロワ回路の少なくとも一つの出力と、その後段のカレントモードロジック回路の入力との間に伝送線路(Z)が接続されることを特徴とする請求項1または2に記載の可変遅延回路。
- カレントモードロジック回路のアンプ段数が異なる第1のアンプ回路(11)と第2のアンプ回路(12)を有する分岐合成部(4)を備え、
信号が分岐して入力される前記分岐合成部の2つの経路のうち、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の少ない方の経路を最小遅延側経路(r1)、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の多い方の経路を最大遅延側経路(r2)とし、
前記最小遅延側経路の少なくとも一つのカレントモードロジック回路のエミッタ間の抵抗と並列にコンデンサ(C)が接続され、
前記第1のアンプ回路と前記第2のアンプ回路それぞれに設けられるバイアス端子(A,B)の駆動電流の和が一定となるように印加電圧を変化させ、前記最小遅延側経路と前記最大遅延側経路の出力振幅の比率を変えて信号を合成出力することを特徴とする可変遅延回路。 - カレントモードロジック回路のアンプ段数が異なる第1のアンプ回路(11)と第2のアンプ回路(12)を有する分岐合成部(4)を備え、
信号が分岐して入力される前記分岐合成部の2つの経路のうち、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の少ない方の経路を最小遅延側経路(r1)、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の多い方の経路を最大遅延側経路(r2)とし、
前記最小遅延側経路の少なくとも一つのカレントモードロジック回路の出力負荷の抵抗と直列にコイル(L)が接続され、
前記第1のアンプ回路と前記第2のアンプ回路それぞれに設けられるバイアス端子(A,B)の駆動電流の和が一定となるように印加電圧を変化させ、前記最小遅延側経路と前記最大遅延側経路の出力振幅の比率を変えて信号を合成出力することを特徴とする可変遅延回路。 - 前記最小遅延側経路の少なくとも一つのカレントモードロジック回路の入力に伝送線路(Z)が接続されることを特徴とする請求項4または5に記載の可変遅延回路。
- アンプ段数が異なる複数段のカレントモードロジック回路を含む第1のアンプ回路(11)と第2のアンプ回路(12)を有する分岐合成部(4)を備え、
信号が分岐して入力される前記分岐合成部の2つの経路のうち、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の少ない方の経路を最小遅延側経路(r1)、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の多い方の経路を最大遅延側経路(r2)とし、
前記最小遅延側経路の入力段のカレントモードロジック回路の出力とプラス電源(VCC)との間にコンデンサ(C)が接続され、
前記第1のアンプ回路と前記第2のアンプ回路それぞれに設けられるバイアス端子(A,B)の駆動電流の和が一定となるように印加電圧を変化させ、前記最小遅延側経路と前記最大遅延側経路の出力振幅の比率を変えて信号を合成出力することを特徴とする可変遅延回路。 - 前記最大遅延側経路のカレントモードロジック回路間に接続されるエミッタフォロワ回路の少なくとも一つの出力と、その後段のカレントモードロジック回路の入力との間に伝送線路(Z)が接続されることを特徴とする請求項7に記載の可変遅延回路。
- 動作周波数の逆数を1周期としたときに、前記第1のアンプ回路(11)と前記第2のアンプ回路(12)のアンプ段数差と前記伝送線路(Z)の線路長を、前記最小遅延側経路(r1)と前記最大遅延側経路(r2)の遅延差が1/5周期よりも小さくなるように設定することを特徴とする請求項3,6,8の何れかに記載の可変遅延回路。
- カレントモードロジック回路のアンプ段数が異なる第1のアンプ回路(11)と第2のアンプ回路(12)を有する分岐合成部(4)を用い、
信号が分岐して入力される前記分岐合成部の2つの経路のうち、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の少ない方の経路を最小遅延側経路(r1)、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の多い方の経路を最大遅延側経路(r2)とし、
前記最大遅延側経路の少なくとも一つのカレントモードロジック回路のエミッタ間の抵抗と並列にコンデンサ(C)を接続するステップと、
前記第1のアンプ回路と前記第2のアンプ回路それぞれに設けられるバイアス端子(A,B)の駆動電流の和が一定となるように印加電圧を変化させ、前記最小遅延側経路と前記最大遅延側経路の出力振幅の比率を変えて信号を合成出力するステップと、を含むことを特徴とする可変遅延方法。 - カレントモードロジック回路のアンプ段数が異なる第1のアンプ回路(11)と第2のアンプ回路(12)を有する分岐合成部(4)を用い、
信号が分岐して入力される前記分岐合成部の2つの経路のうち、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の少ない方の経路を最小遅延側経路(r1)、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の多い方の経路を最大遅延側経路(r2)とし、
前記最大遅延側経路の少なくとも一つのカレントモードロジック回路の出力負荷の抵抗と直列にコイル(L)を接続するステップと、
前記第1のアンプ回路と前記第2のアンプ回路それぞれに設けられるバイアス端子(A,B)の駆動電流の和が一定となるように印加電圧を変化させ、前記最小遅延側経路と前記最大遅延側経路の出力振幅の比率を変えて信号を合成出力するステップと、を含むことを特徴とする可変遅延方法。 - 前記最大遅延側経路のカレントモードロジック回路間に接続されるエミッタフォロワ回路の少なくとも一つの出力と、その後段のカレントモードロジック回路の入力との間に伝送線路(Z)を接続するステップを含むことを特徴とする請求項10または11に記載の可変遅延方法。
- カレントモードロジック回路のアンプ段数が異なる第1のアンプ回路(11)と第2のアンプ回路(12)を有する分岐合成部(4)を用い、
信号が分岐して入力される前記分岐合成部の2つの経路のうち、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の少ない方の経路を最小遅延側経路(r1)、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の多い方の経路を最大遅延側経路(r2)とし、
前記最小遅延側経路の少なくとも一つのカレントモードロジック回路のエミッタ間の抵抗と並列にコンデンサ(C)を接続するステップと、
前記第1のアンプ回路と前記第2のアンプ回路それぞれに設けられるバイアス端子(A,B)の駆動電流の和が一定となるように印加電圧を変化させ、前記最小遅延側経路と前記最大遅延側経路の出力振幅の比率を変えて信号を合成出力するステップと、を含むことを特徴とする可変遅延方法。 - カレントモードロジック回路のアンプ段数が異なる第1のアンプ回路(11)と第2のアンプ回路(12)を有する分岐合成部(4)を用い、
信号が分岐して入力される前記分岐合成部の2つの経路のうち、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の少ない方の経路を最小遅延側経路(r1)、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の多い方の経路を最大遅延側経路(r2)とし、
前記最小遅延側経路の少なくとも一つのカレントモードロジック回路の出力負荷の抵抗と直列にコイル(L)を接続するステップと、
前記第1のアンプ回路と前記第2のアンプ回路それぞれに設けられるバイアス端子(A,B)の駆動電流の和が一定となるように印加電圧を変化させ、前記最小遅延側経路と前記最大遅延側経路の出力振幅の比率を変えて信号を合成出力するステップと、を含むことを特徴とする可変遅延方法。 - 前記最小遅延側経路の少なくとも一つのカレントモードロジック回路の入力に伝送線路(Z)を接続するステップを含むことを特徴とする請求項13または14に記載の可変遅延方法。
- アンプ段数が異なる複数段のカレントモードロジック回路を含む第1のアンプ回路(11)と第2のアンプ回路(12)を有する分岐合成部(4)を用い、
信号が分岐して入力される前記分岐合成部の2つの経路のうち、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の少ない方の経路を最小遅延側経路(r1)、前記カレントモードロジック回路のアンプ段数の多い方の経路を最大遅延側経路(r2)とし、
前記最小遅延側経路の入力段のカレントモードロジック回路の出力とプラス電源(VCC)との間にコンデンサ(C)を接続するステップと、
前記第1のアンプ回路と前記第2のアンプ回路それぞれに設けられるバイアス端子(A,B)の駆動電流の和が一定となるように印加電圧を変化させ、前記最小遅延側経路と前記最大遅延側経路の出力振幅の比率を変えて信号を合成出力するステップと、を含むことを特徴とする可変遅延方法。 - 前記最大遅延側経路のカレントモードロジック回路間に接続されるエミッタフォロワ回路の少なくとも一つの出力と、その後段のカレントモードロジック回路の入力との間に伝送線路(Z)を接続するステップを含むことを特徴とする請求項16に記載の可変遅延方法。
- 動作周波数の逆数を1周期としたときに、前記第1のアンプ回路(11)と前記第2のアンプ回路(12)のアンプ段数差と前記伝送線路(Z)の線路長を、前記最小遅延側経路(r1)と前記最大遅延側経路(r2)の遅延差が1/5周期よりも小さくなるように設定するステップを含むことを特徴とする請求項12,15,17の何れかに記載の可変遅延方法。
- 請求項1~9の何れかの可変遅延回路により時間軸方向に微調整したクロック信号を基準として、パターン信号を発生することを特徴とする信号発生装置。
- 請求項9~18の何れかの可変遅延方法により時間軸方向に微調整したクロック信号を基準として、パターン信号を発生することを特徴とする信号発生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021153332A JP7432567B2 (ja) | 2021-09-21 | 2021-09-21 | 信号発生装置及び信号発生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021153332A JP7432567B2 (ja) | 2021-09-21 | 2021-09-21 | 信号発生装置及び信号発生方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023045108A true JP2023045108A (ja) | 2023-04-03 |
JP7432567B2 JP7432567B2 (ja) | 2024-02-16 |
Family
ID=85777026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021153332A Active JP7432567B2 (ja) | 2021-09-21 | 2021-09-21 | 信号発生装置及び信号発生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7432567B2 (ja) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6382085A (ja) * | 1986-07-23 | 1988-04-12 | ドイチエ・トムソン−ブラント・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 信号の位相シフト回路装置 |
JPS6472641A (en) * | 1987-09-08 | 1989-03-17 | Tektronix Inc | Skew correction apparatus |
JP2001060854A (ja) * | 1999-08-24 | 2001-03-06 | Advantest Corp | 差動伝送回路及びこれを用いるパルス幅可変回路及び可変遅延回路及び半導体試験装置 |
JP2002270773A (ja) * | 2001-03-12 | 2002-09-20 | Nec Corp | 半導体集積回路およびその製造方法 |
US20040178827A1 (en) * | 2003-03-10 | 2004-09-16 | Hans-Heinrich Viehmann | Current mode logic (cml) circuit concept for a variable delay element |
JP2009253366A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-29 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 可変遅延回路 |
JP2015106863A (ja) * | 2013-12-02 | 2015-06-08 | 日本電信電話株式会社 | 外部インターフェース回路 |
JP2019161393A (ja) * | 2018-03-12 | 2019-09-19 | アンリツ株式会社 | フィードフォワードイコライザ及びフィードフォワードイコライザの高周波特性改善方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5134024B2 (ja) | 2010-01-29 | 2013-01-30 | 日本電信電話株式会社 | デュアルレート振幅制限増幅回路 |
-
2021
- 2021-09-21 JP JP2021153332A patent/JP7432567B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6382085A (ja) * | 1986-07-23 | 1988-04-12 | ドイチエ・トムソン−ブラント・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 信号の位相シフト回路装置 |
JPS6472641A (en) * | 1987-09-08 | 1989-03-17 | Tektronix Inc | Skew correction apparatus |
JP2001060854A (ja) * | 1999-08-24 | 2001-03-06 | Advantest Corp | 差動伝送回路及びこれを用いるパルス幅可変回路及び可変遅延回路及び半導体試験装置 |
JP2002270773A (ja) * | 2001-03-12 | 2002-09-20 | Nec Corp | 半導体集積回路およびその製造方法 |
US20040178827A1 (en) * | 2003-03-10 | 2004-09-16 | Hans-Heinrich Viehmann | Current mode logic (cml) circuit concept for a variable delay element |
JP2009253366A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-29 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 可変遅延回路 |
JP2015106863A (ja) * | 2013-12-02 | 2015-06-08 | 日本電信電話株式会社 | 外部インターフェース回路 |
JP2019161393A (ja) * | 2018-03-12 | 2019-09-19 | アンリツ株式会社 | フィードフォワードイコライザ及びフィードフォワードイコライザの高周波特性改善方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7432567B2 (ja) | 2024-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7391264B2 (en) | Amplifier | |
KR101410696B1 (ko) | 높은 슬루율과 안정성을 갖는 연산 증폭기와 이의 동작 방법 | |
IT8922362A1 (it) | Circuito amplificatore di potenza cmos con struttura completamente differenziale. | |
KR100534211B1 (ko) | 반도체 장치에 있어서의 듀티 사이클 보정회로 | |
JP3504176B2 (ja) | 信号増幅回路 | |
JP2012004671A (ja) | 電流源回路 | |
US20210091729A1 (en) | Amplifier and signal processing circuit | |
US20230198476A1 (en) | Amplifier with non-linearity cancellation | |
US5917360A (en) | Differential current-switch circuit, D/A conversion circuit and method of transient response reduction | |
US20100201446A1 (en) | Class AB Output Stage | |
JP2010272919A (ja) | ドライバ回路 | |
JP7432567B2 (ja) | 信号発生装置及び信号発生方法 | |
JPWO2005022284A1 (ja) | 電源装置およびそれを備える電子機器 | |
US8723603B2 (en) | Amplifier with voltage and current feedback error correction | |
JP6063643B2 (ja) | 半導体装置および通信装置 | |
KR101948223B1 (ko) | 차동 증폭기 회로 | |
US5148119A (en) | Precise reference voltage generator for feedforward compensated amplifiers | |
KR100416168B1 (ko) | 전력 증폭기 | |
CN107786185B (zh) | 相位内插器 | |
JP5320503B2 (ja) | 増幅回路 | |
JP2005026760A (ja) | タイミング信号発生回路および信号受信回路 | |
US7579911B2 (en) | Semiconductor circuit | |
CN116961630A (zh) | 一种高频差分时钟电路及电子设备 | |
US9337789B2 (en) | Differential receiver | |
JP2012044521A (ja) | コンパレータ回路およびそれを用いた試験装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230228 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20230427 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230605 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230905 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231024 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240123 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240205 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7432567 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |